JP2016022629A - 液体消費装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体収容体の構造を簡単にできる技術を提供することを目的とする。【解決手段】液体を収容可能な液体収容部と、液体収容部の液体を外部へ流通させるための液体出口部とを有する液体収容体を着脱可能に装着し、液体を対象物に噴射する液体消費装置であって、液体出口部が接続される接続部と、液体収容部の容積を減少させる方向に液体収容部を押圧する押圧部であって、液体収容体を液体消費装置に装着する際に液体収容体を案内する案内部としても機能する押圧部と、を有する液体消費装置。【選択図】図6

Description

本発明は、液体消費装置についての技術に関する。
従来、可撓性のある複数枚のフィルムにより袋状に形成されたインクパックと、インクパックを収容するカートリッジケースと、を備えるインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の技術では、インクパックから印刷装置へのインクの供給を安定させるために、インクカートリッジは、更に、フィルムより剛性の高い平板と、平板を介してインクパックを押圧するばねとを有する。
特開2009−226809号公報
特許文献1の技術では、平板や押圧用のバネがカートリッジケース内に設けられているため、インクカートリッジの構造が複雑になる場合がある。また、インクカートリッジは消耗品として取り扱われる場合があり、この場合にはインクが消費された後にインクカートリッジは廃棄される。よって、平板や押圧用のバネも廃棄されるため廃棄物が増える場合がある。また、従来の技術において、複雑な構造を設けることなくインクカートリッジをプリンターに着脱できる技術が望まれている。また、従来の技術において、複雑な構造を設けることなくインクカートリッジのインク残量を検出できる技術が望まれている。
このような課題は、インクカートリッジに関する技術に限らず、液体を収容する液体収容体、及び、液体収容体から供給された液体を対象物に噴射する液体消費装置に関する技術に共通する。
従って、本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、液体収容体の構造を簡単にできる技術を提供することを第1の目的とする。また、廃棄物を削減できる技術を提供することを第2の目的とする。また、簡単な構造で液体収容体を液体消費装置に容易に着脱できる技術を提供することを第3の目的とする。また、簡単な構造で液体収容体の液体残量を検出できる技術を提供することを第4の目的とする。また、従来の技術において、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上、構造を簡単にできる技術等が望まれている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、液体を収容可能な液体収容部と、前記液体収容部の前記液体を外部へ流通させるための液体出口部とを有する液体収容体を着脱可能に装着し、前記液体収容体からの前記液体を対象物に噴射する液体消費装置が提供される。この液体消費装置は、前記液体出口部が接続される接続部と、前記液体収容部の容積を減少させる方向に前記液体収容部を押圧するための押圧部であって、前記液体収容体を前記液体消費装置に装着する際に前記液体収容体を案内する案内部としても機能する押圧部と、を備える。
この形態の液体消費装置によれば、押圧部によって液体収容体を案内できる。また、押圧部が案内部としても機能するため、液体消費装置の部品点数の増加を抑制できる。また、液体収容体が消耗品として取り扱われる場合、液体が消費された後の液体収容体は廃棄され新たな液体収容体に取り換えられる。この形態の液体消費装置によれば、押圧部を液体消費装置側に設けているため、液体収容体の部品点数の増加を抑制して廃棄される部材を低減できる。また、この形態の液体消費装置によれば、押圧部を液体消費装置側に設けているため、液体収容体の構造を簡単にできる。
(2)上記形態の液体消費装置であって、更に、前記押圧部の変位に基づいて前記液体収容部内の前記液体の残量を検出するために用いられる検出信号を出力するセンサー部を有しても良い。
この形態の液体消費装置によれば、液体収容体側にセンサー部を設けることなく液体残量を検出できるため、液体収容体の構造を簡単にできる。また、液体収容体が消耗品として取り扱われる場合に、廃棄される部材を低減できる。
(3)上記形態の液体消費装置であって、前記センサー部は、前記押圧部の変位に基づいて変化する前記押圧部から受ける圧力を検出し、検出結果を前記検出信号として出力しても良い。
この形態の液体消費装置によれば、押圧部から受ける圧力に応じて液体収容体の液体残量を検出できる。
(4)上記形態の液体消費装置であって、前記センサー部は、前記押圧部の位置を検出し、検出結果を前記検出信号として出力しても良い。
この形態の液体消費装置によれば、押圧部の位置によって液体収容体の液体残量を検出できる。
(5)上記形態の液体消費装置であって、前記センサー部は、光を発光する発光部と、前記発光部からの光を受ける受光部と、を有し、前記センサー部は、前記押圧部によって前記発光部から前記受光部に向かう前記光が遮断されたか否かを検出し、検出結果を前記検出信号として出力しても良い。
この形態の液体消費装置によれば、光が遮断されたか否かで液体収容体の液体残量を検出できる。
(6)上記形態の液体消費装置であって、前記液体収容体が装着された場合において、前記液体収容体が前記液体消費装置に装着されるときの装着方向と直交する直交方向における前記押圧部と前記液体収容部との距離が、前記装着方向における最も手前側が奥側よりも大きくなるように前記押圧部は形成されていても良い。
この形態の液体消費装置によれば、最も手前側における押圧部と液体収容部との距離が大きいため、液体収容体を液体消費装置に対して着脱し易い。
(7)上記形態の液体消費装置であって、更に、前記液体収容体が前記液体消費装置に装着されるときの装着方向と直交する直交方向に対向する2つの面によって挟まれた領域である収容部受入部であって、前記ケース内に配置された前記液体収容部を収容するための収容部受入部を有し、前記押圧部は、前記2つの面のうち少なくとも一方を形成し、前記直交方向における前記2つの面の距離について、前記装着方向における最も手前側部分が、前記手前側部分よりも奥側に位置する部分よりも長くなるように前記押圧部が配置されていても良い。
この形態の液体消費装置によれば、手前側部分が奥側に位置する部分よりも長くなるように押圧部が配置されているため、液体収容体を液体消費装置に対して着脱し易い。
(8)上記形態の液体消費装置であって、前記接続部には、前記液体出口部が鉛直下方を向いて接続されても良い。
この形態の液体消費装置によれば、液体収容体の自重を利用して液体出口部を接続部に接続できる。
(9)上記形態の液体消費装置であって、前記押圧部は2つ設けられ、前記押圧部は、前記液体収容部を収容するための収容部受入部を挟んで相対する両側に設けられていても良い。
この形態の液体消費装置によれば、収容部受入部を挟んで両側に押圧部が設けられているため、液体収容部の両側から液体収容部を押圧できる。
(10)上記形態の液体消費装置であって、前記ケースは、前記液体収容部と接触する接触面を有し、前記押圧部は、前記液体収容部を収容するための収容部受入部を挟んで前記接触面と対向する位置に配置されていても良い。
