JPH11189198A - 小型船舶 - Google Patents
小型船舶Info
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- JPH11189198A JPH11189198A JP9361048A JP36104897A JPH11189198A JP H11189198 A JPH11189198 A JP H11189198A JP 9361048 A JP9361048 A JP 9361048A JP 36104897 A JP36104897 A JP 36104897A JP H11189198 A JPH11189198 A JP H11189198A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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Abstract
料噴射を確実に行うことが可能である。 【解決手段】燃料を噴射するインジェクタ51を備え、
このインジェクタ51に燃料を供給する燃料供給レール
55を連結したエンジン9を搭載し、船体2内の座部に
ビルジ吸い込み口を設けた小型船舶において、インジェ
クタ51と燃料供給レール55との連結部B1を、船体
2の正立時の喫水線L1と180度転覆時の喫水線L2
とに挟まれた空間に配置している。
Description
インジェクタを備えエンジンを搭載した小型船舶に関す
る。
えるエンジンを搭載するものがあり、このインジェクタ
に燃料供給レールから燃料を供給し、電装ケーブルから
送られる噴射時期の信号により所定のタイミングで燃料
を噴射するものがある。
は、燃費の向上、あるいは排気ガスの浄化を図る観点か
らエンジンに燃料を噴射供給するインジェクタの採用が
検討されているが、例えばジェット推進艇等に搭載する
場合、船体内に空気を導入する吸気ダクトを通って船体
内に水が浸入して船体内に水が溜まり易く、船体が18
0度転覆時にはインジェクタと燃料供給レールとの連結
部、あるいはインジェクタと電装ケーブルとの連結部が
水に触れることがある。これにより燃料供給や燃料噴射
に支障を及ぼすおそれがある。
ので、船体の正立時はもちろん、船体が180度転覆し
た場合でも燃料供給や燃料噴射を確実に行うことが可能
な小型船舶を提供することを目的としている。
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
インジェクタを備え、このインジェクタに燃料を供給す
る燃料供給レールを連結したエンジンを搭載し、船体内
の座部にビルジ吸い込み口を設けた小型船舶において、
前記インジェクタと前記燃料供給レールとの連結部を、
船体の正立時の喫水線と180度転覆時の喫水線とに挟
まれた空間に配置することを特徴とする小型船舶。』で
ある。
ンジンルーム内に水が浸入した場合でも船体内に溜まる
水はビルジ吸い込み口から船外に排出されることから、
その水面が喫水線より上方になることがない場合が多い
ことに着目して、インジェクタと燃料供給レールとの連
結部を、船体の正立時の喫水線と180度転覆時の喫水
線とに挟まれた空間に配置したから、船体の正立時はも
ちろん180度転覆した場合でも、インジェクタと燃料
供給レールとの連結部が水に触れることが防止される。
なお、「喫水線」とは、小型船舶を水に浮かべた乗船前
の状態、すなわち、船体内に浸水がないとともに乗員が
乗船していない時の喫水線を指すものとする。
タと前記燃料供給レールとの連結部を、船体のすべての
傾斜角度における喫水線に挟まれた空間に配置すること
を特徴とする請求項1記載の小型船舶。』である。
ンジンルーム内に水が浸入した場合でも船体が如何に傾
斜しても船体内に溜まる水の水面が喫水線より上方にな
ることがない場合が多いことから、船体がいかなる角度
