JP5565252B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5565252B2
JP5565252B2 JP2010224571A JP2010224571A JP5565252B2 JP 5565252 B2 JP5565252 B2 JP 5565252B2 JP 2010224571 A JP2010224571 A JP 2010224571A JP 2010224571 A JP2010224571 A JP 2010224571A JP 5565252 B2 JP5565252 B2 JP 5565252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal
circuit
power supply
power
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010224571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012080380A (ja
Inventor
健一 川▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010224571A priority Critical patent/JP5565252B2/ja
Publication of JP2012080380A publication Critical patent/JP2012080380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5565252B2 publication Critical patent/JP5565252B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

本発明は、回路ブロック毎に電源電圧の供給が可能な半導体集積回路に関する。
半導体集積回路に搭載される内部回路を必要なときのみ動作させ、消費電力を削減するために、外部電源線と内部回路との間にトランジスタ等の電源スイッチが配置される。この種の半導体集積回路では、内部回路を動作するために電源スイッチがオンされるときに、突入電流(rush current)により外部電源線に電源ノイズが発生することを防止するために、駆動能力が小さく、順にオンする複数の電源スイッチが配置される(例えば、特許文献1−3参照。)。あるいは、電源スイッチの電流供給能力が調整される(例えば、特許文献4参照。)。さらに、複数の電源スイッチは、外部電源線と内部回路内に形成される複数の回路ブロックとの間に配置され、回路ブロック毎に順にオンされる(例えば、特許文献5参照。)。
複数の電源スイッチを有する半導体集積回路では、最初の電源スイッチがオンされた後、内部回路内の論理ゲート等の入力ノードがハイレベルでもロウレベルでもない中間電圧の期間に、電源線と接地線の間に貫通電流が流れる。この後、入力ノードはハイレベルまたはロウレベルに決まり、論理ゲート等の出力ノードは、信号の伝達経路の入力側から順に充電または放電されて初期状態に設定される。内部回路への突入電流は、貫通電流が流れている期間および出力ノードが初期状態に設定されるまでの期間に増えるため、内部回路に供給される内部電源電圧の上昇速度は、この期間に鈍る。
特開2003−289245号公報 特開2008−65732号公報 特開2008−34667号公報 特開2007−179345号公報 特開2007−267162号公報
順にオンする複数の電源スイッチを有する半導体集積回路では、突入電流を減らすために、例えば、最初の電源スイッチがオンし、遅延回路の遅延時間が経過した後に、次の電源スイッチがオンされる。遅延回路の動作と内部回路の動作が同じでないため、遅延回路の遅延時間は長めに設定される。このため、内部回路の内部ノードが初期状態に設定されたことを精度よく検出できず、内部回路が動作を開始するまでの復帰時間は長くなる。
本発明の一形態では、半導体集積回路は、内部電源電圧を受けて動作する内部回路と、内部回路を動作させるための第1電源オン信号の活性化中に、外部電源線を内部電源電圧が供給される内部電源線に接続する第1電源スイッチと、第2電源オン信号の活性化中に、外部電源線を内部電源線に接続する第2電源スイッチと、第1電源スイッチのオンにより上昇する内部電源電圧を受けて動作する回路を含み、内部電源電圧が第1電圧を超えることにより、内部回路の内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに第2電源オン信号を活性化する検知部とを備えている。
内部回路の動作電源である内部電源電圧により動作する検知部を用いて第2電源オン信号が生成されるため、最小限の回路で、内部回路の内部ノードが初期状態に設定されたことを精度よく検出でき、内部回路が動作を開始するまでの復帰時間を短縮できる。
一実施形態における半導体集積回路の例を示している。 別の実施形態における半導体集積回路の例を示している。 図2に示した検知部の例を示している。 図2に示した半導体集積回路の動作の例を示している。 別の実施形態における検知部の例を示している。 内部回路に含まれる論理ゲートの例を示している。 図5に示した検知部の動作の例を示している。 図5に示した検知部を有する半導体集積回路の動作の例を示している。 別の実施形態における検知部の例を示している。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。以下の説明では、信号または電圧が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。図中の二重の四角印は、電源端子を示す。ゲートに丸印を付いているトランジスタは、pMOSトランジスタを示し、ゲートに丸印の付いていないトランジスタは、nMOSトランジスタを示す。