この形態の液体消費装置によれば、押圧部とケースの接触面とを利用して押圧部によって液体収容部を押圧できる。
(11)上記形態の液体消費装置であって、前記押圧部は、前記液体収容部と接触する面を有する板ばねであっても良い。
この形態の液体消費装置によれば、面接触によって液体収容部に押圧力を加えることができるため、液体収容部を形成する面に加わる押圧力に偏りが生じる可能性を低減できる。
(12)上記形態の液体消費装置であって、前記押圧部は、前記液体収容部と接触する面を有する板ばねと、前記板ばねを前記液体収容部が位置する側に付勢するコイルばねと、を有していても良い。
この形態の液体消費装置によれば、コイルばねの付勢力を板ばねによって分散して液体収容部に加えることができる。これにより、液体収容部を形成する面に加わる押圧力に偏りが生じる可能性を低減できる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
例えば、本発明の一形態において、接続部と、押圧部と、の複数の要素の内の1つ以上の要素を備えた装置としても実現可能である。すなわち、この装置は、接続部を有していても良く、有していなくても良い。また、この装置は、押圧部を有していても良く、有していなくても良い。このような各種形態によれば、装置の小型化、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等の種々の課題の少なくとも1つを解決することができる。また前述した液体収容容器の各形態の技術的特徴の一部又は全部は、いずれもこの装置に適用することが可能である。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、液体消費装置の他に液体消費装置の製造方法、液体消費装置と液体収容体とを備えた液体消費システム等の態様で実現することができる。
第1実施形態としての液体消費システムの第1の斜視図である。 液体消費システムの第2の斜視図である。 液体収容体の斜視図である。 液体収容体の側面図である。 ケースの内部構成を説明するための第1の図である。 ケースの内部構成を説明するための第2の図である。 第2実施形態としての液体消費システムの斜視図である。 液体供給装置を説明するための第1の図である。 液体供給装置を説明するための第2の図である。 液体供給装置を説明するための第3の図である。 本発明の第3実施形態の液体供給装置を説明するための図である。 本発明の第4実施形態で用いられる液体収容体の斜視図である。 本発明の第4実施形態の液体供給装置を説明するための図である。 第4実施形態のケースの変形例を示す図である。 押圧部の変形例を説明するための図である。 第2変形例の一例を説明するための図である。 第2変形例の一例について説明するための図である。
A.第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態としての液体消費システム1000の第1の斜視図である。図2は、液体消費システム1000の第2の斜視図である。図1及び図2には互いに直交するXYZ軸が描かれている。
図1に示すように、液体消費システム1000は、液体消費装置10としてのプリンター10と、液体収容体50と、を備える。プリンター10は、液体噴射ヘッド13が内部に配置された本体部19と、2つの液体供給装置20とを有する。液体消費システム1000の使用状態では、プリンター10はX軸方向とY軸方向によって規定される水平な面に設置される。すなわち、Z軸方向が鉛直方向(上下方向)となる。また、−Z軸方向が鉛直下方向となり、+Z軸方向が鉛直上方向となる。液体供給装置20に収容される液体収容体50からプリンター10の液体噴射ヘッド13に対して液体としてのインクが供給される。
プリンター10は、インクジェットプリンターである。プリンター10の本体部19は、略直方体形状である。プリンター10の本体部19は、前面(第1面,第1壁)102と、左側面(第1側面,第1側壁)104と、右側面(第2側面,第2側壁)106と、背面(第2面,第2壁)109と、上面(第3面,第3壁)101と、底面(第4面,第4壁)108と、を備える。各面102,104,106,109,101,108は、プリンター10の本体部19の外殻(筺体)を構成する。
前面102と背面109とは対向する。左側面104と右側面106とは対向する。前面102と背面109と左側面104と右側面106とは、プリンター10の設置面に対して略垂直な面である。上面101と底面108とは対向する。上面101と底面108とは、プリンターの設置面に対して略水平な面である。ここで、「略垂直」や「略水平」とは、完全に「垂直」又は「水平」である意味に加え、概ね「垂直」又は「水平」である意味を含む。つまり、各面102,104,106,109,101,108は、完全な平面ではなく凹凸等を含む面であるので、外観において概ね「垂直」又は概ね「水平」であれば良い。
前面102と背面109とが対向する方向がX軸方向である。左側面104と右側面106とが対向する方向がY軸方向である。上面101と底面108とが対向する方向がZ軸方向である。X軸方向はプリンター10の「奥行方向」であり、Y軸方向はプリンター10の「幅方向」であり、Z軸方向はプリンター10の「高さ方向」である。
図1に示すように、プリンター10の本体部19は、記録機構11と、給紙カセット16と、記録媒体排出口としての排出トレイ17と、制御部18と、を備える。
制御部18は、液体消費システム1000の各種動作を制御する。記録機構11は、液体噴射ヘッド13を有する。記録機構11は、制御部18からの制御信号に従って対象物(記録媒体)としての用紙にインクを液体噴射ヘッド13から噴射することで画像等の印刷(記録)を行う。具体的には、記録機構11によって用紙を+X軸方向(副走査方向)に沿って搬送すると共に、液体噴射ヘッド13がY軸方向(主走査方向)に移動しながら用紙にインクを噴射することで用紙に印刷を行う。液体噴射ヘッド13の移動は、ステッピングモーター(図示せず)の駆動によりタイミングベルト(図示せず)を介して行われる。なお、本実施形態のプリンター10は、いわゆる液体噴射ヘッド13が主走査方向に移動するシリアルヘッド方式のプリンターである。他の実施形態では、液体噴射ヘッド13がY軸方向の延びる長尺形状であって、液体噴射ヘッド13が移動することなく固定されたいわゆるラインヘッド方式のプリンターであっても良い。
給紙カセット16は、鉛直方向(上下方向)の異なる高さ位置に複数設けられている。給紙カセット16には、プリンター10によって文字等の画像が印刷(記録)される記録媒体(例えば、用紙)が収容される。本実施形態では、本体部19に対して2つの給紙カセット16が鉛直方向に重ねて設けられている。給紙カセット16は、本体部19に対して増設可能である。つまり、新たな給紙カセット16を本体部19に設ける場合、新たな給紙カセット16を現在設けられている給紙カセット16の鉛直下側に重ねて配置する。
排出トレイ17は、前面102に設けられている。排出トレイ17は、記録機構11によって記録された記録媒体を排出する。
2つの液体供給装置20は、左側面104及び右側面106に取り付けられている。ここで、左側面104に取り付けられた液体供給装置20を「第1の液体供給装置20A」とも呼び、右側面106に取り付けられた液体供給装置20を「第2の液体供給装置20B」とも呼ぶ。なお、第1と第2の液体供給装置20A,20Bを区別することなく用いる場合は、単に液体供給装置20と呼ぶ。
