JP5562897B2 - 脱気が改善された接着物およびその接着物を製作する方法 - Google Patents
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Description
本発明は、接着物およびその接着物を製造する方法に関する。接着物は、車両表面に施されるようなグラフィックイメージに用いられ得る。
感圧接着剤は、その使用の利便性が故に大いに受け入れられてきた。感圧接着剤は、グラフィックイメージを含むテープおよび物品に用いられることが多い。感圧接着剤の利点は、その結合度の強さおよび塗布の簡単さである。これらの製品の一つの欠点は、感圧接着剤の最初の粘性の強さである。製品の位置決めは、接着剤の最初の結合が強いため、正確である必要がある。位置変えが可能な(すなわち、製品に圧力を軽くかけて、製品または基板を壊さずに製品を取り外し得る)感圧接着剤を用いて製品を製造する必要がある。製品をずらすことが可能である必要もある。ずらすことが可能であることにより、製品を完全に取り外す必要無く、そして恐らく、接着物または基板をできるだけ壊さずに、製品を正確に位置合わせすることが可能になる。
本発明は、脱気を提供する接着物に関する。脱気は、空気が構造の下から流れ出る、最初に接着しないエリア(領域)など少なくとも1つのルートを供給することによって提供される。本発明は、前面および後面を有する端面材料(facestock)、上面および下面を有する連続した接着層を含む接着物に関し、上記接着層の上記上面は上記端面材料の上記後面に接着されており、非接着性材料のパターンは、上記接着層の上記下面または上記上面内に組み込まれるように形成されている。本発明はさらに、上記接着物を作製する方法に関する。これらの物品は、産業グラフィックイメージおよび装飾用カバーなどとして有用である。上記物品は、1つ以上の脱気、位置変えおよび位置ずらしの可能性を提供する。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1) 接着物を製作する方法であって:
前面および背面を有する端面材料と、上面および下面を有する接着剤の層とを備えるコンストラクション(構成)を提供する工程であって、該接着層の該上面は、端面材料層の該背面と接着剤にて接触する、工程と、
非接着性材料のパターンを該接着層の該下面に載置する工程と、
該非接着性材料を該接着層に埋め込む工程と
を包含する、方法。
(項目2) 剥離面を有する剥離ライナーを前記接着層に載置する工程をさらに包含し、該剥離面は、該接着層の前記下面に付着する、項目1に記載の方法。
(項目3) 前記載置工程と前記埋め込む工程とは同時に行われる、項目1に記載の方法。
(項目4) 前記パターンは、複数の点、線、またはこれらの組み合わせを含む、項目1に記載の方法。
(項目5) 前記載置工程は、印刷工程、真空メタライゼーション工程またはスパッタリング工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目6) 前記載置工程は、フレキソ印刷工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目7) 前記非接着性材料は、紫外線硬化インクを含む、項目1に記載の方法。
(項目8) 前記非接着性材料は、前記接着剤の前記下面の平面よりも上に埋め込まれる、項目1に記載の方法。
(項目9) 前記剥離ライナーは、約50より大きいシェフィールドの粗さを有する、項目2に記載の方法。
(項目10) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、つや消し仕上げ加工(matte finish)を有する、項目2に記載の方法。
(項目11) 前記剥離ライナーは、パターン化された剥離面を有する、項目2に記載の方法。
(項目12) 前記非接着性材料は、多孔性非接着性材料を含む、項目1に記載の方法。
(項目13) 前記多孔性非接着性材料は、エラストマを含む、項目12に記載の方法。
(項目14) 剥離ライナーを前記接着層の前記下面に載置する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目15) 前記埋め込む工程は、材料を巻くので、前記接着剤のパターン化された前記下面が前記端面材料の前記前面と接着接続する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目16) 前記端面材料の前記前面は、剥離面を有する、項目15に記載の方法。
(項目17) 前記接着剤は、感圧接着剤を含む、項目1に記載の方法。
(項目18) 前記接着剤は、熱活性化接着剤(heat−activated adhesive)を含む、項目1に記載の方法。
(項目19) 前記埋め込む工程の前に、前記接着層の前記下面に、ランダムに分散した非接着性微粒子材料を載置する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目20) 前記埋め込む工程の前に、前記剥離ライナーの前記剥離面に、ランダムに分散した非接着性微粒子材料を載置する工程をさらに包含する、項目2に記載の方法。
(項目21) 前記埋め込む工程の前、前記剥離ライナーの前記剥離面に、ランダムに分散した前記非接着性微粒子材料を、少なくとも部分的に埋め込む工程をさらに包含する、項目20に記載の方法。
(項目22) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上に印刷された非接着性材料を有する、項目2に記載の方法。
(項目23) 前記剥離ライナーの前記剥離面上に印刷された前記非接着性材料は、該剥離面に埋め込まれる、項目22に記載の方法。
(項目24) 前記端面材料の前記前面に、第2の接着剤の層をさらに載置する、項目1に記載の方法。
(項目25) 非接着性材料のパターンは、前記第2の接着層に載置される、項目24に記載の方法。
(項目26) 接着物を製作する方法であって、
剥離面および前面を有する剥離ライナーと、上面および下面を有する接着剤の層とを含むコンストラクション(構成)を提供する工程であって、接着層の該下面は、該剥離ライナーの該剥離面と剥離可能に接触している、工程と、
非接着性材料のパターンを該接着層の該上面に載置する工程と、
該非接着性材料を該接着層に埋め込む工程と
を包含する、方法。
(項目27) 前記接着層の前記上面に端面材料を載置する工程をさらに包含する、項目26に記載の方法。
(項目28) 前記載置工程と前記埋め込む工程とは同時に行われる、項目26に記載の方法。
(項目29) 前記パターンは、複数の点、線、またはこれらの組み合わせを含む、項目26に記載の方法。
(項目30) 前記載置工程は、印刷工程、真空メタライゼーション工程またはスパッタリング工程を包含する、項目26に記載の方法。
(項目31) 前記載置工程は、フレキソ印刷工程を包含する、項目26に記載の方法。
(項目32) 前記非接着性材料は、紫外線硬化インクを含む、項目26に記載の方法。
(項目33) 前記非接着性材料は、前記接着剤の表面の平面よりも下に埋め込まれる、項目26に記載の方法。
(項目34) 前記剥離ライナーは、約50よりも大きいシェフィールドの粗さを有する、項目26に記載の方法。
(項目35) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、つや消し仕上げ加工を有する、項目26に記載の方法。
(項目36) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、パターン仕上げ(patterned finish)を有する、項目26に記載の方法。
(項目37) 前記非接着性材料は、多孔性非接着性材料を含む、項目26記載の方法。
(項目38) 前記多孔性非接着性材料は、エラストマを含む、項目37に記載の方法。
(項目39) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上に印刷された非接着性材料を有する、項目26に記載の方法。
(項目40) 前記剥離ライナーの前記剥離面上に印刷された前記非接着性材料は、該剥離面に埋め込まれる、項目39に記載の方法。
(項目41) 前記埋め込む工程は、前記接着層の前記上面に第2の剥離ライナーを載置する工程を包含する、項目26に記載の方法。
(項目42) 前記剥離ライナーの前記前面は、その上に剥離コーティングを有し、該剥離ライナーの1つの表面は、他の表面よりも高い剥離値を有する、項目26に記載の方法。
(項目43) 前記埋め込む工程は、材料を巻き、その結果、接着剤のパターン化された上面が前記剥離ライナーの前記前面と接着接触する工程を包含する、項目42に記載の方法。
(項目44) 前記埋め込む工程は、前記接着層の前記上面に端面材料を載置する工程を包含する、項目26に記載の方法。
(項目45) 前記接着剤は、感圧接着剤を含む、項目26に記載の方法。
(項目46) 前記接着剤は、熱活性化接着剤を含む、項目26に記載の方法。
(項目47) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、それに載置された、ランダムに分散した非接着性微粒子材料を有する、項目26に記載の方法。
(項目48) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、それに埋め込まれた、ランダムに分散した非接着性微粒子材料を有する、項目26に記載の方法。
(項目49) 接着物であって、
前面および背面を有する端面材料と、
上面と下面と端縁部とを有する接着剤の連続層であって、該接着剤の該上面は、該端面材料の該背面に付着する、連続層と、
接着層の該上面に埋め込まれた非接着性材料成形物のパターンであって、該非接着性材料成形物の各々は最上面を有し、該非接着性材料成形物の最上面は、該接着層の該上面の平面と同じ高さか、または該平面よりも下にある、パターンと、
を含む、接着物。
(項目50) 前記非接着性材料成形物は、約30ナノメートル〜約100μメートルの平均厚さを有する、項目49に記載の接着物。
(項目51) 前記非接着性材料は、紫外線硬化インクを含む、項目49に記載の接着物。
(項目52) 非接着性材料成形物の前記パターンは、真空メタライゼーションまたはスパッタリングにより載置されることを特徴とする、項目49に記載の方法。
(項目53) 前記非接着性材料成形物は、約30〜約3000ナノメートルの平均厚さを有する、項目52に記載の接着物。
(項目54) 非接着性材料成形物の前記パターンは、複数の点、線またはこれらの組み合わせを含む、項目49に記載の接着物。
(項目55) 非接着性材料の前記線は、約12μメートル〜約250μメートルの平均幅と、約30ナノメートル〜約100μメートルの平均厚さとを有する、項目54に記載の接着物。
(項目56) 前記線の少なくとも50%は、接着層の端縁部を横断する、項目54に記載の接着物。
(項目57) 前記複数の線は、格子パターンを形成する、項目54に記載の接着物。
(項目58) 前記接着層は、感圧接着剤を含む、項目49に記載の接着物。
(項目59) 前記接着層は、熱活性化接着剤を含む、項目49に記載の接着物。
(項目60) 前記非接着性材料は、多孔性非接着性材料を含む、項目49に記載の接着物。
(項目61) 前記多孔性非接着性材料は、エラストマを含む、項目60に記載の接着物。
(項目62) 前記物品は巻かれ、その結果、前記接着剤の前記下面は、前記端面材料の前記前面と接着接続する、項目49に記載の接着物。
(項目63) 前記端面材料の前記前面は、剥離面を有する、項目62に記載の接着物。
(項目64) 剥離面を有する剥離ライナーをさらに含み、該剥離面は、前記接着層の前記下面に付着する、項目49に記載の接着物。
(項目65) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、テクスチャのある表面を有する、項目64に記載の接着物。
(項目66) 前記剥離ライナーはランダムなテクスチャを有する、項目65に記載の接着物。
(項目67) 前記剥離面は、パターン仕上げを有する、項目65に記載の接着物。
(項目68) 接着層の下面は、前記剥離ライナーのテクスチャのある表面に対応するテクスチャのある表面を有する、項目65に記載の接着物。
(項目69) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上にランダムに分散した非接着性微粒子材料を有する、項目64に記載の接着物。
(項目70) 前記ランダムに分散した非接着性微粒子材料は、少なくとも部分的に前記剥離面に埋め込まれる、項目69に記載の接着物。
(項目71) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上に印刷された非接着性材料を有する、項目64に記載の接着物。
(項目72) 前記剥離ライナーの前記剥離面上に印刷された前記非接着性材料は、該剥離面に埋め込まれる、項目71に記載の接着物。
(項目73) 上面および下面を有する第2の接着層をさらに含み、該下面は、前記端面材料の前記前面に付着する、項目49に記載の接着物。
(項目74) 非接着性材料成形物のパターンは、前記第2の接着層の前記下面に埋め込まれ、該非接着性材料成形物の各々は最下面を有し、該非接着性材料成形物の該最下面は、該第2の接着層の該下面の平面と同じ高さか、または該平面よりも上にある、項目73に記載の接着物。
(項目75) 接着物であって、
前面および背面を有する端面材料と、
上面および下面および端縁部を有する接着剤の連続層であって、該接着剤の該上面は、該端面材料の該背面に付着する、連続層と、
接着層の該下面に埋め込まれた非接着性材料成形物のパターンであって、該非接着性材料の各々は最下面を有し、該非接着性材料成形物の該最下面は、該接着層の該下面の平面と同じ高さか、該平面よりも上にある、パターンと
を含む、接着物。
(項目76) 前記非接着性材料成形物は、約30ナノメートル〜約100μメートルの平均厚さを有する、項目75に記載の接着物。
(項目77) 前記非接着性材料は、紫外線硬化インクを含む、項目75に記載の接着物。
(項目78) 非接着性材料成形物の前記パターンは、真空メタライゼーションまたはスパッタリングにより載置される、項目75に記載の接着物。
(項目79) 前記非接着性材料成形物は、約30ナノメートル〜約3000ナノメートルの平均厚さを有する。項目78に記載の接着物。
(項目80) 非接着性材料成形物の前記パターンは、複数の点、線またはこれらの組み合わせを有する、項目75に記載の接着物。
(項目81) 非接着性材料の前記線は、約12μメートル〜約250μメートルの平均幅と、約30ナノメートル〜約100μメートルの平均厚さとを有する、項目80に記載の接着物。
(項目82) 前記線の少なくとも50%は、接着層の端縁部を横断する、項目81に記載の接着物。
(項目83) 複数の線は、格子パターンを形成する、項目81に記載の接着物。
(項目84) 前記接着層は、感圧接着剤を含む、項目75に記載の接着物。
(項目85) 前記接着層は、熱活性化接着剤を含む、項目75に記載の接着物。
(項目86) 前記非接着性材料は、多孔性非接着性材料を含む、項目75に記載の接着物。
(項目87) 前記多孔性非接着性材料は、エラストマを含む、項目86に記載の接着物。
(項目88) 前記物品は巻かれ、その結果、前記接着剤の前記パターン化された下面は、前記端面材料の前記前面と接着接触する、項目75に記載の接着物。
(項目89) 前記端面材料の前記前面は、剥離面を有する、項目88に記載の接着物。
(項目90) 剥離面を有する剥離ライナーをさらに含み、該剥離面は、前記接着層の前記下面に付着する、項目75に記載の接着物。
(項目91) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、テクスチャのある面を有する、項目90に記載の接着物。
(項目92) 前記剥離面は、ランダムなテクスチャを有する、項目91に記載の接着物。
(項目93) 前記剥離面は、パターン仕上げを有する、項目91に記載の接着物。
(項目94) 接着層の下面は、前記剥離ライナーの前記テクスチャのある面を補完するテクスチャのある面を有する、項目91に記載の接着物。
(項目95) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上にランダムに分散した非接着性微粒子材料を有する、項目90に記載の接着物。
(項目96) 前記ランダムに分散した非接着性微粒子材料は、前記剥離面に少なくとも部分的に埋め込まれる、項目95に記載の接着物。
(項目97) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上に印刷された非接着性材料を有する、項目90に記載の接着物。
(項目98) 前記剥離ライナーの前記剥離面上の印刷された前記非接着性材料は、該剥離面に埋め込まれる、項目97に記載の接着物。
(項目99) 上面および下面を有する第2の接着層をさらに含み、該第2の接着層の該下面は、前記端面材料の前記前面に付着する、項目75に記載の接着物。
(項目100) 非接着性材料成形物のパターンは、前記第2の前記上面に埋め込まれ、該非接着性材料成形物の各々は最上面を有し、該非接着性材料成形物の該最上面は、該第2の接着層の該上面の平面と同じ高さか、または該平面よりも下にある、項目99に記載の接着物。
(項目101) 接着物であって、
剥離面と背面とを有する剥離ライナーと、
上面と下面と端縁部とを有する連続層であって、接着剤の該上面は、該剥離ライナーの該剥離面に付着する、連続層と、
接着層の下面に埋め込まれた非接着性材料成形物のパターンであって、該非接着性材料成形物のパターンの各々は最下面を有し、該非接着性材料成形物の該最下面は、該接着層の該下面の平面と同じ高さか、該平面よりも上か、または該平面よりも下にある、パターンとを含む、接着物。
(項目102) 前記非接着性材料成形物は、約30ナノメートル〜約100μメートルの平均厚さを有する、項目101に記載の接着物。
(項目103) 前記非接着性材料成形物の前記パターンは、真空メタライゼーションまたはスパッタリングにより載置される、項目101に記載の接着物。
(項目104) 非接着性材料は紫外線硬化インクを含む、項目101に記載の接着物。
(項目105) 前記非接着性材料成形物は、複数の点、線またはこれらの組み合わせを有する、項目101に記載の接着物。
(項目106) 非接着性材料の前記線は、約12μメートル〜約250μメートルの平均幅と約30ナノメートル〜約100μメートルの平均厚さとを有する、項目105に記載の接着物。
(項目107) 前記線の少なくとも50%は、接着層の端縁部を横断する、項目105に記載の接着物。
(項目108) 前記複数の線は、格子パターンを形成する、項目105に記載の接着物。
(項目109) 前記接着層は、感圧接着剤を含む、項目101に記載の接着物。
(項目110) 前記接着層は、熱活性化接着剤を含む、項目101に記載の接着物。
(項目111) 前記非接着性材料は、多孔性非接着性材料を含む、項目101に記載の接着物。
(項目112) 前記多孔性非接着性材料は、エラストマを含む、項目111に記載の接着物。
(項目113) 剥離面を有する第2の剥離ライナーをさらに含み、該剥離面は前記接着層の前記下面に付着する、項目101に記載の接着物。
(項目114) 前記第2の剥離ライナーの前記剥離面は、テクスチャのある表面を有する、項目113に記載の接着物。
(項目115) 前記第2の剥離ライナーの前記剥離面は、ランダムなテクスチャを有する、項目114に記載の接着物。
(項目116) 前記第2の剥離ライナーの前記剥離面は、パターン仕上げ加工を有する、項目114に記載の接着物。
(項目117) 接着層の下面は、前記第2の剥離ライナーのテクスチャのある表面に相補的なテクスチャのある表面を有する、項目114に記載の接着物。
(項目118) 前記剥離ライナーの背面は、その上に剥離コーティングを有し、該剥離コーティングは、前記剥離面の剥離値よりも高い剥離値を有する、項目101に記載の接着物。
(項目119) 前記物品は巻かれ、その結果、接着剤のパターン化された下面は、前記剥離ライナーの背面と接着接触する、項目118に記載の接着物。
(項目120) 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上に印刷された非接着性材料を有する、項目101に記載の接着物。
(項目121) 前記剥離ライナーの前記剥離面上に印刷された前記非接着性材料は、該剥離面に埋め込まれる、項目120に記載の接着物。
(項目122) 前記接着層の前記下面は、その中に埋め込まれたランダムに分散した非接着性微粒子材料を有する、項目101に記載の接着物。
上述したように、本発明は、産業グラフィックスに用いられるような接着物に関する。接着物は、基板に容易に付与できるように、1つ以上の脱気、位置変えおよび位置ずらしの可能性を提供する。
and Daw Chemical Companyから購入可能なUVにより硬化可能なインクを含む。
Claims (20)
- 接着物であって、
剥離面と背面とを有する剥離ライナーと、
接着剤の層であって、該接着剤の層は、連続的であり、かつ、上面と下面と端縁部とを有し、該接着剤の層の該上面は、該剥離ライナーの該剥離面に接着されている、接着剤の層と、
該接着剤の層の該下面に埋め込まれた非接着性材料成形物のパターンであって、該非接着性材料成形物の各々は、最下面を有し、該非接着性材料成形物の該最下面は、該接着剤の層の該下面の平面と同じ高さか、該平面よりも上か、または該平面よりも下にある、非接着性材料成形物のパターンと
を含み、
該非接着性材料は、多孔性非接着性材料を含み、該多孔性非接着性材料は、エラストマを含む、接着物。 - 前記非接着性材料成形物は、30ナノメートル〜100μメートルの平均厚さを有する、請求項1に記載の接着物。
- 前記非接着性材料成形物の前記パターンは、真空メタライゼーションまたはスパッタリングにより載置される、請求項1に記載の接着物。
- 前記非接着性材料は、紫外線硬化インクを含む、請求項1に記載の接着物。
- 前記非接着性材料成形物は、複数の点、複数の線またはこれらの組み合わせを有する、請求項1に記載の接着物。
- 前記非接着性材料の前記複数の線は、12μメートル〜250μメートルの平均幅と30ナノメートル〜100μメートルの平均厚さとを有する、請求項5に記載の接着物。
- 前記複数の線のうちの少なくとも50%は、前記接着剤の層の端縁部を横断する、請求項5に記載の接着物。
- 前記複数の線は、格子パターンを形成する、請求項5に記載の接着物。
- 前記接着剤の層は、感圧接着剤を含む、請求項1に記載の接着物。
- 前記接着剤の層は、熱活性化接着剤を含む、請求項1に記載の接着物。
- 剥離面を有する第2の剥離ライナーをさらに含み、該剥離面は、前記接着剤の層の前記下面に載置される、請求項1に記載の接着物。
- 前記第2の剥離ライナーの前記剥離面は、テクスチャのある表面を有する、請求項11に記載の接着物。
- 前記第2の剥離ライナーの前記剥離面は、ランダムなテクスチャを有する、請求項12に記載の接着物。
- 前記第2の剥離ライナーの前記剥離面は、パターン仕上げ加工を有する、請求項12に記載の接着物。
- 前記接着剤の層の前記下面は、前記第2の剥離ライナーのテクスチャのある表面に相補的なテクスチャのある表面を有する、請求項12に記載の接着物。
- 前記剥離ライナーの前記背面は、その上に剥離コーティングを有し、該剥離コーティングは、前記剥離面の剥離値よりも高い剥離値を有する、請求項1に記載の接着物。
- 前記物品は巻かれ、その結果、前記接着剤のパターン化された下面は、前記剥離ライナーの前記背面と接着接触している、請求項16に記載の接着物。
- 前記剥離ライナーの前記剥離面は、その上に印刷された非接着性材料を有する、請求項1に記載の接着物。
- 前記剥離ライナーの前記剥離面上に印刷された前記非接着性材料は、該剥離面に埋め込まれている、請求項18に記載の接着物。
- 前記接着剤の層の前記下面は、その中に埋め込まれたランダムに分散した非接着性微粒子材料を有する、請求項1に記載の接着物。
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