JP4793163B2 - 液体収容容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインクジェットプリンタに着脱可能なインクカートリッジとして好適な大気開放タイプの液体収容容器に関し、特に、音響インピーダンスの変化を検出することで、液体収容部内の液体の消費状態を検知するための液体検出部が備えられた液体収容容器において、液体検出部に気泡が付着することによる誤検出を防止する改良技術に関する。
インクジェットプリンタに着脱可能なインクカートリッジ(液体収容容器)として、プリンタに着脱可能な容器本体内に、インクを収容するインク収容部(液体収容部)と、プリンタ側の印字ヘッド(液体噴射部)に接続されるインク供給部(液体供給部)と、インク収容部に貯留したインクをインク供給部に誘導するインク誘導路(液体誘導路)と、インク収容部内のインクの消費に伴って外部から大気をインク収容部内に導入する大気連通孔と、を備える大気開放タイプのものが各種提案されている。
この種のインクカートリッジには、圧電振動体を有するセンサを液体収容部内の基準高さに配置したインク残量検出機構(液体検出部)が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。このインク残量検出機構は、印刷処理によるインク消費で液体収容部のインク液面が基準高さまで下がって、インクの消費に伴って大気連通孔から液体収容部に導入された外気がセンサの検出位置に到達すると、センサ周囲がインク液で満たされている場合とセンサ周囲に空気が接触している場合における振動特性(残留振動)の変化から、インクの液面が基準高さまで下がったことを検出するものである。
すなわち、液体収容部に設けた圧電素子を有する圧電装置又はアクチュエータの振動部を振動させ、その後に振動部に残留する残留振動によって生ずる逆起電力を測定することで、共振周波数または逆起電力波形の振幅を検出して音響インピーダンスの変化を検出する。この検出信号がインクの残量表示やカートリッジ交換時期の通知に利用される。
特開2001−146019号公報
しかしながら、大気開放タイプのインクカートリッジでは、製造後の搬送時の振動等により液体収容部内の空気が、インクで攪拌されて気泡となったり、インク消費に伴って大気連通孔から液体収容部に導入される外気が、カートリッジの着脱時に作用する衝撃等で微細な気泡となったりして、インクの液中を浮遊する場合がある。そして、インクの液中を浮遊する気泡がインク残量検出機構のセンサ表面に付着すると、付着した気泡が残留振動の変化を招いて、インクの有無が正確に検出できずインクの液面が下がったものと誤検出されてしまう虞がある。
即ち、上記した従来の大気開放タイプのインクカートリッジは、振動現象を利用することで、液体容器内の液体の状態(液体容器内の液体の有無、液体の量、液体の水位、液体の種類、液体の組成を含む)を検出可能としているが、インクカートリッジ使用中におけるセンサ表面への気泡付着による誤検出に対しては何ら対策が示されていなかった。その結果、気泡がセンサ表面に付着することによるインク残量の誤検出が発生した。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、気泡が液体誘導路の液体検出部に流入することによる液体残量の誤検出を防止することができる良好な液体収容容器を提供することである。
本発明の上記目的は、液体消費装置に装着される容器本体内に、液体収容部と、前記液体消費装置に接続される液体供給部と、前記液体収容部に貯留した液体を前記液体供給部に誘導する液体誘導路と、前記液体収容部内の液体の消費に伴って外部から大気を前記液体収容部内に導入する大気連通孔と、前記液体誘導路の途中に設けられ、当該液体誘導路への気体の流入を検知することで前記液体収容部の液体が消尽されたことを検出する液体検出部と、を備える大気開放タイプの液体収容容器であって、
前記液体誘導路には、前記液体検出部へ液体を流入させる液体流入開口の内周上部より鉛直方向上方に上端が配置された堰部を設けることを特徴とする液体収容容器により達成される。
上記構成の液体収容容器によれば、液体誘導路を通過する液体が堰部を通過した後、堰部の上端より低い位置の液体流入開口へ流れ込み、堰部を通過する液体に気泡が混じる場合、気泡には液体流入開口への接近に抗する浮力が作用する。
これにより、気泡は液体流入開口へ進入し難くなる。また、液体誘導路の液体が徐々に減少した場合には、液面が堰部の上端から徐々に下降することとなり、残留液が液体誘導路に存在する状態で、先に液面が液体流入開口に達することがない。
また、本発明の上記目的は、液体消費装置に着脱可能な容器本体内に、液体収容部と、前記液体消費装置に接続される液体供給部と、前記液体収容部に貯留した液体を前記液体供給部に誘導する液体誘導路と、前記液体収容部内の液体の消費に伴って外部から大気を前記液体収容部内に導入する大気連通孔と、前記液体誘導路の途中に設けられ、当該液体誘導路への気体の流入を検知することで前記液体収容部の液体が消尽されたことを検出する液体検出部と、を備える大気開放タイプの液体収容容器であって、
前記液体検出部へ液体を流入させる液体流入開口の内周上部より鉛直方向上方に上端が配置された堰部が、前記液体誘導路に設けられ、
前記堰部を通過する気泡を該堰部の上端より上方に保持可能な量の液体が、前記液体誘導路に充填されていることを特徴とする液体収容容器により達成される。
上記構成の液体収容容器によれば、液体誘導路を通過する液体が堰部を通過した後、堰部の上端より低い位置の液体流入開口へ流れ込み、堰部を通過する液体に気泡が混じる場合、気泡には、液体誘導路に充填された液体によって液体流入開口への接近に抗する浮力が作用する。
これにより、気泡は液体流入開口へ進入し難くなる。また、液体誘導路の液体が徐々に減少した場合には、液面が堰部の上端から徐々に下降することとなり、残留液が液体誘導路に存在する状態で、先に液面が液体流入開口に達することがない。
尚、上記構成の液体収容容器において、前記液体流入開口と前記堰部との間における少なくとも一部の前記液体誘導路の底面が、前記液体流入開口に向かって鉛直下方向に傾斜することが望ましい。
このような構成によれば、液体誘導路の液体が徐々に減少し、液面が堰部の上端から徐々に下降する場合、液体流入開口から遠い液体が徐々に傾斜底面に沿って液体流入開口の方向へと流れる。
即ち、液体の掃けが良好となり、残留液体の全てが液体誘導路に取り残されることなく、液体流入開口へと導かれる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記液体誘導路には、前記液体に対して毛管現象を生じさせる狭い流路が形成されることが望ましい。
このような構成によれば、液体誘導路の液体が狭い流路へと進入すると、液流に加え、毛管現象によって液体が液体流入開口側へと吸引され、滞りのない良好な液流が得られる。また、液体誘導路の液体の終端(気液の境界)が、通過する場合においても、毛管現象による吸引作用によって、終端の液体が残留することなく液体流入開口へと導かれる。
また、上記構成の液体収容容器において、複数の前記狭い流路が、並列して形成されることが望ましい。
このような構成によれば、狭い流路個々の毛管現象による吸引作用が確保されつつ、液体の通過流路断面積が大きく確保されて、液体の損失水頭を低減させることができる。また、同一流路断面積の液体誘導路を一つで形成する場合に比べ、大きな気泡(或いは気液の境界)が液体流入開口へ到達する確率を低減させることができる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記狭い流路が、矩形断面形状に形成されることが望ましい。
このような構成によれば、矩形断面形状の長辺より短辺が十分に小さく設定されることで、流路が扁平となり、同一流路断面積の液体誘導路を円形状で形成した場合に比べ、気泡の流れ込み防止効果を大きくすることができる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記液体誘導路の最上流側である入り口部が、前記狭い流路の矩形断面形状短辺より大きい直径の丸穴であることが望ましい。
このような構成によれば、液体誘導路の入り口部が、狭い流路の矩形断面形状短辺より大きい直径の丸穴となることで、仮に、矩形断面形状短辺と同等以下の直径を有する複数の気泡が入り口部に流入した際、気泡同士を結合させ、最大、丸穴と同等の大きさまで成長させることが可能となり、狭い流路に対し気泡を通過し難くできる。換言すれば、矩形断面形状短辺と同一直径以下で入り口部が形成された場合には、入り口部を通過した全ての気泡が狭い流路に進入してしまう。本構成では、気泡を通過し難い大きさに成長させることで、気泡の液体流入開口への進入を効果的に防止することが可能となる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記狭い流路における少なくとも一つの内壁面が、前記液体誘導路の内壁面を兼ねることが望ましい。
このような構成によれば、狭い流路の内壁面が液体誘導路の内壁面となることで、液体誘導路の内壁面に外周を接触させ、かつ狭い流路に進入できない直径を有した気泡は、その中心が狭い流路の中心からずれることとなる。
すなわち、気泡は、内壁面に拘束されることで、中心を通る対称軸に非対称な異形変形を強いられることとなる。この場合、表面張力の作用により、異形変形の方が対称変形に比べ、球体に戻ろうとする気泡の復元力が大きい。これにより、気泡を狭い流路内へ吸引し難くすることが可能となる。換言すれば、液体のみを狭い流路へ流入し易くすることができる。
また、狭い流路の内壁面が液体誘導路の内壁面となることで、内壁面と内壁面とに挟まれて形成される隅部が、液体誘導路と液体流入開口まで連続して延在することとなり、狭い流路内の液体を隅部で発生する毛管現象によって、液体流入開口まで吸い寄せることが可能となる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記液体誘導路には、上流側より下流側の天面が鉛直下方向に配設された段部が設けられることが望ましい。
このような構成によれば、液体が液体誘導路を液体流入開口へ向かって流れる際、液体は段部に捕捉される。これにより、液体中に気泡が混入していた場合には、気泡が液体から分離され、分離された気泡は、浮力によって段部の上方側の天面に溜まることとなる。
また、この分離作用によって、本来なら狭い流路を通過してしまう小径の気泡を、狭い流路を通過できない大径の気泡へと成長させることも可能となり、液体検出部へ気泡をより付着し難くすることができる。
本発明に係る液体収容容器によれば、液体流入開口の内周上部より鉛直方向上方に堰部を設けたので、液体誘導路を通過する液体は、堰部を通過した後、堰部の上端より低い位置の液体流入開口へ流れ込む。したがって、堰部を通過する液体に気泡が混じる場合、気泡には、液体誘導路に充填された液体によって液体流入開口への接近に抗する浮力が作用し、気泡が液体流入開口へ進入し難くなる。
これにより、液体収容部の液中に混入した気泡が液体検出部に付着することによる誤検出を防止することができる。また、液体誘導路の液体が徐々に減少した場合には、液面が堰部の上端から徐々に下降することとなり、残留液が液体誘導路に存在する状態で先に液面が液体流入開口に達することがない。これにより、液体収容部の液体残量が実際と異なりゼロになったことを誤検出することがない。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る液体収容容器を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る液体収容容器の外観斜視図、図2は図1に示した液体収容容器の分解斜視図、図3は図2の要部拡大斜視図、図4は図3に示した液体誘導路の要部拡大断面図、図5は図4のV−V線における断面斜視図、図6は気泡の中心が狭い流路の中心からずれる異形変形を(a)、対称変形を(b)に表した作用説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係るインクカートリッジ1は、不図示のインクジェット式プリンタにおいて、液体噴射部である印字ヘッドが搭載されたキャリッジ上のカートリッジ装着部に着脱可能な液体収容容器である。
このインクカートリッジ1は、図2に示すように、インクジェット式プリンタ(液体消費装置)のカートリッジ装着部に着脱可能な容器本体3内に、インク(液体)を貯留する上部貯留部5aと下部貯留部5bからなるインク収容部(液体収容部)5と、プリンタ側の印字ヘッドに接続されるインク供給部(液体供給部)7と、インク収容部5に貯留したインクをインク供給部7に誘導するインク誘導路(液体誘導路)9と、インク収容部5内のインクの消費に伴って外部から大気をインク収容部5内に導入する大気連通孔4と、を備える大気開放タイプのインクカートリッジである。
本実施形態の場合、インク誘導路9のインク供給部7に近接した位置には、当該インク誘導路9への気体の流入を検知することでインク収容部5のインクが消尽されたことを検出するインク終端センサ(液体検出部)11が設けられている。このインク終端センサ11は、圧電振動体からなるセンサをインク誘導路9に形成したセンサ室内に臨ませて配置したものであり、インクの消費に伴って大気連通孔4からインク収容部5に導入された外気がセンサの検出位置に到達すると、インク誘導路9に形成したセンサ室がインクで満たされている場合とセンサの周囲に空気が接触している場合における振動特性の変化から、インク残量がゼロになったことを検出する。
容器本体3には、中間壁13を挟んで表裏に隔壁15a,15b,15c,15d・・・等が形成され、隔壁15a,15b,15c,15d・・・等はインク収容部5や、インク流路であるインク誘導路9を形成する。これらインク収容部5やインク誘導路9は、中間壁13に穿設された不図示の貫通孔によって容器本体3の表裏に亘って連通形成される。
容器本体3の表裏には、隔壁15a,15b,15c,15d・・・等に密接してフィルム17a,17bが貼着され、フィルム17a,17bは容器本体3の表裏開放を塞いでインク収容部5やインク誘導路9を形成する。また、フィルム17aに封止された容器本体3の表面には、さらに蓋部材19が係着される。なお、図中、容器本体3の外面には、キャリッジ上のカートリッジ装着部にインクカートリッジ1を着脱するためのレバー21が設けられている。
図3及び図4に示すように、インク誘導路9には、インク終端センサ11が設けられたセンサ室へインク33を流入させるインク流入開口23の内周上部23aより鉛直方向上方に上端25aが配置された堰部25を設けている。本実施形態では、図4中のインク誘導路9の右端に後述するインク入り口部27が形成され、左端にインク流入開口23が形成される。
そこで、インク誘導路9内のインク33は、インク入り口部27を上方へ流れた後、堰部25を越えて左端のインク流入開口23へと流れることとなる。インク誘導路9を通過するインク33は、堰部25を通過した後、堰部25の上端25aより低い位置のインク流入開口23へと流れ込む。
したがって、堰部25を通過するインク33に気泡Buが混じる場合、気泡Buには、インク誘導路9に充填されたインク33によってインク流入開口23への接近に抗する浮力が作用する。これにより、気泡Buは、インク流入開口23へ進入し難くなる。また、インク誘導路9内のインク33が徐々に減少した場合には、液面が堰部25の上端25aから徐々に下降することとなる。したがって、残留液がインク誘導路9に存在する状態で、先に液面がインク流入開口23に達することがない。
インク流入開口23と堰部25との間における少なくとも一部のインク誘導路9は、底面9aがインク流入開口23に向かって鉛直下方向に傾斜している。本実施形態では、底面9aとインク流入開口23との間に水平底面9bが形成されるが、水平底面9bが省略され、底面9aが直接インク流入開口23に連続してもよい。
このような傾斜底面9aが設けられることで、インク誘導路9のインクが徐々に減少し、液面が堰部25の上端25aから徐々に下降する場合、インク流入開口23から遠いインク33が徐々に傾斜底面9aに沿ってインク流入開口23の方向へと流れる。すなわち、インク33の掃けが良好となり、残留インクの全てがインク誘導路9に取り残されることなく、インク流入開口23へと導かれるようになっている。
ここで、インク誘導路9の底面9a上方には、インク33に対して毛管現象を生じさせる狭い流路29が形成されている。このような狭い流路29を形成することで、堰部25を越えたインク33が狭い流路29へと進入すると、液流に加え、毛管現象によってインク33がインク流入開口23側へと吸引され、滞りのない良好な液流が得られるようになっている。
また、インク誘導路9のインクの終端(気液の境界)が、狭い流路29を通過する場合においても、毛管現象による吸引作用によって、終端のインク33が残留することなくインク流入開口23へと確実に導かれるようになっている。
狭い流路29は、底面9a上方のインク誘導路9に、隔壁片31を形成することで、2つの狭小流路29a,29bを形成してなる。即ち、狭い流路29は、複数の狭小流路29a,29bが並列して形成される。
狭い流路29を複数の狭小流路29a,29bによって構成することで、狭い流路29a,29b個々の毛管現象による吸引作用が確保されつつ、インク33の通過流路断面積が大きく確保されて、インク33の損失水頭を低減させている。また、同一流路断面積のインク誘導路9を一つの断面形状で形成する場合に比べ、大きな気泡(或いは気液の境界)がインク流入開口23へ到達する確率を低減させている。
本実施形態では、図5及び図6に示すように、狭い流路29のそれぞれの狭小流路29a,29bが、矩形断面形状に形成されている。
このように、矩形断面形状の長辺より短辺が十分に小さく設定されることで、流路が扁平となり、同一流路断面積のインク誘導路9を円形状で形成した場合に比べ、インク33中の気泡Buの流れ込み防止効果を大きくしている。また、インク誘導路9の最上流側であるインク入り口部27は、図3及び図4に示すように、狭い流路29の矩形断面形状短辺より大きい直径の丸穴で形成されている。インク誘導路9へ流入するインク33は、このインク入り口部27を上方へ流れた後、堰部25を越えて狭い流路29へと流れる。
このように、インク誘導路9のインク入り口部27が、狭い流路29の矩形断面形状短辺より大きい直径の丸穴となることで、仮に、矩形断面形状短辺と同等以下の直径を有する複数の気泡がインク入り口部27に流入した際、気泡同士を結合させ、最大、丸穴と同等の大きさまで成長させることが可能となり、狭い流路29に対しインク33中の気泡Buを通過し難くできる。換言すれば、矩形断面形状短辺と同一直径でインク入り口部27が形成された場合には、インク入り口部27を通過した全ての気泡Buが狭い流路29に進入してしまう。本構成では、気泡Buを通過し難い大きさに成長させることで、インク33中の気泡Buのインク流入開口23への進入を効果的に防止することが可能となっている。
さらに、図5に示すように、狭い流路29を構成する狭小流路29aは、一つの内壁面がインク誘導路9の内壁面である天面9fを兼ねている。又、狭い流路29を構成する狭小流路29bは、一つの内壁面がインク誘導路9の内壁面である底面9aとなって、水平底面9bと連続している。
このように、狭い流路29を構成する狭小流路29a,29bにおけるそれぞれ一つの内壁面が、インク誘導路9の内壁面である天面9f又は底面9aを兼ねていることで、例えば図6(a)に示すように、インク誘導路9の天面9fに外周を接触させ、かつ狭小流路29aに進入できない直径を有したインク33中の気泡Buは、その中心が狭小流路29aの中心からずれることとなる。
すなわち、気泡Buは、インク誘導路9の天面9fに当接して拘束されることで、中心を通る対称軸に非対称な異形変形を強いられる。
これに対し、例えば図6(b)に示すように、狭い流路29が一対の隔壁片31a,31bにより形成された狭小流路29cを有する場合、該狭小流路29c一つの内壁面が液体誘導路9の天面9f又は底面9aを兼ねていない。
そこで、狭小流路29c進入できない直径を有したインク33中の気泡Buは、その中心が狭小流路29cの中心と一致し、中心を通る対称軸に対称な変形をする。
従って、表面張力の作用により、図6(a)に示す異形変形の方が、図6(b)に示す対称変形に比べ、球体に戻ろうとする気泡Buの復元力が大きい。これにより、インク33中の気泡Buを、狭小流路29a内へ吸引し難くすることが可能となる。換言すれば、インク33のみを狭い流路29へ流入し易くすることができる。
また、狭小流路29bの内壁面が、インク誘導路9の底面9aとなって水平底面9bと連続していることで、図5に示すように、底面9aと内側壁9cとに挟まれて形成される隅部9dが、インク誘導路9とインク流入開口23まで連続して延在することとなり、狭い流路29内のインク33を隅部9dで発生する毛管現象によって、インク流入開口23まで容易に吸い寄せることが可能となる。
また、図4に示すように、インク誘導路9には、上流側の天面9eより下流側の天面9fが鉛直下方向に配設された段部35が形成されている。この段部35が形成されることにより、堰部25の上方にはエアポケット部37が形成されることとなる。
インク入り口部27から流入したインク33は、インク誘導路9をインク流入開口23へ向かって流れる際、段部35に捕捉される。これにより、インク33中に気泡Buが混入していた場合には、気泡Buがインクから分離され、分離された気泡Buは、浮力によって段部35の上方側の天面9eに溜まることとなる。また、この分離作用によって、本来なら狭い流路29を通過してしまう小径の気泡Buを、狭い流路29を通過できない大径の気泡Buへと成長させることも可能となり、インク終端センサ11へ気泡Buをより付着し難くしている。
したがって、本実施形態によるインクカートリッジ1によれば、インク流入開口23の内周上部23aより鉛直方向上方に上端25aが配置された堰部25を設けたので、インク誘導路9を通過するインク33は、堰部25を通過した後、堰部25の上端25aより低い位置のインク流入開口23へ流れ込む。
そこで、堰部25を通過するインク33に気泡Buが混じる場合、気泡Buには、インク誘導路9に充填されたインク33によってインク流入開口23への接近に抗する浮力が作用し、気泡Buがインク流入開口23へ進入し難くなる。これにより、インク収容部5の液中に混入した気泡Buがインク終端センサ11に付着することによる誤検出を防止することができる。
また、インク誘導路9のインク33が徐々に減少した場合には、液面が堰部25の上端25aから徐々に下降することとなり、残留液がインク誘導路9に存在する状態で先に液面がインク流入開口23に達することがない。これにより、インク収容部5のインク残量が実際と異なりゼロになったと誤検出することがない。
なお、本発明に係る液体収容容器における容器本体、液体収容部、液体供給部、液体誘導路、大気連通孔、液体検出部及び堰部等の構成は、上記各実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
また、本発明の液体収容容器の用途は、上述したインクジェット記録装置のインクカートリッジに限らない。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体消費装置に流用可能である。
液体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置、捺染装置やマイクロデスペンサ等が挙げられる。
本発明の一実施形態に係る液体収容容器の外観斜視図である。 図1に示した液体収容容器の分解斜視図である。 図2の要部拡大斜視図である。 図3に示した液体誘導路の要部拡大断面図である。 図4のV−V線における断面斜視図である。 気泡の中心が狭い流路の中心からずれる異形変形を(a)、対称変形を(b)に表した作用説明図である。
符号の説明
1…インクカートリッジ(液体収容容器)、3…容器本体、4…大気連通孔、5…インク収容部(液体収容部)、7…インク供給部(液体供給部)、9…インク誘導路(液体誘導路)、9a…底面、9c…内側壁、9f…天面、11…インク終端センサ(液体検出部)、23…インク流入開口(液体流入開口)、23a…内周上部、25…堰部、25a…上端、27…インク入り口部(入り口部)、29…狭い流路、29a,29b…狭小流路、33…インク(液体)、35…段部

Claims (3)

  1. 液体消費装置に装着される液体収容容器であって
    液体を貯留する液体収容部と、
    前記液体消費装置に接続される液体供給部と、
    前記液体収容部に貯留した液体を前記液体供給部に誘導する液体誘導路と、
    前記液体収容部内の液体の消費に伴って外部から大気を前記液体収容部内に導入するための大気連通孔と、
    前記液体誘導路の途中に設けられ、当該液体誘導路への気体の流入を検知することで前記液体収容部の液体が消尽されたことを検出するための検出部と、を備え、
    前記液体誘導路
    記検出部へ液体を流入させる液体流入開口の内周上部より鉛直方向上方に上端が配置された堰部と、
    前記堰部と前記液体流入開口との間に設けられ、前記液体に対して毛管現象を生じさせる複数の並列した狭い流路と、を有し、
    前記液体流入開口と前記堰部との間における少なくとも一部の前記液体誘導路の底面が、前記液体流入開口に向かって鉛直下方向に傾斜していることを特徴とする液体収容容器。
  2. 前記狭い流路は、前記液体の流れる方向からみた断面が矩形形状に形成され、
    前記液体誘導路の最上流側である入り口部が、前記狭い流路の矩形断面の短辺より大きい直径の丸穴であることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
  3. 前記液体誘導路には、前記堰部と前記液体流入開口との間に、上流側より下流側の天面が鉛直下方向に配設された段部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体収容容器。
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