JP5565029B2 - 液体容器および液体消費装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体消費装置に供給すべき液体を収容する液体容器と、その液体容器を備える液体消費装置とに関するものである。
従来、前述した液体容器として、収容室の一部分が可撓部材により構成されるものがある(特許文献1を参照)。液体容器内の液体が減少すると、可撓部材の折れ曲がりの態様が変化して、収容室の容積が縮小する。
一方、前記液体容器には、液体の残量の検出を行うために、プリズムを備えたものがある。液体容器の外側にプリズム内の光の反射状態を検出するフォトインタラプターが備えられており、このフォトインタラプターにより、液体容器における液体の残量を検出することが可能となる。
特開2003−191495号公報
しかしながら、前記従来の液体容器では、次の理由により、残量を高精度に検出することができないという問題があった。
前記可撓部材は、収容室の縮小に際し、いつも同じ形態に変化せず、様々な形態をとりうる。このために、前記形態によって、液体収容室そのものの容積が変わってくることから、一定位置に設けられた前記プリズムでは、液面の高さを検出することはできるが、容積が一定量以下となったことを高精度に検出することができない。これにより、残量を高精度に検出することができなかった。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を取り扱うためになされたものであり、一部分が可撓部材により構成される液体収容室を備える液体容器において、液体収容室内の液体の残量を高精度に検出可能とすることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。本発明の一形態は、
液体消費装置に供給すべき液体を収容する液体容器であって、
主収容室と、前記主収容室よりも下流側に設けられる副収容室と、を含み、可撓部によって一部分が構成される液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を外部に送出するための液体送出口と、
前記液体収容室の内部を負圧に保つための負圧発生部と、
前記液体収容室内の液体の残量を検出するために用いられるプリズムと、を備え、
前記主収容室は、内部の圧力の減少に伴って前記可撓部が変形することにより容積が縮小するものであり、
前記副収容室は、前記プリズムが配置されるものである、液体容器。
その他、本発明は、以下の形態又は適用例として実現することも可能である。
[適用例1] 液体消費装置に供給すべき液体を収容する液体容器であって、可撓部によって一部分が構成される液体収容室であって、前記液体収容室の内部の圧力の減少に伴って前記可撓部が変形することにより容積が縮小する液体収容室と、前記液体収容室内の液体を外部に送出するための液体送出口と、前記液体収容室の内部を負圧に保つための負圧発生部と、前記液体収容室内の液体の残量を検出するために用いる検出用部材とを備え、前記液体収容室の内部において、前記可撓部の変形によって容積変動が発生しない領域に、前記検出用部材が配置された、液体容器。
適用例1の液体容器は、可撓部の変形によって容積変動が発生しない領域に、残量検出のための検出用部材が配置されていることから、可撓部がどのような形態に変わっても、検出用部材を用いて検出される残量は一の検出値に対して一の容積が常に対応する。このため、適用例1の液体容器は、液体の残量が一定量以下となったことを誤って検出することがないことから、検出精度の向上を図ることができる。
[適用例2] 適用例1に記載の液体容器であって、前記検出用部材は、当該検出用部材が配置される高さに対応した水平方向ラインを液面が下回ることを検出するために用いられるものであり、前記液体収容室は、前記可撓部が備えられる主収容室と、前記主収容室よりも下流側に設けられ、前記検出用部材が内部に配置される副収容室と、前記主収容室と副収容室との間を連通する連通路であって、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記副収容室側の開口端が前記水平方向ラインよりも高い位置に設けられる連通路とを備える、液体容器。
適用例2の液体容器によれば、副収容室において前記水平方向ラインよりも下側に蓄えられている液体は、前記連通路から主収容室側に逆流することはない。その上で、可撓部が備えられる主収容室と別体である副収容室内に検出用部材が配置されることで、可撓部がどのような形態に変わっても、副収容室における前記水平方向ラインよりも下側の領域は容積が変動することがない。したがって、適用例2の液体容器は、前記水平方向ラインを液面が下回ることを高精度に検出することができる。