図1に示すように、第1の液体供給装置20Aは、1つの液体収容体50を収容するための1つのケース22と、1つの接続部30とを備える。図2に示すように、第2の液体供給装置20Bは、3うの液体収容体50を収容するための1つのケース22と、各液体収容体50に対応した3つの接続部30とを備える。ここで、2つのケース22を区別して用いる場合は、符号「22A」,「22B」を用いる。また、各液体収容体50を区別して用いる場合は、符号「50K」,「50C」,「50M」,「50Y」を用いる。また、各接続部30を区別して用いる場合は符号「30K」,「30C」,「30M」,「30Y」を用いる。なお、液体供給装置20、液体収容体50、接続部30の個数は上記に限定されるものではない。例えば、ケース22は、1つであっても良いし、3つ以上であっても良い。また、1つの液体供給装置20が備える液体収容体50の個数は、1つであっても良いし、2つ以上であっても良い。
4つの液体収容体50には、相互に異なる種類のインクが収容(充填)されている。本実施形態では、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のインクが、それぞれ異なる液体収容体50に収容されている。液体収容体50Kはブラックのインクを収容した液体収容部を有し、液体収容体50Cはシアンのインクを収容した液体収容部を有し、液体収容体50Mはマゼンタのインクを収容した液体収容部を有し、液体収容体50Yはイエローのインクを収容した液体収容部を有する。
図1及び図2に示すように、ケース22の上面224は、開閉自在に構成されている。具体的には、開閉部229を中心に上面224を開閉できる。利用者は、液体収容体50が収容するインクが消費された後は、ケース22を開いて消費された液体収容体50を接続部30から取り外す。そして、利用者は、新たな液体収容体50を接続部30に接続した後にケース22を閉じる。
液体収容体50のインクは、プリンター10が有するポンプ機能を有する供給機構(図示せず)によって吸引されることで液体噴射ヘッド13に供給される。
図3は、液体収容体50の斜視図である。図4は、液体収容体50の側面図である。図5は、ケース22の内部構成を説明するための第1の図である。図6は、ケース22の内部構成を説明するための第2の図である。図3及び図4には、液体収容体50が第1の液体供給装置20Aに取り付けられた状態におけるX軸,Y軸,Z軸を付している。なお、第2の液体供給装置20Bに液体収容体50が取り付けられた場合の軸は、図3及び図4に示すX軸とY軸の方向が180°逆になる点で異なる。また、液体収容体50K(図1)と液体収容体50C,50M,50Y(図2)とは、液体収容部の容積が異なる。液体収容体50Kの液体収容部は、液体収容体50C,50M,50Yの液体収容部よりも容積が大きく、多くの量のインクを収容できる。本実施形態では、液体収容体50Kの液体収容部は、液体収容体50C,50M,50Yの液体収容部よりもX軸方向,Y軸方向,Z軸方向の長さが大きい。その他の構成については、液体収容体50Kと、液体収容体50C,50M,50Yとは同様の構成を有する。
液体収容体50について、X軸方向は液体収容体50の「幅方向」であり、Y軸方向は液体収容体50の「厚さ方向」であり、Z軸方向は液体収容体50の「高さ方向」である。
図3に示すように、液体収容体50は、ハンドル部53と、液体出口部57と、液体収容部52とを備える。ハンドル部53は、Y軸方向に開口する枠状の部材である。ハンドル部53は、+Z軸方向側に、利用者によって把持される棒状の把持部54を有する。ハンドル部53の−Z軸方向側部分は、液体収容部52に溶着等によって取り付けられている。
液体出口部57は、液体収容部52に収容された液体としてのインクをプリンター10に流通させるための部材である。液体出口部57は、ハンドル部53からY軸方向に突出する筒状の部材である。液体出口部57は、Y軸方向に沿って延びる中心軸CLを有する。液体出口部57は、接続部30(詳細には後述する液体導入部)に接続される。液体収容体50が接続部30に接続される前の初期状態において、液体出口部57の一端開口にはインクが外部に漏れ出すことを防止するためのフィルム(図示せず)が貼り付けられている。このフィルムは、接続部30に接続するときに接続部30によって破られる。また、液体出口部57は、液体出口部57の内部流路を開閉するための弁機構(図示せず)を内部に有する。弁機構は、液体出口部57内に接続部30(詳細には液体導入部)が挿入されることで閉状態から開状態へと切り換わる。
液体収容部52は、インクを収容可能な袋状である。液体収容部52は、外表面が露出した状態でハンドル部53に取り付けられている。すなわち、液体収容部52は、ケースなどに収容されることなく外部から視認可能に構成されている。液体収容部52は、可撓性を有する部材で構成されている。液体収容部52の可撓性によって、液体収容部52に充填されたインクの減少に伴って液体収容部52の容積が減少する。すなわち、液体収容部52には、液体収容体50の初期の状態からインクが消費された後の状態に亘って空気が外部から入り込まない。液体収容部52のうち、ハンドル部53が取り付けられた部分を一端部(上端部)501とし、一端部501と対向する部分を他端部(底端部)502とする。
液体収容体50は、液体収容部52が4枚のシートで形成されたいわゆるガセットタイプである。4枚のシートは、第1のシート521と第2のシート522と第3のシート523と第4のシート524である。第1のシート521は、液体収容部52の前面を構成する。第2のシート522は、液体収容部52の背面を構成する。第3のシート523は、液体収容部52の第1側面を構成する。第4のシート524は、液体収容部52の第2側面を構成する。第1のシート521と第2のシート522はそれぞれ、第3のシート523及び第4のシート524よりも面積が大きい。よって、第1と第2のシート521,522は液体収容部52の主面を構成するとも言える。
第1のシート521と第2のシート522とは互いに対向する。第1と第2のシート521,522は、一端部501側の端部と他端部502側の端部とが互いに熱溶着等により貼り付けられている。第3のシート523と第4のシート524とは互いに対向する。第3と第4のシート523,524の周縁部はそれぞれ、第1と第2のシート521,522に熱溶着等により貼り付けられている。第3のシート523及び第4のシート524はそれぞれ、インクの消費に伴って液体収容部52が円滑に潰れるように、折り目529が形成されている。折り目529は、液体収容部52の容積が減少する方向(Y軸方向)と直交する方向(本実施形態ではZ軸方向)に沿って延びる。
図5に示すように、ケース22は、上面(上壁)224と、底面(底壁)226と、前面(前壁)222と、後面(後壁)225とを備える。各面224,226,222,225によってケース22の外殻が形成される。各面224,226,222,225によって内部に略矩形状の空間部が形成される。上面224の一部(シングルハッチングを付した部分)は、開閉部229を支点として回転部224aを回転させることで開閉できる。また上面224には、接続部30が取り付けられている。後面225は、プリンター10の壁面(例えば、左側面104)にねじ等によって取り付けられる部分である。前面222は、後面225と対向する。
