JP5551889B2 - 詰め替え容器 - Google Patents
詰め替え容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5551889B2 JP5551889B2 JP2009111463A JP2009111463A JP5551889B2 JP 5551889 B2 JP5551889 B2 JP 5551889B2 JP 2009111463 A JP2009111463 A JP 2009111463A JP 2009111463 A JP2009111463 A JP 2009111463A JP 5551889 B2 JP5551889 B2 JP 5551889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- cylinder part
- annular convex
- spout
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Tubes (AREA)
Description
この構成によれば、連結筒部を前記陥没位置に反転変形させることで、注出口部を、詰め替え容器において連結筒部により形成された陥没部分に収納することができる。
本発明に係る詰め替え容器は、内容物が収容される本体筒部と、内容物が注出される注出口部と、前記本体筒部と前記注出口部とを連結し、かつ本体筒部側から注出口部側に向かうに従い漸次縮径された連結筒部と、を備え、前記連結筒部は、前記本体筒部に対して突出する突出位置と、前記本体筒部に対して陥没する陥没位置と、の間を当該連結筒部の軸方向に反転変形可能に形成された詰め替え容器であって、前記連結筒部は、前記軸方向で隣り合う周壁筒部が段部を介して連結された多段筒状に形成され、この連結筒部全体は、全ての前記周壁筒部が前記軸方向に反転変形することで反転変形し、前記本体筒部における前記連結筒部との連結部、および前記段部には、前記軸方向の外側に突出するとともに前記軸方向の内側に開口する中空の環状凸部がそれぞれに1つずつ備えられ、前記連結部の環状凸部である第1環状凸部は、前記連結筒部に接続され、前記段部の環状凸部である第2環状凸部は、当該段部に前記注出口部側から連なる周壁筒部、および当該段部に前記本体筒部側から連なる周壁筒部のそれぞれに接続され、前記第1環状凸部および前記第2環状凸部それぞれの縦断面視形状は、前記軸方向の外側に凸となる三角形状になっていて、全ての前記周壁筒部の縦断面視形状は、この連結筒部が前記陥没位置に位置するときに、この連結筒部の径方向の外側から内側に向かうに従って前記軸方向の内側に向けて突となる曲面状になっていることを特徴とする。
したがって、連結筒部に前記軸方向に力を加えたときに、各環状凸部を前記径方向に収縮させて、段部を介して前記軸方向で隣り合う両周壁筒部のうち、注出口部側の周壁筒部における段部側の端部、および連結筒部における本体筒部側の端部をそれぞれ拡径させることが可能になる。これにより、連結筒部における周壁筒部を各別に反転変形させやすくすることができる。
以上より、連結筒部を反転変形させる際に、連結筒部を周壁筒部ごとに反転変形させることが可能になり、連結筒部全体を一度に反転変形させる場合に比べて、連結筒部を前記突出位置と前記陥没位置との間で容易に反転変形させることができる。
また、連結筒部を前記突出位置と前記陥没位置との間で容易に反転変形させることができるので、前記突出位置における連結筒部の本体筒部に対する突出量(突出高さ)を大きくしても連結筒部を容易に反転変形させることができる。これにより、連結筒部の反転変形を容易なものとしつつ、注出口部を、連結筒部が前記突出位置に反転変形されたときに本体筒部に対して大きく外側に突出させることが可能になり、注出口部から内容物を注出するための操作を容易に行うことができる。
図1および図2に示すように、詰め替え容器10は、内容物が収容される本体筒部11と、内容物が注出される注出口部12と、本体筒部11と注出口部12とを連結し、かつ本体筒部11側から注出口部12側に向かうに従い漸次縮径された連結筒部13と、を備えている。この詰め替え容器10は、例えば押出成形や押出ブロー成形等により合成樹脂材料等で一体に形成されている。
ここで、本体筒部11、注出口部12および連結筒部13それぞれの中心軸は共通軸上に位置している。以下、この共通軸を中心軸Oといい、中心軸Oに直交する方向を径方向という。
接地部15は、その外周縁部が胴部14の一端開口部に連結されている。
図示の例では、シール部16は、胴部14の他端開口部の内周面において前記中心軸Oを挟んで対向する部分が、互いに溶着あるいは融着されることで形成されており、胴部14の他端開口部を閉塞している。なお、シール部16は、前記他端開口部から本体筒部11内に内容物が注入された後に形成される。
栓体17は、前記外側開口部に離脱可能に連結された有底筒状の栓筒部18と、栓筒部18の外面に突設された把持板部19と、を備えている。図示の例では、栓筒部18は、破断可能な弱化部20を介して前記外側開口部にその全周にわたって連結され、把持板部19は、平面視で径方向に長い長方形状に形成されるとともに中心軸Oを基準に線対称に配置され、かつその長手方向の大きさが注出口部12の外径よりも大きくなっている。
