JP5554502B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの技術に関し、特にエンジン冷態始動時に、エンジン回転数制御を行う制御装置を具備するエンジンの技術に関する。
従来、エンジン冷態始動時においては、エンジン内の燃焼室の温度が低いため、燃料の蒸発が促進されない。そこで、エンジン冷態始動直後においての黒煙を改善するために、燃料噴射弁の噴口面積を縮小したり、噴口の角度を大きく取ったりする技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−42037号公報
しかし、燃料噴射弁の噴口面積を縮小したり、噴口の角度を大きく取ったりする場合、燃費を悪化させ、高いエンジン負荷がかかったときの燃料噴射圧力上昇により、NOx排出量も増加するため、エンジン性能が低下する。また、エンジン始動補助のためにヒーターなどの付加装置を設けた場合はコストがかかる。
そこで、本発明は係る課題に鑑み、エンジン冷態始動時において、燃料の燃焼効率を向上させて黒煙発生量を減少させることができるエンジンを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、舶用エンジンとして推進ユニット(110)を駆動するエンジンにおいて、該エンジンの冷却を行う冷却水の水温を検出する冷却水温センサー(48)と、実エンジン回転数(Ne)を検出する回転数センサー(44)と、該エンジンの設定エンジン回転数(Nset)を検知するアクセル操作検知手段(41)と、該エンジンの回転数を最終目標エンジン回転数(Nsetf)に自動制御できる制御装置(20)と、エンジン出力の「入」「切」を行うクラッチ機構(23)を具備し、前記制御装置(20)は、エンジン始動時の冷却水温(T)が所定の温度(T1)以下の場合、最終目標エンジン回転数(Nsetf)を、前記設定エンジン回転数(Nset)よりも高い補正目標エンジン回転数(Nset´)に設定して、エンジン始動直後の黒煙の排出量を低減し、黒煙の消失を早める回転数補正制御を行い、前記制御装置(20)は、回転数補正制御を行う際、回転数補正制御開始時のエンジンの回転数と、制御装置(20)に設けられている記憶装置(51)に記憶された回転数補正マップとに基づいて回転数補正制御を行い、前記制御装置(20)は、エンジン始動時の冷却水温(T)が所定の温度(T2)に達した場合、前記回転数補正制御を解除すると共に、前記制御装置(20)は、回転数補正制御が有効となっている間に、前記クラッチ機構(23)を「入」に切り換えた場合、該クラッチ機構(23)を「入」に切り換えた時点(t3)から後は回転数補正制御を解除して、最終目標エンジン回転数(Nsetf)を設定エンジン回転数(Nset)として制御するものである。
請求項2においては、請求項1記載のエンジンにおいて、前記制御装置(20)は、回転数補正制御の解除を行った場合、その後エンジンを一度停止して再び始動させなければ、前記回転数補正制御を行わないものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、舶用エンジンとして推進ユニット(110)を駆動するエンジンにおいて、該エンジンの冷却を行う冷却水の水温を検出する冷却水温センサー(48)と、実エンジン回転数(Ne)を検出する回転数センサー(44)と、該エンジンの設定エンジン回転数(Nset)を検知するアクセル操作検知手段(41)と、該エンジンの回転数を最終目標エンジン回転数(Nsetf)に自動制御できる制御装置(20)と、エンジン出力の「入」「切」を行うクラッチ機構(23)を具備し、前記制御装置(20)は、エンジン始動時の冷却水温(T)が所定の温度(T1)以下の場合、最終目標エンジン回転数(Nsetf)を、前記設定エンジン回転数(Nset)よりも高い補正目標エンジン回転数(Nset´)に設定して、エンジン始動直後の黒煙の排出量を低減し、黒煙の消失を早めるする回転数補正制御を行い、前記制御装置(20)は、回転数補正制御を行う際、回転数補正制御開始時のエンジンの回転数と、制御装置(20)に設けられている記憶装置(51)に記憶された回転数補正マップとに基づいて回転数補正制御を行い、前記制御装置(20)は、エンジン始動時の冷却水温(T)が所定の温度(T2)に達した場合、前記回転数補正制御を解除するので、エンジンの回転数を高くすることにより、燃料の燃焼効率が向上し、冷態始動直後の黒煙排出量を低減することができる。また、エンジンの温度上昇を促進でき、黒煙の消失を早めることができる。
また、エンジン出力の「入」「切」を行うクラッチ機構(23)を備え、前記制御装置(20)は、回転数補正制御が有効となっている間に、前記クラッチ機構(23)を「入」に切り換えた場合、該クラッチ機構(23)を「入」に切り換えた時点(t3)から後は回転数補正制御を解除して、最終目標エンジン回転数(Nsetf)を設定エンジン回転数(Nset)として制御するので、クラッチ機構を「入」に切り換えた後、エンジンの回転数の変化量を制御することにより緩やかにエンジンの回転数を減少させて設定エンジン回転数へ移行することができる。
このため、例えば舶用エンジンとして推進ユニットを駆動するエンジンである場合、操船性の悪化を防止することができる。
請求項2においては、請求項1記載のエンジンにおいて、前記クラッチ機構(23)は、回転数補正解除制御を行った場合には、その後エンジンを一度停止して再び始動させなければ、前記の回転数補正制御を行わないので、例えば舶用エンジンの場合、操船動作に入った状態で何度も回転数補正制御を行うのを防止することができる。
本発明の一実施例に係るエンジンの全体的な構成を示す略式の平面図。 エンジン回転数及び冷却水温度と時間との関係を示すグラフ図。 エンジン回転数及び冷却水温度と時間との関係を示すグラフ図。 エンジン回転数及び冷却水温度と時間との関係を示すグラフ図。 エンジン回転数及び冷却水温度と時間との関係を示すグラフ図。 エンジン回転数及び冷却水温度と時間との関係を示すグラフ図。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態であるエンジン100について説明する。
エンジン100は、船舶に搭載され、舶用エンジンとして推進ユニット110を駆動するエンジンである。また、エンジン100は、エンジン本体10と、燃料噴射時期の進角制御を行う制御装置20と、を備えている。
エンジン本体10は、ディーゼルエンジンである。エンジン本体10の出力軸11は、推進ユニット110に接続されている。また、エンジン本体10の出力軸11には、フライホイール12が設けられている。推進ユニット110は、出力軸11の駆動によって図示せぬ伝達機構を介して、プロペラ111を駆動するユニットである。また、出力軸と推進ユニットとの間の接続・切断、及び正転・逆転の切換を行うためのクラッチ機構23が設けられている。該クラッチ機構23は油圧クラッチ等で構成して制御装置20と接続され、入切される。
エンジン本体10は、燃料噴射装置である燃料噴射ポンプ21と、インジェクタ22・22・22・22と、を備えている。燃料は、燃料噴射ポンプ21によって圧送されてインジェクタ22・22・22・22によって各シリンダー内に噴射される。
制御装置20は、エンジン低速域で加速があった場合に、燃料噴射時期の進角制御を実施する装置である。制御装置20は、Engine Control Unit(以下、ECU)40と、アクセル操作検知手段41と、切換手段であるクラッチ操作検知手段42と、エンジン回転数センサー44と、ラックアクチュエータ46と、選択手段としての接点入力装置47と、水温センサー48と、を接続して構成されている。ECU40は、演算装置50と、記憶装置51とを備えている。アクセル操作検知手段41及びクラッチ操作検知手段42は、船舶の操舵席に設けられている。また、アクセル操作検知手段41は、エンジン回転数を設定するアクセルレバーの回動基部に設けられ、ECU40に対して設定エンジン回転数Nsetを入力する機能を有する。また、クラッチ操作検知手段42は、クラッチ機構23の接続・切断及び正転・逆転の切換操作を行うクラッチレバーの回動基部に設けられ、ECU40に回動操作の検知信号を入力してクラッチ機構23を切り換える。
エンジン回転数センサー44は、エンジン100の出力軸11近傍に設けられている。また、エンジン回転数センサー44は、実エンジン回転数検知手段として、実エンジン回転数Neを検出し、ECU40に送信する機能を有する。ラックアクチュエータ46は、目標噴射量に基づいて、燃料噴射量を調整する装置である。接点入力装置47は、選択手段として、エンジン100の諸機能についての選択又は設定を行う機能を有する。水温センサー48は、エンジン100の冷却に用いられる冷却水の水温Tを検出し、ECUに送信する機能を有する。前記水温センサー48は、例えば図示せぬ冷却水通路に設けられており、外気やエンジンの運転状態によって変動する冷却水の水温Tを検出するものである。
次に、エンジン冷態始動時のエンジン回転数制御について説明する。制御装置20は、エンジン始動時において冷却水の水温Tが所定の温度以下の場合(冷態始動時)、最終目標エンジン回転数Nsetfをアクセル操作検知手段41によって入力される設定エンジン回転数Nsetよりも高い補正目標エンジン回転数Nset´に設定する回転数補正制御を行うものである。
前記回転数補正制御においては、図2に示すように、エンジン始動を開始した時点t0の後、エンジン始動を認識した時点t1において前記水温センサー48によって検出された冷却水の水温Tが下限水温T1以下である場合には、前記制御装置20のECU40は、最終目標エンジン回転数Nsetfを設定エンジン回転数Nsetより高い補正目標エンジン回転数Nset´へ上昇させるものである。また、図3に示すように、前記水温センサー48によって検出されたエンジン始動を認識した時点t1における冷却水温の水温Tが下限水温T1より高い場合には、前記制御装置20のECU40は回転数補正制御を行わないものである。
このように構成することにより、冷態始動時にエンジン回転数を高くすることで、噴射された燃料の燃焼効率が向上し、冷態始動直後の黒煙排出量を低減することができる。また、エンジン100の温度上昇を促進でき、黒煙の消失を早めることができる。また、前記回転数補正制御中に、前記クラッチ操作検知手段42を操作することによりクラッチ機構23が接続され「入」に切り換えられた場合には、最終目標エンジン回転数Nsetfを補正目標エンジン回転数Nset´へ上昇させているので、切換時のエンジン回転数の低下量を低減でき、操船性の向上を図ることができる。
また、前記回転数補正制御を開始したあと、冷却水の水温Tが上昇した場合には、前記制御装置20のECU40は、最終目標エンジン回転数Nsetfをアクセル操作検知手段41によって入力される設定エンジン回転数Nsetと同じ値に設定する回転数補正解除制御を行うものである。前記回転数補正制御においては、図2に示すように、前記水温センサー48によって検出された冷却水の水温Tが解除水温T2以上に上昇した場合、前記制御装置20のECU40は、その時点t2から最終目標エンジン回転数Nsetfをアクセル操作検知手段41によって入力される設定エンジン回転数Nsetと同じ値に設定するものである。
また、前記回転数補正制御を行っている間に、前記クラッチ操作検知手段42を操作することによりクラッチ機構23が接続され「入」に切り換えられた場合には、前記制御装置20のECU40は、最終目標エンジン回転数Nsetfをアクセル操作検知手段41によって入力される設定エンジン回転数Nsetと同じ値に設定する回転数補正解除制御を行うものである。前記回転数補正解除制御においては、図4に示すように、クラッチ機構23が接続され「入」に切り換えられた場合、その時点t3から最終目標エンジン回転数Nsetfを操縦者が入力した設定エンジン回転数Nset以上のエンジン回転数としないものである。これにより、操縦者が予想するエンジン回転数で船舶を操行させることが可能となる。
また、クラッチ機構23が接続され「入」に切り換えられ、前記回転数補正解除制御を行った場合には、前記制御装置20のECU40は、その後エンジンを一度停止して再び始動させなければ回転数補正制御を行わないものである。
例えば、図4に示すように、一度、クラッチ機構23が接続され「入」に切り換えられ、前記回転数補正解除制御を行った後、クラッチ機構23が切断され「切」に切り換えられた場合、その時点t4における冷却水の水温Tが下限水温T1以下であるときでも、前記制御装置20のECU40は、前記回転数補正制御を行わないものである。そして、その後、エンジン100を一度停止して再び始動させた場合に冷却水の水温Tが下限水温T1以下であれば、前記制御装置20のECU40は回転数補正制御を行うものである。これにより、操縦者が予想するエンジン回転数で船舶を操行させることが可能となる。
また、水温センサー48が故障している場合には、図5に示すように、前記制御装置20のECU40は、最終目標エンジン回転数Nsetfを上昇させる制御を行わないものである。このように構成することにより、誤って冷態始動時以外で前記制御装置20のECU40が回転数補正制御を行うことを防止することができる。
以上のように、エンジン100は、エンジン100の冷却を行う冷却水の水温センサー48と、エンジン回転数センサー44と、クラッチ機構23を切り換えるためのクラッチ操作検知手段42と、設定エンジン回転数Nsetを決定するアクセル操作検知手段41と、最終目標エンジン回転数Nsetfを自動制御できる制御装置20と、を具備し、前記制御装置20は、エンジン始動時の冷却水の水温Tが所定の温度T1以下の場合、最終目標エンジン回転数Nsetfを、アクセル操作検知手段41により設定される設定エンジン回転数Nsetよりも高い補正目標エンジン回転数Nset´に設定する回転数補正制御を行うものである。このように構成することにより、エンジン回転数を高くすることにより、燃料の燃焼効率が向上し、冷態始動直後の黒煙排出量を低減することができる。また、エンジン100の温度上昇を促進でき、黒煙の消失を早めることができる。
また、前記制御装置20は、エンジン始動時の冷却水の水温Tが所定の温度T2に達した場合、回転数補正制御を解除するものである。このように構成することにより、エンジン回転数を高くした結果、エンジンの温度が一定上昇した場合において、作業者が設定した設定エンジン回転数Nsetで運転することが可能となる。
また、前記制御装置20は、回転数補正制御を行う際、回転数補正制御開始時のエンジン回転数と前記制御装置20に設けられた記憶装置51に記憶された回転数補正マップf(N)に基づいて回転数補正制御を行うものである。このように構成することにより、冷態始動時におけるエンジン回転数の変化量を制御することにより、エンジン回転数をスムーズに移行させることが出来る。
また、前記制御装置20は、回転数補正制御が有効となっている間に前記クラッチ操作検知手段42によってクラッチ機構23を「入」に切り換えた場合、クラッチ機構23を「入」に切り換えた後、回転数補正制御を解除して、クラッチ機構23を「入」に切り換えた時点でのエンジン回転数と前記制御装置20に設けられた記憶装置51に記憶された回転数補正マップf´(N)に基づいて回転数補正解除制御を行うものである。このように構成することにより、クラッチ機構23を「入」に切り換えた後、エンジン回転数の変化量を制御することにより緩やかにエンジン回転数を減少させて設定エンジン回転数Nsetへ移行することができる。このため、エンジン100が例えば舶用エンジンとして推進ユニット110を駆動するエンジンである場合、操船性の悪化を防止することができる。
また、前記制御装置20は、回転数補正解除制御を行った場合には、エンジン100を一端停止して再び始動させなければ回転数補正制御を行わないものである。このように構成することにより、操船動作に入った状態で何度も回転数補正制御を行うのを防止することができる。
また、エンジン始動前に水温センサー48が故障していると判定された場合には、回転数補正制御を行わないものである。このように構成することにより、誤って冷態始動時以外で回転数補正制御を行うのを防止することができる。
10 エンジン本体
20 制御装置
23 クラッチ機構
40 ECU
41 アクセル操作検知手段
42 クラッチ操作検知手段
44 エンジン回転数センサー
47 接点入力装置
48 水温センサー
50 演算装置
51 記憶装置
100 エンジン
Nset 設定エンジン回転数
Ne 実エンジン回転数

Claims (2)

  1. 舶用エンジンとして推進ユニット(110)を駆動するエンジンにおいて、
    該エンジンの冷却を行う冷却水の水温を検出する冷却水温センサー(48)と、実エンジン回転数(Ne)を検出する回転数センサー(44)と、該エンジンの設定エンジン回転数(Nset)を検知するアクセル操作検知手段(41)と、該エンジンの回転数を最終目標エンジン回転数(Nsetf)に自動制御できる制御装置(20)と、エンジン出力の「入」「切」を行うクラッチ機構(23)を具備し、
    前記制御装置(20)は、エンジン始動時の冷却水温(T)が所定の温度(T1)以下の場合、最終目標エンジン回転数(Nsetf)を、前記設定エンジン回転数(Nset)よりも高い補正目標エンジン回転数(Nset´)に設定して、エンジン始動直後の黒煙の排出量を低減し、黒煙の消失を早める回転数補正制御を行い、
    前記制御装置(20)は、回転数補正制御を行う際、回転数補正制御開始時のエンジンの回転数と、制御装置(20)に設けられている記憶装置(51)に記憶された回転数補正マップとに基づいて回転数補正制御を行い、
    前記制御装置(20)は、エンジン始動時の冷却水温(T)が所定の温度(T2)に達した場合、前記回転数補正制御を解除すると共に、
    前記制御装置(20)は、回転数補正制御が有効となっている間に、前記クラッチ機構(23)を「入」に切り換えた場合、該クラッチ機構(23)を「入」に切り換えた時点(t3)から後は回転数補正制御を解除して、最終目標エンジン回転数(Nsetf)を設定エンジン回転数(Nset)として制御する
    ことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1記載のエンジンにおいて、
    前記制御装置(20)は、回転数補正制御の解除を行った場合、その後エンジンを一度停止して再び始動させなければ、前記回転数補正制御を行わない
    ことを特徴とするエンジン。
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