JP5549076B2 - シャンプー組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、及び低温での容器からの排出性が良好で、さらには乾燥後の髪のなめらかさが良好なシャンプー組成物に関するものである。
シャンプーの使用感を向上させる目的で、泡立ちやすすぎ時の感触を向上させるため、界面活性剤や高分子化合物を組み合わせる等の試みが種々行われてきた。特にシャンプー組成物の使用感向上においては、一般に泡立ちを豊富にさせたり、すすぎ時や乾燥後の髪の感触を良好にしたりすることに主眼が置かれている(例えば、特許文献1:特開2005−232140号公報、特許文献2:特開2001−254095号公報)。しかしながら、これらの技術は、泡のクリーミィー性等の質感、すすぎやすさ、及び低温での容器からの排出性を向上させることについては考慮されていない。また、新規のアニオン性界面活性剤や粘度鉱物を用いて良好な泡立ち、泡質、すすぎ性やすすぎ感触の良好な組成物が提案されているが(特許文献3:特開2001−172669号公報)、これは特殊なアニオン活性剤を使用しているものであり、一般的な安価なアニオン性界面活性剤を使用し、さらに容器からの排出性をも兼ね備えたシャンプー組成物は、これまでなかったのが現状である。
また、アニオン性界面活性剤とポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン脂肪酸エステル、カチオン化セルロースを組み合わせたシャンプーが提案されているが(特許文献4:特開2006−8611号公報、特許文献5:特開2006−52198号公報)、泡のクリーミィーな質感、すすぎやすさ、及び低温での容器からの排出性については不十分であった。
以上のことから、泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、及び低温での容器からの排出性が良好で、さらには乾燥後の髪のなめらかさが良好なシャンプー組成物が望まれていた。なお、本発明に関連する先行技術文献としては下記が挙げられる。
特開2005−232140号公報 特開2001−254095号公報 特開2001−172669号公報 特開2006−8611号公報 特開2006−52198号公報
本発明は、泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、及び低温での容器からの排出性が良好で、さらには乾燥後の髪のなめらかさが良好なシャンプー組成物を提供することを目的とする。
一般に高級脂肪酸塩等のいわゆる石鹸をシャンプー組成物に用いることにより、泡のクリーミィー性を良好にすることができるが、すすぎ感触が著しく劣ったり、刺激が強かったりする等の課題があった。これに対して、高級脂肪酸塩以外のアニオン性界面活性剤を主とするシャンプー組成物とした場合、泡のクリーミィー性が劣っていた。そこで、泡のクリーミィー性を向上させるため、シャンプー組成物にノニオン界面活性剤や高分子化合物を配合することが試みられてきたが、これらの成分は泡の質感を幾分向上させ、すすぎ時の感触も付与することができる一方で、すすぎ時にぬるつき、泡切れが悪い等、すすぎやすさの点では不具合を生じやすいものであった。特に、シャンプー組成物において頻繁に用いられるカチオン性高分子化合物は、泡のクリーミィー性をやや向上させるとともに、すすぎ時の感触や仕上がりの感触を向上させるものではあるが、すすぎやすさを同時に満足させるものは得られていないのが現状である。しかも、泡の質感やすすぎ感触を近づけるために、界面活性剤等を調整しても、たとえば低温で極度に粘性が高くなったり、不均一になったりして、低温での容器からの排出性が良くなかった。これらを同時に満たすシャンプー組成物を得ることが困難であった。
本発明者は、(A)アニオン性界面活性剤、(B)HLBが12以上のポリグリセリン脂肪酸エステル、(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び(D)カチオン性高分子化合物を併用することにより、起泡性やすすぎ時の感触ばかりでなく、泡のクリーミィー性、すすぎやすさが良好で、かつ低温での容器からの排出性に優れたシャンプー組成物が得られることを見出した。
従って、本発明は、
[1].(A)下記(i)、(ii)及び(vi)から選ばれる1種又は2種以上のアニオン性界面活性剤:5−20質量%
(i)下記一般式(2)
3SO31 (2)
(式中、R3は炭素数12〜16のα−オレフィン、炭素数12〜16のビニリデン型オレフィン、炭素数12〜16のインナオレフィン、炭素数12〜16のヒドロキシアルキル基、又は炭素数10〜18の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であり、M1はアルカリ金属、アルキル置換アンモニウム、又はヒドロキシアルキル置換アンモニウム、又は水素原子である。)
で表されるスルホン酸又はその塩、
(ii)下記一般式(3)
4−O−(R5O)m−SO32 (3)
(式中、R4は炭素数8〜18のアルキル基、炭素数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、又は炭素数8〜18のアルキルアミド基、R5は炭素数2〜3のアルキレン基、mは平均値として0〜6、M2はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルキル置換アンモニウム、ヒドロキシアルキル置換アンモニウム、アルキルアミド基、又は水素原子である。)
で表される硫酸又はその塩、
(vi)下記一般式(7)
[化1]
Figure 0005549076
(式中、R11は水素原子、又は炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基、R12は炭素数9〜17の非芳香族炭化水素基、であり、M8はアンモニウム、アルカノールアミン、低級アルキルアミン、塩基性アミノ酸、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は水素原子であり、pは1又は2である。)
で表されるN−アシル−N−アルキルアミノ酸又はその塩、
(B)HLBが12以上のポリグリセリン脂肪酸エステル:1〜7質量%
(C)付加ポリオキシエチレン鎖の平均モル数が20〜40であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油:0.5〜4質量%、及び
(D)塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウムとN−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドとの共重合体及びカチオン化セルロースから選ばれるカチオン性高分子化合物:0.5〜3質量%
を含有するシャンプー組成物、
[2].(A)成分が、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸ナトリウム及びアシルメチル−β−アラニン塩から選ばれる[1]記載のシャンプー組成物、
[3].(B)成分が、モノラウリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル及びモノラウリン酸ペンタグリセリルから選ばれる[1]又は[2]記載のシャンプー組成物、
].さらに、(E)下記一般式(1)
[化2]
Figure 0005549076
(式中、R1は、水素原子、1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5〜8個の炭素原子を有し、かつアルキル基が1〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但し、シクロアルキル基は、その水素原子の一部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基によって置換されていてもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルキル基が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルケニル基が2〜4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルキル基がそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキル基もしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニルスルフォニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を示す。但し、上述のアリール基は、その水素原子の一部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハロゲン原子によって置換されていてもよい。R2は、水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基又はベンジル基を示す。X+は、水素イオン、有機塩基、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又は2〜4価の陽イオンを示す。)
で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類を含有する[1]〜[]のいずれかに記載のシャンプー組成物、
].(E)成分が、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シクロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2−ピリドン及び1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2(1H)−ピリドンモノエタノールアミン塩から選ばれる[]記載のシャンプー組成物。
].(E)成分の含有量が0.001〜2質量%である[]又は[]記載のシャンプー組成物を提供する。
本発明によれば、泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、及び低温での容器からの排出性が良好で、さらには乾燥後の髪のなめらかさが良好なシャンプー組成物を得ることができる。
本発明のシャンプー組成物は、(A)アニオン性界面活性剤、(B)HLBが12以上のポリグリセリン脂肪酸エステル、(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び(D)カチオン性高分子化合物を含有するものであり、好ましくは(E)下記一般式(1)で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類を含有するシャンプー組成物である。
(A)アニオン性界面活性剤としては、下記(i)〜(vii)に示すアニオン性界面活性剤が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
(i)下記一般式(2)
3SO31 (2)
(式中、R3は炭素数12〜16のα−オレフィン、炭素数12〜16のビニリデン型オレフィン、炭素数12〜16のインナオレフィン、炭素数12〜16のヒドロキシアルキル基、又は炭素数10〜18の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であり、M1はアルカリ金属、アルキル置換アンモニウム、又はヒドロキシアルキル置換アンモニウム、又は水素原子である。)
で表されるスルホン酸又はその塩。
一般式(2)で表される化合物として、具体的には、たとえばα−オレフィンスルホン酸ナトリウム(AOS塩)、アルキル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
(ii)下記一般式(3)
4−O−(R5O)m−SO32 (3)
(式中、R4は炭素数8〜18のアルキル基、炭素数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、又は炭素数8〜18のアルキルアミド基、R5は炭素数2〜3のアルキレン基、mは平均値として0〜6、M2はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルキル置換アンモニウム、ヒドロキシアルキル置換アンモニウム、アルキルアミド基、又は水素原子である。)
で表される硫酸又はその塩。
一般式(3)で表される化合物として、具体的には、たとえば天然ラウリルアルコールポリオキシエチレン(m=3)硫酸エステル、C11〜C15脂肪族アルコールポリオキシエチレン(m=3)硫酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコールポリオキシエチレン(m=3)硫酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコール硫酸エステル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸エステル、天然ラウリルアルコールポリオキシエチレン(m=2)硫酸エステルの硫酸エステル部分が硫酸のナトリウム塩、カリウム塩、又はアルカノールアミン塩やアンモニウム塩となったもの等を挙げることができる。これらの中ではポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましく、特に、ポリオキシエチレン(m=2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウム等が好適に使用される。
(iii)下記一般式(4)
Figure 0005549076
(式中、R6は炭素数8〜18のアルキル基、又は炭素数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、R7は炭素数2〜3のアルキレン基、M3及びM4は独立に、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜4のアルケニル基、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルキル置換アンモニウム、又はヒドロキシアルキル置換アンモニウムである。)
で表される硫酸又はその塩。