液体供給装置20は、接続部30に加え、更に、第1の押圧部81と、第2の押圧部83と、センサー部86と、を有する。第1の押圧部81と第2の押圧部83とはそれぞれ、液体収容部52の容積が減少する方向に液体収容部52を押圧する。接続部30,第1の押圧部81,第2の押圧部83,センサー部86はそれぞれ、液体収容体50C,50M,50Y,50Kごとに設けられている。
第1の押圧部81は、板ばね84と、圧縮コイルばね88とを有する。板ばね84は、第1のシート521と対向する面84faを有する。板ばね84は、面84faが液体収容部52の第1のシート521と面接触するように配置されている。板ばね84は、X軸方向の長さが液体収容部52よりも大きい。板ばね84の+Z軸方向側の端部は、後面225に固定されている。板ばね84の−Z軸方向側の端部は固定されることなく、自由端となる。板ばね84は、液体収容部52を圧縮させる方向(−Y軸方向)に押圧力を加える。圧縮コイルばね88の一端は板ばね84に固定され、他端はセンサー部86に固定されている。圧縮コイルばね88は、板ばね84を液体収容部52が位置する側(−Y軸方向側)に付勢する。すなわち、圧縮コイルばね88は、液体収容部52を圧縮するように押圧力を加える。図6に示す点線は、液体収容体50が配置されていないときの板ばね84,82を示している。
センサー部86は、後面225に固定されている。センサー部86は、押圧部81の変位に基づいて液体収容部52内のインク残量を検出するために用いられる検出信号Sを出力する。本実施形態では、センサー部86は、圧力センサーであり、押圧部81の変位に基づいて変化する押圧部81から受ける圧力を検出し、検出結果を検出信号Sとして制御部18(図1)に出力する。詳細には、圧縮コイルばね88の圧縮の程度に基づいて変化する圧力をセンサー部86は検出する。制御部18は、検出信号Sに基づいて液体収容体50(詳細には液体収容部52)のインク残量を検出する。本実施形態の場合、センサー部86が検出した圧力が低くなる程、液体収容部52のインク残量は少なくなる。センサー部86が検出した圧力が第1の閾値以下となった場合、制御部18は液体収容部52の液体残量がゼロ又はゼロに近い状態になったと判断する。そして、制御部18はプリンター10の表示部等にインク残量がゼロ又はゼロに近い状態になった液体収容体50の交換を促すメッセージを表示する。
図6に示すように、第2の押圧部83は、板ばね82と、圧縮コイルばね87とを有する。板ばね82は、第2のシート522と対向する面82faを有する。板ばね82は、面82faが液体収容部52の第2のシート522と面接触するように配置されている。板ばね82は、液体収容部52を圧縮させる方向(+Y軸方向)に押圧力を加える。板ばね82の+Z軸方向側の端部は、前面222に固定されている。板ばね82の−Z軸方向側の端部は固定されることなく、自由端となる。圧縮コイルばね87の一端は板ばね82に固定され、他端は前面222に固定されている。圧縮コイルばね87は、板ばね82を液体収容部52が位置する側(+Y軸方向側)に付勢する。すなわち、圧縮コイルばね87は、液体収容部52を圧縮するように押圧力を加える。なお、前面222と圧縮コイルばね87との間に、センサー部86を設けても良い。つまり、2つのセンサー部86を用いてインク残量を検出しても良い。
図5に示すように、液体収容体50が配置されていない状態(無負荷状態)において、板ばね82と板ばね84とは少なくとも一部において接触している。
図6に示すように、第1の押圧部81と、第2の押圧部83とは、液体収容部52を挟んで相対する両側に設けられている。対向する2つの板ばね84,82で挟まれた領域230が、液体収容部52を収容する収容部受入部230となる。すなわち、収容部受入部230は、2つの面84fa,82faによって挟まれた領域である。
接続部30は、上壁224に固定された土台部302と、土台部302上に配置されY軸方向に移動可能に構成された液体導入部362と、液体導入部362と連通する連通部364とを備える。土台部302は、平板状であり、レールによって液体導入部362を移動可能に配置する。液体導入部362は、操作部材309に連結されている。操作部材309をY軸方向に沿って移動させることで、液体導入部362もY軸方向に沿って移動させることができる。土台部302は、+Z軸方向側が開口する凹形状の設置部306を有する。設置部306に液体出口部57が着脱可能に嵌められることで、液体出口部57の位置が固定される。液体導入部362は筒状(針状)であり、液体出口部57の内部に挿入されることで液体出口部57に接続される。連通部364は、伸縮自在なホースであり、液体導入部362と液体噴射ヘッド13(図1)に接続される。液体導入部362から連通部364に流通したインクは、液体噴射ヘッド13へ流通する。
液体収容体50を接続部30に接続する場合は、以下の操作を行う。すなわち、利用者は上面224を開き、液体収容体50を−Z軸方向へ移動させて収容部受入部230に液体収容部52を配置すると共に、液体出口部57を設置部306に嵌める。液体収容部52が収容部受入部230に進入することで2つの板ばね82,84は、互いに離れるように変位する。次に、液体導入部362を液体出口部57に向かって移動させることで液体導入部362を液体出口部57内に挿入する。これにより、液体収容体50が接続部30に接続された状態となる。上記のように、液体収容体50が接続部30に接続されるときの接続方向は−Z軸方向である。本実施形態では、接続方向と液体収容体50をプリンター10に装着する装着方向とは同じである。液体収容体50がプリンター10に装着された装着状態とは、液体消費システム1000の通常の使用状態であり、液体噴射ヘッド13からインクを対象物に噴射できる状態をいう。
図5に示すように、液体収容体50が配置されていない状態において、第1の押圧部81と第2の押圧部83とは以下の関係を有するように配置されている。すなわち、収容部受入部230のうち装着方向(−Z軸方向)における最も手前側の部分(入口部分,手前側部分)232の長さL1が、入口部分232よりも奥側に位置する部分の長さL2よりも大きくなるように第1と第2の押圧部81,83が配置されている。「奥側に位置する部分」は、入口部分232よりも奥側に位置する任意の位置である。本実施形態では、収容部受入部230のうち、入口部分232の長さL1が最も大きく、奥側(−Z軸方向側)に位置するに従い長さ(板ばね82,84間の距離)が小さくなる。ここで長さL1及び長さL2は、収容部受入部230を区画形成する2つの面(本実施形態では、板ばね82,84)の直交方向(Y軸方向)における距離である。
また、図6に示すように、液体収容体50がプリンター10に装着された状態において、装着方向と直交する直交方向(Y軸方向)における押圧部81,83と液体収容部52との距離に関して、装着方向(−Z軸方向)における最も手前側の距離L1aが、最も手前側よりも奥側に位置する所定の位置の距離L2aよりも大きくなるように押圧部81,83が形成されている。ここで、本実施形態では、液体収容体50の液体出口部57が接続部30に接続された状態を、液体収容体50の「装着状態」とも呼ぶ。直交方向は、装着方向と直交する方向のうち、押圧部81,83と、液体収容部52とが対向する方向である。
