JP6071736B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両に搭載されたエンジンを始動するエンジン始動装置、特に、所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムに用いるエンジン始動装置に関するものである。
これまで、自動車等の車両の燃費改善・環境負荷低減等を目的として、所定の条件が満たされると自動的にアイドルストップを行う自動アイドルストップシステムが開発されてきた。しかしながら、周知のようにエンジンが停止するとき、エンジンが逆回転することがあり、エンジン逆回転時にエンジンの再始動要求が発生した場合、スタータモータにてエンジンを始動させるとスタータモータは逆回転しているエンジンを正回転させることとなり、スタータモータに過大な負荷が作用することになる。そこで、従来、エンジンが何らかの原因で逆転している場合に、エンジンが逆回転しているか否かを検出する逆転検出手段によりその逆転を検知してスタータモータの駆動を禁止し、スタータモータ及びその動力伝達機構の破損を防止するようにしたエンジン始動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−140030号公報
特許文献1に示された従来のエンジン始動装置に於いては、エンジンが逆回転しているか否かを検出する逆転検出手段と、エンジンの逆回転が検出された場合にモータの回転を禁止する手段とを有しており、エンジンが逆回転している場合にはモータを回転させないようにしている。しかしながら、エンジンの逆回転中にエンジンの再始動要求が発生した場合には逆転が収まるまでスタータを駆動することを禁止するようにしているので、再始動時間が長くなり、車両の再発進時の遅れが発生しフィーリングの悪化を招くという課題があった。
この発明は、従来のエンジン始動装置に於ける前述のような課題を解決するためになされたもので、エンジンの逆回転中にエンジンの再始動を可能とするエンジン始動装置を提供することを目的とするものである。
この発明によるエンジン始動装置は、
車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成されたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記ピニオンギを前記リングギヤに当接させる場合に、
NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度>NEに基づく前記リングギヤの周速度
となるように、前記クラッチ押出速度Vと前記ねじれ角θが設定されている、
ことを特徴とするものである。
又、この発明によるエンジン始動装置は、
車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成され、
前記エンジンの惰性回転中に再始動要求が発生したとき、前記駆動手段により前記ワンウェイクラッチを前記リングギヤの方向に押し出して前記ピニオンギを前記リングギヤに噛み合わせると共に、前記スタータモータに通電して前記エンジンを再始動するようにしたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記再始動要求が発生した場合に、
NEに基づく前記リングギヤの周速度≧NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度
であるときは、前記スタータモータへの通電を禁止するように構成されている、
ことを特徴とするものである。
この発明によるエンジン始動装置は、エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときにピニオンギをリングギヤに当接させる場合には、NP(V、θ)に基づくピニオンギヤの周速度>NEに基づくリングギヤの周速度となるように、クラッチ押出速度Vとヘリカルスプラインのねじれ角θが設定されているので、エンジン惰性回転中の逆転時に再始動要求が発生した場合でも早期にエンジンを再始動することが可能となる。
又、この発明によるエンジン始動装置は、エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに再始動要求が発生した場合に、NEに基づくリングギヤの周速度≧NP(V、θ)に基づくピニオンギヤの周速度であるときは、スタータモータへの通電を禁止するように構成されてので、エンジン惰性回転中の逆転時に再始動要求が発生した場合でも、支障を生じることなく早期にエンジンを再始動することが可能となる。
この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、スタータの断面図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、スタータの一部分の詳細構成を示す断面図である。 