JP5556378B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータと電気的に接続された電源接続端子を備えた換気装置に関するものである。
モータと電気的に接続された電源接続端子を備えた換気装置においては、電源線を電源接続端子に被覆を除去して結線できるものである。従来この種の換気装置の例として本体枠内に電源接続子を設置したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−232488号公報
前記従来例における課題は、電装部は各々別部品として形成された極性の異なる少なくとも2つの電源接続端子で構成され、電源接続端子は電源電線の挿入方向に対して互いにずらして構成しているので、電装部を小型にすることが困難であるという課題があった。またモータへの水滴やほこりの浸入防止対策がされていないという課題があった。
そこで、本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、水滴やほこりの浸入を小型の電装ボックスで防止でき、モータへの水滴の浸入やほこりの侵入も防止できる換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明の換気装置は、室内と室外を連通するように、壁部に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装ボックスを収納するフレームと前記筒状部に設けたモータケースに嵌合するモータカバーとで構成した換気装置において、前記電装ボックスを電源接続端子と電源コード固定部を有する電装ボックスケースと電装ボックスカバーで構成し、両部品が嵌合する外壁部を階段状にオーバーラップさせた形状とし、前記電装ボックスカバーの端部を前記電装ボックスケースの底面まで設けたことにより、電装ボックスの外壁部で水の浸入を防止し、所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明の換気装置は、室内と室外を連通するように、壁部に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装ボックスを収納するフレームと前記筒状部に設けたモータケースに嵌合するモータカバーとで構成した換気装置において、前記電装ボックスを電源接続端子と電源コード固定部を有する電装ボックスケースと電装ボックスカバーで構成し、両部品が嵌合する外壁部を階段状にオーバーラップさせた形状とし、前記電装ボックスカバーの端部を前記電装ボックスケースの底面まで設けたことにより、電装ボックスの外壁部で水の浸入を防止できるので、電源接続部分を各々別部品とし、互いにずらして構成する必要がなく、小型の電装ボックスで絶縁性能がすぐれた換気装置を実現できることとなる。
本発明の実施の形態1の換気装置の取付状態を示す断面図 同換気装置の電装ボックス部構成を示す分解斜視図 同換気装置の電装ボックス部を示す断面図 同換気装置の電装ボックス部を示す断面図 同換気装置の電装ボックス部を示す断面図 同換気装置の背面図 同換気装置の水抜き穴を示す背面図 同換気装置の水抜き穴を示す斜視図 本発明の実施の形態2の換気装置の電装ボックスを示す断面図 同換気装置の電装ボックスを示す分解斜視図 同換気装置の電装ボックスを示す断面図 同換気装置の電装ボックスを示す斜視図 本発明の実施の形態3の換気装置の部分断面図 従来の換気装置の天井への取付状態を示す断面図 同換気装置の背面図
本発明の換気装置は、室内と室外を連通するように、壁部に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装ボックスを収納するフレームと前記筒状部に設けたモータケースに嵌合するモータカバーとで構成した換気装置において、前記電装ボックスは、電源接続端子と電源コード固定部を有する電装ボックスケースと、この電装ボックスケースの蓋となる電装ボックスカバーで構成し、両部品が嵌合する外壁部を階段状にオーバーラップさせた形状とし、前記電装ボックスカバーの端部を前記電装ボックスケースの底面まで設けたことにより、電装ボックスに付着した水は、電装ボックスカバーの外壁部から電装ボックス表面を伝って流れ落ちる。電装ボックスケースと電装ボックスカバーの嵌合部に付着しても階段状に嵌合部をオーバーラップさせていることにより浸入しないので、電装ボックス内部の充電部に水が付着しなくなり絶縁性能が向上するという効果を奏する。よって電源接続端子部にて絶縁性能を確保する必要がなく、電装ボックスの小型化がはかれる。
また、電装ボックスカバーのフランジ部を電装ボックスケース底面よりも伸ばした構造としてもよい。これにより、電装ボックスに付着した水は電装ボックスケースと電装ボックスカバーの嵌合部に接触することなく滴下するので、電装ボックス内部の充電部により水が付着しない構造となり絶縁性能がさらに向上するという効果を奏する。
また、電装ボックスカバーのフランジ部を電装ボックスケース底面まで伸ばし電装ボックスケースを覆うように内側に曲げた構造としてもよい。これにより、電装ボックスカバーが電装ボックスケースを覆う形状で嵌合することとなり、電装ボックス嵌合部は鉛直方向になるので水がより浸入しない。また、部品成形時の変形により嵌合部に隙間が発生した場合でも水が浸入しないので、部品加工工程にて電装ボックスケース、電装ボックスカバーに変形が発生した場合でも電装ボックス内部の充電部に水が付着しない構造となり絶縁性能がさらに向上するという効果を奏する。
また、電装ボックスの電源コード出口近傍に電源コード出口よりも下側に形成したガイドリブをフレームに設けた構造とする。これにより、電源コードは出口から斜め下方向に引き回され、ガイドリブを経由した後にフレーム上方の電源コード引出口より引き出されるので、電源コードを伝ってフレーム内部に浸入した水はガイドリブ下方部で下に凸に湾曲した電源コード部分で滴下するので電装ボックスに浸入しないという効果を奏する。
また、ガイドリブをフレーム立ち上がり部と同じ高さまで設けた構造とする。これにより、電源コードがガイドリブに乗り上げた状態で壁部に設置されるとフレームと壁部との間に隙間が生じるので、電源コードの配線が正しく行われていない場合は施工者が容易に気づくことができるという効果を奏する。
また、電装ボックスの電源コード出口を斜め下向きに設けた構造とする。これにより、電装ボックス内の電源コード出口近傍に付着した水滴は電装ボックスの外に流れ落ちるので、高湿度の空気が電装ボックスの電源コード出口に付着し水滴となった場合でも電装ボックス内部の充電部に付着することなく電装ボックス外に排出できるという効果を奏する。
また、フレームの下側立ち上がり部、電源コード出口近傍、モータリード線引き込み口近傍、に水抜き穴を設けた構造とする。これにより、壁部とフレームとの間から浸入した水はフレーム下側立ち上がり部に設けた水抜き穴よりフレーム外に流れ落ちる。天井に誤設置された場合でも電源コード出口近傍、モータリード線引き込み口近傍に設けた水抜き穴より水が流れ落ちるので、フレーム内に水が浸入した場合でも電装ボックスに水は浸入しないという効果を奏する。
また、電装ボックスケース底面にリブaを設け前記リブaの上に電源接続端子を設置し、前記電源接続端子の異極端子間を仕切るリブbを設けた構造とする。これにより、電装ボックスケースの底面に付着した水は電源接続端子に接触することなく下方へ流れ落ちる。また異極端子間を導通するように水が付着することがなくなるので、水が電装ボックス内に浸入した場合でも充電部である電源接続端子に水が付着することは無い。また異極端子間が水により短絡されることは無いという効果を奏する。
また、電源接続端子を固定し、前記電源接続端子の電源コード接続側を上向きに傾けられる端子設置台を電装ボックスケースに設けた構造とする。これにより、端子設置台を上向きに持ち上げることにより電源接続端子の電源コード接続端子を確認することができるので、電源工事者は電源コード接続端子を確認しながら電源コードを電源接続端子に挿入、接続することができ作業性が良くなるという効果を奏する。
また、端子設置台に電源接続端子の異極端子間を仕切るリブcを設けた構造とする。これにより、異極端子間を導通するように水が付着することがないので、電源コード接続の施工性が良く、安全性が高くなるという効果を奏する。
また、電装ボックスカバーの電源接続端子を覆う部分に薄肉部を設け、前記電装ボックスカバーを前記電源接続端子の電源コード接続部が露出するように開閉可能な形状とする。これにより、電源コード接続工事の際は電装ボックスカバーの電源コード接続部分側のみを開いて接続するので、電源接続に必要な部分以外は触れない構造になっており、電源工事の際に誤って他の電装部品を傷つけることがない。電装ボックスカバー前面はヒンジ形状で繋がっているので水が浸入することはない。また一体部品なので部品を無くすこともないという効果を奏する。
また、電装ボックスカバーの開閉部分の表または裏面に結線図を刻印成形表示した構成とする。これにより、電源コード接続部分の近傍に結線図が表示されるので、電源コード接続工事をしながら結線を確認できる。シールではなく刻印するので浴室の高湿度空間で使用しても表示が剥がれたり、消えたりすることがない。刻印なので安価に表示することができるという効果を奏する。
また、電装ボックスと端子設置台の樹脂材料を難燃性材料で構成する。これにより、充電部を保持または覆う部品が難燃性材料で構成されるので、充電部にて発煙、発火が発生した場合でも電装ボックスの外に延焼しないという効果を奏する。
また、モータカバーとフレームの嵌合部を階段状に構成する。これにより、モータカバーとフレームの嵌合部が階段状になっているため水、埃が浸入しにくくなるので、モータ充電部に水が付着しない、また排気中に含まれる埃等も浸入しにくいという効果を奏する。
また、フレームのモータシャフト出口に筒状の保護フランジを設け、ファンのボス部を前記保護フランジにオーバーラップさせて挿入する構造とする。これにより、湿気を含んだ空気を排気する際、その空気がモータシャフトに接触しにくくなるので、モータシャフトが錆びにくくなる。また埃等も付着しにくくなるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態の換気装置50は、壁部1を貫通する風洞パイプ2と内部にファン3とモータ4が設けられた筒状部5と、ファン3を覆い隠すように設けられたルーバー51とで構成されている。通常、このような換気装置50は、室内側にルーバー51を設け、室内の空気を外部へ排出するようにして設けられる。
図1から図3に示すように、風洞パイプ2は、室内と室外を連通するように、壁部1に設けられる。この風洞パイプ2には、内部にファン3とモータ4が設けられる筒状部5が装着される。この筒状部5の室内側開口6の外周には、ファン3の回転軸と直交する方向に略方形状に張り出したフランジ部7aが形成されている。このフランジ部7aの周辺部の裏面側には、立ち上がり部7bが形成されている。フランジ部7aと立ち上がり部7bとで、電装ボックス8を収納するフレーム9を構成している。そして、筒状部5に設けたモータケース10には、モータカバー11を嵌合している。このような換気装置50において、電装ボックス8は、電源接続端子12と電源コード固定部13を有する電装ボックスケース8aと、その蓋となる電装ボックスカバー8bで構成されている。電装ボックスケース8aと電装ボックスカバー8bは、外壁部を階段状にオーバーラップさせて嵌合するようになっている。さらには、電装ボックスカバー8bの端部を電装ボックスケース8aの底面(ルーバー51側の面)まで設けている。
上記構成により、電装ボックス8に付着した水は、電装ボックスカバー8bの外壁部から電装ボックスケース8aの底面部を伝って流れ落ちる。そのうち一部の少量の水が、電装ボックスケース8aの底面部の電装ボックスカバー8bとの嵌合部に付着する。しかし、電装ボックスケース8aと電装ボックスカバー8bの重ね合わせ部を20mm程度確保して、さらに、階段状に嵌合部をオーバーラップさせているので、水の浸入が困難なのである。従って、電装ボックス8内部の充電部に水が付着しなくなり絶縁性能を向上させることができる。この様に、水の浸入を電装ボックス8の外郭部で阻止できるので電源接続端子12を各々別部品とし、互いにずらして構成する必要がなく、大きなスペースを要しないため小型の電装ボックス8で絶縁性能がすぐれた換気装置50を実現できる。
また、図4に示すように、電装ボックスカバー8bのフランジ部を電装ボックスケース8aの底面よりも伸ばした構造としてもよい。このような構成によれば、電装ボックス8に付着した水は電装ボックスケース8aと電装ボックスカバー8bの嵌合部に接触することなく滴下するので、電装ボックス8内部の充電部により水が付着しない構造にできる。
また、図5に示すように、電装ボックスカバー8bのフランジ部を電装ボックスケース8aの底面まで伸ばし前記電装ボックスケース8aを覆うように内側に曲げた構造としてもよい。このような構成によれば、重ね合わせ部の距離が長くなり、電装ボックス8の嵌合部は鉛直方向になるので水がより浸入しない構造となる。また、部品成形時の変形により嵌合部に隙間が発生した場合でも電装ボックスカバー8bが電装ボックスケース8aを覆う構造となるのでその影響が少なくなり製造条件に左右されない水浸入防止構造となる。
また、図6に示すように、電装ボックス8の電源コード出口15近傍に、この電源コード出口15よりも下側に形成したガイドリブ14をフレーム9に設けている。このガイドリブ14はフレーム9の立ち上がり部7bと同じ高さまで設けた構造とし、電源コード出口15は斜め下向きに設けた構造となっている。電源コード17に水が付着し、その水が電源コード17を伝って電装ボックス8に浸入することが考えられる。しかし、このような構成によれば、電源コード17は、電源コード出口15から斜め下方向に引き回され、ガイドリブ14の下端を経由した後にフレーム9上方の電源コード引出口16より引き出される。従って、電源コード17を伝ってフレーム9内部に浸入した水は、ガイドリブ14下方部で下に凸に湾曲した電源コード17部分で滴下するので電装ボックス8に浸入しない。
また、ガイドリブ14をフレーム9の立ち上がり部と同じ高さまで設けたことにより、電源コード17がガイドリブ14に乗り上げた状態で壁部1に設置されると、フレーム9と壁部1との間に隙間が生じる。すなわち、電源コード17の配線が正しく行われていない場合は施工者が容易に気づくことができるので、確実に電源コード17の水切りができる。
また、電源コード出口15近傍に付着した水滴は、斜め下向きに設けた電源コード出口15より外に流れ落ちるので、高湿度の空気が電源コード出口15近傍に付着し水滴となった場合でも電装ボックス8内部の充電部に付着することなく外に排出できる。
また、図7、8に示すように、フレーム9の下側の立ち上がり部7b、電源コード出口15近傍、モータリード線引き込み口19近傍に水抜き穴18を設けた構造となっている。このような構成によれば、壁部1とフレーム9との間から浸入した水はフレーム9下側立ち上がり部に設けた水抜き穴18よりフレーム9の外に流れ落ちることになる。
また、図7に示すように、天井に誤設置された場合でも電源コード出口15近傍、モータリード線引き込み口19近傍に設けた水抜き穴18より水が流れ落ちるので、フレーム9内に水が浸入した場合でもフレーム9に水が溜まり、電装ボックス8に水が浸入することを防止できる。
また、水抜き穴18を4mm以上の角穴または直径4mm以上の丸穴で構成している。このような構成によれば、水の表面張力の影響を受けずに水が抜けるので、確実にフレーム9から水を排出できる。水抜き穴18のエッジにRまたはC面カットしてもより効果的に水を排出できる。
このように本発明の実施の形態1の換気装置によれば、小型の電装ボックス8で、水の浸入を防止し、絶縁性能を確保できる。また、部品成形時に変形等の製造問題が発生しても確実に水の浸入を防止することができる。また、電源コード17を伝って水が浸入するのを防止することができる。施工者が電源コード17の配線を間違えた場合には容易に施工間違いに気づく構造になっているので施工ミスにより水が浸入する危険性が無い。また、高湿度の空気が電源コード出口15近傍に付着した場合でも電装ボックス8内部の充電部に付着することなく外に排出できる。また、壁部1とフレーム9との間から浸入した水は水抜き穴18よりフレーム9の外に流れ落ちる。天井に誤設置された場合でも電源コード出口15近傍、モータリード線引き込み口19近傍に設けた水抜き穴18より水が流れ落ち電装ボックス8に水が浸入することを防止できる。また、水抜き穴18の大きさを4mm以上の角穴または直径4mm以上の丸穴で構成すれば水の表面張力の影響を受けずに水が抜けるので、確実にフレーム9から水を排出できることとなる。
(実施の形態2)
図9は、電装ボックス8の電源接続端子12の部分の断面図である。この図9に示すように、電装ボックスケース8a底面にリブa20を設け、このリブa20の上に電源接続端子12を設置している。さらに、電源接続端子12の異極端子間を仕切るリブb21を設けた構造となっている。
また、この電源接続端子12は、図10に示すように、電源コード接続側を上向きに傾けられた、すなわち、電源コード接続側を電装ボックスカバー8b側に近づけた端子設置台22に接続されている。この端子設置台22には、電源接続端子12の異極端子間を仕切るリブc23が設けられている。
また、図11、12に示すように、電装ボックスカバー8bの電源接続端子12を覆う部分には、薄肉部24が設けられている。この薄肉部24は、電源接続端子12の電源コード接続部25が露出するように、電装ボックスカバー8bの開閉ができるように設けられている。
また、電装ボックスカバー8bの開閉部分の表または裏面には、結線図を刻印成形表示した構成としている。
また、電装ボックス8と端子設置台22の樹脂材料は、難燃性材料で構成している。
上記構成により、電装ボックスケース8aの底面に付着した水は、電源接続端子12に接触することなく下方へ流れ落ちる。また、異極端子間を導通するように水が付着することがなくなるので、水が電装ボックス8内に浸入した場合でも充電部である電源接続端子12に水が付着することは無い。よって異極端子間が水により短絡されることは無い。また、端子設置台22を上向きに持ち上げることにより、電源工事者は電源コード接続部25を確認しながら電源コード17を電源接続端子12に挿入、接続することができ、作業性が良くなる。また、異極端子間を導通するように水が付着することがないので、安全性が高くなる。また、電源コード接続工事の際は、電装ボックスカバー8bの電源コード接続部25のみを開いて接続することになる。従って、電源接続に必要な部分以外は触れない構造になっており、電源工事の際に誤って他の電装部品を傷つけることがない。電装ボックスカバー8bの前面は、薄肉部24で繋がっているので水が浸入することはない。また一体部品なので部品を無くすこともない。また、電源コード接続部25の近傍に結線図が表示されるので、電源コード接続工事をしながら結線を確認できる。シールではなく刻印するので浴室の高湿度空間で使用しても表示が剥がれたり、消えたりすることがない。刻印なので安価に表示することができる。また、充電部を保持または覆う部品が難燃性材料で構成されるので、充電部にて発煙、発火が発生した場合でも電装ボックス8の外に延焼しない。
このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、水が電装ボックス8内に浸入した場合でも安全性を確保でき、電気工事時は電源コード接続部25を確認しながらまた、近傍に表示された結線図を確認しながら行えるので作業性が良く、誤って他の電装部分を傷つけることがなく、充電部に発煙、発火が発生した場合でも延焼しないこととなる。
(実施の形態3)
図13に示すように、モータカバー11とフレーム9の嵌合部を階段状に構成している。
また、フレーム9のモータシャフト28出口に筒状の保護フランジ26を設け、ファンのボス部27を前記保護フランジ26にオーバーラップさせて挿入する構造となっている。
上記構成により、モータカバー11とフレーム9の嵌合部が階段状になっているため水の浸入、埃の侵入が困難になるので、モータ充電部に水が付着しない、また排気中に含まれる埃等も浸入しにくくなる。また、湿気を含んだ空気を排気する際、その空気がモータシャフト28に接触しにくくなるので、モータシャフト28が錆びにくくなる。また埃等も付着しにくくなる。
このように本発明の実施の形態3の換気装置によれば、モータ充電部への水、埃等の浸入が防止でき安全性を向上することができることとなる。また、モータシャフト28も錆びにくくなることとなる。
以上のように本発明の換気装置は、室内と室外を連通するように、壁部に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装ボックスを収納するフレームと前記筒状部に設けたモータケースに嵌合するモータカバーとで構成した換気装置において、前記電装ボックスを電源接続端子と電源コード固定部を有する電装ボックスケースと電装ボックスカバーで構成し、両部品が嵌合する外壁部を階段状にオーバーラップさせた形状とし、前記電装ボックスカバーの端部を前記電装ボックスケースの底面まで設けたことにより、電装ボックスの外壁部で水の浸入を防止できるので、外気に面した内壁面に取り付けられるような電気機器に用いることが可能である。
1 壁部
2 風洞パイプ
3 ファン
4 モータ
5 筒状部
6 室内側開口
7a フランジ部
7b 立ち上がり部
8 電装ボックス
8a 電装ボックスケース
8b 電装ボックスカバー
9 フレーム
10 モータケース
11 モータカバー
12 電源接続端子
13 電源コード固定部
14 ガイドリブ
15 電源コード出口
16 電源コード引出口
17 電源コード
18 水抜き穴
19 モータリード線引き込み口
20 リブa
21 リブb
22 端子設置台
23 リブc
24 薄肉部
25 電源コード接続部
26 保護フランジ
27 ボス部
28 モータシャフト

Claims (13)

  1. 室内と室外を連通するように、壁部に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、
    前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装ボックスを収納するフレームと前記筒状部に設けたモータケースに嵌合するモータカバーとで構成し、
    前記電装ボックスを電源接続端子と電源コード固定部を有する電装ボックスケースと電装ボックスカバーで構成し、両部品が嵌合する外壁部を階段状にオーバーラップさせた形状とし、前記電装ボックスカバーの端部を前記電装ボックスケースの底面まで設けたものであって、
    前記電装ボックスカバーのフランジ部を前記電装ボックスケース底面まで伸ばし前記電装ボックスケースを覆うように内側に曲げた構造としたことを特徴とする換気装置。
  2. 電装ボックスの電源コード出口近傍に電源コード出口よりも下側に形成したガイドリブをフレームに設けた構造とした請求項1記載の換気装置。
  3. ガイドリブをフレーム立ち上がり部と同じ高さまで設けた構造とした請求項記載の換気装置。
  4. 電装ボックスの電源コード出口を斜め下向きに設けた請求項または記載の換気装置。
  5. フレームの下側立ち上がり部、電源コード出口近傍、モータリード線引き込み口近傍、に水抜き穴を設けた請求項1〜いずれか一つに記載の換気装置。
  6. 電装ボックスケース底面にリブaを設け前記リブaの上に電源接続端子を設置し、前記電源接続端子の異極端子間を仕切るリブbを設けた請求項1〜いずれか一つに記載の換気装置。
  7. 電源接続端子を固定し、前記電源接続端子の電源コード接続側を上向きに傾けられる端子設置台を電装ボックスケースに設けた請求項1〜いずれか一つに記載の換気装置。
  8. 端子設置台に電源接続端子の異極端子間を仕切るリブcを設けた請求項記載の換気装置。
  9. 室内と室外を連通するように、壁部に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、
    前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装ボックスを収納するフレームと前記筒状部に設けたモータケースに嵌合するモータカバーとで構成し、
    前記電装ボックスを電源接続端子と電源コード固定部を有する電装ボックスケースと電装ボックスカバーで構成し、両部品が嵌合する外壁部を階段状にオーバーラップさせた形状とし、前記電装ボックスカバーの端部を前記電装ボックスケースの底面まで設け、
    前記電装ボックスカバーの前記電源接続端子を覆う部分に薄肉部を設け、前記電装ボックスカバーを前記電源接続端子の電源コード接続部分が露出するように開閉可能な形状としたものであって、
    前記電装ボックスカバーの開閉部分の表または裏面に結線図を刻印成形表示したことを特徴とする換気装置。
  10. 前記電装ボックスは、難燃性の樹脂材料で形成したとした請求項1〜いずれか一つに記載の換気装置。
  11. 前記端子設置台は、難燃性の樹脂材料で形成した請求項記載の換気装置。
  12. モータカバーとフレームの嵌合部を階段状に構成した請求項1〜11いずれか一つに記載の換気装置。
  13. フレームのモータシャフト出口に筒状の保護フランジを設け、ファンのボス部を前記保護フランジにオーバーラップさせて挿入する構造とした請求項1〜12いずれか一つに記載の換気装置。
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