JP5548679B2 - 唇用化粧料 - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2009年3月31日付け出願の日本国特許出願2009−85229号および2009年12月11日付け出願の日本国特許出願2009−281566号の優先権を主張しており、ここに折り込まれるものである。
本発明は唇用化粧料に関し、より詳しくは、優れた二次付着レス性を有し、しかもつやの持続性に優れ、安定性の良好な唇用化粧料に関するものである。
従来の唇用化粧料は、口紅を唇に塗布した後、該口紅がカップなど唇に接触する部位に転写されてしまう二次付着性が問題となっていた。これに対し、二次付着を起こしにくい、いわゆる二次付着レス効果をもつ口紅組成物が開発されている。
例えば、特許文献1では、揮発性炭化水素系溶媒、揮発性炭化水素系溶媒に溶解または分散可能な非揮発性シリコーン化合物、及び揮発性溶媒に溶解し、非揮発性シリコーン化合物と非融和性の非揮発性炭化水素系油を含有し、該非揮発性炭化水素系油が、ある溶解パラメーターを有する耐移り性化粧品組成物が開示されている。
しかしながらこの耐移り性化粧品組成物は、安定性の点で改善の余地があり、ワックス量が多いためリキッド状の使用感が得られず、またつやも不十分である。
特許文献2には、非融和性であるペルフルオロポリエーテル型の非揮発性油と揮発性油を含有する耐移り性を有する口紅組成物が記載されている。この特許文献2では支持体への適用中に油分が分離し、第一組成物の上に油分が移動するようになっている。
しかしながら、第一組成物は、かなりのワックスを配合しており、固形状となるため、つややうるおい感が充分に得られない。また、この系では非融和性の油相を良好に分散させることが難しく、発汗などの安定性の問題を生じる。
特許文献3には、揮発性油分と組み合わせてシリコーン界面活性剤を配合し、顔料を良好に分散させた耐移り性を有するスティック化粧品が開示されている。
しかしながら、このスティック化粧品は揮発性油分の組成物における割合が大きいためマットな仕上がりとなり、唇に乾燥感を生じやすいという欠点がある。
特許文献4には、揮発性油分とシリコーン樹脂を配合した一相型の口紅用組成物が開示されている。
しかしながら、この口紅用組成物は、耐移り性は改善されるものの、揮発性油が蒸発した後に時間が経つと乾燥感が生じやすく、また樹脂の皮膜が唇上に残り、皮膜感や突っ張り感を生じると共に、得られた付着物はマットであるという欠点がある。
特許文献5には、シリコーン系皮膜剤と揮発性シリコーン系油分と非揮発性シリコーン系液状油分と乳化剤とを含む連続相油分と、エステル油分と色材とを含む分散相油分とからなり、分散相油分/(分散相油分+連続相油分)の配合量比が0.05〜0.5である油中油型乳化組成物が記載されている。
しかしながら、この油中油型乳化組成物は色材が分散相に存在するため色むらが生じやすく、更には、この系では経時安定性を保つことが困難な場合がある。
特開2001−199846号公報 国際公開96/40044号公報 国際公開97/16157号公報 特開平9−48709号公報 特開2000−53530号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、優れた二次付着レス性を有し、かつ塗布後のつやが持続し、安定性にも優れた唇用化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意研究の結果、特定の界面活性剤と水および/またはグリセリン、および特定のシリコーン油、ワックスを配合することで、塗布後の二次付着レス性とつやを両立させた唇用化粧料が得られることを見出した。
すなわち、本発明にかかる唇用化粧料は、次の(a)〜(d)を含むことを特徴とする。
(a)モノイソステアリン酸グリセリン 4.5〜35質量%
(b)90℃で(a)と混合した時に分離せず、25℃で(a)と混合した時に分離する一種又は二種以上のメチルフェニルシリコーン 20〜80質量%
(c)(a)成分に対して5質量%以上の水および/またはグリセリン 化粧料全量に対して24質量%以下
(d)ワックス 4〜10質量%
本発明の唇用化粧料において、(b)成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含むことが好適である。