[適用例3] 適用例2に記載の液体容器であって、外部の空気を前記収容部内に導入するための空気導入口を備え、前記空気導入口は、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記連通路より上側に配置された、液体容器。
適用例3の液体容器によれば、空気導入口から空気が導入された際に発生する泡が、直ちに副収容室に流入することがないため、液体の残量の検出が泡によって誤ってしまう虞を小さくすることができる。この結果、液体の残量の検出精度をより向上することができる。
[適用例4] 適用例1に記載の液体容器であって、前記検出用部材は、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記可撓部が変形の際にとり得る領域の下側に配置された、液体容器。
適用例4の液体容器によれば、検出用部材が配置されるラインまで液面が下がった場合、可撓部がどのような形態に変わったとしても液面の高さは変動しない。したがって、適用例4の液体容器は、前記水平方向ラインを液面が下回ることを高精度に検出することができる。
[適用例5] 適用例4に記載の液体容器であって、外部の空気を前記収容部内に導入するための空気導入口を備え、前記空気導入口は、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記検出用部材より上側に配置された、液体容器。
適用例5の液体容器によれば、空気導入口から空気が導入された際に発生する泡が、検出用部材周りに流入することがないことから、液体の残量の検出精度をより向上することができる。
[適用例6] 適用例1ないし5のいずれかに記載の液体容器であって、前記検出用部材は、プリズムである、液体容器。
適用例6の液体容器によれば、プリズムの光学的な性質を利用することで、容易な構成でもって液体の残量の検出が可能となる。
[適用例7] 適用例1ないし6のいずれかに記載の液体容器を備える液体消費装置。
適用例7の液体消費装置によれば、液体の残量を高精度に検出することができる。なお、本発明は、以下に示すような種々の態様で実現することが可能である。
(1)液体供給装置、液体供給方法。
(2)インク収容器、インク供給装置。
(3)液体噴射装置、インクジェットプリンター。
本発明の第1実施例としてのインクカートリッジ100の各種断面を示す断面図である。 インクカートリッジ100の分解斜視図である。 仕切板112に設けられた連通孔50の周辺を拡大して示す断面図である。 フォトインタラプター200をプリズム150とともに示す説明図である。 第1実施例が解決しようとする課題を説明するための図である。 第1実施例の変形例としてのインクカートリッジ300の一部破断断面図である。 第2実施例としてのインクカートリッジ400の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
A−1.インクカートリッジの構成:
図1は、本発明の第1実施例としてのインクカートリッジ100の各種断面を示す断面図である。図1(a)が平面における断面図であり、図1(b)が図1(a)の矢視A−Aにおける断面図であり、図1(c)が図1()の矢視B−Bにおける断面図である。なお、技術の理解を容易にするため、各断面図において、断面の奥に見えるべき構成の一部を省略している。図2は、インクカートリッジ100の分解斜視図である。
インクカートリッジ100は、家庭用またはオフィス用に使用される、たとえばA3用紙までの印刷が可能なインクジェットプリンター用のインクカートリッジである。インクジェットプリンター(以下、単に「プリンター」と呼ぶ)が、[課題を解決するための手段]における「液体消費装置」に相当する。
図1および図2に示すように、インクカートリッジ100は、バスタブ状の容器本体110と、容器本体110に組み合わされる蓋部材160とを含む。容器本体110は、底部20および側壁30を備え、それらで囲まれた収容部を含む。収容部は、仕切板112により、主収容部114と副収容部116とに区画されている。主収容部114は、略直方体、より正確には六角柱状である。副収容部116は、略三角柱状である。副収容部116は、主収容部114に比べて容量が小さい。なお、主収容部114と副収容部116の間は、仕切板112に設けられた後述する連通孔により連通している。容器本体110の側壁30には、取り外しレバー118が連結されている。