エンジンの停止過程に於けるエンジンの回転数の変化を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、所定のクラッチ押出速度での、ヘリカルスプラインのねじれ角とピニオンギヤの回転数の関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、所定のクラッチ押出速度での、ヘリカルスプラインのねじれ角とピニオンギヤの回転数の関係を示す別の説明図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、エンジンの停止過程に於けるエンジンの回転数の変化を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の動作を説明するフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置について、図を参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の構成を示すブロック図、図2は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、スタータの断面図、図3は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、スタータの一部分の詳細構成を示す断面図である。図1乃至図3に於いて、エンジン始動装置20は、エンジン制御手段(ECU)10と、リングギヤ12と、カム信号発生手段11と、クランク信号発生手段13と、モータ18と、ピニオンギヤ17と、ワンウェイクラッチ16と、電磁ソレノイドスイッチ14と、プランジャ15とを備えている。
エンジン制御手段10は、電磁ソレノイドスイッチ14への通電を制御する。電磁ソレノイドスイッチ14のコイル14aへの通電により、プランジャ15が図の左方向へ吸引され、プランジャ15に係合されたレバー19を介してワンウェイクラッチ16と当該ワンウェイクラッチ16に配設されたピニオンギヤ17を図の右方向へ移動させ、ピニオンギヤ17をリングギヤ12に噛み合わせる。又、プランジャ15の図の左方向への移動により、電磁ソレノイドスイッチ14の内部に構成されたモータ接点14bが閉じてモータ18への通電が行われ、ワンウェイクラッチ16を介してピニオンギヤ17が回転し、モータ18の駆動力をリングギヤ12を介してエンジンに伝達してエンジンを再始動させる。
ワンウェイクラッチ16は、出力軸9に一体に構成されたヘリカルスプライン9aと嵌合するヘリカルスプライン部16aを有しており、出力軸9上をヘリカルスプライン9aを介して軸方向に摺動可能に出力軸9に連結さている。ヘリカルスプライン9aは、図3に示すようにねじれ角θで所定方向にねじれるように構成されており、ワンウェイクラッチ16がリングギヤ12の方向に移動する際、ヘリカルスプライン9aに嵌合しているワンウェイクラッチ16がモータ18の回転方向に対して逆方向に回転しながら移動する。ここで、ヘリカルスプライン9aのねじれ角θは、後述する角度に設定されている。ワンウェイクラッチ16は、リングギヤ12からトルクがピニオンギヤ17を介して入力され
た場合には空転し、リングギヤ12からのトルクを出力軸9に伝達しない構成となっている。
信号待ち等で車両が短期的に停止しているときに、無駄な燃料の消費を抑制すべくアイドルストップ機構によりエンジンを自動的に停止させるが、走行開始指令が出されたとき(例えば、アクセルペダルが踏み込まれた場合やブレーキが解除された場合)は、前述のように構成されたこの発明の実施の形態1によるエンジン始動装置によりエンジンを自動的に再始動させる。以下、エンジン回転中の再始動時のエンジン始動装置の制御について詳細に説明する。尚、周知のように、回転体の回転数と周速度は、[回転体の周速度=回転体の直径×π×回転体の回転数]の関係が成り立ち、回転体の直径とπは既知の値であるから、回転数と周速度は比例関係にある。従って、以降の説明では、周速度を回転数と記載することもある。
図4は、エンジンの停止過程に於けるエンジンの回転数の変化を示す説明図であって、エンジンが停止する直前に逆回転が発生した時のエンジンの挙動を示している。図4に於いて、縦軸はエンジンの回転数、横軸は時刻である。図4には、エンジン惰性回転中の正転領域Aと、エンジン惰性回転中の逆転領域域Bを矢印で示している。
図4に於いて、先ず、エンジンの惰性回転中に於ける正転領域Aにて再始動要求が発生した場合について説明する。再始動要求が発生し、所定の条件が成立すればエンジン制御手段10から電磁ソレノイドスイッチ14に駆動信号が送られ、電磁ソレノイドスイッチ14に内蔵されているコイル14aに通電される。
コイル14aに通電されると、その電磁力によりプランジャ15が図2の左方向に吸引される。又、プランジャ15が吸引されると同時にプランジャ15に係合されているレバー19を介してワンウェイクラッチ16と当該ワンウェイクラッチ16に一方向に空転可能に配設されたピニオンギヤ17を移動させ、ピニオンギヤ17をリングギヤ12に当接させる。ピニオンギヤ17とリングギヤ12が当接すると、リングギヤ12からピニオンギヤ17に回転力が伝達され、ワンウェイクラッチ16が空転しながらピニオンギヤ17の回転がリングギヤ12の回転と同期し、ピニオンギヤ17とリングギヤ12が噛合う。
更に、プランジャ15が吸引されると、電磁ソレノイドスイッチ14の内部に構成されたモータ接点14bが閉じ、モータ18への通電が開始され、出力軸9からワンウェイクラッチ16を介してピニオンギヤ17を回転させ、モータ18の駆動力をリングギヤ12に伝達してエンジンを再始動させる。
次に、エンジンの惰性回転中に於ける逆転領域Bにて再始動要求が発生した場合について説明する。 エンジン再始動要求が発生し、所定の条件が成立すればエンジン制御手段10から電磁ソレノイドスイッチ14に駆動信号が送られ、スタータの電磁ソレノイドスイッチ14に内蔵されているコイル14aに通電される。
コイル14aに通電されると、その電磁力によりプランジャ15が図2の左方向に吸引される。又、プランジャ15が吸引されると同時にプランジャ15に係合されているレバー19を介してワンウェイクラッチ16と当該ワンウェイクラッチ16に一方向に空転可能に配設されたピニオンギヤ17を移動させ、ピニオンギヤ17をリングギヤ12に当接させる。このとき、ワンウェイクラッチ16は、出力軸9に構成されたヘリカルスプライン9aに沿ってエンジンの逆転方向と同方向に回転しながら移動し、ピニオンギヤ17とリングギヤ12が当接する。
