JP3064768B2 - アイドル制御弁の診断装置 - Google Patents

アイドル制御弁の診断装置

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JP3064768B2
JP3064768B2 JP5281403A JP28140393A JP3064768B2 JP 3064768 B2 JP3064768 B2 JP 3064768B2 JP 5281403 A JP5281403 A JP 5281403A JP 28140393 A JP28140393 A JP 28140393A JP 3064768 B2 JP3064768 B2 JP 3064768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンに備えられる
アイドル制御弁の診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジン等にあっては、吸気絞
弁を迂回して流れる補助吸入空気量を調節するアイドル
制御弁を備え、アイドル回転数を自動的に規定回転数に
制御するようになっている。
【0003】ところで、アイドル制御弁に故障等が生じ
た場合、アイドル回転数が低下してエンジンの運転性が
不安定となったり、逆にアイドル回転数が上昇して燃費
の悪化等を招くので、アイドル制御弁の異常時を診断す
る必要がある。
【0004】従来のアイドル制御弁の診断装置として、
例えば実開昭63−177648号公報に開示されたも
のは、アイドル制御弁の開度変化に伴うエンジン回転数
の変化を検出し、エンジン回転数の変化度合が規定値よ
り小さい場合にアイドル制御弁の異常を判定するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアイドル制御弁の診断装置にあっては、エン
ジン回転数がアイドル制御弁の作動不良以外の要因で変
動する可能性があるため、アイドル制御弁の異常を正確
に診断することが難しいという問題点が考えられる。
【0006】本発明は上記の問題点に着目し、アイドル
制御弁の異常を正確に診断することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
図1に示すように、吸気絞弁31を迂回して流れる補助
吸入空気量を調節するアイドル制御弁32と、エンジン
回転数を検出する手段33と、アイドル時を検出する手
段34と、アイドル回転数を目標回転数に近づけるよう
にアイドル制御弁32の開度をフィードバック制御する
手段35とを備えるエンジンにおいて、診断許可条件が
成立する診断領域を判定する手段36と、診断領域にお
いてアイドル制御弁32の開度を所定のモードで変化さ
せる第一強制開閉手段41と、第一強制開閉手段41に
よるアイドル制御弁32の開閉変化に伴う吸入空気量の
変化度合が規定値より小さい場合にアイドル制御弁32
の異常を判定する第一異常判定手段42と、第一異常判
定手段42によりアイドル制御弁32の異常が判定され
た場合に、アイドル制御弁32の開度を第一強制開閉手
段41より大きい所定のモードで変化させる第二強制開
閉手段43と、第二強制開閉手段43によるアイドル制
御弁32の開度変化に伴う吸入空気量の変化度合が規定
値より小さい場合にアイドル制御弁32の異常を判定す
る第二異常判定手段44とを備える。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1記載のアイドル制御弁の診断装置は、
第一異常判定手段42によりアイドル制御弁32の異常
が判定された場合に、第二強制開閉手段43によりアイ
ドル制御弁32の開度を第一強制開閉手段41より大き
い所定のモードで変化させ、第二異常判定手段44によ
り吸入空気量の変化度合が規定値より小さい場合にアイ
ドル制御弁32の異常と診断する構成としたため、第一
強制開閉手段41によるアイドル制御弁32の開度変化
を比較的小さく押さえることが可能となる
【0010】
【0011】この結果、第一強制開閉手段41によるア
イドル制御弁32の開度変化のみで診断が終了するアイ
ドル制御弁32の正常時に、吸入空気量の変動が小さ