図1は、一実施形態における半導体集積回路SEMの例を示している。半導体集積回路SEMは、電源スイッチPSW1、PSW2、検知部VDETおよび内部回路INCを有している。
電源スイッチPSW1は、内部回路INCを動作させるための電源オン信号PON1の活性化中にオンし、外部電源線VDDを内部電源線VDDVAに接続する。電源スイッチPSW2は、検知部VDETから出力される電源オン信号PON2の活性化中にオンし、外部電源線VDDを内部電源線VDDVAに接続する。内部回路INCを動作するために電源オン信号PON1が活性化されるときに、突入電流により外部電源線VDDに電源ノイズが発生することを防止するために、電源スイッチPSW1、PSW2は、タイミングをずらして順にオンされる。
内部回路INCは、電源スイッチPSW1、PSW2を介して内部電源線VDDVAに供給される内部電源電圧VDDVAを受けて動作する。例えば、内部回路INCは、論理ゲートやフリップフロップFF等の論理回路を有している。
検知部VDETは、電源スイッチPSW1のオンにより上昇する内部電源電圧VDDVAを受けて動作する回路を含み、内部電源電圧VDDVAが第1電圧を超えることにより、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに電源オン信号PON2を活性化する。例えば、第1電圧は、内部回路INCに形成されるトランジスタの閾値電圧(絶対値)である。内部電源電圧VDDVAがトランジスタの閾値電圧(絶対値)まで上昇することで、内部回路INCの内部ノードは、初期状態に確実に設定される。ここで、内部ノードは、論理ゲートの入力ノードおよび出力ノードである。初期状態は、論理1または論理0である。
内部電源電圧VDDVAは、電源オン信号PON1が活性化されてからしばらくの期間、電源スイッチPSW1のみを用いて内部回路INCに供給される。このため、内部電源電圧VDDVAは緩やかに上昇する。検知部VDETは、内部回路INCの動作電源である内部電源電圧VDDVAを用いて電源オン信号PON2を生成する。このため、検知部VDETは、最小限の回路で、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを精度よく検出できる。この結果、電源オン信号PON1が活性化されてから内部回路INCが動作を開始するまでの時間である復帰時間を短縮できる。
図2は、別の実施形態における半導体集積回路SEMの例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
半導体集積回路SEMは、電源管理部PMU、電源スイッチPSW1、PSW2、PSW3、PSW4、内部回路INC、検知部VDET1、容量C1、オアゲートOR1、OR2、OR3およびバッファ回路BUF1、BUF2を有している。電源管理部PMU、オアゲートOR1、OR2、OR3およびバッファ回路BUF1、BUF2は、外部電源電圧VDDおよび接地電圧VSSを受けて動作する。内部回路INCは、内部電源電圧VDDVAおよび接地電圧VSSを受けて動作する。検知部VDET1は、外部電源電圧VDD、内部電源電圧VDDVAおよび接地電圧VSSを受けて動作する。
電源管理部PMUは、内部回路INCの動作を開始するときに、内部回路INCを動作させるための電源オン信号PON1を論理0に活性化し、内部回路INCの動作を停止するときに電源オン信号PON1を論理1非活性化する。なお、内部回路INC1の動作の開始および停止は、例えば、CPUが実行するプログラムにより指示される。CPUは、半導体集積回路SEMの動作を制御するために、半導体集積回路SEMの内部または半導体集積回路SEMの外部に形成される。
電源スイッチPSW1は、ソースを外部電源線VDDに接続し、ドレインを内部電源線VDDVAに接続し、ゲートで電源オン信号PON1を受けるpMOSトランジスタを有している。電源スイッチPSW1は、電源オン信号PON1が論理0に活性化されているときにオンし、外部電源線VDDを内部電源線VDDVAに接続する。電源オン信号PON1の活性化により、外部電源線VDDから内部電源線VDDVAに電源電流が流れ、内部電源電圧VDDVAが上昇する。電源スイッチPSW1は、電源オン信号PON1が論理1に非活性化されているときにオフし、外部電源線VDDと内部電源線VDDVAとの接続を遮断する。
なお、この実施形態では、複数の電源スイッチPSW1−PSW4のpMOSトランジスタにより内部電源電圧VDDVAが外部電源線VDDに接続される。このため、1つの電源スイッチPSW1を流れる電源電流は少ない。この結果、電源オン信号PON1のみが活性化されているときに、外部電源電圧VDDの電圧降下量を少なくでき、外部電源線VDDに発生する電源ノイズを小さくできる。
オアゲートOR1は、電源オン信号PON1および検知部VDET1からの起動信号STARTを受け、電源オン信号PON2を出力する。電源オン信号PON2は、電源オン信号PON1および起動信号STARTがともに論理0に活性化されているときに論理0に活性化される。電源オン信号PON2は、電源オン信号PON1または起動信号STARTの少なくとも一方が論理1に非活性化されているときに論理1に非活性化される。
電源スイッチPSW2は、ソースを外部電源線VDDに接続し、ドレインを内部電源線VDDVAに接続し、ゲートで電源オン信号PON2を受けるpMOSトランジスタを有している。電源スイッチPSW2は、電源オン信号PON2が論理0活性化されているときにオンし、外部電源線VDDを内部電源線VDDVAに接続する。電源スイッチPSW2は、電源オン信号PON2が論理1に非活性化されているときにオフし、外部電源線VDDと内部電源線VDDVAとの接続を遮断する。
