JP2006225291A - シャンプー組成物 - Google Patents

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友子 小八木
Yasuo Nagahara
恭生 永原
Yuya Hashimoto
祐也 橋本
Motohiro Kageyama
元裕 景山
Toshiyuki Kashiwai
利之 柏井
Yuichi Nishida
勇一 西田
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Abstract

【課題】 優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良く、毛髪乾燥後の髪の感触に優れるシャンプー組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】 (A)アニオン性界面活性剤 5〜40質量%(B)カチオン化グアガム 0.01〜1.0質量%(C)カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーから選ばれる2種以上の植物抽出物 0.0001〜10質量%
を含有するシャンプー組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良く、シャンプー後に使用する毛髪コンディショニング成分の毛髪付着阻害を抑制し、毛髪乾燥後の髪の感触に優れるシャンプー組成物に関するものである。
従来、シャンプー等の毛髪洗浄剤組成物には、適度な粘性を付与して手に取り易くしたり髪に塗布し易くする等の、使用性を良くする目的や、洗髪時のきしみ等を改善するために、カチオン性高分子化合物を配合する技術が提案されている。
しかしながら、このようなシャンプー組成物は、泡立ちが悪くなったり、乾燥後の毛髪がなめらかさに欠け、ぱさつく一方、配合量によっては、べたつき感やごわつき感を生じることがあった。以上のことから、優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良く、毛髪乾燥後の髪の感触に優れるシャンプー組成物が望まれていた。
特開2004−250356号公報 特開2004−292390号公報 特開2003−95888号公報 特開2003−105382号公報 特開2003−146844号公報 特開2003−261435号公報 特開2001−151643号公報 特開2001−122742号公報 特表2002−533564号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良く、毛髪乾燥後の髪の感触に優れるシャンプー組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(A)アニオン性界面活性剤を含有するシャンプー組成物において、カチオン化グアガムを配合することにより、優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良くなることを知見した。さらに、シャンプー組成物中にカチオン性高分子化合物を配合すると、シャンプー後に使用するリンス、コンディショナー及びトリートメントに配合される毛髪コンディショニング成分の毛髪付着が阻害され、結果として乾燥後の毛髪が滑らかさに欠け、ぱさつくことに着目して検討した。その結果、カチオン化グアガムを配合することにより、優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良くなると共に、シャンプー後に使用する毛髪コンディショニング成分の毛髪付着阻害を抑制し、毛髪乾燥後の髪の感触に優れることを知見した。このようなカチオン化グアガムの効果は本発明者の新知見である。
従って、本発明は下記発明を提供する。
[1].(A)アニオン性界面活性剤 5〜40質量%(B)カチオン化グアガム 0.01〜1.0質量%(C)カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーから選ばれる2種以上の植物抽出物 0.000001〜10質量%
を含有するシャンプー組成物。
[2].さらに、(D)非イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤0.1〜10質量%を含むことを特徴とする、[1]に記載のシャンプー組成物。
[3].さらに、(E)下記一般式(1)で表される芳香族カルボン酸又はその塩0.01〜10質量%を含むことを特徴とする、[1]又は[2]記載のシャンプー組成物。
Figure 2006225291
(式中、R1、R2及びR3は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基、水酸基又は水素原子を示し、R4はカルボキシル基又はその塩を示す。)
[4].シャンプー組成物のpHが3.0〜7.5である[1]〜[3]のいずれかに記載のシャンプー組成物。
本発明によれば、優れた泡立ちですすぎ時の指どおりが良く、シャンプー後に使用する毛髪コンディショニング成分の毛髪付着阻害を抑制し、毛髪乾燥後の髪の感触に優れるシャンプー組成物を提供することができる。
本発明の(A)成分はアニオン性界面活性剤である。アニオン性界面活性剤としては、シャンプー組成物として用いられるものであれば特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。アニオン性界面活性剤としては、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。この中でもポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩が好ましい。
(A)アニオン性界面活性剤の含有量は、シャンプー組成物中5〜40質量%であり、6〜35質量%が好ましく、より好ましくは8〜25質量%である。アニオン性界面活性剤の量が少なすぎると泡立ちが悪くなる場合があり、多すぎると、すすぎ時の髪のなめらかさ、乾燥後の髪のなめらかさ、ぱさつきのなさに影響する場合がある。また、少なすぎても多すぎてもシャンプー組成物の粘度に影響する場合がある。
本発明の(B)成分はカチオン化グアガムである。グアガムのカチオン化方法は特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。カチオン化グアガムとしては、好ましくは下記構造単位を有するものが挙げられる。
Figure 2006225291
(式中、Rは水素原子又は下記一般式(2)で示される基を示し、分子中に少なくとも下記一般式(2)で表される基を有する。nは4〜5000である。)
Figure 2006225291
(式中、Z-は陰イオンであり、Cl-が好ましい。)
(B)カチオン化グアガムの分子量は、通常1万〜500万であり、3万〜300万が好ましい。なお、分子量は:SEC(Size Exclusion Chromatography;サイズ排除クロマトグラフィー)で測定した値である。
好ましいカチオン化グアガムの具体的例としては、ラボールガムCG−M、ラボールガムCG−M6L、ラボールガムCG−M8L(商品名,いずれも大日本製薬(株)製)が挙げられる。
(B)カチオン化グアガムの含有量は、シャンプー組成物中0.01〜1.0質量%であり、0.05〜0.7質量%が好ましい。カチオン化グアガムの量が少なすぎると、すすぎ時に髪がきしむ場合があり、多すぎると乾燥後の髪が硬く感じ、髪のなめらかさが損なわれ、ぱさつきが生じる場合がある。
本発明の(C)成分は、カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーから選ばれる2種以上の植物抽出物である。上記植物抽出物をシャンプー組成物に配合することにより、乾燥後の毛髪のなめらかさを向上させ、ぱさつきを抑えることができる。また、これらの植物抽出物を、上記(A)及び(B)成分を含有するシャンプー組成物に配合することにより、上記植物抽出物の頭皮又は毛髪への付着が容易となる。
(C)成分は、カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーから選ばれる2種以上の植物抽出物であるが、カミツレ抽出物、ホップ抽出物、ローズマリー抽出物を含むことが好ましく、カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーの全ての抽出物を含むことが好ましい。
植物抽出物の抽出方法は特に限定されず、例えば、水、有機溶媒、又はこれらの混合物で、常法に基づいて抽出すればよい。また抽出物は液体でも固体でもよい。
(C)カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーから選ばれる2種以上の植物抽出液の含有量は、シャンプー組成物中0.000001〜10質量%であり、0.000001〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.00001〜3質量%である。上記植物抽出液の量が多すぎると、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後の髪のなめらかさが損なわれ、ぱさつきが生じる場合がある。
本発明のシャンプー組成物には、上記(A)アニオン性界面活性剤の他に、(D)非イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤を配合することが好ましい。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等が挙げられる。中でもポリエチレングリコールモノステアレート、モノラウリン酸デカグリセリル、ベヘニン酸モノグリセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール等が好ましい。その他に、ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アルキルグリセリルグリコシド、メチルグルコシド脂肪酸エステル等が挙げられる。
また、非イオン性界面活性剤として、アミンオキシド等の半極性非イオン性界面活性剤を用いてもよい。アミンオキシドとしては、ラウリルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、ラウリルジヒドロキシエチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンラウリルジメチルアミンオキシド(酸化エチレンの平均付加数:3モル)や下記一般式(3)で示されるアミンオキシドが好適である。
Figure 2006225291