本体筒部11における連結筒部13との連結部11Aには、第1環状凸部25が1つ備えられている。本実施形態では、第1環状凸部25は、連結筒部13に接続されており、径方向の内端縁が第2周壁筒部22(連結筒部13)の径方向の外端縁に一致している。つまり、これらの内端縁および外端縁は、直接連結されている。
したがって、連結筒部13に中心軸O方向に力を加えたときに、各環状凸部25、26を径方向に収縮させて、第1周壁筒部21における段部23側の端部、および連結筒部13(第2周壁筒部22)における本体筒部11側の端部をそれぞれ拡径させることが可能になる。これにより、連結筒部13における周壁筒部21、22を各別に反転変形させやすくすることができる。
以上より、連結筒部13を反転変形させる際に、連結筒部13を周壁筒部21、22ごとに反転変形させることが可能になり、連結筒部13全体を一度に反転変形させる場合に比べて、連結筒部13を前記突出位置13Aと前記陥没位置13Bとの間で容易に反転変形させることができる。
本実施形態では、注出口部12を、連結筒部13が前記突出位置13Aに反転変形されたときに本体筒部11に対して大きく外側に突出させることで、例えば注出口部12の外側開口部を閉塞する栓体17を容易に離脱させることが可能になり、注出口部12を容易に開口させることができる。
さらに、本実施形態では、注出口部12が、中心軸Oと同軸に配置されるとともに、中心軸O方向の最外端に位置する第1周壁筒部21(フランジ部24)に連結されていることから、前記突出位置13Aにおける連結筒部13の本体筒部11に対する突出量を大きくすることで、注出口部12を開口した後に注出口部12から内容物を注出する際に、注出口部12を、内容物の注出先に対して容易に位置決めして注出することができる。
例えば、前記実施形態では、本体筒部11は、環状の接地部15を備えるものとしたが、この接地部15はなくても良い。また、接地部15を備える場合であっても、接地部15の内周縁部は、連結筒部13に直接連結されずに、他部材を介して連結されていても良い。
また、前記実施形態では、第2環状凸部26は、第1周壁筒部21および第2周壁筒部22のそれぞれに接続されているものとしたが、本発明の参考例では、段部に環状凸部が備えられていれば、これに限られるものではない。例えば、フランジ状に形成された段部における内周縁部に、第1周壁筒部にのみ接続される環状凸部が備えられた構成や、前記段部における外周縁部に、第2周壁筒部にのみ接続される環状凸部が備えられた構成や、前記段部における径方向の中間部に、第1周壁筒部および第2周壁筒部のいずれにも接続されない環状凸部が備えられた構成であっても良い。
11 本体筒部
11A 本体筒部における連結筒部との連結部
12 注出口部
13 連結筒部
13A 突出位置
13B 陥没位置
15 接地部
21 第1周壁筒部(周壁筒部)
22 第2周壁筒部(周壁筒部)
23 段部
25 第1環状凸部(環状凸部)
26 第2環状凸部(環状凸部)
Claims (1)
- 内容物が収容される本体筒部と、
内容物が注出される注出口部と、
前記本体筒部と前記注出口部とを連結し、かつ本体筒部側から注出口部側に向かうに従い漸次縮径された連結筒部と、を備え、
前記連結筒部は、前記本体筒部に対して突出する突出位置と、前記本体筒部に対して陥没する陥没位置と、の間を当該連結筒部の軸方向に反転変形可能に形成された詰め替え容器であって、
前記連結筒部は、前記軸方向で隣り合う周壁筒部が段部を介して連結された多段筒状に形成され、この連結筒部全体は、全ての前記周壁筒部が前記軸方向に反転変形することで反転変形し、
前記本体筒部における前記連結筒部との連結部、および前記段部には、前記軸方向の外側に突出するとともに前記軸方向の内側に開口する中空の環状凸部がそれぞれに1つずつ備えられ、
前記連結部の環状凸部である第1環状凸部は、前記連結筒部に接続され、
前記段部の環状凸部である第2環状凸部は、当該段部に前記注出口部側から連なる周壁筒部、および当該段部に前記本体筒部側から連なる周壁筒部のそれぞれに接続され、
前記第1環状凸部および前記第2環状凸部それぞれの縦断面視形状は、前記軸方向の外側に凸となる三角形状になっていて、
全ての前記周壁筒部の縦断面視形状は、この連結筒部が前記陥没位置に位置するときに、この連結筒部の径方向の外側から内側に向かうに従って前記軸方向の内側に向けて突となる曲面状になっていることを特徴とする詰め替え容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009111463A JP5551889B2 (ja) | 2009-04-30 | 2009-04-30 | 詰め替え容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009111463A JP5551889B2 (ja) | 2009-04-30 | 2009-04-30 | 詰め替え容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010260588A JP2010260588A (ja) | 2010-11-18 |
JP5551889B2 true JP5551889B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=43359030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009111463A Expired - Fee Related JP5551889B2 (ja) | 2009-04-30 | 2009-04-30 | 詰め替え容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5551889B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6537770B2 (ja) * | 2013-11-22 | 2019-07-03 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | プラスチックボトル |
JP6353729B2 (ja) * | 2014-07-31 | 2018-07-04 | 株式会社吉野工業所 | キャップ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS624054A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-01-10 | 片倉 孝明 | 折畳み容器の折曲機構 |
KR100293102B1 (ko) * | 1992-10-16 | 2001-11-22 | 요시노 쇼이치로 | 재사용용기 |
JP2002193232A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-10 | Fuji Seal Inc | 液体充填容器 |
US7799264B2 (en) * | 2006-03-15 | 2010-09-21 | Graham Packaging Company, L.P. | Container and method for blowmolding a base in a partial vacuum pressure reduction setup |
-
2009
- 2009-04-30 JP JP2009111463A patent/JP5551889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010260588A (ja) | 2010-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5311111B2 (ja) | 合成樹脂製ブロー成形容器 | |
JP5551889B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5362434B2 (ja) | ヒンジ式注出栓 | |
JP4916806B2 (ja) | キャップ付き容器 | |
JP6027944B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2009508778A (ja) | 容器のネック用の栓具、栓具を備えた容器、及び栓具の組立方法 | |
JP6014422B2 (ja) | 吐出キャップ | |
JP5483435B2 (ja) | 中栓 | |
JP5191863B2 (ja) | 薄肉注出容器 | |
JP6190589B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5961547B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5564199B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6033672B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5384244B2 (ja) | ブロー成形容器 | |
JP4884940B2 (ja) | 詰め替え用容器 | |
JP6062620B2 (ja) | ブロー成形容器 | |
JP2006016017A (ja) | 注出キャップ | |
JP5253266B2 (ja) | ブロー成形薄肉容器 | |
JP5384243B2 (ja) | ブロー成形容器 | |
JP6097042B2 (ja) | 容器 | |
JP4532936B2 (ja) | 把手付きプラスチックボトル | |
JP5806881B2 (ja) | ブロー容器 | |
JP7246831B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP6055178B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP7246946B2 (ja) | 積層剥離容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140224 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140520 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5551889 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |