JP5561911B2 - 架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子、その製造方法、人造大理石用組成物及び人造大理石 - Google Patents
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Description
特開平5−330884号公報(特許文献1)には、人造大理石用不飽和ポリエステル樹脂組成物が記載されている、具体的には、その組成物は、不飽和ポリエステル、無機充填材、硬化剤、及びスチレンとメタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルとの架橋共重合体粒子からなり、架橋共重合体粒子は、架橋密度が0.5〜10%で、屈折率が1.50〜1.57であるとされている。この組成物を人造大理石の製造に用いることで、透明性が高く、クラックのない人造大理石が得られるとされている。
更に、特開昭62−148558号公報(特許文献3)には、不飽和ポリエステル樹脂組成物が記載されている。具体的には、その組成物は、不飽和ポリエステル、重合性モノマー、重合性モノマーに対して易溶性でない物質を表面に有する低収縮剤からなっている。
特開2000−129107号公報では、架橋ポリスチレン及び非架橋ポリスチレンの2種類を混合する必要があり製造工程が煩雑である。
特開平6−016707号公報では、粒子の製造に特殊な機械が必要とされ、一般的な懸濁重合設備で重合することが困難である。
加えて、上記いずれの公報も、100μm以下の小粒子に関しており、そのような小粒子は、濾過工程、洗浄工程及び乾燥工程が非常に繁雑で生産性が悪いという課題がある。また、上記いずれの公報でも、110μm以上の大粒子の検討は行われていない。
また、本発明によれば、上記架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子と不飽和ポリエステル樹脂とを含むことを特徴とする人造大理石用組成物が提供される。
また更に、本発明によれば、上記架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子の製造方法であって、スチレン系モノマー、(メタ)アクリル系モノマー及び架橋性モノマーを含むモノマー混合物を、重合開始剤の存在下で、懸濁重合させることにより架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子を得ることを特徴とする人造大理石用組成物製造用の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子の製造方法が提供される。
人造大理石を作製する際、その収縮を防止するため、不飽和ポリエステル樹脂に一般的には非架橋の熱可塑性樹脂(ポリスチレン)粒子が低収縮化剤として添加されている。熱可塑性樹脂粒子を用いることにより収縮防止には効果があるが、添加することにより成型品の色むらや透明性の低下(白濁)といった外観不良が起こるといった問題がある。そこで外観不良の問題を解決するために、低収縮化剤として架橋ポリスチレン粒子の開発が行われてきた。
また、1〜100μmと粒子径が小さいとその粒子による光の散乱により、透明性が低下するという課題もある。
(1)架橋性モノマーが、スチレン系モノマー及び(メタ)アクリル系モノマーの合計100重量部に対して、0.15〜0.40重量部使用され
(2)架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子が、110〜220μmの平均粒子径を有し、
(3)架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子のTHFでの溶出成分量が15〜60重量%であり
(4)溶出成分が、25000〜150000の重量平均分子量を有する
架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子(単に、架橋共重合体粒子とも称する)を使用するとき、外観不良を起こすことなく透明性の高い人造大理石が得られることを見い出し、本発明に到っている。(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味する。
溶出成分量が15重量%未満だと、不飽和ポリエステル樹脂で十分に膨潤せず、低収縮効果が下がる上に膨潤不足のため、人造大理石に粒子由来の巣(粒子抜けによるブツブツ)ができ外観が損なわれてしまう。60重量%より多くすると膨潤はするが、不飽和ポリエステル樹脂への溶解量が多くなってしまい、その溶解した成分により色むらがおこり外観が不良や透明性が損なわれる。より好ましい、溶出成分量は、20〜40重量%である。
スチレン系モノマーとしては、スチレンの他、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−t−ブチルスチレン等のスチレン誘導体が挙げられる。これらは1種又は複数種組み合わせて使用できる。
(メタ)アクリル系モノマーの使用割合は、スチレン系モノマー100重量部に対して、5〜50重量部であることが好ましい。50重量部より多い及び5重量部より少ない場合、人造大理石に使用される不飽和ポリエステル樹脂との屈折率差が大きくなり、外観が損なわれる場合がある。より好ましい使用割合は、30〜40重量部である。なお、架橋性モノマーの使用割合は、上記している。
特に、10〜90重量%のスチレンと、5〜20重量%のアクリル酸ブチルと、任意成分として0〜30重量%のメタクリル酸メチルとを含むモノマー混合物を使用することが好ましい(但し、3成分の合計は100重量%である)。このようなモノマー混合物を使用すれば、成型時の不飽和ポリエステル樹脂の収縮を特に抑制でき、外観が特に良好で、透明性に特に優れた人造大理石を提供できる。
本発明の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子は、種々の方法により製造できる。例えば、スチレン系モノマー、(メタ)アクリル系モノマー及び架橋性モノマーを含むモノマー混合物を、重合開始剤の存在下で、懸濁重合させることにより得ることができる。懸濁重合は、通常、水性媒体中で行われる。
また、水性媒体には界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性イオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤をいずれも使用できる。
両性イオン界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミンオキサイドや、リン酸エステル系又は亜リン酸エステル系界面活性剤が挙げられる。
上記界面活性剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。界面活性剤の添加量は、水性媒体100重量部に対して0.001〜0.05重量部とできる。
重合温度は、70〜100℃であることが好ましく、更に好ましくは80〜90℃である。重合時間は、2〜9時間であることが好ましく、3〜6時間であることがより好ましい。
得られた架橋共重合体粒子は、例えば、吸引ろ過、遠心脱水、遠心分離、加圧脱水、水洗、乾燥等の工程を経ることで、水性媒体から単離できる。
本発明によれば、上記架橋共重合体粒子と不飽和ポリエステル樹脂とを含む人造大理石用組成物が提供される。架橋共重合体粒子は、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して、5〜30重量部含まれていることが好ましい。5重量部より少ないと、成型時の不飽和ポリエステル樹脂の収縮の抑制が不十分となることがある。30重量部より多いと、粒子抜けの増加や、透明性の低下が生じることがある。
更に、組成物には、必要に応じて、ガラス繊維、炭酸カルシウム、アルミナ等の充填剤、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の増粘剤、各種有機過酸化物等の硬化触媒、ステアリン酸のような離型剤、各種染料及び顔料等の着色剤等が添加されていてもよい。
上記人造大理石用組成物を硬化処理に付すことで人造大理石が得られる。
人造大理石は、例えば、所定の金型内に、上記組成物を充填し、金型を加熱及び加圧する方法で成形できる。成形条件としては、例えば、60〜150℃の成形温度、3〜30分間の成形時間、20〜100kg/cm2の成形圧力の条件が挙げられる。
人造大理石の形状は、特に限定されず、使用用途に応じて適宜決定できる。
(重量平均分子量の測定)
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて、重量平均分子量を測定する。その測定方法は次の通りである。なお、重量平均分子量はポリスチレン(PS)換算重量平均分子量を意味する。
測定装置:東ソー社製 GPC HLC−8020
ガードカラム:TOSOH TSKguardcolumn HHR(S)×1(7.5mmID×7.5cm)
カラム:TOSOH TSK−GEL GMHHR−H(S)×3(7.8mmID×30cm)
S.PUMP/R.PUMP流量(0.8/0.5mL/min)
RI温度(35℃)、INLET温度(35℃)
測定時間(55min)、検出器(UV254nm、RI)
測定方法:試料50mgを10mL一級THF(移動相)で一晩放置して溶解し、0.45μm又は0.20μmのフィルターで濾過する。
検量線用標準ポリスチレン:昭和電工社製、商品名「shodex」重量平均分子量:1030000と、東ソー社製、重量平均分子量:5480000、3840000、355000、102000、37900、9100、2630、495
架橋共重合体粒子1gをTHF40mlで一晩静置し溶出させた。次に、ろ紙(ADVANTEC No.101 185mm)で濾過した後、100℃で1時間乾燥しデシケーターで放冷した。放冷後全重量からろ紙重量を引いて、溶出しなかった試料重量(a)を算出し、架橋共重合体粒子の初期重量(b)〔1g〕から、下記式により溶出成分量(重量%)を求めた。
溶出成分量(重量%)=100−(a)/(b)×100
・大粒径(140μmより大きい)の範囲の場合
140μmより大きい平均粒子径は、JIS標準ふるい目開き0.50mm(30メッシュ)、目開き0.425mm(36メッシュ)、目開き0.355mm(42メッシュ)、目開き0.300mm(50メッシュ)、目開き0.250mm(60メッシュ)、目開き0.212mm(70メッシュ)、目開き0.180mm(83メッシュ)、目開き0.150mm(100メッシュ)、目開き0.125mm(120メッシュ)、目開き0.106mm(140メッシュ)、PASS、で分級し、累積重量分布曲線を基にして累積重量が50%となる粒径(メディアン径)を平均粒子径とする。
・小粒径(80〜140μm)の範囲の場合
80〜140μmの平均粒子径は、マルチサイザーII(ベックマンコールター社製)で測定した値である。測定方法はCoulter Electronics Limited発行のReference MANUAL FOR THE COULTER MULTISIZER(1987)に従って、400μmアパチャーを用いてキャリブレーションを行い測定する。
内容積5Lのオートクレーブ中の水2000gに、懸濁安定剤としてピロリン酸マグネシウムを10.0g、ネオゲンSL−200(第一工業製薬社製アルキルベンゼンスルホン酸塩)を1.3g入れ分散させた。これに、予め調整しておいたスチレン(以下Stと略記する)1020.8g、メタクリル酸メチル(以下、MMAと略記する)400g、アクリル酸ブチル(以下、BAと略記する)160g、α−メチルスチレン(以下、α−MSと略記する)15.2g、架橋性モノマーとしてジビニルベンゼン(以下、DVBと略記する)4g、過酸化ベンゾイル(以下、BPOと略記する)15.3gを溶解させた混合液を入れた。次いで、85℃に加熱して、290rpmで攪拌しながら、85℃で5時間、続いて110℃で3時間重合させた。ここで得られた粒子を塩酸にて処理し、洗浄濾過した後、乾燥することで架橋共重合体粒子を得た。平均粒子径は156μmであった。
架橋共重合体粒子製造時の攪拌機の回転数を315rpmにして架橋共重合体粒子を製造したこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
(実施例3)
架橋共重合体粒子製造時の攪拌機の回転数を250rpmにして架橋共重合体粒子を製造したこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
(実施例4〜8)
スチレン(St)、メタクリル酸メチル(MMA)、アクリル酸ブチル(BA)、BPO、DVBの値をそれぞれ変えて架橋共重合体粒子を製造したこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
架橋共重合体粒子製造時の攪拌機の回転数を230rpmにして架橋共重合体粒子を製造したこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
(比較例2)
架橋共重合体粒子製造時の攪拌機の回転数を360rpmにして架橋共重合体粒子を製造したこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
(比較例3〜7)
スチレン(St)、メタクリル酸メチル(MMA)、アクリル酸ブチル(BA)、BPO、DVBの値をそれぞれ変えて架橋共重合体粒子(比較例3は非架橋共重合体粒子)を製造したこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
(比較例8)
人造大理石の成型の際、架橋共重合体粒子を入れないこと以外は実施例1と同様にして人造大理石を得た。
表1に架橋共重合体粒子の製造に使用した原料の配合割合、架橋共重合体粒子の平均粒子径及び重量平均分子量(Mw)を示す。なお、実施例2及び比較例2は、小粒径の平均粒子径の測定方法で測定し、それ以外は大粒径の平均粒子径の測定方法で測定した。
(人造大理石の評価方法)
(透明性)
得られた人造大理石を目視判定した。架橋共重合体粒子(低収縮化剤)を使用していない人造大理石(比較例8)と比較して、ほとんど差が見られない場合を◎、透明性が良好なものを○、透明性が著しく低下し白濁がひどい場合を×とした。
(表面状態、色むら)
得られた人造大理石について表面状態、色むらを目視判定した。架橋共重合体粒子を使用していない人造大理石(比較例8)と比較して、ほとんど差が見られない場合を◎、僅かではあるが、ブツブツが見られるものを○、表面にブツブツ等があり表面平滑性が悪い、色むらがある場合は×とした。
(低収縮性)
得られた人造大理石の反りを観察した。架橋共重合体粒子を使用することにより反りが改善されている場合を○、架橋共重合体粒子を使用していない人造大理石(比較例8)の反り等と同等レベル、又は改善の効果が出ておらず、反りがある場合を×とした。
評価結果を表2に示す。表2では架橋共重合体粒子の配合量も併せて示す。
(架橋性モノマーの量について)
架橋性モノマー量が0.15〜0.40重量部の範囲内の実施例では、透明性、表面状態&色むら、低収縮性の観点がいずれも優れている。
比較例3では、非架橋共重合体粒子を使用しているため、全ての粒子が、比較例4では、架橋性モノマーの成分が微量であるため、架橋共重合体粒子のほとんどが、不飽和ポリエステル樹脂に溶解してしまい、透明性が著しく低下している。比較例5では、架橋性モノマー成分が多いため、低収縮化剤が十分に膨潤せず、その結果、低収縮の効果がでていない。また、粒子抜けがおこり、表面平滑性が損なわれている。
溶出成分の重量平均分子量が25000〜150000の範囲内の実施例では、透明性、表面状態&色むら、低収縮性の観点がいずれも優れている。
比較例6では溶出成分の分子量が低いため、透明性が低下し白濁している。比較例7では、溶出する成分の分子量が高いため色むらが発生している。
平均粒子径が110〜220μmの範囲内の実施例では、透明性、表面状態&色むら、低収縮性の観点がいずれも優れている。
比較例2では平均粒子径が小さいため、低収縮化剤として用いる架橋共重合体粒子の個数が多くなり透明性が低下している。比較例1では平均粒子径が大きいため、粒子抜けが起こった際、抜け痕が目立ち、外観が非常に損なわれている。
以上から、今までは生産が容易な110μm以上の架橋共重合体粒子では、透明性や樹脂浮き等により表面状態が低下するため、人造大理石への使用は困難であった。しかし、本発明によれば、110〜220μmの範囲でも、人造大理石の透明性を維持しつつ、大粒子による表面状態の低下を防止できる。また、架橋共重合体粒子から溶出する成分による透明性、色むらの低下は、架橋性モノマーを0.15〜0.40重量部の範囲とし、重量平均分子量を25000〜150000の範囲とすることにより低減できる。
Claims (7)
- 重合体粒子と不飽和ポリエステル樹脂とを含む人造大理石用組成物製造用の前記重合体粒子が、スチレン系モノマー、(メタ)アクリル系モノマー及び架橋性モノマーを含むモノマー混合物から得られる架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子であり、前記架橋性モノマーが、スチレン系モノマー及び(メタ)アクリル系モノマーの合計100重量部に対して、0.15〜0.40重量部使用され、前記架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子が、110〜220μmの平均粒子径を有し、前記架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子のTHFでの溶出成分量が15〜60重量%であり、前記溶出成分が、25000〜150000の重量平均分子量を有することを特徴とする人造大理石用組成物製造用の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子。
- 前記平均粒子径が、120〜170μmの範囲である請求項1に記載の人造大理石用組成物製造用の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子。
- 前記架橋性モノマー剤の非存在下で、前記スチレン系モノマーと(メタ)アクリル系モノマーとを重合させて得られる重合体が、50000〜80000の範囲の重量平均分子量を有する請求項1又は2に記載の人造大理石用組成物製造用の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子。
- 前記スチレン系モノマーが、スチレンであり、前記(メタ)アクリル系モノマーが、アクリル酸ブチルと任意にメタクリル酸メチルとからなり、前記スチレン、アクリル酸ブチル及びメタクリル酸メチルが、それぞれ10〜90重量%、5〜20重量%及び0〜30重量%(但し、3モノマー合計で100重量%である)の範囲で使用される請求項1〜3のいずれか1つに記載の人造大理石用組成物製造用の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子と不飽和ポリエステル樹脂とを含むことを特徴とする人造大理石用組成物。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子と不飽和ポリエステル樹脂とに由来する成分を含むことを特徴とする人造大理石。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子の製造方法であって、スチレン系モノマー、(メタ)アクリル系モノマー及び架橋性モノマーを含むモノマー混合物を、重合開始剤の存在下で、懸濁重合させることにより架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子を得ることを特徴とする人造大理石用組成物製造用の架橋スチレン−(メタ)アクリル系共重合体粒子の製造方法。
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