JP2000130809A - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JP2000130809A
JP2000130809A JP10299739A JP29973998A JP2000130809A JP 2000130809 A JP2000130809 A JP 2000130809A JP 10299739 A JP10299739 A JP 10299739A JP 29973998 A JP29973998 A JP 29973998A JP 2000130809 A JP2000130809 A JP 2000130809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング内での乱流の発生を抑えることが
できて、風量をアップできると共に、騒音を低減できる
ようにする。 【解決手段】 筒状をなすケーシング20内に配設した
モータ取付体25に、ファン35を回転駆動するモータ
30を取り付けている。モータ取付体25には、ファン
35の近傍から排気口23にかけて複数個の整流板28
を一体に設ける。ファン35の回転によりケーシング2
0内を風が流れる際に、ケーシング20内において螺旋
状の流れが生じるが、その風は各整流板28に当たり、
その整流板28に沿って排気口23に流れるようになる
ので、ケーシング20内で螺旋状の乱流が発生すること
を抑えることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンを回転駆動
するモータをモータ取付体を介してケーシング内に配設
する構成とした換気扇に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばトイレ用の換気
装置においては、屋外に立設される排気用のダクトの途
中に換気扇を設け、この換気扇のファンの送風作用によ
り、トイレの臭気をダクトを介して排出する構成とした
ものがある。この種の換気扇の従来構成の一例を図16
ないし図19に示す。この換気扇は次のような構成とな
っている。
【0003】まず図16において、換気扇1のケーシン
グ2は、吸気口3aを有する下部ケーシング3と、排気
口4aを有する上部ケーシング4とから筒状に構成され
ている。このケーシング2内の軸方向の中央部には、図
17に示すモータ取付体5が配設されている。このモー
タ取付体5は、リング状の枠部5aの外周部に4本の支
え部5bが突設されていて、これら支え部5bを介して
ケーシング2内に配設されている。このモータ取付体5
の枠部5aに、モータ6が挿入された状態でねじ7によ
り取り付けられている。モータ6の回転軸6aは吸気口
3a側に向けられていて、この回転軸6aに、ターボフ
ァン8が取着されている。このような構成の換気扇1
は、吸気口3a及び排気口4aにそれぞれ排気用のダク
ト(図示せず)が接続され、排気口4aを上にした状態
で設置される。
【0004】上記構成において、モータ6によりファン
8が回転駆動されると、そのファン8の送風作用によ
り、トイレ側の臭気を含んだ空気が、ダクトを通じて吸
気口3aからケーシング2内に吸入され、その空気が排
気口4aからダクトを通じて外部に排出される。
【0005】しかしながら、上記した従来構成のもので
は、次のような欠点がある。すなわち、ファン8の回転
によりケーシング2内を風が流れる際に、図18及び図
19に矢印Aで示すように、ケーシング2内において螺
旋状の乱流が発生し、その乱流により風の流れを悪くす
る。このために、風量が低下すると共に、比較的大きな
騒音が発生するようになる。なお、図19には、ファン
8の外形線を二点鎖線で示している。
【0006】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ケーシング内での乱流の発生を
抑えることができて、風量をアップできると共に、騒音
を低減できる換気扇を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、一端部に吸気口を有すると共
に、他端部に排気口を有する筒状のケーシングと、この
ケーシング内に配設されたモータ取付体と、このモータ
取付体に取り付けられて前記ケーシング内に配設された
モータと、このモータの回転軸に取着されて前記ケーシ
ング内の前記吸気口側に配置され、前記回転軸により回
転駆動されることに基づき前記吸気口から空気を吸い込
んで前記排気口へ流すファンと、前記モータ取付体に前
記ファンの近傍から前記排気口にかけて延びるように設
けられた整流板とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0008】上記した構成において、ファンの回転によ