一般式(4)で表される化合物として、具体的には、たとえばN−ヤシ油脂肪酸−N−メチルタウリンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸−N−メチルタウリンマグネシウム、C11〜C15脂肪酸メチルタウリンナトリウム、C12〜C13脂肪酸メチルタウリンナトリウム、C12〜C13脂肪酸メチルタウリン酸ナトリウム等を挙げることができる。
(iv)下記一般式(5)
8−(R9O)n−CH2COOM5 (5)
(式中、R8は炭素数8〜18のアルキル基、炭素数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、又は炭素数8〜18のアルキルアミド基、R9は炭素数2〜3のアルキレン基、nは平均値として0〜9、M5はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルキル置換アンモニウム、又はヒドロキシアルキル置換アンモニウム、又は水素原子である。)
で表されるカルボン酸又はその塩。
一般式(5)で表される化合物として、具体的には、たとえば天然ラウリルアルコールポリオキシエチレン(n=3)カルボン酸エステル、C11〜C15脂肪族アルコールポリオキシエチレン(n=3)カルボン酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコールポリオキシエチレン(n=3)カルボン酸エステル、C12〜C13脂肪族アルコールカルボン酸エステル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテルカルボン酸エステルのカルボン酸エステル部分がカルボン酸のナトリウム塩、カリウム塩、又はアルカノールアミン塩、アンモニウム塩となったもの等を挙げることができる。これらの中では、ポリオキシエチレン(n=4.5)ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(n=3)ヤシ油脂肪酸エーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(n=2)ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム等が好適に使用される。
(v)下記一般式(6)
Figure 0005549076
(式中、R10は炭素数9〜17の非芳香族炭化水素基、M6及びM7は独立にアンモニウム、アルカノールアミン、低級(炭素数1〜4)アルキルアミン、塩基性アミノ酸、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は水素原子である。)
で表されるN−アシルグルタミン酸又はその誘導体。
一般式(6)で表される化合物又はその誘導体として、具体的には、たとえばN−ラウロイルグルタミン酸、ミリストイルグルタミン酸、N−パルミトイルグルタミン酸、N−アシルグルタミン酸、及びこれらのN−アシルグルタミン酸との混合物、並びにこれらのN−アシルグルタミン酸のモノエタノールアミン塩、ナトリウム塩、及びカリウム塩等を挙げることができる。これらは光学活性体又はラセミ体として使用できる。
(vi)下記一般式(7)
Figure 0005549076
(式中、R11は水素原子、又は炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基、R12は炭素数9〜17の非芳香族炭化水素基、であり、M8はアンモニウム、アルカノールアミン、低級アルキルアミン、塩基性アミノ酸、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は水素原子であり、pは1又は2である。)
で表されるN−アシル−N−アルキルアミノ酸又はその塩。
一般式(7)で表される化合物として、具体的には、たとえばN−ラウロイル−N−エチルグリシン、N−ラウロイル−N−イソプロピルグリシン、N−ラウロイルザルコシン、N−ミリストイルグザルコシン、N−パルミトイルザルコシン、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン、N−ラウロイル−N−エチル−β−アラニン、N−ミリストイル−β−アラニン、N−パルミトイル−β−アラニン及びこれらの混合物、並びにこれらのモノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ナトリウム塩、及びカリウム塩、マグネシウム塩等を挙げることができる。
(vii)下記一般式(8)
13−COOM9 (8)
(式中、R13は炭素数9〜17の直鎖炭化水素基、M9はアルカリ金属、アルカリ土類金属、又は水素原子である。)
で表される高級脂肪酸又はその塩。
一般式(8)で表される化合物として、具体的には、たとえばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸等の飽和直鎖脂肪酸、2−エチルヘキサン酸、イソステアリン酸等の飽和分岐脂肪酸、オレイン酸、リノール酸等の不飽和脂肪酸、ヤシ油、パーム油、パーム核油、オリーブ油、サフラワー油等の植物油脂を鹸化して得られる天然油脂脂肪酸、牛脂等に代表される動物油脂等、及びナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては上記(i)〜(vii)を1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができるが、この中でも、(i)〜(vi)が好ましく、より好ましくは(i)、(ii)、(v)、又は(vi)であり、さらに好ましくは(i)又は(ii)であり、特に好ましくは(ii)である。
(A)成分の合計配合量は特に限定されないが、シャンプー組成物全量に対して2〜30質量%が好ましく、より好ましくは3〜25質量%、さらに好ましくは5〜20質量%である。この範囲で特に良好な起泡性を得ることができる。
(B)HLBが12以上のポリグリセリン脂肪酸エステルとしては特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。具体的には、例えば、モノラウリン酸デカグリセリル(HLB15.5)、モノオレイン酸デカグリセリル(HLB12.0〜15.0)、モノステアリン酸デカグリセリル(HLB15.0)、モノイソステアリン酸デカグリセリル(HLB14.9)、モノラウリン酸ペンタグリセリル(HLB15.6)等が挙げられる。この中でも、モノラウリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ペンタグリセリル(HLB15.6)が好ましい。また、ポリオキシエチレン鎖によりさらに親水性が増したものは泡の質感を向上する効果が大きくないため、できればポリオキシエチレン鎖のないものが好ましい。HLBが12未満のものを用いると、界面活性剤相互の作用のバランスが崩れ、泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、すすぎ感触を同時に満たし、かつ低温での容器からの排出性が良好なシャンプー組成物を得ることができない。HLBの上限は特に限定されないが22以下が好ましく、HLB12〜16のポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。なお、ここでのHLBは、グリフィンの方法による計算値を示す。
(B)成分の配合量は特に限定されないが、シャンプー組成物全量に対して0.1〜10質量%の範囲が好ましく、より好ましくは1〜7質量%である。この範囲で、泡のクリーミィー性向上効果をより得ることができる。
(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。また、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、HLBが15未満のもの、すなわちその付加ポリオキシエチレン鎖の平均モル数が5〜100であるものが好ましく、より好ましくは10〜60、さらに好ましくは20〜60、特に好ましくは20〜40のものが挙げられる。なお、ポリオキシエチレンはPOEと略す場合がある。
(C)成分の配合量は、シャンプー組成物全量に対して0.03〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%、さらに好ましくは0.5〜4質量%である。この範囲で、低温での容器からの排出性、すすぎやすさ、及び乾燥後の髪のなめらかさをより得ることができる。
(D)カチオン性高分子化合物は特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。カチオン性高分子化合物としては、通常の洗浄剤組成物等に用いられる高分子化合物が好適に使用され、具体的には、カチオン化セルロース、カチオン化セルロース誘導体、カチオン化澱粉、カチオン化グアーガム、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル四級アンモニウム塩のホモポリマー、ジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合体、四級化ポリビニルピロリドン誘導体、ポリグリコールポリアミン縮合物、ビニルイミダゾリウムトリクロライドとビニルピロリドンとの共重合体、ヒドロキシエチルセルロースとジメチルジアリルアンモニウムクロライドとの共重合体、ビニルピロリドンと四級化ジメチルアミノエチルメタクリレートとの共重合体、ポリビニルピロリドンとアルキルアミノアクリレートとの共重合体、ポリビニルピロリドンとアルキルアミノアクリレートとビニルカプロラクタムとの共重合体、ビニルピロリドンとメタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウムとの共重合体、塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウムとN−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドとの共重合体、アルキルアクリルアミドとアクリレートとアルキルアミノアルキルアクリルアミドとポリエチレングリコールメタクリレートとの共重合体、アジピン酸とジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミンとの共重合体(米国サンドス社製カルタレチン)、特開昭53−139734号公報、特開昭60−36407号公報に記載されているカチオン性ポリマー等が挙げられる。なお、共重合体は、例えばビニルイミダゾリウムトリクロライドとビニルピロリドンとの共重合体ならば、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体と表記する場合がある。カチオン化セルロースとしては、セルロースにカチオン性官能基(例えば、O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕)を付加したもので、レオガードシリーズ(ライオン(株)製)等が好適に使用される。カチオン化グアーガムとしては、グアーガムにカチオン性官能基(例えば、O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕)を付加したもので、ラボールガムシリーズ(大日本住友製薬(株)製)、JAGUARシリーズ(ローディア日華(株)製)等が挙げられる。また、ジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合体としては、リポフローシリーズ(ライオン(株)製)、マーコートシリーズ(オンデコナルコジャパン(株)製)等が好適に使用される。この中でも、特にジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合体、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガムが好ましい。
カチオン性高分子化合物の重量平均分子量は、通常2万〜5000万であり、3万〜1000万が好ましい。また、重量平均分子量はGPCのプルラン換算法による測定値である。
(D)成分の配合量は、シャンプー組成物全量に対して0.01〜3質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜1質量%である。配合量を0.01質量%以上にすることで、より泡のクリーミィー性が得られ、3質量%以下にすることで、すすぎやすさがより得られ、仕上がり後にベタつく等の問題を生じるおそれもない。
さらに本発明のシャンプー組成物には、(E)下記一般式(1)で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類を配合することにより、乾燥後の髪のなめらかさもさらに良好となる。
Figure 0005549076
(式中、R1は、水素原子、1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5〜8個の炭素原子を有し、かつアルキル基が1〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但し、シクロアルキル基は、その水素原子の一部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基によって置換されていてもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルキル基が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルケニル基が2〜4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルキル基がそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキル基もしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニルスルフォニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を示す。但し、上述のアリール基は、その水素原子の一部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハロゲン原子によって置換されていてもよい。R2は、水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基又はベンジル基を示す。X+は、水素イオン、有機塩基、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又は2〜4価の陽イオンを示す。)
上記一般式(1)で表される化合物の具体例として、下記の化合物及びその塩を挙げることができる。すなわち、1−ヒドロキシ−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−6−メチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4,6−ジメチル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2−ピリドン等の6−アルキル系;1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シクロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2−ピリドン等の6−シクロヘキサン系;1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−メチル−フェニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−〔1−(4−ニトロフェノキシ)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−シアノフェノキシメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フェニルスルホニルメチル)2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−ブロム−ベンジル)−2−ピリドン等の6−フェニル系、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2(1H)−ピリドンモノエタノールアミン塩等の一般式(1)中、R1が1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、R2が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であるものが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。なお、上記一般式(1)で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類は、上記一般式(1)で表されるものであれば、上記具体例に限定されるものではない。
上記一般式(1)で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類は、各種の有機もしくは無機塩基との塩として用いることもできる。例えば、有機塩基としては、エタノールアミン、ジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエチルアミノ−エタノール、2−アミノ−2−メチル−プロパンジオール等の低分子アルカノールアミン;エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、N−メチルピペラジン等の難揮発性塩基;トリメチルベンジル水酸化物等の第4級アンモニウム水酸化物;グアニジン及びその誘導体、そのアルキル化生成物等が挙げられ、無機塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;アンモニウム塩、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩;亜鉛、アルミニウム、ジルコニウム等の2〜4価陽イオンとの塩が挙げられ、上記塩のうち難揮発性の有機塩すなわち、低分子アルカノールアミン、エチレンジアミン、及びアルカリ金属塩等の無機塩が好ましい。
上記一般式(1)で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類としては、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シクロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2−ピリドン等の6−シクロヘキサン系、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2(1H)−ピリドンモノエタノールアミン塩等の一般式(1)中、R1が1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、R2が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であるものが好ましく、特に、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2(1H)−ピリドンモノエタノールアミン塩が好ましい。
(E)成分の配合量は特に制限されないが、仕上がり感触の向上の点から、シャンプー組成物全量に対して0.001〜2質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜1質量%である。配合量が少なすぎると、(E)成分の添加効果が得られにくくなるおそれがあり、また多すぎるとたとえば溶解が不十分で低温での保存安定性が低下する場合がある。
本発明のシャンプー組成物には、必須成分、水の他、本発明の効果を損なわない範囲で、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の(A)成分以外の界面活性剤、油分、シリコーン化合物、アルコール類、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、紫外線吸収・散乱剤、植物抽出物、ビタミン類、アミノ酸類、pH調整剤、乳濁剤(パール化剤)、無機塩類、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、タンパク誘導体、動物抽出物、色素等を必要に応じて適宜配合することができる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等である。これらのカチオン性界面活性剤の対イオン(陰イオン)は、ハロゲンイオン等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドベタイン、アルキルアミドアルキルベタイン、イミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、HLB12未満の脂肪酸ポリグリセリンエステル、脂肪酸ショ糖エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸メチルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキルアミンオキサイド、アミドアミンオキサイド等が挙げられる。
油分としては、ヒマシ油、オリーブ油、カカオ油、硬化パーム油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、アボガド油等の植物油脂類及びそれらのエステル化合物、ミンク油、卵黄油等の動物油脂類、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、水添ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、流動パラフィン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然及び合成脂肪酸類、グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル、2−エチルヘキシルステアレート、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレート等の(B)成分や(C)成分以外のエステル類等が挙げられる。
シリコーン化合物としては、ジメチルポリシロキサン(高重合ジメチルシリコーン、シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサン、カチオン変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン等が挙げられる。
アルコール類としては、エタノールやイソプロパノール等の低級アルコール、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、ラウリルアルコール等の天然及び合成高級アルコール類が挙げられる。
保湿剤としては、尿素、1,3−ブタンジオール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチレングリコール(200、300、400、600、1000、1500)、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン及びソルビトール等が挙げられる。
増粘剤としては、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、硅酸アルミニウム、マルメロ種子抽出物、トラガントガム、デンプン等の天然高分子化合物、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン等の半合成高分子、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、メタクリロイルエチルベタイン・メタクリル酸エステル共重合体等の(D)成分以外の合成高分子化合物が挙げられる。
防腐剤としては、安息香酸、安息香酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4′−トリクロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、レゾルシン、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液(商品名ケーソンCG;ローム・アンド・ハース・ジャパン社製)、ペンタンジオール、フェノキシエタノール、エタノール等が挙げられる。
酸化防止剤としては、α−トコフェロール、トコトリエノール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸等が挙げられる。
キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エタンヒドロキシジホスホン酸、エチレンジアミン四酢酸塩、ヘキサメタリン酸塩、グルコン酸等が挙げられる。
紫外線吸収・散乱剤としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、tert−ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシシンナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等が挙げられる。
植物抽出物としては、アセンヤクエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテア根エキス、アルニカエキス、アルニカ花エキス、アロエベラエキス、キダチアロエエキス、ウコンエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、キハダ樹皮エキス、オトギリソウエキス、セイヨウオトギリソウエキス、オレンジエキス、オレンジ果実エキス、カノコソウエキス、カワラヨモギエキス、キュウリエキス、キュウリ果実エキス、クチナシ、クマザサエキス、クララエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、ゴボウエキス、ゴボウ根エキス、コンフリーエキス、サンショウエキス、サンショウ果実エキス、シコンエキス、シソエキス、シャクヤクエキス、シャクヤク根エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、ナツメ果実エキス、タイムエキス、ワイルドタイムエキス、チョウジエキス、トウガシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウキンセンカ花エキス、トウニンエキス、モモ種子エキス、ドクダミエキス、トルメンチラエキス、オタネニンジンエキス、パセリエキス、パリエタリアエキス、ヒオウギエキス、ビワ葉エキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウ葉エキス、ベニバナエキス、セイヨウハッカエキス、フユボダイジュ花エキス、ボタンエキス、マロニエエキス、モモ葉エキス、ヤグルマギクエキス、ヨモギエキス、ヨモギ葉エキス、ラベンダーエキス、ルイボスエキス等が挙げられる。
ビタミン類としては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸及びその誘導体等が挙げられる。
アミノ酸類としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン、ピロリドンカルボン酸、及びこれらの誘導体等が挙げられる。
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、クエン酸、コハク酸、トリエタノールアミン、アンモニア水、トリイソプロパノールアミン、リン酸、グリコール酸等が挙げられ、シャンプー組成物のpHを3.0〜7.5、好ましくはpH4.0〜6.5に調整することが好ましい。
乳濁剤としては、ジイソステアリン酸エチレングリコールや魚鱗、雲母片等が挙げられる。無機塩類としては塩化ナトリウム、無水硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等が挙げられる。
さらに、本発明のシャンプー組成物に使用される香料、香料組成物は、特開2003−300811号公報[0021]〜[0035]に記載した香料成分等、さらに同[0050]に記載した香料用溶剤等が挙げられる。前記香料用溶剤の使用量は、香料組成物中に0.1〜99質量%配合されるが、好ましくは1〜50質量%配合される。
また、香料安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンEとその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物等が挙げられ、香料組成物中に0.0001〜10質量%配合されるが、好ましくは、0.001〜5質量%配合される。これらの中で、好ましい安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエンである。なお、香料組成物とは、前記の香料成分、溶剤、香料安定化剤等からなる混合物である。本発明のシャンプー組成物にはかかる香料組成物が、シャンプー組成物中0.005〜40質量%配合されるが、好ましくは0.01〜10質量%配合される。
本発明のシャンプー組成物は、通常の方法に従って、上記必須成分、任意成分及び水(シャンプー組成物の全体が100質量%となるように残部配合)を混合撹拌することにより製造される。この際、(A)成分は、予め精製水やエタノール等に希釈された濃度20〜70質量%のアニオン性界面活性剤水溶液として使用すると、製造が容易になり好ましい。また、(D)成分も予め精製水に分散・膨潤して使用すると、製造が容易になり好ましい。(B)、(C)、(E)成分及びその他の成分は、水溶性のものはそのまま添加しても水溶液にして添加してもよいし、油溶性のものはその他の油性成分に溶解又は分散して添加してもよい。
本発明のシャンプー組成物の容器としては、機械的又は差圧によるディスペンサー容器やボトル容器等が挙げられる。ボトルの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を単層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
以下、実施例、参考例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%を示し、表中の各成分の量は純分換算した量である。
[実施例1〜10、参考例1,2、比較例1〜4]
表1〜3に示す組成のシャンプー組成物を調製し、下記評価を行った。結果を表中に併記する。
(1)泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、乾燥後の髪のなめらかさ
標準試料として、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(ポリオキシエチレン平均付加モル数:2モル):15%、ポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミド:3%、無水硫酸ナトリウム:1%、カチオン化セルロース:0.5%、クエン酸・1水塩:適量(pH.6.0調整量)及び精製水:残部からなるシャンプー組成物を調製した。
頭髪を左右に分け、片方に上記標準試料3gを、もう片方に試験試料3gを施して洗髪し、「泡のクリーミィー性」、「すすぎやすさ」、「乾燥後の髪のなめらかさ」の項目について、10名の被験者が評価した。結果を下記基準で示す。
<評価基準>
◎:標準試料に比較しよいと答えた被験者が8〜10名
○:標準試料に比較しよいと答えた被験者が5〜7名
×:標準試料に比較しよいと答えた被験者が0〜4名
(2)低温での容器からの排出性
200mL容(排出口径4.5mm)のポリエチレン容器に試験試料半量(100mL)充填し5℃に保存した。保存後、容器を正立から約120℃傾け、片手で容器本体を押し、試験試料20gが容器排出口から排出される時間を測定した。10名の被験者の申告により次のように評価した。判定基準は次の通りである。
◎:排出時間が20秒以内であったものが8〜10名
○:排出時間が20秒以内であったものが5〜7名
×:排出時間が20秒以内であったものが1〜3名
Figure 0005549076
Figure 0005549076
Figure 0005549076
上記結果から、本発明のシャンプー組成物は、いずれも泡がクリーミィーで、すすぎやすく、乾燥後の髪のなめらかで、低温での容器からの排出性にも優れることが分かる。
実施例14、参考例3,4の以下に示す各シャンプー組成物を調製し、それらの泡のクリーミィー性、すすぎやすさ、乾燥後の髪のなめらかさ、及び低温での排出性を評価した。これらの組成物は、いずれも良好な結果が得られた。
[実施例
Figure 0005549076
参考
Figure 0005549076
[実施例10
Figure 0005549076
[実施例11
Figure 0005549076
[実施例12
Figure 0005549076
参考
Figure 0005549076
[実施例13
Figure 0005549076
[実施例14
Figure 0005549076
上記例で使用した各成分を下記に示す。
1)新日本理化(株)製 シノリンSPE−1250(C12、2E.O.(オキシエチレン))
2)ライオン(株)製 リポランLB−440(C14)
3)ライオン(株)製 サンノールLM−1130(C12、14、16)
4)ライオン(株)製 エナジコールL−30ANT(C12、トリエタノールアミン塩)
5)太陽化学(株)製 サンソフトM−12J
6)太陽化学(株)製 サンソフトQ−17Y
7)太陽化学(株)製 サンソフトQ−19Y
8)太陽化学(株)製 サンソフトA−12E
9)太陽化学(株)製 サンソフトNo.750 HLB5.3
10)青木油脂(株)製 ブラウノンCW−20(20E.0.)
11)日光ケミカルズ(株)製 Nikkol HCO−60(60E.0.)
12)日本エマルジョン(株)製 emalex HC−100(100E.0.)
13)ライオン(株)製 レオガードGP(分子量20万〜50万)
カチオン性基:O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕
14)ローディア日ジャパン(株)製 ジャガー EXCEL(分子量200万)
カチオン性基:O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕
15)ライオン(株)製 リポフローMN(分子量500万)
16)三菱化学(株)製 ダイヤスリークC−801
17)クラリアントジャパン(株)製 Octpirox
18)ライオン(株)製 エナジコールL−30B
19)ライオン(株)製 アロモックスDM12D−W(C)
20)日本エマルジョン(株)製 emalex C−20
21)川研ファインケミカル(株)製 アミゼット2L
22)一方社油脂工業(株) シリコーンエマルション(6)
23)東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 SM8904
24)東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 SH3775M
25)クラリアントジャパン(株)製 Hostapur SAS 30
26)新日本理化(株)製 シノリンSPE−1150
27)日本油脂(株)製 ダイヤポン
28)(株)日本触媒製 ソフタノールMES−3
29)ライオン(株)製 エナジコールC−30B
30)ライオン(株)製 レオガードMLP
カチオン性基:O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕
31)テイカ(株)製 テイカポールNE1230(C10〜14、3E.O.)
32)ライオン(株)製 エナジコールEC−A
33)クラリアントジャパン(株)製 Genagen B 1566
34)ライオン(株)製 エナジコールCNS
35)アマコール社製 グルカメートDOE−120
36)ライオン(株)製 レオガードMGP
カチオン性基:O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕
37)大日本住友製薬(株)製 ラボールガムCG−M8M
カチオン性基:O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕
香料A:特開2006−63044号公報表5〜10に記載の香料A
香料B:特開2006−63044号公報表5〜10に記載の香料B
香料C:特開2006−63044号公報表5〜10に記載の香料C
香料D:特開2006−63044号公報表5〜10に記載の香料D
香料E:特開2003−267841号公報表2〜16に記載の香料E
黄色203号:キノリン イエローWS−G(中央合成化学(株))
赤色106号:赤色106号(癸巳化成(株)製)
緑色3号:緑色3号(癸巳化成(株)製)

Claims (6)

  1. (A)下記(i)、(ii)及び(vi)から選ばれる1種又は2種以上のアニオン性界面活性剤:5−20質量%
    (i)下記一般式(2)
    3SO31 (2)
    (式中、R3は炭素数12〜16のα−オレフィン、炭素数12〜16のビニリデン型オレフィン、炭素数12〜16のインナオレフィン、炭素数12〜16のヒドロキシアルキル基、又は炭素数10〜18の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であり、M1はアルカリ金属、アルキル置換アンモニウム、又はヒドロキシアルキル置換アンモニウム、又は水素原子である。)
    で表されるスルホン酸又はその塩、
    (ii)下記一般式(3)
    4−O−(R5O)m−SO32 (3)
    (式中、R4は炭素数8〜18のアルキル基、炭素数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル基、又は炭素数8〜18のアルキルアミド基、R5は炭素数2〜3のアルキレン基、mは平均値として0〜6、M2はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルキル置換アンモニウム、ヒドロキシアルキル置換アンモニウム、アルキルアミド基、又は水素原子である。)
    で表される硫酸又はその塩、
    (vi)下記一般式(7)
    Figure 0005549076
    (式中、R11は水素原子、又は炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基、R12は炭素数9〜17の非芳香族炭化水素基、であり、M8はアンモニウム、アルカノールアミン、低級アルキルアミン、塩基性アミノ酸、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は水素原子であり、pは1又は2である。)
    で表されるN−アシル−N−アルキルアミノ酸又はその塩、
    (B)HLBが12以上のポリグリセリン脂肪酸エステル:1〜7質量%
    (C)付加ポリオキシエチレン鎖の平均モル数が20〜40であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油:0.5〜4質量%、及び
    (D)塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウムとN−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドとの共重合体及びカチオン化セルロースから選ばれるカチオン性高分子化合物:0.5〜3質量%
    を含有するシャンプー組成物。
  2. (A)成分が、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸ナトリウム及びアシルメチル−β−アラニン塩から選ばれる請求項1記載のシャンプー組成物。
  3. (B)成分が、モノラウリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル及びモノラウリン酸ペンタグリセリルから選ばれる請求項1又は2記載のシャンプー組成物。
  4. さらに、(E)下記一般式(1)
    Figure 0005549076
    (式中、R1は、水素原子、1〜17個の炭素原子を有するアルキル基、2〜17個の炭素原子を有するアルケニル基、5〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、7〜9個の炭素原子を有するビシクロアルキル基、シクロアルキル基が5〜8個の炭素原子を有し、かつアルキル基が1〜4個の炭素原子を有するシクロアルキル−アルキル基(但し、シクロアルキル基は、その水素原子の一部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基によって置換されていてもよい)、6〜14個の炭素原子を有するアリール基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルキル基が1〜4個の炭素原子を有するアラルキル基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルケニル基が2〜4個の炭素原子を有するアリールアルケニル基、アリール基が6〜14個の炭素原子を有し、かつアルキル基がそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアリールオキシアルキル基もしくはアリールメルカプトアルキル基、ベンズヒドリル基、アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するフェニルスルフォニルアルキル基、フリル基、又はアルケニル基が2〜4個の炭素原子を有するフリルアルケニル基を示す。但し、上述のアリール基は、その水素原子の一部が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はハロゲン原子によって置換されていてもよい。R2は、水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、2〜4個の炭素原子を有するアルケニル基、2〜4個の炭素原子を有するアルキニル基、ハロゲン原子、フェニル基又はベンジル基を示す。X+は、水素イオン、有機塩基、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又は2〜4価の陽イオンを示す。)
    で表される1−ヒドロキシ−2−ピリドン類を含有する請求項1〜のいずれか1項記載のシャンプー組成物。
  5. (E)成分が、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シクロヘキシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(メチル−シクロヘキシル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2−ピリドン及び1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2(1H)−ピリドンモノエタノールアミン塩から選ばれる請求項記載のシャンプー組成物。
  6. (E)成分の含有量が0.001〜2質量%である請求項又は記載のシャンプー組成物。
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