JP6071736B2 - エンジン始動装置 - Google Patents
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Description
車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギヤは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成されたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記ピニオンギヤを前記リングギヤに当接させる場合に、
NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度>NEに基づく前記リングギヤの周速度
となるように、前記クラッチ押出速度Vと前記ねじれ角θが設定されている、
ことを特徴とするものである。
車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギヤは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成され、
前記エンジンの惰性回転中に再始動要求が発生したとき、前記駆動手段により前記ワンウェイクラッチを前記リングギヤの方向に押し出して前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わせると共に、前記スタータモータに通電して前記エンジンを再始動するようにしたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記再始動要求が発生した場合に、
NEに基づく前記リングギヤの周速度≧NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度
であるときは、前記スタータモータへの通電を禁止するように構成されている、
ことを特徴とするものである。
以下、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置について、図を参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の構成を示すブロック図、図2は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、スタータの断面図、図3は、この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に於ける、スタータの一部分の詳細構成を示す断面図である。図1乃至図3に於いて、エンジン始動装置20は、エンジン制御手段(ECU)10と、リングギヤ12と、カム信号発生手段11と、クランク信号発生手段13と、モータ18と、ピニオンギヤ17と、ワンウェイクラッチ16と、電磁ソレノイドスイッチ14と、プランジャ15とを備えている。
た場合には空転し、リングギヤ12からのトルクを出力軸9に伝達しない構成となっている。
NP=k・V/tanθ ・・・・・・式(1)
ここで、kは、ワンウェイクラッチ16の質量や出力軸9の寸法等により決まる定数である。
NPに基づくピニオンギヤの周速度
>NEに基づくリングギヤの周速度・・・・・・式(2)
NPに基づくピニオンギヤの周速度>NEに基づくリングギヤの周速度
となるように、クラッチ押出速度Vとヘリカルスプラインのねじれ角θを設定していることを特徴とする。
(1)車両に搭載され、通電されたとき所定の方向に回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを前記軸方向の一方側に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により前記軸方向の一方側に押し出されたワンウェイクラッチと共に前記軸方向の一方側に移動し、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、前記ピニオンギヤは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する所定の方向に対して逆方向に回転しながら前記軸方向の一方側に移動するように構成されたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記ピニオンギヤを前記リングギヤに当接させる場合に、
NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度>NEに基づく前記リングギヤの周速度
となるように、前記速度Vと前記ねじれ角θが設定されている
ことを特徴とするエンジン始動装置。
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギヤは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成され、
前記エンジンの惰性回転中に再始動要求が発生したとき、前記駆動手段により前記ワンウェイクラッチを前記リングギヤの方向に押し出して前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わせると共に、前記スタータモータに通電して前記エンジンを再始動するようにしたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記再始動要求が発生した場合に、
NEに基づく前記リングギヤの周速度≧NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度
であるときは、前記スタータモータへの通電を禁止するように構成されている、
ことを特徴とするエンジン始動装置。
Claims (2)
- 車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギヤは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成されたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記ピニオンギヤを前記リングギヤに当接させる場合に、
NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度>NEに基づく前記リングギヤの周速度
となるように、前記クラッチ押出速度Vと前記ねじれ角θが設定されている、
ことを特徴とするエンジン始動装置。 - 車両に搭載され、通電されたとき回転するスタータモータと、
前記スタータモータにより駆動される出力軸に設けられ、ねじれ角θを備えたヘリカルスプラインと、
前記出力軸に軸方向に移動可能に装着され、前記ヘリカルスプラインに係合するワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを、前記車両に搭載されたエンジンのリングギヤの方向に押し出す駆動手段と、
前記ワンウェイクラッチに装着され、前記駆動手段により押し出されたワンウェイクラッチと共に前記リングギヤの方向に移動し、前記リングギヤに当接して前記リングギヤに噛み合うピニオンギヤと、
を備え、
前記駆動手段が前記ワンウェイクラッチを押し出すクラッチ押出速度をVとするとき、
前記ピニオンギヤは、前記クラッチ押出速度Vと前記ヘリカルスプラインのねじれ角θとに基づく回転数NPで前記スタータモータの回転する方向に対して逆方向に回転しながら前記リングギヤの方向に移動するように構成され、
前記エンジンの惰性回転中に再始動要求が発生したとき、前記駆動手段により前記ワンウェイクラッチを前記リングギヤの方向に押し出して前記ピニオンギヤを前記リングギヤに噛み合わせると共に、前記スタータモータに通電して前記エンジンを再始動するようにしたエンジン始動装置であって、
前記エンジンが惰性回転中に回転数NEで逆回転しているときに前記再始動要求が発生した場合に、
NEに基づく前記リングギヤの周速度≧NPに基づく前記ピニオンギヤの周速度
であるときは、前記スタータモータへの通電を禁止するように構成されている、
ことを特徴とするエンジン始動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013098086A JP6071736B2 (ja) | 2013-05-08 | 2013-05-08 | エンジン始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013098086A JP6071736B2 (ja) | 2013-05-08 | 2013-05-08 | エンジン始動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014218925A JP2014218925A (ja) | 2014-11-20 |
JP6071736B2 true JP6071736B2 (ja) | 2017-02-01 |
Family
ID=51937619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013098086A Expired - Fee Related JP6071736B2 (ja) | 2013-05-08 | 2013-05-08 | エンジン始動装置 |
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JP5316715B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2013-10-16 | トヨタ自動車株式会社 | スタータの制御装置、スタータの制御方法およびエンジンの始動装置 |
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-
2013
- 2013-05-08 JP JP2013098086A patent/JP6071736B2/ja not_active Expired - Fee Related
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