ここで、ピニオンギヤ17の回転数をNP[rpm]、ワンウェイクラッチ16を押し出すクラッチ押出速度をV[m/s]とし、ヘリカルスプライン9aのねじれ角をθとすると、下記の式(1)が成立する。

NP=k・V/tanθ ・・・・・・式(1)

ここで、kは、ワンウェイクラッチ16の質量や出力軸9の寸法等により決まる定数である。
いま、エンジンが惰性回転中に回転数NE[rpm]で逆回転しているときに、下記の式(2)を満足させてピニオンギ17をリングギヤ12に当接させるとすれば、エンジンの正転時と同様に、リングギヤ12からピニオンギヤ17に回転力が伝達され、ワンウェイクラッチ16が空転しながらピニオンギヤ17が同期し、ピニオンギヤ17とリングギヤ12が噛合うことになる。

NPに基づくピニオンギヤの周速度
>NEに基づくリングギヤの周速度・・・・・・式(2)
前述したように、ピニオンギヤ17の回転数NPは式(1)に基づいて決定されるので、ピニオンギヤ17の回転数NPが前述の式(2)を満足させる値となるように、クラッチ押出速度Vとヘリカルスプライン9aのねじれ角θを設定すれば、エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに、エンジンの正転時と同様に、リングギヤ12からピニオンギヤ17に回転力が伝達され、ワンウェイクラッチ16が空転しながらピニオンギヤ17が同期してピニオンギヤ17とリングギヤ12とを噛み合わせることができる。
つまり、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置は、エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときにピニオンギをリングギヤに当接させる場合に、
NPに基づくピニオンギヤの周速度>NEに基づくリングギヤの周速度
となるように、クラッチ押出速度Vとヘリカルスプラインのねじれ角θを設定していることを特徴とする。
一方、プランジャ15が前述のように吸引されると、電磁ソレノイドスイッチ14の内部に構成されたモータ接点14bが閉じ、モータ18への通電が開始され、ピニオンギヤ17はモータによりワンウェイクラッチ16を介して駆動される。これにより、リングギヤ12は、ピニオンギヤ17を介して伝達されるモータ18の駆動力により回転し、エンジンを始動させる。
尚、前述では、上記では式(2)を満足させるようにクラッチ押出速度Vとヘリカルスプライン9aのねじれ角θを決定するようにしたが、ワンウェイクラッチ16の質量や出力軸9の直径の寸法を変更して式(2)を満足させることもできる。例えば、ヘリカルスプライン9aを配設している出力軸9のヘリカルスプライン9a部の直径を大きくすることで式(2)を満足するピニオンギヤ17の回転数NPを得ることが可能となる。しかしながら、この場合はエンジン始動装置のサイズや重量の増加を来すこととなるため、クラッチ押出速度Vとヘリカルスプライン9aのねじれ角θとに基づいて、式(2)を満足するピニオンギヤ17の回転数NPを決定するようにした方が良い。
図5は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、所定のクラッチ押出速度での、ヘリカルスプラインのねじれ角とピニオンギヤの回転数の関係を示す説明図であって、縦軸はピニオンギヤの回転数、横軸はヘリカルスプラインのねじれ角θを示す。図5に於いて、実線NP1は、所定のクラッチ押出速度V1である場合に、ヘリカルスプラインのねじれ角θに対するピニオンギヤ17の回転数の変化の特性を表し、一点鎖線T1は、所定のクラッチ押出速度V1である場合に、ヘリカルスプラインのねじれ角θに対するピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間の変化の特性を表している。
図5に示すように、ワンウェイクラッチ16とワンウェイクラッチ16に配設されたピニオンギヤ17の回転数NPは、ねじれ角θ1をピークにしてその両側で低くなることが分かる。ヘリカルスプライン9aのねじれ角θが小さくなると、ワンウェイクラッチ16とワンウェイクラッチ16に配設されたピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間が一点鎖線で示す特性T1で示すように長くなってしまう。この当接するまでの時間が長くなると、前述の図4に示したように、エンジンの回転数は時々刻々と変化するため、ピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するときのリングギヤ12の回転数NPがリングギヤ12の回転数NEに同期する回転数から大きく外れてしまい、ピニオンギヤ17とリングギヤ12の噛み合いが不可能な状態となるか、或いは、例え噛み合っても噛み合い時の騒音が大きくなったり、噛み合い時の衝撃が大きくなり、双方のギヤにダメージを与えることになってしまう。
一方、ヘリカルスプライン9aのねじれ角θが大きくなると、ワンウェイクラッチ16とワンウェイクラッチ16に配設されたピニオンギヤ17の回転数NPが低くなってしまい、式(2)が成立しなくなり、リングギヤ12にピニオンギヤ17が当接しているときにワンウェイクラッチ16とピニオンギヤ17が空転方向ではなく、ロックする方向にリングギヤ12からの駆動力が与えられ、ピニオンギヤ17とリングギヤ12の回転数が同期し難い状態となり双方のギヤがダメージを受けてしまうことになる。