このように、収容部受入部230は、最も手前側部分(入口部分)232が最も広い面積となるように形成されている。このように入口部分232を最も広く形成するためには、本実施形態では、図5に示すように、収容部受入部230を規定する2つの板ばね82,84について手前側を奥側よりも収容部受入部230の外方に位置するように屈曲させている。
また、2つの押圧部81,83(詳細には、2つの板ばね84,82)は、収容部受入部230を区画形成しているため、液体収容体50をケース22内の所定位置に案内する。本実施形態では、2つの押圧部81,83が有する板ばね84,82に液体収容部52を接触させながら装着方向(−Z軸方向)に液体収容体50を押し進めることで、板ばね84,82に案内されて液体収容体50が図6に示す所定位置まで到達する。ここで、本実施形態において「所定位置」とは、液体収容体50の装着状態のときに配置されるべき位置(設計位置)である。
上記実施形態によれば、第1と第2の押圧部81、83によって液体収容体50がケース22内の所定位置まで案内されるため、液体収容体50を接続部30に接続するための所定位置に液体収容体50を容易に配置できる。また、第1と第2の押圧部81,83が液体収容体50を所定位置に案内する案内部としても機能するため、案内する機能を別部材に持たせる必要がなく、プリンター10の部品点数の増加を抑制できる。また、一般に、液体収容体50を消耗品として取り扱った場合、インクが消費された後は新たな液体収容体50に取り換えられ、インク消費後の液体収容体50は廃棄される。本実施形態によれば、第1と第2の押圧部81,83をプリンター10に設けたため、廃棄される部材を低減できる。また、液体収容体50の構造を簡単にできる。
また上記実施形態によれば、図6に示すように、直交方向(Y軸方向)における押圧部81,83と液体収容部52との距離(L1a,L2a)について、装着方向(−Z軸方向)における最も手前側が奥側よりも大きくなるように第1と第2の押圧部81,83が形成されている。これにより、液体収容体50の液体収容部52を容易に収容部受入部230に対して挿入及び取り外しができるため、液体収容体50をプリンター10に対して着脱し易い。
また上記実施形態によれば、図6に示すように、液体収容部52を挟んで両側に押圧部81,83が設けられている。これにより、液体収容部52の両側から押圧力を加えることができるので、液体収容部52のインクの消費に伴って、液体収容部52をより均一に容積が減少する方向に変形させることができる。
また上記実施形態によれば、押圧部81,83は、板ばね84,82と、板ばね82,84を液体収容部52が位置する側に付勢する圧縮コイルばね88,87とを有する。これにより、圧縮コイルばね88,87の付勢力を板ばね84,82によって分散して液体収容部52に加えることができる。これにより、液体収容部52を形成する面521,522に加わる押圧力に偏りが生じる可能性を低減できる。これにより、液体収容部52のインクの消費に伴って、液体収容部52の容積が減少する方向に液体収容部52をより均一に変形させることができる。
また、上記実施形態によれば、液体収容部52の容積の変化に応じて押圧部81が変位し、押圧部81の変位に基づいてインク残量を検出するためのセンサー部86(図6)を有する。これにより、液体収容体50側にセンサー部を設けることなくインク残量を検出できるため、液体収容体50の構造を簡単にできる。また、液体収容体50を消耗品として使用した場合に、廃棄される部材を低減できる。また、上記実施形態によれば、センサー部86は、液体収容部52の変位を押圧部81を介して検出しているため、液体噴射ヘッド13のインク吐出回数やインク吐出量に基づいて制御部18が液体収容部52のインク残量を検出する場合に比べ、液体収容部52内のインク残量を精度良く検出できる。
B.第2実施形態:
図7は、本発明の第2実施形態としての液体消費システム1000aの斜視図である。第2実施形態の液体消費システム1000aと、第1実施形態の液体消費システム1000との違いは、2つの給紙カセット16(図1)に代えて給紙口16aを備えた点と、液体供給装置20(図1)に代えて液体供給装置90を備えた点である。その他の構成については第1実施形態の液体消費システム1000と同様の構成であるため、同様の構成については第1実施形態と同一の符号を付すと共に説明を省略する。
本体部19aは、排出トレイ17の下側に給紙口16aを有する。給紙口16a内には、印刷対象となる複数の記録媒体(例えば、用紙)が収容される。
本体部19aの下側には、プリンター10aの構成部材である液体供給装置90が設けられている。液体供給装置80は、第1のケース94と第2のケース96とを有する。第1のケース94と第2のケース96とが、液体収容体50を収容するためのケース91を構成する。第1のケース94は、第2のケース96に対してX軸方向に沿って移動可能に構成されている。第1のケース94の前面941を+X軸方向側に引くことで第1のケース94が第2のケース96から引き出される。第1のケース94と第2のケース96とによって形成される内部空間には、液体収容体50が収容される。本実施形態では、ケース91内にはブラックインクを収容する液体収容体50が1つ収容される。なお、他の実施形態では、複数の液体収容体50をY軸方向に沿って並んで収容しても良い。
図8は、液体供給装置90を説明するための第1の図である。図9は、液体供給装置90を説明するための第2の図である。図10は、液体供給装置90を説明するための第3の図である。図8は、液体収容体50が液体導入部362に接続される前の状態を示す図である。図9は、液体収容体50が液体導入部362に接続された状態を示す図である。図10は、第1のケース94が第2のケース96内に収容され、液体収容体50がプリンター10に装着された状態(装着状態)を示す図である。
図8に示すように、第1のケース94は、上側が開口した凹形状である。第1のケース94は、凹形状の底部を構成する接触面としての底面948を有する。底面948には、接続部30aが設けられている。接続部30aは、底面948に配置された設置部368と、設置部368から+Z軸方向側へ突出する液体導入部362と、液体導入部362に接続された連通部964とを有する。設置部368は、略直方体形状の部材であり、液体導入部362を底面948から所定距離だけ離れた位置に配置するための部材である。連通部964は、第1実施形態の連通部364(図6)と同様に、伸縮自在なホースであり、液体導入部362と液体噴射ヘッド13(図1)に接続される。液体導入部362から連通部964に流通したインクは、液体噴射ヘッド13へ流通する。
第2のケース96は、本体部19aに対する位置が固定されている。第2のケース96は、+X軸方向側に第1のケース94を出し入れするための開口を有する。第2のケース96の上面にはセンサー部86が固定されている。また、液体消費システム1000aは、第1実施形態と異なり、第2の押圧部83(図6)を有さず、第1の押圧部81のみを有する。板ばね84の+Z軸方向側の端部は、第2のケース96の上面961に固定されている。板ばね84の−Z軸方向側の端部は固定されることなく自由端となる。板ばね84の−Z軸方向側の端部は、液体収容体50が装着される前の状態において、液体供給装置90の底面近傍に位置する。
液体収容体50をプリンター10aに装着する際には、まず、第1のケース94を第2のケース96から引き出す。そして、液体出口部57が液体導入部362に接続されるように液体収容体50を第1のケース94に収容する。液体出口部57を液体導入部362に接続する際には、液体出口部57が鉛直下方を向いた状態で液体収容体50を鉛直下方に移動させる。図8及び図9に示すように、接続部30aには、液体出口部57が鉛直下方(−Z軸方向)を向くように接続される。すなわち、液体出口部57の一端開口572が鉛直下方を向いている。
次に、図10に示すように、第1のケース94を+X軸方向側へ移動させて、第2のケース96に収容する。これにより、液体収容体50はプリンター10aに装着される。また、第1のケース94を第2のケース96に向けて移動させるとき、第1の押圧部81が液体収容部52を底面948側に押圧する。これにより、液体収容体50の第1のケース94内における位置が安定するため、液体収容体50を第2のケース96内における所定位置まで精度良く案内できる。本実施形態において、「所定位置」とは、図10に示すように液体収容体50の装着状態のときに配置されるべき位置(設計位置)である。
液体収容体50がプリンター10aに装着された状態(装着状態)では、押圧部81は液体収容部52を挟んで底面948と対向する位置に配置されている。装着状態では、板ばね84は、液体収容部52の第2のシート522と面接触する。また、装着状態では、板ばね84は液体収容部52によって鉛直上方へ押された状態になると共に、圧縮コイルばね88が圧縮した状態になる。これにより、第1の押圧部81は、液体収容部52の容積を減少させる方向(−Z軸方向)に液体収容部52を押圧する。
また、板ばね84と底面948とによって挟まれた領域である収容部受入部230は、装着方向(+X軸方向)における最も手前側部分232が最も広くなるように形成されている(図8)。板ばね84と底面948との装着方向(+X軸方向)と直交する直交方向(Z軸方向)における距離は、手前側部分232が奥側に位置する部分234よりも長くなるように板ばね84が屈曲している。本実施形態では、手前側部分232から奥側に向かうに従い次第に直交方向における板ばね84と底面948との距離が小さくなる。
上記実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の構成については同様の効果を奏する。例えば、第1の押圧部81が液体収容体50を第2のケース96内における所定位置まで案内する機能を有する。これにより、案内する機能を別部材に持たせる必要がなく、プリンター10の部品点数の増加を抑制できる。また、液体収容体50を消耗品として使用した場合に、廃棄される部材を低減できる。
また上記実施形態によれば、図9に示すように、液体収容体50は液体出口部57が鉛直下方を向くように接続部30aに接続されている。これにより、液体収容体50の自重を利用して液体出口部57を接続部30aに接続できる。すなわち、液体収容体50が接続部30aから外れないようにするための固定部材を別途設ける必要が無いので、部品点数の増加を抑制できる。
また上記実施形態によれば、図10に示すように、第1のケース94は液体収容部52と接触する接触面としての底面948を有し、第1の押圧部81は液体収容部52を挟んで底面948と対向する位置に配置されている。これにより、第1の押圧部81と第1のケース94の底面948とを利用して第1の押圧部81によって液体収容部52を押圧できる。
C.第3実施形態:
図11は、本発明の第3実施形態の液体供給装置90aを説明するための図である。第2実施形態の液体供給装置90(図9)と異なる点は、液体供給装置90aが有する第1のケース94aと接続部30a1の構成である。その他の構成については第2実施形態と同様の構成であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。第3実施形態の第1のケース94aは、液体出口部57が鉛直上方を向くように接続部30aに接続される。液体供給装置90aは、第2実施形態の液体消費システム1000aの液体供給装置90(図7)に代えて用いることができる。
第1のケース94aは、ハンドル部53を設置するための設置台966を有する。設置台966は、底面948に配置されている。また、接続部30a1は、第1のケース94aに取り付けられたレバー部37と、レバー部37に取り付けられた回転可能な液体導入部362と、液体導入部362と液体噴射ヘッド13とを連通させる連通部964とを備える。レバー部37は、一端部374を支点として他端部372を回転させることで液体導入部362も連動して回転する。
液体収容体50をプリンター10aに装着する際には、液体出口部57が鉛直上方を向いた状態で液体収容体50のハンドル部53を設置台966上に配置させると共に、液体収容部52を底面948上に配置させる。そして、利用者は他端部372を把持して液体導入部362を回転させることで液体導入部362を液体出口部57内に挿入する。これにより、液体出口部57が液体導入部362に接続される。次に、第1のケース94aを+X軸方向側へ移動させて、第2のケース96に収容する。これにより、液体収容体50はプリンター10aに装着される。
D.第4実施形態:
図12は、本発明の第4実施形態で用いられる液体収容体50aの斜視図である。第1実施形態の液体収容体50(図3)と異なる点は、ハンドル部53を有してない点と、液体出口部57aが延びる方向である。その他の液体収容体50aの構成については第1実施形態の液体収容体50と同様の構成であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。液体出口部57aは、一端部501に取り付けられている。液体出口部57aは、一端部501と他端部502とが対向する方向に沿って延びる筒状の部材である。液体収容部52に収容されたインクは液体出口部57aを介して外部へ流通する。
図13は、本発明の第4実施形態の液体供給装置90bを説明するための図である。第2実施形態の液体供給装置90(図9)と異なる点は、液体供給装置90aが有する第1のケース94bと接続部30bの構成である。その他の構成については第2実施形態と同様の構成であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。液体供給装置90bは、第2実施形態の液体消費システム1000aの液体供給装置90(図7)に代えて用いることができる。
第1のケース94aは、液体出口部57aの位置を固定するための固定部968を有する。固定部968は、+Z軸方向側に液体出口部57aが嵌められて液体出口部57aの位置を固定する凹部969を有する。
第2のケース96bのうち奥側(第1のケース94bを第2のケース96bに収容する方向側)の面909側には接続部30bが位置する。接続部30bは、面909に取り付けられた液体導入部362と、液体導入部362と液体噴射ヘッド13とを連通させる連通部964とを有する。
液体収容体50aをプリンター10aに装着する際には、液体出口部57aを固定部968に固定させると共に、液体収容部52を底面948上に配置させる。そして、第1のケース94bを+X軸方向側へ移動させて、第2のケース96bに収容する。これにより、板ばね84が液体収容部52によって鉛直上方向側へ変位することで、液体導入部362が前面941側から見たときに露出する状態となる。更に、第1のケース94bを+X軸方向側へ移動させて第1のケース94bを第2のケース96bに収容することで、液体出口部57aと液体導入部362とが接続される。これにより、液体収容体50aがプリンター10aに装着される。
