JP5549704B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5549704B2 JP5549704B2 JP2012101066A JP2012101066A JP5549704B2 JP 5549704 B2 JP5549704 B2 JP 5549704B2 JP 2012101066 A JP2012101066 A JP 2012101066A JP 2012101066 A JP2012101066 A JP 2012101066A JP 5549704 B2 JP5549704 B2 JP 5549704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- semiconductor device
- depth
- ion
- lifetime
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 95
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 16
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 60
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 51
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 42
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 10
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims description 5
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 11
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 229910001385 heavy metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000003466 anti-cipated effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Description
第1導電型半導体層と、
前記第1導電型半導体層の表面層に選択的に設けられた第2導電型半導体領域よりなる12.6μm以上30μm以下の深さの拡散領域と、
前記拡散領域と前記第1導電型半導体層との接合界面であるPN接合面の最も深い位置d1よりも浅い位置d2から、該PN接合面の最も深い位置d1よりも深い位置d3までの、前記拡散領域の底面に平行な方向の全面にわたって、Heイオンの照射により形成されたライフタイムキラーを含むことによって、他の領域よりもキャリアのライフタイムが短い低ライフタイム領域と、を備え、
該低ライフタイム領域の前記Heイオンのピーク位置が前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
前記低ライフタイム領域の前記Heイオンのピーク位置が前記d1の深さの80%以上120%以下の範囲であり、
前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
順電圧が1.2V以上1.5V以下であることを特徴とする。
前記拡散領域は、主電流が流れる前記半導体領域の周囲に設けられたガードリング領域を含み、
該ガードリング領域の底面は前記低ライフタイム領域の内部に位置してもよい。
前記低ライフタイム領域が、前記PN接合面の最も深い位置d1を挟んで、上下にそれぞれ5μmの幅を有してもよい。
前記キャリアのライフタイムが前記低ライフタイム領域においてのみ低減されていてもよい。
前記半導体装置のdi/dt耐量が4000A/μ秒以上であってもよい。
前記半導体装置がPINダイオードであってもよい。
第1導電型半導体層と、
前記第1導電型半導体層の表面層に選択的に設けられた第2導電型半導体領域よりなる12.6μm以上30μm以下の深さの拡散領域と、
前記拡散領域と前記第1導電型半導体層との接合界面であるPN接合面の最も深い位置d1よりも浅い位置d2から、該PN接合面の最も深い位置d1よりも深い位置d3までの、前記拡散領域の底面に平行な方向の全面にわたって、Heイオンの照射により形成されたライフタイムキラーを含むことによって、他の領域よりもキャリアのライフタイムが短い低ライフタイム領域と、を備え、
前記Heイオンのピーク位置が前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
前記Heイオンのピーク位置が前記d1の深さの80%以上120%以下の範囲であり、
前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
順電圧が1.2V以上1.5V以下である半導体装置を製造するにあたって、
前記第1導電型半導体層の表面層に前記拡散領域を14μm以上20μm以下の深さになるように選択的に形成する工程と、
前記Heイオンのピーク位置がHeイオンの照射半値幅よりも深くなり、前記Heイオンのピーク位置が前記d1の深さの80%以上120%以下の範囲となり、前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深くなるように、前記d1を含む前記d2から前記d3までの前記拡散領域の底面に平行な方向の全面にわたってHeイオンを照射して、ライフタイムキラーを有する前記低ライフタイム領域を形成する工程と、
を含み、
前記低ライフタイム領域を形成する際に、前記拡散領域のうち主電流が流れる前記半導体領域の周囲に設けられたガードリング領域の底面が、前記低ライフタイム領域の内部に位置するように、Heイオンを照射することを特徴とする。
こ前記Heイオン種として3He2+を用いてもよい。
図1は、本発明の実施の形態にかかるプレーナ型PINダイオードの構成を示す断面図である。図1に示すように、n+半導体層21の上に、カソード領域となるn-半導体層22が設けられている。ダイオードとして電流が流れる活性領域において、n-半導体層22の表面層には、アノード領域となるp+拡散領域23が選択的に設けられている。
23,24,25 第2導電型拡散領域(p+拡散領域)
31 PN接合面
32 低ライフタイム領域
Claims (15)
- 第1導電型半導体層と、
前記第1導電型半導体層の表面層に選択的に設けられた第2導電型半導体領域よりなる12.6μm以上30μm以下の深さの拡散領域と、
前記拡散領域と前記第1導電型半導体層との接合界面であるPN接合面の最も深い位置d1よりも浅い位置d2から、該PN接合面の最も深い位置d1よりも深い位置d3までの、前記拡散領域の底面に平行な方向の全面にわたって、Heイオンの照射により形成されたライフタイムキラーを含むことによって、他の領域よりもキャリアのライフタイムが短い低ライフタイム領域と、を備え、
該低ライフタイム領域の前記Heイオンのピーク位置が前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
前記低ライフタイム領域の前記Heイオンのピーク位置が前記d1の深さの80%以上120%以下の範囲であり、
前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
順電圧が1.2V以上1.5V以下であることを特徴とする半導体装置。 - 前記拡散領域は、主電流が流れる前記半導体領域の周囲に設けられたガードリング領域を含み、
該ガードリング領域の底面は前記低ライフタイム領域の内部に位置することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記キャリアのライフタイムが前記低ライフタイム領域においてのみ低減されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記低ライフタイム領域が、前記PN接合面の最も深い位置d1を挟んで、上下にそれぞれ5μmの幅を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記順電圧が1.31V以上1.42V以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記半導体装置のdi/dt耐量が3800A/μ秒以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記半導体装置のdi/dt耐量が4000A/μ秒以上であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記拡散領域の深さが14μm以上20μm以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記Heイオンのピーク位置が16μm以上20μm以下の範囲であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記順電圧が、定格電流における順電圧であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記半導体装置がPINダイオードであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記半導体装置がコンバータダイオードであることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
- 第1導電型半導体層と、
前記第1導電型半導体層の表面層に選択的に設けられた第2導電型半導体領域よりなる12.6μm以上30μm以下の深さの拡散領域と、
前記拡散領域と前記第1導電型半導体層との接合界面であるPN接合面の最も深い位置d1よりも浅い位置d2から、該PN接合面の最も深い位置d1よりも深い位置d3までの、前記拡散領域の底面に平行な方向の全面にわたって、Heイオンの照射により形成されたライフタイムキラーを含むことによって、他の領域よりもキャリアのライフタイムが短い低ライフタイム領域と、を備え、
前記Heイオンのピーク位置が前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
前記Heイオンのピーク位置が前記d1の深さの80%以上120%以下の範囲であり、
前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、
順電圧が1.2V以上1.5V以下である半導体装置を製造するにあたって、
前記第1導電型半導体層の表面層に前記拡散領域を14μm以上20μm以下の深さになるように選択的に形成する工程と、
前記Heイオンのピーク位置がHeイオンの照射半値幅よりも深くなり、前記Heイオンのピーク位置が前記d1の深さの80%以上120%以下の範囲となり、前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深く、前記d1の深さが前記Heイオンの照射半値幅よりも深くなるように、前記d1を含む前記d2から前記d3までの前記拡散領域の底面に平行な方向の全面にわたってHeイオンを照射して、ライフタイムキラーを有する前記低ライフタイム領域を形成する工程と、
を含み、
前記低ライフタイム領域を形成する際に、前記拡散領域のうち主電流が流れる前記半導体領域の周囲に設けられたガードリング領域の底面が、前記低ライフタイム領域の内部に位置するように、Heイオンを照射することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記半導体装置のdi/dt耐量が2000A/μ秒以上であることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
- Heイオン種として3He 2+ を用いることを特徴とする請求項13または14に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101066A JP5549704B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101066A JP5549704B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 半導体装置およびその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004158223A Division JP2005340528A (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | 半導体装置およびその製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013232191A Division JP5825329B2 (ja) | 2013-11-08 | 2013-11-08 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012165013A JP2012165013A (ja) | 2012-08-30 |
JP5549704B2 true JP5549704B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=46844031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012101066A Expired - Lifetime JP5549704B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5549704B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016114138A1 (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04314367A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-05 | Fuji Electric Co Ltd | プレーナダイオードおよびその製造方法 |
JPH05102161A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-04-23 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法とその半導体装置 |
JPH07297415A (ja) * | 1994-04-25 | 1995-11-10 | Toshiba Corp | 半導体装置とその製造方法 |
JPH08148699A (ja) * | 1994-11-21 | 1996-06-07 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 整流ダイオ−ド |
DE19837944A1 (de) * | 1998-08-21 | 2000-02-24 | Asea Brown Boveri | Verfahren zur Fertigung eines Halbleiterbauelements |
JP2000114550A (ja) * | 1998-10-06 | 2000-04-21 | Hitachi Ltd | ダイオード及び電力変換装置 |
JP4653273B2 (ja) * | 1999-11-05 | 2011-03-16 | 富士電機システムズ株式会社 | 半導体装置、および、その製造方法 |
JP2004006664A (ja) * | 2002-04-10 | 2004-01-08 | Sanken Electric Co Ltd | 半導体素子の製造方法 |
-
2012
- 2012-04-26 JP JP2012101066A patent/JP5549704B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012165013A (ja) | 2012-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7282781B2 (en) | Semiconductor device with a short-lifetime region and manufacturing method thereof | |
JP5935951B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP6078961B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP5052091B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP6237915B2 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP6024751B2 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP5641055B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP5695343B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP6026418B2 (ja) | バイポーラノンパンチスルー電力半導体デバイス | |
US20130221403A1 (en) | Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device | |
JP2008091705A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP6698697B2 (ja) | 絶縁ゲートパワー半導体デバイスおよびそのデバイスの製造方法 | |
JP2010186805A (ja) | 半導体装置 | |
JP6018163B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5277882B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
US9543405B2 (en) | Method of manufacturing a reduced free-charge carrier lifetime semiconductor structure | |
JP2014090072A (ja) | 逆阻止mos型半導体装置及びその製造方法 | |
JP6467882B2 (ja) | 半導体装置、および、半導体装置の製造方法 | |
JP5600985B2 (ja) | 電力半導体装置の製造方法 | |
JP5825329B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP6237731B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5549704B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
TWI706562B (zh) | Mosfet、mosfet的製造方法以及電力轉換電路 | |
JP2009194330A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
US11374091B2 (en) | Semiconductor device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140505 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5549704 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |