JPH09303145A - 船舶用エンジン - Google Patents

船舶用エンジン

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JPH09303145A
JPH09303145A JP8119271A JP11927196A JPH09303145A JP H09303145 A JPH09303145 A JP H09303145A JP 8119271 A JP8119271 A JP 8119271A JP 11927196 A JP11927196 A JP 11927196A JP H09303145 A JPH09303145 A JP H09303145A
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JP
Japan
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cooling water
exhaust
pipe
engine
exhaust system
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JP8119271A
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Inventor
Kazumasa Ito
和正 伊藤
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排気系の冷却水量を減らして出力低下を低減
し、しかも高速運転時等に排気系の温度上昇を抑えてゴ
ム部の焼けを防止し、かつ排気管の耐久性を向上させ
る。 【解決手段】推進機を駆動するエンジン5と、冷却水供
給管51により冷却水をエンジン5に送りさらに排気系
に供給して排気と混合する冷却系Aとを備える船舶用エ
ンジンにおいて、冷却水供給管51に、エンジン5を経
由することなく排気系に直接冷却水を送る排気冷却水管
55を接続し、この排気冷却水管55を排気系の温度に
基づいて開閉する冷却水補給手段Bを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】この発明は、排気系に冷却
水を供給して排気と混合する冷却系を備える船舶用エン
ジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型ジェット推進艇には、例えば船底に
開口した水吸い込み口から吸い込んだ水を後方に噴射す
る水ジェット推進機と、この水ジェット推進機を駆動す
るエンジンと、水ジェット推進機のインペラによって加
圧された水を冷却水供給管によりエンジンに送りさらに
排気系に供給して排気と混合する冷却系とを備えるもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
船舶用エンジンは、排気系に送る冷却水の水量が多い
と、排気との混合により排気抵抗が増して出力が低下し
たりするため、排気系の冷却水量を減らすことが考えら
れるが、例えば高速運転時等に排気系の温度が上昇して
ゴム部が焼けたり、熱の影響で排気管やマフラの耐久性
が低下する等の問題がある。
【0004】この発明は、かかる実情に鑑みてなされた
もので、排気系の冷却水量を減らして排気との混合によ
る出力低下を低減し、しかも高速運転時等に排気系の温
度上昇を抑えてゴム部の焼けを防止し、かつ排気管の耐
久性を向上させる船舶用エンジンを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、推進機
を駆動するエンジンと、冷却水供給管により冷却水を前
記エンジンに送りさらに排気系に供給して排気と混合す
る冷却系とを備える船舶用エンジンにおいて、前記冷却
水供給管に、前記エンジンを経由することなく前記排気
系に直接冷却水を送る排気冷却水管を接続し、この排気
冷却水管を前記排気系の温度に基づいて開閉する冷却水
補給手段を備えることを特徴としている。
【0006】排気系の冷却水量を減らして排気との混合
による出力低下を低減したとしても、高速運転時等に排
気系の温度が上昇した場合は、排気冷却水管によって冷
却水を排気系に直接補給することにより、排気系の温度
上昇を抑えてゴム部の焼けを防止し、かつ排気管の耐久
性を向上させることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、推進機を駆動する
エンジンと、冷却水供給管により冷却水を前記エンジン
に送りさらに排気系に供給して排気と混合する冷却系と
を備える船舶用エンジンにおいて、前記エンジンを経由
することなく前記排気系に直接冷却水を送る排気冷却水
管を前記冷却水供給管と独立して設け、この排気冷却水
管を前記排気系の温度に基づいて開閉する冷却水補給手
段を備えることを特徴としている。
【0008】排気系の冷却水量を減らして排気との混合
による出力低下を低減したとしても、高速運転時等に排
気系の温度が上昇した場合は、排気冷却水管によって冷
却水を排気系に直接補給することにより、排気系の温度
上昇を抑えてゴム部の焼けを防止し、かつ排気管の耐久
性を向上させることができる。また、排気冷却水管が冷
却水供給管と独立しているため、排気冷却水管によって
冷却水を排気系に直接補給したとしても、冷却水供給管
によってエンジンに送る冷却水の量を充分に確保するこ
とができる。
【0009】請求項3記載の発明は、前記冷却水補給手
段が、前記排気冷却水管に備えられるバルブと、前記排
気系の温度を検出する温度検出手段と、この温度に基づ
き前記バルブを開閉するバルブ開閉手段とから構成され
ることを特徴としている。排気系の温度に基づきバルブ
を開閉することで、簡単な構造で、排気系に確実に冷却
水を補給することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、前記温度検出手段
が、前記排気系に冷却水を送る排気冷却水管の吐出口近
傍における排気系の温度を検出することを特徴としてい
る。排気系の温度を検出する場所と排気系に直接冷却水
を供給する場所を互いに近接させたので、排気熱の影響
を受け易い場所を温度検出の場所として選ぶことによ
り、その場所の温度上昇に応じてそこに直ちに冷却水を
補給して排気管の温度上昇を確実に抑えることができ
る。
【0011】請求項5記載の発明は、前記冷却水補給手
段が、前記排気系に冷却水を送る排気冷却水管に配置さ
れ所定温度で開くサーモスタットであることを特徴とし
ている。排気冷却水管にサーモスタットが配置され、こ
のサーモスタットが所定温度で自動的に開き、簡単な構
造で冷却水を補給することができる。
【0012】請求項6記載の発明は、前記排気系の捨て
水部と、排気に冷却水を混合する混合部との間に、前記
排気冷却水管の吐出口を設けたことを特徴としている。
排気冷却水管から供給された冷却水は捨て水部から艇体
に排出されることなく混合部に送られるため、高速運転
時等にゴム部の焼けを確実に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の船舶用エンジン
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、
図1及び図2は小型ジェット推進艇に搭載した船舶用エ
ンジンの第1実施例を示し、図1は小型ジェット推進艇
の平面図、図2は船舶用エンジンの側面図である。
【0014】小型ジェット推進艇1の船体2には、操向
ハンドル3が備えられ、この操向ハンドル3の後方には
シート4が設けられている。船体2には、エンジン5、
水ジェット推進機6及び燃料タンク7が搭載され、燃料
タンク7の前側に空気取入口8が設けられている。エン
ジン5は左右前後の支持部9,10によって船体にマウ
ントされている。燃料タンク7は、エンジン5の前方に
配置され、同様に船体にマウントされている。
【0015】水ジェット推進機6は、船体2に形成され
た凹部2aに配置され、水吸い込みダクト11が凹部に
取り付けられている。水ジェット推進機6のインペラ軸
12は、エンジン5のクランク軸13にカップリング1
4を介して連結されている。水吸い込みダクト11は、
水吸い込み口が下方に開口し、後部には、操向ノズル1
5が設けられている。そして、水ジェット推進機6は、
不図示のインぺラの回転により水吸い込み口から水を吸
い込み、この水を操向ノズル15から後方に噴射して推
進力を得る。
【0016】エンジン5は、2サイクル2気筒エンジン
であり、クランクケース20、シリンダブロック21及
びシリンダヘッド22を有している。シリンダヘッド2
2には、各気筒に応じて点火プラグ23が図示しない燃
焼室に臨むように設けられている。点火プラグ23は、
ECU24で作動するイグニッションコイル25に生じ
る高電圧によってスパークする。エンジン5の一方に
は、吸気マニホルドに連通する吸気サイレンサ26が接
続されている。
【0017】エンジン5の他方には、排気マニホルド3
0が接続され、この排気マニホルド30に排気管31が
接続され、排気管31は、第1分割排気管部31a、第
2分割排気管部31b、第3分割排気管部31c及び第
4分割排気管部31dからなり、エンジン5上方で曲が
って後方に伸びている。
【0018】排気管31の後端部の第4分割排気管部3
1dには、ゴム製の排気接続管32を介してウォータロ
ック33が接続されている。ウォータロック33は、水
ジェット推進機6の一方側に配置され、ウォータロック
33には排気管34が接続されている。排気管34は、
水ジェット推進機6の上方位置を跨ぎ水ジェット推進機
6の他方側において凹部2aに開口している。排気管3
4が、水ジェット推進機6の上方位置を跨ぐことで排気
管34の下流端開口から水がウォータロック33内に侵
入することを防止している。仮に排気管34に外部の海
水が浸入してもこの水はウォータロック33に溜り、排
気接続管32を介して排気管31からエンジン側に入る
ことが防止される。ウォータロック33に溜まる海水
は、排気により排気管34を通って外部に排出される。
またウォータロック33により排気音が軽減される。
【0019】次に、排気管31の第1分割排気管部31
a、第2分割排気管部31b、第3分割排気管部31c
及び第4分割排気管部31dには、それぞれ外管と内管
との間に冷却水ジャケット40a〜40dが形成されて
いる。冷却水ジャケット40dの下流端部は、排気接続
管32の上流端部において、排気管31に開口して冷却
水としての海水と排気ガスとが混合する混合部41を形
成している。この混合部41にて排気ガスに混合させた
冷却水によって、ゴム製の排気接続管32を冷却してい
る。
【0020】エンジン5には、冷却水供給管51により
冷却水をエンジン5に送りさらに排気系に供給する冷却
系Aが備えられている。冷却水供給管51は、水ジェッ
ト推進機6のインペラ下流の流水路から海水を取り出し
排気マニホルド30の冷却水ジャケットに冷却水を送
り、排気マニホルド30の冷却水ジャケットに送られた
冷却水は、エンジン5のシリンダブロック21及びシリ
ンダヘッド22の冷却水ジャケットを循環する。また、
シリンダヘッド22に設けられた冷却水ジャケットの冷
却水は排気管31の冷却水ジャケット40aに送られる
ようになっている。
【0021】冷却水ジャケット40aに送られた冷却水
は、冷却水ジャケット40b.40c,40dに順次送
られる。第1分割排気管部31aには捨て水ホース52
が接続され、この捨て水ホース52は操向ハンドル3よ
りも前方の船側板に開口している。第3分割排気管部3
1cの冷却水ジャケット40cの冷却水の一部が捨て水
ホース53からインペラ下流の流水路に排出される。
【0022】冷却水供給管51には、エンジン5(シリ
ンダブロック21及びシリンダヘッド23)の冷却水ジ
ャケットを経由することなく排気系に冷却水を直接送る
排気冷却水管55が接続され、この排気冷却水管55に
は、排気系の温度に基づいて開閉する冷却水補給手段B
が備えられている。冷却水補給手段Bは、排気冷却水管
55に備えられる電磁バルブ56と、排気系の温度を検
出する温度検出手段57と、この温度に基づき電磁バル
ブ56を開閉するバルブ開閉手段58とから構成され
る。ECU24は、温度検出手段57からの温度情報か
ら所定温度になるとバルブ開閉手段58を制御して電磁
バルブ56を開き、吐出口55aから冷却水を排気系の
捨て水部80と、排気に冷却水を混合する混合部41と
の間の冷却水ジャケット40dに補給する。このよう
に、排気冷却水管55から供給された冷却水は捨て水部
80から艇体に排出されることなく混合部41に送られ
るため、高速運転時等にゴム部の焼けを確実に防止する
ことができる。
【0023】また、排気系の温度に基づき電磁バルブ5
6を開閉する簡単な構造で、排気系に確実に冷却水を補
給することができる。
【0024】さらに、排気系の冷却水量を減らして出力
低下を低減したとしても、高速運転時等に排気系の温度
が上昇した場合は、排気冷却水管55によって冷却水を
排気系に直接補給することにより、排気系の温度上昇を
抑えてゴム部である排気接続管32の焼けを防止し、か
つ排気管31の耐久性を向上させることができる。
【0025】また、温度検出手段57は、温度センサで
構成され、冷却水ジャケット40dの冷却水の温度また
は第4分割排気管部31dの温度を検出する。また、温
度排気冷却水管55の吐出口55aと温度センサの位置
とを互いに近接することで、温度上昇した部分に直ちに
冷却水を補給することができる。なお、温度検出手段5
7は、排気冷却水管55の吐出口55aの下流側の排気
接続管32の温度を検出して制御するようにしても良
い。
【0026】図3及び図4は小型ジェット推進艇に搭載
した船舶用エンジンの第2実施例を示し、図3は小型ジ
ェット推進艇の平面図、図4は船舶用エンジンの側面図
である。この実施の形態では、図1及び図2と同じ付し
た部材は同様に構成されるから、説明を省略する。
【0027】この実施の形態の船舶用エンジンでは、排
気系に冷却水を直接送る排気冷却水管60を冷却水供給
管51と独立して設け、この排気冷却水管60に設けた
電磁バルブ56を排気系の温度に基づいて開閉する冷却
水補給手段Bを備えている。冷却水供給管51に関係な
く、別系統の排気冷却水管60の吐出口60aから冷却
水を冷却水ジャケット40dに確実に補給することがで
きる。換言すれば、排気冷却水管60によって冷却水を
排気系に直接供給したとしても、冷却水供給管51によ
ってエンジン5に送る冷却水の量を充分に確保すること
ができる。
【0028】次に、船舶用エンジンの第3実施例を示
し、図5は船舶用エンジンの側面図である。この実施の
形態では、図1乃至図4と同じ付した部材は同様に構成
されるから、説明を省略する。
【0029】この実施の形態の船舶用エンジンでは、温
度検出手段57が、排気接続管32の温度を直接検出す
ることで、ゴム製の排気接続管32が焼けることをさら
に確実に防止することができる。
【0030】次に、船舶用エンジンの第4実施例を示
し、図6は船舶用エンジンの側面図である。この実施の
形態では、図1乃至図4と同じ付した部材は同様に構成
されるから、説明を省略する。
【0031】この実施の形態の船舶用エンジンでは、冷
却水補給手段Bとしてサーモスタット70を排気冷却水
管60の吐出口60aに配置して構成され、サーモスタ
ット70が所定温度で自動的に開き冷却水を補給するこ
とができ、電磁バルブやバルブ開閉手段が不要で構造が
簡単になる。
【0032】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、排気系の冷却水量を減らして排気との混合による出
力低下を低減したとしても、高速運転時等に排気系の温
度が上昇した場合は、排気冷却水管によって冷却水を排
気系に直接補給することにより、排気系の温度上昇を抑
えてゴム部の焼けを防止し、かつ排気管の耐久性を向上
させることができる。
【0033】請求項2記載の発明では、排気系の冷却水
量を減らして排気との混合による出力低下を低減したと
しても、高速運転時等に排気系の温度が上昇した場合
は、排気冷却水管によって冷却水を排気系に直接補給す
ることにより、排気系の温度上昇を抑えてゴム部の焼け
を防止し、かつ排気管の耐久性を向上させることができ
る。また、排気冷却水管が冷却水供給管と独立している
ため、排気冷却水管によって冷却水を排気系に直接補給
したとしても、冷却水供給管によってエンジンに送る冷
却水の量を充分に確保することができる。
【0034】請求項3記載の発明では、排気系の温度に
基づきバルブを開閉するから、簡単な構造で、排気系に
確実に冷却水を補給することができる。
【0035】請求項4記載の発明では、排気系の温度を
検出する場所と排気系に直接冷却水を供給する場所を互
いに近接させたから、排気熱の影響を受け易い場所を温
度検出の場所として選ぶことにより、その場所の温度上
昇に応じてそこに直ちに冷却水を補給して排気管の温度
上昇を確実に抑えることができる。
【0036】請求項5記載の発明では、排気冷却水管に
サーモスタットを配置したから、サーモスタットが所定
温度で自動的に開き、簡単な構造で冷却水を補給するこ
とができる。
【0037】請求項6記載の発明では、排気冷却水管か
ら供給された冷却水は捨て水部から艇体に排出されるこ
となく混合部に送られるため、高速運転時等にゴム部の
焼けを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の船舶用エンジンを搭載した小型ジ
ェット推進艇の平面図である。
【図2】エンジンの側面図である。
【図3】第2実施例の船舶用エンジンを搭載した小型ジ
ェット推進艇の平面図である。
【図4】エンジンの側面図である。
【図5】第3実施例の船舶用エンジンの側面図である。
【図6】第4実施例の船舶用エンジンの側面図である。
【符号の説明】
1 小型ジェット推進艇 5 エンジン 6 水ジェット推進機 51 冷却水供給管 55 排気冷却水管 A 冷却系 B 冷却水補給手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】推進機を駆動するエンジンと、冷却水供給
    管により冷却水を前記エンジンに送りさらに排気系に供
    給して排気と混合する冷却系とを備える船舶用エンジン
    において、前記冷却水供給管に、前記エンジンを経由す
    ることなく前記排気系に直接冷却水を送る排気冷却水管
    を接続し、この排気冷却水管を前記排気系の温度に基づ
    いて開閉する冷却水補給手段を備えることを特徴とする
    船舶用エンジン。
  2. 【請求項2】推進機を駆動するエンジンと、冷却水供給
    管により冷却水を前記エンジンに送りさらに排気系に供
    給して排気と混合する冷却系とを備える船舶用エンジン
    において、前記エンジンを経由することなく前記排気系
    に直接冷却水を送る排気冷却水管を前記冷却水供給管と
    独立して設け、この排気冷却水管を前記排気系の温度に
    基づいて開閉する冷却水補給手段を備えることを特徴と
    する船舶用エンジン。
  3. 【請求項3】前記冷却水補給手段は、前記排気冷却水管
    に備えられるバルブと、前記排気系の温度を検出する温
    度検出手段と、この温度に基づき前記バルブを開閉する
    バルブ開閉手段とから構成されることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の船舶用エンジン。
  4. 【請求項4】前記温度検出手段は、前記排気系に冷却水
    を送る排気冷却水管の吐出口近傍における排気系の温度
    を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の船舶用エンジン。
  5. 【請求項5】前記冷却水補給手段は、前記排気系に冷却
    水を送る排気冷却水管に配置され所定温度で開くサーモ
    スタットであることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の船舶用エンジン。
  6. 【請求項6】前記排気系の捨て水部と、排気に冷却水を
    混合する混合部との間に、前記排気冷却水管の吐出口を
    設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載の船舶用エンジン。
JP8119271A 1996-05-14 1996-05-14 船舶用エンジン Pending JPH09303145A (ja)

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