JP5484269B2 - 換気扇 - Google Patents

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Description

本発明は、換気扇に関する。
換気扇に電源供給する方法は、コンセントプラグを用いて商用電源から直接供給する方法や、電源線を端子台に接続し端子台から供給する方法がある。コンセントプラグは、別途コンセント設置工事が必要となるので、端子台の方が簡単な施工となる。一方で、端子台接続はコンセントプラグのように簡単に使用者が外すことはできない。
端子台における電源線が接続される部分は、埃付着防止のため、カバーで覆う構造が採用される。埃や水滴が付着すると、トラッキング現象等の発生原因となり、端子台における電源供給部の信頼性が低下する。また、端子台に接続される電源線の皮むき寸法が大きすぎて端子台における充電部が露出していると、更に信頼性は低下する。このため、端子台における充電部にカバーを設けたものも考えられている。
特許文献1及び2には、換気装置において、ファンケーシングの風路外のコーナー部に室内側が開口した保護枠を設け、保護枠の室内側の開口端を密閉する端子カバーを設けることが記載されている。これにより、特許文献1によれば、浴室等の高湿雰囲気から保護枠内を隔離することができ、保護枠内の電気部品を湿気から保護することができるとされている。
特許文献3には、換気扇において、吸込口を有し半径方向に広がるフランジを本体の前面に設け、電源接続端子を保護するための保護ケースをフランジの背面の凹部の一隅に収まるように設けることが記載されている。これにより、特許文献3によれば、電源線接続をして保護ケースを閉じたときに、保護ケースの開口部が塞がれるので、電源接続端子への塵埃の侵入を防ぐことができるとされている。
特許文献4には、浴室暖房換気乾燥装置において、天井裏に入れられる本体ケースの側面に端子台開口部を形成し、本体ケースにおける端子台開口部の内側に端子台が固定され、端子台に配線が接続されると蓋部が本体ケースにネジ止めされて固定されることが記載されている。これにより、特許文献4によれば、端子台開口部が切り欠き部を除いて塞がれるので、端子台に埃がたまることを防ぐことができるとされている。
特許文献5には、換気扇において、本体の前面部を構成するフランジ部の背面に収納部が画成され、速結端子や分圧用コンデンサ等の電気部品が収められたパッケージが収納部に着脱可能に嵌め装着され、パッケージの下部側の開放箇所がカバーで被覆されることが記載されている。これにより、特許文献5によれば、給気運転で霧や水滴の吸い込みによる水漏れが発生しても、電気部品を水から保護できるとされている。
特開2006−78129号公報 特開2005−282895号公報 特開2006−250434号公報 特開2009−216272号公報 特開2005−83587号公報
特許文献1〜5には、端子台を覆うカバーの閉じ忘れをどのようにして低減するのかについて記載がない。
特許文献1及び2に記載の換気装置では、端子カバーがヒンジによって室内側へ開くように構成されている。この換気装置では、端子カバーが半開きの状態で室内側から化粧グリルが嵌めこまれた場合に、端子カバーが半開きの状態であることがユーザ(施工者、使用者)に認識されにくい。端子カバーが半開きの状態のままであると、保護枠内の電気部品に埃や水滴が付着し易くなる。
特許文献3に記載の換気扇では、保護ケースが、フランジの背面側において倒伏及び起立できるように構成されている。この換気扇では、保護ケースが起立状態のまま、すなわち保護ケースの開口部が開放されたまま、換気扇が室内側から壁や天井に設置された場合、保護ケースの開口部が開放されたままであることがユーザ(施工者、使用者)に認識されにくい。保護ケースの開口部が開放されたままであると、保護ケース内の電源接続端子に埃や水滴が付着し易くなる。
特許文献4に記載の浴室暖房換気乾燥装置では、設置された状態において、蓋部が天井裏に位置する構造となっており、この浴室暖房換気乾燥装置では、蓋部が本体ケースにネジ止めされないまま、すなわち端子台開口部が開放されたまま、浴室暖房換気乾燥装置が天井に設置された場合、端子台開口部が開放されたままであることがユーザ(施工者、使用者)に認識されにくい。端子台開口部が開放されたままであると、端子台内の電線接続口等に埃や水滴が付着し易くなる。
特許文献5に記載の換気扇では、カバーが、フランジ部の背面側に位置する構造となっている。この換気扇では、カバーによる被覆がされないまま、すなわちパッケージの下部側の開放箇所が開放されたまま、換気扇が室内側から壁に設置された場合、パッケージの下部側の開放箇所が開放されたままであることがユーザ(施工者、使用者)に認識されにくい。パッケージの下部側の開放箇所が開放されたままであると、パッケージ内の速結端子等に埃や水滴が付着し易くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子台を覆うカバーの閉じ忘れを低減できる換気扇を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の1つの側面にかかる換気扇は、室内側から室外側に貫通した略筒状の本体と、前記本体内に配された羽根車と、室内空気を吸込み室外側へ導くように前記羽根車を駆動する電動機と、電源線が接続され、前記電動機に電源を供給するように前記本体の室内側に配された端子台と、前記端子台を室内側から覆うカバーと、前記カバーの重心から外れた位置で前記カバーを室内側から前記本体に枢支する軸部と、前記カバーを前記本体に固定する固定部材とを備え、前記カバーは、前記固定部材による固定が解除された際に、前記軸部を中心にして自重により前記本体の室内側開口の一部を塞ぐ位置へ回動することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ(施工者、使用者)は、換気機能に関わる本体の室内側開口の一部を塞いでいる異常な状態を視覚的に容易に認識できる。これにより、端子台を覆うカバーの閉じ忘れを低減できる。
図1は、実施の形態にかかる換気扇の構成を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる換気扇の構成を示す図である。 図3は、外側カバー及び端子台カバーの構成を示す図である。 図4は、外側カバー及び端子台カバーの動作を示す図である。 図5は、外側カバー及び端子台カバーの動作を示す図である。 図6は、外側カバー及び端子台カバーの動作を示す図である。 図7は、外側カバー及び端子台カバーの動作を示す図である。 図8は、外側カバー及び端子台カバーの動作を示す図である。
以下に、本発明にかかる換気扇の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
実施の形態にかかる換気扇100について図1〜図3を用いて説明する。図1は、実施の形態にかかる換気扇100において端子台カバー及び外側カバーが閉じた状態を示す斜視図である。図2は、実施の形態にかかる換気扇100をその中心軸を通り側面に平行な方向に切った断面図である。図3は、外側カバー及び端子台カバーの閉じた状態における構成を示す図である。
換気扇100は、風洞(本体)3、羽根車2、電動機1、オリフィス(本体)5、フランジ部(本体)8、グリル9、及び電源供給部30を備える。以下では、換気扇100における室内側(図1、3中の手前側、図2中の左側)の面を正面と呼び、換気扇100における室外側(図1、3中の奥側、図2中の右側)の面を背面と呼ぶことにする。
風洞3は、室内側から室外側への風路を形成すべく、室内側から室外側に貫通している。風洞3は、例えば、正面及び背面を開口した中空の箱形で形成されている。風洞3は、例えば住宅の壁面6に設けられ、壁面6に埋め込まれた木枠4などに取付けられる。
羽根車2は、風洞3内の室内側に配されている。羽根車2は、例えば、プロペラ式の羽根車(プロペラファン)であり、室内空気を吸込み室外側へ導く方向に回転するように駆動される。
電動機1は、風洞3内における羽根車2の室外側に配されている。電動機1は、室内空気を吸込み室外側へ導くように羽根車2を駆動する。電動機1の外周には、ネジ固定穴(図示せず)が設けられている。
オリフィス5は、羽根車2が室内空気を吸い込むための吸込口5aを形成する。オリフィス5は、羽根車2の室内側かつ外側から羽根車2の回転時における外周面に近づくとともに、羽根車2の回転時における外周面に沿って延びている。これにより、オリフィス5は、羽根車2により室内空気が効率的に吸い込まれるようにしている。
フランジ部8は、風洞3の室内側の端部に形成されている。フランジ部8には、壁面6に設けられた木枠4に木ネジ(図示せず)で固定するためのネジ固定穴7が設けられている。なお、風洞3、オリフィス5、及びフランジ部8は、略筒状の本体を構成している。
グリル9は、フランジ部8の外周から室内側へ延び、羽根車2及びオリフィス5を室内側から覆うように延びている。グリル9には、格子状又はスリット状の開口が形成されている。グリル9は、例えば、フランジ部8の外端に着脱可能に装着されており、風洞3内の電動機1や羽根車2の清掃などメンテナンスが可能となっている。
電源供給部30は、外部(例えば、室内側)から電源を受けて、受けた電源をさらに電動機1へ供給する。
上記構成において、換気扇100を運転すると、電源供給部30から電動機1へ電源が供給されて羽根車2が回転し、室内の空気は、グリル9を経由し、オリフィス5と羽根車2と電動機1を通過し、屋外へ排気される。
次に、電源供給部30の構成及び動作について、図3〜5を用いて説明する。図3(a)は、外側カバー及び端子台カバーが閉じた状態における電源供給部30の構成を示す正面図である。図3(b)は、図3(a)のA−A線で切った場合の断面図である。図4(a)は、外側カバー及び端子台カバーが開いた状態を示す正面図である。図4(b)は、図4(a)のB−B線で切った場合の断面図である。図5は、外側カバー及び端子台カバーが開いた状態を示す斜視図である。図6(a)は、外側カバーが開き端子台カバーが閉じた状態を示す正面図である。図6(b)は、図6(a)のC−C線で切った場合の断面図である。図7は、外側カバーが開き端子台カバーが閉じた状態を示す正面図である。図8(a)は、外側カバーが開き端子台カバーが少しだけ開いた状態を示す正面図である。図8(b)は、図8(a)のD−D線で切った場合の断面図である。
電源供給部30は、端子台10、端子台カバー11、軸12、軸受部13、リブ15、外側カバー16、特殊ブッシュ(軸部)21、及び固定ネジ(固定部材)23を有している。
端子台10には、外部(例えば、室内側)から電源線(図示せず)が接続される。端子台10は、電源線を介して受けた電源を電動機1に供給するように、本体(風洞3、オリフィス5、及びフランジ部8)の室内側に配されている。端子台10は、端子台カバー11で覆われている。
端子台カバー11は、端子台10における室内側の面10aを覆うとともに、端子台10における室外側の面10bの主要部も覆っている。これにより、端子台カバー11は、端子台10を塵・埃や水滴から保護している。なお、端子台カバー11は、端子台10の側面の少なくとも一部(例えば、端子台10の側面における室内側の部分)をさらに覆っても良い。これにより、端子台10を塵・埃や水滴からさらに確実に保護できる。
軸12は、端子台カバー11に固定されているとともに、フランジ部8の正面に沿った方向において端子台カバー11を貫通している。軸12における両端12a、12bは、それぞれ端子台カバー11の側面から突出している。
軸受部13は、フランジ部8とオリフィス5に設けられている。軸受部13は、軸12の両端12a、12bにおける少なくとも一方を回動可能に保持固定する。
端子台カバー11、軸12、及び軸受部13は、図4及び図5に示すように、端子台カバー11が軸12を中心に正面側(室内側)へ飛び出すように回動することで端子台カバー11が開いた状態となるポップアップ構造を構成している。端子台カバー11が開いた状態になると、端子台カバー11の開放箇所11aを介して端子台10へ電源線を接続することが可能となる。
一方、端子台カバー11は、軸12を中心に背面側(室外側)へ押し戻されるように回動することで、図4(a)、(b)、図5及び図6(a)、(b)に示すようにフランジ部8と一体成形された爪部14が掛かり閉じ固定される。このとき、端子台カバー11の開放箇所11aに嵌合する閉止部11bがフランジ部8及びオリフィス5上にフランジ部8及びオリフィス5と一体で形成されている。閉止部11bは、端子台カバー11とともに閉空間19を形成し、端子台10及び端子台カバー11を丸ごと閉空間19内に収納してカバーしている。
爪部14は、力を加えることで、全体がたわみ、容易に端子台カバー11が掛かった状態から端子台カバー11が外れた状態になる。このようにして、図4〜6に示すように端子台カバー11を開閉させることができる。
リブ15は、図1及び図3(b)に示すように、端子台カバー11を周囲から囲うように、フランジ部8及びオリフィス5と一体形成されている。リブ15で囲った空間、すなわちリブ15、オリフィス5、及びフランジ部8により形成された凹部に、端子台10及び端子台カバー11が収納される。
外側カバー16は、図1及び図3(a)、(b)に示すように、リブ15、オリフィス5、及びフランジ部8により形成された凹部の室内側に開いた開口部を塞ぐように設けられている。外側カバー16は、リブ15及びフランジ部8とともに閉空間17を形成し、端子台10及び端子台カバー11を丸ごと閉空間17内に収納してカバーしている。すなわち、外側カバー16は、室内側から端子台10及び端子台カバー11を覆っている。また、外側カバー16には、重心から外れた位置に穴(図示せず)が設けられており、また他の穴22が設けられている(図5参照)。
特殊ブッシュ21は、外側カバー16における重心から外れた位置に設けられた穴と、オリフィス5に一体形成された穴(図示せず)とに挿通され、外側カバー16が回動可能なように外側カバー16をオリフィス5に保持固定している。すなわち、特殊ブッシュ21は、外側カバー16の重心から外れた位置で外側カバー16を室内側からオリフィス(本体)5に枢支している。
固定ネジ23は、外側カバー16における特殊ブッシュ21用の穴以外の穴22と、フランジ部8に一体形成された穴25とに挿通され、閉空間17を閉じるように外側カバー16をフランジ部(本体)8に固定している。
この固定ネジ23を外すと、図7に示すように、外側カバー16は、特殊ブッシュ21を中心にして自重により回動して自動的に開く。そして、外側カバー16は、特殊ブッシュ21にぶら下がった状態で、羽根車2が室内空気を吸い込むための吸込口5aの一部を塞ぐ。すなわち、外側カバー16は、固定ネジ23による固定が解除された際に、特殊ブッシュ21を中心にして自重によりオリフィス(本体)5の吸込口(室内側開口)5aの一部を塞ぐ位置へ回動する。
また、外側カバー16は、図5及び図7に示すように、グリル9が外された状態で外側カバー16が吸込口5aの一部を塞ぐ位置へ回動したときに、グリル9に干渉する位置へ突出する突起部(突出部)24を有する。突起部24は、例えば、外側カバー16と一体で形成されている。すなわち、突起部24は、外側カバー16が固定ネジ23により固定され閉じた状態で、グリル9に干渉せず、外側カバー16が固定ネジ23による固定解除され開いた状態(吸込口5aの一部を塞ぐ位置へ回動した状態)で、グリル9に干渉する。外側カバー16が開いた状態で、グリル9を取付けようとした場合に突起部24と干渉する。
また、端子台カバー11は、図3(b)に示すように、端子台カバー11と外側カバー16とを閉じた状態で、端子台カバー11と外側カバー16との最少距離をほぼ零にする高さのリブ(第2の突出部)18を有している。リブ18は、端子台カバー11と一体で形成されている。図8(b)に示すように、端子台カバー11が閉じていないと、端子台カバー11に設けたリブ18に外側カバー16が干渉する。すなわち、リブ18は、端子台カバー11が閉じた状態で外側カバー16が固定ネジ23により固定されたときに外側カバー16に接し、端子台カバー11が開いた状態で外側カバー16が回動したときに外側カバー16に干渉するように突出する。
換気扇100が運転している状態では、外側カバー16の周辺は風路となり、埃や湿気にさらされた状態となる。図3に示すように、端子台10は、外側カバー16内の閉空間17と端子台カバー11内の閉空間19とで保護されている。このようにカバーで覆われた空間の風速は外側の風速よりも低くなるので、閉空間19内の風速が非常に低くなり、埃が浸入し難くなる。このようにして端子台10への埃の付着を低減し、信頼性を向上させている。
端子台10への電源線の接続作業は、次の手順で行う。外側カバー16の固定ネジ23を外し、外側カバー16が自重により開いた後、フランジ部8の貫通穴20から電源線を引きこむ。端子台カバー11を開き、その状態で電源線を端子台10に接続する。そして、逆の手順で端子台カバー11と外側カバー16とを閉じて、外側カバー16を固定ネジ23で固定する。そして、本体(風洞3、オリフィス5、及びフランジ部8)、端子台10、端子台カバー11、及び外側カバー16を室内側から覆うように、グリル9が嵌められる。
以上のように、実施の形態では、外側カバー16は、固定ネジ23による固定が解除された際に、特殊ブッシュ21を中心にして自重によりオリフィス(本体)5の吸込口(室内側開口)5aの一部を塞ぐ位置へ回動する。これにより、固定ネジ23を取付け忘れた場合、施工者は、図7に示すように、外側カバー16が開いてぶら下がった状態で、換気機能に関わる吸込口5aの一部を塞いでいる異常な状態を視覚的に容易に認識できる。このため、外側カバー16の閉じ忘れを低減できる。また、上記内容は使用者でも異常な状態を認識できるので、外側カバー16の閉じ忘れを二重で低減できる。すなわち、室内側から端子台10を覆う外側カバー16の閉じ忘れを低減できる。
また、外側カバー16は、図5及び図7に示すように、グリル9が外された状態で外側カバー16が吸込口5aの一部を塞ぐ位置へ回動したときに、グリル9に干渉する位置へ突出する突起部(突出部)24を有する。これにより、固定ネジ23を取付け忘れた場合、図7に示すように、外側カバー16が開いてぶら下がった状態で、フランジ部8の正面から見た場合に、突起部24がフランジ部8から突出した状態となる。この状態で、グリル9を取付けようとした場合に突起部24と干渉するので、ユーザ(施工者、使用者)が異常状態を容易に認識でき、外側カバー16の閉じ忘れを低減できる。このように、グリル9を取付ける段階においても外側カバー16の閉じ忘れを低減できる。
また、端子台カバー11は、端子台カバー11が閉じた状態で外側カバー16が固定ネジ23により固定されたときに外側カバー16に接し、端子台カバー11が開いた状態で外側カバー16が回動したときに外側カバー16に干渉するように突出するリブ(第2の突出部)18を有する。これにより、端子台カバー11が少しでも閉じていないと、(端子台カバー11が不完全に閉じている場合でも、)端子台カバー11に設けたリブ18に外側カバー16が干渉し、外側カバー16が閉じることが出来ない。この結果、端子台10の室内側の面10aを覆う端子台カバー11の閉じ忘れを低減できる。
また、端子台カバー11の爪部14の掛かりを外しても、端子台カバー11は、軸12を介して軸受部13により保持固定されて取り外されないように構成されている。これにより、端子台カバー11を紛失することも低減できる。
なお、端子台カバー11の色調と外側カバー16の色調との差は、本体(風洞3、オリフィス5、及びフランジ部8)の色調と外側カバー16の色調との差より大きくなっていてもよい。例えば、外側カバー16とフランジ部8とオリフィス5とを黒色で、端子台カバー11を白色にすれば、外側カバー16が開いた状態では、露出した端子台カバー11の白色が視覚的に目立つので、異常な状態を効果的に認識し易くなる。これにより、外側カバー16の閉じ忘れを低減できる。色調の組合せは、端子台カバー11が他に比べて視覚的に目立てば良く、黒色と白色以外の組合せでも差し支えない。例えば、黒色と黄色、白色と赤色でも同様の効果がある。
以上のように、本発明にかかる換気扇は、電源線を接続する端子台を有する換気扇に有用である。
1 電動機
2 羽根車
3 風洞
4 木枠
5 オリフィス
5a 吸込口
6 壁面
7 穴
8 フランジ部
9 グリル
10 端子台
11 端子台カバー
12 軸
13 軸受部
14 爪部
15 リブ
16 外側カバー
17 閉空間
18 リブ
19 閉空間
20 貫通穴
21 特殊ブッシュ
22 穴
23 ネジ
24 突起部
25 穴
30 電源供給部
100 換気扇

Claims (6)

  1. 室内外を隔てる壁に形成された貫通穴に設置される換気扇であって、
    正面及び背面が開口した箱状の風洞を有し、正面を室内側として前記風洞が前記貫通穴に室内側から室外側に向かって挿入されることにより、前記風洞の正面側に吸込口が形成される略筒状の本体と、
    前記本体内に配された羽根車と、
    前記吸込口から室内空気を吸込んで室外側へ導くように前記羽根車を駆動する電動機と、
    電源線が接続され、前記電動機に電源を供給するように前記本体の室内側に前記吸込口に隣接して配された端子台と、
    前記羽根車の回転軸と直交する面内で回動可能となるように、重心から外れた位置で軸部によって前記本体に枢支され、前記重心が位置するように前記軸部による枢支箇所の一方に延在する第1の部分を有し、前記端子台を室内側から覆うカバーと、
    前記端子台を覆った状態で前記カバーを前記本体に固定する固定部材と、
    を備え、
    前記第1の部分は、前記固定部材による前記カバーの固定が解除されて、前記カバーが前記軸部を中心にして自重により回動した際に、前記吸込口の一部を塞ぐ位置へ配置される
    ことを特徴とする換気扇。
  2. スリット状又は格子状の開口が形成された通気面と、該通気面の周囲から延在する側壁部とを有し、前記通気面が前記本体、前記端子台、及び前記カバーを室内側から覆うように前記本体に被せられるグリルをさらに備え、
    前記カバーは、前記枢支箇所の他方に延在する第2の部分を有し、
    前記第2の部分は、前記固定部材によって前記カバーが前記本体に固定された状態では前記グリルと干渉しない位置に配置され、前記グリルが外されて前記カバーが自重により回動した状態では、前記グリルを前記本体に被せる時に前記側壁部に干渉する位置に突出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  3. 室内外を隔てる壁に形成された貫通穴に設置される換気扇であって、
    正面及び背面が開口した箱状の風洞を有し、正面を室内側として前記風洞が前記貫通穴に室内側から室外側に向かって挿入されることにより、前記風洞の正面側に吸込口が形成される略筒状の本体と、
    前記本体内に配された羽根車と、
    前記吸込口から室内空気を吸込んで室外側へ導くように前記羽根車を駆動する電動機と、
    電源線が接続され、前記電動機に電源を供給するように前記本体の室内側に前記吸込口に隣接して配された端子台と、
    前記羽根車の回転軸と直交する面内で回動可能となるように、重心から外れた位置で軸部によって前記本体に枢支され、前記重心が位置するように前記軸部による枢支箇所の一方に延在する第1の部分と、前記枢支箇所の他方に延在する第2の部分とを有し、前記端子台を室内側から覆うカバーと、
    前記端子台を覆った状態で前記カバーを前記本体に固定する固定部材と、
    スリット状又は格子状の開口が形成された通気面と、該通気面の周囲から延在する側壁部とを有し、前記通気面が前記本体、前記端子台、及び前記カバーを室内側から覆うように前記本体に被せられるグリルと、
    を備え、
    前記カバーは、前記固定部材による固定が解除された際に、前記軸部を中心にして自重により回動し、
    前記第2の部分、前記固定部材によって前記カバーが前記本体に固定された状態では前記グリルと干渉しない位置に配置され、前記グリルが外されて前記カバーが自重により回動した状態では、前記グリルを前記本体に被せる時に前記側壁部に干渉する位置に配置される
    ことを特徴とする換気扇。
  4. 前記端子台における室内側の面を覆う端子台カバーをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の換気扇。
  5. 前記端子台カバーは、
    閉じた状態で前記カバーが前記固定部材により固定されたときに前記カバーに接し、開いた状態で前記カバーが回動したときに前記カバーに干渉するように突出する第2の突出部を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の換気扇。
  6. 前記端子台カバーの色調と前記カバーの色調との差は、前記本体の色調と前記カバーの色調との差より大きい
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の換気扇。
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