JP5449028B2 - 船外機 - Google Patents

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Description

本発明は、船外機において、エンジンが逆回転することにより、排気系統に発生する負圧を解消する技術の、改良に関する。
船体の後部に搭載される船外機は、エンジンの動力によってプロペラを回転させることにより、推力を発生させる。エンジンが発生した排気は、排気通路を介して水中へ排出される。さらに、船外機は、船体の航行方向を前進と後退とに切り換えるための、シフト機構を備えている。シフト機構を操作してクラッチの連結状態を切り換えることにより、プロペラの回転方向を反転させることが可能である。つまり、エンジンの回転方向に対して、クラッチがプロペラの回転方向を正逆切り換える。
船体の航行中において、シフト機構を前進から後退へ切り換えた時点では、プロペラが発生していた水流は、船体を前進させる方向の流れを維持している。このため、前進方向の水流によってプロペラが前進方向(正回転方向)に、そのまま回される、いわゆる連れ回り現象が発生し得る。しかし、プロペラの回転方向は、クラッチによって正転方向から逆転方向に切り換えられている。エンジンは、運転状態によっては逆転させられることがあり得る。特に、高速の航行状態において、シフト機構を後退に切り換えた場合に、エンジンの逆転が発生し得る。エンジンが逆転すると排気通路に負圧が発生する。この結果、水が排気通路を介してエンジンの排気口へ吸い込まれる可能性があり得る。このような吸い込み現象は解消されることが好ましい。
水の吸い込み現象を防止するようにした船外機としては、例えば下記の特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1で知られている船外機は、エンジンの排気系統の排気通路を、連通路及び一方向弁を介して、エンジンの吸気系統の吸気ボックスに連通したというものである。一方向弁は、吸気ボックスから排気通路へのみ吸気されるように、構成されている。エンジンが逆転することによって、排気通路に負圧が発生したときに、大気が連通路及び一方向弁を介して排気通路に流入する。この結果、排気通路の負圧状態が解消されるので、排気通路への水の侵入を防止できる。ところで、排気通路への水の侵入を効果的に防止するには、排気通路の負圧状態を、より迅速に解消することが好ましい。
特開2002−349257公報
本発明は、船外機の排気通路への水の侵入を効果的に防止することができる技術を、提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンが排出した排気を、排気通路を介して水中へ排出することが可能な船外機であって、前記エンジンの吸気口に吸気マニホールドを介して接続したスロットル弁と、このスロットル弁を開閉駆動する制御モータと、この制御モータを制御する制御部とを備え、この制御部は、前記エンジンに逆回転が発生したと判断した場合には、前記スロットル弁を全閉状態まで閉じるように前記制御モータを制御する構成であり、前記排気通路は、連通路を介して前記吸気マニホールドに連通しており、前記連通路と前記吸気マニホールドとの接続部分には、前記エンジンの逆回転が発生した場合だけ開放する連通バルブが介在していることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記連通バルブは、電磁弁によって構成され、前記制御部は、前記エンジンに逆回転が発生したと判断した場合に、前記電磁弁を開放させるように制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、エンジンの吸気口は、吸気マニホールドを介してスロットル弁に接続されている。制御部は、エンジンに逆回転が発生したと判断した場合に、制御モータを制御することによって、スロットル弁を全閉状態まで閉じる。このため、吸気マニホールドは大気から自動的に概ね遮断される。エンジンの吸気口から逆流してきた空気によって、吸気マニホールドの内圧は加圧される。
