JP2009508778A - 容器のネック用の栓具、栓具を備えた容器、及び栓具の組立方法 - Google Patents
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Abstract
この器具のスカート(12)は、器具の最初の開封において破断される弱い周縁領域(16)を備えており、弱い領域が破断した後にネックから分離されるのに適した第1の部分(14)と、第2の部分(15)とを備えるスカートのいずれかに備わっており、第2の部分は、第1のスカート部に向かってスカートの内面から突き出ているフランジ(17)を備えており、その自由端(17B)においてネック(2)上の関連する肩(8)に隣接する事で器具の最初の開封時にネック周囲に第2のスカート部を保持するようになっている。第2のスカート部のより強くより信頼性の高い保持を保証するために、スカートの長手方向の断面において、フランジは基本的に湾曲しており第1のスカート部に向かって凸状である形状を有する。
Description
本発明は、容器のネックに栓をするための器具、及び前記器具を装着している容器に関連し、また、それは前記器具を組立てる方法にも関連する。
より詳細には、本発明は容器のネックを取り囲み、底に部分を有するスカートを含む器具に関連する。ネックの周縁が上を向くようにネックが垂直方向に延びている時に、前記部分は器具の最初の開封後にネックの周囲に残るように設計されている。一方で、スカートの残りの部分、すなわちその上部は、器具の最初の開封によって破断されるのに適した弱い領域を介してスカートの取り外しできない底部に最初は連結されているにも関わらず、ネックから取り外し可能に設計されている。この破断可能な領域は消費者の注意のために器具の最初の使用の印として役立ち、一方、取り外しできないスカート部は、特にそれが相当の長さを呈する時は、ネックの対応する領域を覆う明確な目的のために用いることができる。この点において、本発明は絶対ではないが特にワイン及び蒸留酒をガラス製ボトルに詰める分野に適しており、前記ボトルは取り外しできない底部を有する長いスカートに覆われているネックを伝統的に有する。
ネックの周囲にスカートの底部を保持するために、前記スカート部上の内部突起をネックに伴われる膨らみに隣接させる事が知られている。スカート部が相当の長さを有する時、すなわち、それが上述のネックの膨らみの下まで十分な長さで下に向かって延びている時は、保持突起をこのスカート部の主要部と一体的に成形されているフランジの形状で設けることは一般的な方法である。この形式のスカートの一実施例が図7に模式的に示されており、スカートは上部101を有し、前記上部は破線のみで示されている弱い破断線103によってその底部102と分離されている。底部には上述の種類のフランジ104が設けられており、それは底部102の内面から上部101に向かって突き出ている。スカートを有する栓具の最初の開封において、使用者は矢印105によって示されるように上部101を上向きに引っ張り、その結果、線103を破断しようとする。一方フランジ104は、ネックの横方向の肩107に対して隣接する事で、底部102を容器のネック106の周囲に保持しようとする。
いずれにせよ、実際には、スカート部102はフランジ104によって常に効果的に保持されるわけではなく、それは線103が完全に破断する前に反転する事によってフランジが折れるからである。これはスカート部101が上方105に引っ張られることで生じるフランジに加わる応力が原因であり、及び/又はスカートが取り付けられる様々なネックの寸法のばらつきが原因である。こうして、図7に示されるように、フランジは実線で示されており、ほぼ長方形の断面であるその最初の形状から、破線で示されているようにその凸状の側部が下を向いている湾曲形状へと移行し、それはスカート部102が部分101と共にネック106に対して上へと引っ張られる間に起こる。それが下向きに突き出ているこの湾曲形状を有する時には、フランジはもはや肩107に対して垂直方向のいかなる抵抗も生じないため、フランジが図7において鎖線で示される位置に下向きに反転するまで肩はフランジを変形し続け、フランジとスカート部102との間の連結領域は、その後に抵抗の無い一種の可撓性ヒンジを形成する。
器具の最初の開封において生じた応力によって折れるフランジ104の性質は、スカートがプラスチック材料から作られている場合に頻繁に見られ、その相対的な構造的柔軟性のために、それは矢印108で示されるようにフランジの付近において半径方向外向きに変形する。この問題は、スカートが鋳型成形され、型から外す時にスカートの内面から下向きに突き出たフランジ104を有する時に顕著である。そのような状況においては、スカートを有する栓具がネック106周囲に配置されるより前に、フランジ104を上向きに折り曲げることで、図7における実線で示されるその最初の形状にする必要があり、それは前記フランジと部分102との間の連結領域がヒンジのように変形されなければならないことを意味している。その後においては、フランジは器具の最初の開封においてより容易に弾性的に折れやすいことで、それが型から取り外される時にとった形状に戻り、その形状は鎖線で示される形状にほぼ相当する。
一つ以上の保持フランジを内部に備えるスカートの他の実施例は、欧州特許出願第0410059号、アメリカ合衆国特許出願第5129530号、及びアメリカ合衆国特許出願第5007545号に示されている。これらの文献において開示されているフランジは、スカートの内面から延びており且つその主要部において折り曲げ線にそって鋭角に折れ曲がっている物体の一部の形状を全てが示しており、前記折り曲げ線はスカートの長手方向の中心軸からの半径に垂直である。従って、部分は可撓性のヒンジ領域を介してスカートに連結されているベース部分と、ベース部分に折り曲げ線に沿ってヒンジのように連結されている自由端部とから構成されている。実際、環状の折り曲げ線はその直線的な形状からフランジを形成する事によってほぼ構成され、鋳型成形の終わりに得られ、図7に鎖線で示される鋳型から取り外す形状に似ている。
上述の三つの文献において提示される栓具の最初の開封において、フランジはそれらの自由端部が環状の折り曲げ線に沿ってそれらのベース部分に向かって折れ曲がる事によって変形し、前記折り曲げ線は、それらフランジの多角形の断面によって規定される。結果的に、フランジの自由端部のみがスカート部を保持する事に効果的に役立ち、前記スカート部は容器のネック周りに取り外せないように残るようになっており、これらの自由端部が応力下でベース部分に対して完全に折れ戻る事によって抑えられなくなる危険性を有する。一方、てこが角度のある折り曲げ線周囲に生じる事によって、ベース部分は可撓性のヒンジ領域においてほぼ半径方向である(図7において矢印108によって示されるのと同様に)外向きの応力をスカートに対して生じる。これらの局所的な応力が存在する事によって、それらがスカートを構成するプラスチック材料をスカートの外部から見えるように局所的に白くすることで、スカートの外観を非常に悪くし、本質的に、ボトルが魅力的である必要があるワイン及び蒸留酒の充填の分野における使用に適さなくなる。
本発明の目的は、上述の種類のフランジを備える栓具を提案することであり、それは、フランジを備えたスカート部の強くて信頼できる保持力を保証し、前記スカート部の外観を損ねる事が無い。
このため、本発明は請求項1に規定されるような容器のネックに栓をするための器具を提案する。
欧州特許出願第0410059号明細書
アメリカ合衆国特許出願第5129530号明細書
アメリカ合衆国特許出願第5007545号明細書
本発明の器具においては、スカートの長手軸が第2の部分の上に配置されたスカートの第1の部分に垂直に延びていることを前提とし、上を向いたその凸状の側部を有する湾曲形状のその断面を有するその又はそれぞれのフランジが、ネックに対してスカートの第2の部分を保持する相当の力を保証する。器具の最初の開封において、フランジがネックに設けられた膨らみに対して軸方向に隣接する時に、フランジに対する応力はその曲がった形状によってそがれ、それはフランジを曲げる事によってその形状の湾曲を増大させる。その結果、二つのスカート部分の間における弱い領域が破断するまで、その力は増大する。言い換えると、本発明の器具の最初の開封において、フランジの最初の湾曲形状は曲がるときに機能し、その形状の曲率を増大させる。フランジがネックに設けられた膨らみに対してフランジの自由端において隣接する事によって、反対の屈曲動作、すなわち、フランジの断面の曲率を減少させ、その後に反転させることは機械的に不可能である。スカートの内部に向かってフランジの突出幅全体にわたって均一に延びる、すなわち、その自由端からスカートに連結されるその端に不連続な湾曲の領域が無い湾曲形状が、その形状の湾曲全部を改変することによって全体の屈曲動作を伴って機能することが理解される。特に、フランジの均一な動的動作は、フランジの突出幅に沿って相互に異なる特定の変形動作を示すベース部分から自由端部を区別する事が不可能である事を意味する。
また、この湾曲形状は、フランジの上に配置されているスカートの部分に推力を伝達する利点を付与し、その部分はフランジの下に配置された部分よりも厚くて強いであろう。特に、これらの推力は適度又は極わずかな半径成分を有するスカートに応力を加え、結果的にフランジにおけるスカートの外径方向への変形を限定する事で、プラスチック材料が白くなるあらゆる危険性を低減させる。
個々又はあらゆる技術的に実現可能な組み合わせにおいて得られる有益な器具の他の特徴は、従属項2から13において特定される。
また、本発明は上述のようなネック用の栓具を装着したネックを有する容器を提供する。
同様に、本発明は請求項15において規定されるような容器のネックに栓をするための器具を組立てる方法を提供する。
こうして、本発明の方法は、容器のネックの周りに配置されるために準備されているプラスチック材料のスカートを素早く装着することを可能にする。スカートの鋳型成形及びフランジの折り戻し等の方法の様々な操作は、ほぼ軸方向の動きを用いて行われ、実際にその方法は実施される質を低下することなく自動化することができる。
方法の有益な特徴は請求項16において特定される。
本発明は、実施例によって完全に示されており且つ添付図面を参照する以下の説明を読む事によってより良く理解することができる。
図1及び2は、アルコール飲料、特にワインを入れるための容器3、例えばガラス製ボトルなどのネック2に取り外し可能にネジ止めされるのに適した栓具1を示す。ネックは、長手軸X−Xに対してほぼ環状である形状を示す。
便宜上、以下の説明においては、「頂の」及び「上に」などの用語は容器3の胴部からそのネック2へと向かう軸X−Xにほぼ平行な方向、すなわち図1及び2において上向きである方向に相当し、一方で、「底の」及び「下に」の用語は対向する方向に相当することを前提とする。同様の定義が図3から6に関しても用いられる。
その上端において、ネック2は容器3に入っている液体が外に注がれる縁4を形成する。ネックの外面は下向きに連続してらせん状のねじ山5及びリング6を備えており、両方とも半径方向外向きに突出している。リングの底端と、軸X−Xの周りに円錐の外面を有し下向きにそれる伸長部7を形成するネックの残りの部分との間の連結部において、横肩部8が形成されており、それは軸X−Xから離れるにつれて前記軸に垂直な面に対して少し上向きに傾斜している。
栓具1は三つの異なる部品、すなわち、外部ふた10、挿入部20、及び任意の密封ディスク30を有しており、部品は相互に同軸に組立てられるよう設計されており、そして、ネック2上に一緒に取り付けられる。
ふた10及び挿入部20は両方とも長手軸に対してほぼ管状の形状であり、図に示されるように、装置1が組立てられてネック2の上に装着されると、前記長手軸は軸X−Xとほぼ一致する。ふたと挿入部の両方はその底端が開いており、且つその上端がそれぞれの端壁11及び21で閉じられており、軸X−Xを中心としてその周縁から軸方向下向きにのびる管状スカート11、22をそれぞれ有する。
挿入部20はふた10の中に挿入され、その中で取り外せないように軸方向及び回転方向のいずれにおいても安定に保持されるようになっている。両者は軸X−Xに対して軸上を回転する。そして、これら二つの部品は一つの部品である栓40を形成し、壁21とスカート22との外面を覆う壁11とスカート12とを有する。挿入部は特に超音波を用いた加熱密封、接着剤、又は壁11、12、21及び22の間に相補的形状を設けることによってふたの中に安定に保持される事ができ、それは本出願人の名前で出願され、第04/03154の番号で登録されているフランス国特許出願において詳細に説明されている。
密封ディスク30は端壁21に接する挿入部20の内側に収容され、任意に接着剤の介在層を有する。有益な事に、挿入部はスカート22の上部から半径方向内向きに突出するへり23を備えており、これらのへりが軸方向下向きにディスクを保持するのに役立ち、そしてそれが挿入部の内部から逃げる事を防止する。これらのへりがどのように形成されるかの詳細は、上述のフランス国特許出願第04/03154号に示されている。
スカート22の内面の底部はねじ山24を備えており、前記ねじ山は半径方向内向きに突出しており、ネック2の外側のねじ山5に相補的であることによって、栓40はネックに対してネジで締め外しするのに適している。栓をより容易に保持するために、スカート12の外面の底部が長手方向の溝13を備える事が有益である。
スカート12はスカート22より長い事によって、器具1の組立てられた状態において、スカート12の底部が挿入部20の底端25の軸方向の高さよりはるかに下に延びることで、その縁4からその伸長部7を含むネック2を覆う。
装置1が最初に開封される時に、スカート12はほぼ同じ長さの二つの異なる部分、すなわち、端壁11と一体に形成されている上部14と、最初に上部14に連結される底部15とに、図1及び2において破線で図式的に示されている弱い線16によって分離されるようになっている。この線16は、スカート12の主要部において、軸X−Xに沿った挿入部20の底端25の高さより少し下に備えられる事で、器具1が組立てられた時にスカートの上部14のみで挿入部20の全てを収容する。
実際、弱い線16は、例えば破断可能なブリッジ、又はスカート12の壁にわたって形成される複数の環状の切れ込み又は刻み目から構成される。
器具1が最初に開けられた時に、線16を破断することによってスカートの部分14及び15を分離するために、底部15はフランジ17によってネック2に対して軸方向に保持されており、フランジは前記底部15の主要部に一体的に形成されており、且つその内面から突出している。図1の右部分に示されるように器具1がネック2の上に組立てられた形態にある時は、フランジは軸X−Xに向かって上向きに延びており、一方で器具が図1の左部分に示されるようにその事前の形状である時には、フランジは下向きに延びている。
フランジ17の厚み、すなわち図1及び2の平面におけるその最小寸法は、その他の寸法に沿ってほぼ一定であり、その寸法は、それがスカート部15の内面から内側に突出している、すなわちスカート壁15に連結されているその端17A及びその自由端17Bの間の幅に相当する。軸X−Xに沿った断面、すなわち図1及び2の平面において、フランジ17は長方形の断面を示さず、むしろ上に凸状の湾曲した形状である。結果的にこの平面において、フランジ17は円の8分の1にほぼ相当する円弧の形状を示し、フランジ17の湾曲は図1において軸X−Xに向かっており下向きである、すなわち、容器3の胴部に向いていることが観察される。図1及び2、並びに以下で説明され、本発明の湾曲形状を明確に示す図3から6もフランジの正確な寸法に関する模式図であることが強調される。必要に応じて、当業者はフランジの相対的な寸法を定量化するために、この文章に記されている詳細を参照する事ができる。
言い換えると、フランジ17の上面は原則的に凸状であり、一方でその底面は原則的に凹状である。より正確には、フランジの自由端17Bと主要部17Cとは、一面で突出した各上面を示し、対向する面で窪んだ各底面を示しており、一方で、フランジの端17Aは反対の表面を示し、それはそれらがスカート部15に連結されているために、それらの湾曲方向を変化させる。
フランジ17の寸法及びスカート部15に沿ったその軸方向の位置は、器具1が組立形状にあり、前記器具がネック2の周囲に装着されている時に、フランジの端17Bが肩8の高さに位置するように設計されている。実際に、ネック2の正確な寸法、特にそのリング6及びその肩8に関する寸法に依存して、また器具1の寸法に依存して、フランジの端17Bは肩8のすぐ真下に配置されており、それはあらゆる機能的な隙間を除いて肩に単に接触している。
ふた10は、半硬質プラスチック材料から作られており、ポリプロピレン又はポリエチレン、ポリスチレンが、特に外観の理由から好まれる。ふた10はプラスチック材料を鋳型成形する事によって得られることで、端壁11及びスカート12、特に湾曲形状を有する鋳型成形されたフランジ17と共に同時に成形することができる。ふたは、鋳型から外して直ぐに図1に示される状態、すなわち、その自由端17Bが下を向いた状態にフランジを延ばす事によって、鋳型から外す事が容易になる。
栓具1を組立てることは、挿入部20の中にディスク30を挿入する前又は後に、成形直後の上述の状態においてふた10のスカート12の中に挿入部を配置することからなる。それは、軸方向に挿入部を導入し、それをふたの開いた底端から中に押し込む事によってなされる。そして、この挿入を行うための道具は、フランジ17が図1の右側に示される状態になるよう上向きに折り曲げられることを保証することが有益である。その後、器具1はネック2へ組立てられる形状になる。
ふた10に安定に保持されている挿入部20からなる栓40は、その後にネジ留めによってネック20に装着されることで、最初にフランジ17がネック上の肩8の下へと至り、その次に密封ディスク30が縁4と挿入材の端壁21との間で軸方向に圧縮される。ディスクの底面が縁に対して相補的な中空で環状の窪みを形成する事が有益である。そして、スカート12はその伸長部7を含むネックを覆う。
器具1を開けるために、使用者は栓40を回して開ける。すなわち、溝13を介してそれを握ることで軸X−X周りにそれを回転させる。器具が開けられた最初の時に、図2において矢印50によって示されるように、回して開けられた結果もたらされる栓の上向きの動きは、弱い線16を破断することによってスカートの二つの部分14及び15を分離させる。上部14が上向きに動かされる間に、フランジ17がネック2の肩8に軸方向に接するようになるため、底部15は軸方向に保持される。上向きの動きの結果、フランジの断面の上向きに突出した形状は、フランジを曲げる事によって、その曲率が増大する。こうしてフランジは、図2において実線で示される最初の湾曲形状から、同図において破線で示されているそれがより大きく曲がっている形状へと移り変わる。フランジの端17Bにおいて、矢印51によって示されるように、外及び上に向けられているフランジの対応する湾曲を得るために、線16を破断するのに十分な軸方向への力を加える必要がある。言い換えると、線16が破断するまで、この湾曲は肩8に対するスカートの底部15を保持するのに必要な力を調整するのに役立つ。
フランジの湾曲形状はフランジの全体的な屈曲を引き起こし、フランジにはその突き出た幅全体にわたって均一であるように曲げ応力がかかることが理解される。フランジの動的変化の均一性は、その湾曲形状の連続した円弧の形状によって明確になる。実際に、湾曲の非連続性はフランジにおいて避けられ、偏差はフランジの突き出た幅に沿った曲率の平均値に対して±15%に制限されていることが好ましい。
同様に、フランジの一定の厚みが動的な均一の効果を得るのに寄与する事が理解される。実際に、偏差はフランジの突き出た幅に沿った平均の厚みに対して±10%に制限されていることが好ましい。
フランジ17は軸X−Xに向いており且つ下向きの湾曲を示しているため、線16が破断する前においてスカート21が上に動く間に、フランジの増大した湾曲もその端17Bとその主要部17Cとの間のその突出した幅にわたってより均一な湾曲を形成する傾向にあることが有益である。
また、スカート12に伝達される推力は弱い線16とフランジ17との間に位置決めされている底部15の領域15A、すなわち、図1及び2の形態においてフランジ17の下に位置決めされている領域を基本的に介して伝達される。図1及び2の形態は容器3の通常の利用形態に相当する。
図3から5は、容器3のネック2の周囲に装着された図1及び2の栓具1の変形体100を示す。便宜上、器具1及び100に共通する部材は同一の参照番号が付与されている。器具100は器具1とは本質的に異なっており、それはスカート部15を保持するための手段の構造による。このスカート部の内周全体に連続的に延びるフランジ17のような単一のフランジを有する代わりに、器具100のスカート12は複数のパドル171を備えており、パドルは全てのパドルに共通なバンド172と一体に形成されている。このバンド自体はスカート部15の主要部と一体的に形成されている。バンド172はスカート12の内面12Aから軸X−Xに向かって部分15から突き出ており、図4及び5において見られるように、スカートの内周全体にわたって連続的に延びている。
パドル171は相互に同一である。それぞれのパドルはバンド172から突出する事で軸X−Xに向かって延びている。構造的な理由のため、これらのパドルはバンドの内周にわたってほぼ均一に配置される事が有益である。こうして、バンド172はスカート部15を介してスカート12の内面12Aに各パドルを連結し、一方で、バンドの周縁にわたる連続する一対のパドル間に空間173を残す。一つのパドル171がそこから延びるそれぞれのバンド部172及び関連するパドルは、スカート部15を保持するためのフランジ170を一緒に形成する。それは図1及び2に示されるフランジ17の一部と機能的に同一である。
バンド172の厚みe172、すなわち、図3及び5の平面におけるその最小の寸法はそれの他の二つの寸法に沿ってほぼ一定である。それは特に上述の平面において、スカート部15に連結されているその端172Aと、その端172Bとの間である。端172Bは一つのパドル171に連結されている、又は中間の空間173のひとつにおいて何とも連結していない。各パドルの厚みe171は、特にバンドの内端172Bに連結されているその端171Aと、その自由端171Bとの間において同様に一定である。別の理由にとして、厚みe171及びe172がほぼ一定である事によって、スカート12の残りの部分と共にバンド及びパドルを鋳型成形すること及び鋳型から取り外すことを容易にする。
その内端172A及び外端172Bの間において、バンド172はスカート12の内面12Aから内側に向かって突き出る幅l172を提示し、それはパドルの内端171Aと外端171Bとの間における各パドル171の寸法l171、すなわち、バンドの端172Bから内向きに突き出た前記パドルの幅より小さい。
バンド172と各パドル171とは連続的に延びており、図3及び5の平面における軸X−Xに向かって共に延びている。ネック2における組立形態に相当する図3の形態において、バンド及びパドルは軸X−Xに向かって上向きに延びており、一方で、鋳型成形の形態に相当する図4及び5において示される従前の形態においては、バンド及びパドルは器具1のための上述と同様の理由によって下向きに延びている。両方の形態において、バンドの関連する部分と共に各パドル、すなわち、それぞれのフランジ170は、図3及び5の平面において上向きに凸状の湾曲形状である全体の断面を提示する。図示される実施例において、それぞれのフランジ170は円弧形状を示し、それは円の1/8にほぼ相当する。結果的にバンド及びパドルは、器具1の最初の開封において、ネック2に対してスカート部15を保持するための高い強度を保証する。それらの湾曲形状は、通常の屈曲動作がそれらの突き出た全幅にわたって作用することをそれに課しており、また、器具1に対する上記説明のように形状の曲率をさらに増大させる傾向にある。
栓具100は器具1と同様に組立てられ、特にバンド172及びパドル171が上向きに曲げられることで、フランジ170は図3において示されるような組立形態に移行する。バンド及びパドルが上向きに曲げられる間に、多大な応力がバンド及びパドルに加えられる事で、図5において矢印172Cによって示されるように、スカート部15に連結されているバンドの端172Aにおいてそれらをヒンジのように柔軟に変形させる。また、スカートが鋳型から外される間に、無視できない応力がバンドとスカート12の壁とを一緒に連結している物体の領域に加えられる。これらの応力の全てが空間173と一致するよりもパドル172と一致する場所においてより大きな強さを示し、それはパドルによってもたらされる構造的な抵抗性による。いずれにせよ、軸に沿った断面において、スカートに対するパドル内の応力とそれぞれの前記パドルを連結するバンド部内の上述の全てとの過度なレベルを避けるために、バンドは、軸に沿った断面において、特にバンドの残りの部分、すなわち、空間173に向かって半径方向に突き出ている部分内のこれらの応力を分散するのに役立つ。このことは、このように応力がかかるプラスチック材料の領域、特にバンドの端172Aと同じ高さにおけるスカート部15の外面領域の危険性、過度の応力によって損傷する、特に白くなることを抑制する。
バンド172がスカート12の内周全体にわたって連続的に延びているため、仮にバンドに加えられた屈曲移動の合力が軸X−Xに対してわずかに偏っていたとしても、プラスチック材料における応力はバンドの周囲の輪郭全体にわたってほぼ均一に分散されている。
図において示される実施例において、バンドの突出幅l172はパドルの突出幅l171より小さい。いずれにせよ、実際にはスカートを鋳型から外す間及びパドルを後ろに曲げる時に予想される応力の強さに依拠して、これらの幅の比率は調整可能である。
器具100は、特にフランジ170の屈曲動作全体に関して、器具1と同様に開けられる。
当然、上述の栓具1及び100、同様にそれらの製造方法の改良及び変形を想定することが可能である。例えば、
・フランジ17がスカート部15の内周全体にわたって連続的に延びている図1及び2の実施例とは異なり、図6に示される器具1の変形体200はその周縁にわたって非連続的にフランジを延ばす事によって構成されており、それはスカート12の内周にわたって均一に分布する事が有益である複数の分離した別々のフランジ270を得るのに等しく、その結果、それぞれのフランジ270はフランジ17の一部又はフランジ170の一つと機能的に同一である。それらのフランジとは異なり、それぞれのフランジ270はスカートの内面に連結されているその端270Aからその自由端270Bまで延びているが、バンド171のような共通の周囲のバンドなどによって相互に連結されていない。
・栓具の最初の開封において、特に、得られた一回のバッチにおけるネックの寸法が大きくばらつく事に起因して、リング6は意図したよりも小径であることが明らかになる場合、ネック2上のリング6とスカート部15との垂直方向の間においてその又はそれぞれのフランジ17、170、270が半径方向に詰まる危険性を抑制するために、スカート12は、スカート部15の内面から半径方向に突き出ており且つこのスカート部の内周にわたってほぼ均一に分布している複数の突起19を内部に備えている。複数のフランジ170又は270と共に、それぞれの突起19はフランジの一つと一致するスカートの周縁に位置決めされている。軸X−Xに沿って、それぞれの突起は弱い線16とスカートに連結されているフランジの端17A、172A及び270Aとの間に位置決めされており、上を向いているその自由端と共にスカートの内面に対して押圧される時に、フランジの自由端17B、171B、270Bとほぼ同じ高さに配置される。結果的に、その又はそれぞれのフランジ17、170、270の自由端17B、171B、270Bは介在する突起19によってスカート12の内面から半径方向に離れて保持され、それによって器具が最初に開けられる間に前記自由端がネック上のリングの肩8に軸方向に隣接する信頼性を向上させる。それは、特に凸状になっているフランジの湾曲形状が突起19に向かっていることで、必要に応じて最初に開けられる時に素早く突起を妨害することができる。この配置はフランジの自由端に余分な厚みを加えるよりも効果的であり、また、ふたの鋳型成形及び鋳型からの取り外しをより容易にする。
・フランジ17又は複数のフランジ170若しくは270は、鋳型成形後のそれらの状態からネック上に器具を組立てるための形態に関するそれらの状態へと、ふた10内に挿入部20を配置するために用いられる道具とは別であり特殊な道具を使用する事で折り曲げられる。
・相互に取り外せないよう組立てるための二つの別々の部品にて栓40を設ける代わりに、線16及び器具1のフランジ17又は器具100若しくは200のフランジ170若しくは270と類似する弱い線及び一つ以上のフランジを備える単一の部品として栓を形成する事もできる。及び/又は
・スカート12の底部15は、図1及び3においてフランジ17又は複数のフランジ170、270の下で下向きに短い距離にわたって延びており、部分15は前記フランジの直近で遮断されている。言い換えると、領域15Bは非常に短い、又は存在していないことも可能である。
・フランジ17がスカート部15の内周全体にわたって連続的に延びている図1及び2の実施例とは異なり、図6に示される器具1の変形体200はその周縁にわたって非連続的にフランジを延ばす事によって構成されており、それはスカート12の内周にわたって均一に分布する事が有益である複数の分離した別々のフランジ270を得るのに等しく、その結果、それぞれのフランジ270はフランジ17の一部又はフランジ170の一つと機能的に同一である。それらのフランジとは異なり、それぞれのフランジ270はスカートの内面に連結されているその端270Aからその自由端270Bまで延びているが、バンド171のような共通の周囲のバンドなどによって相互に連結されていない。
・栓具の最初の開封において、特に、得られた一回のバッチにおけるネックの寸法が大きくばらつく事に起因して、リング6は意図したよりも小径であることが明らかになる場合、ネック2上のリング6とスカート部15との垂直方向の間においてその又はそれぞれのフランジ17、170、270が半径方向に詰まる危険性を抑制するために、スカート12は、スカート部15の内面から半径方向に突き出ており且つこのスカート部の内周にわたってほぼ均一に分布している複数の突起19を内部に備えている。複数のフランジ170又は270と共に、それぞれの突起19はフランジの一つと一致するスカートの周縁に位置決めされている。軸X−Xに沿って、それぞれの突起は弱い線16とスカートに連結されているフランジの端17A、172A及び270Aとの間に位置決めされており、上を向いているその自由端と共にスカートの内面に対して押圧される時に、フランジの自由端17B、171B、270Bとほぼ同じ高さに配置される。結果的に、その又はそれぞれのフランジ17、170、270の自由端17B、171B、270Bは介在する突起19によってスカート12の内面から半径方向に離れて保持され、それによって器具が最初に開けられる間に前記自由端がネック上のリングの肩8に軸方向に隣接する信頼性を向上させる。それは、特に凸状になっているフランジの湾曲形状が突起19に向かっていることで、必要に応じて最初に開けられる時に素早く突起を妨害することができる。この配置はフランジの自由端に余分な厚みを加えるよりも効果的であり、また、ふたの鋳型成形及び鋳型からの取り外しをより容易にする。
・フランジ17又は複数のフランジ170若しくは270は、鋳型成形後のそれらの状態からネック上に器具を組立てるための形態に関するそれらの状態へと、ふた10内に挿入部20を配置するために用いられる道具とは別であり特殊な道具を使用する事で折り曲げられる。
・相互に取り外せないよう組立てるための二つの別々の部品にて栓40を設ける代わりに、線16及び器具1のフランジ17又は器具100若しくは200のフランジ170若しくは270と類似する弱い線及び一つ以上のフランジを備える単一の部品として栓を形成する事もできる。及び/又は
・スカート12の底部15は、図1及び3においてフランジ17又は複数のフランジ170、270の下で下向きに短い距離にわたって延びており、部分15は前記フランジの直近で遮断されている。言い換えると、領域15Bは非常に短い、又は存在していないことも可能である。
Claims (16)
- 容器(3)のネック(2)に栓をするための器具(1;100;200)であって、器具はネックを覆うためのプラスチック材料からなる細長いスカート(12)を有しており、且つ器具が最初に開けられる時に破断するようになっている弱い周縁領域(16)をスカートの長手軸(X−X)に沿ってスカートが有する第1のスカート部(14)と第2のスカート部(15)とのいずれかに備えており、第1のスカート部は弱い領域が破断した後にネックから分離するのに適しており、第2のスカート部は少なくとも一つのフランジ(17;170;270)を備えており、ネック上に器具を組立てるための組立形態においては、フランジは第1のスカート部に向かってスカートの内面から突き出ており、その自由端(17B;171B;270B)においてネックの膨らみ(8)に対して軸方向に隣接するようになっていることで、器具が最初に開けられた時に第2のスカート部をネックの回りに保持するようになっており、
ネック(2)上に器具(1)が組立てられている状態におけるスカート(12)の長手方向の断面において、フランジ(17;170;270)が基本的に湾曲しており、第1のスカート部(14)に向かって凸状である器具。 - 基本的に曲がっている形状のフランジ(17;170;270)が、スカート(12)の長手方向の断面において円弧の形状を示す請求項1の器具。
- 前記円弧形状が円の1/8にほぼ相当する請求項2の器具。
- 基本的に曲がっている形状のフランジ(17;170;270)がスカート(12)の内面から突き出るその幅に沿ってほぼ一定の曲率を示す請求項1から請求項3のいずれかの器具。
- フランジ(17;170;270)の突き出た幅に沿った前記曲率の変化量が、曲率の平均値の±15%以内に制限されている請求項4の器具。
- スカート(12)の長手方向の断面において、フランジ(17;170;270)の厚みがほぼ一定である請求項1から請求項5のいずれかの器具。
- スカート(12)の内面から突き出たフランジ(17;170;270)の幅に沿った前記厚みの変化量が、厚みの平均値の±10%以内に制限されている請求項6の器具。
- 器具(1;100;200)を最初に開ける時に、フランジ(17;170;270)が二つの極限となる形態間で曲がるようになっており、そのいずれかにおけるスカート(12)の長手方向の断面において、フランジは第1のスカート部(14)に向かって凸状である原則的に曲がった形状を維持する請求項1から請求項7のいずれかの器具。
- フランジ(17;170;270)がスカート(12)の内面と一体に形成されており、スカートと比較して成形形態からネック(2)上に器具(1)を組立てるための組立形態に移行するのに適しており、成形形態においてはフランジがスカートの残りの部分と共に成形されており、組立形態は成形形態とは異なる請求項1から請求項8のいずれかの器具。
- 単一のフランジ(17)が第2のスカート部(15)の内周全体にわたって延びて設けられている請求項1から請求項9のいずれかの器具。
- 複数のフランジ(270)が第2のスカート部(15)の内周にわたって非連続的に設けられており、これらの個々のフランジが前記内周にわたってほぼ均一に分布している事が有益である請求項1から請求項9のいずれかの器具。
- 複数のフランジ(170)が設けられており、それぞれの自由端において全てのフランジに共通なバンド(172)を介してスカート(12)の内面(12A)に連結されている個別のパドル(171)を有し、バンドは前記内面からスカートの長手軸(X−X)に向かって突き出ており、第2のスカート部(15)の内周全体にわたって続いている請求項1から請求項9のいずれかの器具。
- 第2のスカート部(15)が、組立形態において前記スカートとフランジ(17;170;270)の自由端(17B;171B;270B)との間において半径方向に介在するための少なくとも一つの突起(19)を一体的に備える請求項1から請求項12のいずれかの器具。
- ネック(2)を有し、ネックに栓をするための器具(1;100;200)が装着されている容器(3)であって、器具が請求項1から請求項13のいずれかの器具である容器。
- 容器のネック(2)に栓をするための器具(1;100;200)を組立てる方法であって、
・プラスチック材料がネックを覆うための細長いスカート(12)を形成するために鋳型成形され、スカートは器具が最初に開けられる時に破断されるようになっている弱い周縁領域(16)をスカートがスカートの長手軸(X−X)に沿って有する第1のスカート部(14)及び第2のスカート部(15)のいずれかに備えており、第1のスカート部は弱い領域が破断した後にネックから分離するのに適しており、第2のスカート部は鋳型成形の直後にスカートの内面から突出しておりスカートの第1のスカート部から離れているフランジ(17;170;270)を少なくとも一つ備えており、
・フランジ(17;170;270)は、フランジがスカートの内面から前記第1のスカート部に向かって延びるまで第1のスカート部(14)に向けて折り曲げられ、その後にフランジはその自由端(17B;171B;270B)においてネック(2)の膨らみ(8)に対して軸方向に隣接することで、器具(1)が最初に開けられる時にネック周囲に第2のスカート部(15)を保持し、
スカート(12)の成形中に、フランジ(17;170;270)がスカートの長手方向断面において基本的に湾曲しており、第1のスカート部(14)に向かって凸状の形状を示すように成形される方法。 - スカート(12)の内部に固定するのに適した挿入部(20)が栓具(1)の少なくとも一部を形成するために用いられており、フランジ(17;170;270)が前記挿入部のスカートへの挿入の間に折り曲げられる請求項15の方法。
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