く、エンジンの運転安定性等を損なうことを抑えられ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0013】図2のシステム図に示すように、エンジン
1において、吸入空気は吸気通路2を通ってエンジン1
のシリンダに吸入され、燃料はインジェクタ4より噴射
救急される。シリンダ内で燃焼したガスは排気通路5に
設置された触媒6に導入される。なお、図中17は吸気
弁、18は排気弁、19は点火栓である。
【0014】吸気通路2には吸気絞弁3が設けられ、こ
の絞弁3は図示しないアクセルペダルに連動して回動す
ることにより、機関の吸入空気量を調節するようになっ
ている。
【0015】絞弁3をバイパスする補助空気を導く補助
空気通路15が吸気通路2に接続され、この補助空気通
路15の途中にはアイドル制御弁16が設けられる。ア
イドル制御弁16はステップモータに駆動される構造に
なっている。
【0016】絞弁3とアイドル制御弁16によって調節
される吸入空気量QAを検出する手段として、吸気通路
3にエアフロメータ7が設けられる。
【0017】アイドル制御弁16の開度を運転条件に応
じて調整するコントロールユニット21が備えられ、基
本的にアイドル回転数を目標値に一致させるように、ア
イドル制御弁16の開度をフィードバック制御し、アイ
ドル空気量をアイドル運転時のエンジン負荷に対応して
調整する。
【0018】このためコントロールユニット21には、
アイドル検出手段としての、絞弁3のアイドルスイッチ
9、エンジン1の始動を検出するイグニッションスイッ
チ、エンジン回転数を検出するクランク角度センサ1
0、エンジン冷却水温度を検出する水温センサ11から
の各検出信号が入力されるのをはじめ、エンジン負荷を
検出するエアコンスイッチ信号、オートマチックトラン
スミッションのシフト位置信号等が入力される。
【0019】コントロールユニット21には、種々のア
イドル運転条件における目標アイドル回転数が設定して
あり、具体的には、オートマチックトランスミッション
のシフト位置における各目標回転数、エアコンが作動し
ている時の目標回転数、エンジン冷却水温度に応じての
目標回転数が設定してあり、各条件に対応してアイドル
制御弁16の目標開度が所定量づつ補正され、かつ実際
のエンジン回転数がこれの目標回転数と一致するよう
に、その開度がフィードバック制御される。
【0020】ところで、アイドル制御弁16が故障する
と、アイドル回転数が低下してエンジンの運転性が不安
定となったり、逆にアイドル回転数が上昇して燃費の悪
化等を招くので、アイドル制御弁16の異常診断を行い
たいという要求がある。
【0021】この対策として、本発明は、所定の診断許
可条件が成立した診断領域で、アイドル制御弁16の開
度を変化させ、アイドル制御弁16の開度変化に伴う吸
入空気量QAの変化が見られない場合にアイドル制御弁
16の異常と判定する。なお、22は異常と診断したと
きにこれを警告する警告灯である。
【0022】図3はアイドル制御弁16の異常診断を行
うフローチャートで、1回の運転で1度実行される。
【0023】まずステップ1で各種診断許可条件が成立
したかどうかを判定する。これによりエンジンの運転状
態が安定した診断領域が判定される。
【0024】診断許可条件が成立すると、ステップ2に
進んでアイドル制御弁16の開閉操作を行う。これは、
図4に示すように、アイドル制御弁16の開度を目標回
転数から所定時間かつ所定変化率で増減する。
【0025】ステップ3で、アイドル制御弁16が開閉
操作される際に生じる吸入空気量QAの変化量が規定値
以上に大きいかどうかを判定する。
【0026】図4において吸入空気量QAが実線で示す
ように規定値を超えて増減する場合は、ステップ4に進
んでアイドル制御弁16の正常時と判定する。これに対
して吸入空気量QAが例えば破線で示すように規定値を
超えずに増減する場合は、ステップ5に進んでアイドル
制御弁16の故障時と判定して警告灯22を点灯する。
【0027】このように、アイドル制御弁16が開閉操
作される際に生じる吸入空気量QAの変化量を検出する
ことにより、アイドル制御弁16の異常を適確に診断す
ることができる。
【0028】ところで、このようにエンジン回転数のフ
ィードバック制御を中断してアイドル制御弁16を強制
