JP5548104B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に係り、特に、正確に空気流量を演算する空気流量演算部を備えた内燃機関の制御装置に関する。
従来から、内燃機関の制御装置においては、内燃機関の吸入空気流量を検出するために内燃機関の吸気管に空気流量検出装置(エアフローセンサ)が配置され、該空気流量検出装置によって検出される吸入空気流量を用いて燃料噴射量が制御されている。
近年、内燃機関の排気エミッションを低減させることが重要な課題となっていることから、内燃機関の各センサの出力をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号をデジタル演算装置に適用して燃料噴射量を制御することが一般的になっていると共に、空気流量検出装置の出力信号を用いてデジタル演算装置で演算される吸入空気流量の演算精度を向上させることが、内燃機関の排気エミッションを低減させるための重要な技術課題となっている。
前記空気流量検出装置の出力信号としては、空気流量に応じて電圧値が変化する電圧信号や、特許文献1や特許文献2で開示されている空気流量に応じて出力パルスの周期が変化する周波数信号が用いられることが多い。
一般に、周波数信号を出力する空気流量検出装置を採用する場合、デジタル演算装置では、その周波数信号の立ち上がりエッジや立下りエッジを検出し、そのエッジ間の周期(周波数)を検出することで、周波数信号の周期や周波数を計測することができる。
このような周期(周波数)を検出して吸入空気流量を演算する方法としては、吸入空気流量の演算タイミングの直前に入力された空気流量検出装置の出力パルスの周期もしくは周波数を、所定時間や内燃機関の所定回転角度毎の演算タイミングで演算される出力パルスの周期もしくは周波数として空気流量に変換する方法や、特許文献3で開示されているような、吸入空気流量の演算タイミングの間に検出した複数個のパルス列の時間幅を計測し、そこから1パルスの平均周期を算出して、その平均周期に基づいて吸入空気流量を算出する方法が挙げられる。
ここで、図12〜15を参照して、従来の吸入空気流量演算方法について説明する。この演算方法は、既述するような、吸入空気流量の演算タイミングの直前に入力された空気流量検出装置の出力パルスの周期もしくは周波数を、演算タイミングで演算される出力パルスの周期もしくは周波数として空気流量に変換する方法である。図12は、従来の吸入空気流量演算方法を含む燃料噴射量演算の概要を示したブロック図、図13は、実際に空気流量検出部(熱式エアフローセンサ)を通過する空気流量、空気流量検出部から出力される周波数信号、および演算タイミングの関係を示した図、図14は、従来の空気流量演算のフロー図、図15は、周波数信号にノイズが混入した場合の、実際に空気流量検出部を通過する空気流量、空気流量検出部から出力される周波数信号、および演算タイミングの関係を示した図である。
図12で示すように、熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2'から出力される周波数信号L1'は、コントロールユニット内部のLSI42'に入力される。ここで、LSI42'に内蔵される周波数計測部(タイマ)70'は、周波数信号L1'の周波数(周期)を検出して周波数(周期)をデジタル値P'に変換する。その後、空気流量演算部80'において、周波数(周期)のデジタル値P'を熱式エアフローセンサ2'を通過する空気流量に相当する空気流量Qn'に変換する。燃料噴射パルス幅演算部84'では、その空気流量Qn'を別途のクランク角センサ19'の入力信号に基づき回転数演算部71'で演算した内燃機関の回転数N'で除算し、シリンダに吸入される空気流量相当とする。そして、コレクタにおける圧力変化によって発生する、エアフローセンサ設置部を通過する空気流量とシリンダに吸入される空気流量の位相差の補正を行い、所定の係数を乗算して、インジェクタ13'にて燃料を噴射する時間幅である燃料噴射パルス幅Fp'を演算する。このような空気流量演算部80'と燃料噴射パルス幅演算部84'から燃料噴射パルス幅Fp'を演算するための燃料噴射量演算部90'が構成されている。
図13および図14は、前記空気流量演算部80'における従来の吸入空気流量演算方法を説明したものであり、入力信号にノイズが混入していない場合の、熱式エアフローセンサ2'の出力である周波数信号L1'を用いて、空気流量Qn'を演算する方法を示したものである。まず、図13で示す演算タイミングT1'で吸入空気流量を演算した後、周波数計測部(タイマ)70'で演算タイミングT1'から演算タイミングT2'までの熱式エアフローセンサ2'の周波数信号L1'の立ち上がりエッジを検出し、それぞれの立ち上がりエッジ間の時間幅(周期)Pa'、Pb',Pc'を算出する。その後、図14で示すように、演算タイミングT2'の直前に計測した周期Pc'を、演算タイミングT2'における空気流量の演算用周期Pn'とし(S102')、予め記憶している周期と空気流量の関係から、その周期Pn'を空気流量Qn'へ変換し(S103')、燃料噴射量演算の際にその空気流量Qn'を選択して(S104')使用する。
図15は、入力信号にノイズが混入した場合の、従来の吸入空気流量演算方法を説明したものである。図示するように、演算タイミングT2'の直前の出力パルス信号にノイズが混入し、実際の空気流量に相当する周期Pc'が、その周期Pc'よりも短い周期Pc1',Pc2'に分割されて判別されると、空気流量演算部80'では、そのうちの周期Pc2'のみが演算タイミングT2'の演算用周期として空気流量演算に使用されることとなる。その結果、演算タイミングT2'の空気流量Qnt'は、実際の空気流量と大きくずれた値となってしまう。このように、入力信号にノイズが混入した場合に従来の吸入空気流量演算方法で空気流量を算出すると、実際の空気流量と大きく異なる空気流量が算出される可能性があり、内燃機関の排気エミッションや燃費の悪化の要因となり得る。
このような空気流量計測部の出力信号のノイズ等からなる異常を検出しながら、吸入空気流量を演算する方法が、引用文献4に開示されている。この演算方法は、計測した出力パルス信号の長さが所定範囲外である場合にノイズ等による異常であると判定し、演算タイミングでの空気流量演算値を所定の値に固定するものである。
特許第3808038号公報 特開平3−269218号公報 特開平2−129522号公報 特許第2033841号公報
しかしながら、特許文献4に開示されている従来の演算方法では、ノイズ等による異常が発生していることを空気流量演算値を用いて判定するために、算出した空気流量の絶対値が所定範囲内であることを判定する必要があり、計測誤差や演算誤差を考慮すると、誤判定にそなえてその所定範囲を予め広く設定する必要がある。また、ノイズ等による異常が発生していると判定された際に空気流量演算値を所定の値に固定しており、空気流量の演算精度の低下を抑制するため、やはりその所定範囲を予め広く設定する必要がある。このように所定範囲を広く設定すると、ノイズが混入してもその異常を判定することができず、正確に空気流量を演算することができないことから、依然として排気エミッションや燃費の悪化を引き起こす可能性がある。
本発明は、前記点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、吸入空気流量を精度良く演算できる内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記する課題を解決するために、本発明の内燃機関の制御装置は、1つの空気流量演算部から出力される周期または周波数信号を用いて、その信号の計測タイミングや演算方法の異なる演算手段で空気流量を複数算出し、それらの空気流量演算値から最適な空気流量演算値を選択する。また、算出された複数の空気流量演算値を比較し、その差が所定値よりも大きい場合には信号の異常を検出すると共に、その信号にノイズが混入している場合には、空気流量演算部から出力される信号の周期が短く、または周波数が高く検出されることに着目して、ノイズ等の影響の少ない空気流量演算値を燃料噴射パルス幅等の演算に使用する。
このように、同じ空気流量演算部から出力される信号に基づいて演算することで、算出される空気流量演算値間の相対的な比較が可能となり、信号の異常を検出するための所定値を相対的に小さく設定することもできる。
また、信号の異常を検出した場合に、異なる演算手段を用いて算出された空気流量演算値を燃料噴射パルス幅の演算に用いることができ、空気流量計測精度の悪化を抑制して高精度の空気流量演算を実現することができる。