オアゲートOR2は、電源オン信号PON1と、電源オン信号PON2をバッファ回路BUF1で遅延させた信号とを受け、電源オン信号PON3を出力する。電源オン信号PON3は、電源オン信号PON1と電源オン信号PON2をバッファ回路BUF1で遅延させた信号がともに論理0に活性化されているときに論理0に活性化される。電源オン信号PON3は、電源オン信号PON1と電源オン信号PON2をバッファ回路BUF1で遅延させた信号との少なくとも一方が論理1に非活性化されているときに論理1に非活性化される。
電源スイッチPSW3は、ソースを外部電源線VDDに接続し、ドレインを内部電源線VDDVAに接続し、ゲートで電源オン信号PON3を受けるpMOSトランジスタを有している。電源スイッチPSW3は、電源オン信号PON3が論理0に活性化されているときにオンし、外部電源線VDDを内部電源線VDDVAに接続する。電源スイッチPSW3は、電源オン信号PON3が論理1に非活性化されているときにオフし、外部電源線VDDと内部電源線VDDVAとの接続を遮断する。
オアゲートOR3は、電源オン信号PON1と、電源オン信号PON3をバッファ回路BUF2で遅延させた信号とを受け、電源オン信号PON4を出力する。電源オン信号PON4は、電源オン信号PON1と電源オン信号PON3をバッファ回路BUF2で遅延させた信号がともに論理0に活性化されているときに論理0に活性化される。電源オン信号PON4は、電源オン信号PON1と電源オン信号PON3をバッファ回路BUF2で遅延させた信号との少なくとも一方が論理1に非活性化されているときに論理1に非活性化される。
電源スイッチPSW4は、ソースを外部電源線VDDに接続し、ドレインを内部電源線VDDVAに接続し、ゲートで電源オン信号PON4を受けるpMOSトランジスタを有している。電源スイッチPSW4は、電源オン信号PON4が活性化されているときにオンし、外部電源線VDDを内部電源線VDDVAに接続する。電源スイッチPSW4は、電源オン信号PON4が非活性化されているときにオフし、外部電源線VDDと内部電源線VDDVAとの接続を遮断する。
電源スイッチPSW1−PSW4のオフ中、内部回路INCは内部電源電圧VDDVAを受けないため、内部回路INCの消費電力はゼロになる。内部回路INCの動作が必要ない期間に、電源スイッチPSW1−PSW4をオフすることで、いわゆる電源遮断機能(Power Gating)を実現でき、半導体集積回路SEMの消費電力を削減できる。
検知部VDET1は、電源スイッチPSW1のオンにより上昇する内部電源電圧VDDVAを受けて動作する回路を含んでいる。検知部VDET1は、内部電源電圧VDDVAが第1電圧を超えることにより、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに、起動信号STARTを論理0に活性化する。例えば、第1電圧は、内部回路INCに形成されるトランジスタの閾値電圧(絶対値)である。なお、第1電圧は、閾値電圧(絶対値)より高くてもよい。検知部VDET1の例は、図3に示す。容量C1は内部電源線VDDVAと接地線VSSの間に配置され、内部電源電圧VDDVAの安定化容量として機能する。
オアゲートOR1、OR2、OR3は、電源オン信号PON1が非活性化されるときに、電源スイッチPSW2、PSW3、PSW4を直ちにオフするために設けられる。内部回路INCの動作を停止するために、電源オン信号PON1が非活性化されるとき、電源スイッチPSW1−PSW4を順にオフする仕様の半導体集積回路SEMでは、オアゲートOR1−OR3は不要である。このとき、電源スイッチPSW2−PSW4は、電源オン信号PON2−PON4をそれぞれ直接受けて動作する。換言すれば、オアゲートOR1が半導体集積回路SEMに形成されないとき、検知部VDET1は、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに、起動信号STARTを電源オン信号PON1として論理0に活性化する。
図3は、図2に示した検知部VDET1の例を示している。検知部VDET1は、検知回路DET1、DET2、容量C2およびバッファ回路BUF3を有している。
検知回路DET1は、内部電源線VDDVAと接地線VSSの間にノードPOUTを介して直列に接続されるpMOSトランジスタP1および高抵抗R1を有している。pMOSトランジスタP1のゲートは、接地線VSSに接続されている。容量C2は、ノードPOUTと接地線VSSとの間に接続されている。例えば、pMOSトランジスタP1の閾値電圧は、内部回路INCに形成されるpMOSトランジスタの閾値電圧と等しい。
検知回路DET2は、外部電源線VDDと接地線VSSの間にノードNOUTを介して直列に接続される高抵抗R2およびnMOSトランジスタN1を有している。nMOSトランジスタN1のゲートはノードPOUTに接続されている。例えば、nMOSトランジスタN1の閾値電圧は、内部回路INCに形成されるnMOSトランジスタの閾値電圧と等しい。
バッファ回路BUF3は、直列に接続された一対のCMOSインバータIV1、IV2を有している。CMOSインバータIV1、IV2は、外部電源電圧VDDと接地電圧VSSを受けて動作する。CMOSインバータIV1の入力はノードNOUTに接続されている。CMOSインバータIV2は、ノードNOUTの電圧レベルに対応する論理レベルを有する起動信号STARTを出力する。
電源オン信号PON1が活性化され、内部電源電圧VDDVAがpMOSトランジスタP1の閾値電圧(絶対値)を超えるとpMOSトランジスタP1はオンする。これにより、ノードPOUTは、ロウレベルからハイレベルに変化する。但し、内部電源線VDDVAからノードPOUTに供給される電荷は、容量C2に充電される。このため、ノードPOUTは、緩やかに上昇する。