即ち図5に於いて、ピニオンギヤ17の回転数NPがエンジンの逆回転数NE(以下、単に回転数NEと称する場合もある)よりも大きくなる範囲を、構成可能範囲として矢印Xで示してしているが、この構成可能範囲Xでは、ヘリカルスプライン9aのねじれ角θが小さい範囲に於いてピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間が長くなり遅れ時間TLが発生してしまい、上述のように噛合いに支障をきたすことがある。そのため、ピニオンギヤ17の回転数NPがピークとなるヘリカルスプライン9aのねじれ角θ1より大きい角度の範囲を、ヘリカルスプライン9aのねじれ角θの設定範囲Yとする方が望ましい。
一方、ワンウェイクラッチ16の押出速度Vは、その速度が高くなるとピニオンギヤ17とリングギヤ12が当接するときの衝突による騒音並びに衝撃が高くなってしまう。図6は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、所定のクラッチ押出速度での、ヘリカルスプラインのねじれ角とピニオンギヤの回転数の関係を示す別の説明図であって、縦軸はピニオンギヤの回転数、横軸はヘリカルスプラインのねじれ角θを示す。
図6に於いて、実線NP1は、所定のクラッチ押出速度V1である場合に、ヘリカルスプラインのねじれ角θに対するピニオンギヤ17の回転数の変化の特性を表し、実線T1は、所定のクラッチ押出速度V1である場合に、ヘリカルスプラインのねじれ角θに対するピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間の変化の特性を表している。又、一点鎖線NP2は、別の所定のクラッチ押出速度V2である場合に、ヘリカルスプラインのねじれ角θに対するピニオンギヤ17の回転数の変化の特性を表し、一点鎖線T2は、前述の別の所定のクラッチ押出速度V2である場合に、ヘリカルスプラインのねじれ角θに対するピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間の変化の特性を表している。
図6に示すように、ピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間は、ワンウェイクラッチ16の押出速度を所定の押出速度V1よりV2のように早くすると、特性T1に比べて特性T2に示すように早くなる。その結果、エンジンの逆回転数NEを上回るヘリカルスプライン9aのねじれ角θの領域が拡大され、或いは、より深いエンジンの逆回転数まで対応することが可能となる。又、ワンウェイクラッチ16の押出速度をV2のように速くすることで、ピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接までの時間を特性T2に示すように短縮することができる。しかしながら、ワンウェイクラッチ16の移動速度を速くするためには、電磁ソレノイドスイッチ14の吸引力を高めるかワンウェイクラッチ16の質量を低減する必要がある。しかしながら、電磁ソレノイドスイッチ14の吸引力を高めるためには、一般に電磁ソレノイドスイッチが大きくなり質量の増加や搭載性を損なってしまう。また、ワンウェイクラッチ16の質量を低減するとワンウェイクラッチの耐久性を損なう恐れが生じる。
そこで、本願の発明者らが検討した結果、[エンジンの逆回転数NE<ピニオンギヤ17の回転数NP]の関係と、ピニオンギヤ17がリングギヤ12に当接するまでの時間、並びに、クラッチ押出速度の範囲から、ヘリカルスプライン9aのねじれ角θは、50°〜75°の範囲とすることで、電磁ソレノイドスイッチ14を大きくすることなく、又、ワンウェイクラッチ16の耐久性を損なうことなく、構成することが可能となることが判明した。
次に、エンジンの逆回転数NE がワンウェイクラッチ16の回転数即ちピニオンギヤ17のNPよりも高くなってしまった場合は、例えば、エンジン停止時のスロットル開度によってはエンジンシリンダ内の空気量が多くなりエンジン逆回転数NEが想定したピニオンギヤ17の回転数NPよりも高くなってしまうことがある。
そこで、図7に示すように、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置では、NE≧NPとなった場合(エンジン回転数NEがピニオンギヤ17の回転数NPよりも高くなる領域)には、スタータの駆動を禁止する領域を設定している。即ち、図7は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、エンジンの停止過程に於けるエンジンの回転数の変化を示す説明図であって、エンジンが停止する直前に逆回転が発生した時のエンジンの挙動を示している。図7に於いて、エンジン惰性回転中の逆転領域Bに於いて、エンジン逆回転数NEがワンウェイクラッチ16の回転数つまりピニオンギヤ17の回転数NPより大きい領域Zのみを、スタータのモータ18への通電を禁止するようにしている。
但し、このようにスタータの駆動を禁止する領域を設定はするが、エンジンの逆転領域Bを完全にモータ18への通電禁止領域つまりスタータの駆動禁止領域とはしていない。従って、前述のようにエンジン再始動の遅れ時間を最小限にすることができる。