以上の説明から理解できるように、本発明によれば、周波数信号を出力する空気流量検出部を採用した内燃機関の制御装置において、たとえば前記空気流量検出部から出力される信号のパルス幅(周期)がノイズの混入等により短くなった場合にも、吸入空気流量を精度良く演算することができる。すなわち、1つの空気流量検出部の出力信号から異なる演算手段を用いて複数の空気流量演算値を算出することで、出力信号にノイズが混入している場合にも、ノイズの影響が小さい空気流量演算値を選択することができ、正確に空気流量演算値を算出して、排気エミッションや燃費等への影響を低減することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る内燃機関の全体のシステム構成図。 図1で示すコントロールユニットを説明する図。 エアフローセンサの内部の構成を示した概略図。 エアフローセンサの出力信号の時系列波形を示した図。 エアフローセンサの出力周波数と検出される空気流量の関係を示した図。 エアフローセンサの出力周期と検出される空気流量の関係を示した図。 本発明の制御装置を用いた燃料噴射量演算の一実施の形態の概要を説明するブロック図。 空気流量と出力信号と演算タイミングの時系列の関係を示した図。 出力信号の演算タイミング直前のパルスにノイズが混入した場合の、空気流量と出力信号と演算タイミングの時系列の関係を示した図。 出力信号の演算タイミングより2回前のパルスにノイズが混入した場合の、空気流量と出力信号と演算タイミングの時系列の関係を示した図。 本発明による空気流量演算方法を説明するフロー図。 従来の燃料噴射量演算の概要を説明するブロック図。 従来の空気流量と出力信号と演算タイミングの時系列の関係を示した図。 従来の空気流量演算方法を説明するフロー図。 出力信号の演算タイミング直前のパルスにノイズが混入した場合の、従来の空気流量と出力信号と演算タイミングの時系列の関係を示した図。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施において前提となる内燃機関の概要であって、いわゆるMPI(Multi Point Injection:多気筒燃料噴射)方式の4気筒内燃機関を示したものである。以下、本発明の実施例として、MPI方式の4気筒内燃機関について説明するが、本発明の実施形態は必ずしもMPI方式の4気筒内燃機関に限定されるものではなく、出力値として周波数(周期)信号を用いた空気流量計を備える全ての内燃機関が含まれる。
図1に示すように、内燃機関に吸入した空気流量は、エアクリーナー1の出口部に設けられた熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2によって検出される。この吸入空気は、エアクリーナー1に接続された吸気管3、吸入空気流量を調節する絞り弁4を有するスロットルボディ5を通過してコレクタ6に吸入される。その後、吸入空気は吸気管3の一部を構成する吸気分岐管7に分配され、吸気弁8を通過してシリンダ9内に吸入される。
また、燃料は、燃料タンク10から燃料ポンプ11で吸引、加圧され、プレッシャレギュレータ12によって一定圧力に調圧されて、吸気管3に設けられたインジェクタ13から吸気分岐管7内に噴射される。
シリンダ9内においては、吸気分岐管7で混合された空気と燃料から成る気体が点火プラグ14によって点火されて、燃焼される。各気筒のシリンダ9内で燃焼した後の排気ガスは、排気管16を通過し、触媒17によって浄化されて内燃機関の外部へ排出される。
図1に示すコントロールユニット18は、内燃機関の各アクチュエータを制御する制御装置であって、たとえば、エアフローセンサ2、クランク角センサ19、空燃比センサ(0センサ)20、絞り弁(スロットル)4の開度センサ、イグニッションスイッチ21とスタータスイッチ22を介したバッテリ23からの電力、アクセル開度センサ45等からの信号を入力信号として、4つのインジェクタ13、燃料ポンプ11、点火プラグ14の点火スイッチであるパワートランジスタ24へ制御信号を出力する。
図2は、図1の各アクチュエータを制御するコントロールユニット18を示したものである。図示すように、コントロールユニット18は、電源IC40とLSI42から大略構成されており、LSI42のRESET端子は電源IC40と接続されて、RESET信号41で制御されている。
コントロールユニット18は、LSI42に内蔵されるA/D変換器や周波数(周期)信号の周波数(周期)を検出するタイマ(図7参照)によって、内燃機関に設置された各センサの出力値や内燃機関が設置された車両の運転手の操作情報を検出するセンサの出力値をデジタル値に変換して演算を行う。そして、演算した結果を制御信号として出力することで、各アクチュエータの制御が可能となる。
このコントロールユニット18に入力される信号としては、エアフローセンサ2、クランク角センサ19、空燃比センサ(0センサ)20、絞り弁(スロットル)4の開度センサ、イグニッションスイッチ21とスタータスイッチ22を介したバッテリ23からの電力、アクセル開度センサ45からの信号等が挙げられる。
また、コントロールユニット18から出力される制御信号としては、4つのインジェクタ13、燃料ポンプ11、点火プラグ14の点火スイッチであるパワートランジスタ24への信号等が挙げられる。
次に、図3を参照して、熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2の動作原理について説明する。この熱式エアフローセンサ2は、測定対象である空気流の中に配置される発熱抵抗体60、固定抵抗体61、バッファ回路62、電圧周波数変換回路63を備えている。そして、吸入空気流量が多い場合には発熱抵抗体60が空冷されて発熱抵抗体60に流れる電流が増加し、吸入空気量が少ない場合には発熱抵抗体60に流れる電流が減少するようにバッファ回路が構成されている。
このような発熱抵抗体60に流れる発熱抵抗電流によって空気流量電圧信号Viが取り出され、この空気流量電圧信号Viが、バッファ回路62を介して電圧周波数変換回路63へ供給される。
前記電圧周波数変換回路63は、その内部に積分コンデンサを備えている。この積分コンデンサは、内部スイッチを介して空気流量電圧信号Viと接続されており、積分コンデンサの電位が上限閾値よりも大きくなると内部スイッチをOFFとし、積分コンデンサの電位が下限閾値よりも小さくなると内部スイッチをONとする。このような動作を繰り返すことで、空気流量電圧信号Viに応じて周期(周波数)の変化する連続的な信号を作り出し、エアフローセンサ2の出力としている。
このような作用によって、図4で示すように、空気流量に応じて出力信号電圧の周期Pが変化する周波数(周期)信号L1が熱式エアフローセンサ2から出力されることとなる。
図5は、熱式エアフローセンサ2によって計測される吸入空気流量と、熱式エアフローセンサ2の出力信号の周波数との関係を示したものである。図示するように、吸入空気流量が小さい場合には出力信号の周波数は低く、吸入空気流量が大きい場合には出力信号の周波数は高くなり、この2つは非線形な関係を有している。すなわち、後述する空気流量の演算において、出力信号の周波数が低いと空気流量は小さくなり、出力信号の周波数が高いと空気流量は大きくなり、その空気流量の増加率は周波数が高くなるにしたがって増大する。
なお、周波数と周期は逆数の関係にあることから、図6で示すように、熱式エアフローセンサ2によって計測される吸入空気流量と、熱式エアフローセンサ2の出力信号の周期との関係は、図5で示す特性とは逆の特性を示している。
図7から図11を参照して、LSI42の内部における、熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2の出力である周波数信号L1を用いた燃料噴射量演算の実施例について説明する。
まず、図7は、本実施例の制御装置を用いた燃料噴射量演算のブロック図を示したものである。
熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2から出力される周波数信号L1は、コントロールユニット18内部のLSI42に入力される。ここで、LSI42に内蔵される周波数計測部(タイマ)70は、周波数信号L1の周波数(周期)を検出してデジタル値Pへ変換し、そのデジタル値Pを燃料噴射量演算部90の空気流量演算部80へ出力する。
空気流量演算部80は、それぞれ固有の異なる演算手段を備えた第1の演算部81及び第2の演算部82と、第1の演算部81及び第2の演算部82から異なる演算手段で算出された複数の空気流量演算値から最適な空気流量演算値を選択する選択部83から大略構成されている。空気流量演算部80へ入力された周波数(周期)のデジタル値Pは、第1の演算部81及び第2の演算部82へそれぞれ入力されて、それぞれの演算部81,82で固有の演算手段に基づいて空気流量演算値Qn1,Qn2が算出される。そして、選択部83でその空気流量演算値Qn1,Qn2から最適な空気流量演算値を選択し、選択された空気流量演算値Qnが燃料噴射パルス幅演算部84へ出力される。
燃料噴射パルス幅演算部84では、選択された空気流量演算値Qnを別途のクランク角センサ19の入力信号に基づいて回転数演算部71で演算した内燃機関の回転数Nで除算して、シリンダ9に吸入される空気流量相当とし、コレクタ6(図1参照)における圧力変化によって発生する、エアフローセンサ設置部を通過する空気流量とシリンダ9に吸入される空気流量の位相差の補正を行い、所定の係数を乗算して、インジェクタ13で燃料を噴射する時間幅である燃料噴射パルス幅Fpを演算する。
なお、第1の演算部81及び第2の演算部82はそれぞれ固有の異なる演算手段を備え、1つの熱式エアフローセンサ2から出力される周波数信号L1を用いて、たとえば周波数信号L1の計測タイミングの異なる周波数(周期)や異なる演算式に基づいて、それぞれ固有の空気流量演算値Qn1,Qn2を算出するものである。後述するように、たとえば周波数信号L1にノイズが混入している場合には、それらの空気流量演算値Qn1,Qn2は一般に異なる演算値となり、選択部83で最適な空気流量演算値を選択することができる。しかし、たとえば周波数信号L1にノイズが混入していない、あるいはノイズの影響が少ないような場合には、それぞれの演算部81,82は、同じ熱式エアフローセンサ2から出力される周波数信号L1に基づいて空気流量演算値を演算するため、同じ演算値が算出されることも考えられる。そのような場合には、選択部83は、それぞれの演算部81,82で算出された同じ空気流量演算値Qn1,Qn2のどちらの演算値をも選択することができる。
また、異なる演算手段を備えた演算部の基数は上記数量に限定されるものではなく、少なくとも2つの演算部がそれぞれ固有の異なる演算手段を備えていればよい。
さらに、それらの演算部が3つ以上存在する場合には、全ての演算部で空気流量演算値を算出した後に、それらの空気流量演算値から選択部83で最適な空気流量演算値を選択する形態や、たとえば周波数信号L1の特性等に基づいて、必要な少なくとも2つの演算部を選択し、その選択された演算部のみで算出された空気流量演算値から、選択部83で最適な空気流量演算値を選択する形態等を適用できる。後者の形態によれば、デジタル値Pの入力に対して全ての演算部で空気流量の演算を行う必要はなく、コントロールユニット18の処理負荷を低減して、空気流量演算の最適化を図ることもできる。
また、図示する実施例は、それぞれの演算部81,82でデジタル値Pから空気流量を演算し、演算された空気流量演算値Qn1,Qn2から、選択部83で最適な空気流量演算値を選択する一方で、たとえばそれぞれの演算部81,82で最初にデジタル値Pから空気流量の変換に必要な周波数(周期)のみを演算し、異なる演算部で算出された複数の周波数(周期)から最適な周波数(周期)を選択して、その後、その選択された周波数(周期)を空気流量に変換することもできる。
次に、図8から図11は、図7の空気流量演算部80における、熱式エアフローセンサ2の出力である周波数信号L1を用いた空気流量演算値Qnの演算方法を説明したものでる。
図8は、実際にエアフローセンサ2を通過する空気流量L2と、エアフローセンサ2の出力である周波数信号L1と、空気流量演算部80で演算をおこなう演算タイミングの関係を示した図である。以下、特に、図8における空気流量演算部80の演算タイミングT2での空気流量に相当する空気流量演算値Qnの演算方法について具体的に説明する。
まず、演算タイミングT1で前回の吸入空気流量を演算した後、周波数計測部(タイマ)70で演算タイミングT1から演算タイミングT2までの熱式エアフローセンサ2の周波数信号L1の立ち上がりエッジを検出し、それぞれの立ち上がりエッジ間の時間幅(周期)Pa、Pb,Pcを算出する。
その後、図11で後述するように、図7で示す第1の演算部81では、演算タイミングT2の直前に計測した周期Pcを、演算タイミングT2における空気流量の演算用周期Pn1とし、予め記憶している周期と空気流量の関係から、その周期Pn1を空気流量Qn1へ変換する。なお、周期と空気流量の関係は、図6で示すように、周期が短くなるにしたがって、空気流量が増加する関係を有している。
また、図7で示す第2の演算部82では、演算タイミングT1から演算タイミングT2の間に計測された周期Pa、Pb,Pcの平均周期を演算タイミングT2における空気流量の演算用周期Pn2とし、予め記憶している周期と空気流量の関係から、その平均周期Pn2を空気流量Qn2へ変換する。
本実施例では、演算タイミングT2の直前に計測した周期Pcを演算タイミングT2における空気流量の演算用周期Pn1とする第1の演算部81の演算手段を遅れのないフィルタ、演算タイミングT1から演算タイミングT2の間に計測された周期Pa、Pb,Pcの平均周期を演算タイミングT2における空気流量の演算用周期Pn2とする第2の演算部82の演算手段を計測した周期の基数(実施例では3個)に応じた低域周波数通過型の有限インパルス応答フィルタとみなすことができる。すなわち、第1の演算部81の演算手段の遅れのないフィルタに対し、第2の演算部82の演算手段のフィルタは重みの異なる低域周波数通過フィルタとみなすことができる。
なお、第1の演算部81及び第2の演算部82での空気流量演算については、それぞれの演算が順次行われても、双方の演算が同時に行われもよい。
一般に、図8で示すように、エアフローセンサ2の周波数信号L1にノイズ等が混入していない場合には、異なる演算部81,82で算出された空気流量演算値Qn1,Qn2は近似した演算値となる。しかし、図9で示すように、ノイズ等の影響によって、演算タイミングT2直前の周波数信号L1のパルスが変化し、その周波数信号L1のパルスが分割されて出力されると、空気流量の演算に使用される周期が、本来、実際の空気流量に相当する周期として計測されるべき周期Pcよりも短い周期Pc1,Pc2に分割されて判別されることとなる。第1の演算部81では、この短い周期Pc2を用いて演算タイミングT2の空気流量が演算されるため、第2の演算部82で周期の平均値を用いて演算される空気流量演算値Qn2と比較して空気流量演算値Qn1は大きな値となり、ノイズの影響が顕著となる。
一方で、図10で示すように、ノイズ等の影響によって、演算タイミングT2より2回前の周波数信号L1のパルスが変化し、その周波数信号L1のパルスが分割されて出力されると、本来、実際の空気流量に相当する周期として計測されるべき周期Pbが、その周期よりも短い周期Pb1,Pb2に分割されて判別されることとなる。この場合、第1の演算部81では、周期Pcを用いて演算タイミングT2の空気流量が演算されるため、ノイズ等の影響を受けることはなく空気流量演算が行われる。しかしながら、第2の演算部82では、演算タイミングT1から演算タイミングT2までに計測された周期の平均値を用いて空気流量が演算されため、空気流量演算値Qn2は、実際の空気流量や空気流量演算値Qn1と比較して大きな値となる。
そこで、図7で示す選択部83では、第1の演算部81で算出された空気流量演算値Qn1と第2の演算部82で算出された空気流量演算値Qn2を比較して、その差の絶対値が所定値よりも大きい場合には、周波数信号L1にノイズ等の影響があると判定し、算出された異なる空気流量演算値から最適な演算値を選択する。たとえば、図9で示すように、空気流量演算値Qn2よりも空気流量演算値Qn1が大きい場合には、空気流量演算値Qn1の方がノイズの影響が大きいと判定し、選択部83では空気流量演算値Qn2を選択して燃料噴射パルス幅の演算に使用する。また、図10で示すように、空気流量演算値Qn1よりも空気流量演算値Qn2が大きい場合には、空気流量演算値Qn2の方がノイズの影響が大きいと判定し、選択部83では空気流量演算値Qn1を選択して燃料噴射パルス幅の演算に使用する。なお、空気流量演算値Qn1と空気流量演算値Qn2を比較して、その差の絶対値が所定値よりも小さい場合には、周波数信号L1にノイズ等の影響がない、もしくは小さいと判定し、状況に応じて算出された空気流量演算値から最適な演算値を選択することができる。
図11は、このような実施例の空気流量演算フローを示したものである。
まず、内燃機関の吸気流量演算タイミングであることを判定し(S101)、第1の演算部81で、演算タイミングT2の直前に計測した周期Pcを演算タイミングT2における空気流量の演算用周期Pn1とし(S102)、予め記憶している周期と空気流量の関係から、その周期Pn1を空気流量Qn1へ変換する(S103)。また、第2の演算部82では、演算タイミングT1から演算タイミングT2の間に計測された周期Pa、Pb,Pcの平均周期を演算タイミングT2における空気流量の演算用周期Pn2とし(S104)、予め記憶している周期と空気流量の関係から、その平均周期Pn2を空気流量Qn2へ変換する(S105)。
そして、選択部83では、空気流量演算値Qn1と空気流量演算値Qn2の差の絶対値が所定値(C2)よりも大きいか否かを判定し(S106)、その絶対値が所定値よりも大きい場合には、空気流量演算値Qn1と空気流量演算値Qn2を比較する(S107)。そして、空気流量演算値Qn2よりも空気流量演算値Qn1が大きい場合には、空気流量演算値Qn2を選択し(S108)、空気流量演算値Qn1よりも空気流量演算値Qn2が大きい場合には空気流量演算値Qn1を選択する(S109)。
また、選択部83で、空気流量演算値Qn1と空気流量演算値Qn2の差の絶対値が所定値(C2)よりも大きいか否かを判定し(S106)、その絶対値が所定値よりも小さい場合には、状況に応じて空気流量演算値Qn1,Qn2から最適な演算値を選択することができる。本実施例では、エンジン回転数の所定時間における変化量(RevD)が所定値(C3)よりも大きい場合、もしくはスロットル開度の所定時間における変化量(ToD)が所定値(C4)よりも大きい場合、もしくは吸気バルブ開時間の所定時間における変化量(IvoD)が所定値(C5)よりも大きい場合に、吸入空気流量が過渡変化すると判定し(S110)、最新の周期Pcを用いて算出された空気流量演算値Qn1を選択する(S111)。また、吸入空気流量の過渡変化がなく、計測される周期の平均値の変化が小さい、定常状態もしくは吸気脈動状態であると判定(S110)された場合には、平均周期を用いて算出された空気流量演算値Qn2を選択する(S112)。
ここで、S106で空気流量演算値Qn1と空気流量演算値Qn2の差の判定に用いられる所定値(C2)は、吸入空気流量に影響するスロットル開度や、バルブタイミング、エンジン回転数等の情報に基づいて算出された値であり、エアフローセンサの周波数信号に基づいて吸入空気流量が過渡変化すると予想される場合や、吸気脈動が発生すると予想される場合には、その設定値を大きく設定し、吸入空気流量が定常状態になると予想される場合には、その設定値を小さく設定することが好ましい。
なお、実施例における第1の演算部81と第2の演算部82の演算手段は上記形態に限定されるものではなく、たとえば演算に適用される計測タイミングやその基数、及び演算式等を適宜変更することができ、それぞれの演算部がエアフローセンサの出力信号に応じて適切な固有の演算手段を備えることで、エアフローセンサの出力信号にノイズが混入した場合にも、ノイズの影響を抑制して精度良く吸入空気流量を演算することができる。
また、実施例では、周波数信号L1の立ち上がりに対応するような周波数計測部70を使用することを前提として説明しているが、周波数信号L1の立ち下がりエッジに対応するような周波数計測部を使用して周期を検出する場合についても同様に説明される。また、本実施例では周期を用いて空気流量を演算する方法について説明しているが、周期を周波数に置換して空気流量を演算する場合についても同様の効果を得ることができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…エアクリーナー
2…熱式エアフローセンサ(空気流量計測部)
3…吸気管
4…絞り弁(スロットル)
5…スロットルボディ
6…コレクタ
7…吸気分岐管
8…吸気弁
9…シリンダ
10…燃料タンク
11…燃料ポンプ
12…プレッシャレギュレータ
13…インジェクタ
14…点火プラグ
16…排気管
17…触媒
18…コントロールユニット
19…クランク角センサ
20…空燃比センサ
21…イグニッションスイッチ
22…スタータスイッチ
23…バッテリ
40…電源IC
42…LSI
70…周波数計測部(タイマ)
80…空気流量演算部
81…第1の演算部
82…第2の演算部
83…選択部
84…燃料噴射パルス幅演算部
90…燃料噴射量演算部
L1…エアフローセンサ出力周波数信号

Claims (7)

  1. 内燃機関の空気流量に応じて連続的に変化する周期または周波数信号を出力する空気流量検出部と、
    該空気流量検出部が出力する信号の周期または周波数を計測する周波数計測部と、
    少なくとも前記周波数計測部で計測された前記周期または前記周波数を用いて演算タイミングの空気流量演算値を算出する空気流量演算部とを備え、
    該空気流量演算部は、複数の演算部と少なくとも1つの選択部を備え、
    前記複数の演算部のうち、異なる演算手段を備えた少なくとも2つの演算部のそれぞれは、前記周波数計測部で計測された前記周期または前記周波数を用いて空気流量演算値を算出し、
    前記選択部は、算出された少なくとも2つの前記空気流量演算値から、前記周波数計測部で計測された相対的に長い周期または相対的に低い周波数を用いて算出された空気流量演算値を選択することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関の空気流量に応じて連続的に変化する周期または周波数信号を出力する空気流量検出部と、
    該空気流量検出部が出力する信号の周期または周波数を計測する周波数計測部と、
    少なくとも前記周波数計測部で計測された前記周期または前記周波数を用いて演算タイミングの空気流量演算値を算出する空気流量演算部とを備え、
    該空気流量演算部は、複数の演算部と少なくとも1つの選択部を備え、
    前記複数の演算部のうち、異なる演算手段を備えた少なくとも2つの演算部のそれぞれは、前記周波数計測部で計測された前記周期または前記周波数を用いて空気流量演算値を算出し、
    前記周波数計測部で計測された相対的に長い周期または相対的に低い周波数を用いて算出された空気流量演算値と他の演算部で算出された空気流量演算値との差が所定値以内の場合には、前記選択部は、前記空気流量検出部の周期または周波数信号の特性及び前記内燃機関の状態に応じて、算出された少なくとも2つの前記空気流量演算値から最適な空気流量演算値を選択することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 前記少なくとも2つの空気流量演算値は、前記周波数計測部で異なるタイミングで計測された周期または周波数を用いて算出された空気流量演算値を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記少なくとも2つの空気流量演算値は、前記周波数計測部で異なるタイミングで計測された周期または周波数に対し、重みの異なる低域周波数通過フィルタ演算を行うことで算出された空気流量演算値を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記少なくとも2つの空気流量演算値は、前記周波数計測部で計測された周期または周波数のうち、少なくとも演算タイミングの直前に計測された前記周期または前記周波数を用いて算出された空気流量演算値と、前記周波数計測部で計測された複数の前記周期または前記周波数を用いて算出された空気流量演算値と、を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記内燃機関の吸気の過渡状態もしくは吸気脈動状態における前記所定値は、前記内燃機関の他の状態における前記所定値よりも相対的に大きく設定されていることを特徴とする請求項に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記内燃機関の吸気の過渡状態もしくは吸気脈動状態は、前記内燃機関の吸気に影響を与えるアクチュエータへの指令信号、もしくは吸気に関連する前記内燃機関の状態を検出するセンサの信号に基づいて特定されることを特徴とする請求項に記載の内燃機関の制御装置。
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