的に開閉する操作が行われると、エンジン1の運転安定
性等を損なう可能性がある。
【0029】この対策として、通常の運転時にアイドル
制御弁16に出力される指令値に基づいて行われるステ
ージ1の診断を行い、ステージ1の診断を行ってアイド
ル制御弁16の異常と診断された場合に限り、エンジン
回転数のフィードバック制御を中断してアイドル制御弁
16を強制的に開閉するステージ2の診断を行う構成と
する。
【0030】そして、ステージ2診断を1回目、2回
目、3回目と段階的に吸入空気量を大きく変化させて、
アイドル制御弁16の異常を診断する構成とする。
【0031】 図5、図6 は前記アイドル制御弁16の異
常診断を行う制御内容を詳細に説明するフローチャート
で、例えば10msecといった一定周期毎に実行され
る。きく変化させる。
【0032】まずステップ11で別のルーチンで診断さ
れるアイドル制御弁16の断線の診断結果を示すフラグ
を見て、フラグが正常を示す場合ステップ12以下の診
断許可条件を判定するルーチンに進み、フラグがアイド
ル制御弁16の断線を示す場合ステップ45に進んでア
イドル制御弁16の異常と診断する。
【0033】〈診断領域判定〉ステップ12で後述する
機能診断終了フラグがクリアされている場合、ステップ
13,15に進んでa〜mの診断許可条件が成立してい
るかどうかを判定する。
【0034】a 自己診断選択フラグが1のときに、診
断を行う。
【0035】b スタータスイッチがONのときは、エ
ンジン回転数が一定でないので診断を禁止する。
【0036】c 始動時水温が低いときは、補助空気通
路15等が氷結している状況が考えられるので診断を禁
止する。
【0037】d 回転変動の少ないアイドル領域で、か
つ目標アイドル回転数が一定となる水温範囲で診断を行
う。
【0038】e バッテリ電圧が基準値に満たないとき
は、診断を禁止する。
【0039】f 外気温度が基準値より高いときは、吸
入空気の密度が低く、安定したアイドル状態を保ちにく
いので診断を禁止する。
【0040】g アイドル制御弁16のフィードバック
制御中に診断を行う。
【0041】h アイドルスイッチ9の調整制御中は診
断を禁止する。
【0042】i アイドル制御弁16の出力補正を受け
ているときは、診断を禁止する。
【0043】k エンジン回転数に変化があるときは、
診断を禁止する。
【0044】j 診断の条件に用いられている他のセン
サ類の異常が判定されているときは、診断を禁止する。
【0045】l アイドル制御弁16のフィードバック
コントロール量が所定値より大きいときは、診断を禁止
する。
【0046】m 車速が0のときに、診断を行う。
【0047】これらの診断許可条件が全て成立すると、
ステップ16以下のルーチンに進んでステージ1の診断
を行う。
【0048】<ステージ1の診断>ステップ16,17
を経て、ステージ1の診断は、診断を始めてから所定時
間TIMISC#が経過したと判定されるまでの間行わ
れる。
【0049】ステージ1の診断は、アイドル制御弁16
に出力される制御値ISCが、図8のa図に示すよう
に、目標アイドル回転数に近づくようにフィードバック
制御されている運転状態で、図8のb図に示すように、
上限値または下限値であるリミッタに保たれている時間
MONISCがある所定時間MONISC#を越えたと
判定された場合、このステージ1診断によりアイドル制
御弁16の異常と診断して、ステージ2移行フラグをセ
ットする(ステップ18〜22)。
【0050】なお、診断許可条件が不成立の場合、ある
いはステージ1の診断でアイドル制御弁16の異常と診
断されなかった場合は各設定値をクリアする(ステップ
47〜51)。
【0051】<ステージ2の診断>ステップ23でステ
ージ2診断時制御フラッグをセットし、ステップ24で
1回目のステージ2診断であることが判定されると、ス
テップ25に進んで1回目のステージ2診断を行う。
【0052】ステージ2診断は、アイドル制御弁16に
出力される制御値ISCが、図9に示すように、所定時
間ISBTUだけアイドル制御弁16の開度を一定の変
化率で増減させた後、所定時間ISBTLだけアイドル
制御弁16の開度を一定の変化率で増減させるように制
御しつつ、アフロメータ7による吸入空気量QAの検出
値QAEを記憶する。
【0053】ステップ26でこのようにアイドル制御弁
16を強制的に開閉する制御が終了したことが判定され
ると、ステップ28においてエアフロメータ7による吸
入空気量の検出値QAが規定値を越えて増減したと判定
された場合、ステップ31に進んでアイドル制御弁16
が正常であると診断して、機能診断終了フラグをセット
する。
【0054】これに対して、ステップ28においてエア
フロメータ7による吸入空気量の検出値QAが規定値を
越えずに増減したと判定された場合、すなわち吸入空気
量QAの変動が小さい場合にステップ29で1回目のス
テージ2診断によりアイドル制御弁16の異常と診断
し、ステップ29でタイマー値TIMIS0をクリア
し、ステップ30で1回目のステージ2診断が終了して
2回目のステージ2診断を行うフラグCST2NGを1
とする。
【0055】なお、ステップ13,14,15の診断許
可条件を判定するルーチンにおいて、このステージ2の
診断を行う際は、ステップ14を経てステップ16に進
み、エンジン回転数に変化があるときに診断を禁止する
ステップ15を迂回している。
【0056】このようにして、1回目のステージ2診断
によりアイドル制御弁16の異常と診断されると、続い
て2回目のステージ2診断をステップ32〜36で行
う。
【0057】ステップ33において、アイドル制御弁1
6に出力される制御値ISCが、アイドル制御弁16の
開度の変化率を大きくするとともに、図9において開度
を増減させる時間ISBTU,ISBTLを長くして、
アイドル制御弁16の開度を1回目のステージ2診断の
ときよりも大きく変化させる。
【0058】ステップ34でこのようにアイドル制御弁
16を強制的に開閉する制御が終了したことが判定され
ると、ステップ36においてエアフロメータ7による吸
入空気量の検出値QAが規定値を越えて増減したと判定
された場合、ステップ39に進んでアイドル制御弁16
が正常であると診断して、機能診断終了フラグをセット
する。
【0059】これに対して、ステップ36においてエア
フロメータ7による吸入空気量の検出値QAが規定値を
越えずに増減した判定された場合、2回目のステージ2
診断によりアイドル制御弁16の異常と診断し、ステッ
プ37でタイマー値TIMIS0をクリアし、ステップ
38で2回目のステージ2診断が終了して3回目のステ
ージ2診断を行うフラグCST2NGを2とする。
【0060】このようにして、2回目のステージ2診断
によりアイドル制御弁16の異常と診断されると、続い
て3回目のステージ2診断をステップ40〜43で行
う。
【0061】ステップ40において、アイドル制御弁1
6に出力される制御値ISCが、アイドル制御弁16の
開度の変化率を大きくするとともに、図9において開度
を増減させる時間ISBTU,ISBTLを長くして、
アイドル制御弁16の開度を2回目のステージ2診断の
ときよりも大きく変化させる。
【0062】ステップ41でこのようにアイドル制御弁
16を強制的に開閉する制御が終了したことが判定され
ると、ステップ43においてエアフロメータ7による吸
入空気量QAの検出値QAEが規定値を越えて増減した
と判定された場合、ステップ46に進んでアイドル制御
弁16が正常であると診断して、機能診断終了フラグを
セットする。
【0063】これに対して、ステップ43においてエア
フロメータ7による吸入空気量QAの検出値QAEが規
定値を越えずに増減したと判定された場合、最終的にア
イドル制御弁16の異常と診断し、ステップ37でタイ
マー値TIMIS0をクリアし、ステップ45において
アイドル制御弁16の異常判定を出力する。
【0064】通常の運転時に実施されるステージ1診断
を行ってアイドル制御弁16の異常と診断された場合に
限り、ステージ2診断を行う構成としたため、ステージ
2診断が行われる頻度を減らし、エンジン1の運転安定
性等を損なうことを抑えられる。
【0065】このように、ステージ2診断の1回目、2
回目、3回目と段階的に吸入空気量を大きく変化させ
て、アイドル制御弁16の異常を診断する構成としたた
め、1回目のステージ2診断によるアイドル制御弁16
の開度変化を比較的小さく抑えることが可能となる。
【0066】この結果、1回目のステージ2診断により
アイドル制御弁16が正常であると診断された場合、吸
入空気量の変動が小さく、エンジン1の運転安定性等を
損なうことを抑えられる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のアイ
ドル制御弁の診断装置は、アイドル回転数を目標回転数
に近づけるようにアイドル制御弁の開度をフィードバッ
ク制御する手段とを備えるエンジンにおいて、診断許可
条件が成立する診断領域を判定する手段と、診断領域に
おいてアイドル制御弁の開度を所定のモードで変化させ
る第一強制開閉手段と、第一強制開閉手段によるアイド
ル制御弁の開閉変化に伴う吸入空気量の変化度合が規定
値より小さい場合にアイドル制御弁の異常を判定する第
一異常判定手段と、第一異常判定手段によりアイドル制
御弁の異常が判定された場合に、アイドル制御弁の開度
を第一強制開閉手段より大きい所定のモードで変化させ
る第二強制開閉手段と、第二強制開閉手段によるアイド
ル制御弁32の開度変化に伴う吸入空気量の変化度合が
規定値より小さい場合にアイドル制御弁の異常を判定す
る第二異常判定手段とを備えたため、第一強制開閉手段
によるアイドル制御弁の開度変化を比較的小さく抑える
ことが可能となり、この結果、第一強制開閉手段による
アイドル制御弁の開度変化のみで診断が終了するアイド
ル制御弁の正常時に、吸入空気量の変動が小さく、エン
ジンの運転安定性等を損なうことを抑えられる。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明のクレーム対応図。
【図2】本発明の実施例を示すシステム図
【図3】同じくアイドル制御弁の診断内容を示すフロー
チャート
【図4】同じく診断時におけるアイドル制御弁の開度特
性と、吸入空気量の変化例を示す線図
【図5】同じくアイドル制御弁の診断内容を詳細に説明
するフローチャートの前半部分
【図6】同じくアイドル制御弁の診断内容を詳細に説明
するフローチャートの後半部分
【図7】同じくアイドル制御弁に出力される指令値の変
化例を示す線図
【図8】同じく診断時におけるアイドル制御弁の開度特
性を示す線図
【符号の説明】
31 吸気絞弁 32 アイドル制御弁 33 エンジン回転数検出手段 34 アイドル時検出手段 35 フィードバック制御手段 36 診断領域判定手段 37 強制開閉手段 38 吸入空気量検出手段 39 異常判定手段 41 第一強制開閉手段 42 第一異常判定手段 43 第二強制開閉手段 44 第二異常判定手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/04,41/22 F02D 33/00 318 F02D 45/00 F02D 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気絞弁を迂回して流れる補助吸入空気量
    を調節するアイドル制御弁と、 エンジン回転数を検出する手段と、 アイドル時を検出する手段と、 アイドル回転数を目標回転数に近づけるようにアイドル
    制御弁の開度をフィードバック制御する手段とを備える
    エンジンにおいて、 診断許可条件が成立する診断領域を判定する手段と、 診断領域においてアイドル制御弁の開度を所定のモード
    で変化させる第一強制開閉手段と、 第一強制開閉手段によるアイドル制御弁の開閉変化に伴
    う吸入空気量の変化度合が規定値より小さい場合にアイ
    ドル制御弁の異常を判定する第一異常判定手段と、 第一異常判定手段によりアイドル制御弁の異常が判定さ
    れた場合に、アイドル制御弁の開度を第一強制開閉手段
    より大きい所定のモードで変化させる第二強制開閉手段
    と、 第二強制開閉手段によるアイドル制御弁の開度変化に伴
    う吸入空気量の変化度合が規定値より小さい場合にアイ
    ドル制御弁の異常を判定する第二異常判定手段 とを備え
    たことを特徴とするアイドル制御弁の診断装置。
JP5281403A 1993-11-10 1993-11-10 アイドル制御弁の診断装置 Expired - Lifetime JP3064768B2 (ja)

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