JP5551945B2 - 自動取引装置、不良判定方法及び不良判定プログラム - Google Patents

自動取引装置、不良判定方法及び不良判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、自動取引装置、不良判定方法及び不良判定プログラムに関する。
銀行、コンビニエンスストア等に設置されている、現金自動預け払い機(Automated Teller Machine:ATM)には、ユーザによる暗証番号及び入出金額の入力、並びに所望の取引を実行させる操作入力を受け付けるタッチパネルが具備されている。当該タッチパネルには、ユーザの操作入力を検知するために抵抗膜式、静電容量式等の様々な形式が適用されている。特に、ATMは、不特定多数のユーザによって毎日利用されることから耐久性に優れた光学式が採用されている。
図6は、光学式タッチパネルの操作入力の検知原理を説明するための図である。
光学式のタッチパネル100は、表示画面101を備え、当該表示画面101に所定の処理内容(例えば、「お引出し」、「お預入れ」等)を示す処理領域101aが必要な処理に応じて表示されている。
また、光学式のタッチパネル100は、発光素子102と受光素子103とが表示画面101のx方向に対向配置してn組(x1〜xn)配列している。また、発光素子104と受光素子105とが表示画面101のy方向に対向配置してn組(y1〜yn)配列している。例えば、x方向のx3の位置では、発光素子102から発光された光は、表示画面101を挟んで対向配置した受光素子103で受光される。また、y方向のy4の位置では、発光素子104から発光された光は、表示画面101を挟んで対向配置した受光素子105で受光される。
このような構成を有するタッチパネル100における操作入力の検知方法について説明する。
例えば、所定金額の振り込みを実行したい場合、ユーザは、「お振込み」(例えば、図6中の「押下領域」付近)を押下する。この時、x方向のx1,x2の位置の発光素子102と、y方向のyn−1の位置の発光素子104とからの光が押下により遮光されて、x方向のx1,x2の位置の受光素子103と、y方向のyn−1の位置の受光素子105とが受光しなくなる。そして、タッチパネル100を具備するATM(図示を省略)では、発光素子102,104及び受光素子103,105の遮光された位置が検知されると共に、当該位置に対応する表示画面101の処理領域101a(例えば、図6中の「お振込み」)が操作入力されたことが認識され、当該処理領域101aに対応する振り込みの処理が実行される。
一方、このように光学式のタッチパネル100では、遮光により操作入力を検知するため、例えば、タッチパネル100の表示画面101上にユーザが鞄、衣服、小物等の物体を放置した場合、ATMは、当該放置による遮光をユーザによる操作入力と誤認してしまう恐れがある。そこで、物体の放置を検出するために、例えば、一定時間以上遮光される場合には、物体の放置と判別するような方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−109331号公報
しかし、光学式のタッチパネルでは、発光素子及び受光素子が故障により発光不良・受光不良となると、発光素子の光を受光素子が受光できずに遮光が検知される。
したがって、上記文献のように、遮光の時間により物体の放置を判別する場合には、遮光の原因が、物体の放置ではなく、発光素子・受光素子の不良である場合もある。
このため、タッチパネルの不良発生の原因を発光素子・受光素子の不良であるか、物体の放置によるものであるかを的確に特定することができなくなり、保守作業の効率が低下するという問題点があった。
本願はこのような点に鑑みてされたものであり、遮光の原因を的確に判定できる自動取引装置、不良判定方法及び不良判定プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、前記タッチパネルへの前記操作入力を検知する複数の素子部に関し、前記タッチパネル上の物体の放置により生じたとする不良状態の素子部の検出履歴を予め保持する素子情報保持部と、前記タッチパネルから通知された、前記複数の素子部のそれぞれの状態を示す素子状態情報に基づいて、正常状態または前記不良状態の素子部を繰り返し検出する素子検出部と、前記素子情報保持部が保持する前記検出履歴に基づき、前記素子検出部で検出された前記素子部の、前記不良状態から前記正常状態、または、前記正常状態から前記不良状態への変化に応じて、前記素子部に対して物体が放置されているか否かを判定する素子判定部と、前記素子判定部が前記タッチパネル上に前記物体が放置されていることを判定した前記素子部に対応付けたフラグを前記素子情報保持部に設定するフラグ設定部と、を有し、前記自動取引装置が強制終了されて、新たに電源が投入された時に、前記フラグが設定されている場合に、前記素子判定部は、前記素子検出部が検出した前記正常状態または前記不良状態の素子部に基づき、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部の前記不良状態が故障か否かの判定を実行し、前記素子検出部が再び前記素子部を繰り返し検出する、自動取引装置が提供される。