一方、エンジンの逆回転が発生したときに、排気通路の内圧は負圧になる。しかし、エンジンの逆回転が発生したときには、連通バルブが開放するので、吸気マニホールドと排気通路との間は連通路を介して連通する。吸気マニホールド内の加圧された空気は、連通バルブ及び連通路を介して排気通路に流入する。この結果、排気通路の負圧状態は解消される。しかも、吸気マニホールドの内圧は加圧されるので、大気圧よりも高い正圧である。吸気マニホールドの内圧と排気通路の内圧との、圧力差は大きい。大きい圧力差によって、排気通路の負圧状態を、より迅速に解消することができる。このため、排気通路への水の侵入を効果的に防止することができる。
さらに、連通バルブは、エンジンの逆回転が発生したときだけ開放するものである。従って、エンジンが通常の運転をしている場合(正回転をしている場合)には、連通バルブが閉鎖している。エンジンの発生した排気が、排気通路から連通路を介して吸気マニホールドに逆流することはない。
さらには、エンジンに逆回転が発生したときに、エンジンの吸気口から逆流してきた空気によって、吸気マニホールドの内圧は急激に高まる。これに対し、請求項1に係る発明では、連通路と吸気マニホールドとの接続部分に、連通バルブが介在している。このため、吸気マニホールドと連通バルブとの間の接続距離は、極めて短い。連通バルブが開放したときに、吸気マニホールド内の空気は、負圧状態の連通路へ極めて迅速に流入する。この結果、吸気マニホールドの過大な圧力上昇を迅速に回避することができる。
請求項2に係る発明では、連通バルブは、制御部に制御される電磁弁によって構成されている。このため、エンジンに逆回転が発生したことを、制御部が判断した場合には、スロットル弁を全閉状態まで閉じると同時に又はほぼ同時に電磁弁を開くことができる。つまり、吸気マニホールドの内圧と排気通路の内圧との、圧力差が一定値に達する前であっても、電磁弁を開くことができる。排気通路の負圧状態を、より一層迅速に解消することができる。
本発明に係る実施例1の船外機の側面図である。 図1に示された船外機を反対側から見て要部を断面した側面図である。 図1に示された船外機をエンジンの部分で断面した平面図である。 図1に示されたエンジンの周囲に位置する吸気系統の側面図である。 図1に示された船外機を模式的に示した系統図である。 図5に示された連通バルブの断面図である。 図5に示された制御部の制御フローチャートである。 図5に示された船外機の各部の作用を説明するタイムチャートである。 本発明に係る実施例2の船外機を模式的に示した系統図である。 図9に示された連通バルブの断面図である。 図9に示された制御部の制御フローチャートである。 図9に示された船外機の各部の作用を説明するタイムチャートである。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る船外機10について、図1〜図8に基づき説明する。
図1〜図3に示されるように、船外機10は、マウントケース11とエクステンションケース12とギヤケース13とエンジン14と駆動軸15とギヤ機構16とプロペラ軸17とプロペラ18と船外機取付機構19とからなる。
船外機取付機構19は、船体Siに船外機10を固定するものであって、スイベル軸19aを中心に平面視左右に船外機10を揺動し、また、チルト軸19bを中心にスイベル軸19aを含み船外機10を図1の時計方向に跳ね上げることが可能である。
マウントケース11は、上面にエンジン14を取付ける、いわゆる、エンジン支持ケースである。エクステンションケース12は、マウントケース11の下部に取り付けられている。ギヤケース13は、エクステンションケース12の下部に取付けられている。
エンジン14は、水冷式バーチカル型多気筒エンジン(例えば、3気筒エンジン)であり、シリンダ21とクランクシャフト22とシリンダブロック23とシリンダヘッド24とヘッドカバー25とピストン26と燃焼室27と吸気弁28と排気弁29とを主要な構成要素とする。
このエンジン14は、上下方向に並列に並んだ各シリンダ21の軸線を横向き(略水平)とし、クランクシャフト22を縦向きとしている。横向きのシリンダブロック23とシリンダヘッド24との接合面、及び、シリンダヘッド24とヘッドカバー25との接合面は略垂直面となる。シリンダブロック23及びシリンダヘッド24は、それぞれ冷却水ジャケット23a,24aを有する。
さらに、エンジン14は、下部のアンダーケース31及び上部のエンジンカバー32によって覆われている。エンジンカバー32は、上部に新気取入れ口32aを有している。外気は、新気取入れ口32aからエンジンカバー32の中に取り入れられる。マウントケース11とエクステンションケース12の上部は、アンダーカバー33によって覆われている。