りケーシング内を風が流れる際に、ケーシング内におい
て螺旋状の流れが生じるが、その風は整流板に当たり、
その整流板に沿って排気口に流れるようになるので、ケ
ーシング内で螺旋状の乱流が発生することを抑えること
ができるようになる。
【0009】この場合、整流板は、外周部がケーシング
の内面に沿っていると共に、内周部が排気口を臨むよう
に突出していることが好ましい(請求項2の発明)。ま
た、モータ取付体に、モータの排気口側に位置させて整
流カバーを設けることが好ましい(請求項3の発明)。
これによれば、モータの排気口側において乱流が発生す
ることを抑えることができるようになる。
【0010】モータをモータ取付体に取り付ける構造と
しては、弾性係合爪を有する複数個の固定具と、モータ
に設けられた複数個の挿通孔部と、モータ取付体に設け
られた複数個の係合孔とを備え、前記各固定具の弾性係
合爪を、前記挿通孔部に挿通して前記係合孔に係合させ
ることにより、モータをモータ取付体に取り付ける構成
とすることが好ましい(請求項4の発明)。これによれ
ば、ドライバなどの工具を用いることなく、モータをモ
ータ取付体に取り付けることができる。
【0011】また、複数個の弾性係合爪を有する固定リ
ングと、モータに設けられた複数個の挿通孔部と、モー
タ取付体に設けられた複数個の係合孔とを備え、前記固
定リングの各弾性係合爪を、前記挿通孔部に挿通して前
記係合孔に係合させることにより、前記モータを前記モ
ータ取付体に取り付ける構成とすることもできる(請求
項5の発明)。
【0012】上記請求項5の発明において、固定リング
をモータの外周部に位置させ、この固定リングに、ファ
ンに近い側の外径がファンの外径とほぼ同じで、外面が
排気口側に向かってモータに近付くテーパ状に形成され
た筒部を設けることが好ましい(請求項6の発明)。ま
た、ファンに、固定リングの筒部内に対応する部位に位
置させて、補助羽根を設けることも好ましい(請求項7
の発明)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図6を参照して説明する。まず、図4に
は、トイレ用換気装置11の設置状態が示されている。
この図4において、トイレ用換気装置11は、家屋12
のトイレ13の近くの屋外に設置されていて、下端部が
糞尿を貯留する貯留部14に連通するように立設された
下部ダクト15と、この下部ダクト15の上部に設けら
れた本発明に係る換気扇16と、この換気扇16の上部
に接続された上部ダクト17と、この上部ダクト17の
上部に設けられた傘18とから構成されている。
【0014】次に、上記換気扇16について、図1ない
し図3を参照して詳述する。換気扇16のケーシング2
0は、吸気口21を有する下部ケーシング22と、排気
口23を有する上部ケーシング24とから筒状に構成さ
れている。吸気口21及び排気口23はぞれぞれ段付き
形状となっている。吸気口21が上記下部ダクト15に
接続され、排気口23が上部ダクト17に接続される。
【0015】このケーシング20内の軸方向の中央部に
は、図3に示すモータ取付体25が配設されている。こ
のモータ取付体25は、リング状の枠部26と、この枠
部26の外周部に設けられ、支え部27を一体に有する
4枚の整流板28と、枠部26の外周部に設けられ3個
のボス部29とを一体に有した構成となっていて、支え
部27が上部及び下部ケーシング24及び22の内周部
に嵌合された状態でケーシング20内に配設されてい
る。各整流板28は、外周部28aが上部ケーシング2
4の内面に沿って排気口23まで延びていると共に、内
周部28bが排気口23を臨むように突出している。各
ボス部29には、取付孔29aが形成されている。
【0016】モータ30の外周部にはフランジ部31が
設けられていて、このフランジ部31の3箇所に、挿通
孔部32を有する取付片33が設けられている。このモ
ータ30は、回転軸30aの突出方向とは反対側を上記
モータ取付体25の枠部26に挿入した状態で、各挿通
孔部32を挿通したねじ34をモータ取付体25の上記
取付孔29aにねじ込むことによりモータ取付体25に
取り付けられ、このモータ取付体25を介して上記ケー
シング20内に配設されている。
【0017】モータ30の回転軸30aは吸気口21側
に向けられていて、この回転軸30aに、ターボファン
からなるファン35が取着されている。また、ケーシン
グ20内において、モータ30の接続部36に電線37
の一端部が接続されている。この電線37の他端部はケ
ーシング20の外部に導出され、家屋12の電源コンセ
ント38(図4参照)に接続されている。このように構
成された換気扇11は、排気口23を上向きにした状態
で、下部ダクト15と上部ダクト17との間に配設され
る。
【0018】次に、上記構成の作用を説明する。モータ
30の回転軸30aによりファン35が回転駆動される
と、そのファン35の送風作用により、図4に矢印で示
すように、貯留部14側の臭気を含んだ空気が、下部ダ
クト15を通じて吸気口21からケーシング20内に吸
入され、その空気が排気口23から上部ダクト17を通
じて外部に排出される。
【0019】このとき、ファン35の回転によりケーシ
ング20内を風が流れる際に、図5及び図6に矢印Bで
示すように、ケーシング20においてモータ30の周り
に螺旋状の流れが生じるが、その風は、各整流板28に
当たり、4個の整流板28により4つの流路ブロックに
分けられる。各流路ブロックの風は、各整流板28に沿
って排気口23に流れていき、整流板28の下流側(図
5で右側)の排気口23において合流し、この後、上部
ダクト17を通じて外部に排出される。なお、図6に
は、ファン35の外形線を二点鎖線で示している。この
場合、整流板28は、外周部28aが上部ケーシング2
4の内面に沿っていると共に、内周部28bが排気口2
3を臨むように突出しているので、各流路ブロックを流
れる風は、途中で他の流路ブロックの風と合流すること
なく排気口23まで案内される。
【0020】上記した実施例によれば、ファン35の回
転によりケーシング20内を風が流れる際に、ケーシン
グ20内において螺旋状の流れが生じるが、その風は、
モータ取付体25に設けられた各整流板28に当たり、
それら各整流板28に沿って排気口23に流れるように
なるので、ケーシング20内で螺旋状の乱流が発生する
ことを抑えることができるようになる。これにより、風
量をアップできると共に、騒音を低減できるようにな
る。
【0021】また、整流板28は、外周部28aが上部
ケーシング24の内面に沿っていると共に、内周部28
bが排気口23を臨むように突出しているので、各流路
ブロックを流れる風は、途中で他の流路ブロックの風と
合流することなく排気口23まで案内されるようにな
る。これにより、風を排気口23側へスムーズに案内で
きて、風量を一層アップできると共に、騒音を一層低減
できるようになる。
【0022】ちなみに、上記した第1実施例の場合、フ
ァン35の回転数を2200rpmとした場合におい
て、従来例に比べて、風量は67.5%アップさせるこ
とができ、騒音は5%低減できるという結果が得られ
た。
【0023】図7ないし図9は本発明の第2実施例を示
したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、モータ取付体2
5に、モータ30の排気口23側に位置させて、排気口
23側が先細となるほぼ円錐状の整流カバー40を一体
に設けている。
【0024】このような構成とした場合、図7に矢印C
で示すように、モータ30の排気口23側での風の流れ
を整流カバー40により滑らかにでき、そのモータ30
の排気口23側で乱流が発生することを防止できるの
で、風量を一層アップできると共に、騒音を一層低減で
きるようになる。
【0025】また、使用状態で、整流カバー40がモー
タ30を上方から覆う形態となるので、上部ダクト17
からケーシング20内に雨水が浸入したとしても、その
水がモータ30に掛かることを防止できる利点がある。
これに伴い、モータ30の耐絶縁性を向上でき、また、
モータ30としては、密閉形に限らず、開放形のものも
使用できるようになり、制約が少なくなる。
【0026】図10ないし図12は本発明の第3実施例
を示したものであり、この第3実施例は、上記した第2
実施例とは、モータ30をモータ取付体25に取り付け
るための取付構造が異なっている。
【0027】すなわち、ねじ34に代わる固定具41
は、例えば合成樹脂製であり、図11に示すように、軸
部42と、この軸部42の一端部に設けられた一対の弾
性係合爪43と、軸部42の他端部に設けられた円板状
の押え板44とを一体に有している。モータ取付体25
における係合孔45は、図11中下部に径大部45aを
有した段付き形状となっている。
【0028】この場合、モータ30は、モータ取付体2
5に次のようにして取り付ける。まず、モータ30にお
ける各取付片33の挿通孔部32と、モータ取付体25
の上記係合孔45とをそれぞれ対応させておき、各固定
具41の押え板44を指で押しながら、一対の弾性係合
爪43を、それら挿通孔部32及び係合孔45に挿入す
る。すると、一対の弾性係合爪43は、図12(a)に
示すように、互いに近付く方向に弾性変形しながら係合
孔45を貫通し、径大部45aに出たところでその径大
部45aに係合する(図12(b)参照)。このとき、
弾性係合爪43の先端部は、径大部45aに収容される
ようになり、ボス部29からは突出しない。各固定具4
1をこのように係合孔45に係合させることにより、モ
ータ30をモータ取付体25に取り付けることができ
る。
【0029】上記した第3実施例によれば、固定具41
の弾性係合爪43を、モータ30の挿通孔部32に挿通
してモータ取付体25の係合孔45に係合させることに
より、モータ30をモータ取付体25に取り付ける構成
としたことにより、ドライバなどの工具を用いることな
く、モータ30をモータ取付体25に容易に取り付ける
ことができる。
【0030】図13及び図14は本発明の第4実施例を
示したものであり、この第4実施例は、上記した第3実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、モータ取付
体25の枠部26と対応する固定リング47を備えてい
て、この固定リング47に、上記固定具41と同様な構
成の一対の弾性係合爪43を、係合孔45に対応して3
個設けている。
【0031】この場合、モータ30は、モータ取付体2
5に次のようにして取り付ける。まず、モータ30にお
ける各取付片33の挿通孔部32と、モータ取付体25
の上記係合孔45とをそれぞれ対応させておくと共に、
固定リング47をモータ30の外周部に位置させる。そ
して、固定リング47の各一対の弾性係合爪43を、そ
れら挿通孔部32及び係合孔45に挿入し、固定リング
47ごとモータ取付体25側へ押圧する。すると、上記
した第3実施例と同様に、一対の弾性係合爪43は、互
いに近付く方向に弾性変形しながら係合孔45を貫通
し、径大部45aに出たところでその径大部45aに係
合する。これにより、モータ30をモータ取付体25に
取り付けることができる。
【0032】このような第4実施例によれば、第3実施
例の場合よりも、モータ30をモータ取付体25に一層
容易に取り付けることができる。
【0033】図15は本発明の第5実施例を示したもの
であり、この第5実施例は上記した第4実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、固定リング47のファン
35側に、ファン35に近い側の外径がファン35の外
径とほぼ同じで、外面が排気口23側に向かってモータ
30に近付くテーパ状に形成された筒部48を一体に設
けている。また、筒部48内に対応するファン35の裏
側(排気口23側)部位には、筒部48内に位置するよ
うにして、補助羽根49を設けている。
【0034】このような構成とした第5実施例において
は、固定リング47のファン35側に筒部48を設けた
ことにより、ファン35の裏側から固定リング47にか
けての風の流れを滑らかにでき(矢印D参照)、ファン
35の裏側で乱流が発生することを防止できるので、風
量を一層アップできると共に、騒音を一層低減できるよ
うになる。
【0035】また、ファン35の裏側に補助羽根49を
設けていて、その補助羽根49により筒部48内の空気
をかき回すことにより、モータ30を冷却する効果が得
られる。
【0036】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。ファン35は、ターボファン(斜流ファン)
に限られず、プロペラファン(軸流ファン)でも良い。
また、換気扇16の用途は、トイレ用以外でも良い。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
の換気扇によれば、モータ取付体に整流板を設けたこと
により、ケーシング内で螺旋状の乱流が発生することを
抑えることができるようになり、これにより風量をアッ
プできると共に、騒音を低減できるようになる。
【0038】請求項2の換気扇によれば、風を排気口へ
スムーズに案内できて、風量を一層アップできると共
に、騒音を一層低減できるようになる。請求項3の換気
扇によれば、モータ取付体に設けた整流カバーにより、
モータの排気口側において乱流が発生することを抑える
ことができ、風量を一層アップできると共に、騒音を一
層低減できるようになる。
【0039】請求項4の換気扇によれば、弾性係合爪を
有する固定具を用いることにより、ドライバなどの工具
を用いることなく、モータをモータ取付体に容易に取り
付けることができる。請求項5の換気扇によれば、複数
個の弾性係合爪を有する固定リングを用いることによ
り、ドライバなどの工具を用いることなく、モータをモ
ータ取付体に容易に取り付けることができる。
【0040】請求項6の換気扇によれば、固定リングの
ファン側に設けられた筒部により、ファンの裏側から固
定リングにかけての風の流れを滑らかにでき、風量を一
層アップできると共に、騒音を一層低減できるようにな
る。請求項7の換気扇によれば、ファンに設けられた補
助羽根により筒部内の空気をかき回すことにより、モー
タを冷却する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断正面図
【図2】下部ケーシング及びファンを外した状態での側
面図
【図3】要部の分解斜視図
【図4】トイレ用換気装置の設置状態を示す破断正面図
【図5】風の流れを示す図1相当図
【図6】風の流れを示す図2相当図
【図7】本発明の第2実施例を示す図5相当図
【図8】モータ取付体の斜視図
【図9】モータ取付体にモータを取り付けた状態で、図
8中、X−X線に相当する部分での断面図
【図10】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図11】要部の縦断側面図
【図12】(a),(b)は固定具の作用説明用の縦断
側面図
【図13】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図14】図1相当図
【図15】本発明の第5実施例を示す図5相当図
【図16】従来例を示す破断正面図
【図17】モータ取付体の斜視図
【図18】図5相当図
【図19】図6相当図
【符号の説明】
11はトイレ用換気装置、16は換気扇、20はケーシ
ング、21は吸気口、22は下部ケーシング、23は排
気口、24は上部ケーシング、25はモータ取付体、2
6は枠部、27は支え部、28は整流板、30はモー
タ、30aは回転軸、32は挿通孔部、35はファン、
40は整流カバー、41は固定具、43は弾性係合爪、
45は係合孔、47は固定リング、48は筒部、49は
補助羽根を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/54 F04D 29/54 G 29/66 29/66 N F24F 13/08 F24F 13/08 A Fターム(参考) 3H022 AA05 BA02 CA50 DA02 DA07 DA11 3H034 AA02 AA14 BB02 BB08 CC04 DD07 DD30 EE03 EE05 EE06 EE08 EE18 3H035 DD04 DD06 3L058 BD01 BE04 BG01 3L081 AA01 AB06 BA03 BB02 BB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に吸気口を有すると共に、他端部
    に排気口を有する筒状のケーシングと、 このケーシング内に配設されたモータ取付体と、 このモータ取付体に取り付けられて前記ケーシング内に
    配設されたモータと、 このモータの回転軸に取着されて前記ケーシング内の前
    記吸気口側に配置され、前記回転軸により回転駆動され
    ることに基づき前記吸気口から空気を吸い込んで前記排
    気口へ流すファンと、 前記モータ取付体に前記ファンの近傍から前記排気口に
    かけて延びるように設けられた整流板とを具備したこと
    を特徴とする換気扇。
  2. 【請求項2】 整流板は、外周部がケーシングの内面に
    沿っていると共に、内周部が排気口を臨むように突出し
    ていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。
  3. 【請求項3】 モータ取付体は、モータの排気口側に位
    置させて整流カバーを備えていることを特徴とする請求
    項1記載の換気扇。
  4. 【請求項4】 弾性係合爪を有する複数個の固定具と、 モータに設けられた複数個の挿通孔部と、 モータ取付体に設けられた複数個の係合孔とを備え、 前記各固定具の弾性係合爪を、前記挿通孔部に挿通して
    前記係合孔に係合させることにより、前記モータを前記
    モータ取付体に取り付ける構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の換気扇。
  5. 【請求項5】 複数個の弾性係合爪を有する固定リング
    と、 モータに設けられた複数個の挿通孔部と、 モータ取付体に設けられた複数個の係合孔とを備え、 前記固定リングの各弾性係合爪を、前記挿通孔部に挿通
    して前記係合孔に係合させることにより、前記モータを
    前記モータ取付体に取り付ける構成としたことを特徴と
    する請求項1記載の換気扇。
  6. 【請求項6】 固定リングは、モータの外周部に位置
    し、ファンに近い側の外径がファンの外径とほぼ同じ
    で、外面が排気口側に向かってモータに近付くテーパ状
    に形成された筒部を備えていることを特徴とする請求項
    5記載の換気扇。
  7. 【請求項7】 ファンは、固定リングの筒部内に対応す
    る部位に補助羽根を備えていることを特徴とする請求項
    6記載の換気扇。
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