蓋部材160は、容器本体110と組み合わされてその空隙を封止し、略直方体のインクカートリッジ100の外殻を構成する板状の部材である。容器本体110および蓋部材160は、たとえば、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の合成樹脂で形成される。なお、図1(a)の平面図においては、技術の理解を容易にするため、蓋部材160、後述するフィルム120、および後述する受圧板170をインクカートリッジ100から取り外した状態を示している。
容器本体110に含まれる主収容部114は、可撓性を有するフィルム120で封止されている。フィルム120は、外力を受けない状態において平面状である平面部122と、平面部122の周りに設けられ、外力を受けない状態において折れ曲がっている(折りたたまれている)屈曲部124とを有する。平面部122の外形は、長方形の二つの角をそれぞれ直線で切断したような略六角形である。すなわち、平面部122の外形は、主収容部114の開口に対応した形状である。屈曲部124の外周は、図1(b)および図1(c)に示すように、容器本体110の側壁30の上端部と仕切板112の上端部に溶着されている。このため、フィルム120は、容器本体110の側壁30の上端からいったん底部20に向かって落ち込み、底部20から離れる向きに反転して、中央の平面部122に至る。フィルム120は、ポリエチレンテレフタラート(PET)とポリプロピレン(PP)とを主成分とする。
なお、容器本体110に含まれる副収容部116の上端部は、主収容部114側の上端部に比べて、前記フィルム120の厚さ分だけ高くなっている。インクカートリッジ100を組み立てたときに、副収容部116と蓋部材160の間に隙間ができないようにするためである。
主収容部114におけるフィルム120により区画された空間と、副収容部116とに、インクが収容される。一方、主収容部114におけるフィルム120と蓋部材160の間の空間102には、空気が収容される。前記インクを収容する構造を、「インク収容室101」と呼ぶ。すなわち、インク収容室101は、主収容部114におけるフィルム120により区画された空間と副収容部116により構成される。インク収容室101の容量(容積)は、フィルム120の屈曲部124が折りたたまれ、または折りたたまれた状態から伸ばされ、平面部122が変位することにより、変化する。より詳しくは、主収容部114におけるインクを収容する容量が変化するもので、副収容部116の容量は一定である。なお、前記インク収容室が、[課題を解決するための手段]における「液体収容室」に相当する。
容器本体110の底部20の略中央には、円錐バネ155が配されている。円錐バネ155は、円錐状に巻かれたコイルばねであり、他端において、受圧板170を支持している。受圧板170は、フィルム120の平面部122と同じ形状をしている。すなわち、略六角形である。受圧板170は、フィルム120の平面部122と重なる位置において、円錐バネ155によって、平面部122および蓋部材160に向かって押しつけられている。すなわち、円錐バネ155は、インク収容室101の容量が増大する方向に受圧板170を付勢している。この円錐バネ155が、[課題を解決するための手段]における「負圧発生部」に相当する。
インク収容室101内のインクが消費されインクが占めていた容積が小さくなると、負圧が発生して、受圧板170およびフィルム120の平面部122が底部20に向かって引き寄せられる。インクが消費されてインクが少量となったときの受圧板170の位置を、図1(b)および図1(c)において、破線で示す。図に示されているように、フィルム120がインク収容室101内部の圧力変化に応じて変形するのに対して、受圧板170は、インク収容室101内部の圧力が変化しても、実質的に変形しない。しかし、フィルム120の変形に伴って、受圧板170は変位する。
インクカートリッジ100がプリンター用に装着されて使用される際の姿勢において、容器本体110の下側の側壁30Aには、インク供給孔130、大気開放孔140、およびプリズム150が設けられている。以下の説明において、「下」とは、インクカートリッジ100がプリンター用に装着されて使用される際の姿勢において、鉛直下側のことをいい、「上」とは、鉛直上側のことをいう。
インク供給孔130は、プリンターにインクを供給するための孔部であり、主収容部114の下側に設けられている。インク供給孔130は、図示しない連通孔により副収容部116と連通している。この結果、主収容部114に収容されたインクは、副収容部116、インク供給孔130の順に移動し、インク供給孔130からプリンターに供給される。
なお、インク供給孔130には、供給孔フォーム132が、供給孔蓋134により取り付けられている。供給孔フォーム132は、インクを吸収するスポンジ状のもので、ポリエチレンテレフタラート(PET)からなる。供給孔フォーム132により、インクカートリッジ100が傾いた場合などにおいて、インクが外部に流出することが抑制される。
大気開放孔140は、外部の空気を導入するための孔部であり、主収容部114の下側に設けられている。大気開放孔140には、シート状の通気フィルム142が装着され、さらに通気フィルム142の外側に下フィルム144が装着される。通気フィルム142は、撥水性、かつ微細な孔を有する多孔質性のシートであり、オロエチレン樹脂(PTFE)からなる。PTFEの微細な孔によりインクの液面にメニスカスが形成され、インクを保持することができる。下フィルム144は、通気フィルム142を保護する。
なお、本実施例では、大気開放孔140が主収容部114の下側に設けられていることから、インク残量が少ない場合にも通気フィルム142にインクを含ませることができる。したがって、インク残量が少なくなった場合にも、メニスカスの形成が可能である。
プリズム150は、インク収容室101におけるインク残量を検出するために用いる光学素子であり、副収容部116の下側に設けられている。プリズム150は、例えば、ポリプロピレンによって形成することができ、直角二等辺三角柱状の形状を呈している。プリズム150は、プリズム150の三角形の面がインクカートリッジ100の上下方向の側面30Bに対向あるいは接するように配置されており、また、直角二等辺三角形の頂角151となる辺が上方に位置し、頂角151の対辺となる面152が下方に位置するように配置されている。面152は、インクカートリッジ100の下面から露出している。
この本実施例では、ケース52とプリズム150とはポリプロピレンによって一体形成されており、プリズム150は透明状に形成されている。勿論、インクカートリッジ100の構成はこのような構成に限られず、例えば、容器本体110とプリズム150とは、別々の部材によって構成されていてもよい。
図3は、仕切板112に設けられた連通孔50の周辺を拡大して示す断面図である。図示するように、連通孔50は、円筒状であり、一方の開口端50aは主収容部114に接続され、他方の開口端50bは副収容部116に接続される。なお、インクカートリッジ100がプリンター用に装着されて使用される際の姿勢において、副収容部116に接続される開口端50bは、プリズム150の頂角151の上下方向の位置L1よりも上側に設けられている。詳しくは、開口端50bの周囲の最下点50cが、位置L1よりも上側に位置するように設けられている。なお、図示の例では、インクカートリッジ100がプリンター用に装着されて使用される際の姿勢において、連通孔50の長さ方向が水平となっているが、必ずしも水平である必要はなく、連通孔50の主収容部114に接続される開口端50aは、主収容部114の底面位置に接してもよい。要は、副収容部116に接続される側の開口端50bが位置L1よりも上側に位置すれば、連通孔50は、水平方向から傾いた構成であってもよい。
前述したように、連通孔50の主収容部114に接続される開口端50aは、主収容部114の底面位置に接する構成とした場合、インク残量を少なくすることができる。この場合、連通孔の太さが、インクによるメニスカスを形成できるほど細いことが望ましい。
副収容部116に接続される側の開口端50bが位置L1よりも上側に位置することで、副収容部116において連通孔50の開口端50bよりも下側となる領域に存在するインクは、副収容部116内に留まり、主収容部114側に逆流することがない。
なお、本実施例では、副収容部116に接続される側の開口端50bが位置L1よりも上側に位置する構成としたが、これに換えて、前記開口端50bが、プリズム150を用いてインク残量を検出する際に「インク無し」と判定される後述するボーダーラインBL(このボーダーラインは前記位置L1よりさらに下にある)よりも上側に位置する構成とすることもできる。この構成では、副収容部116において、「インク無し」と判定されるボーダーラインBLよりも下側となる領域に存在するインクが主収容部114側に逆流することがない。したがって、通孔50は、副収容部116に接続される側の開口端50bが後述するボーダーラインBLよりも上の位置(高い位置)であれば、連通孔50はいずれの位置に設ける構成とすることもできる。
インク収容室101におけるインク残量を検出する機構について、次に説明する。インクカートリッジ100が装着されるプリンターの内部には、後述するフォトインタラプターが固定的に取り付けられている。プリンターにおいて、インクカートリッジ100が装着されたキャリッジが、フォトインタラプターが固定された位置までインクカートリッジを搬送することで、インク残量の検出が行われる。
図4は、フォトインタラプター200を前述したプリズム150とともに示す説明図である。インク残量の検出時には、図示するように、フォトインタラプター200は、前述したプリズム150の下面の露出された部分に対向する。フォトインタラプター200は、発光部202と受光部204を備える。発光部202から照射された光(例えば、白色光)は、プリズム150の下面の図中右半分の部分(以下、「入射面S1」という)から入射して、プリズム150の図中右側の傾斜面(以下、「第1の反射面S21」という)に達する。このとき、副収容部116内にインクが存在すると、第1の反射面S21に達した光は、破線に示すように、第1の反射面S21を透過して、インクによって吸収される。一方、副収容部116内にインクが存在しない場合には、第1の反射面S21に達した光は、この第1の反射面S21により反射される。これは、プリズム150の材料であるポリプロピレンとインク(水)の屈折率と、ポリプロピレンと空気の屈折率とが異なることによる。
副収容部116内にインクが存在する場合には、前述したように光はインクによって吸収されることから、フォトインタラプター200は、反射光を検知することができないことになる。したがって、フォトインタラプター200が反射光を検知しない場合には、「インク有り」と判断することができる。一方、副収容部116内にインクが存在しない場合には、前述したように第1の反射面S21により反射され、その後、プリズム150の図中左側の傾斜面(以下、「第2の反射面S22」という)によって、更に反射される。すると、プリズム150下面の図中左半分の部分(以下、「射出面S3」という)から、光は出射する。この結果、副収容部116内にインクが存在しない場合には、受光部204によって検知されることになる。したがって、フォトインタラプター200が反射光を検知した場合には、「インク無し」と判断することが可能になる。
上記構成のフォトインタラプター200とプリズム150によれば、図中に示すボーダーラインBLまで、副収容部116内のインクの液面が低下したときに、「インク無し」と判断することが可能となる。このボーダーラインBLは、水平方向ラインであり、当然、プリズム150が配置される高さに対応している。
A−2.インクカートリッジの動作:
図1に戻って、インクカートリッジ100の動作について、次に説明する。供給孔フォーム132を介してインクが消費されると、主収容部114におけるフィルム120が折りたたまれた状態から伸びて、フィルム120により区画された空間(以下、「主収容部内インク収容室」と呼ぶ)が、だんだん萎んでくる。主収容部内インク収容室が萎むと、受圧板170が底部20に向かって引き寄せられ、円錐バネ155を圧縮する。円錐バネ155はフィルム120の平面部122および受圧板170を内側から押しているため、主収容部内インク収容室には負圧が発生している。円錐バネ155が圧縮されると、主収容部内インク収容室内の圧力がより低下する。
一定の圧力以下になると、大気開放孔140に設けられた通気フィルム142におけるインクによるメニスカスが壊れ、空気が、大気開放孔140から主収容部内インク収容室に流入する。空気が主収容部内インク収容室に流入すると、主収容部内インク収容室の圧力が上昇し、通気フィルム142にインクによりメニスカスが再び形成される。この結果、主収容部内インク収容室へのインクの流入が一旦停まる。上記主収容部内インク収容室へのインクの流入、停止を繰り返すことで、インク収容室101におけるインクの液面が低下する。
インクの液面がボーダーラインBLまで低下すると、プリズム150を利用したフォトインタラプター200の動作により、「インク無し」を検出する。インク無しが検出されたら、ある一定量のインク消費の後に、インクエンドとなる。
A−3.実施例の作用効果:
図5は、第1実施例が解決しようとする課題を説明するための図である。図示の例は、従来例のインクカートリッジ900の一部破断断面図である。図5(a)および図5(b)は、図1(b)と同一平面における断面図である。図5(a)および図5(b)に示すように、インクカートリッジ900は、インク収容室902が1室より構成され、前記実施例のように2室に区分されたものではない。このために、インク収容室902の内部にプリズム904が配置されている。
906は、可撓部としてのフィルムである。フィルム906は、第1実施例におけるフィルム120と同様のもので、インク収容室902に収容されるインクの減少とともに変形する。図5(a)と図5(b)とは、フィルム906の変形の形態が異なっている。図5(a)では、フィルム906は、上側に突出した凸形状となっている。これに対して、図5(b)では、フィルム906は、下側に突出した、すなわち凹んだ凹形状となっている。どちらの例示も、プリズム904を利用したフォトインタラプターにより「インク無し」を検出したときのものであるが、図5(a)と図5(b)とでは、フィルム906は変形の形態が異なることから、インクIKの容量が異なったものとなっている。したがって、従来例のインクカートリッジ900によれば、「インク無し」を検出したときに、インクIKの容量は常に一定とならない。
これに対して、第1実施例のインクカートリッジ100によれば、収容部は、仕切板112により、主収容部114と副収容部116とに区画され、主収容部114はフィルム120を含み、副収容部116はプリズム150が配置されている。その上、副収容部116においてプリズム150の頂角151の位置L1よりも下側となる領域に存在するインクは、副収容部116内に留まり、主収容部114側に戻ることがないように、連通孔50の配設位置が定められている。このために、フィルム120がどのような形態に変わったとしても、フォトインタラプター200で「インク無し」が検出されるときのインクの残量は常に一定量となる。このため、第1実施例のインクカートリッジ100は、液体の残量が一定量以下となったことを誤って検出することがないことから、検出精度の向上を図ることができる。
B.第1実施例の変形例:
B−1.第1実施例変形例1:
前記第1実施例の変形例について、次に説明する。前記第1実施例では、プリズム150と大気開放孔140とは別室に設けられており、これにより、大気開放孔140から導入された空気が「インク無し」の検出に悪影響を与えないようにしている。これに対して、変形例では、大気開放孔140から導入された空気の影響をより小さくすることを図っている。
図6は、第1実施例の変形例としてのインクカートリッジ300の一部破断断面図である。図6は、図1(a)と同一の平面における断面図である。図示するように、この変形例は、第1実施例と比較して、大気開放孔140の開口端140Pの高さhが相違するだけであり、その他の構成については同一である。図示するように、大気開放孔140の開口端140Pの高さhは、連通孔50の配設位置よりも高くなっている。すなわち、開口端140Pの高さhは、連通孔50の周面の最上点のライン50Mよりも高くなるように定められている。
この変形例によれば、大気開放孔140から導入された空気が連通孔50に流入することがないことから、副収容部116に空気が流入することがない。このために、副収容部116内の気圧環境を変化させることがないことから、プリズム150を利用したインク残量の検出精度を、第1実施例と比較して、さらに向上することができる。また、大気開放孔140から導入された空気が泡となってプリズム150に付着することで、検出精度を低下させることがあるが、この変形例によれば、プリズム150に泡が付着することを大幅に防ぐことができる。この結果、検出精度がより高い。
B−2.第1実施例変形例2:
前記第1実施例では、副収容部116においてプリズム150の頂角151の位置L1よりも下側となる領域に存在するインクが、副収容部116内に留まり、主収容部114側に戻ることがないように、連通孔50の配設位置が定められている。しかし、この構成に換えて、連通孔50に逆止弁を設けることにより副収容部116から主収容部114への逆流を防ぐ構成としてもよい。この構成によっても、第1実施例と同じ効果を奏する。
C.第2実施例:
本発明の第2実施例について、次に説明する。図7は、第2実施例としてのインクカートリッジ400の断面図である。図7は、図1(a)と同一の平面における断面図である。図7は、図1(a)と同様に、蓋部材、フィルム、および受圧板をインクカートリッジ400から取り外した状態を示している。第2実施例のインクカートリッジ400は、第1実施例のインクカートリッジ100と比較して、副収容部416が主収容部414の下側に設けられている点が、主に相違する。ここでいう「下」とは、第1実施例と同様に、インクカートリッジ400がプリンター用に装着されて使用される際の姿勢において、鉛直下側のことをいう。410は容器本体、440は大気開放孔、455は円錐バネである。
主収容部414に対しては、第1実施例と同様な機能を持つフィルムおよび受圧版が配置される。主収容部414は、第1実施例の主収容部114と同一の働きをする。
副収容部416は、主収容部414側に開口する第1副室416aと、第2副室416bと、第1副室416aと第2副室416bとの間を連通する連通路416cとを備える。第1副室416aには、プリズム450が配置されている。プリズム450は、第1実施例と同様に、副収容部416の下側に設けられ、インクカートリッジ400の下面から露出している。第2副室416bは、インク供給孔430と連通している。インク供給孔430には、第1実施例と同様に、供給孔フォーム432が、供給孔蓋434により取り付けられている。
以上のように構成された第2実施例のインクカートリッジ400は、使用される際の姿勢において、フィルムがその変形の際にとり得る領域の下側にプリズム450が配置されることになる。このために、プリズム450により「インク無し」が検出されるボーダーラインまでインク面が下がった場合、フィルムがどのような形態に変わったとしてもインク面の高さは変動しない。したがって、第2実施例のインクカートリッジ400は、第1実施例と同様に、インク無しの検出精度の向上を図ることができる。
D.変形例:
D−1.変形例1:
上記各実施例および変形例においては、受圧板170およびフィルム120の平面部122は、略六角形の外形形状を有している。しかし、受圧板170および平面部122は、略六角形に限らず、様々な形状とすることができる。ただし、三日月型や星形のように凹部を有する形状ではなく、外に向かって凸の形状とすることが好ましい。たとえば、多角形である場合には、角の内角の大きさが180度未満であることが好ましい。
D−2.変形例2:
上記各実施例および変形例においては、負圧発生部として、円錐バネが採用されている。しかし、負圧発生部としては、板バネや、柔軟性を有する樹脂製の部材など、他の様々な態様を採用することができる。
D−3.変形例3:
上記各実施例および変形例においては、液体収容室内の液体の残量を検出するために用いる光学素子として、フォトインタラプターと対になって使用されるプリズムを用いている。しかし、プリズムに限らず、レンズ等の他の光学素子とすることができる。また、光学素子に換えて、ピエゾ素子を用いることができる。さらに、光学素子、ピエゾ素子に限る必要もなく、液体収容室内の液体の残量を検出するために用いる検出用部材であればいずれの構成とすることもできる。
D−4.変形例4:
上記第1実施例では、プリズムが設けられる副収容部を、可撓部としてのフィルムが設けられる主収容部と別室として、副収容部において、プリズムの頂角の位置よりも下側となる領域に存在するインクが主収容部側に戻ることがないようにしている。すなわち、このプリズムの頂角の位置よりも下側となる領域を、フィルムの変形によって容積変動が発生しない領域としている。上記第2実施例では、可撓部としてのフィルムが配置される主収容部の下側に、第1副室を設け、第1副室にプリズムを設ける構成としている。すなわち、この第1副室を、フィルムの変形によって容積変動が発生しない領域としている。しかし、上記第1実施例および第2実施例の構成に限らず、様々な構成とすることができる。例えば、副室を設けることなく収容部を1室により構成し、収納部の上側に可撓部を、下側にプリズムを配置する構成としてもよい。要は、可撓部の変形によって容積変動が発生しない領域に検出用部材が配置される構成であれば、どのような構成でもよい。
D−5.変形例5:
上記各実施例および変形例においては、大気開放孔140に通気フィルム142を設ける構成としたが、通気フィルム142に換えて金属製のメッシュとすることもできる。メッシュとしては、例えばSUSメッシュからなる。この構成によっても、SUSメッシュの微細な網目によりインクの液面にメニスカスを形成することが可能となる。
D−6.変形例6:
上記実施例では、インクカートリッジ100は、家庭用またはオフィス用に使用されるプリンター用のインクカートリッジである。しかし、本発明の液体容器としてのインクカートリッジは、業務用に使用される大型のプリンターのインクカートリッジに適用することもできる。
D−7.変形例7:
上記各実施例および変形例では、インクジェットプリンターと、インクカートリッジについて説明したが、本発明は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に用いても良く、また、そのような液体を収容した液体容器にも適用可能である。本発明の液体容器は、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体消費装置に流用可能である。なお、「液滴」とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置および液体容器に本発明を適用することができる。さらに、液体噴射装置に限る必要もなく、液体を消費する装置、すなわち液体消費装置であればいずれに換えることもできる。
なお、前述した各実施例および各変形例における構成要素の中の、独立請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。
20…底部
30…側壁
50…連通孔
52…ケース
100…インクカートリッジ
101…インク収容室
102…空間
110…容器本体
112…仕切板
114…主収容部
116…副収容部
118…レバー
120…フィルム
122…平面部
124…屈曲部
130…インク供給孔
132…供給孔フォーム
134…供給孔蓋
140…大気開放孔
140P…開口面
142…通気フィルム
144…下フィルム
150…プリズム
151…頂角
155…円錐バネ
160…蓋部材
170…受圧板
200…フォトインタラプター
202…発光部
204…受光部
300…インクカートリッジ
400…インクカートリッジ
414…主収容部
416…副収容部
416a…第1副室
416b…第2副室
416c…連通路
430…インク供給孔
432…供給孔フォーム
434…供給孔蓋
450…プリズム

Claims (8)

  1. 液体消費装置に供給すべき液体を収容する液体容器であって、
    主収容室と、前記主収容室よりも下流側に設けられる副収容室と、を含み、可撓部によって一部分が構成される液体収容室と、
    前記液体収容室内の液体を外部に送出するための液体送出口と、
    前記液体収容室の内部を負圧に保つための負圧発生部と、
    前記液体収容室内の液体の残量を検出するために用いられプリズムと、を備え、
    前記主収容室は、内部の圧力の減少に伴って前記可撓部が変形することにより容積が縮小するものであり、
    前記副収容室は、前記プリズムが配置されるものである、液体容器。
  2. 請求項1に記載の液体容器であって、
    前記副収容室は、前記主収容室に開口し前記プリズムが配置される第1副室と、前記第1副室よりも下流側に位置する第2副室と、前記第1副室と前記第2副室とを連通する連通路と、を含む、液体容器。
  3. 請求項1または2に記載の液体容器であって、
    さらに、前記主収容部に配置される受圧板を備え、
    前記受圧板は、前記可撓部に押し付けられるよう前記負圧発生部に付勢される、液体容器。
  4. 請求項2に記載の液体容器であって、
    外部の空気を前記液体収容室内に導入するための空気導入口を備え、
    前記空気導入口は、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記連通路より上側に配置された、液体容器。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の液体容器であって、
    外部の空気を前記液体収容室内に導入するための空気導入口を備え、
    前記空気導入口は、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記プリズムより上側に配置された、液体容器。
  6. 請求項4または5に記載の液体容器であって、
    前記液体収容室の圧力が所定の圧力以下になると、前記空気導入口から前記空気が導入され、前記液体収容室の圧力が上昇し、前記空気導入口からの前記空気の導入が停止する、液体容器。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の液体容器であって、
    前記プリズムは、前記液体容器が使用される際の姿勢において、前記可撓部が変形の際にとり得る領域の下側に配置された、液体容器。
  8. 請求項1ないしのいずれか一項に記載の液体容器を備える液体消費装置。
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