に傾斜したとしてもインジェクタと燃料供給レールとの
連結部が水に触れることが防止される。
インジェクタを備え、このインジェクタに噴射時期の信
号を送る電装ケーブルを連結したエンジンを搭載し、船
体内の座部にビルジ吸い込み口を設けた小型船舶におい
て、前記インジェクタと前記電装ケーブルとの連結部
を、船体の正立時の喫水線と180度転覆時の喫水線と
に挟まれた空間に配置することを特徴とする小型船
舶。』である。
ンジンルーム内に水が浸入した場合でも船体内に溜まる
水はビルジ吸い込み口から船外に排出されることから、
その水面が喫水線より上方になることがない場合が多い
ことに着目して、インジェクタと燃料供給レールとの連
結部を、船体の正立時の喫水線と180度転覆時の喫水
線とに挟まれた空間に配置したから、船体の正立時はも
ちろん180度転覆した場合でも、インジェクタと電装
ケーブルとの連結部が水に触れることが防止される。な
お、「喫水線」とは、小型船舶を水に浮かべた乗船前の
状態、すなわち、船体内に浸水がないとともに乗員が乗
船していない時の喫水線を指すものとする。
タと電装ケーブルとの連結部を、船体のすべての傾斜角
度における喫水線に挟まれた空間に配置することを特徴
とする請求項3記載の水ジェット推進艇。』である。
ンジンルーム内に水が浸入した場合でも船体が如何に傾
斜しても船体内に溜まる水の水面が喫水線より上方にな
ることがない場合が多いから、船体がいかなる角度に傾
斜してもインジェクタと電装ケーブルが水に触れること
が防止される。
の形態について説明する。先ず、第1実施の形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。図1は小型船舶の一部を
破断した側面図、図2は小型船舶の平面図、図3は図1
のIII-III線に沿う断面図である。
した実施の形態であり、水ジェット推進艇1は、船底か
ら吸い込んだ水を後方に噴出する。水ジェット推進艇1
の船体2はバスタブ状のハル3と蓋状のデッキ4とをガ
ンネル5で水密に結合し、デッキ4の左右側縁に船体前
後方向に延びる足載部4a,4bを形成した構造のもの
であろ。
な跨座式シート6が取り外し可能に配設されており、跨
座式シート6は船体2の前後方向船体中心線C上に配置
されている。また、跨座式シート6の前方には操舵ハン
ドル7が左右に操向可能に配設されており、デッキ4の
操舵ハンドル7より前方にはハッチカバー8が開閉可能
に配設されている。
エンジン9が配設されており、エンジン9の前方には燃
料タンク10が、後方にはジェット推進機11がそれぞ
れ配設されている。ジェット推進機11は、船体2の後
部に、船底2aに開口する吸込口12aを有する推進ダ
クト12を有し、推進ダクト12の後方には船の進行方
向を調整するノズルデフレクタ13を装着する。
配設し、インペラ14のインペラ軸(推進軸)15の前
端をエンジン9のクランク軸16の後端に動力伝達部材
としてのカップリング17を介して連結している。
いる。吸気ダクト20は船外の空気を船内に導入するも
ので、吸気ダクト20の空気導入口20aは操舵ハンド
ル7の前方に開口しており、吐出口である船内下端開口
部20bはエンジン9の前方下部に開口している。ま
た、エンジン9の後方下部には吸気ダクト72の吐出口
である船内下端開口部72bが開口しており、吸気ダク
ト72の導入口72aは跨座式シート6下方に開口して
いる。
た水(ビルジ)を排出する排水装置のビルジストレーナ
21が配置されており、ビルジストレーナ21の吸込口
(ビルイジ吸い込み口)は船底2aに近接している。こ
のビルジストレーナ21にはビルジホース22が接続さ
れており、ビルジホース22の後端は推進ダクト12の
負圧部分に連通接続されている。この負圧により船底2
a内に溜まった水はビルジストレーナ21を介して吸引
され船外に排出される。なお、ビルジホース22にビル