ノードPOUTの電圧が、nMOSトランジスタN1の閾値電圧を超えるとnMOSトランジスタN1はオンする。これにより、ノードNOUTはハイレベルからロウレベルに変化し、起動信号STARTは論理0に非活性化される。
図4は、図2に示した半導体集積回路SEMの動作の例を示している。この例では、内部回路INCの動作が停止しているOFF期間に、内部回路INCの動作を開始するために電源オン信号PONが論理0に活性化される。この後、内部回路INCが動作しているON期間に、内部回路INCの動作を停止するために電源オン信号PONが論理1に非活性化され、再びOFF期間になる。
まず、電源管理部MPUは、内部回路INCの通常動作を開始する前に、電源オン信号PON1を論理0に活性化する(図4(a))。電源オン信号PON1の活性化に応答して、図2に示した電源スイッチPSW1がオンし、外部電源電圧VDDが内部電源線VDDVAに供給される。内部電源電圧VDDVAが内部回路INCに形成されるトランジスタの閾値電圧(絶対値)を超えるまで、内部回路INCに形成されるトランジスタのゲート電圧は、ハイレベルとロウレベルの中間になる。このため、トランジスタのソース、ドレイン間に貫通電流が流れ、内部電源電圧VDDVAは緩やかに上昇する(図4(b))。但し、この時点で他の電源スイッチPSW2−PSW4はオフしているため、貫通電流は少ない。このため、貫通電流による外部電源電圧VDDの電圧降下量は少なく、外部電源線VDDの電源ノイズは小さい。
内部電源電圧VDDVAが図3に示したpMOSトランジスタP1の閾値電圧(絶対値)を超えると、pMOSトランジスタP1はオンし、ノードPOUTは内部電源線VDDVAに接続され、ノードPOUTの電圧は上昇する(図4(c))。pMOSトランジスタP1の閾値電圧は、内部回路INCに形成されるpMOSトランジスタの閾値電圧と等しいため、この時点で、内部回路INCの内部ノードは、信号の伝達経路の入力側から順に充電または放電されて初期状態(論理0または論理1)に設定される。ここで、内部ノードは、論理ゲートの入力ノードおよび出力ノードである。そして、初期状態に設定された内部ノードに接続された論理ゲートは、貫通電流を流さなくなる。
さらに、ノードPOUTの電圧が図3に示したnMOSトランジスタN1の閾値電圧を超えると、nMOSトランジスタN1はオンし、ノードNOUTは接地線VSSに接続され、ノードNOUTの電圧が下降する(図4(d))。そして、ノードNOUTの論理0への変化に応答して、起動信号STARTが論理0に活性化される(図4(e))。この後、電源オン信号PON2−PON4は順に活性化され、電源スイッチPSW2−PSW4は順にオンする(図4(f))。
なお、内部回路INCを流れる貫通電流を少なくするために、起動信号STARTは、内部回路INCのほとんどの内部ノードが初期状態に設定された後に活性化されることが望ましい。このために、容量C2の容量値は、内部回路の全ての内部ノードが初期状態に設定された後にnMOSトランジスタN1がオンし、ノードNOUTが論理0に変化するように設計される。換言すれば、ノードPOUTの論理1への変化およびノードNOUTの論理0への変化は、容量C2の充電により遅れる。
このように、内部回路INCが動作を開始するときに、簡易な回路構成の検知部VDET1により、内部回路INCの全ての内部ノードが初期状態に設定されたこと確実かつ精度よく検出できる。そして、この検出に応答して、起動信号STARTを活性化できる。このため、電源オン信号PON1が活性化されてから内部回路INCが通常動作を開始するタイミングT1までの時間(すなわち復帰時間)を短縮できる(図4(g))。
一方、電源管理部MPUは、内部回路INCの動作を停止するときに、電源オン信号PON1を非活性化する(図4(h))。電源オン信号PON1の論理1への非活性化に応答して、全ての電源オン信号PON1−PON4は論理1に非活性化される(図4(i))。これにより、電源スイッチPSW1−PSW4はオフし、外部電源電圧VDDの内部電源線VDDVAへの供給は停止する。内部電源電圧VDDVは徐々に低下する(図4(j))。内部電源電圧VDDVの低下に伴い、ノードPOUTは論理0に変化し、ノードNOUTは論理1に変化する(図4(k、l))。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、検出部VDET1は、内部回路INCのトランジスタと同じ閾値電圧を有するトランジスタを含み、内部電源電圧VDDVAが閾値電圧を超えたときに起動信号STARTを活性化する。これにより、最小限の回路で、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを精度よく検出でき、内部回路INCが動作を開始するまでの復帰時間を短縮できる。また、検出部VDET1のノードPOUTに容量C2を接続することで、nMOSトランジスタN1がオンするタイミングを内部回路INCの全ての内部ノードが初期状態に設定されるまで遅らせることができる。
図5は、別の実施形態における検知部VDET2の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。検知部VDET2を搭載する半導体集積回路SEMは、図2に示した検知部VDET1の代わりに検知部VDET2を有している。半導体集積回路SEMのその他の構成は、図2と同様である。
検知部VDET2は、ダミー組み合わせ回路DMY、検知回路DET3およびバッファ回路BUF3を有している。ダミー組み合わせ回路DMYは、直列に接続された複数のCMOSインバータIV0−IV6(インバータチェーン)を有している。CMOSインバータIV0−IV6は、内部電源電圧VDDVAおよび接地電圧VSSを受けて動作する。ダミー組み合わせ回路DMYはインバータチェーンにより形成されるため、回路規模は小さい。
初段のCMOSインバータIV0の入力は、接地線VSSに接続され、接地電圧VSSに固定されている。最終段のCMOSインバータIV6は、ハイアクティブの検知信号LVLZを出力する。最終段の1つ前のCMOSインバータIV5は、ロウアクティブの検知信号LVLXを出力する。
例えば、CMOSインバータIV0−IV6のpMOSトランジスタの閾値電圧は、内部回路INCに形成されるpMOSトランジスタの閾値電圧に等しく設計される。同様に、CMOSインバータIV0−IV6のnMOSトランジスタの閾値電圧は、内部回路INCに形成されるnMOSトランジスタの閾値電圧に等しく設計される。
さらに、CMOSインバータIV0−IV6の数は、内部回路INCに形成される複数の信号の伝達経路にそれぞれ含まれる論理ゲート群の段数の最大値と等しく設計される。あるいは、CMOSインバータIV0−IV6の数は、内部回路INCに形成される複数の信号の伝達経路にそれぞれ含まれる論理ゲート群の段数の平均値以上であり、最大値以下である。内部回路INCに含まれる論理ゲートの段数については、図6で説明する。
これにより、電源スイッチPSW1のオンに応答して内部電源電圧VDDVAが上昇するときの内部回路INCの初期動作を、ダミー組み合わせ回路DMYの動作として実現できる。ここで、内部回路INCの初期動作は、内部電源電圧VDDVAの供給が開始されてから、各論理ゲートの入力ノードおよび出力ノードが論理0または論理1に確定するまでの動作を示す。
検知回路DET3は、カレントミラー回路CMを含む差動増幅器を有している。カレントミラー回路CMは、ソースが外部電源線VDDに接続されたpMOSトランジスタP2、P3を有している。検知回路DET3のnMOSトランジスタN2、N3は、差動入力である検知信号LVLX、LVLZをゲートで受け、ドレインをカレントミラー回路CMに接続している。また、nMOSトランジスタN3のドレインは、バッファBUF3の入力ノードであるノードNOUTに接続されている。nMOSトランジスタN4は、ゲートで検知信号LVLZを受け、ドレインがnMOSトランジスタN2、N3のソースに接続され、ソースが接地線VSSに接続されている。バッファBUF3は、図3と同様に、ノードNOUTのレベルに対応する論理レベルを有する起動信号STARTを出力する。
図6は、内部回路INCに含まれる論理ゲートの例を示している。図6に示したロウレベルLおよびハイレベルHは、内部回路INCが通常動作を開始するときの初期状態の論理レベルである。入力ノードA、B、Cの初期状態は、内部回路INCに内部電源電圧VDDVAが供給されるときにハイレベルHに設定されている。この例では、内部電源線VDDVAが上昇し、出力ノードDがロウレベルLに初期設定されるとき、内部回路INCの全ての内部ノードが初期状態に設定される。
この内部回路INCは、入力ノードAから出力ノードDまでの信号の伝達経路PA1、PA2と、入力ノードBから出力ノードDまでの信号の伝達経路PA3、PA4と、入力ノードCから出力ノードDまでの信号の伝達経路PA5と、入力ノードCから出力ノードEまでの信号の伝達経路PA6を有する。伝達経路PA1に含まれる論理ゲート群の段数は、”7”である。伝達経路PA2に含まれる論理ゲート群の段数は、”6”である。伝達経路PA3に含まれる論理ゲート群の段数は、”7”である。伝達経路PA4に含まれる論理ゲート群の段数は、”6”である。伝達経路PA5に含まれる論理ゲート群の段数は、”4”である。伝達経路PA6に含まれる論理ゲート群の段数は、”3”である。このため、図6に示した内部回路INCの段数の最大値は”7”である。
図5に示したように、ダミー組み合わせ回路DMYのインバータチェーンの段数は、内部回路INCの段数の最大値と同じ”7”に設定される。これにより、内部電源電圧VDDVAの内部回路INCへの供給が開始されるとき、最も遅く初期状態が確定する出力ノードDがハイレベルになるタイミングを、図5に示した検知信号LVLZがハイレベルになるタイミングとほぼ同じに設定できる。したがって、内部回路INCのほとんどの内部ノードが初期状態に設定されたことに応答して、起動信号STARTを論理0に活性化できる。
換言すれば、内部回路INCの貫通電流がほぼゼロになった直後に、起動信号STARTを活性化し、電源スイッチPSW2−PSW4をオンできる。この結果、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを確実かつ精度よく検出でき、内部回路INCが動作を開始するまでの復帰時間を短縮できる。
なお、ダミー組み合わせ回路DMYのインバータチェーンの段数は、図6に示した内部回路INCの段数の平均値(=5.5)を切り上げた”6”に設定してもよい。この設定では、図5に示した検知信号LVLZがハイレベルに変化するタイミングまでに、内部回路INCの後段側の数段を除いて、内部ノードのレベルを初期状態に確定できる。
図7は、図5に示した検知部VDET2の動作の例を示している。図7(A)は、図2に示した内部回路INCが動作を停止しており、全ての電源スイッチPSW1−PSW4がオフしているときの状態を示している。このとき、内部電源線VDDVAはフローティング状態であり、検知部VDET2内の全てのCMOSインバータIV0−IV6の出力ノードはロウレベルLに設定される。検知信号LVLX、LVLZがともにロウレベルLのため、図5に示した検知回路DET3のnMOSトランジスタN2、N3、N4はオフ状態になる。これにより、検知回路DET3の出力ノードNOUTはpMOSトランジスタP3のリーク電流により論理1になり、起動信号STARTは論理1に非活性化される。
図7(B)は、内部回路INCの動作を開始するために、電源スイッチPSW1がオンされ、内部電源電圧VDDVAが徐々に上昇するときの状態を示している。図7(B)では、内部電源電圧VDDVAは、CMOSインバータIV0−IV6のnMOSトランジスタまたはpMOSトランジスタの閾値電圧(絶対値)より低い。このため、CMOSインバータIV0−IV6の出力は、中間レベルXになる。ここで、中間レベルXは、論理0の入力電圧の最大値より大きく、論理1の入力電圧の最小値より小さい。図5に示した検知回路DET3は、中間レベルXの検知信号LVLX、LVLZを受けている間、出力ノードNOUTを論理1に維持する。このため、起動信号STARTも論理1に維持される。
図7(C)は、内部電源電圧VDDVAがCMOSインバータIV0−IV6のnMOSトランジスタまたはpMOSトランジスタの閾値電圧(絶対値)を超えた直後の状態を示している。内部電源電圧VDDVAが閾値電圧を超えると、CMOSインバータIV0は、ロウレベルLの入力電圧を反転してハイレベルHを出力する。CMOSインバータIV1は、ハイレベルHの入力電圧を受けてロウレベルLを出力する。そして、図7(D)に示すように、後段側のCMOSインバータIV2−IV6の出力レベルが順に確定する。すなわち、検知信号LVLX、LVLZは、ロウレベルLおよびハイレベルHに設定される。図5に示した検知回路DET3は、検知信号LVLX、LVLZを受けて、出力ノードNOUTを論理1から論理0に変化する。そして、起動信号STARTは論理0に活性化される。
図8は、図5に示した検知部VDET2を有する半導体集積回路SEMの動作の例を示している。電源オン信号PON1−PON4、起動信号STARTおよび内部電源電圧VDDVAの波形は、図4と同様である。上向きの矢印は、図5に示した偶数番号のCMOSインバータIV0、IV2、IV4、IV6の出力がハイレベルに変化するタイミングを示している。下向きの矢印は、図5に示した奇数番号のCMOSインバータIV1、IV4、IV5の出力がロウレベルに変化するタイミングを示している。
内部電源電圧VDDVAがnMOSトランジスタまたはpMOSトランジスタの閾値電圧(絶対値)を超えたとき、図7(C)、(D)に示したように、CMOSインバータIV0−IV6の出力レベルは順に確定していく。なお、内部電源電圧VDDVAは、出力レベルが確定していく間も徐々に上昇する。このため、出力レベルが確定する間隔は、徐々に短くなっていく。
そして、CMOSインバータIV5、IV6から出力される検知信号LVLX、LVLZのレベルが確定すると、起動信号STARTが論理0に活性化され、図2に示した電源スイッチPSW2がオンする(図8(a))。これ以降の動作は、図4と同様である。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、簡易なインバータチェーンにより、内部回路INCの内部ノードが初期状態に設定されたことを確実かつ精度よく検出でき、内部回路INCが動作を開始するまでの復帰時間を短縮できる。
図9は、別の実施形態における検知部VDET3の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。検知部VDET3を搭載する半導体集積回路SEMは、図2に示した検知部VDET1の代わりに検知部VDET3を有している。半導体集積回路SEMのその他の構成は、図2と同様である。
検知部VDET3は、バッファ回路BUF4、検知回路DET3およびバッファ回路BUF3を有している。検知回路DET3およびバッファ回路BUF3は、図5と同じである。検知回路DET3のnMOSトランジスタN2のゲートは、内部回路INCの出力ノードDからの信号を検知信号LVLXとして直接受ける。バッファ回路BUF4は、CMOSインバータを有しており、内部回路INCの出力ノードDの論理レベルを反転し、検知信号LVLZとして検知回路DET3に出力する。
内部回路INCの出力ノードDは、図6と同様に、論理ゲートの段数が最大の信号の伝達経路の最終ノードである。すなわち、検知部VDET3のバッファ回路BUF4は、内部回路INCに形成される組み合わせ回路の最終段に接続される。この実施形態では、内部回路INCの信号の伝達経路自体を利用して検知信号LVLX、LVLZが生成される。このため、検知信号LVLZがロウレベルに変化するまでに、内部回路INCの全ての内部ノードを初期状態に確実に設定できる。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、内部回路INCの信号の伝達経路を直接利用することにより、検知回路DET3の回路規模を小さくでき、半導体集積回路SEMのチップサイズを小さくできる。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
内部電源電圧を受けて動作する内部回路と、
前記内部回路を動作させるための第1電源オン信号の活性化中に、外部電源線を前記内部電源電圧が供給される内部電源線に接続する第1電源スイッチと、
第2電源オン信号の活性化中に、前記外部電源線を前記内部電源線に接続する第2電源スイッチと、
前記第1電源スイッチのオンにより上昇する前記内部電源電圧を受けて動作する回路を含み、前記内部電源電圧が第1電圧を超えることにより、前記内部回路の内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに前記第2電源オン信号を活性化する検知部と
を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記2)
前記第1電圧は、前記内部回路に形成されるトランジスタの閾値電圧(絶対値)であること
を特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
(付記3)
前記検知部は、
ソースが内部電源線に接続され、ドレインが第1ノードに接続され、ゲートが接地線に接続されるpMOSトランジスタを含み、前記内部電源電圧が前記pMOSトランジスタの閾値電圧の絶対値を超えたときに、前記第1ノードを前記内部電源線に接続する第1検知回路と、
ソースが前記接地線に接続され、ゲートが前記第1ノードに接続され、ドレインが第2ノードに接続されるnMOSトランジスタを含み、前記第1ノードの電圧が前記nMOSトランジスタの閾値電圧を超えたときに前記第2ノードを前記接地線に接続する第2検知回路と、
入力が前記第2ノードに接続され、前記第2ノードが高レベルから低レベルに変化したときに前記第2電源オン信号を活性化するバッファ回路と
を備えていることを特徴とする付記2記載の半導体集積回路。
(付記4)
前記第1ノードと前記接地線の間に接続される容量を備え、
前記第1検知回路は、前記第1ノードと接地線の間に接続される第1抵抗を含み、
前記第2検知回路は、前記外部電源線と前記第2ノードの間に接続される抵抗を含むこと
を特徴とする付記3記載の半導体集積回路。
(付記5)
前記検知部は、前記内部電源電圧を受けて動作し、初段の回路の入力で固定電圧を受け、前記内部電源電圧の上昇により内部ノードの論理レベルが初期状態に確定したときに検知信号を活性化するダミー組み合わせ回路を備え、
前記検知部は、前記検知信号の活性化に応答して、前記第2電源オン信号を活性化すること
を特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
(付記6)
前記ダミー組み合わせ回路は、前記内部回路のトランジスタの閾値電圧を同じ閾値電圧を有するトランジスタを含むインバータチェーンを備えていること
を特徴とする付記5記載の半導体集積回路。
(付記7)
前記インバータチェーンの段数は、前記内部回路に形成される複数の信号の伝達経路にそれぞれ含まれる論理ゲート群の段数の平均値以上、最大値以下であること
を特徴とする付記6記載の半導体集積回路。
(付記8)
前記検知部は、前記内部回路に形成される組み合わせ回路の最終段に接続され、前記内部電源電圧の上昇により前記組み合わせ回路の内部ノードの論理レベルが初期状態に確定したときに検知信号を活性化するバッファ回路を備え、
前記検知部は、前記検知信号の活性化に応答して、前記第2電源オン信号を活性化すること
を特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
BUF1、BUF2、BUF3、BUF4‥バッファ回路;DMY‥ダミー組み合わせ回路;DET1、DET2、DET3‥検知回路;INC‥内部回路;IV0、IV1、IV2、IV3、IV4、IV5、IV6、IVa、IVb‥CMOSインバータ;PMU‥電源管理部;PON1、PON2、PON3、PON4‥電源オン信号;PSW1、PSW2、PSW3、PSW4‥電源スイッチ;SEM‥半導体集積回路;START‥起動信号;VDD‥外部電源線;VDDVA‥内部電源線;VDET、VDET1、VDET2、VDET3‥検知部

Claims (3)

  1. 内部電源電圧を受けて動作する内部回路と、
    前記内部回路を動作させるための第1電源オン信号の活性化中に、外部電源線を前記内部電源電圧が供給される内部電源線に接続する第1電源スイッチと、
    第2電源オン信号の活性化中に、前記外部電源線を前記内部電源線に接続する第2電源スイッチと、
    前記第1電源スイッチのオンにより上昇する前記内部電源電圧を受けて動作する回路を含み、前記内部電源電圧が第1電圧を超えることにより、前記内部回路の内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに前記第2電源オン信号を活性化する検知部と
    を備え
    前記検知部は、前記内部電源電圧を受けて動作し、初段の回路の入力で固定電圧を受け、前記内部電源電圧の上昇により内部ノードの論理レベルが初期状態に確定したときに検知信号を活性化するダミー組み合わせ回路を備え、
    前記検知部は、前記検知信号の活性化に応答して、前記第2電源オン信号を活性化すること
    を特徴とする半導体集積回路。
  2. 内部電源電圧を受けて動作する内部回路と、
    前記内部回路を動作させるための第1電源オン信号の活性化中に、外部電源線を前記内部電源電圧が供給される内部電源線に接続する第1電源スイッチと、
    第2電源オン信号の活性化中に、前記外部電源線を前記内部電源線に接続する第2電源スイッチと、
    前記第1電源スイッチのオンにより上昇する前記内部電源電圧を受けて動作する回路を含み、前記内部電源電圧が第1電圧を超えることにより、前記内部回路の内部ノードが初期状態に設定されたことを検出したときに前記第2電源オン信号を活性化する検知部と
    を備え
    前記検知部は、前記内部回路に形成される組み合わせ回路の最終段に接続され、前記内部電源電圧の上昇により前記組み合わせ回路の内部ノードの論理レベルが初期状態に確定したときに検知信号を活性化するバッファ回路を備え、
    前記検知部は、前記検知信号の活性化に応答して、前記第2電源オン信号を活性化すること
    を特徴とする半導体集積回路。
  3. 前記第1電圧は、前記内部回路に形成されるトランジスタの閾値電圧(絶対値)であること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体集積回路。
JP2010224571A 2010-10-04 2010-10-04 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP5565252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010224571A JP5565252B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010224571A JP5565252B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012080380A JP2012080380A (ja) 2012-04-19
JP5565252B2 true JP5565252B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=46240101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010224571A Expired - Fee Related JP5565252B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5565252B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5576248B2 (ja) * 2010-11-19 2014-08-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 電源スイッチ回路
JP5541143B2 (ja) * 2010-12-21 2014-07-09 富士通株式会社 半導体装置
JP5915439B2 (ja) * 2012-07-30 2016-05-11 富士通株式会社 判定回路および半導体装置
JP2021027110A (ja) 2019-08-02 2021-02-22 キオクシア株式会社 半導体装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02210913A (ja) * 1989-02-10 1990-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Mos集積回路
JP3855835B2 (ja) * 2001-09-27 2006-12-13 ヤマハ株式会社 信号レベルシフト回路
JP2003168735A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JP2006112889A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Kawasaki Microelectronics Kk 電源電圧検出回路
JP2007267162A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Nec Electronics Corp 半導体集積回路
JP5151712B2 (ja) * 2008-06-13 2013-02-27 富士通株式会社 ノイズ解析装置
JP5278167B2 (ja) * 2009-05-29 2013-09-04 富士通株式会社 半導体集積回路装置及び電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012080380A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100908550B1 (ko) 파워 온 리셋 회로
US7545186B2 (en) Reset circuit
US9806716B2 (en) Output signal generation circuitry for converting an input signal from a source voltage domain into an output signal for a destination voltage domain
US20120313686A1 (en) Level shift circuit
JP2004228713A (ja) 電圧変換回路ならびにそれを備える半導体集積回路装置および携帯端末
US20150097601A1 (en) Semiconductor device
JP3764135B2 (ja) レベルシフタ
JP5565252B2 (ja) 半導体集積回路
US7714613B2 (en) Level converter
JP2014160981A (ja) レベルシフト回路
US10116299B2 (en) Power-on reset circuit
JP2010147835A (ja) パワーオンリセット回路
JP5421075B2 (ja) 入力回路
US7218145B2 (en) Level conversion circuit
JP5936564B2 (ja) 駆動回路
JP5488361B2 (ja) 半導体集積回路
JP2010016435A (ja) パワーオンリセット回路
JP5266974B2 (ja) 入出力回路
JP4086049B2 (ja) パワーオン・リセット回路
JP2006352204A (ja) 電位検出回路及びそれを備える半導体集積回路
KR100715601B1 (ko) 파워온 리셋 회로
JP2000332586A (ja) パワーオンリセット回路
JP2004304475A (ja) トレラント入力回路
JP2017022684A (ja) 負荷駆動回路
JP2014027515A (ja) 出力回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5565252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees