JP2012112614A - 換気扇 - Google Patents

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英樹 林
Masamitsu Morioka
政光 森岡
Shoji Taguchi
将司 田口
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Abstract

【課題】メンテナンス性が良くかつ安全性が確保される換気扇を提供することを目的とする。
【解決手段】室内外を連通する垂直壁開口1に設けられる本体フレーム2と、本体フレーム2に形成される排気風路3内に設けられるモーター4と、モーター4の室内側で軸支され回動する羽根車5と、モーター4を収納する円筒部8と、円筒部8と本体フレーム2をつなぐ支持脚10と排気風路3外に設けられるスイッチボックス11とを備え、スイッチボックス11とモーター4とを接続する電源線12を、モーター4の外郭に設けた電源接続部13においてコネクター14接続するとともに、円筒部8の一部を突出させて略円弧形状部16にして電源接続部13を覆うことにより、メンテナンス性に優れた換気扇が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気風路が形成された換気扇に関するものである。
従来、この種の換気扇は、壁穴に装着される換気扇のフレームの内部に屋内側より取り付けた送風機とこの送風機のオリフィス、電気部品、ならびに前記フレームを室内側より覆うグリルより構成されており、その送風機のモーターにはモーターリード線が結線されてモーター枠外に導出されており、そのモーターリード線は前記送風機の風路外に設けられた結線部にて電気部品であるスイッチ及び電源コード等と結線されているものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−265185号公報
このような従来の換気扇で、風路外の接続部でモーターリード線を電気部品と接続するようにしていたのは、風路に設けられる送風機のモーターが風路で発生する結露水などの水分の付着や浸入によって絶縁不良を生じないようにするためである。しかし、モーター交換時には、屋内側からグリルを外してからオリフィスを外し、結線部が見えるようにした後、モーターコード、スイッチコード、電源コードの結線を外し、モーターから結線部までのモーターコードの結束を外してモーターを外さなければならない。さらにモーター交換後には、モーターを外す際の手順と逆の手順で組み立てていかなければ作業が終了せず、モーター交換のメンテナンス性が悪いという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、結露水等の水分の影響を受けにくくかつメンテナンス性を向上することができる換気扇を提供することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、
本発明は室内外を連通する垂直壁開口に設けられる本体フレームと、
本体フレームに形成される排気風路内に設けられるモーターと、
前記モーターの室内側で軸支され回動する羽根車と、
前記モーターを室内側から収納するように開口した円筒部と、
円筒部と本体フレームをつなぐ支持脚と、
前記排気風路外に設けられるスイッチボックスとを備え、
前記スイッチボックスと前記モーターとを接続する電源線を、前記モーターの側面に設けた電源接続部においてコネクター接続するとともに、
前記円筒部の一部を略円弧形状に突出させて前記電源接続部を覆う形状にしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、モーターを円筒部に収納し、さらに円筒部の一部を略円弧形状に突出させて電源接続部を覆う形状とし、この電源接続部で電源線をコネクター接続するという構成にしたことにより、電源接続部が略円弧形状に突出したモーターを収納する円筒部で覆われて結露水等の水分の影響を受けにくくなり、モーター交換の際はモーターを円筒部から室内側に少し引き出し、コネクターを外すとモーター本体のみを容易に交換することができるので、メンテナンス性が向上するという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の換気扇を示す正面図 本発明の実施の形態1の換気扇を示す垂直断面図 本発明の電源線結線部を示す水平断面図 本発明のモーター取付部の分解斜視図
本発明の請求項1記載の換気扇は、
室内外を連通する垂直壁開口に設けられる本体フレームと、
本体フレームに形成される排気風路内に設けられるモーターと、
前記モーターの室内側で軸支され回動する羽根車と、
前記モーターを室内側から収納するように開口した円筒部と、
円筒部と本体フレームをつなぐ支持脚と、
前記排気風路外に設けられるスイッチボックスとを備え、
前記スイッチボックスと前記モーターとを接続する電源線を、前記モーターの側面に設けた電源接続部においてコネクター接続するとともに、
前記円筒部の一部を略円弧形状に突出させて前記電源接続部を覆う形状にしたという構成を有する。
これにより、前記電源接続部がモーターを収納する円筒部の一部の略円弧形状で覆われているため、電源接続部が略円弧形状に突出したモーターを収納する円筒部で覆われて結露水等の水分の影響を受けにくくなって絶縁不良等安全性に対する信頼性が高く、モーター交換の際は、モーターの室内側で軸支された羽根車を外し、モーターを円筒部から少し引き出し、コネクターを外すとモーター本体のみを容易に交換することができるので、メンテナンス性が向上するという効果を得ることができる。
また、請求項2記載の換気扇は、
前記円筒部は室外側に向かって内径が小さくなるテーパを有し、
モーターを受けるように円筒部の内部に複数のリブを設けるとともに、
最下部にはモーター水抜穴よりも少し大きい円筒部切欠を設けた構成を有する。
これにより、前記円筒部内についた水滴が溜まることなく外部に落ちるので、水滴等による絶縁不良等安全性に対する信頼性が高くなり、複数のリブがモーターを円筒部に挿入する際のガイドになるので挿入しやすくなり、メンテナンス性に優れるという効果を奏する。
また、請求項3記載の換気扇は、
前記支持脚は前記電源線を引掛ける爪を有し、
前記本体フレームには前記電源線を挿入する溝を前記排気風路外に備え、
前記電源線の止め具を溝の前記スイッチボックス側に設けたという構成を有する。
これにより、電源線は溝のスイッチボックス側に設けられた止め具によりモーター側に緩むことがなく、また支持脚に設けられた爪に電源線を引掛けて保持しておけば、羽根車などに接触することもなく、モーター交換の際は電源線を爪から外し、モーターを円筒部から少し引き出してコネクターを外すことができるので、メンテナンス性が向上するという効果を奏する。
また、請求項4記載の換気扇は、
前記羽根車は軸流型送風機であり、
前記羽根車を囲うベルマウス状の吸込口を有するオリフィス板が設けられ、
この吸込口が前記モーター側に向って延伸してオリフィス円筒部を形成し、
このオリフィス円筒部の室外側先端がモーターの一部を覆い、
前記排気風路を形成する枠体の室内側に設けた電源線導出用切欠を通して排気風路に電源線を配線する構成を有する。
これにより、モーターの側面に設けた電源接続部においてコネクター接続された電源線は、支持脚に沿って配線され、オリフィス円筒部の裏側を通って電源線導出用切欠から排気風路外へと配線されるので、電源線を多少緩ませて配線してもオリフィス円筒部が壁となって羽根車に触れることがなく、モーター交換の際にモーターを円筒部から多少引き出しても電源線が引っ張られることがなく、メンテナンス性が向上するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の換気扇は図1〜図4に示すように、室内外を連通する垂直壁開口1に本体フレーム2が室外側に向って下り勾配となるように勾配θ1を設けて挿入されており、この本体フレーム2には排気風路3が形成されている。排気風路3にはモーター4と、このモーター4の室内側に軸支されて回動する羽根車5とが配置されている。この羽根車5の主板6の大きさはモーター4外径とほぼ同じかそれ以上であり、主板6の先端部には羽根着脱機構としてモーター4のシャフト(図省略)に羽根車5を取付けるヒンジ状の形状(図省略、特開2004−124782参照)とつまみ7が形成されており、羽根車5はつまみ7に押圧することでシャフトに着脱可能になっている。モーター4は室内側から収納するように開口した円筒部8に収納されて、ねじ9で円筒部8に固定されており、この円筒部8は支持脚10により本体フレーム2に保持されている。そして、モーター4の動作を入り切りするスイッチボックス11は排気風路3に隣接した本体フレーム2内に配置されている。
モーター4とスイッチボックス11は電源線12で接続するものであり、モーター4の水平方向の側面が開口してコネクター接続する電源接続部13が設けられており、ここで電源線12がモーター4にコネクター接続される。電源接続部13に接続するように電源線12の設けられたコネクター14は、モーター4の電源接続部13を覆いモーター4外郭に当接するように円弧面を有するコネクターカバー部15が形成されている。なお、電源線12は被覆材として例えばポリエチレンチューブに単心のリード線を複数本通したものである。さらに、このコネクター14を覆うように円筒部8の一部が突出して略円弧形状部16を形成している。
モーター4の外郭はヨーク17とカバー18で構成され、このヨーク17とカバー18はフランジ19で当接し、ヨーク17の下側にはモーター水抜穴20が設けられている。アース線21はモーター4のフランジ19にアースねじ22にてアース端子23を固定することでモーター4外郭に取付けられ、このアース線21もまた、上記電源線12に沿わせてスイッチボックス11側から配線されている。なお電源接続部13はヨーク17側に形成され、フランジ19には上述したコネクターカバー部15のカバー端部24が当接し、また円筒部8の室内側端部にも当接するようになっている。
円筒部8は室外側に向かって内径が小さくなるテーパθ2を有しており、円筒部8の室外側の面にはモーター4の外郭外形よりも小さいヨーク側開口部25を有している。そしてモーター4を受けるように円筒部8の内部に複数のリブ26を設け、円筒部8の最下部にはモーター水抜穴20よりも少し大きい円筒部切欠27を設けている。前記リブ26はモーターを支えるように形成され、円筒部8の開口側ではテーパ部26aによりリブ26をなくすような形状にしてある。
羽根車5は軸流型送風機であり、室内側から排気風路3を覆い、羽根車5を囲うようにオリフィス板28を本体フレーム2に取付けている。このオリフィス板28はベルマウス状の吸込口29を有し、この吸込口29はモーター4側に向って延伸してオリフィス円筒部30を形成しており、このオリフィス円筒部30の室外側先端31はモーター4の一部を覆っている。本実施例では、オリフィス円筒部30の室外側先端31は、モーター4のカバー18の半分を覆い、フランジ19よりも室内側に位置している。
本体フレーム2には複数のL形の断面の格子32を配した吸込部33を有するルーバー34が取付けられており、さらに室外側には室外フード35が設けられている。これにより、ルーバー34の吸込部33からオリフィス円筒部30を通り、本体フレーム2の排気風路3から室外フード35を通って室外へと連通する排気流路36が形成される。
なお、ルーバー34の吸込部33の下部、即ち複数のL形の断面の格子32の一番下側には、格子32よりもオリフィス板28側に向けて延伸させた庇状のルーバー水受部37を設け、オリフィス板28の吸込口29下部には、ルーバー水受部37と下側に重なるようにルーバー34側に向けて延伸させた庇状の水受リブ38を設けている。さらに、オリフィス板28の吸込口29下部には、オリフィス水抜孔39が開口しており、このオリフィス水抜孔39の開口部下端は水受リブ38の上面側にほぼ一致する。そして本体フレーム2には室外側に排水するための水抜部40を設けている。
次に電源線12とアース線の配線について説明する。電源接続部13からの電源線12ならびにアース線21は、本体フレーム2の支持脚10に設けられた断面がC字型で風下側に電源線12を通す開口を設けた爪41に引っ掛けられ、電源線導出用切欠42を通して排気風路3の外へと配線される。そして、本体フレーム2の風路外には溝43が設けられており、この溝43は電源線12の径より少し小さく、ここに電源線12を挿入して固定している。また、電源線12には止め具44がこの溝43のスイッチボックス11側に取り付けられている。なお、この溝43は本体フレーム2内の下部に位置し、溝43と水抜部40とは同じ高さであり、水抜部40と本体フレーム2の下面でつながっている。
スイッチボックス11と電源線12及び機外から電源を供給する電源コード(図示せず)は壁内に納まるようにし、本体フレーム2の収納部である結線部45において端子46で接続されており、結線部45は異極間の絶縁距離を確保できるように仕切壁47を設け、また端子46の接続部が上方に向いている。
上記構成において、モーター4を交換する手順を説明する。室内側を覆うルーバー34を取り外すとオリフィス板28のオリフィス円筒部30に囲われた羽根車5が現れるので、室内側から先端部のつまみ7をつまんで羽根車5を取り外す。次に、モーター4を固定しているねじ9とアース線21を固定しているアースねじ22を外す。ねじ9を外すと、モーター4はヨーク17が円筒部8に収納されているだけなので、前方(室内側)に少し引き出してコネクター14を円筒部8の略円弧形状部16から突出させ、コネクター14をモーター4の径方向に引き抜くことができ、モーター4を単体で取り出すことができる。モーター4を交換したら、コネクター14を電源接続部13に差し込み、後はモーター4を外すまでの逆の手順で作業は完了する。よって、コネクター14が差し込まれたモーター4が収納されているときは、コネクターカバー部15がヨーク17に当接して電源接続部13を覆い、さらにコネクター14を略円弧形状部16が覆うことになるので、結露水等の水分の影響を受けにくくなって絶縁不良等安全性に対する信頼性が高く、また、モーター交換の際は、モーター4の室内側で軸支された羽根車5を外し、モーター4を固定しているねじ9とアースねじ22を外し、モーター4を円筒部8から少し引き出し、コネクター14を外すとモーター4本体のみを容易に交換することができるので、メンテナンス性が向上するという効果を得ることができる。
また、円筒部8は室外側に向かって内径が小さくなるテーパを有し、円筒部8の内部に設けたリブ26は開口側でテーパ部26aを形成しており、さらに円筒部8最下部にはモーター水抜穴20よりも少し大きい円筒部切欠27が設けられているので、モーター4と円筒部8の間に空間が形成され、円筒部8の内部に水滴が付着しても溜まることなく外部に落ち、水滴等による絶縁不良等安全性に対する信頼性が高く、また、モーター4を円筒部8に挿入する際にはテーパ部26aがガイドとなってモーター4が挿入しやすくなって、メンテナンス性が向上するという効果を奏する。
また、支持脚10に設けられた爪41は風下側に開口を設けた断面がC字型の形であるので、この爪41に電源線12を引っ掛け、さらに電源線12は本体フレーム2の風路外に設けた溝43に挿入すれば、溝43は電源線12の径より少し小さいので、電源線12のポリエチレンチューブは圧縮されて固定される。さらに、電源線12には止め具44がこの溝43のスイッチボックス11側に取り付けられているので、モーター4を交換する際に、電源線12を爪41から外す際や、モーター4を円筒部8から少し引き出してコネクター14を外す際に電源線12を引っ張っても、止め具44が電源線12の移動を抑えるので、その力が結線部45に伝わることがなく、またモーター4交換後に電源線12を爪41に引っ掛ければ保持されて羽根車5に接触することもなく、電源線の再結束なとの作業が不要であり、モーター交換の際メンテナンス性が向上するという効果を奏する。なお、溝43は、本体フレーム2内の下部に位置して水抜部40と同じ高さであり、水抜部40と面でつながっているので、電源線12を水滴が伝わっても、溝43で水滴が切れ、水抜部40へと排出される。
また、排気風路3の室内側に電源線導出用切欠42を設けるとともに、軸流型送風機の羽根車5を囲うオリフィス円筒部30の室外側先端31を少なくともモーター4のカバー18部分まで延伸させている。このため、モーター4のヨーク17と電源線導出用切欠42の間の電源線12の経路は、ヨーク17から支持脚10に沿って配線され、排気風路3の側壁に沿って電源線導出用切欠42まで配線される経路となる。排気風路3の側壁に沿っている電源線12の経路部分では、オリフィス円筒部30が仕切り壁となって電源線12が羽根車5に触れることがないので、電源線12を多少緩ませておくことができる。よって、モーター4交換の際に、電源線12を爪41から外さなくとも、電源線12は円筒部8の裏側に長さの余裕があるので、簡単にモーター4を円筒部8から引き出すことができ、メンテナンス性が向上するという効果を奏する。
なお、羽根車5を回転させると、室内の空気は排気流路36を流れて室外へと排出されが、たとえば室内側が浴室などであって、換気扇が高湿度の空気を排気すると、排気流路36を構成する部材にこの高湿度の空気が当たり、そこに水滴を形成し、いわゆる結露を生じる。さらに、排気流路36の下流部材では上流から気流に乗った水滴の飛散も結露の要因となる。本発明は、このような浴室排気に使われる換気扇のメンテナンス性の向上とともに、特にモーター4の電源接続部13での結露水等の水分の影響を受けないようにしている。
すなわち、ルーバー34の格子32結露水は、ルーバー水受部37で受け止められ、オリフィス板28の水受リブ38からオリフィス水抜孔39を経て本体フレーム2の排気風路3内側下面へと流出し、室外側に向って下り勾配となる勾配θ1により水抜部40から室外に排出される。
つぎに、羽根車5に付着した水滴は羽根車5の回転によりオリフィス円筒部30へ飛散する。オリフィス円筒部30もまた室外側に向って下り勾配となる勾配θ1が形成されているので、オリフィス円筒部30に付着した結露水はオリフィス円筒部30の室外側先端31の下部から本体フレーム2の排気風路3内側下面へと大半が流出する。オリフィス円筒部30の室外側先端31はモーター4のカバー18に被る位置まで形成されており、軸流型送風機の羽根車5が回ることにより羽根車5からの流出気流は旋回してオリフィス円筒部30側の外側の方へ広がるように流れるので、オリフィス円筒部30の室外側先端31上部についた一部付着した水滴も外側の方へ広がるように流れる気流で飛ばされ、モーター4の電源接続部13に飛散しにくく、また、羽根車5の主板6がモーター4外径とほぼ同じかそれ以上となっているので、上記流出気流の作用によりモーターに飛散しにくい。
以上述べたような構造と作用が、先に述べたモーター4の電源接続部13周りの結露水付着防止構造での効果をさらに確実なものにし、結露水等の水分の影響を受けにくくかつメンテナンス性を向上する効果を奏するものである。
なお、高湿度の空気を排気する場合の結露水の影響を防止すると説明しているが、室外フード35から室外の風雨が吹き込んでも、略円弧形状部16ならびに円筒部8が室内側に開口していること、円筒部8が室外側に開口しているヨーク側開口部25はモーター4のヨーク17で塞がれることにより雨滴が侵入しにくく、屋外からの雨滴の影響を受けない機能も有するものである。
また、羽根車5は主板6がモーター4外径とほぼ同じかそれ以上となっていることと、円筒部8の一部を突出させて形成した略円弧形状部16は、略円弧状に円筒部8を伸ばして、段差の多い電源接続部13すなわちコネクター14を滑らかになるように覆っていることは、コネクター14部分での流体の剥離も減少させることができ、風の流れの抵抗を少なくし、風量低下を防ぐことができるという効果もある。
さらに、複数のリブ26は、円筒部8の剛性を上げ、モーター4の振動を抑えることができるという効果もある。
本発明にかかる換気扇は、結露による絶縁不良等の安全性に対する信頼性があり、かつメンテナンス性に優れることを可能とするものであるので、主に浴室で使用される換気扇等として有用である。
1 垂直壁開口
2 本体フレーム
3 排気風路
4 モーター
5 羽根車
6 主板
7 つまみ
8 円筒部
9 ねじ
10 支持脚
11 スイッチボックス
12 電源線
13 電源接続部
14 コネクター
15 コネクターカバー部
16 略円弧形状部
17 ヨーク
18 カバー
19 フランジ
20 モーター水抜穴
21 アース線
22 アースねじ
23 アース端子
24 カバー端部
25 ヨーク側開口部
26 リブ
26a テーパ部
27 円筒部切欠
28 オリフィス板
29 吸込口
30 オリフィス円筒部
31 室外側先端
32 格子
33 吸込部
34 ルーバー
35 室外フード
36 排気流路
37 ルーバー水受部
38 水受リブ
39 オリフィス水抜孔
40 水抜部
41 爪
42 電源線導出用切欠
43 溝
44 止め具
45 結線部
46 端子
47 仕切壁

Claims (4)

  1. 室内外を連通する垂直壁開口に設けられる本体フレームと、
    前記本体フレームに形成される排気風路内に設けられるモーターと、
    前記モーターの室内側で軸支され回動する羽根車と、
    前記モーターを室内側から収納する円筒部と、
    前記円筒部と前記本体フレームをつなぐ支持脚と、
    前記排気風路外に設けられるスイッチボックスとを備え、
    前記スイッチボックスと前記モーターとを接続する電源線を、前記モーターの側部に設けた電源接続部においてコネクター接続するとともに、
    前記円筒部の一部を略円弧形状に突出させて前記電源接続部を覆う形状にしたことを特徴とする換気扇。
  2. 前記円筒部は室外側に向かって内径が小さくなるテーパを有し、
    モーターを受けるように円筒部の内部に複数のリブを設けるとともに、
    最下部にはモーター水抜穴よりも少し大きい円筒部切欠を設けたことを特徴とする請求項1記載の換気扇。
  3. 前記支持脚は前記電源線を引掛ける爪を有し、
    前記本体フレームには前記電源線を挿入する溝を前記排気風路外に備え、
    前記電源線の止め具を溝の前記スイッチボックス側に設けたことを特徴とする請求項1記載の換気扇。
  4. 前記羽根車は軸流型送風機であり、
    前記羽根車を囲うベルマウス状の吸込口を有するオリフィス板が設けられ、
    この吸込口が前記モーター側に向って延伸してオリフィス円筒部を形成し、
    このオリフィス円筒部の室外側先端がモーターの一部を覆い、
    前記排気風路の枠体の室内側に形成した電源線導出用切欠を通して排気風路に電源線を配線することを特徴とする請求項1記載の換気扇。
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