JP2008069691A - 発電用風車装置および風力発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い加工精度を要求される部品の数を低減し、かつ組立てや分解を容易にすることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な発電用風車装置および風力発電装置を提供する。
【解決手段】風車装置90は、風の方向に対して交差する回転軸αを有する風車10と、回転軸α方向の一方側において風車10を着脱可能に保持する回転ディスク20と、回転ディスク20に接続され、回転軸αに軸が一致するように、回転ディスク20から見て風車10とは反対側に延びるシャフト30と、シャフト30を、ハウジング42に対して回転自在に支持する軸受41とを備えている。そして、風車10は、回転ディスク20に着脱可能に接続された底板11と、シャフト30の延びる方向と交差する方向からの風により、底板11をシャフト30の軸周りに回転させるように、底板11に直接接続された複数の翼12とを含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】風車装置90は、風の方向に対して交差する回転軸αを有する風車10と、回転軸α方向の一方側において風車10を着脱可能に保持する回転ディスク20と、回転ディスク20に接続され、回転軸αに軸が一致するように、回転ディスク20から見て風車10とは反対側に延びるシャフト30と、シャフト30を、ハウジング42に対して回転自在に支持する軸受41とを備えている。そして、風車10は、回転ディスク20に着脱可能に接続された底板11と、シャフト30の延びる方向と交差する方向からの風により、底板11をシャフト30の軸周りに回転させるように、底板11に直接接続された複数の翼12とを含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、発電用風車装置および風力発電装置に関し、より特定的には、設置や設備保全が容易な発電用風車装置および風力発電装置に関するものである。
近年の自然環境への意識の高まりに伴い、風力発電や太陽光発電などの自然エネルギーを利用した発電システムへの関心は益々高まりつつある。このような自然エネルギーを利用した発電システムのうち、風力発電は、昼夜を問わず発電可能である点において、太陽光発電よりも優れている。
主に電力の売却を目的として使用される発電所などの風力発電装置は、年間を通じて風速が大きい地域に設置され、プロペラ型風車などの風車を備えた比較的大規模な装置となっている。このような風力発電装置は、風速が大きい条件の下において発電効率が高いという利点を有している。一方、都市部などの風速が小さく、かつ非定常な地域に設置される風力発電装置に対しては、低風速で起動し、かつ低風速域での発電効率が高いことが必要となる。また、都市部に設置可能な風力発電装置の普及のためには、組立てや保全が容易で、低価格な発電用風車装置を備えた風力発電装置が求められている。
低風速での起動や低風速域での発電効率の向上を可能にする発電用風車装置や風力発電装置に関しては多くの検討が行なわれ、種々の提案がなされている(たとえば、特許文献1参照)。
以下、従来の発電用風車装置を備えた風力発電装置の一例について説明する。図11は、従来の発電用風車装置を備えた風力発電装置を示す概略断面図である。図11を参照して、風力発電装置100は、風車装置190と、発電機140と、風車装置190と発電機140とを接続するカップリング170と、発電機140および風車装置190を保持する架台150とを備えている。風車装置190は、風車110と、風車110の回転軸α’に軸が一致するように風車110を貫通し、風車110に対して固定された支持軸119と、風車110の外側の両側において支持軸119を回転自在に支持する風車用軸受118、118と、架台150に接続され、風車用軸受118、118を保持する軸受フレーム160とを含んでいる。発電機140は、回転磁界を発生させるために回転するロータ143と、ロータ143の回転軸に軸が一致するようにロータ143を貫通するロータ軸145と、ロータ143に隣接するように配置されたステータ144と、発電機140の内壁140Aに対して固定して配置されたハウジング142と、ロータ軸145をハウジング142に対して回転自在に保持するようにロータ軸145とハウジング142との間に嵌め込まれた発電機用軸受141とを含んでいる。そして、発電機140のロータ軸145は、風車110の支持軸119と軸が一致するように、カップリング170により支持軸119に接続されている。これにより、支持軸119とロータ軸145とは、風車110の回転軸α’を軸として一体に回転可能となっている。
次に、従来の発電用風車装置を備えた風力発電装置の動作について説明する。風車110が風を受けると、風車110は回転軸α’周りに回転する。このとき、風車110に固定された支持軸119は、風車110と一体に回転軸α’周りに回転し、これに伴い発電機140のロータ軸145も回転軸α’周りに回転する。そして、ロータ軸145の回転に伴って、ロータ143が回転して回転磁界が発生し、電磁誘導によりステータ144に起電力が発生する。このようにして、従来の発電用風車装置を備えた風力発電装置は、発電することができる。
特開2003−139041号公報
しかしながら、図11を参照して、従来の風力発電装置100においては、支持軸119が、風車110の外側の両側に配置された風車用軸受118、118により支持される構造を有しているため、発電機用軸受141とは別に風車用軸受118、118が必要となるだけでなく、風車用軸受118、118を保持する軸受フレーム160と、支持軸119とが必要となり、部品点数が多くなる。また、風車110の回転軸α’の偏心等を回避するため、風車110の回転を支持する支持軸119および軸受フレーム160には、高い加工精度および剛性が要求される。さらに、従来の風力発電装置100は、風車110の回転軸α’の偏心等を回避するため、その設置の際、風車110の回転を支持する支持軸119、軸受フレーム160および風車用軸受118、118に高い取り付け精度が要求される。また、一般に風力発電装置は、屋外に設置されるため、設備保全を目的として風車を取り外す必要が生じる場合も多い。このとき、従来の風力発電装置100の風車110を取り外すためには、風車用軸受118、118に直接接続された支持軸119と軸受フレーム160とを分離する必要がある。そして、その後組立てる際には、再度上述と同様に支持軸119、軸受フレーム160および風車用軸受118、118の高い取り付け精度が要求される。
このように、従来の風車装置190を備えた風力発電装置100では、部品点数が多くなること、および高い加工精度を要求される部品が多いことに起因して、風車装置190および風力発電装置100の製造コストが高くなるという問題点を有している。また、従来の風車装置190を備えた風力発電装置100では、支持軸119、軸受フレーム160および風車用軸受118、118の高い取り付け精度が要求されるため、設置や設備保全が困難となるだけでなく、取り付け精度が不十分であることに起因した発電効率や低風速環境下での起動性の低下が発生するおそれもある。
そこで、本発明の目的は、高い加工精度を要求される部品の数を低減し、かつ組立てや分解を容易にすることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な発電用風車装置および風力発電装置を提供することである。
本発明に従った発電用風車装置は、風の方向に対して交差する方向に延びる回転軸を有する風車と、風車の回転軸方向の一方側において風車を着脱可能に保持する保持部材と、保持部材に接続され、風車の回転軸に軸が一致するように、保持部材から見て風車とは反対側に延びる軸部材と、軸部材を、軸部材に隣接して配置される部材に対して軸部材の軸周りに回転自在に支持する軸受とを備えている。そして、風車は、保持部材に着脱可能に接続されたベース部材と、軸部材の延びる方向と交差する方向からの風により、ベース部材を軸部材の軸周りに回転させるように、ベース部材に直接接続された複数の翼とを含んでいる。
本発明に従った他の発電用風車装置は、風の方向に対して交差する方向に延びる回転軸を有する風車と、風車の回転軸方向の一方側において風車を着脱可能に保持する保持部材と、保持部材に接続され、風車の回転軸に軸が一致するように、保持部材から見て風車とは反対側に延びる軸部材と、軸部材を、軸部材に隣接して配置される部材に対して軸部材の軸周りに回転自在に支持する軸受とを備えている。そして、風車は、軸方向の一方側とは反対側である他方側においては保持されていない。
上記本発明の発電用風車装置においては、風車が保持部材により保持された上で、保持部材に接続された軸部材が軸受により回転自在に保持されている。すなわち、風車が、回転軸方向の一方側において軸受により保持されており、他方側においては軸受による保持が必要ではないため、回転軸方向の他方側において軸受を保持する軸受フレームなどの部品を設置する必要がない。また、上述の構成を有することにより、風車を軸方向に貫通する支持軸などの部品を設置する必要がない。その結果、本発明の発電用風車装置によれば、風車の回転を安定して支持するために高い加工精度や剛性が要求される軸受フレームや支持軸などの部品が必要ないことにより、発電用風車装置の製造コストを低減することが可能となる。
また、上記本発明の発電用風車装置の設置に際しては、風車の回転を安定して支持するために高い組立て精度が要求される軸受フレームや支持軸などの部品を設置する必要がない。そのため、本発明の発電用風車装置によれば、発電用風車装置の設置が容易となる。
さらに、上記本発明の発電用風車装置においては、風車が保持部材により着脱可能に保持されており、当該保持部材に接続された軸部材が軸受により保持されている。そのため、設備保全等の目的で風車を取り外す必要が生じた場合でも、軸受に直接接続されている部品を取り外すことなく、風車を発電用風車装置から取り外すことができる。その結果、風車を再び発電用風車装置に取り付ける際に、軸受に直接接続されるため高い取り付け精度を要求される部品を、改めて軸受に取り付ける必要がない。したがって、本発明の発電用風車装置によれば、発電用風車装置の設備保全が容易となる。
以上のように、本発明の発電用風車装置によれば、高い加工精度を要求される部品の数を低減し、かつ組立てや分解を容易にすることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な発電用風車装置を提供することができる。
ここで、風車を着脱可能に保持する保持部材とは、溶接、はんだ付けなど固定部の一部を破壊しなければ分離することができない固定方法ではなく、たとえばネジ、ボルト、ナット等による固定のように、固定部を破壊することなく分離および接続が可能な固定方法により風車に固定されて風車を保持する保持部材をいう。また、風の方向に対して交差する方向に延びる回転軸を有する風車とは、たとえば垂直軸型の風車をいい、具体的にはクロスフロー型、サボニウス型、ダリウス型などの風車をいう。
上記本発明の発電用風車装置において好ましくは、軸部材を支持する軸受は、軸部材の軸方向に複数個配置されている。これにより、軸部材を複数箇所において支持することが可能となり、風車の回転軸が安定する。その結果、風車の回転に対する抵抗が減少し、より低い風速で風車が回転可能となるだけでなく、効率よく風車が回転することが可能となる。
上記本発明の発電用風車装置において好ましくは、風車は、風車の回転軸方向の両端部を繋ぐ補強部材をさらに備えている。これにより、風車の剛性が向上して回転中のたわみなどが抑制されるため、効率よく風車が回転することができる。
本発明に従った風力発電装置は、風車装置と、風車装置に含まれる風車の回転により発電する発電機とを備えている。そして、当該風車装置は、上述の本発明の発電用風車装置である。
本発明の風力発電装置によれば、高い加工精度を要求される部品の数を低減し、かつ組立てや分解を容易にすることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な本発明の発電用風車装置を備えていることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な風力発電装置を提供することができる。
上記本発明の風力発電装置において好ましくは、発電機は、回転磁界を発生させるために回転するロータと、ロータの回転軸に軸が一致するように接続されたロータ軸とを含んでいる。そして、風車装置の軸部材は、発電機のロータ軸である。
風車装置の軸部材が発電機のロータ軸であることにより、風力発電装置の部品点数を一層低減することが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明の発電用風車装置および風力発電装置によれば、高い加工精度を要求される部品の数を低減し、かつ組立てや分解を容易にすることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な発電用風車装置および風力発電装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施の形態における発電用風車装置を備えた風力発電装置を示す概略断面図である。また、図2は、図1の線分II−IIに沿う概略断面図である。また、図3は、図1の発電用風車装置の要部を示す概略斜視図である。図1〜図3を参照して、本発明の一実施の形態における発電用風車装置および風力発電装置について説明する。
図1を参照して、本実施の形態における風力発電装置1は、風車装置90と、風車装置90に含まれる風車10の回転により発電する発電機40と、発電機40および風車装置90を保持する架台50とを備えている。発電機40は、回転磁界を発生させるために回転するロータ43と、ロータ43の回転軸に軸が一致するようにロータ43に接続されたロータ軸としてのシャフト30と、ロータ43に隣接するように配置されたステータ44と、発電機40の内壁40Aに対して固定して配置されたハウジング42と、シャフト30をハウジング42に対して回転自在に保持するようにシャフト30とハウジング42との間に嵌め込まれた軸受41とを含んでいる。
図1〜図3を参照して、風車装置90は、風車10と、風車10の回転軸α方向の一方側において風車10を着脱可能に保持する保持部材としての円盤状の回転ディスク20と、回転ディスク20に接続され、風車10の回転軸αに軸が一致するように、回転ディスク20から見て風車10とは反対側に延びる軸部材としてのシャフト30と、シャフト30を、シャフト30に隣接して配置される部材であるハウジング42に対してシャフト30の軸周りに回転自在に支持する軸受41とを備えている。
ここで、風車10は、回転ディスク20に着脱可能に接続されたベース部材としての円盤状の底板11と、シャフト30の延びる方向と交差する方向からの風により、底板11をシャフト30の軸周りに回転させるように、底板11に直接接続された複数の翼12と、複数の翼12に直接接続された円盤状の天板13とを含んでいる。また、風車10は、軸方向の一方側である回転ディスク20により保持される側とは反対側である他方側においては保持されていない。
また、底板11において翼12と接続される側とは反対側の面には、円柱形状を有する凹部11Aが形成されており、凹部11Aに回転ディスク20が嵌め込まれている。そして、底板11には、風車10の回転軸αを中心とする円周上の等間隔に底板11を貫通するボルト穴が形成されている。また、回転ディスク20にも、回転ディスク20の回転軸を中心とする円周上に等間隔にボルト穴が形成されている。そして、底板11のボルト穴を貫通し、回転ディスク20のボルト穴に到達するようにボルト60が挿入され、ボルト60が締め付けられることにより、回転ディスク20は、底板11において風車10を保持している。
さらに、回転ディスク20において底板11と接続される側とは反対側の面には、円柱形状を有する凹部20Aが形成されており、凹部20Aにシャフト30の一方の端部が嵌め込まれている。そして、底板11には、風車10の回転軸αを含む領域に底板11を貫通するボルト穴が形成されており、回転ディスク20にも回転ディスク20の回転軸を含む領域に回転ディスク20を貫通するボルト穴が形成されている。また、シャフト30の回転ディスク20と接続される側の端面30Aには、シャフト30の回転軸を含む領域にボルト穴が形成されている。そして、底板11のボルト穴および回転ディスク20のボルト穴を貫通し、シャフト30のボルト穴に到達するようにボルト70が挿入され、ボルト70が締め付けられることにより、シャフト30は回転ディスク20に接続されている。
また、図1〜図3を参照して、風車10は、風の方向に対して交差する方向に延びる回転軸αを有するクロスフロー型風車である。具体的には、風車10は、底板11と、天板13と、板状の形状を有し、底板11および天板13により保持されることにより円環状に配置された複数の翼12とを備えている。翼12は底板11にて翼12が保持される部分の表面に沿った面における断面において、円弧状の凸形状を有する凸面12Aと、凸面12Aの反対側に形成された円弧状の凹形状を有する凹面12Bとを含んでいる。そして、複数の翼12のうちの1つの翼12の凸面12Aおよび凹面12Bが、それぞれ隣接する翼12のうちの他の翼12の凹面12Bおよび凸面12Aに隣り合うように、翼12は配置されている。
次に、本実施の形態における風力発電装置1の動作について説明する。図1〜図3を参照して、風車10が風を受けると、風車10は回転軸α周りに回転する。このとき、風車10を保持している回転ディスク20に接続されたシャフト30は、風車10と一体に回転軸α周りに回転する。そして、シャフト30の回転に伴って、ロータ43が回転して回転磁界が発生し、電磁誘導によりステータ44に起電力が発生する。このようにして、本実施の形態における風力発電装置1は、発電することができる。
本実施の形態における風車装置90においては、風車10が回転ディスク20により保持された上で、回転ディスク20に接続されたシャフト30が軸受41により回転自在に保持されている。すなわち、風車10が、回転軸α方向の一方側において軸受41により保持されており、他方側においては軸受による保持が必要ではないため、回転軸α方向の他方側において軸受を保持する軸受フレームなどの部品を設置する必要がない。また、上述の構成を有することにより、風車10を回転軸α方向に貫通する支持軸などの部品を設置する必要がない。その結果、本実施の形態の風車装置90によれば、風車10の回転を安定して支持するために高い加工精度や剛性が要求される軸受フレームや支持軸などの部品が必要ないことにより、製造コストを低減することが可能となる。
また、本実施の形態における風車装置90の設置に際しては、風車10の回転を安定して支持するために高い組立て精度が要求される軸受フレームや支持軸などの部品を設置する必要がない。そのため、風車装置90によれば、発電用風車装置の設置が容易となる。
さらに、本実施の形態における風車装置90においては、風車10が回転ディスク20により着脱可能に保持されており、回転ディスク20に接続されたシャフト30が軸受41により保持されている。そのため、設備保全等の目的で風車10を取り外す必要が生じた場合でも、軸受41に直接接続されている部品を取り外すことなく、ボルト60およびボルト70による締め付けを解除することにより、風車10を風車装置90から取り外すことができる。その結果、風車10を再び風車装置90に取り付ける際に、軸受41に直接接続されるため高い取り付け精度を要求される部品を改めて軸受41に取り付ける必要がない。したがって、風車装置90によれば、発電用風車装置の設備保全が容易となる。
また、本実施の形態における風車装置90によれば、特に設備保全の際における部品の取り付け精度が不十分であることに起因した発電効率や低風速環境下での起動性の低下を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態における風車装置90は、高い加工精度を要求される部品の数を低減し、かつ組立てや分解を容易にすることにより、低コストであり、かつ設置や設備保全が容易な発電用風車装置となっている。
さらに、本実施の形態における風車装置90においては、シャフト30を支持する軸受41は、シャフト30の軸方向に複数個、具体的には2個配置されている。これにより、シャフト30を複数箇所において支持することが可能となり、風車10の回転軸αが安定する。その結果、風車10の回転に対する抵抗が減少し、より低い風速で風車が回転可能となるだけでなく、効率よく風車が回転することが可能となる。なお、軸受41を複数個配置することにより、風車10を高い剛性をもって保持することが可能となる一方、軸受41の個数を3個以上に増加させると軸受41による回転抵抗およびエネルギー損失が大きくなる。そのため、シャフト30を支持する軸受41は、シャフト30の軸方向に2個配置されていることが好ましい。
また、本実施の形態における風力発電装置1においては、風車装置90の軸部材としてのシャフト30は、発電機40のロータ軸を兼ねている。これにより、風力発電装置1の部品点数を一層低減することが可能となっている。さらに、本実施の形態における風力発電装置1においては、軸受41は、発電機40のロータ軸を支持する発電機用軸受と、風車10を支持する風車用軸受を兼ねている。これにより、必要な軸受の数を低減できるとともに、軸受による回転抵抗およびエネルギー損失が一層抑制される。また、軸受41は、発電機40の外部に配置されてもよいが、上述のように発電機に内蔵されていてもよい。
なお、シャフト30は、風車装置90の大きさ、形状および風力発電装置1の設置場所の風速などを考慮して、十分な強度および剛性を有するものを採用することが好ましい。そのため、シャフト30は、強度および剛性を重視して中実形状のものが採用されてもよいが、強度および剛性が十分に確保される場合、風車装置90の軽量化を目的として中空形状のものが採用されてもよい。
次に、上記本発明の一実施の形態における発電用風車装置を備えた風力発電装置の変形例について説明する。図4は、本実施の形態の変形例における発電用風車装置を備えた風力発電装置を示す概略断面図である。
図4を参照して、本実施の形態の変形例における発電用風車装置を備えた風力発電装置は、上述の本実施の形態における発電用風車装置を備えた風力発電装置と基本的には同様の構成を有しており、同様に動作する。しかし、本実施の形態の変形例においては、風車10は、風車10の回転軸α方向の両端部を繋ぐ補強部材としての補強柱14をさらに備えている点で、上記本実施の形態とは異なっている。具体的には、補強柱14は、風車10の回転軸αを含む位置において、底板11と天板13とを接続するように底板11および天板13に固定されている。これにより、風車10の剛性が向上して回転中のたわみなどが抑制されるため、効率よく風車10が回転可能となっている。
なお、補強柱14は図4に示すように1本であってもよいが、複数本配置されてもよい。この場合、たとえば底板11および天板13における回転軸αを中心とする円周上の等間隔の位置に、補強柱14との接続部を設け、互いに対向する接続部同士を補強柱14により接続することができる。また、補強柱14は、強度および剛性を重視して中実形状のものが採用されてもよいが、強度および剛性が十分に確保される場合、風車装置90の軽量化を目的として中空形状のものが採用されてもよい。
また、本実施の形態の変形例においては、シャフト30、回転ディスク20および風車10の底板11の接続は、たとえば以下のように行なうことができる。すなわち、図4に示すように、回転ディスク20には、シャフト30に接続される側とは反対側の面に第2の凹部20Bが形成されており、当該第2の凹部20Bには、回転ディスク20の回転軸を含む領域にボルト穴が形成されている。また、底板11の凹部11Aの回転軸を含む領域には、第2の凹部11Bが形成されている。そして、回転ディスク20のボルト穴を貫通し、シャフト30のボルト穴に到達するようにボルト70が挿入され、ボルト70が締め付けられることにより、回転ディスク20とシャフト30とは接続されている。さらに、回転ディスク20と風車10の底板11とは、上述の本実施の形態と同様に接続されている。
上記実施の形態においては、風車10としてクロスフロー型の風車が採用される場合について説明したが、本発明の発電用風車装置および風力発電装置はこれに限られない。たとえば、風車10として、サボニウス型、ダリウス型などに代表される垂直軸型の風車を採用することができる。また、上記図1および図4においては、ラジアル型の転がり軸受である軸受41がシャフト30の外周面を保持する場合について説明したが、本発明の発電用風車装置および風力発電装置はこれに限られない。たとえば、シャフト30の回転ディスク20と接続されている側とは反対側の端面が、スラスト型の転がり軸受により保持されてもよいし、ラジアル型とスラスト型の転がり軸受とが組合わされて、シャフト30が保持されてもよい。
以下、実施例について説明する。なお、以下の実施例において、Cpは出力係数、Ctはトルク係数、λは周速比、σはソリディティであり、以下の式により定義される。
ここで、Tはトルク(N・m)、ωは角速度(rad/s)、Dは風車直径(m)、Uは風速(m/s)、Aは風車投影面積(m2)、rは風車回転半径(m)、ρは空気の密度(kg/m3)、Zは翼枚数、Cは翼弦長(m)である。
まず、実施例1について説明する。実施例1では、図1〜図3に基づいて説明した上記実施の形態における風車装置90を備えた風力発電装置10において、風車直径Dと風車高さHとの比であるアスペクト比AR(AR=H/D)の最適値を決定する実験を行なった。具体的には、風車直径Dを0.210mで一定とし、風車高さHを変化させることによりアスペクト比ARを変化させ、種々のλにおけるCtを測定し、ARの最適値を調査した。
次に、実験結果について説明する。図5は、実施例1の実験結果を示す図である。図5において、横軸は周速比λ、縦軸はトルク係数Ctである。また、図5において、三角、菱形、丸および四角の各点は、それぞれARが0.87、0.91、1.1および1.3の場合を示している。
次に、実験結果について説明する。図5は、実施例1の実験結果を示す図である。図5において、横軸は周速比λ、縦軸はトルク係数Ctである。また、図5において、三角、菱形、丸および四角の各点は、それぞれARが0.87、0.91、1.1および1.3の場合を示している。
図5を参照して、ARを0.91とした場合のCtが、実験を行なったλのほぼ全域において最も高いことが分かる。特に市街地などの風速の小さい地域で使用される発電用風車装置および風力発電装置において重要な、周速比λが小さい領域において、ARを0.91とすることにより、最も高いCtが得られている。このことから、ARの最適値は0.91であることが確認された。
次に、実施例2について説明する。実施例2では、図1〜図3に基づいて説明した上記実施の形態における風車装置90を備えた風力発電装置10において、上記実施例1で決定したAR=0.91の条件の下で、翼の取り付け角β’を変化させるとともに、翼枚数を変えることによりソリディティσを変化させ、これらの最適値を調査する実験を行なった。実験条件を表1に示す。表1においては、翼枚数Z、取り付け角β’および風車回転半径rを変化させた場合のソリディティσが示されている。ここで、翼の取り付け角β’とは、図2を参照して、1つの翼12の弦を延長した直線と、回転軸αから遠い側の翼12の端部に接するように風車10を囲む円の、当該1つの翼の端部における接線とがなす角である。
図6は、実施例2の実験結果を示す図である。図6において、横軸はソリディティσ、縦軸は最大出力係数Cpmaxである。なお、Cpmaxとは周速比λを変化させた場合に出力係数Cpがとる最大値である。また、図6において、菱形、四角および三角の各点は、それぞれβ’が65°、55°および45°の場合を示している。
図6を参照して、実験を行なったソリディティの全域において、取り付け角β’を55°とした場合にCpmaxが最も大きくなっている。そして、β’を55°よりも大きくした場合も小さくした場合もCpmaxが低下している。このことから、取り付け角β’の最適値は55°であることが確認された。
また、図6を参照して、いずれの取り付け角β’の場合においても、ソリディティσが0.78付近でCpmaxが最大となっており、取り付け角β’=55°の条件の下では、σが0.786においてCpmaxが最大となり0.1を超えている。そして、このときの翼枚数Zは18枚である。このことから、取り付け角β’=55°とし、翼枚数Zを18枚としてソリディティσを0.786とすることにより、これらの要素を最適化できることが分かった。
次に、実施例3について説明する。実施例3では、図1〜図3に基づいて説明した上記実施の形態における風車10と、図11に基づいて説明した従来の風車110とを作製し、風車の性能を比較する試験を行なった。具体的には、まず、翼の形状、枚数を含めて同一形状とする条件の下で、本発明の実施例として風車10が回転ディスク20により保持された上で、シャフト30に接続されたものと、本発明の範囲外である比較例として支持軸119を備えた風車110とを作製した。そして、実施例の風車10は、図1と同様にシャフト30を2つの軸受41で支持した上で、回転速度およびトルクの測定装置に接続した。一方、比較例の風車110は、図11と同様に風車110の外側の両側において支持軸119を2つの風車用軸受118で支持した上で、同様に回転速度およびトルクの測定装置に接続した。その後、実験用風洞を用いて実施例および比較例の風車を回転させ、回転速度およびトルクを測定した。
次に、実験の結果について説明する。図7は、実施例3の実験により得られた周速比と出力係数との関係を示す図である。また、図8は、実施例3の実験により得られた周速比とトルク係数との関係を示す図である。図7および図8において、横軸はいずれも周速比λであり、縦軸はそれぞれ出力係数Cpおよびトルク係数Ctである。また、図7および図8において、丸および三角の点は、それぞれ実施例および比較例の結果を示している。
図7および図8を参照して、実験を行なったλの全範囲において、出力係数Cpおよびトルク係数Ctともに実施例の風車が比較例の風車を上回っている。これは、実施例の風車に比べて、比較例の風車においては支持軸の加工精度や軸受の取り付け精度等の影響を受けた風車の性能低下が発生しやすいためであると考えられる。
なお、実施例3においては、実施例、比較例ともに2つの軸受で風車が支持される場合について実験したが、実際には、図1と図11とを比較すると、図1では2つの軸受により風車が支持されているのに対し、図11では4つの軸受により風車が支持されている。したがって、実際に図1の風力発電装置と図11の風力発電装置とを作製した場合、軸受におけるエネルギーの損失に起因して、両者の性能の差はさらに大きくなるものと考えられる。
次に、実施例4について説明する。実施例4では、図1〜図3に基づいて説明した上記実施の形態における風車装置90を備えた風力発電装置10において、風車高さHおよび翼の曲率半径Rを変化させ、これらの最適値を調査する実験を行なった。実験条件を表2に示す。表2を参照して、実施例4の実験では、翼弦長Cを0.03mで一定とし、風車高さHを0.142m〜0.273m、翼の曲率半径Rを0.025m〜0.05mの範囲で変化させた実施例A〜実施例Hについて、風車の性能が調査された。ここで、図2を参照して、翼の曲率半径Rとは、風車10の回転軸αに垂直な断面における翼12の凹面12Bの曲率半径である。また、翼弦長Cとは、凹面12Bの両端部を結ぶ弦の長さである。
次に、実験の結果について説明する。図9は、実施例4の実験により得られた周速比と出力係数との関係を示す図である。また、図10は、実施例4の実験により得られた周速比とトルク係数との関係を示す図である。図9および図10において、横軸はいずれも周速比λであり、縦軸はそれぞれ出力係数Cpおよびトルク係数Ctである。また、図9および図10において、黒丸、黒四角、白丸、白四角、黒菱形、黒三角、白菱形および白三角の各点は、それぞれ表2の実施例A、B、C、D、E、F、GおよびHの結果を示している。
図9および図10を参照して、実験を行なったλの全範囲において、出力係数Cpおよびトルク係数Ctともに実施例Eの風車が最も高くなっている。すなわち、図1の風車10においては、実施例Eの条件である翼弦長C=0.030m、風車高さH=0.192m、翼の曲率半径R=0.025mが最適値であることが分かった。
本発明の発電用風車装置および風力発電装置は、低風速での起動や低風速域での発電効率の向上が求められる発電用風車装置および風力発電装置に特に有利に適用され得る。
1 風力発電装置、10 風車、11 底板、11A 凹部、11B 第2の凹部、12 翼、12A 凸面、12B 凹面、13 天板、14 補強柱、20 回転ディスク、20A 凹部、20B 第2の凹部、30 シャフト、30A 端面、40 発電機、40A 内壁、41 軸受、42 ハウジング、43 ロータ、44 ステータ、50 架台、60,70 ボルト、90 風車装置。
Claims (6)
- 風の方向に対して交差する方向に延びる回転軸を有する風車と、
前記風車の回転軸方向の一方側において前記風車を着脱可能に保持する保持部材と、
前記保持部材に接続され、前記風車の回転軸に軸が一致するように、前記保持部材から見て前記風車とは反対側に延びる軸部材と、
前記軸部材を、前記軸部材に隣接して配置される部材に対して前記軸部材の軸周りに回転自在に支持する軸受とを備え、
前記風車は、
前記保持部材に着脱可能に接続されたベース部材と、
前記軸部材の延びる方向と交差する方向からの風により、前記ベース部材を前記軸部材の軸周りに回転させるように、前記ベース部材に直接接続された複数の翼とを含んでいる、発電用風車装置。 - 風の方向に対して交差する方向に延びる回転軸を有する風車と、
前記風車の回転軸方向の一方側において前記風車を着脱可能に保持する保持部材と、
前記保持部材に接続され、前記風車の回転軸に軸が一致するように、前記保持部材から見て前記風車とは反対側に延びる軸部材と、
前記軸部材を、前記軸部材に隣接して配置される部材に対して前記軸部材の軸周りに回転自在に支持する軸受とを備え、
前記風車は、前記軸方向の一方側とは反対側である他方側においては保持されていないことを特徴とする、発電用風車装置。 - 前記軸部材を支持する前記軸受は、前記軸部材の軸方向に複数個配置されている、請求項1または2のいずれか1項に記載の発電用風車装置。
- 前記風車は、前記風車の回転軸方向の両端部を繋ぐ補強部材をさらに備えている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発電用風車装置。
- 風車装置と、
前記風車装置に含まれる風車の回転により発電する発電機とを備え、
前記風車装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発電用風車装置である、風力発電装置。 - 前記発電機は、
回転磁界を発生させるために回転するロータと、
前記ロータの回転軸に軸が一致するように接続されたロータ軸とを含み、
前記風車装置の前記軸部材は、前記発電機の前記ロータ軸である、請求項5に記載の風力発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006247990A JP2008069691A (ja) | 2006-09-13 | 2006-09-13 | 発電用風車装置および風力発電装置 |
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JP (1) | JP2008069691A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064169A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Seiichi Futaboshi | 垂直回転軸型風車および同風車を用いた風力発電装置 |
JP2011094486A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp | 流体エネルギ回収装置 |
KR101148306B1 (ko) | 2011-09-22 | 2012-05-21 | 김관호 | 가속수단이 구비된 풍력발전장치 |
US8463563B2 (en) | 2010-01-26 | 2013-06-11 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery management system and driving method thereof |
-
2006
- 2006-09-13 JP JP2006247990A patent/JP2008069691A/ja active Pending
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