JP5556563B2 - 回転電機、風力発電システムおよび回転電機に用いる回転検出器 - Google Patents

回転電機、風力発電システムおよび回転電機に用いる回転検出器 Download PDF

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Description

この発明は、回転電機、風力発電システムおよび回転電機に用いる回転検出器に関し、特に、回転軸部を有する回転電機、風力発電システムおよび回転電機に用いる回転検出器に関する。
従来、回転軸部を有する回転電機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、回転軸部を有する発電機(回転電機)を備える風力発電装置が開示されている。この風力発電装置では、発電機は、回転軸部を介してギアボックスなどの種々の装置に接続されるように構成されている。ここで、上記特許文献1に記載されたような従来の発電機では、発電機の回転数をモニタリングするために、回転軸部上の発電機と他の装置(たとえば、ギアボックス)との間に、回転軸部を環状に取り囲むタイプのロータリエンコーダ(回転検出部)を取り付ける場合がある。
特開2005−320891号公報
しかしながら、上記したような従来の発電機では、回転軸部を環状に取り囲むタイプのロータリエンコーダの交換を行う際に、回転軸部上でロータリエンコーダの両側に配置されている機械構造体(たとえば、発電機およびギアボックス)を分解する必要があるという不都合がある。このため、上記したような従来の発電機(回転電機)では、回転軸部を環状に取り囲むタイプのロータリエンコーダ(回転検出部)の交換を容易に行うことができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、回転軸部を環状に取り囲むタイプの回転検出部の交換を容易に行うことが可能な回転電機を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における回転電機は、回転軸部を有する回転子および固定子と、回転子の回転を検出する回転検出部とを備え、回転検出部は、回転軸部を環状に取り囲むように回転軸部に取り付けられ、回転軸部を回転軸として回転子と共に回転する環状の回転部材と、回転部材の回転を検知するセンサ部とを含み、環状の回転部材は、半径方向に分割可能に回転軸部に取り付けられているとともに、センサ部は、回転部材に対して対向した状態で回転軸部を環状に取り囲むように設けられるとともに、半径方向に分割可能に構成されている
この発明の第1の局面による回転電機では、上記のように、回転子の回転を検出する回転検出部を、回転軸部を環状に取り囲むように回転軸部に取り付けられる環状の回転部材を含むように構成するとともに、その環状の回転部材を、半径方向に分割可能に回転軸部に取り付けるように構成する。これにより、回転検出部の交換時に、回転軸部に取り付けられた環状の回転部材を半径方向に分割することによって、回転軸部上で回転検出部の両側に配置されている機械構造体(たとえば、回転子、固定子およびギアボックスなど)を分解せずに、古くなった回転検出部の回転部材を回転軸部から取り外すことができる。また、環状の回転部材を半径方向に分割した状態で回転軸部上に配置するとともに、それらの分割された状態の回転部材を回転軸部上で結合することによって、回転検出部の交換時に、回転軸部上で回転検出部の両側に配置されている機械構造体を分解せずに、新しい回転検出部の回転部材を回転軸部に取り付けることができる。その結果、回転軸部を環状に取り囲むタイプの回転検出部の交換を容易に行うことができる。
この発明の第2の局面における風力発電システムは、回転軸部を有する回転子および固定子と、回転子の回転を検出する回転検出部とを含む回転電機と、回転電機の回転軸部に接続されるブレードとを備え、回転検出部は、回転軸部を環状に取り囲むように回転軸部に取り付けられ、回転軸部を回転軸として回転子と共に回転する環状の回転部材と、回転部材の回転を検知するセンサ部とを有し、環状の回転部材は、半径方向に分割可能に回転軸部に取り付けられているとともに、センサ部は、回転部材に対して対向した状態で回転軸部を環状に取り囲むように設けられるとともに、半径方向に分割可能に構成されている
この発明の第2の局面による風力発電システムでは、上記のように、回転電機の回転子の回転を検出する回転検出部を、回転軸部を環状に取り囲むように回転軸部に取り付けられる環状の回転部材を含むように構成するとともに、その環状の回転部材を、半径方向に分割可能に回転軸部に取り付けるように構成する。これにより、回転電機の回転検出部の交換時に、回転軸部に取り付けられた環状の回転部材を半径方向に分割することによって、回転軸部上で回転検出部の両側に配置されている機械構造体(たとえば、回転子、固定子およびギアボックスなど)を分解せずに、古くなった回転検出部の回転部材を回転軸部から取り外すことができる。また、環状の回転部材を半径方向に分割した状態で回転軸部上に配置するとともに、それらの分割された回転部材を回転軸部上で結合することによって、回転電機の回転検出部の交換時に、回転軸部上で回転検出部の両側に配置されている機械構造体を分解せずに、新しい回転検出部の回転部材を回転軸部に取り付けることができる。その結果、回転軸部を環状に取り囲むタイプの回転検出部の交換を容易に行うことができる。ここで、一般に、長寿命および高信頼性が求められる風力発電システムにおいて、風力発電システムに用いられる部品の中で、回転電機の回転子の回転を検出する回転検出部の寿命は比較的短い。この場合に、本発明では、比較的寿命の短い回転検出部の交換を容易に行うことができるので、回転検出部の交換に伴って風力発電システム全体が停止する時間を短縮することができる。これにより、風力発電システム全体の稼働率を向上させることができる。
この発明の第3の局面による回転電機に用いる回転検出器は、回転軸部を有する回転子および固定子を備える回転電機に用いる回転検出器であって、回転電機の回転軸部を環状に取り囲むように回転軸部に取り付けられ、回転軸部を回転軸として回転子と共に回転する環状の回転部材と、回転部材の回転を検知するセンサ部とを備え、環状の回転部材は、半径方向に分割可能に回転軸部に取り付けられているとともに、センサ部は、回転部材に対して対向した状態で回転軸部を環状に取り囲むように設けられるとともに、半径方向に分割可能に構成されている
この発明の第3の局面による回転電機に用いる回転検出器では、上記のように、回転電機の回転軸部を環状に取り囲むように回転軸部に取り付けられる環状の回転部材を含むように構成するとともに、その環状の回転部材を、半径方向に分割可能に回転軸部に取り付けるように構成する。これにより、回転検出器の交換時に、回転軸部に取り付けられた環状の回転部材を半径方向に分割することによって、回転軸部上で回転検出器の両側に配置されている機械構造体(たとえば、回転子、固定子およびギアボックスなど)を分解せずに、古くなった回転検出器の回転部材を回転軸部から取り外すことができる。また、環状の回転部材を半径方向に分割した状態で回転軸部上に配置するとともに、それらの分割された回転部材を回転軸部上で結合することによって、回転検出器の交換時に、回転軸部上で回転検出器の両側に配置されている機械構造体を分解せずに、新しい回転検出器の回転部材を回転軸部に取り付けることができる。その結果、回転軸部を環状に取り囲むタイプの回転検出器の交換を容易に行うことができる。
本発明の第1および第2実施形態による風力発電システムの構成を説明するための模式図である。 本発明の第1および第2実施形態による発電機の構成を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータリエンコーダが取り付けられている部分を筐体の外側から見た拡大正面図である。 図3に示した本発明の第1実施形態による発電機のロータリエンコーダが取り付けられている部分を矢印A方向側から見た側面図である。 図3の200−200線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータリエンコーダの回転部材を示した正面図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータリエンコーダの回転部材が分割された状態を示した正面図である。 本発明の第1および第2実施形態による発電機のロータリエンコーダのセンサ部を示した正面図である。 本発明の第1実施形態による発電機のロータリエンコーダの回転部材をシャフトに取り付ける手順を説明するための図である。 本発明の第1および第2実施形態による発電機のロータリエンコーダのセンサ部を筐体の軸受カバーに取り付ける手順を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータリエンコーダが取り付けられている部分を筐体の外側から見た拡大正面図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータリエンコーダの回転部材を示した正面図である。 本発明の第2実施形態による発電機のロータリエンコーダの回転部材をシャフトに取り付ける手順を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例による発電機のロータリエンコーダの回転部材を分解した状態を示した側面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例による発電機のロータリエンコーダの回転部材を分解した状態を示した側面図である。 本発明の第1および第2実施形態の第3変形例による発電機のロータリエンコーダのセンサ部を示した正面図である。 本発明の第1および第2実施形態の第4変形例による発電機のロータリエンコーダのセンサ部を示した正面図である。 本発明の第1および第2実施形態の第5変形例による発電機のロータリエンコーダの回転部材とセンサ部との配置関係を示した拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態による発電機1を含む風力発電システム100の構成について説明する。なお、発電機1は、本発明の「回転電機」の一例である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による風力発電システム100は、シャフト10を有する発電機1などが収容されたナセル2と、ロータハブ3と、ロータハブ3を介して発電機1のシャフト10に接続されたブレード4と、ナセル2に取り付けられたタワー(支持柱)5とにより構成されている。ナセル2には、シャフト10を有する発電機1と、ギアボックス6と、カップリング7と、コントロールボックス8と、ロータリジョイント9とが収容されている。なお、シャフト10は、本発明の「回転軸部」の一例である。
ギアボックス6とは、ロータハブ3を介して伝達されるブレード4の回転を増幅(増速)するための装置である。また、カップリング7とは、ギアボックス6と発電機1のシャフト10とを連結するための装置である。また、コントロールボックス8とは、ブレード4の回転の制御などを行うための装置である。また、ロータリジョイント9とは、コントロールボックス8により発信される制御信号を発電機1のシャフト10を介して伝送させるための装置である。第1実施形態では、発電機1とロータリジョイント9との間のシャフト10に、後述するロータリエンコーダ50が取り付けられている。
次に、図2〜図10を参照して、本発明の第1実施形態による発電機1の構成について説明する。
図2に示すように、発電機1は、中空のシャフト10を有するロータ20およびステータ30と、ロータ20およびステータ30とを収容する筐体40と、ロータ20の回転を検出するロータリエンコーダ50とにより構成されている。また、筐体40は、シャフト40を支持する軸受41を覆う軸受カバー43を含むように構成されている。なお、ロータ20は、本発明の「回転子」の一例であるとともに、ステータ30は、本発明の「固定子」の一例である。また、ロータリエンコーダ50は、本発明の「回転検出部」および「回転検出器」の一例である。
シャフト10は、筐体40に設けられた一対の軸孔41にそれぞれ軸受42を介して回転可能に支持されている。また、シャフト10は、軸孔41を介して筐体40の外側に突出するように構成されている。なお、シャフト10のロータリエンコーダ50の後述する回転部材51が取り付けられる部分には、段差部11(図5参照)が設けられている。
図2に示すように、ロータリエンコーダ50は、回転部材51と、センサ部52とにより構成されている。回転部材51は、図3に示すように、シャフト10を環状に取り囲むようにシャフト10に取り付けられている。また、回転部材51は、図5に示すように、シャフト10の段差部11の段差面11aに当接するように取り付けられている。また、回転部材51は、シャフト10を回転軸としてロータ20と共に回転するように構成されている。なお、回転部材51の外周面(図5の網掛け部分参照)は、所定の磁気パターンで着磁されている。
また、センサ部52は、図3に示すように、シャフト10を環状に取り囲むように配置されている。また、センサ部52は、図3および図4に示すように、筐体40の軸受カバー43の表面に六角穴付きねじ60により取り付けられている。また、センサ部52は、図5に示すように、内周面が回転部材51の外周面に対して半径方向に対向するように配置されている。このセンサ部52の内周面には、磁気センサ520が設けられている。磁気センサ520は、ロータ20の回転に伴う回転部材51の外周面の磁気パターンの変化を読み取ることによって、回転部材51の回転を検知するように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図6および図7に示すように、回転部材51は、環状に形成されているともに、半径方向に分割可能なように構成されている。具体的には、回転部材51は、第1回転部材51aと、第2回転部材51bとの2つの部材に分割可能なように構成されている。これらの第1回転部材51aおよび第2回転部材51bは、それぞれ、略半円弧形状を有している。
第1回転部材51aおよび第2回転部材51bのそれぞれの両端部には、第1回転部材51aと第2回転部材51bとを結合するためのフランジ部510aおよび510bが設けられている。このフランジ部510aおよび510bは、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bのそれぞれの一方面側に突出するように設けられている。また、フランジ部510aおよび510bは、図9に示すように、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bがシャフト10に取り付けられた場合において、シャフト10の延びる方向に突出するように構成されている。なお、フランジ部510aには、六角穴付きねじ70の胴体部の外径よりも大きい内径を有するねじ挿入孔511aが設けられている。また、フランジ部510bには、内面に雌ねじが形成されたねじ孔511bが設けられている。
第1回転部材51aおよび第2回転部材51bは、第1回転部材51aのフランジ部510aのねじ挿入孔511aと、それに対応する第2回転部材51bのフランジ部510bのねじ孔511bとを介して互いに六角穴付きねじ70によりねじ止めされることによって、シャフト10を環状に取り囲むように配置されるように構成されている。なお、第1実施形態では、回転部材51をシャフト10に取り付けていない状態において、フランジ部510aおよび510bを介して互いにねじ止めされた場合の第1回転部材51aおよび第2回転部材51bからなる回転部材51の内径R1(図6参照)は、シャフト10の回転部材51が取り付けられる部分の外径R2(図9参照)よりも小さくなるように構成されている。
図8に示すように、センサ部52は、環状に形成されているとともに、半径方向に分割可能なように構成されている。具体的には、センサ部52は、第1センサ部52aと、第2センサ部52bとの2つの部材に分割可能なように構成されている。これらの第1センサ部52aおよび第2センサ部52bは、それぞれ、略半円弧形状を有している。
第1センサ部52aおよび第2センサ部52bのそれぞれには、シャフト10の延びる方向に貫通するねじ挿入孔521が2つずつ設けられている。これらのねじ挿入孔521は、第1センサ部52aおよび第2センサ部52bが組み合わさって環状に配置された状態において、周方向に略等角度間隔(略90度間隔)で配置されるように構成されている。なお、図10に示すように、筐体40の軸受カバー43には、第1センサ部52aおよび第2センサ部52bのねじ挿入孔521に対応するねじ孔430が設けられている。第1実施形態では、第1センサ部52aおよび第2センサ部52bは、ねじ挿入孔521と、それに対応するねじ孔430とを介して六角穴付きねじ60により軸受カバー43にねじ止めされることによって、シャフト10に取り付けられた回転部材51に対して対向するように配置されるように構成されている。
なお、一般に、ロータリエンコーダに上記のような分割構造を採用すると、ロータリエンコーダの検出精度は低下してしまう一方、第1実施形態のような風力発電システムに用いるロータリエンコーダでは、発電機の動作が比較的低速であるので、それほど高い検出精度は要求されない。したがって、第1実施形態のロータリエンコーダ50の回転部材51およびセンサ部52を上記のように分割可能に構成しても、特に問題は生じない。
次に、図9および図10を参照して、本発明の第1実施形態による発電機1にロータリエンコーダ50を取り付ける手順について説明する。
まず、図9に示すように、ロータリエンコーダ50の回転部材51を、第1回転部材51aと第2回転部材51bとに分割した状態で、シャフト10を環状に取り囲むように配置する。そして、第1回転部材51aのフランジ部510aに設けられたねじ挿入孔511aと、それに対応する第2回転部材51bのフランジ部510bのねじ孔511bとの位置を合わせる。そして、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bを、六角穴付きねじ70を用いて互いにねじ止めする。なお、この時、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bのフランジ部510aおよび510bが突出している側とは反対側の面を、シャフト10の段差部11の段差面11aに当接させておく。このようにして、発電機1のシャフト10に対するロータリエンコーダ50の回転部材51の取り付けが行われる。
次に、図10に示すように、ロータリエンコーダ50のセンサ部52を、第1センサ部52aと第2センサ部52bとに分割した状態で、シャフト10を取り囲むとともに回転部材51の外周面に対して半径方向の外側から対向するように配置する。そして、第1センサ部52aおよび第2センサ部52bに設けられたねじ挿入孔521と、それに対応するように筐体40の軸受カバー43に設けられたねじ孔510aとの位置を合わせる。そして、第1センサ部52aおよび第2センサ部52bを、六角穴付きねじ60を用いて筐体40の軸受カバー43の表面にねじ止めする。このようにして、発電機1の筐体40の軸受カバー43の表面に対するロータリエンコーダ50のセンサ部52の取り付けが行われる。
第1実施形態では、上記のように、ロータ20の回転を検出するロータリエンコーダ50を、シャフト10を環状に取り囲むようにシャフト10に取り付けられる環状の回転部材51を含むように構成するとともに、その環状の回転部材51を、半径方向に分割可能にシャフト10に取り付けるように構成する。このように構成することにより、ロータリエンコーダ50の交換時に、シャフト10に取り付けられた環状の回転部材51を半径方向に分割することによって、シャフト10上でロータリエンコーダ50の両側に配置されている機械構造体(たとえば、ロータ20、ステータ30およびロータリジョイント9など)を分解せずに、古くなったロータリエンコーダ50の回転部材51をシャフト10から取り外すことができる。また、環状の回転部材51を半径方向に分割した状態でシャフト10上に配置するとともに、それらの分割された状態の回転部材51をシャフト10上で結合することによって、ロータリエンコーダ50の交換時に、シャフト10上でロータリエンコーダ50の両側に配置されている機械構造体を分解せずに、新しいロータリエンコーダ50の回転部材51をシャフト10に取り付けることができる。その結果、シャフト10を環状に取り囲むタイプのロータリエンコーダ50の交換を容易に行うことができる。ここで、一般に、長寿命および高信頼性が求められる風力発電システム100において、風力発電システム100に用いられる部品の中で、発電機1のロータ20の回転を検出するロータリエンコーダ50の寿命は比較的短い。この場合に、第1実施形態では、比較的寿命の短いロータリエンコーダ50の交換を容易に行うことができるので、ロータリエンコーダ50の交換に伴って風力発電システム100全体が停止する時間を短縮することができる。これにより、風力発電システム100全体の稼働率を向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、環状の回転部材51を、円弧形状を有する第1回転部材51aと、円弧形状を有する第2回転部材51bとにより構成するとともに、円弧形状を有する第1回転部材51aおよび円弧形状を有する第2回転部材51bを、シャフト10を環状に取り囲むように配置するように構成する。このように構成すれば、円弧形状を有する第1回転部材51aと、円弧形状を有する第2回転部材51bとを結合することにより、容易に、回転部材51をシャフト10を取り囲むように環状に形成することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、円弧形状を有する第1回転部材51aおよび円弧形状を有する第2回転部材51bのそれぞれの端部に、シャフト10の延びる方向に突出するフランジ部510aおよび510bを設けるとともに、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bを、フランジ部510aおよび510bを介して互いにねじ止めすることにより、シャフト10を環状に取り囲むように配置するように構成する。このように構成すれば、フランジ部510aおよび510bを用いることにより、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bの結合または取り外しを容易に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、回転部材51をシャフト10に取り付けていない状態において、フランジ部510aおよび510bを介して互いにねじ止めされた場合の第1回転部材51aおよび第2回転部材51bからなる環状の回転部材51の内径R1(図6参照)を、シャフト10の回転部材51が取り付けられる部分の外径R2(図9参照)よりも小さくする。このように構成すれば、回転部材51をシャフト10に取り付ける際に、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bからなる回転部材51の内径R1がシャフト10の外径R2よりも小さい分、回転部材51によりシャフト10を締め付けることができるので、回転部材51をシャフト10に強固に取り付けることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、センサ部52を、回転部材51に対して対向した状態でシャフト10を環状に取り囲むように設けるとともに、半径方向に分割可能に構成する。このように構成すれば、センサ部52の取り付けまたは取り外しをセンサ部52を分割した状態で行うことができるので、ロータリエンコーダ50のセンサ部52の交換時に、シャフト10上でロータリエンコーダ50の両側に配置されている機械構造体を分解する必要がない。これにより、ロータリエンコーダ50のセンサ部52の交換を容易に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、センサ部52を、円弧形状を有する第1センサ部52aと、円弧形状を有する第2センサ部52bとを含むように構成するとともに、円弧形状を有する第1センサ部52aおよび円弧形状を有する第2センサ部52bを、シャフト10を環状に取り囲むように配置するように構成する。このように構成すれば、円弧形状を有する第1センサ部52aと、円弧形状を有する第2センサ部52bとを結合することにより、容易に、センサ部52をシャフト10を取り囲むように環状に形成することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ロータ20およびステータ30を収容する筐体40を設けるとともに、センサ部52を、筐体40(軸受カバー43)の外側の表面にねじ止めすることにより、回転部材51に対して対向するように配置するように構成する。このように構成すれば、ねじ止めによる簡易な構成で、容易に、センサ部52を回転部材51に対して対向するように筐体40に取り付けることができる。
(第2実施形態)
次に、図1、図2、図11〜図13を参照して、本発明の第2実施形態による風力発電システム100aおよび発電機1aについて説明する。この第2実施形態では、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bをフランジ部510aおよび510bを介して互いにねじ止めすることによって回転部材51をシャフト10に取り付ける上記第1実施形態と異なり、第1回転部材53aおよび第1回転部材53aをシャフト10の段差部11の段差面11aにねじ止めすることによって回転部材53をシャフト10に取り付けている。
本発明の第2実施形態による風力発電システム100aは、図1に示すように、発電機1aなどを収容するナセル2と、ロータハブ3と、ブレード4と、タワー(支持柱)5とにより構成されている。また、発電機1aとロータリジョイント9との間のシャフト10には、後述するロータリエンコーダ50aが取り付けられている。なお、発電機1aは、本発明の「回転電機」の一例である。また、ロータリエンコーダ50aは、本発明の「回転検出部」および「回転検出器」の一例である。
本発明の第2実施形態による発電機1aは、図2に示すように、シャフト10を有するロータ20およびステータ30と、ロータ20およびステータ30とを収容する筐体40と、ロータ20の回転を検出するロータリエンコーダ50aとにより構成されている。ロータリエンコーダ50aは、図11に示すように、回転部材53と、センサ部52とにより構成されている。この回転部材53は、シャフト10の段差部11の段差面11a(図13参照)に当接するようにシャフト10に取り付けられている。
ここで、第2実施形態では、図12に示すように、回転部材53は、環状に形成されているとともに、半径方向に分割可能なように構成されている。具体的には、回転部材53は、第1回転部材53aと、第2回転部材53bとの2つの部材に分割されている。これらの第1回転部材53aおよび第2回転部材53bは、それぞれ、半円弧形状を有している。
第1回転部材53aおよび第2回転部材53bのそれぞれには、シャフト10の延びる方向に貫通するねじ挿入孔530が2つずつ設けられている。これらのねじ挿入孔530は、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bが組み合わさって環状に配置された状態において、周方向に略等角度間隔(略90度間隔)で配置されるように構成されている。なお、図13に示すように、シャフト10の段差部11の段差面11aには、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bのねじ挿入孔530に対応するねじ孔110が設けられている。第2実施形態では、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bは、ねじ挿入孔530と、それに対応するねじ孔110とを介して六角穴付きねじ80により段差面11aにねじ止めされることによって、シャフト10を環状に取り囲むように配置されるように構成されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
次に、図13を参照して、本発明の第2実施形態による発電機1aにロータリエンコーダ50aを取り付ける手順について説明する。なお、ロータリエンコーダ50aのセンサ部52を発電機1aの筐体40の軸受カバー43に取り付ける手順は、上記第1実施形態と同様であるので、以下では、ロータリエンコーダ50aの回転部材53をシャフト10に取り付ける手順についてのみ説明する。
まず、図13に示すように、ロータリエンコーダ50aの回転部材53を、第1回転部材53aと第2回転部材53bとに分割した状態で、シャフト10を環状に取り囲むように配置する。そして、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bを、シャフト10の段差部11の段差面11aに当接させる。そして、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bに設けられたねじ挿入孔530と、それに対応するように段差面11aに設けられたねじ孔110との位置を合わせる。その後、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bを、六角穴付きねじ80を用いて段差面11aにねじ止めする。このようにして、発電機1aのシャフト10に対するロータリエンコーダ50aの回転部材53の取り付けが行われる。
第2実施形態では、上記のように、シャフト10の回転部材53が取り付けられる部分に、段差部11を設けるとともに、円弧形状を有する第1回転部材53aおよび円弧形状を有する第2回転部材53bを、段差部11の段差面11aにねじ止めすることにより、シャフト10を環状に取り囲むように配置するように構成する。このように構成すれば、第1回転部材53aおよび第2回転部材53bをシャフト10にねじ止めすることにより、回転部材53をシャフト10に確実に取り付けることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、本発明を風力発電システムの発電機に適用した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明は、風力発電システム以外の発電システムに用いられる発電機およびモータなどの回転電機全般に適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、ロータリエンコーダの回転部材を第1回転部材および第2回転部材の2つの部材に分割可能に構成するとともに、センサ部を第1センサ部および第2センサ部の2つの部材に分割可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、回転部材を3つ以上の部材に分割可能に構成してもよいし、センサ部を3つ以上の部材に分割可能に構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、略半円弧形状を有する第1回転部材および第2回転部材を用いてシャフトを環状に取り囲む例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、シャフトを環状に取り囲むことができれば、第1回転部材および第2回転部材がそれぞれ略半円弧形状以外の形状を有していてもよい。
また、上記第1実施形態では、図9に示すように、フランジ部510aおよび510bを、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bのそれぞれの一方面側に突出するように設ける例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図14に示す第1変形例のように、フランジ部512aおよび512bを、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bのそれぞれの両面側に突出するように設けてもよい。これにより、第1回転部材51aと第2回転部材51bとを1対のフランジ部510aおよび510bを用いて結合する上記第1実施形態と異なり、第1回転部材51aと第2回転部材51bとを2対のフランジ部512aおよび512bを用いてより強固に結合することができる。
また、上記第1実施形態では、図9に示すように、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bにフランジ部510aおよび510bを設けるとともに、そのフランジ部510aおよび510bに、第1回転部材51aと第2回転部材51bとを結合するためのねじ挿入孔511aおよびねじ孔511bを形成する例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図15に示す第2変形例のように、第1回転部材51aと第2回転部材51bとを結合するためのねじ挿入孔513aおよびねじ孔513bを、第1回転部材51aおよび第2回転部材51bに直接形成するようにしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、センサ部を、第1センサ部と、第2センサ部との2つの部材により構成する例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図16および図17に示す第3および第4変形例のように、センサ部を1つの部材により構成してもよい。たとえば、図16のセンサ部54は、略半円弧形状を有する1つの部材により構成されている。また、図17のセンサ部55は、図15のセンサ部54よりも小さい円弧形状を有する1つの部材により構成されている。これらのセンサ部54および55には、それぞれ、センサ部54および55を筐体40の軸受カバー43に取り付けるためのねじ挿入孔541および551が2つ設けられている。なお、本発明では、センサ部が円弧形状以外の形状を有していてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、図5に示すように、センサ部の内周面に磁気センサを設けるとともに、回転部材の外周面を所定のパターンで着磁して、センサ部の内周面と回転部材の外周面とを半径方向に対向させるように配置する例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図18に示す第5変形例のように、センサ部56の筐体40とは反対側の軸方向の端面に磁気センサ520を設けるとともに、回転部材57の筐体40側の軸方向の端面(図18の網掛け部参照)を所定のパターンで着磁して、センサ部56の筐体40とは反対側の端面と回転部材57の筐体40側の端面とをシャフト10の軸方向に対向させるように配置してもよい。また、本発明では、センサ部の筐体側の端面と回転部材の筐体とは反対側の端面とを対向させるように配置してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、センサ部を、筐体の軸受カバーに取り付ける例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、回転しない固定された部分であれば、センサ部を、筐体の軸受カバー以外の部分に取り付けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ロータリエンコーダを発電機とロータリジョイントとの間に取り付ける例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、シャフト上であれば、ロータリエンコーダをどの位置に取り付けてもよい。たとえば、ロータリエンコーダを発電機とカップリングとの間に取り付けてもよい。
1、1a 発電機(回転電機)
4 ブレード
10 シャフト(回転軸部)
11 段差部
11a 段差面
20 ロータ(回転子)
30 ステータ(固定子)
40 筐体
50、50a ロータリエンコーダ(回転検知部、回転検知器)
51、53、57 回転部材
51a、53a 第1回転部材
51b、53b 第2回転部材
510a、510b、512a、512b フランジ部
52、54、55、56 センサ部
52a 第1センサ部
52b 第2センサ部
100、100a 風力発電システム

Claims (9)

  1. 回転軸部を有する回転子および固定子と、
    前記回転子の回転を検出する回転検出部とを備え、
    前記回転検出部は、
    前記回転軸部を環状に取り囲むように前記回転軸部に取り付けられ、前記回転軸部を回転軸として前記回転子と共に回転する環状の回転部材と、
    前記回転部材の回転を検知するセンサ部とを含み、
    前記環状の回転部材は、半径方向に分割可能に前記回転軸部に取り付けられているとともに、前記センサ部は、前記回転部材に対して対向した状態で前記回転軸部を環状に取り囲むように設けられるとともに、半径方向に分割可能に構成されている、回転電機。
  2. 前記環状の回転部材は、円弧形状を有する第1回転部材と、円弧形状を有する第2回転部材とを含み、
    前記円弧形状を有する第1回転部材および前記円弧形状を有する第2回転部材は、前記回転軸部を環状に取り囲むように配置されている、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記円弧形状を有する第1回転部材および前記円弧形状を有する第2回転部材のそれぞれの端部には、前記回転軸部の延びる方向に突出するフランジ部が設けられており、
    前記第1回転部材および前記第2回転部材は、前記フランジ部を介して互いにねじ止めされることにより、前記回転軸部を環状に取り囲むように配置されている、請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記回転部材を前記回転軸部に取り付けていない状態において、前記フランジ部を介して互いにねじ止めされた場合の前記第1回転部材および前記第2回転部材からなる前記環状の回転部材の内径は、前記回転軸部の前記回転部材が取り付けられる部分の外径よりも小さい、請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記回転軸部の前記回転部材が取り付けられる部分には、段差部が設けられており、
    前記円弧形状を有する第1回転部材および前記円弧形状を有する第2回転部材は、前記段差部の段差面にねじ止めされることにより、前記回転軸部を環状に取り囲むように配置されている、請求項2に記載の回転電機。
  6. 前記センサ部は、円弧形状を有する第1センサ部と、円弧形状を有する第2センサ部とを含み、
    前記円弧形状を有する第1センサ部および前記円弧形状を有する第2センサ部は、前記回転軸部を環状に取り囲むように配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記回転子および前記固定子を収容する筐体をさらに備え、
    前記センサ部は、前記筐体の外側の表面にねじ止めされることにより、前記回転部材に対して対向するように配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 回転軸部を有する回転子および固定子と、前記回転子の回転を検出する回転検出部とを含む回転電機と、
    前記回転電機の前記回転軸部に接続されるブレードとを備え、
    前記回転検出部は、
    前記回転軸部を環状に取り囲むように前記回転軸部に取り付けられ、前記回転軸部を回転軸として前記回転子と共に回転する環状の回転部材と、
    前記回転部材の回転を検知するセンサ部とを有し、
    前記環状の回転部材は、半径方向に分割可能に前記回転軸部に取り付けられているとともに、前記センサ部は、前記回転部材に対して対向した状態で前記回転軸部を環状に取り囲むように設けられるとともに、半径方向に分割可能に構成されている、風力発電システム。
  9. 回転軸部を有する回転子および固定子を備える回転電機に用いる回転検出器であって、
    前記回転電機の前記回転軸部を環状に取り囲むように前記回転軸部に取り付けられ、前記回転軸部を回転軸として前記回転子と共に回転する環状の回転部材と、
    前記回転部材の回転を検知するセンサ部とを備え、
    前記環状の回転部材は、半径方向に分割可能に前記回転軸部に取り付けられているとともに、前記センサ部は、前記回転部材に対して対向した状態で前記回転軸部を環状に取り囲むように設けられるとともに、半径方向に分割可能に構成されている、回転電機に用いる回転検出器。
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