JP2003168145A - 紙幣取扱装置及び現金自動取引装置及び紙幣取扱方法 - Google Patents

紙幣取扱装置及び現金自動取引装置及び紙幣取扱方法

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JP2003168145A
JP2003168145A JP2001368075A JP2001368075A JP2003168145A JP 2003168145 A JP2003168145 A JP 2003168145A JP 2001368075 A JP2001368075 A JP 2001368075A JP 2001368075 A JP2001368075 A JP 2001368075A JP 2003168145 A JP2003168145 A JP 2003168145A
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JP2001368075A
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Tomoyo Takai
知世 高井
Yasushi Shibata
靖史 芝田
Takashi Hanamura
貴志 花村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣取扱装置が具備する判別部のセンサの一
部が故障しても、装置ダウンとならない現金自動取引装
置を提供することにある。 【解決手段】 紙幣を取り扱う紙幣取扱装置において、
紙幣を鑑別する判別部のセンサの一部が故障した場合、
そのセンサの故障に影響せず入金できる紙幣の種類、又
は入金位置、又は入金姿勢を利用者に教示する構成を採
用する。この構成から故障したセンサを避けて装置の取
引を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の操作によ
り紙幣を出し入れする現金自動取引装置(以下、単にA
TM(Automated Teller Machin
e)とも言う)に関し、特に、多金種の紙幣を鑑別、判
別して運用する紙幣取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等で使用されるATMで
は、判別部で異常があった場合、判別部での紙幣の鑑
別、判別(種類、真偽、形状、状態、計数等を含む)を
行なうことが不可能となってしまうため、装置全体を取
引停止として紙幣の取り扱いそのものを中止していた。
一方、特開平8−249517号公報は、判別部のセン
サの故障対策処理において、部分的にセンサが故障して
異常な出力をしても、故障したセンサデータを利用して
いる鑑別アルゴリズムを無効にして鑑別を行なうこと
で、センサの故障によって正常な真券が偽券と判定され
ることを防止する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ATMの普及に伴い、
日本円紙幣だけでなく外国紙幣も取り扱える紙幣取扱装
置が求められている。しかし多種多様な外国紙幣を取扱
う場合、紙幣の大きさ、紙幣の特徴が様々なため、紙幣
を鑑別、判別する判別部には多数の高精度なセンサ(光
学的なもの、磁気的なものを含む)が必要不可欠とな
る。特に、ユーロ紙幣やヨーロッパ各国の紙幣を1台の
ATMで同時に取扱う場合、その取り扱う紙幣すべてが
判別できるだけのセンサ数が必要になり、日本円紙幣だ
け判別する場合よりセンサの数が増え、センサが故障す
る確率も増加する。更に海外でATMが置かれる環境と
しては屋外に出ているタイプもあり、ATMの入出金口
から混入する埃がその装置内部に侵入し易いため、セン
サの故障する確率も高い。
【0004】従来の紙幣取扱装置は判別部のセンサの故
障を検知した場合、入出金取引が停止してしまい、利用
者が全く入出金取引ができない問題があった。また、特
開平8−249517号公報の様に故障したセンサを使
用しないとの提案もあるが、その故障が原因で誤って偽
札を取り込んでしまうとの問題もある。
【0005】本発明はかかる問題を解決し、ATMの取
引を停止せず、また紙幣の正確な鑑別等を行なうことを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、特に、紙幣を判別する判別部のセンサの
状態を検知又は監視又は診断して、その状態に応じて紙
幣の取り扱いの仕方又は判別の条件を変更又は設定する
技術思想を採用する。そしてその設定された情報を表示
することにより、利用者に条件に合った取り扱いをして
もらうことが可能となり、ATMを停止せずとも定めら
れた範囲内での紙幣の取り扱いが可能となる。また、自
動的に装置内で紙幣の搬送を変更するなどして、表示に
比べて入金の仕方などを意識せずに済む効果もある。
【0007】また、判別部のセンサの状態、例えば、故
障したか否かを監視して、その異常個所に応じて表示部
に表示するガイダンスをテーブル化することで、利用者
への表示に即座に対応できる。
【0008】また、取扱うことができなくなった種類の
紙幣を利用者が入出金口から入れないように、表示部に
取扱い可能金種の表示を行なうことで、故障したセンサ
を用いて判別しない金種での入金取引を可能にする。
【0009】また、ユーロ紙幣のように紙幣の種類によ
り大きさが違う場合、特に小さな紙幣では、利用者に入
出金口のどの位置に紙幣を入れれば良いか表示部に表示
することにより、故障しているセンサを避けて判別する
ことが可能となる。
【0010】また、紙幣の特徴により紙幣の姿勢を変え
ることで、故障しているセンサを避けて判別することが
可能な場合、利用者に故障していないセンサを用いて紙
幣を判別できる紙幣の姿勢にそろえさせる表示を表示部
に行なうことで、入金取引を可能とする。
【0011】また、判別部のセンサの故障により取扱え
ない金種がある場合の出金では、取扱える紙幣の組み合
わせで出金を行なうことで出金取引を可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は現金自動取引装置11を示し、通
帳が挿入されその通帳の磁気ストライプを読み取り、印
字し、頁めくり等を実行する通帳処理機構1、明細票の
印字、発行を行なう明細票処理機構2、利用者の持つ磁
気ストライプカード、ICカード等の情報を読み取るカ
ード取扱機構3、紙幣の入出金や補充等を行なう紙幣取
扱装置4(符号8は入出金口)、利用者が操作を行ない
その操作を検知する入力部5、利用者に操作方法や装置
状態を表示する表示部7、これら各機構及び各部を制御
する本体制御部6とを備える。尚、現金自動取引装置
(ATM)と紙幣取扱装置とは特に文言上差異はない
が、以下、紙幣を主目的として取り扱う紙幣取扱装置が
ATM内部に含まれるものとして説明する。但し、AT
Mに限らず金融機関の窓口に設置される窓口端末や乗車
券を発券する発券端末等にも適用できる。
【0013】図2はATM11の内部に搭載された紙幣
取扱装置4を示す図である。紙幣取扱装置4は利用者か
ら投入される紙幣を装置内部に取り込む又は利用者に紙
幣を渡す入出金口8と、紙幣を搬送する搬送路102
と、紙幣の真偽、正損、金種等を鑑別又は判別する判別
部103と、入出金口8から入金された紙幣を一時的に
巻き取る一時保管庫104と、紙幣を各金種毎に収納す
る複数の収納庫(入金庫、出金庫、還流庫、リジェクト
庫)105と、搬送路102上に設けられ、紙幣の通過
を検知する複数の通過センサ106と、紙幣の搬送方向
を切り換えるゲート107とを有する。また、判別部1
03には光学的に又は磁気的に紙幣の特徴を捉えるセン
サが含まれている。
【0014】図3はATM11と紙幣取扱装置4の制御
ブロックを示す図である。紙幣取扱装置4は、図2の入
出金口8、一時保管庫104、通過センサ106等の動
作をそれぞれ制御する入出金口制御部205、一時保管
庫制御部206、収納庫制御部207、センサ制御部2
12、ゲート制御部213を有する。判別部103は紙
幣の鑑別、判別に関連して、その判別で使用するデー
タ、例えば、鑑別用のアルゴリズムやパターンデータ、
正しい紙幣の基準データなどが記憶された判別データ記
憶部209を有する。更に、搬送路102のベルトを駆
動する搬送路モータ制御部211や、紙幣取扱装置4全
体を制御するためのプログラム等が記憶された記憶部2
10、そして紙幣取扱装置4の各部位を統括的に制御す
る主制御部214で構成する。
【0015】一方、紙幣取扱装置4を除くATM11
は、図1の表示部7、入力部5とを有し、ここでは説明
上別々としたがタッチパネルで一体成形したものであ
り、また、利用者に対してだけでなく、係員や保守員の
操作を検知し又は表示する操作パネルも含む(単に表示
部又は操作部とも言う)。他に、カード取扱機構3と明
細票処理機構2と通帳処理機構1とが、ATM11の各
部位を制御する本体制御部6に接続された形態で構成さ
れる。またこの本体制御部6は通信回線でホストコンピ
ュータ201と接続され取引情報などの送受信を行なう
機能も有する。ここで、ATM11の本体制御部6と紙
幣取扱装置4の主制御部214とはそれぞれ別に構成さ
れているが、単に制御部とも言い、ハード的にはCP
U、メモリ等で構成される。そしてこの制御部は判別部
103のセンサの状態(故障等)を監視、診断する機能
を有する。
【0016】図4は搬送路102に沿って配置された判
別部103の詳細図である。図面から明らかな様に、セ
ンサ108は搬送路に直交して配置され、センサ401
からセンサ499まで複数並べて配置している。そのう
ち囲まれた部分はセンサ435から458までのセンサ
を拡大した図であり、センサ451が故障した様子を示
している(後述)。このセンサ108は光学的なセンサ
であって紙幣全面を走査するラインセンサを示すが、他
にも紙幣の特定個所の特徴を光学的に抽出するスポット
センサや、電気的に抽出する電気センサ、紙幣の磁気特
徴を抽出する磁気センサも判別部103に構成される。
これらセンサによって、判別部3を通過する紙幣の特
徴、即ち、紙幣の磁気、蛍光、色などの特徴を読み取
り、読み取ったデータをもとに紙幣の真偽、正損、金種
などを判別する。
【0017】そしてこの判別部103に搬送される紙幣
の姿勢を示したものが図5である(紙幣の短手で搬
送)。つまり、肖像画がある側でその肖像画の頭を上と
して搬送される姿勢A(表側で上側と規定)、紙幣の表
側で肖像画の頭を下向きとして搬送される姿勢B(表側
で下側と規定)、紙幣の肖像画が無い側で肖像画の頭を
上として搬送される姿勢C(裏側で上側と規定)、紙幣
の裏側で肖像画の頭を下向きとして搬送される姿勢D
(裏側で下側と規定)のように、判別部103に搬送さ
れる紙幣の姿勢として4つの態様がある。そしてこれら
紙幣の姿勢は入出金口101(図1参照)に利用者によ
って入金するときの紙幣の姿勢や、収納庫105に収納
された紙幣の姿勢に基づいている。尚、紙幣の上側を正
方向、下側を逆方向とも言うと、これら紙幣の姿勢は正
逆表裏で規定できる。説明を簡単にするために、例え
ば、利用者が入出金口8に紙幣を入金するとき利用者か
ら見た目として姿勢Aの場合、判別部103に到達し、
通過する紙幣の姿勢も姿勢Aであることを前提として説
明する。
【0018】また、判別部103に搬送される紙幣の位
置としては、図6のように(矢印参照)、入出金口8か
ら投入される入金位置に基づいて、判別部103の左側
(図面の下側)に沿って搬送される入金位置A、判別部
103の中央付近で搬送される入金位置B、判別部10
3の右側で沿って搬送される入金位置C、というように
大きく分けて3つの入金位置がある。この様に、搬送路
102での構造上の工夫を施さない場合(後述)、入出
金口8から投入されるそれら入金位置はそのまま判別部
103の搬送位置又は判別位置に反映される。尚、入出
金口8の入金位置を更に細かく規定しても良いことは言
うまでもない。
【0019】上述したように、判別部103は種々のセ
ンサが多数ある一方、どのセンサが故障するかは不明で
ある。そして、判別部103に搬送される紙幣の姿勢
(図5)や搬送位置又は判別位置(図6)も様々な態様
がある。従って、制御部が判別部103の状態を監視又
は診断し、その判別部103のあるセンサが故障した場
合、ある金種の紙幣の判別は不可能だが、他金種の紙幣
の判別が可能なとき(ケース1)、ある紙幣姿勢での判
別が可能なとき(ケース2)、ある判別位置(入金位置
に相当)での判別が可能なとき(ケース3)があり、セ
ンサ毎に紙幣を判別するための特徴を有している。
【0020】以上のケースを想定し、各センサ特有に存
在する特徴を把握し、装置で取り扱う紙幣の金種として
500、100、5ユーロを例にして判別条件を規定し
たものが図7のテーブル図である。このテーブルは各セ
ンサが故障した場合に、何の金種を判別部103で判別
でき、どのような紙幣姿勢なら判別できるか、判別でき
る判別位置はどの位置かを示したもので、各故障センサ
701に対応する判別部103としての判別条件702
〜704の情報を示す。尚、このテーブル情報は本体制
御部6又は主制御部214又は判別データ記憶部209
等に記憶されている。以下、具体的に説明する。
【0021】制御部は判別部103の故障を装置の電源
投入時又は逐次又は一定期間単位で監視、診断するが、
その診断により判別部のセンサ401又は402が故障
したことを認識すると、このテーブル情報を基に判別可
能な金種は「500ユーロ」「100ユーロ」「5ユー
ロ」の全てであると判断する。そして、判別部103で
の紙幣の姿勢としては「A,B,C,D」の全てで、判
別部103での搬送位置又は判別位置(入金位置に相
当)としても「A,B,C」の全てと判断する。即ち、
センサ401又は402が故障しても判別条件を制限す
ることはない。
【0022】センサ410が故障したことを制御部が認
識又は診断すると、「100ユーロ」「5ユーロ」の金
種の判別は可能だが、「500ユーロ」の金種の判別は
不可能と判断する(上記ケース1)。そして紙幣の姿勢
としては「A,B,C,D」全てに対応できるが、その
判別位置としは「A,B」の位置であり、「C」の位置
では判別できないと判断する(ケース3)。
【0023】センサ435は500ユーロ紙幣特有のセ
ンサであって、このセンサの故障を制御部が診断する
と、「100ユーロ」「5ユーロ」の金種、真偽の判別
は可能で「500ユーロ」は判別不可と判断する(ケー
ス1)。そして、紙幣の姿勢及び入金位置の条件に制限
はないと判断する。
【0024】センサ451が故障しても取り扱う金種や
入金位置に制限はないと判断するが、その紙幣の姿勢と
しては「A」のみ、即ち、図5に示すように紙幣を表向
きにし、肖像画が上になった状態でしか判別できないと
判断する(ケース2)。
【0025】センサ458は全ての金種の紙幣に共通し
て重要なセンサであり、このセンサの故障を診断する
と、「500ユーロ」「100ユーロ」「5ユーロ」の
紙幣について、どのような姿勢及び入金位置であっても
判別部103での判別は不可能であると判断する。
【0026】センサ499はセンサ401又は402と
同様で、どの金種、姿勢、入金位置であっても判別可能
であることを示す。
【0027】この様に、図4で示したセンサ401から
499についてセンサ毎に対応する判別部103での紙
幣の判別、取り扱いの条件について説明したが、センサ
には光のみならず、磁気、電気的センサも存在し、これ
らセンサを表現したものがセンサAからZで示す。例え
ば、センサAが故障すると、「500ユーロ」の判別が
不可能であって(ケース1)、姿勢、入金位置には制限
がないことを示す。
【0028】また、本テーブル図では全てのセンサ単位
で個別に判別条件を示しているが、同等の条件であれば
センサを纏めて管理しても良い。例えば、センサ40
1、402、499は、判別可能な金種、紙幣姿勢、位
置共に共通のため、これらセンサを纏めて判別条件を管
理する。
【0029】また、センサ1つに対しての故障だけでは
なく、複数の故障でも対応できる。仮に、センサ420
とセンサ451とが故障した場合は、判別可能な金種と
してはどちらにも共通な「5ユーロ」で、紙幣姿勢とし
ては「A」であり、判別位置としては「A」となり、そ
れ以外の金種、姿勢、位置は装置として取り扱わない、
受け付けないものとして判断する。
【0030】次に、この図7で説明したテーブル図を使
用して制御部6又は214が判別部103の状態を監
視、診断する制御について図8のフロー図を用いて説明
する。
【0031】制御部は予め設定されたタイミング、例え
ば電源投入時、又は、1又は所定取引毎、又は、所定時
間単位で判別部103のセンサ108を診断し(ステッ
プ801)、センサの故障が無いと診断したなら(ステ
ップ802)、全ての金種が判別部103で判別可能な
ため、取り扱い不可能な金種はなしで(ステップ80
5)、全ての紙幣の姿勢、入金位置で取り扱い可能であ
ることを制御部自身又は判別データ記憶部209等に設
定、記憶する(ステップ806)。一方、判別部103
のある特定のセンサが故障していると診断した場合(ス
テップ802)、その故障したセンサに対応する判別条
件に関して、図7のテーブル図を基に判断して、取り扱
い可能金種があればその金種を設定、記憶するとともに
(ステップ803)、その取り扱い可能な金種に対する
紙幣姿勢や入金位置の判別条件が図7のテーブルに記憶
されていれば、その紙幣姿勢や入金位置を設定して記憶
する(ステップ804)。
【0032】続いて、ユーロ紙幣3金種(5ユーロ、1
00ユーロ、500ユーロ)にて入金取引を行なうとき
を想定して図9のフロー図を用いて説明する。また、セ
ンサ故障があった場合の表示画面例も一緒に説明する。
利用者が操作部5、7から入金取引を選択し、その押下
を検知すると(ステップ901)、本体制御部6は紙幣
取扱装置4の主制御部214に対して、判別部103の
各センサを診断するように指示する(ステップ90
2)。
【0033】本体制御部6から指示を受けた主制御部2
14は利用者が入出金口8に紙幣を投入する前に判別部
103のセンサ401〜499等を診断し、そのうち或
るセンサの故障が判明した場合又は故障なしと判断した
場合、図7のテーブル図や図8のフロー図で説明したよ
うに、その取り扱い処理、具体的には判別部103にお
ける判別条件を設定、記憶する。つまり、その故障した
センサによって制限される取り扱い金種又は取り扱い不
可能な金種や、紙幣の姿勢、入金位置等が設定、記憶さ
れる。
【0034】本体制御部6は主制御部214が設定、記
憶した取り扱い処理を基に、操作部5,7に取り扱いが
可能な金種又は取り扱いが不可能な金種、紙幣の姿勢等
を利用者に理解できるように表示して(ステップ90
4)、利用者が入金の項目を選択した場合は、入出金口
制御部205によって入出金口8のシャッタを開き(ス
テップ905,906)、選択せずに終了キー等を選択
した場合は、その取引を終了するように制御する。
【0035】ここで、入金取引においてセンサが故障し
た場合の操作部5,7への表示(ステップ904)につ
いて説明する。但し、センサの故障がない場合や、セン
サの故障があっても判別条件に影響を与えない場合(図
7のセンサ401等)、図10に示すように通常時の取
扱金種が表示される。これは特に判別条件に影響を与え
ないためであることは言うまでも無い。ケース1の様に
金種の判別条件に影響を与えるセンサ、例えば、センサ
435が故障したと診断すると、図7の記憶内容に基づ
き、判別可能な金種として「100ユーロと5ユーロ」
が設定され、判別不可能な金種として「500ユーロ」
が設定される。そして図11に図示する如く、図10に
表示していた「500ユーロ」の部分の表示を消すなど
して、利用者には500ユーロの金種の取り扱いができ
ないことを知らせる。勿論、この例に限らず、500ユ
ーロは取り扱えませんとの消極的な文言、又は取り扱え
る金種は100ユーロと5ユーロとを取り扱いできます
との積極的な文言を表示したり、「500ユーロ」の部
分の表示にバッテンをつけたりなどして、利用者に注意
を喚起する表示例もある。
【0036】また、ケース2の様に紙幣の姿勢に関する
判別条件が変更されるセンサ、例えば、センサ451が
故障したと診断すると、判別可能な姿勢条件としては
「A」を設定、記憶する(図7参照)。そして、その表
示画面としては図12に図示する如く、「イラストの表
示の向きで紙幣を入れて下さい」との文言と共に、入出
金口に紙幣が表向きで肖像画が上向きで入れられるイラ
ストを表示する。この表示に限らず、紙幣の姿勢をその
まま文言として表示する場合や音声で利用者に伝えるな
ど種々の例が考えられるように、少なくとも紙幣の姿勢
条件を利用者に伝える出力手段があれば十分である。こ
のことは他の例(金種条件、位置条件)について共通な
ことである。
【0037】また、ケース3の様に判別位置(入金位置
と同等と考慮)の条件に影響を与えるセンサ420が故
障と診断された場合、上述と同様に図7の判別条件を示
すテーブル図を基に判別可能位置として「A」が設定さ
れ、その情報が記憶される。そしてこの設定された情報
を基に図13に図示するように、「5ユーロ紙幣を左側
に入れて下さい」との文言と共にイラストとして紙幣の
入金位置として入出金口の左側に寄せられたイラストが
表示される。勿論、文言又はイラストのどちらか一方の
表示のみでも良いが、利用者に紙幣の入金位置を知らせ
る旨を出力すれば足りる。尚、図13で表示する紙幣の
金種として「5ユーロ」を対象にしているが、これは図
7で示されたセンサ420の金種の条件内容に基づくも
のであって、金種に制限が無ければその金種をわざわざ
表示せずとも良いことは言うまでもない。
【0038】以上のように、故障したセンサに対応した
判別条件(紙幣取扱条件、又は単に紙幣条件と言う)が
設定、そして記憶され、その情報に基づいて上述してき
た表示が行なわれ、利用者に対して判別条件に対する対
応策が注意喚起される。そして、その対応策通りに紙幣
が入金されれば、入金動作(ステップ907)に移行す
る。
【0039】この入金動作は、以下の通りである。主制
御部214は入出金口8の開閉部を閉めるよう入出金口
制御部205に指示を出し、次に搬送路102を入金方
向に駆動するよう搬送路モータ制御部211に指示を出
し、次に入出金口8から紙幣を1枚ずつ一定間隔で繰り
出すよう入出金口制御部205に指示を出す。
【0040】紙幣が判別部103を通過すると、判別部
103は紙幣の真偽、正損、金種を判定し、判別結果を
主制御部214に報告する。主制御部214は、判別結
果に基づいて、収納に適した紙幣は一時保管庫104
に、収納に適さない紙幣(例えば偽券、損券、金種不明
券)は入出金口8に戻すようゲート制御部213に指示
する。この様に、入金された紙幣が収納に適したものと
適さないものに分け終えたら、主制御部214は搬送路
102を停止するよう搬送路モータ制御部211に指示
を出し、入金計数動作を終了する。
【0041】そして収納に適さない紙幣があった場合、
主制御部214は入出金口8の開閉部を開けるよう入出
金口制御部205に指示を出し、入出金口8の開閉部を
開け、利用者にその紙幣を返却する。一方、収納に適し
た紙幣は、一時保管庫104から再び搬送路102上に
繰り出され、搬送路102上の通過センサ106で紙幣
を監視し、判別部103で判別した収納先(金種情報)
に従いゲート107を切り替え、目的の収納庫105に
収納する。
【0042】以上、入金取引時において判別部103の
センサが故障した場合の判別条件について説明したが、
入金取引のみならず出金取引にも同様に適用できる。但
し、出金取引では紙幣を収納する収納庫105から入出
金口8に利用者希望の紙幣を搬送する処理であるため、
図12の紙幣姿勢の条件を表示したり、図13の入金位
置の条件を表示したりする必要はない。しかし、紙幣の
金種の判別条件を制限するセンサ(例、センサ435、
458等)が故障した場合は、上記入金取引と同様に金
種を制限するような表示(例、図11参照)を出金取引
の選択した後、或いは利用者が初期画面として選択する
ときに、例えば「現在500ユーロの取り扱いができま
せん」との文言や「5ユーロと100ユーロのみの取り
扱いができます」との文言を選択キーなどと共に表示部
に表示して注意を喚起する構成もある。
【0043】また、図12,13の表示画面で示すよう
に、入出金口に紙幣を投入する前に利用者にその条件
(紙幣姿勢、入金位置)を促す場合もあるが、コスト的
に高くなり制御も難しくなるとの問題はあるものの、搬
送路102上に構造的な工夫、例えば紙幣姿勢を補正す
る手段、又は入金位置を補正する手段を設けることで、
紙幣姿勢、判別部103での判別位置を自動的に変更、
補正することで、自動的に判別部103でのセンサ故障
に対応することが可能となる。
【0044】また、複数のセンサが故障した場合は、そ
れら故障に対応して図12と図13とを組み合わせた画
面を表示する、例えば、入金位置としては左側か真中付
近で紙幣の表向きで入金して下さい、との旨の表示や、
紙幣を右側に入れないで下さいとの旨の表示をすること
も可能である(図7で説明した故障センサが複数の場合
を参照)。
【0045】また、ユーロ紙幣を例に述べたが、ユーロ
紙幣に限らずUS$紙幣など、他国の紙幣においても実
施可能であり、さらにユーロ紙幣とペセタ紙幣、ユーロ
紙幣とポンド紙幣のように組み合わせても実施可能であ
る。
【0046】また、表示については取り扱いが可能な方
の判別条件を表示する場合であっても、逆に取り扱いが
不可能な方の判別条件を表示する場合であっても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、装置を停止させず、ま
た、装置の稼働率の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM(現金自動取引装置)の概観を示す図。
【図2】ATMに実装される紙幣取扱装置の概略図。
【図3】ATM及び紙幣取扱装置の制御ブロック図。
【図4】紙幣取扱装置の判別部のセンサ配置を示す図。
【図5】紙幣姿勢の定義を示す図。
【図6】入出金口の入金位置と判別部の判別位置とを説
明する図。
【図7】制御部又は記憶部に記憶され、故障するセンサ
に対応する判別条件の情報を示すテーブル図。
【図8】判別部の診断と判別条件を設定、記憶するフロ
ー図。
【図9】入金取引時のフロー図。
【図10】通常時の入金取引を示す画面を表示する図。
【図11】取扱不可能な金種があった時の取扱金種表示
画面を表示する図。
【図12】取扱不可能な紙幣姿勢があった時の姿勢指定
画面を表示する図。
【図13】取扱不可能な入金位置があった時の入金位置
指定画面を表示する図。
【符号の説明】
1…通帳処理機構、2…明細票発行機構、3…カード取
扱機構、4…紙幣取扱装置、5…操作部、6…本体制御
部、7…表示部、101…入出金部、102…搬送路、
103…判別部、104…一時保管庫、105…収納
庫、106…通過検知センサ、107…ゲート、108
…判別部センサ、204…上位回線制御部、205…入
出金部制御部、206…一時保管庫制御部、207…収
納庫制御部、208…判別部、209…判別データ記憶
部、210…記憶部、211…搬送路駆動モータ制御
部、212…センサ制御部、213…ゲート制御部、2
14…主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花村 貴志 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3E040 AA01 AA03 AA07 BA07 CA02 FH01 FJ01 3E041 AA02 BA12 BB01 BC06 CB07 DB03 EA03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣を判別する判別部と、制御部とを有す
    る紙幣取扱装置において、 前記制御部は、前記判別部のセンサ状態を診断する診断
    手段と、診断したセンサ状態に応じて前記判別部での紙
    幣の判別条件を設定する設定手段とを有することを特徴
    とする紙幣取扱装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の紙幣取扱装置において、 前記制御部は、前記センサの故障に対応する判別条件情
    報を記憶する記憶手段を有し、 前記診断手段が前記判別部の特定のセンサが故障したと
    診断した場合、 前記設定手段は、前記記憶手段に記憶される前記判別条
    件情報に基づいて前記判別条件を設定することを特徴と
    する紙幣取扱装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の紙幣取扱装置におい
    て、 前記判別条件は、前記判別部で判別可能又は不可能な紙
    幣の金種、又は紙幣の姿勢、又は紙幣の判別位置を含む
    ことを特徴とする紙幣取扱装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の紙幣取扱装置において、 前記判別条件情報は、前記判別部で判別可能又は不可能
    な紙幣の金種情報、又は紙幣の姿勢情報、又は判別位置
    情報を含むことを特徴とする紙幣取扱装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかの項記載の紙幣取
    扱装置において、 前記診断手段は、前記装置の電源投入時、又は前記装置
    での1取引毎、又は所定間隔で前記判別部を診断するこ
    とを特徴とする紙幣取扱装置。
  6. 【請求項6】紙幣を取り扱う紙幣取扱装置において、 紙幣の金種、真偽を複数のセンサによって判別する判別
    部と、前記センサの故障に対応する紙幣の判別条件を記
    憶する記憶部と、記憶した前記判別条件に基づいて前記
    判別部で判別する紙幣の条件を設定する制御部とを有す
    ることを特徴とする紙幣取扱装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の紙幣取扱装置において、 前記制御部は、予め決められた或るタイミングで前記セ
    ンサが故障しているか否かを監視することを特徴とする
    紙幣取扱装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の紙幣取扱装置において、 前記制御部が設定する前記紙幣の条件は、前記判別部で
    判別可能な紙幣の金種に関する条件、又は紙幣の正逆表
    裏に関する条件、又は紙幣の判別位置に関する条件を含
    むことを特徴とする紙幣取扱装置。
  9. 【請求項9】現金を取り引きする現金自動取引装置にお
    いて、 紙幣を入出金する入出金口と、前記入出金口から入金さ
    れる紙幣を判別する判別部と、前記判別部での判別結果
    に応じて紙幣を収納する収納部と、案内画面を表示する
    表示部と、制御部とを有し、 前記制御部は、前記判別部のセンサ故障を検知したと
    き、前記判別部での紙幣の判別条件を設定する手段と、
    この設定した判別条件を前記表示部に表示する手段とを
    有することを特徴とする現金自動取引装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の現金自動取引装置におい
    て、 前記制御部は、前記判別条件として前記装置で取り扱い
    可能又は不可能な紙幣の金種を前記表示部に表示するこ
    とを特徴とする現金自動取引装置。
  11. 【請求項11】請求項9又は10記載の現金自動取引装
    置において、 前記制御部は、前記判別条件として前記入出金口に入金
    する紙幣の姿勢を前記表示部に表示することを特徴とす
    る現金自動取引装置。
  12. 【請求項12】請求項9乃至11の何れかの項記載の現
    金自動取引装置において、 前記制御部は、前記判別条件として前記入出金口に入金
    する紙幣の入金位置を前記表示部に表示することを特徴
    とする現金自動取引装置。
  13. 【請求項13】紙幣を取り扱う紙幣取扱方法において、 紙幣を判別する判別部のセンサを診断し、 センサの故障を検知した場合、予め記憶されたテーブル
    を参照し、 参照した結果から紙幣の判別条件を設定する紙幣取扱方
    法。
  14. 【請求項14】請求項13記載の紙幣取扱方法におい
    て、 前記テーブルは故障するセンサに対応して前記判別部で
    判別可能な紙幣の条件情報を含むことを特徴とする紙幣
    取扱方法。
  15. 【請求項15】請求項13又は14記載の紙幣取扱方法
    において、 設定された前記判別条件を表示することを特徴とする紙
    幣取扱方法。
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