さらに、上記目的を達成するために、上記の自動取引装置と同様の方法及び処理を行うコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
上記の自動取引装置、不良判定方法及び不良判定プログラムによれば、タッチパネルの不良の原因を的確に判定することができる。
第1の実施の形態に係る自動取引装置の構成を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置の概観を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置が備える機能を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置で不良の判定を実行するための処理手順を示すフローチャートである。 光学式タッチパネルの操作入力の検知原理を説明するための図である。
以下、実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る自動取引装置の構成を示す図である。
自動取引装置1は、タッチパネルの画面上に放置された物体が起因したとされる不良状態の素子部を検出し、当該素子部の情報を保持しておき、電源の再投入後、新たに検出した不良状態の素子部に応じて、保持していた素子部の不良状態の原因を的確に判別するものである。
このような自動取引装置1は、図1に示すように、ユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネル2を具備する表示装置(図示を省略)と、タッチパネル2からの操作入力に応じて所定の処理を実行する制御部3とを有する。
タッチパネル2は、光学式であって、発光させて表示画面上を進行した光を受光する素子部が表示画面の周囲に複数配置されており、操作入力により遮光されることで素子部が当該操作入力を検出するものである。このような素子部は、例えば、発光素子と、発光素子からの光を受光する受光素子とが一対となって構成されている。また、操作入力による遮光時間が一定時間を越えると、遮光の原因は物体の放置によるものと判定する。また、タッチパネル2は、素子部の発光・受光が正常に行われているか、また素子部の発光・受光が故障により行われずに遮光されて不良であるか等を検知することができ、検出した素子状態情報は制御部3に通知される。
また、制御部3は、素子情報保持部3a、不良履歴情報保持部3b、フラグ判定部3c、素子検出部3d、状態変化判定部3e、素子情報設定部3f及び素子判定部3gを有する。
素子情報保持部3aは、タッチパネル2への操作入力を検知する複数の素子部のうち、タッチパネル2上の物体の放置により生じたとされる不良状態の素子部の情報を予め保持する。また、素子情報保持部3aは当該素子部の情報と共にフラグが設定される。
不良履歴情報保持部3bは、後述する素子検出部3dで検出された不良状態の素子部の検出履歴を保持する。
フラグ判定部3cは、自動取引装置1に電源が投入されるごとに、素子情報保持部3aにフラグが設定されているか否かを判定する。
素子検出部3dは、タッチパネル2から通知された、複数の素子部の状態を表す素子状態情報を取得して、当該素子状態情報に基づいて、不良状態の素子部を検出する。なお、素子検出部3dでの検出履歴は、不良履歴情報保持部3bに記憶させておく。
状態変化判定部3eは、不良履歴情報保持部3bを参照して、素子検出部3dで検出された素子部が正常状態から不良状態に変化したか否かを判定する。
素子情報設定部3fは、状態変化判定部3eの判定結果に応じて、素子情報保持部3aにフラグを設定し、または設定したフラグを消去する。また、素子情報設定部3fは、フラグの設定に伴って、素子検出部3dで検出した不良状態の素子部の情報についても素子情報保持部3aに保持させ、フラグの消去に伴って、当該素子部の情報を消去する。
素子判定部3gは、フラグ判定部3cでフラグが設定されていることが判定されると、素子情報保持部3aが保持する素子部と、素子検出部3dで検出された素子部とを比較する。比較の結果、一致する場合に、素子情報保持部3aが保持する素子部の不良の原因は、物体の放置によるものではなく、故障であると判定する。また、一致しない場合には、素子情報保持部3aが保持する素子部の不良の原因は、物体の放置によるものであると判定する。
なお、上記処理機能のうち、例えば、フラグ判定部3c、素子検出部3d、状態変化判定部3e、素子情報設定部3f及び素子判定部3gは、自動取引装置1が備えるCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)によって所定のプログラムが実行されることで実現される。また、これらの処理機能の少なくとも一部が、個別のハードウェアによって実現されてもよい。素子情報保持部3a及び不良履歴情報保持部3bは、自動取引装置1が備えるHDD(Hard Disk Drive)に記憶されることで実現される。
次に、このような構成を備える自動取引装置1における素子部の不良判定の処理方法の一例について説明する。
なお、自動取引装置1の初期状態は素子情報保持部3a及び不良履歴情報保持部3bには情報が保持されていない状態とする。
まず、素子情報保持部3aに保持される素子部について説明する。
自動取引装置1に電源が投入されると、フラグ判定部3cは、素子情報保持部3aにフラグが設定されているか否か判定する。この場合、自動取引装置1は初期状態であるために、フラグの設定がされておらず、素子検出部3dが処理を実行する。
素子検出部3dは、タッチパネル2から取得した素子状態情報に基づいて、不良状態の素子部を検出する。なお、この時、素子検出部3dは不良状態の素子部を不良履歴情報保持部3bに記憶させておく。
状態変化判定部3eは、不良履歴情報保持部3bを参照して、素子検出部3dで検出された素子部が正常状態から不良状態に変化したか否かを判定する。この場合、自動取引装置1の初期状態から処理が開始されたため、素子検出部3dで検出された素子部が正常状態から不良状態に変化したと判定する。
素子情報設定部3fは、状態変化判定部3eからこのような判定結果が得られたことにより、素子情報保持部3aに、物体が放置されていることを示すフラグを設定すると共に、素子検出部3dで検出した素子部の情報を保持させる。
このようにして、素子情報保持部3aに、不良状態の素子部の情報が保持されるようになる。
なお、この後の処理は、素子検出部3dから、上記の処理が繰り返し行われる。処理が繰り返し実行されているときに、自動取引装置1の終結の割り込みがあれば、当該処理は終了して自動取引装置1の電源が落とされる。
次に、再び、電源が投入された時の自動取引装置1で行われる処理について説明する。
なお、上記の通り、素子情報保持部3aにはフラグが設定されていると共に、不良状態の素子部の情報が保持されている。
自動取引装置1の電源が投入されると、フラグ判定部3cは、素子情報保持部3aにフラグが設定されているか否かを判定する。この時、素子情報保持部3aにはフラグと、当該フラグに対応する素子部の情報が保持されているため、フラグ判定部3cは、素子情報保持部3aにフラグが設定されていることを判定する。
素子検出部3dは、再び、タッチパネル2から取得した素子状態情報に基づいて、物体の放置での遮光が起因したとされる不良状態の素子部を検出する。
フラグ判定部3cがフラグの設定を判定したため、素子判定部3gは、素子情報保持部3aが保持する素子部と、素子検出部3dで検出した素子部とを比較する。
比較の結果、これらの素子部が一致する場合には、素子情報保持部3aが保持する素子部の不良の原因は、物体の放置によるものではなく、故障であると判定する。また、一致しない場合には、素子情報保持部3aが保持する素子部の不良の原因は、物体の放置によるものである判定する。
このように、自動取引装置1では、素子判定部3gは、物体の放置を一旦検出したとされる素子部は、素子検出部3dで検出された素子部と一致する場合に、不良状態であると判定するようにした。
判定結果に基づいて、不良状態の素子部の不良原因を的確に判別することができ、タッチパネル2の不良に関するクレームに適切に対応でき、また、自動取引装置1の内部を開封保守作業が効率化するようになる。
[第2の実施の形態]
次に、自動取引装置としてATMを適用した場合について具体的に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る自動取引装置の概観を示す図である。
ATM10は、前面にカード挿入/排出口40aを有するカード処理ユニット、通帳挿入/排出口50aを有する通帳処理ユニット、紙幣挿入/放出口60aを有する紙幣処理ユニット、及び硬貨挿入/放出口70aを有する紙幣処理ユニットを有する。さらに、ATM10は、ユーザからの操作入力及び表示のためのタッチパネル30aを有する表示ユニットを有する。
次に、このような概観のATM10のハードウェア構成について説明する。
図3は、第2の実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。
ATM10は、ATM10で行われる所定の処理を実行する制御ユニット20、ユーザからの操作入力及び出力結果を表示する表示ユニット30を有する。さらに、ATM10には、図2で説明した、カード挿入/排出口40aを有するカード処理ユニット40、通帳挿入/排出口50aを有する通帳処理ユニット50、紙幣挿入/放出口60aを有する紙幣処理ユニット60、及び硬貨挿入/放出口70aを有する硬貨処理ユニット70を有する。
制御ユニット20は、CPU20a、RAM(Random Access Memory)20b、HDD20c、画像情報送受信部20d、ホスト通信制御部20e及び入出力インタフェース20fを備えており、これらの各部はバス20gで相互に接続されている。
CPU20aは、HDD20c等の記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、このATM10全体を統括的に制御する。
RAM20bには、CPU20aに実行させるOS(Operating System)やプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM20bには、CPU20aによる処理に必要な各種データが格納される。
HDD20cには、ATM10上のOSやアプリケーションのプログラムが格納される。また、HDD20cには、CPU20aによる処理に必要な各種データが格納される。
画像情報送受信部20dは、ATM10のCPU20aからの命令に従って表示ユニット30に表示させタッチパネル30aを通して見える画像情報を表示ユニット30のタッチパネルコントローラ30bに送信する。また、画像情報送受信部20dは、表示ユニット30のタッチパネルコントローラ30bから、後述するステータス情報を受信する。
ホスト通信制御部20eは、様々な場所に設置したATMの管理を行う管理センターのホストコンピュータ(図示を省略)と通信可能に例えばLAN(Local Area Network)で接続されており、ホストコンピュータと送受信信号の通信を行うことができる。
入出力インタフェース20fには、カード処理ユニット40、通帳処理ユニット50、紙幣処理ユニット60、及び硬貨処理ユニット70が接続されている。入出力インタフェース20fは、カード処理ユニット40、通帳処理ユニット50、紙幣処理ユニット60、及び硬貨処理ユニット70は、バス20gを介してCPU20aと相互に信号の送受信を行う。
表示ユニット30は、タッチパネル30aと、タッチパネル30aのタッチパネルコントローラ30bを備える。
タッチパネル30aは、光学式であって、ユーザからの操作入力を受け付ける表示画面にATM10に必要な処理内容を示す処理領域が表示されている。タッチパネル30aに設けられた素子部は、一対の赤外線LED(Light Emitting Diode)(発光素子)とフォトトランジスタ(受光素子)とを有する。赤外線LEDから赤外線ビームが発光されて、赤外線LEDに対向配置するフォトトランジスタが当該赤外線ビームを受光する。表示画面上には赤外線ビームの光線が格子状を成すように、赤外線LEDとフォトトランジスタとが、表示画面のx,y方向に表示画面を挟んで対向配置して配列している(図6を参照)。
タッチパネルコントローラ30bは、ユーザからの操作入力によって赤外線ビームが遮光された赤外線LEDとフォトトランジスタとから操作入力の位置情報を検出して、当該位置情報を制御ユニット20に送信する。また、タッチパネルコントローラ30bは、タッチパネル30aの赤外線LEDの発光状態、フォトトランジスタの受光状態、赤外線LED及びフォトトランジスタにおけるビーム不良状態等の素子部の状態をそれぞれ一定間隔ごとに検出して、これら素子部の状態を表すステータス情報を制御ユニット20に送信する。さらに、タッチパネルコントローラ30bでは、操作入力による遮光時間を計測し、当該時間を制御ユニット20に通知する。
カード処理ユニット40は、カード挿入/排出口40aから挿入されたユーザのカードに実行指示に応じて所定の処理の処理結果を記録する。また、カード処理ユニット40は、処理結果の記録が完了したカードを、カード挿入/排出口40aから排出して、ユーザに返却する。
通帳処理ユニット50は、通帳挿入/排出口50aから挿入されたユーザの通帳を所定位置まで搬送し、ユーザからの実行指示に応じて所定の処理の処理結果を記録する。また、通帳処理ユニット50は、処理結果の記録が完了した通帳を搬送して、通帳挿入/排出口40aから排出して、ユーザに返却する。
紙幣処理ユニット60及び硬貨処理ユニット70は、紙幣挿入/放出口60a及び硬貨挿入/放出口70aから挿入された紙幣及び硬貨を受け入れて、紙幣及び硬貨をそれぞれ計数する。また、ユーザの所定の実行指示に応じて、紙幣挿入/放出口60a及び硬貨挿入/放出口70aから処理に応じた額の紙幣及び硬貨を放出することができる。
このようなカード処理ユニット40、通帳処理ユニット50、紙幣処理ユニット60、及び硬貨処理ユニット70は、ユーザによる表示ユニット30を介した操作入力に応じて、制御ユニット20のCPU20aによってそれぞれ制御される。
なお、図3に記載したハードウェア構成以外にも、例えば、銀行において行員がATM10の様々な設定を管理し、設定状況を把握するための係員操作表示ユニット等の図示を省略する上位装置が制御ユニット20に接続されている。
次いで、ATM10が備える制御機能について説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る自動取引装置が備える機能を示すブロック図である。
ATM10は、タッチパネル30aの画面上に放置された物体が起因したとされる不良状態の素子部を検出し、当該素子部の素子番号を保持しておき、電源の再投入後、新たに検出した不良状態の素子部の素子番号と、保持していた素子部の素子番号とを比較する。そして、一致した場合には保持していた素子部は故障であり、一致しない場合には保持していた素子部は物体の放置による不良状態であることを的確に判別するものである。
このようなATM10は、図4に示すように、表示ユニット30と通信可能に接続された制御ユニット20を有する。
制御ユニット20は、放置・素子情報保持手段21、不良履歴情報保持手段22、フラグ判定手段23、ステータス情報取得手段24、素子検出手段25、状態変化判定手段26、状態通知手段27、フラグ・素子情報設定手段28及び素子判定手段29を有する。
放置・素子情報保持手段21は、タッチパネル30a上に物体が放置されて遮光されたとする素子部の素子番号を保持する。また、放置・素子情報保持手段21は、フラグ・素子情報設定手段28により設定された、タッチパネル30a上に物体が放置されていることを表すフラグの情報を保持する。
不良履歴情報保持手段22は、後述する素子検出手段25で検出された不良状態の素子部の検出履歴を保持する。
フラグ判定手段23は、ATM10に電源が投入されるごとに、放置・素子情報保持手段21にフラグが設定されているか否かを判定する。
ステータス情報取得手段24は、タッチパネルコントローラ30bから通知されたタッチパネル30aの素子部のステータス情報を取得する。
素子検出手段25は、ステータス情報取得手段24が取得したステータス情報から、発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部を検出する。また、素子検出手段25は、検出した不良状態の素子部を不良履歴情報保持手段22に検出履歴として保持する。
状態変化判定手段26は、素子検出手段25が不良状態の素子部を検出した場合に、不良履歴情報保持手段22を参照して、素子検出手段25で検出した素子部の状態が、正常状態から不良状態に変化したか否かを判定する。また、状態変化判定手段26は、素子検出手段25が正常状態の素子部を検出した場合に、不良履歴情報保持手段22を参照して、素子検出手段25で検出した素子部の状態が、不良状態から正常状態に変化したか否かを判定する。
状態通知手段27は、状態変化判定手段26の判定結果に応じて、素子部が正常状態から不良状態に変化した場合には物体の放置を、素子部が不良状態から正常状態に変化した場合には物体の放置の正常復帰等を、上位装置等に通知する。なお、銀行では、行員は上位装置の係員操作表示ユニットによりタッチパネル30aの不良状態を視認することができる。また、上位装置を介して外部の管理センターのホストコンピュータ等に通知することも可能である。状態通知手段27は、後述する素子判定手段29の判定結果に応じて、物体の放置または素子部の故障(異常)を管理センターのホストコンピュータ等に通知する。
フラグ・素子情報設定手段28は、状態通知手段27によって物体の放置が通知された場合には、物体の放置を検出した素子部の素子番号と、フラグとを放置・素子情報保持手段21に設定する。また、フラグ・素子情報設定手段28は、状態通知手段27で正常復帰の通知がされた場合には、放置・素子情報保持手段21のフラグと素子部の素子番号とを消去(クリア)する。
素子判定手段29は、フラグ判定手段23でフラグの設定が判定されると、素子検出手段25の検出処理後、素子検出手段25で検出した不良状態の素子部の素子番号と、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部の素子番号とを比較する。比較の結果、互いの素子番号が一致する場合には、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部の不良状態は故障によるものであると判定する。また、一致しない場合には、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部の不良状態は、物体の放置によって遮光されたものであると判定する。
次に、ATM10で行われる、素子部の不良状態を判定する処理手順について説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る自動取引装置で不良の判定を実行するための処理手順を示すフローチャートである。
[ステップS11]
フラグ判定手段23は、放置・素子情報保持手段21にフラグが設定されているか否かを判定する。次の処理は、フラグが設定されていない場合には、ステップS12へ進められ、設定されている場合には、ステップS20へ進められる。
[ステップS12]
ステータス情報取得手段24は、タッチパネルコントローラ30bからタッチパネル30aの素子部のステータス情報を取得する。
[ステップS13]
素子検出手段25は、ステータス情報から発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部の検出を実行する。次の処理は、不良状態の素子部が検出されない場合にはステップS14へ進められ、検出された場合にはステップS15へ進められる。なお、素子検出手段25は、当該検出履歴を不良履歴情報保持手段22に保持させる。
[ステップS14]
状態変化判定手段26は、不良履歴情報保持手段22を参照して、これまで不良状態だった素子部が正常状態に変化したか否かを判定する。次の処理は、正常状態に変化した場合にはステップS16へ進められ、それ以外である場合にはステップS12へ進められる。
[ステップS15]
状態変化判定手段26は、不良履歴情報保持手段22を参照して、ステップS13で検出した不良状態の素子部がこれまでの正常状態から不良状態に変化したか否かを判定する。次の処理は、不良状態に変化した場合にはステップS18へ進められ、それ以外である場合にはステップS12へ進められる。
[ステップS16]
状態通知手段27は、ステップS14の判定結果から、不良状態から正常状態に復帰した旨を上位装置に通知する。
[ステップS17]
フラグ・素子情報設定手段28は、放置・素子情報保持手段21に設定してあるフラグ及び素子部の素子番号をクリアする。
[ステップS18]
状態通知手段27は、ステップS15の判定結果から、正常状態から不良状態に変化した素子部に関して物体が放置されている旨を上位装置に通知する。
[ステップS19]
フラグ・素子情報設定手段28は、放置・素子情報保持手段21に、フラグと共に素子部の素子番号を設定する。
[ステップS20]
ステータス情報取得手段24は、タッチパネルコントローラ30bからタッチパネル30aの素子部のステータス情報を取得する。
[ステップS21]
素子検出手段25は、ステータス情報から発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部の検出を実行する。次の処理は、不良状態の素子部が検出されない場合にはステップS23へ進められ、検出された場合にはステップS22へ進められる。なお、素子検出手段25は、当該検出履歴を不良履歴情報保持手段22に保持させる。
[ステップS22]
素子判定手段29は、ステップS21で検出した不良状態の素子部と、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部の素子番号とを比較する。次の処理は、互いの素子番号が一致する場合にはステップS24に進められ、一致しない場合にはステップS23に進められる。
[ステップS23]
状態通知手段27は、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部は、物体の放置による不良状態である旨を上位装置に通知する。
[ステップS24]
状態通知手段27は、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部は、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部は故障(異常)による不良状態である旨を上位装置に通知する。
なお、上記フローチャートではステップS17,S19の処理後、ステップS12〜S19の処理が順に繰り返し実行される。このように繰り返し各ステップで処理が実行されている時に、ATM10の電源を落とすと、システム終結割り込みにより、処理が強制終了する。そして、再びATM10に電源を投入して、システムが立ち上がるとステップS11からの処理が開始される。
次に、上記処理フローに基づいて、ATM10の動作について具体的に説明する。
まず、ATM10に電源を投入して、ATM10の各ユニットを立ち上げる。なお、この時のATM10は、初期状態であって、素子部は故障が無く、また、放置・素子情報保持手段21及び不良履歴情報保持手段22には何も保持されていない。
したがって、フラグ判定手段23はフラグが設定されていないと判定して、ステータス情報取得手段24は、タッチパネルコントローラ30bからタッチパネル30aのステータス情報を取得する。
素子検出手段25は、ステータス情報から発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部を検出して、当該素子部の検出履歴を不良履歴情報保持手段22に保持させる(ステップS11〜S13)。
状態通知手段27は、素子検出手段25で検出された素子部の不良状態の原因を物体の放置である旨を、例えば、管理センターのホストコンピュータ等に通知すると共に、フラグ・素子情報設定手段28は、素子検出手段25で検出された素子部の素子番号と、フラグとを放置・素子情報保持手段21に設定する(ステップS15,S18,S19)。
この後、再び、ステータス情報取得手段24は、タッチパネルコントローラ30bからタッチパネル30aのステータス情報を取得する。
素子検出手段25は、この場合、不良状態の素子部が無かったものとすると、ステータス情報から発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部を検出しない(ステップS12,S13)。
状態変化判定手段26が素子部が不良状態から正常状態へ変化したことを判定し、状態通知手段27は、物体の放置の正常復帰を、管理センターのホストコンピュータ等に通知すると共に、フラグ・素子情報設定手段28は、放置・素子情報保持手段21に設定された物体の放置を検出した素子部の素子番号とフラグとをクリアする(ステップS14,S16,S17)。
そして、再び、ステータス情報取得手段24は、タッチパネルコントローラ30bからタッチパネル30aのステータス情報を取得して、素子検出手段25は、ステータス情報から発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部を検出する(ステップS12,S13)。
状態通知手段27は、物体の放置を、管理センターのホストコンピュータ等に通知すると共に、フラグ・素子情報設定手段28は、物体の放置を検出した素子部の素子番号と、フラグを放置・素子情報保持手段21に設定する(ステップS15,S18,S19)。
以上のように、ステップS12〜S19の処理が繰り返し実行される。この時、システム終結割り込みが発生すると、当該割り込みが優先されて、実行されていた処理が強制終了する。
その後、再びATM10に電源を投入して、ATM10の各ユニットを立ち上げる。
フラグ判定手段23は、放置・素子情報保持手段21にフラグが設定されていることを判定すると、ステータス情報取得手段24が、タッチパネルコントローラ30bからタッチパネル30aのステータス情報を取得し、素子検出手段25は、当該ステータス情報から発光不良・受光不良・ビーム不良の不良状態の素子部を検出して、当該素子部の検出履歴を不良履歴情報保持手段22に保持させる(ステップS11,S20,S21)。
素子判定手段29は、素子検出手段25で検出した不良状態の素子部の素子番号と、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部の素子番号とを比較する。この時、互いの素子番号が一致しており、状態通知手段27は、放置・素子情報保持手段21が保持する素子部は、異常状態である旨をホストコンピュータ等に通知する(ステップS22,S24)。
再び、ステータス情報取得手段24によりステータス情報が取得されて(ステップS12)、以下、ステップS13〜S19の処理がシステム終結割り込みがあるまで繰り返し実行される。
このように、ATM10では、素子判定手段29は、物体の放置によって遮光が生じたとされて検出された素子部は、素子検出手段25で検出された素子部と一致する場合に、故障していると判定するようにした。
判定結果に基づいて、不良状態の素子部の不良原因を的確に判別することができ、ホストコンピュータ等に通知することができ、タッチパネル30aの不良に関する顧客からのクレームに適切に対応でき、また、ATM10の内部を開封保守作業が効率化するようになる。
なお、上記の各実施の形態で示した自動取引装置1、ATM10が有する機能の少なくとも一部は、コンピュータによって実現することができる。その場合には、上記機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そして、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録された光ディスク等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、そのプログラムを、サーバコンピュータからネットワークを介して他のコンピュータに転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
1 自動取引装置
2 タッチパネル
3 制御部
3a 素子情報保持部
3b 不良履歴情報保持部
3c フラグ判定部
3d 素子検出部
3e 状態変化判定部
3f 素子情報設定部
3g 素子判定部
10 ATM
20 制御ユニット
20a CPU
20b RAM
20c HDD
20d 画像情報送受信部
20e ホスト通信制御部
20f 入出力インタフェース
20g バス
21 放置・素子情報保持手段
22 不良履歴情報保持手段
23 フラグ判定手段
24 ステータス情報取得手段
25 素子検出手段
26 状態変化判定手段
27 状態通知手段
28 フラグ・素子情報設定手段
29 素子判定手段
30 表示ユニット
30a タッチパネル
30b タッチパネルコントローラ
40 カード処理ユニット
40a カード挿入/排出口
50 通帳処理ユニット
50a 通帳挿入/排出口
60 紙幣処理ユニット
60a 紙幣挿入/放出口
70 硬貨処理ユニット
70a 硬貨挿入/放出口

Claims (7)

  1. 操作入力を受け付けるタッチパネルを備える自動取引装置において、
    前記タッチパネルへの前記操作入力を検知する複数の素子部に関し、前記タッチパネル上の物体の放置により生じたとする不良状態の素子部の検出履歴を予め保持する素子情報保持部と、
    前記タッチパネルから通知された、前記複数の素子部のそれぞれの状態を示す素子状態情報に基づいて、正常状態または前記不良状態の素子部を繰り返し検出する素子検出部と、
    前記素子情報保持部が保持する前記検出履歴に基づき、前記素子検出部で検出された前記素子部の、前記不良状態から前記正常状態、または、前記正常状態から前記不良状態への変化に応じて、前記素子部に対して物体が放置されているか否かを判定する素子判定部と、
    前記素子判定部が前記タッチパネル上に前記物体が放置されていることを判定した前記素子部に対応付けたフラグを前記素子情報保持部に設定するフラグ設定部と、
    を有し、
    前記自動取引装置が強制終了されて、新たに電源が投入された時に、前記フラグが設定されている場合に、前記素子判定部は、前記素子検出部が検出した前記正常状態または前記不良状態の素子部に基づき、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部の前記不良状態が故障か否かの判定を実行し、前記素子検出部が再び前記素子部を繰り返し検出する、
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記自動取引装置が強制終了されて、新たに電源が投入された時に、前記フラグが設定されている場合に、前記素子判定部は、前記素子検出部が検出した前記不良状態の素子部が、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部と一致する場合に、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部の前記不良状態は故障によるものと判定する、
    ことを特徴とする請求項記載の自動取引装置。
  3. 前記自動取引装置が強制終了されて、新たに電源が投入された時に、前記フラグが設定されている場合に、前記素子判定部は、前記素子検出部が検出した前記不良状態の素子部が、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部と一致しない場合に、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部の前記不良状態は前記物体の放置によるものと判定する、
    ことを特徴とする請求項記載の自動取引装置。
  4. 前記複数の素子部は、
    発光素子と前記発光素子の光を受光する受光素子とが前記タッチパネルの入力画面を挟んで対向配置され、
    前記操作入力により前記発光素子からの光が遮光されることで前記操作入力を検知する、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  5. 前記素子情報保持部が保持する前記素子部の不良状態は所定時間以上遮光されている、
    ことを特徴とする請求項記載の自動取引装置。
  6. 操作入力を受け付けるタッチパネルを備える自動取引装置の不良判定方法において、
    前記タッチパネルから通知された、前記タッチパネルへの前記操作入力を検知する複数の素子部のそれぞれの状態を示す素子状態情報に基づいて、正常状態または前記タッチパネル上の物体の放置により生じたとする不良状態の素子部を繰り返し検出し、
    前記複数の素子部に関し、前記不良状態の素子部の検出履歴を予め保持する素子情報保持部の前記検出履歴に基づき、検出された前記素子部の、前記不良状態から前記正常状態、または、前記正常状態から前記不良状態への変化に応じて、前記素子部に対して物体が放置されているか否かを判定
    前記タッチパネル上に前記物体が放置されていることを判定した前記素子部に対応付けたフラグを前記素子情報保持部に設定し、
    前記自動取引装置が強制終了されて、新たに電源が投入された時に、前記フラグが設定されている場合に、検出した前記正常状態または前記不良状態の素子部に基づき、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部の前記不良状態が故障か否かの判定を実行し、再び前記素子部を繰り返し検出する、
    とを特徴とする不良判定方法。
  7. 操作入力を受け付けるタッチパネルを備える自動取引装置の不良判定プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記タッチパネルから通知された、前記タッチパネルへの前記操作入力を検知する複数の素子部のそれぞれの状態を示す素子状態情報に基づいて、正常状態または前記タッチパネル上の物体の放置により生じたとする不良状態の素子部を繰り返し検出させて、
    前記複数の素子部に関し、前記不良状態の素子部の検出履歴を予め保持する素子情報保持部の前記検出履歴に基づき、検出された前記素子部の、前記不良状態から前記正常状態、または、前記正常状態から前記不良状態への変化に応じて、前記素子部に対して物体が放置されているか否かを判定させ、
    前記タッチパネル上に前記物体が放置されていることを判定した前記素子部に対応付けたフラグを前記素子情報保持部に設定させ、
    前記自動取引装置が強制終了されて、新たに電源が投入された時に、前記フラグが設定されている場合に、検出した前記正常状態または前記不良状態の素子部に基づき、前記素子情報保持部が保持する前記フラグが対応付けられた前記素子部の前記不良状態が故障か否かの判定を実行させ、再び前記素子部を繰り返し検出させる、
    処理を実行させることを特徴とする不良判定プログラム。
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