JP2001349225A - 小型滑走艇のエンジン回転数制御装置 - Google Patents
小型滑走艇のエンジン回転数制御装置Info
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- JP2001349225A JP2001349225A JP2000169273A JP2000169273A JP2001349225A JP 2001349225 A JP2001349225 A JP 2001349225A JP 2000169273 A JP2000169273 A JP 2000169273A JP 2000169273 A JP2000169273 A JP 2000169273A JP 2001349225 A JP2001349225 A JP 2001349225A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D29/00—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
- F02D29/02—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving vehicles; peculiar to engines driving variable pitch propellers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 陸上レーシング時におけるエンジンの騒音を
低減させる。 【解決手段】 エンジン６の最高回転数Ｘ１をエンジン
６の運転状態に応じて変化させる制御手段を備え、エン
ジン６の運転状態の違い、例えば陸上レーシング状態と
航走状態との違いに応じてエンジン６を最適な状態で運
転する。
低減させる。 【解決手段】 エンジン６の最高回転数Ｘ１をエンジン
６の運転状態に応じて変化させる制御手段を備え、エン
ジン６の運転状態の違い、例えば陸上レーシング状態と
航走状態との違いに応じてエンジン６を最適な状態で運
転する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型滑走艇のエン
ジン回転数制御装置に関する。
ジン回転数制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】小型滑走艇は、エンジンで駆動されるジ
ェット推進機のインペラで発生する噴流を噴射ノズルか
ら後方に噴射することにより推進するものである。
ェット推進機のインペラで発生する噴流を噴射ノズルか
ら後方に噴射することにより推進するものである。
【０００３】上記のような小型滑走艇においては、陸上
でエンジンを空ふかしさせる、いわゆる陸上レーシング
を行って、航走前のエンジンの試運転や航走後のエンジ
ン内部に浸入した海水等を排気圧力によって排出する作
業を行っている。
でエンジンを空ふかしさせる、いわゆる陸上レーシング
を行って、航走前のエンジンの試運転や航走後のエンジ
ン内部に浸入した海水等を排気圧力によって排出する作
業を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、陸上レ
ーシングにおいては、インペラに水の抵抗が無いことか
ら、スロットルレバーを軽く操作するだけでエンジンが
直ぐに最高回転数に達するので、エンジンの騒音が増大
するおそれがある。
ーシングにおいては、インペラに水の抵抗が無いことか
ら、スロットルレバーを軽く操作するだけでエンジンが
直ぐに最高回転数に達するので、エンジンの騒音が増大
するおそれがある。
【０００５】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、陸上レーシング時におけるエンジンの騒音
を低減させることができる小型滑走艇のエンジン回転数
制御装置を提供することを目的とするものである。
れたもので、陸上レーシング時におけるエンジンの騒音
を低減させることができる小型滑走艇のエンジン回転数
制御装置を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、エンジンで駆動されるジェット推進機の
インペラで発生する噴流を噴射ノズルから後方に噴射す
ることにより推進する小型滑走艇であって、上記エンジ
ンの最高回転数をエンジンの運転状態に応じて変化させ
る制御手段を備えたことを特徴とする小型滑走艇のエン
ジン回転数制御装置を提供するものである。
に、本発明は、エンジンで駆動されるジェット推進機の
インペラで発生する噴流を噴射ノズルから後方に噴射す
ることにより推進する小型滑走艇であって、上記エンジ
ンの最高回転数をエンジンの運転状態に応じて変化させ
る制御手段を備えたことを特徴とする小型滑走艇のエン
ジン回転数制御装置を提供するものである。
【０００７】本発明によれば、エンジンの最高回転数を
エンジンの運転状態に応じて変化させる制御手段を備え
たので、エンジンの運転状態の違い、例えば陸上レーシ
ング状態と航走状態との違いに応じてエンジンを最適な
状態で運転することができる。
エンジンの運転状態に応じて変化させる制御手段を備え
たので、エンジンの運転状態の違い、例えば陸上レーシ
ング状態と航走状態との違いに応じてエンジンを最適な
状態で運転することができる。
【０００８】請求項２のように、上記制御手段による運
転状態は、小型滑走艇の航走時と陸上レーシング時とで
ある構成であると、エンジンの最高回転数をエンジンの
運転状態に応じて変化させる制御手段を備えることによ
り、陸上レーシング時と航走時とで、エンジンをそれぞ
れ最適な状態で運転することができる。
転状態は、小型滑走艇の航走時と陸上レーシング時とで
ある構成であると、エンジンの最高回転数をエンジンの
運転状態に応じて変化させる制御手段を備えることによ
り、陸上レーシング時と航走時とで、エンジンをそれぞ
れ最適な状態で運転することができる。
【０００９】請求項３のように、上記制御手段は、陸上
レーシング時には航走時よりもエンジンの最高回転数が
低くなるようにエンジンの最高回転数を制御する構成で
あると、陸上レーシング時におけるエンジンの騒音を低
減することができる。
レーシング時には航走時よりもエンジンの最高回転数が
低くなるようにエンジンの最高回転数を制御する構成で
あると、陸上レーシング時におけるエンジンの騒音を低
減することができる。
【００１０】請求項４のように、上記小型滑走艇は、小
型滑走艇が陸上レーシング状態であることを検出するセ
ンサーを備えている構成であると、陸上レーシング時に
おいて、エンジンの最高回転数を航走時よりも低くなる
ようにエンジンの最高回転数を確実に制御することがで
きる。
型滑走艇が陸上レーシング状態であることを検出するセ
ンサーを備えている構成であると、陸上レーシング時に
おいて、エンジンの最高回転数を航走時よりも低くなる
ようにエンジンの最高回転数を確実に制御することがで
きる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【００１２】図１及び図２に示すように、小型滑走艇１
は、ハル部材２とデッキ部材３とがその周縁部で接合さ
れて艇体４が構成されて、この艇体４の内部の前後方向
のほぼ中央位置に形成されたエンジンルーム５にはエン
ジン６が搭載され、このエンジン６の前方には燃料タン
ク７が設置され、このエンジン６の後方にはジェット推
進機８が設置されている。
は、ハル部材２とデッキ部材３とがその周縁部で接合さ
れて艇体４が構成されて、この艇体４の内部の前後方向
のほぼ中央位置に形成されたエンジンルーム５にはエン
ジン６が搭載され、このエンジン６の前方には燃料タン
ク７が設置され、このエンジン６の後方にはジェット推
進機８が設置されている。
【００１３】上記デッキ部材３の両側にはフートステッ
プ３ａがそれぞれ形成される一方、デッキ部材３の前上
部にはカバー部材１０が設けられ、このカバー部材１０
の前部にはハッチカバー１１が取付けられるとともに、
後部には操舵ハンドル１２が設けられている。
プ３ａがそれぞれ形成される一方、デッキ部材３の前上
部にはカバー部材１０が設けられ、このカバー部材１０
の前部にはハッチカバー１１が取付けられるとともに、
後部には操舵ハンドル１２が設けられている。
【００１４】上記デッキ部材３の後上部にはシート台１
３が設けられ、このシート台１３の上部には前後方向の
跨座式シート１４が着脱可能に取付けられて、このシー
ト台１３の上面には、跨座式シート１４を取外したとき
に、上記エンジンルーム５内のエンジン６を点検するた
めに点検用開口１３ａが形成されている。
３が設けられ、このシート台１３の上部には前後方向の
跨座式シート１４が着脱可能に取付けられて、このシー
ト台１３の上面には、跨座式シート１４を取外したとき
に、上記エンジンルーム５内のエンジン６を点検するた
めに点検用開口１３ａが形成されている。
【００１５】上記エンジン６のクランク軸１６にはカッ
プリング１７を介してインペラ軸１８が連結され、この
インペラ軸１８には、図３に示すように、上記ジェット
推進機８のインペラハウジング８ａに収容されたインペ
ラ１９が取付けられ、このインペラハウジング８ａの後
端部に噴射ノズル２０が設けられ、この噴射ノズル２０
にディフレクター２１が取付けられている。なお、図３
において２２は静翼である。
プリング１７を介してインペラ軸１８が連結され、この
インペラ軸１８には、図３に示すように、上記ジェット
推進機８のインペラハウジング８ａに収容されたインペ
ラ１９が取付けられ、このインペラハウジング８ａの後
端部に噴射ノズル２０が設けられ、この噴射ノズル２０
にディフレクター２１が取付けられている。なお、図３
において２２は静翼である。
【００１６】そして、エンジン６で駆動されるジェット
推進機８のインペラで発生した噴流を噴射ノズル２０か
ら後方に噴射することにより艇体４が推進されるととも
に、跨座式シート１４に跨った乗員が操舵ハンドル１２
を操作して噴射ノズル２０のディフレクタ２１を左右に
揺動させることにより旋回されるようになる。
推進機８のインペラで発生した噴流を噴射ノズル２０か
ら後方に噴射することにより艇体４が推進されるととも
に、跨座式シート１４に跨った乗員が操舵ハンドル１２
を操作して噴射ノズル２０のディフレクタ２１を左右に
揺動させることにより旋回されるようになる。
【００１７】上記エンジン６は、全体が左舷側に傾斜す
るとともにクランク軸１６が艇体前後方向に延在するよ
うに上記エンジンルーム５のハル部材２にエンジンマウ
ント２４を介して搭載されている。
るとともにクランク軸１６が艇体前後方向に延在するよ
うに上記エンジンルーム５のハル部材２にエンジンマウ
ント２４を介して搭載されている。
【００１８】上記エンジン６の右舷側には、吸気装置２
５と排気装置２６とが配置され、上記排気装置２６の排
気管２７の途中には触媒２８が設けられるとともに、こ
の排気管２７はエンジン６の前方を迂回しながら後方に
延在してウォーターロック２９に接続され、このウォー
ターロッ２９に排気出口３０が設けられている。この排
気出口３０は、停船時の水面Ｌ１よりも下方に位置し、
滑走時の水面Ｌ２よりも上方に位置するように設定され
ている。
５と排気装置２６とが配置され、上記排気装置２６の排
気管２７の途中には触媒２８が設けられるとともに、こ
の排気管２７はエンジン６の前方を迂回しながら後方に
延在してウォーターロック２９に接続され、このウォー
ターロッ２９に排気出口３０が設けられている。この排
気出口３０は、停船時の水面Ｌ１よりも下方に位置し、
滑走時の水面Ｌ２よりも上方に位置するように設定され
ている。
【００１９】上記エンジン６のシリンダヘッド６ａに
は、各気筒に対応して燃料噴射弁３２が設けられ、各燃
料噴射弁３２は燃焼室内に直接燃料を噴射するように構
成される一方、燃料レール３４で互いに連結されてい
る。なお、具体的に図示しないがシリンダヘッド６ａに
は点火プラグが設けられている。
は、各気筒に対応して燃料噴射弁３２が設けられ、各燃
料噴射弁３２は燃焼室内に直接燃料を噴射するように構
成される一方、燃料レール３４で互いに連結されてい
る。なお、具体的に図示しないがシリンダヘッド６ａに
は点火プラグが設けられている。
【００２０】上記エンジンルーム５内のシート台１２の
内面上部には大気圧センサー３６が取付けられている。
なお、大気圧センサー３６はエンジン６に取付けても良
い。
内面上部には大気圧センサー３６が取付けられている。
なお、大気圧センサー３６はエンジン６に取付けても良
い。
【００２１】図３に示すように、上記ハル部材２の船底
部分２ａに形成されたジェット推進機８の水吸い込み口
２ｂの前端部分であるランプ部２ｃには、圧力を検出す
る圧力センサー３７が設けられている。なお、このラン
プ部２ｃの圧力センサー３７に代えて、上記静翼２２の
下流のノズル圧を検出するノズル圧センサー３８を設け
ても良い。また、上記各センサー３７，３８に代えて、
船速を検出する船速センサーを設けても良い。
部分２ａに形成されたジェット推進機８の水吸い込み口
２ｂの前端部分であるランプ部２ｃには、圧力を検出す
る圧力センサー３７が設けられている。なお、このラン
プ部２ｃの圧力センサー３７に代えて、上記静翼２２の
下流のノズル圧を検出するノズル圧センサー３８を設け
ても良い。また、上記各センサー３７，３８に代えて、
船速を検出する船速センサーを設けても良い。
【００２２】上記大気圧センサー３６と圧力センサー３
７（ノズル圧センサー３８又は船速センサー）を用い
て、エンジン６の最高回転数をエンジン６の運転状態に
応じて変化させる制御を図４のフローチャートに基づい
て説明する。なお、エンジン６の最高回転数Ｘ１を例え
ば７，０００ｒｐｍとし、変化後、つまり陸上レーシン
グ時のエンジン６の最高回転数Ｘ２を例えば４，０００
ｒｐｍとする。
７（ノズル圧センサー３８又は船速センサー）を用い
て、エンジン６の最高回転数をエンジン６の運転状態に
応じて変化させる制御を図４のフローチャートに基づい
て説明する。なお、エンジン６の最高回転数Ｘ１を例え
ば７，０００ｒｐｍとし、変化後、つまり陸上レーシン
グ時のエンジン６の最高回転数Ｘ２を例えば４，０００
ｒｐｍとする。
【００２３】この陸上レーシング時におけるエンジン６
の最高回転数Ｘ２は、例えば次のようにして設定するこ
とができる。即ち、上記触媒２８とウォーターロック２
９との間の排気管２７には、エンジン６と排気管２７と
を冷却した冷却水が排出されて排気ガスと混合される。
また、ウォーターロック２９内には、上記冷却水や小型
滑走艇１が転覆した際に排気管２７の排気出口３０から
逆流した水が溜まる。このウォーターロック２９内に溜
まった水は、エンジン６の回転数を上昇させた際に上昇
した排気圧力によって排気出口３０から排出される。そ
こで、陸上レーシング時におけるエンジン６の最高回転
数Ｘ２は、その回転数において、ウォーターロック２９
内に溜まった水の少なくとも一部を排出できる排気圧力
が発生しうるように設定すれば良い。
の最高回転数Ｘ２は、例えば次のようにして設定するこ
とができる。即ち、上記触媒２８とウォーターロック２
９との間の排気管２７には、エンジン６と排気管２７と
を冷却した冷却水が排出されて排気ガスと混合される。
また、ウォーターロック２９内には、上記冷却水や小型
滑走艇１が転覆した際に排気管２７の排気出口３０から
逆流した水が溜まる。このウォーターロック２９内に溜
まった水は、エンジン６の回転数を上昇させた際に上昇
した排気圧力によって排気出口３０から排出される。そ
こで、陸上レーシング時におけるエンジン６の最高回転
数Ｘ２は、その回転数において、ウォーターロック２９
内に溜まった水の少なくとも一部を排出できる排気圧力
が発生しうるように設定すれば良い。
【００２４】図４のフローチャートにおいてステップＳ
１でスタートする。なお、圧力センサー３７は常にラン
プ部２ｃの圧力を検出している。
１でスタートする。なお、圧力センサー３７は常にラン
プ部２ｃの圧力を検出している。
【００２５】ステップＳ２で圧力センサー３７の検出値
Ｐが大気圧センサー３６の検出値以下か否かを判定す
る。
Ｐが大気圧センサー３６の検出値以下か否かを判定す
る。
【００２６】ＹＥＳ（Ｐ＜大気圧）であれば、圧力セン
サー３７の検出値Ｐが大気圧センサー３６の検出値以
下、つまり、小型滑走艇１が航走中と判定し（航走中は
インペラ１９の回転によって水が吸い込まれるために、
ランプ部２ｃの圧力が大気圧以下になる。）、ステップ
Ｓ３で最高回転数Ｘ１を７，０００ｒｐｍとする。
サー３７の検出値Ｐが大気圧センサー３６の検出値以
下、つまり、小型滑走艇１が航走中と判定し（航走中は
インペラ１９の回転によって水が吸い込まれるために、
ランプ部２ｃの圧力が大気圧以下になる。）、ステップ
Ｓ３で最高回転数Ｘ１を７，０００ｒｐｍとする。
【００２７】一方、ステップＳ２でＮＯ（Ｐ≧大気圧）
であれば、次にステップＳ４でＰ≧大気圧の状態が所定
時間（例えば５秒）以上継続したか否かを判定する。
であれば、次にステップＳ４でＰ≧大気圧の状態が所定
時間（例えば５秒）以上継続したか否かを判定する。
【００２８】そして、ステップＳ４でＹＥＳであれば、
圧力センサー３７の検出値Ｐが大気圧センサー３６の検
出値以上で、かつこの状態が５秒以上継続している、つ
まり、小型滑走艇１が陸上レーシング中と判定し、ステ
ップＳ４で最高回転数Ｘ２を４，０００ｒｐｍに減少さ
せる。
圧力センサー３７の検出値Ｐが大気圧センサー３６の検
出値以上で、かつこの状態が５秒以上継続している、つ
まり、小型滑走艇１が陸上レーシング中と判定し、ステ
ップＳ４で最高回転数Ｘ２を４，０００ｒｐｍに減少さ
せる。
【００２９】これにより、航走時の最高回転数Ｘ１は
７，０００ｒｐｍであるが、陸上レーシング時の最高回
転数Ｘ２は４，０００ｒｐｍに自動的に減少されるよう
になるので、陸上レーシング時における騒音が低減する
ようになる。
７，０００ｒｐｍであるが、陸上レーシング時の最高回
転数Ｘ２は４，０００ｒｐｍに自動的に減少されるよう
になるので、陸上レーシング時における騒音が低減する
ようになる。
【００３０】ステップＳ４でＮＯであれば、例えば小型
滑走艇１が最高回転数Ｘ１（７，０００ｒｐｍ）で滑走
中にジャンプ等することで圧力センサー３７が水上に露
出して、検出値Ｐが一時的にＰ≧大気圧となったもので
航走継続中と判定して、ステップＳ３で最高回転数Ｘ１
を７，０００ｒｐｍに維持する。
滑走艇１が最高回転数Ｘ１（７，０００ｒｐｍ）で滑走
中にジャンプ等することで圧力センサー３７が水上に露
出して、検出値Ｐが一時的にＰ≧大気圧となったもので
航走継続中と判定して、ステップＳ３で最高回転数Ｘ１
を７，０００ｒｐｍに維持する。
【００３１】これにより、小型滑走艇１がジャンプ等し
た時に、最高回転数Ｘ１が最高回転数Ｘ２に減少するの
を防止できる。
た時に、最高回転数Ｘ１が最高回転数Ｘ２に減少するの
を防止できる。
【００３２】上記圧力センサー３７に代えて、静翼２２
の下流のノズル圧を検出するノズル圧センサー３８を設
けた場合には、ステップＳ２でノズル圧が所定値以上か
否かを判定し、ＮＯであれば、ステップＳ４でノズル圧
が所定値以下の状態が５秒以上継続したか否かを判定す
れば良い。また、上記圧力センサー３７に代えて、船速
センサーを設けた場合には、ステップＳ２で船速が所定
値以上か否かを判定し、ＮＯであれば、ステップＳ４で
船速が所定値以下の状態が５秒以上継続したか否かを判
定すれば良い。
の下流のノズル圧を検出するノズル圧センサー３８を設
けた場合には、ステップＳ２でノズル圧が所定値以上か
否かを判定し、ＮＯであれば、ステップＳ４でノズル圧
が所定値以下の状態が５秒以上継続したか否かを判定す
れば良い。また、上記圧力センサー３７に代えて、船速
センサーを設けた場合には、ステップＳ２で船速が所定
値以上か否かを判定し、ＮＯであれば、ステップＳ４で
船速が所定値以下の状態が５秒以上継続したか否かを判
定すれば良い。
【００３３】上記実施形態では、圧力センサー３７、ノ
ズル圧センサー３８、船速センサーで小型滑走艇１の運
転状態を検出するようにしたが、要するに、小型滑走艇
１が水上にあるか陸上にあるかを識別できるセンサーで
あれば、これらに限られるものではない。
ズル圧センサー３８、船速センサーで小型滑走艇１の運
転状態を検出するようにしたが、要するに、小型滑走艇
１が水上にあるか陸上にあるかを識別できるセンサーで
あれば、これらに限られるものではない。
【００３４】また、上記実施形態では、圧力センサー３
７を水吸い込み口２ｂの前端部分であるランプ部２ｃに
設けたが、水吸い込み口２ｂの部分であればランプ部２
ｃに限られるものではない。
７を水吸い込み口２ｂの前端部分であるランプ部２ｃに
設けたが、水吸い込み口２ｂの部分であればランプ部２
ｃに限られるものではない。
【００３５】さらに、上記エンジン６の最高回転数をエ
ンジン６の運転状態に応じて変化させる手段としては、
点火プラグによる点火制御の場合には、特定気筒の点火
を完全にあるいは間欠的に停止させる、または全気筒の
点火を間欠的に停止させることができ、燃料噴射弁３２
による燃料制御の場合には、特定気筒の燃料噴射弁３２
からの燃料噴射を完全にあるいは間欠的に停止させる、
または全気筒の燃料噴射弁３２からの燃料噴射を間欠的
に停止させることができる。なお、上記点火制御と燃料
制御を併用しても良い。
ンジン６の運転状態に応じて変化させる手段としては、
点火プラグによる点火制御の場合には、特定気筒の点火
を完全にあるいは間欠的に停止させる、または全気筒の
点火を間欠的に停止させることができ、燃料噴射弁３２
による燃料制御の場合には、特定気筒の燃料噴射弁３２
からの燃料噴射を完全にあるいは間欠的に停止させる、
または全気筒の燃料噴射弁３２からの燃料噴射を間欠的
に停止させることができる。なお、上記点火制御と燃料
制御を併用しても良い。
【００３６】上記燃料制御であると、エンジン６の最高
回転数を変化させた場合に排気通路に未燃燃料が排出さ
れることが防止できて触媒２８の保護上好ましい。
回転数を変化させた場合に排気通路に未燃燃料が排出さ
れることが防止できて触媒２８の保護上好ましい。
【００３７】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、エンジンの最高回転数をエンジンの運転状態に応
じて変化させる制御手段を備えたので、エンジンの運転
状態の違い、例えば陸上レーシング状態と航走状態との
違いに応じてエンジンを最適な状態で運転することがで
きる。
明は、エンジンの最高回転数をエンジンの運転状態に応
じて変化させる制御手段を備えたので、エンジンの運転
状態の違い、例えば陸上レーシング状態と航走状態との
違いに応じてエンジンを最適な状態で運転することがで
きる。
【００３８】また、請求項２のように、制御手段による
運転状態は、小型滑走艇の航走時と陸上レーシング時と
である構成であると、エンジンの最高回転数をエンジン
の運転状態に応じて変化させる制御手段を備えることに
より、陸上レーシング時と航走時とで、エンジンをそれ
ぞれ最適な状態で運転することができる。
運転状態は、小型滑走艇の航走時と陸上レーシング時と
である構成であると、エンジンの最高回転数をエンジン
の運転状態に応じて変化させる制御手段を備えることに
より、陸上レーシング時と航走時とで、エンジンをそれ
ぞれ最適な状態で運転することができる。
【００３９】さらに、請求項３のように、制御手段は、
陸上レーシング時には航走時よりもエンジンの最高回転
数が低くなるようにエンジンの最高回転数を制御する構
成であると、陸上レーシング時におけるエンジンの騒音
を低減することができる。
陸上レーシング時には航走時よりもエンジンの最高回転
数が低くなるようにエンジンの最高回転数を制御する構
成であると、陸上レーシング時におけるエンジンの騒音
を低減することができる。
【００４０】さらにまた、請求項４のように、小型滑走
艇は、小型滑走艇が陸上レーシング状態であることを検
出するセンサーを備えている構成であると、陸上レーシ
ング時において、エンジンの最高回転数を航走時よりも
低くなるようにエンジンの最高回転数を確実に制御する
ことができる。
艇は、小型滑走艇が陸上レーシング状態であることを検
出するセンサーを備えている構成であると、陸上レーシ
ング時において、エンジンの最高回転数を航走時よりも
低くなるようにエンジンの最高回転数を確実に制御する
ことができる。
【図１】 本発明の小型滑走艇の側面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】 ジェット推進機の側面断面図である。
【図４】 制御フローチャートである。
１ 小型滑走艇 ６ エンジン ８ ジェット推進機 １９ インペラ ２０ 噴射ノズル ３２ 燃料噴射弁 ３６ 大気圧センサー ３７ 圧力センサー ３８ ノズル圧センサー Ｘ１ 最高回転数 Ｘ２ 減少後の最高回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ０２Ｄ 45/00 ３０５ Ｆ０２Ｄ 45/00 ３０５Ａ Ｆ０２Ｐ 5/15 Ｆ０２Ｐ 9/00 ３０４Ｄ 9/00 ３０４ 5/15 Ｃ Ｆターム(参考） 3G019 AA00 BA05 BB19 GA05 3G022 CA08 DA07 EA00 GA05 3G084 AA08 BA03 BA13 BA16 CA03 CA09 DA39 FA00 FA01 FA33 3G093 AA19 BA06 BA32 CA05 CB15 DA01 DB05 DB07 DB08 EA03 EA05 EA12 FA07 FB02 3G301 HA01 HA26 JA34 JA37 KA07 KA25 LB01 MA24 ND02 NE06 PB03Z PE01A PE01Z PF01Z
Claims (4)
- 【請求項１】 エンジンで駆動されるジェット推進機の
インペラで発生する噴流を噴射ノズルから後方に噴射す
ることにより推進する小型滑走艇であって、 上記エンジンの最高回転数をエンジンの運転状態に応じ
て変化させる制御手段を備えたことを特徴とする小型滑
走艇のエンジン回転数制御装置。 - 【請求項２】 上記制御手段による運転状態は、小型滑
走艇の航走時と陸上レーシング時とである請求項１記載
の小型滑走艇のエンジン回転数制御装置。 - 【請求項３】 上記制御手段は、陸上レーシング時には
航走時よりもエンジンの最高回転数が低くなるようにエ
ンジンの最高回転数を制御する請求項２記載の小型滑走
艇のエンジン回転数制御装置。 - 【請求項４】 上記小型滑走艇は、小型滑走艇が陸上レ
ーシング状態であることを検出するセンサーを備えてい
る請求項２又は請求項３記載の小型滑走艇のエンジン回
転数制御装置。
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