(式中、R5は、炭素数8〜22のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R6とR7は独立にメチル基、エチル基又は下記一般式(4)で表される一価の置換基である。pは0又は1〜5の整数である。)
Figure 2006225291
(式中、R8は、水素原子、メチル基又はエチル基を示し、qは1〜3の整数である。)
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤等が挙げられる。
より具体的には、例えば、N−デシルベタイン、セチルベタイン、ステアリルベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウリン酸アミドメチルベタイン、ミリスチン酸アミドメチルベタイン、パルミチン酸アミドメチルベタイン、ステアリン酸アミドメチルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミノメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルアミノメチルジメチルスルホプロピルベタイン、ミリスチルアミノメチルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルアミノメチル−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−スルホプロピルベタイン、N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−カルボキシメチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ビス(カルボキシエチル)エチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−カルボキシメトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、2−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸等を挙げることができ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸が好ましい。
(D)非イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤の含有量は、シャンプー組成物中0.1〜10質量%が好ましく、より好ましくは1〜8質量%である。
上記界面活性剤以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で、アルキル4級アンモニウム塩、グアニジン誘導体又はその塩、アルキルアミン塩等のカチオン性界面活性剤の1種又は2種以上を配合することができる。
本発明のシャンプー組成物には、さらに、(E)下記一般式(1)で表される芳香族カルボン酸又はその塩を、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて配合することが好ましい。
Figure 2006225291

(式中、R1、R2及びR3は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基、水酸基又は水素原子を示し、R4はカルボキシル基又はその塩を示す。)
上記一般式(1)で表される芳香族カルボン酸又はその塩としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸等が挙げられる。
(E)上記一般式(1)で表される芳香族カルボン酸又はその塩の含有量は、シャンプー組成物中0.01〜10質量%が好ましい。
本発明のシャンプー組成物には、上記成分以外にも通常のシャンプー組成物に用いられている成分、例えば、油分、シリコーン化合物、アルコール類、保湿剤、増粘剤、上記(D)以外の防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、紫外線吸収・散乱剤、上記(C)以外の植物抽出物、ビタミン類、アミノ酸類、pH調整剤、香料、色素、パール剤、無水硫酸ナトリウム、水等を、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。なお、本発明のシャンプー組成物に添加される任意成分は、前述のものに限定されるものではない。
油分としては、ヒマシ油、オリーブ油、カカオ油、硬化パーム油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、アボガド油等の植物油脂類及びそれらのエステル化合物、ミンク油、卵黄油等の動物油脂類、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、水添ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、流動パラフィン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然及び合成脂肪酸類、グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル、2−エチルヘキシルステアレート、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレート等のエステル類、ジメチルポリシロキサン等が挙げられる。
シリコーン化合物としては、ジメチルポリシロキサン(高重合ジメチルシリコーン、シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン等を挙げることができる。
アルコール類としては、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、ラウリルアルコール等の天然及び合成高級アルコール類が挙げられる。
保湿剤としては、1,3−ブタンジオール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチレングリコール(200、300、400、600、1000、1500)、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコール、硬化ヒマシ油(30E.O.)、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン及びソルビトール等が挙げられる。
増粘剤としては、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、硅酸アルミニウム、マルメロ種子抽出物、トラガントガム、デンプン等の天然高分子化合物、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン等の半合成高分子、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、メタクリロイルエチルベタイン・メタクリル酸エステル共重合体等の合成高分子化合物が挙げられる。
防腐剤としては、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4′−トリクロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、レゾルシン、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液(商品名ケーソンCG;ローム・アンド・ハース・ジャパン社製)、ペンタンジオール、フェノキシエタノール、エタノール等が挙げられる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸等が挙げられる。
キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸塩、ヘキサメタリン酸塩、グルコン酸等が挙げられる。
紫外線吸収・散乱剤としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等が挙げられる。
上記以外の植物抽出物としては、アセンヤクエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテア根エキス、アルニカエキス、アルニカ花エキス、アロエベラエキス、キダチアロエエキス、ウコンエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、キハダ樹皮エキス、オトギリソウエキス、セイヨウオトギリソウエキス、オレンジエキス、オレンジ果実エキス、カノコソウエキス、カワラヨモギエキス、キュウリエキス、キュウリ果実エキス、クチナシ、クマザサエキス、クララエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、ゴボウエキス、ゴボウ根エキス、コンフリーエキス、サンショウエキス、サンショウ果実エキス、シコンエキス、シソエキス、シャクヤクエキス、シャクヤク根エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、ナツメ果実エキス、タイムエキス、ワイルドタイムエキス、チョウジエキス、トウガシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウキンセンカ花エキス、トウニンエキス、モモ種子エキス、ドクダミエキス、トルメンチラエキス、オタネニンジンエキス、パセリエキス、パリエタリアエキス、ヒオウギエキス、ビワ葉エキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウ葉エキス、ベニバナエキス、セイヨウハッカエキス、フユボダイジュ花エキス、ボタンエキス、マロニエエキス、モモ葉エキス、ヤグルマギクエキス、ヨモギエキス、ヨモギ葉エキス、ラベンダーエキス、ルイボスエキス等が挙げられる。