次に、フローチャートに基づいてこの発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の動作について説明する。図8は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の動作を説明するフローチャートである。図8に於いて、再始動時制御が開始され、クランク信号発生手段13からの信号に基づいて、ステップS201でエンジンの回転数、並びにエンジンの回転方向を演算する。次にステップS202にてエンジンの回転方向が正転か否かを判断し、正転の場合(YES)はステップS203に進み、逆転の場合(NO)はステップS204に進む。
ステップS203に進むと、エンジンの回転数がピニオンギヤ17とリングギヤ1の噛み合い可能な範囲であるか否か、即ちスタータの駆動範囲であるか否かを判定し、噛合い可能であると判断された場合(YES)は、ステップ205に進む。一方、その噛み合いが不可であると判断された場合(NO)は、ステップS201に戻り、再度エンジンの回転方向と回転数を演算する。
ステップS202でエンジンが逆転と判断され(NO)、ステップS204に進んだ場合は、エンジンの逆回転数NEがピニオンギヤの回転数NPより小さいか否かを判断し、NE<NPの場合(YES)は,ステップS205に進み、NE≧NPと判断された場合(NO)は、ステップS201に戻り、再度エンジンの回転方向と回転数を演算する。
ステップS203にて、エンジンの回転数がピニオンギヤ17とリングギヤ1の噛み合い可能な範囲であると判断された場合ならびに、ステップS204にてスタータ駆動可能範囲、つまりNE<NPと判断された場合に、ステップS205に進む。ステップS205では再始動要求が有るか否かを判定し、再始動要求が有ると判断した場合(YES)には、次のステップS206に進む。ステップ206では、スタータの駆動命令を出力し、ステップS207に進む。一方、ステップS205で再始動要求が発生していないと判定した場合(NO)には、ステップS201に戻り、再度エンジンの回転方向と回転数を演算する。
ステップS207では、エンジンが完爆したかどうかを判定し、完爆していない場合(NO)はステップS205の前段階に戻ってスタータを駆動した状態に保ち、完爆したと判断した場合(YES)は、ステップS208に進んでスタータの駆動を停止し、再始動時の制御を終了する。
この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置は、以上のように構成されているので、従来はスタータの駆動を禁止していたエンジンの惰性回転後の逆転領域でも、スタータを駆動してスタータのピニオンギヤを押し出し、エンジンのリングギヤとスタータのピニオンギヤを噛合わせ、スタータのモータの回転力をエンジンに伝達し、エンジンを始動することが可能となり、車両の再発進時に遅れを生じることなくエンジンを再始動することが可能となる。
以上述べたこの発明の実施の形態1によるエンジン始動装置は、以下の発明を具体化したものである。
(1)車両に搭載され、通電されたとき所定の方向に回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを前記軸方向の一方側に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により前記軸方向の一方側に押し出されたワンウェイクラッチと共に前記軸方向の一方側に移動し、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、前記ピニオンギは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する所定の方向に対して逆方向に回転しながら前記軸方向の一方側に移動するように構成されたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記ピニオンギを前記リングギヤに当接させる場合に、
NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度>NEに基づく前記リングギヤの周速度
となるように、前記速度Vと前記ねじれ角θが設定されている
ことを特徴とするエンジン始動装置。
(2)車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成され、
前記エンジンの惰性回転中に再始動要求が発生したとき、前記駆動手段により前記ワンウェイクラッチを前記リングギヤの方向に押し出して前記ピニオンギを前記リングギヤに噛み合わせると共に、前記スタータモータに通電して前記エンジンを再始動するようにしたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記再始動要求が発生した場合に、
NEに基づく前記リングギヤの周速度≧NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度
であるときは、前記スタータモータへの通電を禁止するように構成されている、
ことを特徴とするエンジン始動装置。
この発明によるエンジン始動装置に於いて、「スタータ」は、エンジンのリングギヤと噛み合うピニオンギヤを有し、ピニオンギヤが配設されているクラッチと、モータの回転力を伝える出力軸と、モータ接点を開閉するための電磁ソレノイドスイッチを備え、出力軸とクラッチをヘリカルスプラインにより軸方向に移動可能に係合し、スタータ駆動時にクラッチを押し出してエンジンのリングギヤとピニオンギヤとを噛合わせと共に電磁ソレノイドスイッチに通電し、モータ接点を閉じモータの回転力をエンジンに伝達し、エンジンが始動したら電磁ソレノイドスイッチの通電を遮断してピニオンギヤとエンジンリングギヤとの噛合いを解除する構成を有する。
又、この発明によるエンジン始動装置に於いて、「エンジン」とは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等、気筒内の燃焼室で燃料を爆発・燃焼させ、その力でピストン等を作動させるものである。一般的に、自動車等の車両のエンジンでは、ピストンの往復運動を、クランクシャフト等を介して回転運動に変換する構成を有している。尚、この発明によるエンジン始動装置を、このようなエンジンに対して使用する場合、燃料の種類、気筒の数量又は容積、サイクル数等は勿論限定されない。
エンジンを始動させる際には、例えば、このスタータをバッテリーの電力等によって駆動し、ピニオンギヤをエンジンリングギヤに噛合わせ、モータを駆動してその回転力をピニオンギヤからエンジンのリングギヤを介してエンジンのクランクシャフトに伝達し、エンジンを機械的に始動回転させる。この回転中にエンジン制御装置において、クランク信号ならびにカム信号からクランク位置および気筒を判別して、エンジンは燃料の吸入、圧縮、爆発、排気の工程が開始され、以降、エンジンはスタータ装置を必要とせずに、自発的にこれら工程を繰り返しながら、停止命令が発生するまで回転を続ける。
この発明によるエンジン始動装置に於いて、「エンジンが逆回転している場合」とは、エンジンが、この発明によるエンジン始動装置によって得られる回転方向である正回転とは逆の向きに回転している場合を指す。通常、エンジンが自発的な回転を行っている場合には、このような逆回転は発生しないが、エンジン停止過程、特にエンジンを停止した直後には、物理的にエンジンは両方向に回転可能であるから、このような逆回転が発生する。
尚、この発明は、その発明の範囲内に於いて、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
20 エンジン始動装置、9 出力軸、10 エンジン制御装置、11 カム信号発生手段、12 リングギヤ、13 クランク信号発生手段、14 電磁ソレノイドスイッチ、14a コイル、14b モータ接点、15 プランジャ、16 ワンウェイクラッチ、17 ピニオンギヤ、18 モータ、19 レバー、9a ヘリカルスプライン、16a ヘリカルスプライン部。

Claims (2)

  1. 車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
    前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
    前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
    前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
    前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギと、
    を備え、
    前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
    前記ピニオンギは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成されたエンジン始動装置であって、
    前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記ピニオンギを前記リングギヤに当接させる場合に、
    NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度>NEに基づく前記リングギヤの周速度
    となるように、前記クラッチ押出速度Vと前記ねじれ角θが設定されている、
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
    前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
    前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
    前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
    前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギと、
    を備え、
    前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
    前記ピニオンギは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成され、
    前記エンジンの惰性回転中に再始動要求が発生したとき、前記駆動手段により前記ワンウェイクラッチを前記リングギヤの方向に押し出して前記ピニオンギを前記リングギヤに噛み合わせると共に、前記スタータモータに通電して前記エンジンを再始動するようにしたエンジン始動装置であって、
    前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記再始動要求が発生した場合に、
    NEに基づく前記リングギヤの周速度≧NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度
    であるときは、前記スタータモータへの通電を禁止するように構成されている、
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
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