ジポンプを接続して強制的に排水するようにしてもよ
い。
筒エンジンであり、クランク軸16を船体中心線C上に
て船体前後方向に向けて船底2a上に搭載されている。
ここでエンジン9のブラケット80と船底2a上のブラ
ケット81との間には弾性部材23が介在されており、
船体2に波が衝突した場合の衝撃を弾性部材23により
吸収するように構成されている。
気筒毎に独立のシリンダブロック26及びシリンダヘッ
ド27を順に積層結合しており、シリンダブロック26
のシリンダボア26a内に挿入配置されたピストン29
はコンロッド30でクランク軸16に連結されている。
クランク軸16はクランクケース25の各気筒用クラン
ク室25aを貫通するように配置されており、クランク
軸16の前後両端部はクランクケース25から突出して
いる。
ア26aとピストン29の頂面とで燃焼室42を構成す
る燃焼凹部27aが設けられており、燃焼凹部27aに
は点火プラグ31が挿着されている。
ク室25aとシリンダボア26aとを連通する複数の掃
気ポート(不図示)が形成されており、またシリンダブ
ロック26には下方に向かって開口する排気ポート26
bが形成されている。
に連通する吸気ポート25bが形成されており、吸気ポ
ート25bにはリード弁33が配設されている。リード
弁33は、ピストン上昇行程においてクランク室25a
内が所定値以上の負圧になると開いて空気をクランク室
25a内に導入し、空気の導入によりクランク室25a
内の負圧が小さくなると閉じてピストン下降行程での空
気の吹き返しを防止するためのものである。各吸気ポー
ト25bにはスロットル弁を有するスロットルボディ3
4が接続されており、スロットルボディ34の上流側に
は各気筒共通の吸気箱35が船体前後方向に向けで接続
されている。
bには排気マニホールド36が接続されている。排気マ
ニホールド36の下流側には排気膨張管37、ウォータ
ロック38、後部排気管39が順に接続されており、各
気筒からの排気ガスは船体後部の水中に排出される。排
気マニホールド36は、分岐部36a,36aと合流部
36bとからなる二股状のもので、分岐部36aが排気
ポー卜26bに接続され、エンジン前側に延び前側にて
斜め左上方に立ち上がっている。排気膨張管37及びウ
ォータロック38は、船体中心線Cに対して同じ側に配
置されている。後部排気管39は、ジェット推進機11
を跨ぎウォータロック38に対して反対側に延び、さら
に屈曲して船体後部に延びている。
る。この燃料供給装置Aは、主として各シリンダヘッド
27に燃焼凹部27a内に臨むように装着された高圧式
のインジェクタ51と、インジェクタ51に高圧燃料を
供給する高圧燃料ポンプ52とを備えている。インジェ
クタ51はシリンダヘッド27に燃焼室42に燃料を噴
射可能に設けられている。
トル弁開度センサS2等からの検出値に基づいて点火プ
ラグ31の点火時期及びインジェクタ51の燃料噴射時
期、噴射量を制御するECU53が設けられている。点
火プラグ31には電装ケーブル31aが連結され、点火
プラグ31に点火信号を送る。また、インジェクタ51
には電装ケーブル51aが連結され、インジェクタ51
に噴射信号を送る。インジェクタ51は、燃焼室42内
に直接燃料を噴射するものを示したが、吸気管、掃気通
路、クランク室等に燃料を噴射してもよく、またエンジ
ンは2サイクルエンジンでもよいし、4サイクルエンジ
ンでもよい。
平行に配置された燃料供給レール(デリバリパイプ)5
5に接続されている。燃料供給レール55はクランク軸
16と略平行になるようにクランク軸16方向に延びて
おり、その後端には高圧燃料供給管56の下流端がフィ
ルタ57を介して接続されており、高圧燃料供給管56
の上流端は高圧燃料ポンプ52の吐出口に接続されてい
る。インジェクタ51と燃料供給レール55との連結部
B1及び、インジェクタ51と電装ケーブル51aとの
連結部B2とを防水カバー70で覆っている。
5との連結部B1及び、インジェクタ51と電装ケーブ
ル51aとの連結部B2は、船体2の正立時の喫水線L
1と180度転覆時の喫水線L2とに挟まれた空間に配
置されている。船体2の正立時の喫水線L1は小型船舶
を水に浮かべた乗船前の状態、すなわち、船体2内に浸
水がないとともに乗員が乗船していない時の喫水線を指
し、180度転覆時の喫水線L2は、船体2内に浸水が
ないとともに乗員が乗船していない状態において180
度転覆したときの喫水線を指し、喫水線Lは操船者が乗
船した船体2の正立時の喫水線を指す。
ーム内に水が侵入した場合でも水は、ビルジストレーナ
21から吸い込まれて船外に排出されるためその水面が
喫水線L1、L2より上方になることがない場合が多い
から、インジェクタ51と燃料供給レール55との連結
部B1及び、インジェクタ51と電装ケーブル51aと
の連結部B2が水に触れることが防止される。
ル55との連結部B1及び、インジェクタ51と電装ケ
ーブル51aとの連結部B2は、船体2の正立時の傾斜
時の喫水線L3、L4と、80度転覆した場合の傾斜時
の喫水線L5、L6の船体2のすべての傾斜角度におけ
る喫水線L3〜L6に挟まれた空間に配置され、仮にエ
ンジンルーム内に水が侵入した場合でも船体2が如何に
傾斜しても水はビルジストレーナ21から吸い込まれて
船外に排出されるためその水面が喫水線L3〜L6より
上方になることがない場合が多いから、インジェクタ5
1と燃料供給レール55との連結部B1及び、インジェ
クタ51と電装ケーブル51aとの連結部B2が水に触
れることが防止される。
とともに水が船内に導かれるが、インジェクタ51と燃
料供給レール55との連結部B1及びインジェクタ51
と電装ケーブル51aとの連結部B2を、船外の空気を
船内に導く吸気ダクト20、72の下端開口部20b、
72bよりも上方に位置させたので、これら連結部B
1、B2に、吸気ダグト20、72を通って船内に浸入
する水がかかり難い。
有する低圧燃料供給管58の一端が接続されており、低
圧燃料供給管58の他端は燃料夕ンク10内の底部に配
置された低圧ポンプ59に接続されている。低圧ポンプ
59は、電磁ポンプで構成され、燃料タンク10で構成
される防水ケース内に収納され、海水に触れることを防
止している。
の燃料を予圧することにより高圧燃料ポンプ52の吸込
口でのキャビテーションの発生を防止している。
60の一端が接続されており、燃料戻し管60の他端は
燃料タンク10の上壁に接続されている。燃料戻し管6
0の上流端部には圧力調整弁61が介設されており、こ
れによりインジェクタ51に供給される燃料圧力を一定
に調整するとともに、燃料の余剰分を燃料タンク10内
に戻すようになっている。
でかつクランクケース25の上部に配設されており、エ
ンジン後方に突出するようにクランクケース25にボル
ト締め固定されている。この高圧燃料ポンプ52とクラ
ンク軸16には、駆動ベルト50が巻回されている。高
圧燃料ポンプ52はこれの駆動軸が平面視で船体中心線
Cより右側に位置するよう配置され、高圧燃料ポンプ5
2とウォーターロック38とは船体中心線Cの一側と他
側とに振り分けて配置され、船体2の左右の重量バラン
スがよい。
づいて説明する。図4は小型船舶の一部を破断した側面
図、図5は小型船舶の平面図、図6は図4のIV-IV線に
沿う断面図である。この第2実施の形態では、インジェ
クタ51がシリンダブロック26に取り付けられてい
る。インジェクタ51は、シリンダブロック26と吸気
箱35とで形成した空間に配置され、燃焼室42内に直
接燃料を噴射するものであり、その他第1実施の形態と
同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
明する。図7は小型船舶の一部を破断した側面図であ
る。
に構成されるが、エンジン9の燃料供給装置では、燃料
戻し管60に分岐管60aを設け、この分岐管60aに
配置した燃料戻しポンプ82の駆動で燃料を燃料タンク
10に戻す。この燃料戻しポンプ82は電磁ポンプが用
いられるため防水ケース83内に収納され、海水に触れ
ることがないようにしている。
である。この実施の形態では、スロットルボディ34の
スロットル弁34aの下流側にインジェクタ51が配置
され、燃料を吸気管に噴射することによって間接的に燃
焼室に燃料を噴射するようにしている。
5との連結部B1及び、インジェクタ51と電装ケーブ
ル51aとの連結部B2は、船体2の正立時の喫水線L
1と180度転覆時の喫水線L2とに挟まれた空間に配
置され、180度転覆した場合でも、仮にエンジンルー
ム内に水が侵入した場合でも水はビルジストレーナ21
から吸い込まれて船外に排出されるためその水面が喫水
線L1、L2より上方になることがない場合が多いか
ら、インジェクタ51と燃料供給レール55との連結部
B1及び、インジェクタ51と電装ケーブル51aとの
連結部B2が水に触れることが防止される。
は、仮にエンジンルーム内に水が浸入した場合でも船体
内に溜まる水はビルジ吸い込み口から船外に排出される
ことから、その水面が喫水線より上方になることがない
場合が多いことに着目して、インジェクタと燃料供給レ
ールとの連結部を、船体の正立時の喫水線と180度転
覆時の喫水線とに挟まれた空間に配置したから、船体の
正立時はもちろん180度転覆した場合でも、インジェ
クタと燃料供給レールとの連結部が水に触れることが防
止される。
ーム内に水が浸入した場合でも船体が如何に傾斜しても
船体内に溜まる水の水面が喫水線より上方になることが
ない場合が多いことから、船体がいかなる角度に傾斜し
たとしてもインジェクタと燃料供給レールとの連結部が
水に触れることが防止される。
ーム内に水が浸入した場合でも船体内に溜まる水はビル
ジ吸い込み口から船外に排出されることから、その水面
が喫水線より上方になることがない場合が多いことに着
目して、インジェクタと燃料供給レールとの連結部を、
船体の正立時の喫水線と180度転覆時の喫水線とに挟
まれた空間に配置したから、船体の正立時はもちろん1
80度転覆した場合でも、インジェクタと電装ケーブル
との連結部が水に触れることが防止される。
ーム内に水が浸入した場合でも船体が如何に傾斜しても
船体内に溜まる水の水面が喫水線より上方になることが
ない場合が多いから、船体がいかなる角度に傾斜しても
インジェクタと電装ケーブルが水に触れることが防止さ
れる。
部 B2 インジェクタ51と電装ケーブル51aとの連結
部
Claims (4)
- 【請求項1】燃料を噴射するインジェクタを備え、この
インジェクタに燃料を供給する燃料供給レールを連結し
たエンジンを搭載し、船体内の座部にビルジ吸い込み口
を設けた小型船舶において、前記インジェクタと前記燃
料供給レールとの連結部を、船体の正立時の喫水線と1
80度転覆時の喫水線とに挟まれた空間に配置すること
を特徴とする小型船舶。 - 【請求項2】前記インジェクタと前記燃料供給レールと
の連結部を、船体のすべての傾斜角度における喫水線に
挟まれた空間に配置することを特徴とする請求項1記載
の小型船舶。 - 【請求項3】燃料を噴射するインジェクタを備え、この
インジェクタに噴射時期の信号を送る電装ケーブルを連
結したエンジンを搭載し、船体内の座部にビルジ吸い込
み口を設けた小型船舶において、前記インジェクタと前
記電装ケーブルとの連結部を、船体の正立時の喫水線と
180度転覆時の喫水線とに挟まれた空間に配置するこ
とを特徴とする小型船舶。 - 【請求項4】前記インジェクタと電装ケーブルとの連結
部を、船体のすべての傾斜角度における喫水線に挟まれ
た空間に配置することを特徴とする請求項3記載の小型
船舶。
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