上記第3,第4実施形態によれば、上記第2実施形態と同様の構成については同様の効果を奏する。例えば、第1の押圧部81が液体収容体50、50aを第2のケース96,96b内における所定位置まで案内する機能を有する。これにより、案内する機能を別部材に持たせる必要がなく、プリンター10の部品点数の増加を抑制できる。また、液体収容体50,50aを消耗品として使用した場合に、廃棄される部材を低減できる。
E.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
E−1.第1変形例:
上記実施形態によれば、第1と第2の押圧部81,83は、圧縮コイルばね88,87と板ばね84、82とを備えていたが、液体収容部52の容積を小さくする方向に押圧すると共に、液体収容体50,50aを案内することができる構成であれば上記に限定されるものではない。例えば、第1と第2の押圧部81,83の少なくとも一方は、圧縮コイルばね88,87を有さなくても良い。図14は、第4実施形態のケース91(図13)の変形例を示す図である。図14に示す第1と第2の押圧部81,83は、板ばね84,82のみよって構成されている。
図14に示すように、第1のケース94bには2つの板ばね82,84が設けられている。板ばね82の一端部は第1のケース94bの第1の側面945に固定され、板ばね82の他端部は固定されることなく自由端である。板ばね84の一端部は第1のケース94bの第2の側面944に固定され、板ばね84の他端部は固定されることなく自由端である。第1の側面945と第2の側面944とは互いに対向する。2つの板ばね82,84は液体収容部52を挟んで互いに対向している。2つの板ばね82,84は、液体収容部52の容積を減少させる方向に押圧力Fを加える。また、2つの板ばね82,84は、液体収容体50をケース91内の所定位置に案内するように構成されている。具体的には、2つの板ばね82,84が液体収容体50aを収容するための収容部受入部230を区画形成することで、液体収容体50aをケース91内の所定位置に案内する。すなわち、液体収容体50を2つの板ばね82,84の間に挿入して−Z軸方向へ押し進めることで、2つの板ばね82,84の面に液体収容部52が接触しながら所定位置まで液体収容体50が案内される。本変形例における「所定位置」とは、液体収容体50aをプリンター10aに装着するために予め定められた位置であり、液体出口部57aが固定部968(図13)に嵌めこまれたときの液体収容体50aの位置である。押圧部を液体収容部52と面接触する板ばね82,84によって構成することで、面接触によって液体収容部52に押圧力を加えることができるため、液体収容部52を形成する面に加わる押圧力に偏りが生じる可能性を低減できる。これにより、液体収容部52が局所的に潰れる可能性を低減できるので、液体収容部52内に残留するインク量を低減できる。
図15は、押圧部81aの変形例を説明するための図である。図15に示すように、上記第1実施形態の第1と第2の押圧部81,83に代えて2つの押圧部81aを用いても良い。押圧部81aは、板部材82aと、対向する板部材82a側へと付勢する複数(本変形例では2つ)の圧縮コイルばね88とを有する。2つの板部材82aで挟まれた領域が収容部受入部230となる。また、2つの押圧部81aのうち一方は省略しても良い。すなわち、1つの押圧部81aと、押圧部81aと対向するケース22の壁面と、によって収容部受入部230を区画形成しても良い。
E−2.第2変形例:
上記実施形態では、プリンター10,10aはセンサー部86を有していたが、省略しても良い。また、上記実施形態のセンサー部86は自身に加えられる圧力を検出信号として出力する圧力センサーであったが、これに限定されるものでなく、液体の残量を検出するために用いられる他の検出信号を出力するセンサー部を用いても良い。
図16は、第2変形例の一例について説明するための図である。センサー部86aは、板ばね84の自由端側の位置を検出し、検出結果を制御部18(図1)に出力する。第1の押圧部81の位置検出としては、例えば、レーザー光を用いて板ばね84との距離を測定することで位置検出を行っても良いし、センサー部86aに板ばね84が接触したか否かによって位置検出を行っても良い。センサー部86aが距離を測定する場合、測定された距離が所定の閾値以下になった場合に、制御部18は液体残量がゼロ又はゼロに近い状態になったと判断する。また、センサー部86aに板ばね84が接触したか否かを検出する場合、センサー部86aが板ばね84と接触した場合に、制御部18は液体残量がゼロ又はゼロに近い状態になったと判断する。このように、センサー部86aによって第1の押圧部81の位置を検出し、検出結果を検出信号として制御部18に出力することで、液体収容部52の液体残量の変化に伴って変位する第1の押圧部81の位置によって液体収容部52の液体残量を検出できる。
図17は、第2変形例の一例について説明するための図である。センサー部86に代えて、光を発光する発光部861と、発光部861からの光を受ける受光部862とを備えるセンサー部86bを用いても良い。センサー部86bは、第1の押圧部81によって発光部861から受光部862に向かう光が遮断されたか否かを検出し、検出結果を検出信号として制御部18に出力する。本変形例では、第1の押圧部81の板ばね84に板状の遮断部材842を設ける。そして、液体収容部52のインク残量が少なくなるにつれ、遮断部材842が発光部861と受光部862の間に近づき、インク残量がゼロ又はゼロに近い状態になった場合に遮断部材842によって発光部861から受光部862に向かう光が遮断される。これにより受光部862が発光部861からの光を受けられないため、光を受けられないということを表す検出信号によって制御部18が液体残量がゼロ又はゼロに近い状態になったと判断する。
E−3.第3変形例:
上記実施形態では、液体収容部52はいわゆるガセットタイプであったが、可撓性を有する部材で構成され、液体の消費に伴って容積が減少すればこれに限定されるものではない。例えば、液体収容部52は、3枚のシートを溶着等によって接着することで形成し、3枚のシートのうちの1枚が底面を形成するパウチタイプであっても良いし、2枚のシートを溶着等によって接着することで形成したピロータイプであっても良い。
E−4.第4変形例:
上記第1〜第4実施形態の少なくとも2つの実施形態を組み合わせて本発明を実施しても良い。
E−5.第5変形例:
上記実施形態では、プリンター10,10aは液体収容体50を収容するためのケース22,91(図6,図8)を有していたが、液体収容体50を着脱可能に装着できる構成であればケース22,91は有していなくても良い。例えば、第1実施形態において、プリンター10は、ケース22に代えて各種部材30,81,83,86を固定するための固定部材(例えば、本体部19に取り付けられた板状部材)を有していても良い。
E−6.第6変形例:
本発明は、インクジェットプリンター及びその液体収容体50に限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の液体消費装置及びその液体を収容する液体収容体にも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体消費装置及び液体収容体に本発明は適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射記録装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体消費装置
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置
(6)潤滑油の噴射装置
(7)樹脂液の噴射装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を消費する液体消費装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体消費装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体消費装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体消費ヘッドを備える液体消費装置
なお、「液滴」とは、液体消費装置又は液体消費装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体消費装置又は液体消費装置が液体を噴射できるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。また、紫外線を照射して硬化可能なUVインクをこの液体収容部に収容してプリンターに接続した場合は、設置面から液体収容袋が浮くため、設置面の熱が液体収容部に伝って硬化する可能性が低減する。
10,10a…液体消費装置
11…記録機構
13…液体噴射ヘッド
16…給紙カセット
16a…給紙口
17…排出トレイ
18…制御部
19、19a…本体部
20…液体供給装置
20A…第1の液体供給装置
20B…第2の液体供給装置
22…ケース
30,30a,30a1,30b…接続部
37…レバー部
50、50C、50M、50Y,50K,50a…液体収容体
52…液体収容部
53…ハンドル部
54…把持部
57、57a…液体出口部
80…液体供給装置
81…第1の押圧部
81a…押圧部
82…板ばね
82a…板部材
82fa…面
83…第2の押圧部
84…板ばね
84fa…面
86,86a,86b…センサー部
87,88…圧縮コイルばね
90,90a,90b…液体供給装置
91…ケース
94…第1のケース
94a…第1のケース
94b…第1のケース
96…第2のケース
96b…第2のケース
101…上面
102…前面
104…左側面
106…右側面
108…底面
109…背面
222…前面
224…上面
225…後面
229…開閉部
230…収容部受入部
232…手前側部分(入口部分)
302…土台部
306…設置部
362…液体導入部
364…連通部
368…設置部
372…他端部
374…一端部
501…一端部
502…他端部
521…第1のシート
522…第2のシート
523…第3のシート
524…第4のシート
529…折り目
572…一端開口
842…遮断部材
861…発光部
862…受光部
909…面
941…前面
944…第2の側面
945…第1の側面
948…底面
961…上面
964…連通部
966…設置台
968…固定部
969…凹部
1000,1000a…液体消費システム
S…検出信号
F…押圧力
CL…中心軸

Claims (12)

  1. 液体を収容可能な液体収容部と、前記液体収容部の前記液体を外部へ流通させるための液体出口部とを有する液体収容体を着脱可能に装着し、前記液体収容体からの前記液体を対象物に噴射する液体消費装置であって、
    前記液体出口部が接続される接続部と、
    前記液体収容部の容積を減少させる方向に前記液体収容部を押圧するための押圧部であって、前記液体収容体を前記液体消費装置に装着する際に前記液体収容体を案内する案内部としても機能する押圧部と、を備える液体消費装置。
  2. 請求項1に記載の液体消費装置であって、更に、
    前記押圧部の変位に基づいて前記液体収容部内の前記液体の残量を検出するために用いられる検出信号を出力するセンサー部を有する、液体消費装置。
  3. 請求項2に記載の液体消費装置であって、
    前記センサー部は、前記押圧部の変位に基づいて変化する前記押圧部から受ける圧力を検出し、検出結果を前記検出信号として出力する、液体消費装置。
  4. 請求項2に記載の液体消費装置であって、
    前記センサー部は、前記押圧部の位置を検出し、検出結果を前記検出信号として出力する、液体消費装置。
  5. 請求項2に記載の液体消費装置であって、
    前記センサー部は、光を発光する発光部と、前記発光部からの光を受ける受光部と、を有し、
    前記センサー部は、前記押圧部によって前記発光部から前記受光部に向かう前記光が遮断されたか否かを検出し、検出結果を前記検出信号として出力する、液体消費装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記液体収容体が装着された場合において、前記液体収容体の前記液体消費装置への装着方向と直交する直交方向における前記押圧部と前記液体収容部との距離が、前記装着方向における最も手前側が奥側よりも大きくなるように前記押圧部は形成されている、液体消費装置。
  7. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、更に、
    前記液体収容体が前記液体消費装置に装着されるときの装着方向と直交する直交方向に対向する2つの面によって挟まれた領域である収容部受入部であって、前記液体収容部を収容するための収容部受入部を有し、
    前記押圧部は、前記2つの面のうち少なくとも一方を形成し、
    前記直交方向における前記2つの面の距離について、前記装着方向における最も手前側部分が、前記手前側部分よりも奥側に位置する部分よりも長くなるように前記押圧部が配置されている、液体消費装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記接続部には、前記液体出口部が鉛直下方を向いて接続される、液体消費装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記押圧部は2つ設けられ、
    前記押圧部は、前記液体収容部を収容するための収容部受入部を挟んで相対する両側に設けられている、液体消費装置。
  10. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の液体消費システムであって、更に、
    前記液体収容部と接触する接触面を有し、
    前記押圧部は、前記液体収容部を収容するための収容部受入部を挟んで前記接触面と対向する位置に配置されている、液体消費装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記押圧部は、前記液体収容部と接触する面を有する板ばねである、液体消費装置。
  12. 請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記押圧部は、前記液体収容部と接触する面を有する板ばねと、前記板ばねを前記液体収容部が位置する側に付勢するコイルばねと、を有する、液体消費装置。
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