ビタミン類としては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸及びその誘導体等が挙げられる。
アミノ酸類としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン、ピロリドンカルボン酸、及びこれらの誘導体等が挙げられる。
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、クエン酸、コハク酸、トリエタノールアミン、アンモニア水、トリイソプロパノールアミン、リン酸、グリコール酸等が挙げられ、シャンプー組成物のpHを3.0〜7.5、好ましくは4.0〜6.5に調整することが好ましい。
本発明のシャンプー組成物に使用される香料、香料組成物は、特開2003−300811号公報[0021]〜[0035]に記載した香料成分等、さらに同[0050]に記載した香料用溶剤等が挙げられる。
前記香料用溶剤の使用量は、香料組成物中に0.1〜99質量%配合されるが、好ましくは、0.3〜50質量%配合される。また、香料安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンEとその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物等が挙げられ、香料組成中に0.0001〜10質量%配合されるが、好ましくは、0.001〜5質量%配合される。これらの中で、好ましい安定化剤としては、ジブチルヒドロキシトルエンが挙げられる。
香料組成物とは、前記の香料成分、溶剤、香料安定化剤等からなる混合物である。本発明のシャンプー組成物にはかかる香料組成物が、シャンプー組成物中0.005〜40質量%配合されるが、好ましくは、0.01〜10質量%配合される。
本発明のシャンプー組成物は、特に制限されることなく、各種剤型の常法に従って製造することができる。また、ヒトだけでなくペット等の動物に使用することができる。シャンプー組成物の容器としては、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブの他、機械的又は差圧によるディスペンサー容器及びスクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器等に充填することができる。ラミネートフィルムは、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。ボトルの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を単層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%を示す。
[実施例1〜10、比較例1〜6]
表1〜3に示す組成のシャンプー組成物を常法に基づいて調製した。得られたシャンプー組成物について、下記方法に基づいて、「シャンプー組成物の泡立ち」、「シャンプー組成物をすすいだ時のなめらかさ」、「乾燥後の髪のなめらかさ、髪のぱさつきのなさ」を評価した。結果を表1〜3に併記する。
〈評価方法〉
カラーリングやパーマにより、毛髪の傷みを気にしている女性パネラー10名を被験者とした。各パネラーがシャンプー組成物を用いて洗髪した後、通常使用しているコンディショナーを10日間使用した。その際の、「シャンプー組成物の泡立ち」、「シャンプー組成物をすすいだ時のなめらかさ」、「毛髪乾燥後の髪のなめらかさ、髪のぱさつきのなさ」についてそれぞれ、下記評点に基づいて評価した。表中には10名の合計点を下記評価基準で表した。
〈評点〉
+2点:非常によい
+1点:ややよい
−1点:やや悪い
−2点:非常に悪い
〈評価基準〉
◎ :合計点が15点以上
◎〜○:合計点が10〜14点
○ :合計点が5〜9点
○〜△:合計点が0〜4点
△ :合計点が−5〜−1点
△〜×:合計点が−10〜−6点
× :合計点が−10点未満
Figure 2006225291
Figure 2006225291
Figure 2006225291
実施例及び比較例で使用した原料を下記に示す。
Figure 2006225291

本実施例及び比較例で用いた香料は特願2004−249835号中の表5〜10記載の香料A〜Dを用いた。

Claims (4)

  1. (A)アニオン性界面活性剤 5〜40質量%(B)カチオン化グアガム 0.01〜1.0質量%(C)カミツレ、スギナ、ホップ、マツ、レモン及びローズマリーから選ばれる2種以上の植物抽出物 0.000001〜10質量%
    を含有するシャンプー組成物。
  2. さらに、(D)非イオン性界面活性剤又は両性界面活性剤0.1〜10質量%を含むことを特徴とする、請求項1に記載のシャンプー組成物。
  3. さらに、(E)下記一般式(1)で表される芳香族カルボン酸又はその塩0.01〜10質量%を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシャンプー組成物。
    Figure 2006225291
    (式中、R1、R2及びR3は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基、水酸基又は水素原子を示し、R4はカルボキシル基又はその塩を示す。)
  4. シャンプー組成物のpHが3.0〜7.5である請求項1〜3のいずれか1項に記載のシャンプー組成物。
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