エクステンションケース12の内部において、マウントケース11の下部にはオイルパン34が取り付けられている。このオイルパン34に溜められている潤滑油は、エンジン14における摺動部分に供給される。
エクステンションケース12及びギヤケース13には、冷却水スクリーン41、ウォータポンプ42及び冷却水供給管43が収納されている。ギヤケース13は取水口13aを有する。ウォータポンプ42によって取水口13aからギヤケース13内に取り入れられた冷却水(海水など)は、冷却水スクリーン41及び冷却水供給管43を通ってエンジン14の冷却水ジャケット23a,24aに供給されて、エンジン14のシリンダブロック23やシリンダヘッド24等における冷却部位を冷却した後に、外部へ排出される。
駆動軸15は、エクステンションケース12に収納された上下に長いバーチカル軸であり、上端がエンジン14のクランクシャフト22に連結されている。
図2及び図5に示されるように、ギヤ機構16はギヤケース13に収納されており、駆動軸15の下端に有した駆動ベベルギヤ51と、プロペラ軸17に有した前進・後退用の一対の従動ベベルギヤ52,53と、前進・後退切り換え用のドグクラッチ54と、このドグクラッチ54を切り換えるクラッチ切換え機構55(シフト機構55)と、このクラッチ切換え機構55を切り換えるための操作軸56と、この操作軸56を切り換え操作するための操作レバー57(図5参照)とからなる。
プロペラ軸17は、プロペラ軸ホルダ58を介してギヤケース13に回転可能に支持されている。プロペラ軸ホルダ58は、ギヤケース13の内部に収納されている。プロペラ軸ホルダ58の後端部はギヤケース13から後方へ突出しており、この突出した部分において、ギヤケース13にはプロペラ軸ホルダ58の外周囲で内外貫通した貫通孔76を有している。この貫通孔76のことを、排気口76という。
エンジン14の動力はクランクシャフト22、駆動軸15、駆動ベベルギヤ51、一対の従動ベベルギヤ52,53、ドグクラッチ54、及びプロペラ軸17を介してプロペラ18に伝達される。
操作レバー57(切り換え操作部材57)は、前進位置FPと中立位置NPと後退位置RPとに切り換え操作可能である。この操作レバー57を前進位置FPから後退位置RPへの切り換え操作、又は逆への切り換え操作をするときには、その切り換え途中に中立位置NPを一旦経由する。
操作レバー57が中立位置NPにあるときに、クラッチ切換え機構55の切り換えモード(シフトモード)は、中立モードである。つまり、操作レバー57が中立位置NPにあるときに、ドグクラッチ54はオフ状態にある。このため、エンジン14の動力が駆動軸15からプロペラ軸17に伝わらないので、プロペラ18は停止している。
操作レバー57が前進位置FPにあるときに、クラッチ切換え機構55の切り換えモードは、前進モードである。つまり、操作レバー57が前進位置FPにあるときに、ドグクラッチ54が前進側に切り替わる。このため、動力が駆動軸15から駆動ベベルギヤ51、前進用の従動ベベルギヤ52、ドグクラッチ54及びプロペラ軸17を介してプロペラ18に伝わる。この結果、プロペラ18は正回転することにより前進方向の推力を発して、船体Siを前進させる。
操作レバー57が後退位置RPにあるときに、クラッチ切換え機構55の切り換えモードは、後進モードである。つまり、操作レバー57が後進位置RPにあるときに、ドグクラッチ54が後退側に切り替わる。このため、動力が駆動軸15から駆動ベベルギヤ51、後退用の従動ベベルギヤ53、ドグクラッチ54及びプロペラ軸17を介してプロペラ18に伝わる。この結果、プロペラ18は逆回転することにより、後退方向の推力を発して、船体Siを後退させる。
クラッチ切換え機構55の切り換えモードが中立モードNPであるか否かについては、中立センサ59によって検出される。中立センサ59は、中立モードNPのときだけオン(on)の検知信号を発し、前進モード又は後進モードのときにはオフ(off)の検知信号を発する。
図3〜図5に示されるように、エンジンカバー32に導入された外気は、吸気系統60を介してエンジン14に供給される。詳しく述べると、吸気系統60は、吸気サイレンサ61(吸気ボックス61)とスロットル弁62と吸気マニホールド63とからなる。
スロットル弁62は、制御モータ65(図5参照)によって開閉駆動される。吸気マニホールド63は、エンジン14の右側面に沿うように配置されており、エンジン14の気筒数(例えば、3気筒)に応じた数量の吸気分岐管64を有している。各吸気分岐管64はエンジン14の各吸気口24bに接続される。スロットル弁62は、下流側の吸気マニホールド63を介して各吸気口24bに接続される。このため、外気は、吸気サイレンサ61とスロットル弁62と吸気マニホールド63を介して、下流側の各吸気口24bに供給され、エンジン14の燃焼室27に入る。
図2、図3及び図5に示されるように、エンジン14が排出した排気は、排気系統70(排気通路70)を介して水中へ排出することが可能である。この排気通路70は、エンジン14の各排気口24cに接続された排気マニホールド71と、マウントケース11に形成された第1排気通路72と、オイルパン34に形成された第2排気通路73と、第2排気通路73の下端に接続された排気管74と、エクステンションケース12に形成された排気膨張室75と、ギヤケース13の後下部に形成された上記排気口76とからなる。排気管74は排気膨張室75に連通している。
船外機10の下部が水中にあり、プロペラ18によって推進状態のときには、エンジン14が排出した排気は、排気マニホールド71と第1排気通路72と第2排気通路73と排気管74と排気膨張室75と排気口76とを通って、水中へ排出される。
ところで、図2〜図5に示されるように、排気通路70は、連通路81及び連通バルブ82を介して吸気マニホールド63に連通している。連通路81はチューブから成る。例えば、連通路81の一端81aは第1排気通路72に接続される。連通路81の他端81bは、吸気マニホールド63に形成されている連通口63aに接続される。
図5及び図6に示されるように、連通バルブ82は、連通路81と吸気マニホールド63との接続部分63aに介在、つまり連通口63aに直接に取り付けられている。この連通バルブ82は、吸気マニホールド63の内圧P1が排気通路70の内圧P2よりも高いとき(P1>P2)に開放する、リードバルブ等の逆止弁によって構成されている。例えば、連通バルブ82は、図6に示されるようにリードバルブによって構成される。リードバルブ82(連通バルブ82)は、連通口63aに取り付けられた平板状の孔明き板85と、孔明き板85の孔85aを開閉することが可能に孔明き板85に一端が取り付けられた薄板状のリード弁体86とから成る。
吸気マニホールド63の内圧P1が連通路81の他端81bの内圧P2、つまり排気通路70の内圧P2よりも低いとき(P1<P2)には、リード弁体86は実線によって示されるように閉鎖状態となる(リードバルブ82閉状態)。従って、排気通路70と吸気マニホールド63とを連通する連通路81は、閉鎖状態にある。
一方、吸気マニホールド63の内圧P1が連通路81の他端81bの内圧P2よりも高くなると(P1>P2)に、リード弁体86が想像線によって示されるように開放状態となる(リードバルブ82開状態)。この結果、排気通路70と吸気マニホールド63とを連通する連通路81は、開放状態になる。
図5に示されるように、エンジン14は制御部91によって電気的に制御される方式の、いわゆる電子制御エンジンである。このエンジン14は、燃焼室27に燃料を供給するためのインジェクタ92と、燃焼室27に供給された燃料に点火する点火プラグ93と、点火プラグ93に高電圧の電力を供給する点火コイル94とを備えている。
制御部91は、例えば中立センサ59やエンジン14の回転速度を検出する速度センサ95等の各種センサからの検出信号を受けて、制御モータ65、インジェクタ92及び点火コイル94を制御する。さらに、制御部91は、スロットル弁62を全閉状態まで閉じるように制御モータ65を制御する。
次に、制御部91をマイクロプロセッサによって構成した場合の制御フローについて、図5を参照しつつ図7に基づいて説明する。この制御フローチャートは、制御部91において時分割制御を実行する(一定の微小な時間間隔で実行する)、制御の一例を示している。
図7に示される制御フローチャートにおいて、制御部91はステップS01において各種信号、例えば中立センサ59及び速度センサ95の各検出信号を読み込む。
次に、ステップS02において、エンジンストール(Engine stall)が発生していないか否かを判断する。エンジンストールとは、エンジン14の回転が何らかの要因によって止まったことをいう。エンジン14が発生している駆動力よりも大きい外力が作用した場合などに、エンジンストールが発生し得る。ステップS02で、エンジンストールが発生したと判断した場合には、この図7に示される制御フローの制御を終了する。
一方、ステップS02で、エンジンストールが発生していないと判断した場合には、ステップS03において、エンジン14の始動が完了したか否かを判断する。つまり、始動したエンジン14が、安定したアイドリング状態に移行したときに、制御部91は「始動が完了した」と判断する。例えば、実回転速度Nrがアイドリング状態のときの回転速度(アイドリング回転速度)に達したときに、エンジン14の始動が完了したと判断することができる。
ステップS03で、まだ始動中であると判断した場合には、この図7に示される制御フローの制御を終了する。一方、ステップS03で、エンジン14の始動が完了した状態であると判断した場合には、ステップS04に進む。なお、ステップS03で、エンジン14の始動が完了した状態であると判断した場合には、この判断結果をメモリに保存することによって、保持する。
ステップS04では、クラッチ切換え機構55のシフトモードが前進モード又は後退モードであるか否かを判断する。ステップS04で、切り換えモードが中立モードであると判断した場合には、この図7に示される制御フローの制御を終了する。
一方、ステップS04で、シフトモードが前進モード又は後退モードであると判断した場合には、ステップS05において、エンジン14の実際の回転速度Nr(実回転速度Nr)が、エンジン下限基準速度Nsよりも小さいか否かを判断する。実回転速度Nrは速度センサ95によって検知された値である。エンジン下限基準速度Nsは、エンジン14に逆転現象が発生したか否かを判断するために、予め設定された一定値である。
より具体的に述べると、エンジン下限基準速度Nsは、正転中のエンジン14が逆転し始める直前の回転速度に設定されており、アイドリング状態のときの回転速度(アイドリング回転速度)よりも小さく且つ値「0」よりも大きい値に設定され、特に値「0」に近いことが、より好ましい(但し、エンジンストールの状態ではない。)例えば、アイドリング回転速度が600〜900rpmの場合には、エンジン下限基準速度Nsは200〜300rpmに設定される。
ステップS05で、実回転速度Nrがエンジン下限基準速度Nsに達した、つまりエンジン下限基準速度Ns以上である(Nr≧Ns)と判断した場合には、エンジン14に逆転現象が発生していないと判断したことになり、この図7に示される制御フローの制御を終了する。
一方、ステップS05で、実回転速度Nrがエンジン下限基準速度Nsよりも小さい(Nr<Ns)と判断した場合には、エンジン14に逆転現象が発生したと判断したことになるので、次のステップS06〜S08を実行した後に、この図7に示される制御フローの制御を終了する。つまり、ステップS06において点火コイル94への通電を停止し、ステップS07においてインジェクション92への通電を停止し(燃料供給の停止)、ステップS08においてスロットル弁62を全閉にする。ここで、ステップS08では、制御モータ65を制御することによって、スロットル弁62を全閉状態まで閉じる。この結果、エンジン14は自動的に停止する。
このように、制御部91は、エンジン14の始動が完了した状態にあるという条件下において(ステップS03)、シフトモードが前進モード又は後退モードであるという第1の条件(ステップS04)と、実回転速度Nrがエンジン下限基準速度Nsよりも小さいという第2の条件(ステップS05)との、2つの条件を全て満たしたときには、「エンジン14に逆転現象が発生した」と判断して、スロットル弁62を全閉状態まで閉じるとともに、エンジン14を停止させる。
次に、船外機10及びこの船外機10を搭載した船体Siの作用の一例について、図5を参照しつつ図8に基づき説明する。図8は、横軸を経過時間として、縦軸に各部の作用を示している。なお、図8に示されるエンジン14の実回転速度Nrについては、絶対値で示してある。
今、エンジン14は始動を完了して高速で正転中であり、実回転速度Nrがエンジン下限基準速度Nsを超えている状態にある。プロペラ18は正回転することにより前進方向の推力を発して、船体Siを高速で前進させる。制御部91は、プロペラ18による推力(負荷)の大きさに応じてスロットル弁62の開度を自動的に制御している。クラッチ切換え機構55の切り換えモードが前進モードなので、中立センサ59の検知信号はオフ(off)である。この状態においては、制御部91はエンジン14が正転であると判断している。
この高速の航行状態において、操縦者が操作レバー57を後退位置RPに切り換え操作する。操作レバー57を前進位置FPから後退位置RPへ切り換え操作をするときには、その切り換え途中に、中立位置NPを一旦経由する。つまり、時点t1に前進位置FPから中立位置NPへ移行し、引き続き、時点t2に中立位置NPから後退位置RPへ移行する。このように、切り換え途中の時点t1から時点t2までの極く短時間にわたって、中立位置NPを一旦経由する。中立位置NP(中立モード)を経由しているときに、中立センサ59の検知信号はオン(on)である。制御部91は、中立センサ59のオン(on)信号を受けているときには、エンジン14をアイドリング運転させる。つまり、制御部91は、スロットル弁62を全閉状態まで閉じるように制御モータ65を制御する。この結果、エンジン14の実回転速度Nrが低下する。
ところで、上記時点t1に前進モードから中立モードに移行したので、ドグクラッチ54はオフになり、駆動軸15とプロペラ軸17との間を遮断する。エンジン14の動力は駆動軸15からプロペラ軸17へ伝わらない。しかし、プロペラ18が発生していた水流は、船体Siを前進させる方向の流れを、まだ維持している。このため、前進方向の水流によってプロペラ18が前進方向(正回転方向)に、そのまま回される、いわゆる連れ回り現象が発生している。船体Siは徐々に速度を下げながら前進し続ける。
時点t1から微少な時間を経過した時点t2には、操作レバー57が中立位置NPから後退位置RPへ移行する。つまり、中立モードから後退モードに移行する。中立センサ59の検知信号はオン(on)からオフ(off)に反転する。制御部91は、中立センサ59のオフ(off)信号を受けて、スロットル弁62を再び開くように制御モータ65を制御する。エンジン14は正転を続けている。
ところで、上記時点t2では、遮断状態のドグクラッチ54は後退側に切り替わることによって、後退用の従動ベベルギヤ53とプロペラ軸17との間を接続する。エンジン14は正転を続けており、駆動軸15、駆動ベベルギヤ51、後退用の従動ベベルギヤ53、ドグクラッチ54及びプロペラ軸17を介してプロペラ18を逆回転させようとする。
しかし、時点t2では、まだ前進方向の水流が続いており、この水流によってプロペラ18は前進方向に回されている状態にある(連れ回り現象)。時点t2では、エンジン14はアイドリング状態から再び高速状態へ移行しつつあるものの、出力はまだ小さい。小出力のエンジン14がプロペラ18を回そうとする、図示せぬ力fe(エンジン動力fe)に対し、水流によって前進方向に回されているプロペラ18がエンジン14を回そうとする、図示せぬ力fp(逆転力fp)が上回ることがあり得る。逆転力fpがエンジン動力feよりも大きい場合には(fp>fe)、エンジン14の実回転速度Nrは一層低下する。さらに、逆転力fpがエンジン動力feよりも極めて大きい場合には、エンジン14はプロペラ18によって逆転させられることになる。
これに対して、本実施例1では、逆転力fpがエンジン動力feよりも大きくなることによって、エンジン14の実回転速度Nr(つまり、正回転方向の回転速度+Nr)が低下して、エンジン下限基準速度Nsを下回ったとき、つまり時点t3に、制御部91はエンジン14に逆転現象が発生したとみなして(判断して)、スロットル弁62を全閉状態まで閉じるとともに、エンジン14を停止させる。このため、エンジン14の実回転速度Nrは一層低下する。この結果、逆転力fpがエンジン動力feを大きく上回るので、エンジン14はプロペラ18によって逆転させられる。
さらには、スロットル弁62が全閉になるので、吸気マニホールド63は概ね閉状態になり、エンジン14から逆流してきた空気によって、内圧P1が正圧になる。一方、エンジン14の逆回転が発生したときに、排気通路70の内圧P2は負圧になる。このときに連通バルブ82が開放するので、吸気マニホールド63内の空気は、連通バルブ82及び連通路81を介して排気通路70に流入する。この結果、排気通路70の負圧状態は解消される。
実施例1の説明をまとめると、次の通りである。エンジン14の吸気口24bは、吸気マニホールド63を介してスロットル弁62に接続されている。制御部91は、エンジン14に逆回転が発生したと判断した場合に、制御モータ65を制御することによって、スロットル弁62を全閉状態まで閉じる。このため、吸気マニホールド63は自動的に大気から概ね遮断される。エンジン14の吸気口24bから逆流してきた空気(ガスを含む)によって、吸気マニホールド63の内圧P1は加圧される。
一方、エンジン14の逆回転が発生したときに、排気通路70の内圧P2は負圧になる。しかし、エンジン14の逆回転が発生したときには、連通バルブ82が開放するので、吸気マニホールド63と排気通路70との間は連通路81を介して連通する。吸気マニホールド63内の加圧された空気は、連通バルブ82及び連通路81を介して排気通路70に流入する。この結果、排気通路70の負圧状態は解消される。しかも、吸気マニホールド63の内圧P1は加圧されるので、大気圧よりも高い正圧である。吸気マニホールド63の内圧P1と排気通路70の内圧P2との、圧力差は大きい。大きい圧力差によって、排気通路70の負圧状態を、より迅速に解消することができる。このため、排気通路70への水の侵入を効果的に防止することができる。
さらに、連通バルブ82は、エンジン14の逆回転が発生したときに開放するものである。従って、エンジン14が通常の運転をしている場合(正回転をしている場合)には、連通バルブ82が閉鎖している。エンジン14の発生した排気が、排気通路70から連通路81を介して吸気マニホールド63に逆流することはない。
さらには、エンジン14に逆回転が発生したときに、エンジン14の吸気口24bから逆流してきた空気によって、吸気マニホールド63の内圧P1は急激に高まる。これに対し、実施例1では、連通バルブ82は、連通路81と吸気マニホールド63との接続部分、つまり連通口63aに介在している。このため、吸気マニホールド63と連通バルブ82との間の接続距離は、極めて短い。連通バルブ82が開放したときに、吸気マニホールド63内の空気は、負圧状態の連通路81へ極めて迅速に流入する。この結果、吸気マニホールド63の過大な圧力上昇を迅速に回避することができる。
さらには、連通バルブ82は、吸気マニホールド63の内圧P1が排気通路70の内圧P2よりも高いときに開放する、リードバルブ等の逆止弁によって構成されている。このため、エンジン14の逆回転が発生したときに開放する連通バルブ82の構成が簡単であり、しかも耐久性が高い。さらには、連通バルブ82を開放動作させるための電気的な制御も必要ない。
本発明者等は、図5に示される実施例1の船外機10に相当する第1の実験機と、従来の船外機に相当する第2の実験機とを用いて、比較実験を実施した。
第1の実験機は、排気通路70を、連通路81を介して吸気マニホールド63の連通口63aに連通させ、この連通口63aと連通路81の他端81bとの間に連通バルブ82、つまりエンジン14の逆回転が発生した場合に開放するリードバルブ82を介在させた構成である。さらに、第1の実験機を用いた実験では、エンジン14の実回転速度Nrがエンジン下限基準速度Nsよりも小さくなったタイミングで、スロットル弁62を全閉状態まで閉じた。
第2の実験機は、上記第1の実験機に対して基本的な構成が同じであるが、排気通路70を吸気マニホールド63に連通していない。
実験を行った結果は次の通りである。
第2の実験機(従来相当品)では、吸気マニホールド63の内圧(正圧)P1の最大値が200〜250kPaであるのに対して、排気通路70の内圧(負圧)P2は−25〜0kPaであった。
これに対し、第1の実験機(実施例1相当品)では、吸気マニホールド63の内圧(正圧)P1の最大値が100〜150kPaであるのに対して、排気通路70の内圧(負圧)P2は−10〜0kPaであった。
このように、第1の実験機では、第2の実験機に比べて、排気通路70の負圧が大幅に低減することが確認された。
次に、実施例2に係る船外機10Aについて、図9〜図12に基づき説明する。実施例2に係る船外機10Aは、図5に示される実施例1の連通バルブ82を、図9に示される連通バルブ100に変更したことを特徴とし、他の構成については上記図1〜図8に示される構成と同じなので、説明を省略する。
具体的には、実施例2の連通バルブ100は電磁弁によって構成される。実施例2の制御部91は、エンジン14に逆回転が発生したと判断した場合に、スロットル弁62を全閉状態まで閉じるように制御モータ65を制御するとともに、電磁弁100を開放させるように制御することを特徴とする。
図10に示されるように、電磁弁100(連通バルブ100)は、連通路81と吸気マニホールド63との接続部分63aに介在、つまり連通口63aに直接に取り付けられている。この電磁弁100は、弁座101と弁体102とソレノイド103とからなる。弁座101は、連通口63aの近傍に位置した環状の部材であり、例えば連通路81の他端81bの取付フランジ104に設けられている。弁体102は、弁座101の孔を開閉するように変位する部材である。ソレノイド103は、弁体102を開閉駆動するものである。通常においては、ソレノイド103は非励磁状態にあり、図10に示されるように弁体102を閉じている(電磁弁100が閉鎖状態)。その後、ソレノイド103は制御部91から開放信号を受けたときだけ励磁状態になり、弁体102を開く(電磁弁100が開放状態)。
実施例2の制御部91が制御を実行するための、図11に示された制御フローチャートは、上記図7に示された実施例1の制御フローチャートに対して、ステップS09を追加したものである。つまり、図11に示されるように、ステップS08の次にステップS09において、電磁弁100を開いた後に、この図11に示される制御フローの制御を終了する。
図12は、実施例2の船外機10A及びこの船外機10Aを搭載した船体Siの作用の一例を示し、横軸を経過時間として、縦軸に各部の作用を示している。図12に示される実施例2の作用は、上記図8に示される実施例1の作用と実質的に同じ内容であり、電磁弁100(連通バルブ100)の動作を追加して示している。
実施例2では、逆転力fp(図示せず)がエンジン動力fe(図示せず)よりも大きくなることによって、エンジン14の実回転速度Nr(つまり、正回転方向の回転速度+Nr)が低下して、エンジン下限基準速度Nsを下回ったとき、つまり時点t3に、制御部91はエンジン14に逆転現象が発生したとみなして(判断して)、スロットル弁62を全閉状態まで閉じるとともに、エンジン14を停止させ、さらに、電磁弁100を開放させる。
エンジン14から逆流してきた空気によって、吸気マニホールド63の内圧P1が正圧になる。一方、エンジン14の逆回転が発生したときに、排気通路70の内圧P2は負圧になる。しかし、電磁弁100が開放するので、吸気マニホールド63内の空気は、電磁弁100及び連通路81を介して排気通路70に流入する。この結果、排気通路70の負圧状態は解消される。
実施例2によれば、上記実施例1の基本的な作用・効果を発揮するとともに、次の作用、効果を発揮する。連通バルブ100は、制御部91に制御される電磁弁によって構成されている。このため、エンジン14に逆回転が発生したことを、制御部91が判断した場合には、スロットル弁62を全閉状態まで閉じると同時に又はほぼ同時に電磁弁100を開くことができる。つまり、吸気マニホールド63の内圧P1と排気通路70の内圧P2との、圧力差が一定値に達する前であっても、電磁弁100を開くことができる。排気通路70の負圧状態を、より一層迅速に解消することができる。
本発明の技術は、高速の航行状態において、シフト機構を正逆切り換えることが可能な船外機10,10Aに用いるのに好適である。
10,10A…船外機、14…エンジン、62…スロットル弁、63…吸気マニホールド、63a…連通路と吸気マニホールドとの接続部分(連通口)、65…制御モータ、70…排気通路(排気系統)、81…連通路、82…連通バルブ(逆止弁)、91…制御部、100…連通バルブ(電磁弁)、P1…吸気マニホールドの内圧、P2…排気通路の内圧。

Claims (2)

  1. エンジンが排出した排気を、排気通路を介して水中へ排出することが可能な船外機であって、
    前記エンジンの吸気口に吸気マニホールドを介して接続したスロットル弁と、このスロットル弁を開閉駆動する制御モータと、この制御モータを制御する制御部とを備え、
    この制御部は、前記エンジンに逆回転が発生したと判断した場合には、前記スロットル弁を全閉状態まで閉じるように前記制御モータを制御する構成であり、
    前記排気通路は、連通路を介して前記吸気マニホールドに連通しており、
    前記連通路と前記吸気マニホールドとの接続部分には、前記エンジンの逆回転が発生した場合だけ開放する連通バルブが介在していることを特徴とする船外機。
  2. 前記連通バルブは、電磁弁によって構成され、
    前記制御部は、前記エンジンに逆回転が発生したと判断した場合に、前記電磁弁を開放させるように制御することを特徴とする請求項1記載の船外機。
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