前記唇用化粧料において、(b)成分中、トリメチルペンタフェニルトリシロキサンを50質量%以上含むことが好適である。
前記唇用化粧料において、ジイソステアリン酸グリセリンおよびトリイソステアリン酸グリセリンをいずれも含有しないか、含有しても合計で化粧料全量に対して10質量%以下であることが好適である。
前記唇用化粧料において、(e)色材を1〜20質量%含むことが好適である。
(a)モノイソステアリン酸グリセリン、(b)90℃で(a)と混合した時に分離せず、25℃で(a)と混合した時に分離する一種又は二種以上のメチルフェニルシリコーン、(c)水および/またはグリセリン、(d)ワックスを特定量配合することにより、塗布後の二次付着レス性を維持したまま、つやがよく、安定性も良好な唇用化粧料が得られる。
モノイソステアリン酸グリセリン、各種油分、色材、水の相分離状態試験結果。 (a)モノイソステアリン酸グリセリン(GMIS)および(c)水(H2O)および/またはグリセリン(Gly)((a):(c)=9:1)のX線小角散乱測定結果。
一般的に、二次付着レス効果が高いと塗布時のつやに欠ける傾向があり、一方、つやがある基剤は残存油分が多いために二次付着しやすいという欠点がある。本発明においては、特定の界面活性剤と、これと相溶しないシリコーン油を配合することで、使用時には唇上でシリコーン油が表層に分離してつやを付与し、界面活性剤は内層にあって色剤を抱えこむため、二次付着し難くなる。この結果、二次付着がなく、かつ優れたつやを有する唇用化粧料とすることができる。
以下、各構成成分について詳細に説明する。
((a)モノイソステアリン酸グリセリン)
本発明で用いられる(a)成分のモノイソステアリン酸グリセリンは、種々の公知の合成法により提供され得るものである。通常の合成法によれば、モノイソステアリン酸グリセリン、ジイソステアリン酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリンの混合物として生成される。モノイソステアリン酸グリセリンの精製法としては、通常分子蒸留法が用いられるが、これに限定されるものではない。
またモノイソステアリン酸グリセリンの純度は、ガスクロマトグラフィー(GC)、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)などの一般的な方法で測定することができる。モノイソステアリン酸グリセリンのイソステアリル基は、特にメチル基を分岐鎖とするものを主成分とするものが、液晶形成の点で好ましい。
本発明における(a)成分の配合量は、化粧料全量に対して4.5〜35質量%であり、好ましくは7〜30質量%である。(a)成分の配合量が少なすぎると、二次付着レス効果に劣る場合がある。(a)成分の配合量が多すぎると、(b)成分が相対的に少なくなってしまうため、二次付着レス効果に劣る場合があり、また塗布後にべたつきが出る傾向もある。
ここで、モノイソステアリン酸グリセリンの配合量は、不純物として含まれるジイソステアリン酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリン、グリセリン、イソステアリン酸等を含まない、実質上配合される質量をいう。本発明においては、特に、ジイソステアリン酸グリセリン及びトリイソステアリン酸グリセリンの配合量の合計は化粧料全量に対して10質量%以下、特に7質量%以下であることが好ましく、含有していないことがより好ましい。ジイソステアリン酸グリセリン及びトリイソステアリン酸グリセリンの配合量が多い場合、液晶形成が難しくなるため、二次付着レス効果に劣る傾向にある。
((b)メチルフェニルシリコーン)
本発明において、(b)成分は、塗布後に(a)成分と分離して表層を形成して二次付着レス効果を発揮すると共に、つやをよくさせるものである。
本発明において、(b)成分は、90℃で(a)と混合した時に分離せず、25℃で(a)と混合した時に分離する一種又は二種以上のメチルフェニルシリコーンであり、メチルフェニルシリコーンは一種であっても、二種以上の混合物であっても良い。
ここで、「分離」の有無は、以下の条件で測定された。
(測定条件)
(a)とデカメチルシクロペンタシロキサンの1:1(質量比)の混合物を調製し、この混合物を、混合物:(b)=1:2(質量比)で用いて90℃において攪拌混合した場合と、この混合物を静置し、室温(25℃)になった場合において、境界が均一に2層に分離しているものを「分離する」とし、半透明な状態、又は、境界がなく透明な相溶した状態を「分離せず」とした。
上記のように、本発明の唇用化粧料に配合される(b)成分は90℃で(a)成分と混合した時に分離しないことが必要である。この条件を満たさない場合、製造ができなくなってしまう。また、本発明の唇用化粧料に配合される(b)成分は70℃で(a)成分と混合した時に分離しないことが好適である。
(b)成分は25℃で(a)成分と混合した時に分離することも必要である。この条件を満たさない場合、液晶形成が困難になると共に、二次付着レス効果に劣る場合がある。
本発明で用いられるメチルフェニルシリコーンとしては、トリメチルペンタフェニルトリシロキサンおよびジフェニルジメチコンが好ましく、特にトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含むことが好ましい。そして、これらを混合物として使用する場合、混合物全体として上記条件になるような割合で配合したものであれば良い。さらに好ましくは、トリメチルペンタフェニルトリシロキサンをメチルフェニルシリコーン中に50質量%以上含むことが好ましい。
トリメチルペンタフェニルトリシロキサンとしては市販品としてメチルフェニルシリコーンFZ3156(165mm2/s(25℃)、東レ・ダウコーニング社製)が挙げられる。ジフェニルジメチコンとしては、市販品としてシリコーンKF54(400mm2/s(25℃)、信越化学社製)、シリコーンKF50−300CS(信越化学社製)、シリコーンKF−54HV(信越化学社製)等が挙げられる。
本発明の(b)成分としては、上記以外に、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(例えば、シリコーンKF56(14mm2/s(25℃)、信越化学社製))、フェニルトリメチコン(例えば、シリコーンSH556(22mm2/s(25℃)、東レ・ダウコーニング社製))などを用いることができる。
特に、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンを用いた場合には、塗布した時のつやがよくなるという効果がある。
(b)成分の配合量は、化粧料全量に対して20〜80質量%であり、好ましくは30〜80質量%であり、より好ましくは45〜70質量%である。(b)成分の配合量が20質量%未満では、二次付着しやすく、またつやも少ない。また80質量%を超えると、安定性が悪い。
((c)水および/またはグリセリン)
本発明において、(c)成分である水および/またはグリセリンは、(a)成分に対して5質量%以上、好ましくは20質量%以上で、化粧料全量に対して24質量%以下、好ましくは18質量%以下が配合される。
(c)成分の配合量が(a)成分に対して5質量%未満では、液晶形成のために必要な量に達せず、二次付着レス効果に劣る。(c)成分の配合量が化粧料全量に対して多くなると縦じわが目立つようになるので、(c)成分の配合量は化粧料全量に対して24質量%以下、好ましくは18質量%以下である。
((d)ワックス)
本発明において用いられるワックスとしては、通常化粧料に配合されるものであれば、特に限定されず、例えば、ポリエチレンワックス、ライスワックス、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ビースワックス、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィン、モクロウ等が挙げられる。
(d)成分であるワックスは、化粧料全量に対して4〜10質量%、好ましくは6〜9質量%配合される。
(d)成分の配合量が4質量%未満では、固化しづらい。また10質量%を超えると、のびが重くなり、つやもなくなる。
((e)色材)
本発明においては通常唇用化粧料で用いられる色材を配合することが好適である。
かかる色材は、口紅に通常用いられる色材であれば良く、粉末状でもレーキ状(油を練り込んだ状態)でもよい。無機顔料であっても、有機顔料であっても、パール剤であってもよい。本発明に配合される色材としては、疎水化処理された色材であることが好ましい。
色材は、油分(特に(b)メチルフェニルシリコーン)よりも(a)モノイソステアリン酸グリセリンとの親和性が高い。このため、色材は(a)成分に抱え込まれ((a)成分の近くに存在し)、唇上では(b)成分の内側の内層に存在するようになるため、二次付着し難くなる。
色材を配合する場合、その配合量は化粧料全量に対して1〜20質量%であり、好ましくは3〜15質量%である。
本発明の唇用化粧料には、皮膜剤をさらに配合することができる。
皮膜剤としては、例えば(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー等が例示される。具体的には、シリコーンKP545(信越化学社製)として商業的に入手可能である。
皮膜剤を配合する場合は、その配合量は化粧料全量に対して2〜15質量%が好ましく、より好ましくは5〜10質量%である。
本発明の唇用化粧料は、その製造工程のすべてにおいて分離せず、均一一相の状態であるように成分構成されたものであることが好ましく、具体的には全組成物が90℃で分離せず均一一相の状態であるように成分構成されたものであることが好ましい。
本発明の唇用化粧料には、上記必須成分の他、通常の唇用化粧料に用いられる上記以外の油剤、粉体、高分子化合物、保湿剤、香料、酸化防止剤、防腐剤、美容成分等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
例えば、本発明においては(b)成分以外の油性成分を配合することもできる。かかる油相成分としては、特に揮発性油分を配合することが好ましい。揮発性油分としては、揮発性炭化水素油、揮発性シリコーン油が挙げられる。例えば、デカメチルペンタシロキサンを化粧料全量に対して0.5〜25質量%配合すると安定性がより向上する。
また、保湿剤としては、例えば、プロピレングリコール、1,3ブチレングリコール等の多価アルコール系保湿剤が挙げられる。
本発明の唇用化粧料は、口紅、リップグロス、下地用のリップベース、口紅オーバーコート、リップクリームなどに応用することができる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り質量%で示す。
実施例の説明に先立ち本発明で用いた評価試験方法について説明する。
(1)(a)と(b)の分離状態の評価試験
(a)と(b)(もしくはシリコーン油分)との分離状態について、以下の条件で測定した時に、90℃では分離せず、25℃では分離するものを「A」、それ以外のものを「C」とした。
(測定条件)
(a)とデカメチルシクロペンタシロキサンの1:1(質量比)の混合物を調製し、この混合物を、混合物:(b)=1:2(質量比)で用いて90℃において攪拌混合した場合と、この混合物を静置し、室温(25℃)になった場合において、境界が均一に2層に分離しているものを「分離する」とし、半透明な状態、又は、境界がなく透明な相溶した状態を「分離せず」とした。
(2)二次付着レス効果の評価試験
10名の専門パネルによる実使用性試験を行った。評価は、二次付着レス効果について下記の評価点基準に基づいて5段階官能評価(スコア)した。そのスコア平均値により、下記評価基準で判定した。
(スコア)
5点:非常に優れている。
4点:優れている。
3点:普通。
2点:劣る。
1点:非常に劣る。
(評価基準)
S:スコア平均値4.5点以上5点以下
:スコア平均値4点以上4.5点未満
A:スコア平均値3.5点以上4点未満
B:スコア平均値2.5点以上3.5点未満
C:スコア平均値1点以上2.5点未満
なお、「−」と表中に記載した例は、安定性が悪く、二次付着レス効果が測定できないものである。
(3)安定性の評価試験
スティック状にした試料の切断面におけるワックスの均一性について、下記評価基準で評価した。
(評価基準)
:均一
A:ほぼ均一
B:ほぼ不均一
C:不均一
実施例1〜17、比較例1〜11、参考例
次の表1〜6に示す処方で常法により口紅を調製し、上記した基準で評価した。その結果を表1〜6に示す。モノイソステアリン酸グリセリンは、常法により製造し、精製した純度98%のものを実分で換算したものである。
なお、表3、4、6の実施例および参考例において、(a)と(b)の分離状態の評価はいずれも「A」であった。
※1:メチルフェニルシリコーンFZ3156(東レ・ダウコーニング社製)
※2:シリコーンKF54(信越化学社製)
※3:シリコーンKF56(信越化学社製)
表1によると、モノイソステアリン酸グリセリン、ワックス、水およびグリセリンを含み、90℃でモノイソステアリン酸グリセリンと混合した時に分離せず、25℃でモノイソステアリン酸グリセリンと混合した時に分離するメチルフェニルシリコーンを配合した実施例1、2の試料は、安定性に優れており、二次付着レス効果にも優れていた。
しかし、モノイソステアリン酸グリセリン、ワックス、水およびグリセリンを含んでいるが、分離条件を満たさないメチルフェニルシリコーンを含んでいる比較例1、2や、その他のシリコーン油を含んでいる比較例3、4において、試料の安定性もしくは二次付着レス効果に劣っていた。
したがって、本発明に配合される(b)メチルフェニルシリコーンは、90℃で(a)モノイソステアリン酸グリセリンと混合した時に分離せず、25℃で(a)モノイソステアリン酸グリセリンと混合した時に分離するという条件を満たすことが必要である。この条件を満たす場合、二次付着レス効果が得られ、また液晶が形成され、組成物の安定性を向上することが示唆された。
油分を選択している上記分離条件の重要性を検証するために、各種油分を配合した下記表2に示す配合組成なる試料を製造した。各試料は、モノイソステアリン酸グリセリン、各種油分、色材を90℃で混合し、温めたイオン交換水を添加した後、室温で3000rpmで30分遠心分離することにより得られた。結果を表2および図1に示す。
※4:コスモール222(日清オイリオ社製)
※5:コスモール43(日清オイリオ社製)
表2および図1によると、本発明の分離条件を満たすメチルフェニルシリコーンを含む試験例1、試験例2において、製造した試料は2層に分離し、色材は上層のモノイソステアリン酸グリセリンに抱え込まれていることがわかる。
一方、本発明の分離条件を満たしていない油分を含む試験例3、試験例4において、製造した試料は分離しておらず、色材は試料中に点在していることがわかる。
したがって、本発明の分離条件を満たすメチルフェニルシリコーンを配合すると、2層に分離し、色材はイソステアリン酸グリセリンに抱え込まれるため、唇上に塗布した際、色材は内層に存在し、外層にはメチルフェニルシリコーンが存在するため、二次付着レス効果に優れた唇用化粧料が得られることが明らかとなった。
モノイソステアリン酸グリセリンを適宜含んでいる実施例3〜6の試料は、二次付着レス効果および安定性に優れていた。
一方、モノイソステアリン酸グリセリンの配合量が少ない比較例5、6および配合量が多い比較例7〜9において、二次付着レス効果に満足できる唇用化粧料を得ることができなかった。
これらのことから、本発明の唇用化粧料において、(a)成分は、化粧料全量中4.5〜35質量%含むことが必要である。
表4によると、イオン交換水およびダイナマイトグリセリンが配合されていない比較例10の試料は、試料の二次付着レス効果に劣っていた。
しかし、水および/またはグリセリンの配合量を上げていくと、二次付着レス効果に優れた試料が得られた。
これらの本発明者らの検討の結果、本発明の唇用化粧料には、液晶形成し、二次付着レス効果を付与するために、(c)水および/またはグリセリンを含むことが必要であり、その配合量は、(a)成分に対して5質量%以上かつ化粧料全量に対して24質量%以下であることが必要であることが明らかとなった。
次に、液晶形成について検証するために、(a)モノイソステアリン酸グリセリンと(c)水および/またはグリセリンの系において、X線小角散乱(SAXS)測定装置による測定を行った。なお、本試験に用いた試料は(a)成分:(c)成分=9:1の比率で90℃にて混合し、室温になった後遠心分離を行うことにより得られたものである。結果を図2に示す。
図2によると、3本のシャープな散乱ピークが観察された。ピーク値の比は、逆ヘキサゴナル液晶に特有の比を与えた。したがって、逆ヘキサゴナル液晶を形成することが明らかとなった。
実施例11によると、実施例1の一部のメチルフェニルシリコーンをデカメチルシクロペンタシロキサンに置換すると、試料の安定性がより向上することがわかる。
また、(b)成分であるトリメチルペンタフェニルトリシロキサンとジフェニルジメチコンの割合を変化させていくと、ジフェニルジメチコンの割合が高い比較例11において、分離条件を満たさず、試料は安定性に劣っていた。
以上のことから、安定性を考慮すると、本発明の唇用化粧料にデカメチルシクロペンタシロキサンを配合することが好適である。また、本発明の唇用化粧料の(b)成分中にトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを50質量%以上含むことが好適である。
実施例11のモノイソステアリン酸グリセリンの一部をジイソステアリン酸グリセリンおよびトリイソステアリン酸グリセリンに置換した以外はほぼ同じ組成である参考例によると、ジイソステアリン酸グリセリンおよびトリイソステアリン酸グリセリンは、二次付着レス効果を悪化させることがわかった。
これらのことから、本発明の唇用化粧料において、ジイソステアリン酸グリセリンおよびトリイソステアリン酸グリセリンの配合量の合計は化粧料全量に対して10質量%以下、特に7質量%以下であることが好ましく、含有していないことがより好ましいことが明らかとなった。
以下に、本発明の唇用化粧料の処方例を挙げる。本発明はこの処方例によって何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲によって特定されるものであることはいうまでもない。
処方例1
配合成分 質量%
(1)モノイソステアリン酸グリセリン(純度98%) 14
(2)トリメチルペンタフェニルトリシロキサン 71
(メチルフェニルシリコーンFZ3156(東レ・ダウコーニング社製))
(3)色剤 7
(4)ポリエチレンワックス 4
(5)イオン交換水 3
(6)グリセリン 1
製造方法:
(1)〜(4)を90℃で混合し、温めた(5)(6)を添加混合する。脱気、充填をし、冷却する。
処方例2
配合成分 質量%
(1)モノイソステアリン酸グリセリン(純度98%) 14
(2)トリメチルペンタフェニルトリシロキサン 48
(メチルフェニルシリコーンFZ3156(東レ・ダウコーニング社製))
(3)アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー 5
(4)デカメチルシクロペンタシロキサン 11
(5)ポリエチレンワックス 9
(6)色剤 5
(7)イオン交換水 6
(8)グリセリン 2
製造方法:
(1)〜(6)を90℃で混合し、温めた(7)(8)を添加混合する。脱気、充填をし、冷却する。
処方例3
配合成分 質量%
(1)モノイソステアリン酸グリセリン(純度98%) 14
(2)トリメチルペンタフェニルトリシロキサン 29
(メチルフェニルシリコーンFZ3156(東レ・ダウコーニング社製))
(3)ジメチルジフェニルポリシロキサン 20
(シリコーンKF54(信越化学社製))
(4)ステアリン酸イヌリン 1
(5)デカメチルシクロペンタシロキサン 15
(6)ポリエチレンワックス 8
(7)色剤 5
(8)イオン交換水 6
(9)グリセリン 2
製造方法:
(1)〜(7)を90℃で混合し、温めた(8)(9)を添加混合する。脱気、充填をし、冷却する。

Claims (5)

  1. 次の(a)〜(d)を含むことを特徴とする唇用化粧料。
    (a)モノイソステアリン酸グリセリン 4.5〜35質量%
    (b)90℃で(a)と混合した時に分離せず、25℃で(a)と混合した時に分離する一種又は二種以上のメチルフェニルシリコーン 20〜80質量%
    (c)(a)成分に対して5質量%以上の水および/またはグリセリン 化粧料全量に対して24質量%以下
    (d)ワックス 4〜10質量%
  2. 前記(b)成分がトリメチルペンタフェニルトリシロキサンを含むことを特徴とする請求項1に記載の唇用化粧料。
  3. 前記(b)成分中、トリメチルペンタフェニルトリシロキサンを50質量%以上含むことを特徴とする請求項2に記載の唇用化粧料。
  4. ジイソステアリン酸グリセリンおよびトリイソステアリン酸グリセリンをいずれも含有しないか、含有しても合計で化粧料全量に対して10質量%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の唇用化粧料。
  5. (e)色材を1〜20質量%含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の唇用化粧料。
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