JP6794307B2 - 車両用エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用エンジンの制御装置に関し、特に自動二輪車に搭載されるエンジンのアイドル異常を検出して対処する制御装置に関する。
特許文献1には、エンジンに接続される吸気通路と、吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気通路に接続され、スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、バイパス通路に設けられるアイドルスピードコントロール弁(以下、ISCVと称することもある)とを備えた車両用エンジンの制御装置が開示されている。エンジンのアイドル中に、スロットル弁のスロットル開度が全閉又は微開状態に維持されたとしても、ISCVの開度を制御することにより、エンジンへの吸気量が調整され、エンジン回転数が所定値に維持される。
特開2011−80480号公報
しかしながら、ISCVに付着した汚れが固まり、ISCVが開弁したまま固着する、いわゆる開固着が生じると、エンジンのアイドル中にISCVが制御不能となるおそれがある。ISCVが制御不能になり、エンジンへの吸気量が増大すると、エンジン回転数が意図しない回転数まで上昇し、エンジンのアイドル制御を適切に行うことができない。
また、特許文献1に記載のように、ISCVの目標開度が学習に基づいて決定される場合、車両の運転状況に起因した誤学習等によりISCVの開度を適切に制御することができず、エンジンのアイドル異常が生じる場合もある。このため、エンジンのアイドル異常を検出することが従前より求められていた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンのアイドル異常を検出することができる、車両用エンジンの制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の車両用エンジンの制御装置は、エンジンに接続される吸気通路と、吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気通路に接続され、スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、バイパス通路に設けられるアイドルスピードコントロール弁と、エンジン回転数を検出する回転数センサと、スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットルセンサと、エンジンのアイドル中に、エンジン回転数が所定の上限回転数より大きく、且つ開度が所定の下限開度よりも小さいとき、エンジンへの燃料供給をカットする燃料カット手段と、回転数センサで検出したエンジン回転数と、スロットルセンサで検出したスロットル開度とに基づいて、アイドルスピードコントロール弁の開度を制御することにより、エンジンのアイドル中におけるエンジン回転数を予め設定した目標回転数に維持する制御手段と、エンジンのアイドル中に、スロットル開度が所定の第1開度閾値以下であり、且つ燃料カット手段で行われる燃料カットの回数が所定時間内で所定の回数閾値以上となるとき、アイドル異常が発生したと判定する異常判定手段とを備え、制御手段は、エンジンのアイドル中におけるアイドルスピードコントロール弁の開度を補正する補正値を学習により決定するとともに、異常判定手段によりアイドル異常が発生したと判定された後、アイドルスピードコントロール弁の駆動デューティ比をゼロにし、エンジン回転数が目標回転数に所定の第5回転数閾値を加算した値以下である状態が所定時間継続したとき、アイドル異常として、制御手段にて学習された補正値の誤学習が発生したと判定する異常確定手段をさらに備える。
一方、本発明の別の車両用エンジンの制御装置は、エンジンに接続される吸気通路と、吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気通路に接続され、スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、バイパス通路に設けられるアイドルスピードコントロール弁と、エンジン回転数を検出する回転数センサと、スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットルセンサと、回転数センサで検出したエンジン回転数と、スロットルセンサで検出したスロットル開度とに基づいて、アイドルスピードコントロール弁の開度を調整し、エンジンのアイドル中におけるエンジン回転数を予め設定した目標回転数に維持する制御手段と、エンジンのアイドル中に、エンジン回転数が、所定の第1回転数閾値よりも大きくなり、その後、目標回転数に第1回転数閾値よりも大きな所定の第2回転数閾値を加算した値以上となり、且つ制御手段の起動後、所定時間以内にエンジン回転数が第1回転数閾値よりも小さな所定の第3回転数閾値未満となり、さらに第1回転数閾値、第2回転数閾値、及び第3回転数閾値に関する前述した判定結果がすべて成立する状態が所定時間継続したとき、アイドル異常が発生したと判定する異常判定手段とを備え、制御手段は、エンジンのアイドル中におけるアイドルスピードコントロール弁の開度を補正する補正値を学習により決定するとともに、異常判定手段によりアイドル異常が発生したと判定された後、アイドルスピードコントロール弁の駆動デューティ比をゼロにし、エンジン回転数が目標回転数に所定の第5回転数閾値を加算した値以下である状態が所定時間継続したとき、アイドル異常として、制御手段にて学習された補正値の誤学習が発生したと判定する異常確定手段をさらに備える。
好ましくは、制御手段は、異常確定手段により補正値の誤学習が発生したと判定したとき、アイドルスピードコントロール弁の駆動デューティ比を低下させるように補正値を変更する。
本発明の車両用エンジンの制御装置によれば、エンジンのアイドル異常を検出することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用エンジンの制御装置を示すシステム構成図である。 図1のECUが実行する暫定判定Aを示すフローチャートである。 図1のECUが実行する暫定判定Bを示すフローチャートである。 図1のECUが実行する確定判定Xを示すフローチャートである。 図1のECUが実行する確定判定Yを示すフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態に係る車両用エンジンの制御装置について説明する。
図1はエンジン1の制御装置を示す構成図である。車両は例えば自動二輪車であって、エンジン1は、例えば排気量50ccの4サイクル単気筒ガソリンエンジンであり、自動二輪車の走行用動力源である。エンジン1の仕様は、図1に限定されるものではなく、任意に変更可能である。また、自動二輪車が備えることが自明な構成要素については、適宜、図示及び説明を省略する。
エンジン1が動作することによって回転するクランク軸6の後端(図示しない変速機側)にはフライホイール7が取り付けられている。フライホイール7の外周上の所定位置にはクランク角を検出するためのリラクタ7aが形成されている。
エンジン1には、吸気ポート9a及び排気ポート9bが形成される。吸気ポート9aには吸気通路11が接続されている。吸気通路11には、吸気の流れ方向の上流側から順に、スロットル弁13、及びインジェクタ16が設けられている。
スロットル弁13は運転者のスロットル操作に応じて開閉される。また、インジェクタ16は吸気ポート9aに向けて燃料を噴射する。また、吸気通路11にはスロットル弁13をバイパスするバイパス通路15が接続され、バイパス通路15にはISCV(アイドルスピードコントロール弁)14が設けられている。一方、排気ポート9bには排気通路17が接続されている。
ISCV14は、いわゆるデューティソレノイドバルブ(Duty SoleNoid Valve)であって、開度が駆動デューティ比(ON時間とOFF時間との合計時間に対するON時間の比)で調整される。ここで、ON時間はISCV14を開いている時間であり、OFF時間はISCV14を閉じている時間である。ISCV14は、エンジン1のアイドル中に、スロットル弁13のスロットル開度θthが全閉又は微開状態に維持されたとしても、ISCV14の開度制御によってエンジン1への吸気量が調整され、エンジン回転数Neを予め設定した目標回転数Netに維持する。
ISCV14の開度は、アイドル中のエンジン回転数Neが目標回転数Netになるように、ISCV14の駆動デューティ比をフィードバック制御することで調整される。このフィードバック制御には、エンジン1の機差や経年劣化等の影響、及び車両の走行環境等を考慮した補正値が利用される。この補正値は、ISCV14の駆動デューティ比を補正する値となる。ISCV14の開度を目標開度と一致させるように、上記補正値が学習により随時更新される。
より具体的には、アイドル中のエンジン回転数Neが第1閾値th1より高い場合には、ISCV14の駆動デューティ比をより小さくするように、上記補正値が更新される。一方、アイドル中のエンジン回転数Neが第2閾値th2より低い場合には、ISCV14の駆動デューティ比をより大きくするように、上記補正値が更新される。ここで、第1閾値th1及び第2閾値th2は、「第1閾値th1>目標回転数Net>第2閾値th2」が成立するように予め設定される。
インジェクタ16には、燃料タンク25内に貯留されたガソリン等の燃料が燃料ポンプ26により供給される。燃料ポンプ26は、燃料を加圧して供給可能である。燃料ポンプ26、インジェクタ16は、一体に構成されると共に、それぞれ供給ホース27、リターンホース28を介して燃料タンク25に接続されている。
燃料ポンプ26が作動すると、燃料タンク25内の燃料が供給ホース27を介して燃料ポンプ26内に導かれて所定圧に加圧され、加圧後の燃料がインジェクタ16に供給される。インジェクタ16における余剰燃料は、リターンホース28を介して燃料タンク25に回収されるため、インジェクタ16には常に所定圧の燃料が供給される。これにより、インジェクタ16の開弁によって所定の噴射時期及び噴射量の燃料が吸気ポート9aに向けて噴射される。
エンジン1の運転中、吸気行程では、吸気通路11内に外気が吸入される。吸気通路11内に吸入された吸入空気は、スロットル弁13のスロットル開度θthに応じて流量調整された後、インジェクタ16からの噴射燃料と混合されながら、エンジン1の筒内に流入する。続く圧縮行程での圧縮を経た混合気は、点火され、膨張行程中に燃焼し、クランク軸6に回転力を付与する。続く排気行程では、燃焼後の排ガスは、エンジン1の筒内より排出され、排気通路17を経て外部に排出される。
上述したエンジン1の燃焼サイクルは、ECU31(エンジン制御ユニット)の制御に基づき実行される。ECU31は、プロセッサ(図示せず)を有し、後述の各種手順を実現するプログラムをプロセッサにより実行することで、制御手段、燃料カット手段、異常判定手段、及び異常確定手段として機能する。ECU31の入力側には、電磁ピックアップ(回転数センサ)32、スロットルセンサ33等の各種センサ類が接続され、また、ニュートラルSW(ニュートラルスイッチ)37、クラッチSW(クラッチスイッチ)38等のスイッチ類も接続されている。
電磁ピックアップ32は、フライホイール7に対向配置され、フライホイール7の回転に伴うリラクタ7aの近接に同期したクランク角信号を出力する。スロットルセンサ33はスロットル弁13のスロットル開度θthを検出する。
ニュートラルSW37は、車両の図示しない変速機のギヤ位置がニュートラル位置にあるときにONされる。また、クラッチSW38は、図示しないクラッチがエンジン1と変速機とを切り離したときにONされる。また、ECU31の出力側には、スロットル弁13、ISCV14、インジェクタ16、及び、燃料ポンプ26等の各種デバイス類が接続されている。
ECU31は、上述したセンサ情報に基づきインジェクタ16を駆動するための燃料噴射制御、混合気を点火するための点火時期制御、燃料ポンプ26を駆動するためのポンプ制御、エンジン1のアイドル中にISCV14を開度制御するアイドル制御、ISCV14の開固着や誤学習に基づくアイドル異常を検出するアイドル異常検出制御等の各種制御を実行してエンジン1を運転する。
ECU31が実行する燃料噴射制御では、電磁ピックアップ32の信号から算出したエンジン回転数Ne、スロットルセンサ33により検出されたスロットル開度θth等に基づき目標燃料噴射量を決定する。そして、吸気行程の所定タイミングでインジェクタ16を駆動して燃料噴射を実行する。
また、ECU31が実行する点火時期制御では、エンジン回転数Ne及びスロットル開度θth等に基づき目標点火時期を決定する。ECU31は、電磁ピックアップ32の信号を波形整形してリラクタ7a(換言するとクランク角)に同期した矩形波状のクランク角信号を生成する。そして、このクランク角信号に基づき目標点火時期を決定する。
また、ECU31が実行するポンプ制御では、車両の動作モードの一つである通常モードにおいて、エンジン1の運転中に燃料ポンプ26を駆動して所定圧に加圧した燃料をインジェクタ16に供給する。一方、ポンプ制御では、車両の動作モードの一つである燃料カットモードに移行すると、所定条件の成立時に燃料ポンプ26を駆動停止することにより、インジェクタ16への燃料供給を停止する。
ECU31は、燃料カット手段として機能することで、次に説明する通常モードと燃料カットモードとの間のモード切換制御を実行する。
初期モードが通常モードである前提において、次の(1)乃至(3)の条件の全てを満たすときにのみ、通常モードから燃料カットモードへの切換が行われる。
(1)エンジン1の始動後からの経過時間t1、又は前回の燃料カットモードから通常モードに復帰してからの経過時間t1が所定時間t1s以上である
(2)エンジン回転数Neが所定の第1の上限回転数Neu1より大きい
(3)スロットル開度θthが所定のスロットル下限開度θthlより小さい
このような車両状態は、例えば、車両が降坂を惰性で走行中であるとき等の燃料カットが必要な状態が該当する。
また、車両が燃料カットモードで動作中、次の(1)及び(2)の条件のいずれかを満たすときに、燃料カットモードから通常モードへの切換が行われる。
(1)エンジン回転数Neが第2の上限回転数Neu2以下である
(2)スロットル開度θthが所定のスロットル下限開度θthl以上である
そして、再び、次回の燃料カットモードへの切換の判定が適宜行われる。なお、所定時間t1s、第1の上限回転数Neu1、第2の上限回転数Neu2、及びスロットル下限開度θthlは、適切な値が適宜設定される。例えば、第1の上限回転数Neu1及び第2の上限回転数Neu2は、「第1の上限回転数Neu1>第2の上限回転数Neu2」が成立するように予め定められる。しかし、これに限られず、第1の上限回転数Neu1及び第2の上限回転数Neu2として、同一の上限回転数Neuを設定してもよい。
一方、ECU31は、制御手段として機能することで、上述したアイドル制御として、電磁ピックアップ32の信号に基づいて検出したエンジン回転数Neと、スロットルセンサ33で検出したスロットル開度θthとに基づいて、ISCV14の駆動デューティ比を更新する。これにより、ISCV14の開度が制御され、エンジン1のアイドル中に、スロットル弁13のスロットル開度θthが全閉又は微開状態に維持されたとしても、ISCV14の開度制御によってエンジン1への吸気量が調整され、エンジン回転数Neが予め設定した目標回転数Netに維持される。
しかし、ISCV14に付着した汚れが固まってISCV14の開固着が生じると、エンジン1のアイドル中にISCV14が制御不能となり、エンジン1への吸気量が増大することで、エンジン回転数Neが意図しない回転数まで上昇することがあり、この場合にはエンジン1のアイドル制御を適切に行うことができない。
また、上述したように、ISCV14の駆動デューティ比の補正値は学習に基づいて決定されるため、車両の運転状況等に起因した誤学習によりISCV14の開度を適切に制御することができず、エンジン1のアイドル異常が生じる場合もある。
そこで本実施形態では、ECU31が上述したアイドル異常検出制御を実行することにより、エンジン1のアイドル異常を検出し、その原因を的確に特定し、アイドル中におけるエンジン回転数Neの上昇を確実に抑制している。ECU31は、異常判定手段として機能することで、先ず、暫定判定A、Bの判定を行い、これらの結果に基づいてISCV14が開固着であると暫定的に判定する。
そして、ECU31は、異常確定手段として機能することで、暫定判定A、Bの何れかの条件が成立した場合に限り、ISCV開固着の確定判定X、及びISCV誤学習の確定判定Yの判定を行う。すなわち、本実施形態のアイドル異常検出制御では、2つの暫定判定A、Bと、2つの確定判定X、Yとによる2段階の異常検出判定を行うことで、エンジン1のアイドル異常の的確な原因特定及び対処を可能としている。
以下、図2のフローチャートを参照して、ECU31が実行する暫定判定Aの手順について説明する。
暫定判定Aの手順が開始されると、先ず、ステップS11では、スロットル開度θthが所定の第1開度閾値θths1以下であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS12に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS11に留まって引き続き同じ判定を行う。
ステップS12では、ニュートラルSW37がONか否か、又はクラッチSW38がONか否か、すなわち、エンジン1がアイドル中であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS13に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS11に戻って再度の判定を行う。
ステップS13では、燃料カットモードに移行した回数、すなわち燃料カット回数Nfcが所定時間内で所定の回数閾値Nfcs以上であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS14に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS11に戻って再度の判定を行う。
ステップS14では、暫定判定Aの条件が成立したと判定して本手順を終了する。なお、第1開度閾値θths1、及び回数閾値Nfcsは、適切な値が適宜設定される。
このように、暫定判定Aでは、ステップS11〜S13の判定結果の全てがYesであるときにのみ、ISCV14が開固着であると暫定的に判定する。暫定判定Aの条件が成立するのは、エンジン1がアイドル中であり、スロットル開度θthが絞られている状態にも拘わらずエンジン回転数Neが上昇し続けて燃料カットが頻発している等、ISCV14の開固着が疑われる車両状態のときである。
以下、図3のフローチャートを参照して、ECU31が実行する暫定判定Bの手順について説明する。
暫定判定Bの手順が開始されると、先ず、ステップS21では、エンジン回転数Neが所定の第1回転数閾値Nes1より大きいか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS22に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS21に留まって引き続き同じ判定を行う。
ステップS22では、エンジン回転数NeがECU31で予め設定された目標回転数Netに所定の第2回転数閾値Nes2を加算した値以上となるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS23に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS21に戻って再度の判定を行う。
ステップS23では、クランク角信号が入力されたか否か、換言すると電磁ピックアップ32の信号が検出されたか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS24に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS23でクランク信号の入力があるまで待機する。
ステップS24では、スロットル開度θthが所定の第2開度閾値θth2以下であるか否かを判定する。すなわち、クランク角信号入力後にスロットル開度θthが第2開度閾値θth2より一度も大きくならないか否か、換言すると、車両が停車中であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS25に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS21に戻って再度の判定を行う。
ステップS25では、ニュートラルSW37がONか否か、又はクラッチSW38がONか否か、すなわち、エンジン1がアイドル中であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS26に移行し、判定結果がNoであるとき、ステップS21に戻って再度の判定を行う。
ステップS26では、ECU31の起動後、すなわちキーON後に、エンジン回転数Neが所定の第3回転数閾値Nes3より小さかったか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS27に移行し、判定結果がNoであるとき、ステップS21に戻って再度の判定を行う。
ステップS27では、ECU31の起動後、すなわちキーON後からの経過時間t2が所定時間t2s以内に、ステップS26の判定結果がYesとなっていたか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS28に移行する。一方、判定結果がNoであるとき、ステップS21に戻って再度の判定を行う。
ステップS28では、ステップS21〜S27の判定結果の全てのYes成立の継続時間t3が、所定時間t3s以上であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS29に移行する。一方、判定結果がNoであるとき、ステップS21に移行し、ステップS21〜S27の判定結果の全てのYes成立が所定時間t3s以上継続して維持されるか否かを判定する。
ステップS29では、暫定判定Bの条件が成立したと判定して本手順を終了する。なお、第1回転数閾値Nes1、目標回転数Net、第2回転数閾値Nes2、第2開度閾値θths2、第3回転数閾値Nes3、所定時間t2s、及び所定時間t3sは、適切な値が適宜設定される。例えば、第1回転数閾値Nes1、第2回転数閾値Nes2及び第3回転数閾値Nes3は、「第2回転数閾値Nes2>第1回転数閾値Nes1>第3回転数閾値Nes3」が成立するように予め定められる。例えば、第1開度閾値θths1及び第2開度閾値θths2は、「第1開度閾値θths1=第2開度閾値θths2」が成立するように予め定められる。
このように、暫定判定Bでは、ステップS21〜S28の判定結果の全てがYesであるときにのみ、ISCV14が開固着であると暫定的に判定する。暫定判定Bの条件が成立するのは、エンジン1がアイドル中であり、スロットル開度θthが絞られている状態にも拘わらず、燃料カットまではいかないもののエンジン回転数Neが上昇し続けている等、ISCV14の開固着が疑われる車両状態のときである。
以下、図4のフローチャートを参照して、ECU31が実行する確定判定Xの手順について説明する。
確定判定Xの手順の開始前には、前提判定として、先ず、ステップS31で、上述した暫定判定A、Bの少なくとも一方の条件が成立したか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS32に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS31に留まって引き続き同じ判定を行う。
ステップS32では、ISCV14の駆動デューティ比を強制的にゼロとし、ステップS33に移行する。
ステップS33では、エンジン回転数NeがECU31で予め設定された目標回転数Netに所定の第4回転数閾値Nes4を加算した値より大きいか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS34に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS31に戻って再度の判定を行う。
ステップS34では、ISCV14の駆動デューティ比がゼロであるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS35に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS33に戻って再度の判定を行う。
ステップS35では、スロットル開度θthが所定の第3開度閾値θths3以下であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS36に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS33に戻って再度の判定を行う。
ステップS36では、ステップS33〜S35の判定結果の全てのYes成立の継続時間t4が、所定時間t4s以上であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS37に移行する。一方、判定結果がNoであるとき、ステップS33に移行し、ステップS33〜S35の判定結果の全てのYes成立が所定時間t4s以上継続して維持されるか否かをステップS36で判定する。
ステップS37では、確定判定Xの条件が成立したと判定し、ステップS38に移行する。
ステップS38では、車両を燃料カットモードに移行し、本手順を終了する。なお、目標回転数Net、第4回転数閾値Nes4、第3開度閾値θths3、及び所定時間t4sは、適切な値が適宜設定される。例えば、第4回転数閾値Nes4は、「第2回転数閾値Nes2=第2回転数閾値Nes2」が成立するように予め定められる。例えば、第3開度閾値θths3は、「第3開度閾値θths3=第2開度閾値θths2」が成立するように予め定められる。
このように、確定判定Xでは、ステップS33〜S36の判定結果の全てがYesであるときにのみ、ISCV14が開固着であると確定し、その後に燃料カットを行うことによりISCV14の開固着に起因したエンジン回転数Neの上昇を確実に抑制する。
確定判定Xの条件が成立するのは、暫定判定A又はBの条件に加え、ISCV14の駆動デューティ比を強制的にゼロにした後、当該駆動デューティ比が依然としてゼロのままにも拘わらず、エンジン回転数Neが上昇し続けている等、ISCV14の開固着を確定可能な車両状態のときである。
以下、図5のフローチャートを参照して、ECU31が実行する確定判定Yの手順について説明する。
確定判定Yの手順の開始前には、確定判定Xの場合と同様に、前提判定として、先ず、ステップS41で、上述した暫定判定A、Bの少なくとも一方が成立したか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS42に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS41に留まって引き続き同じ判定を行う。
ステップS42では、ISCV14の駆動デューティ比を強制的にゼロとし、ステップS43に移行する。
ステップS43では、エンジン回転数NeがECU31で予め設定された目標回転数Netに所定の第5回転数閾値Nes5を加算した値以下であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS44に移行し、一方、判定結果がNoであるとき、ステップS43に戻って再度の判定を行う。
ステップS44では、ステップS43の判定結果のYes成立の継続時間t5が、所定時間t5s以上であるか否かを判定する。判定結果がYesであるとき、ステップS45に移行する。一方、判定結果がNoであるとき、ステップS43に移行し、ステップS43の判定結果のYes成立が所定時間t5s以上継続して維持されるか否かを判定する。
ステップS45では、確定判定Yの条件が成立したと判定し、ステップS46に移行する。
ステップS46では、ISCV14の駆動デューティ比を低下させるように補正値を更新し、本手順を終了する。なお、目標回転数Net、第5回転数閾値Nes5、及び所定時間t5sは、適切な値が適宜設定される。例えば、第5回転数閾値Nes5は、「第5回転数閾値Nes5=第4回転数閾値Nes4」が成立するように予め定められる。
このように、確定判定Yでは、ステップS43、S44の判定結果の全てがYesであるときにのみ、ISCV14の誤学習が発生していると確定し、その後にISCV14の駆動デューティ比を低下させるように補正値を更新することによりISCV14の誤学習に起因したエンジン回転数Neの上昇を確実に抑制する。
確定判定Yの条件が成立するのは、暫定判定A又はBの条件に加え、ISCV14の駆動デューティ比を強制的にゼロにした後、当該駆動デューティ比がISCV14の誤学習に基づく補正値により高くなり、エンジン回転数Neが若干上昇したものの、上昇し続けようとする状態ではない等、ISCV14の誤学習を確定可能な車両状態のときである。
以上のように本実施形態では、暫定判定Aの条件が成立した場合、エンジン1がアイドル中であり、スロットル開度θthが絞られている状態にも拘わらず、エンジン回転数Neが上昇し続けて燃料カットが頻発している等、ISCV14の開固着が疑われる車両状態を検出可能である。
一方、暫定判定Bの条件が成立した場合、エンジン1がアイドル中であり、車両は停車中であって、スロットル開度θthが絞られている状態にも拘わらず、燃料カットまではいかないもののエンジン回転数Neが上昇し続けている等、ISCV14の開固着が疑われる車両状態を検出可能である。
さらに、確定判定Xの条件が成立した場合、暫定判定A又はBの条件に加え、ISCV14の駆動デューティ比を強制的にゼロにした後、当該駆動デューティ比が依然としてゼロのままにも拘わらず、エンジン回転数Neが上昇し続けている等、ISCV14の開固着を確定可能な車両状態を検出可能である。
一方、確定判定Yの条件が成立した場合、暫定判定A又はBの条件に加え、ISCV14の駆動デューティ比を強制的にゼロにした後、当該駆動デューティ比がISCV14の誤学習に基づく補正値により高くなり、エンジン回転数Neが若干上昇したものの、上昇し続けようとする状態ではないため、ISCV14の開固着ではなく、ISCV14の誤学習との判断が妥当な車両状態を検出可能である。
これらの暫定判定A、B、及び確定判定X、Yを行うことにより、エンジン1のアイドル異常を検出し、その原因がISCV14の開固着であるのか、或いはISCV14の誤学習であるのか的確に特定することができる。また、ISCV14の開固着の場合には燃料カットを行い、一方、ISCV14の誤学習の場合にはISCV14の駆動デューティ比を低下させるように補正値を更新することで、アイドル中におけるエンジン回転数Neの意図しない上昇を確実に抑制することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態のアイドル異常検出制御では、暫定判定A、Bの双方の判定を行い、その後に暫定判定A、Bの少なくとも一方の条件が成立した場合に確定判定X、Yの双方の判定を行っている。このアイドル異常検出制御では、2つの暫定判定A、Bと、2つの確定判定X、Yとによる2段階の異常検出判定を行うことにより、エンジン1のアイドル異常の的確な原因特定及び対処を可能としている。
しかし、これに限らず、暫定判定A、Bの一方のみの判定を行った後、確定判定X、Yの双方又は一方のみの判定を行っても良い。また、確定判定X、Yは行わず、暫定判定A、Bの双方又は一方の成立のみの結果に基づいてISCV14の開固着を確定判定しても良い。これらの場合であっても、エンジン1のアイドル異常の原因を所定の精度で特定して対処可能である。
1 エンジン
11 吸気通路
13 スロットル弁
14 ISCV(アイドルスピードコントロール弁)
15 バイパス通路
31 ECU(燃料カット手段、制御手段、異常判定手段、異常確定手段)
32 電磁ピックアップ(回転数センサ)
33 スロットルセンサ

Claims (3)

  1. エンジンに接続される吸気通路と、
    前記吸気通路に設けられるスロットル弁と、
    前記吸気通路に接続され、前記スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、
    前記バイパス通路に設けられるアイドルスピードコントロール弁と、
    エンジン回転数を検出する回転数センサと、
    前記スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットルセンサと、
    前記エンジンのアイドル中に、前記エンジン回転数が所定の上限回転数より大きく、且つ前記開度が所定の下限開度よりも小さいとき、前記エンジンへの燃料供給をカットする燃料カット手段と、
    前記回転数センサで検出した前記エンジン回転数と、前記スロットルセンサで検出した前記スロットル開度とに基づいて、前記アイドルスピードコントロール弁の開度を制御することにより、前記エンジンのアイドル中における前記エンジン回転数を予め設定した目標回転数に維持する制御手段と、
    前記エンジンのアイドル中に、前記スロットル開度が所定の第1開度閾値以下であり、且つ前記燃料カット手段で行われる燃料カットの回数が所定時間内で所定の回数閾値以上となるとき、アイドル異常が発生したと判定する異常判定手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記エンジンのアイドル中における前記アイドルスピードコントロール弁の開度を補正する補正値を学習により決定するとともに、前記異常判定手段により前記アイドル異常が発生したと判定された後、前記アイドルスピードコントロール弁の駆動デューティ比をゼロにし、
    前記エンジン回転数が前記目標回転数に所定の第5回転数閾値を加算した値以下である状態が所定時間継続したとき、前記アイドル異常として、前記制御手段にて学習された前記補正値の誤学習が発生したと判定する異常確定手段をさらに備える、車両用エンジンの制御装置。
  2. エンジンに接続される吸気通路と、
    前記吸気通路に設けられるスロットル弁と、
    前記吸気通路に接続され、前記スロットル弁をバイパスするバイパス通路と、
    前記バイパス通路に設けられるアイドルスピードコントロール弁と、
    エンジン回転数を検出する回転数センサと、
    前記スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットルセンサと、
    前記回転数センサで検出した前記エンジン回転数と、前記スロットルセンサで検出した前記スロットル開度とに基づいて、前記アイドルスピードコントロール弁の開度を調整し、前記エンジンのアイドル中における前記エンジン回転数を予め設定した目標回転数に維持する制御手段と、
    前記エンジンのアイドル中に、前記エンジン回転数が、所定の第1回転数閾値よりも大きくなり、その後、前記目標回転数に前記第1回転数閾値よりも大きな所定の第2回転数閾値を加算した値以上となり、且つ前記制御手段の起動後、所定時間以内に前記エンジン回転数が前記第1回転数閾値よりも小さな所定の第3回転数閾値未満となり、さらに前記第1回転数閾値、前記第2回転数閾値、及び前記第3回転数閾値に関する前述した判定結果がすべて成立する状態が所定時間継続したとき、アイドル異常が発生したと判定する異常判定手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記エンジンのアイドル中における前記アイドルスピードコントロール弁の開度を補正する補正値を学習により決定するとともに、前記異常判定手段により前記アイドル異常が発生したと判定された後、前記アイドルスピードコントロール弁の駆動デューティ比をゼロにし、
    前記エンジン回転数が前記目標回転数に所定の第5回転数閾値を加算した値以下である状態が所定時間継続したとき、前記アイドル異常として、前記制御手段にて学習された前記補正値の誤学習が発生したと判定する異常確定手段をさらに備える、車両用エンジンの制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記異常確定手段により前記補正値の誤学習が発生したと判定したとき、前記アイドルスピードコントロール弁の駆動デューティ比を低下させるように前記補正値を変更する、請求項1又は2に記載の車両用エンジンの制御装置。
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