JP2019128308A - 空気流量測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気流量の測定精度を向上させる空気流量測定装置を提供する。【解決手段】空気流量測定装置1は、流量検出部30、検出流量応答補償部60、脈動振幅演算部73、補正値演算部74および誤差補正部75を備える。流量検出部30は、内燃機関に接続される流路に流れる空気の流量Qに応じた出力である検出流量Qdを検出可能である。検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答時間を進ませ、検出流量Qdの応答遅れを補償した出力である補償流量Qoを演算可能である。脈動振幅演算部73は、検出流量Qdにおける脈動の振幅に相関する脈動振幅Apを演算可能である。補正値演算部74は、脈動振幅Apに基づき、補償流量Qoを補正する値である脈動補正値Errを演算可能である。誤差補正部75は、脈動補正値Errに基づいて、補償流量Qoを補正する。【選択図】図2
Description
本開示は、空気流量測定装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、空気流量の脈動振幅比および内燃機関の回転数に起因する脈動周波数からなる補正マップを用いて、空気流量を補正する空気流量測定装置が知られている。
特許文献1の構成では、脈動振幅比および脈動周波数のみで空気流量を補正し、センサの応答遅れに起因する誤差とバイパス流路に起因する誤差とを合わせて補正している。このため、前記脈動振幅比および脈動周波数で補正する補正の傾向が複雑になる。これにより、空気流量測定装置の測定精度が悪化する虞がある。
本開示の目的は、空気流量の測定精度を向上させる空気流量測定装置を提供することにある。
本開示の空気流量測定装置は、流量検出部(30)、検出流量応答補償部(60)、脈動振幅演算部(73)、補正値演算部(74)および誤差補正部(75)を備える。
流量検出部は、内燃機関(13)に接続される流路(29)に流れる空気の流量(Q)に応じた出力である検出流量(Qd、Vd)を検出可能である。検出流量応答補償部は、検出流量の応答時間を進ませ、検出流量の応答遅れを補償した出力である応答補償流量(Qo、Vo)を演算可能である。脈動振幅演算部は、検出流量における脈動の振幅に相関する脈動振幅(Ap)を演算可能である。補正値演算部は、脈動振幅に基づき、応答補償流量を補正する値である脈動補正値(Err)を演算可能である。誤差補正部は、脈動補正値に基づいて、応答補償流量を補正する。
検出流量応答補償部により、センサ応答遅れによる検出流量の平均値がズレることなく、脈動振幅に依存する補正量の流量依存および周波数依存を小さくできる。これにより、誤差補正部は、応答補償流量の補正を高精度に行うことができる。したがって、空気流量測定装置の空気流量の測定精度が向上する。
以下、空気流量測定装置の実施形態を図面に基づいて説明する。複数の実施形態の説明において、実質的に同一の構成には、同一の符号付して説明する。本実施形態という場合、複数の実施形態を包括する。本実施形態の空気流量測定装置は、内燃機関であるエンジンを備えるエンジンシステムに用いられる。まず、空気流量測定装置が用いられるエンジンシステムについて説明する。
図1に示すように、エンジンシステム10は、火花点火式のエンジン13を備えている。エンジン13は、例えば、四気筒等の多気筒エンジンである。図1において、1気筒の断面のみを図示する。以下に説明する構成は、図示しない他の気筒にも同様に設けられている。
エンジン13では、点火コイル19から点火プラグ11に高電圧を印加することにより、燃焼室17の混合気の点火が発生する。点火プラグ11に高電圧が印加されたとき、燃焼室17で火花放電が発生する。エアクリーナ12およびスロットル弁14を通じて吸気マニホールド15から供給される吸気と、インジェクタ16から噴射される燃料と、の混合気が燃焼室17内で燃焼する。その燃焼時の爆発力によりピストン18が往復運動する。燃焼ガスは、排気マニホールド20等を通じて大気中に放出される。
また、エンジン13には、クランク角センサ80が設けられている。クランク角センサ80は、クランクシャフト26のクランク角を検出し、エンジン13の回転数であるエンジン回転数Nを検出可能である。
燃焼室17の入口であるシリンダヘッド21の吸気ポートには吸気弁22が設けられている。燃焼室17の出口であるシリンダヘッド21の排気ポートには排気弁23が設けられている。吸気弁22および排気弁23は、バルブ駆動機構24におり開閉駆動される。吸気弁22のバルブタイミングは、可変バルブ機構25により調整される。
電子制御ユニット27は、マイコンを主体として構成されている。電子制御ユニット27は、CPU、読み出し可能な非一時的有形記録媒体、ROM、I/O、および、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。電子制御ユニット27の各処理は、ROM等の実体的なメモリ装置に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。図中において、電子制御ユニット27を「ECU」と表す。
電子制御ユニット27は、破線矢印で示すように、スロットル開度センサ28および空気流量測定装置1からの検出信号が入力される。電子制御ユニット27は、これらのセンサからの検出信号に基づき、燃焼噴射時間等の計算に用いて、実線矢印で示すように、スロットル弁14およびインジェクタ16を駆動してエンジン13の運転状態を制御する。
(一実施形態)
空気流量測定装置1は、エアクリーナ12およびスロットル弁14の間の吸気流路29に設けられている。空気流量測定装置1は、エンジンシステム10に吸気される空気流量を測定可能である。空気流量測定装置1は、筐体を備えており、筐体に各部が収容されている。空気流量測定装置1は、電子制御ユニット27と同様に、マイコンもしくは専用の電子回路を主体として構成されている。
空気流量測定装置1は、エアクリーナ12およびスロットル弁14の間の吸気流路29に設けられている。空気流量測定装置1は、エンジンシステム10に吸気される空気流量を測定可能である。空気流量測定装置1は、筐体を備えており、筐体に各部が収容されている。空気流量測定装置1は、電子制御ユニット27と同様に、マイコンもしくは専用の電子回路を主体として構成されている。
図2に示すように、空気流量測定装置1は、流量検出部30、AD変換部33、個体バラツキ調整部35、第1線形変換部31、第1フィルタ41および第1逆線形変換部51を備える。また、空気流量測定装置1は、検出流量応答補償部60、第2線形変換部32、第2フィルタ42および第2逆線形変換部52を備える。さらに、空気流量測定装置1は、脈動周期演算部71、平均流量演算部72、脈動振幅演算部73、補正値演算部74および誤差補正部75を備える。
図3に示すように、流量検出部30は、アナログ回路で校正されており、吸気流路29に流れる空気の流量である空気流量Qに応じた出力である検出流量Qdを検出可能である。また、流量検出部30は、吸気流路29に流れる空気との伝熱および伝熱に伴う温度変化により、検出流量Qdを検出する。検出された検出流量Qdは、AD変換部33に出力される。
AD変換部33は、連続して変化する検出流量Qdを離散化し、一定のサンプリング時間間隔Δtで検出流量Qdを測定する。サンプリング時間間隔Δtは、任意に設定される。AD変換部33により、k番目に測定された検出流量QdをQd(k)と記載する。なお、kは、自然数である。
個体バラツキ調整部35は、検出流量Qdを補正可能である。個体バラツキ調整部35は、空気流量測定装置1の温度である装置温度Xを検出可能である。装置温度Xが上昇するに伴い、検出流量Qdが上昇する。このため、個体バラツキ調整部35は、装置温度Xに基づいて、検出流量Qdを補正する。また、流量検出部30およびAD変換部33には、個体バラツキがある。このため、個体バラツキ調整部35は、基準となる空気流量Qに対する検出流量Qdの特性に合うように、検出流量Qdを補正する。個体バラツキ調整部35により、検出流量Qdは、装置温度Xおよび流量検出部30の個体バラツキの影響を受けにくくなる。
図4に示すように、第1線形変換部31は、空気流量Qに対する検出流量Qdを線形な関係に変換可能である。第1線形変換部31は、空気流量Qと線形変換前の検出流量Qdの関係特性の複数点を用いて、直線近似を行う。線形変換された検出流量Qdは、第1フィルタ41、平均流量演算部72および脈動振幅演算部73に出力される。ここで直線近似に用いる関数は2次以上の関数でもよい。
図5に示すように、第1フィルタ41は、第1線形変換部31により線形変換された検出値に対し、第1周波数f1以上の成分を除去または減衰可能である。第1フィルタ41は、ローパスフィルタであり、第1周波数f1以上における検出流量Qdの成分を除去または減衰可能である。第1フィルタ41の伝達関数は、以下関係式(1)のように、表される。第1フィルタ41は、1次遅れ要素を有する。なお、τf1は、第1フィルタ41に関する時定数を表し、第1周波数f1と同様に、設定される。
1/(1+τf1×s) ・・・(1)
図6に示すように、第1周波数f1は、20Hz以上であり、エンジン回転数Nに基づいて、設定されている。エンジン回転数Nが増加するに伴い、第1周波数f1は、増加するように、設定されている。第1フィルタ41は、クランク角センサ80からエンジン回転数Nを取得し、エンジン回転数Nに基づいて、第1周波数f1を設定する。また、第1フィルタ41は、第1周波数f1に基づき、検出流量Qdの比較的高い周波数帯成分を除去または減衰可能であり、ノイズを除去または減衰可能である。第1フィルタ41を経由した検出流量Qdは、第1逆線形変換部51および脈動周期演算部71に出力される。
第1逆線形変換部51は、空気流量Qに対する検出流量Qdに対して、第1線形変換部31による変換の逆変換可能である。第1逆線形変換部51は、第1線形変換部31による変換の逆演算をすることによって、検出流量Qdを逆変換する。逆線形変換された検出流量Qdは、検出流量応答補償部60に出力される。
図7に示すように、検出流量応答補償部60は、第1逆線形変換部51を経由した検出流量Qdを検出流量Qdの応答時間を進ませ、検出流量Qdの応答遅れを補償可能である。また、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの変化量である流量変化量ΔQdを変更可能である。検出流量応答補償部60は、流量変化量ΔQdが増加するように演算し、検出流量Qdの応答遅れを補償した値である応答補償流量Qoを演算する。図において、時間tに対する応答補償流量Qoを実線で記載しており、時間tに対する検出流量Qdを二点鎖線で記載している。
検出流量応答補償部60は、以下関係式(2)に示すように、時間変化に相当するサンプリング時間間隔Δt、時定数τおよび検出流量Qdの1次関数を用いて、流量変化量ΔQdを演算する。また、検出流量応答補償部60は、流量変化量ΔQdおよび検出流量Qdに基づき、応答補償流量Qoを演算する。検出流量応答補償部60は、1次遅れの逆演算を用いて、応答補償流量Qoを演算する。なお、関係式(2)において、ΔQd(k)は、Qd(k)に対応する変化量である。Qo(k)は、Qd(k)に対応する応答補償流量Qoである。また、時定数τは、センサの応答性を意味し、入力に対する出力の応答時間の目安を与える量である。時定数τは、簡易的に固定値であってもよいし、検出流量Qdの関数として、演算されてもよい。時定数τは、センサに合わせて、選択される。応答補償流量Qoは、第2線形変換部32に出力される。
Qo(k)=ΔQd(k)+Qd(k−1)
=(Qd(k)−Qd(k−1))÷(1−e-(Δt/τ))+Qd(k−1)
・・・(2)
=(Qd(k)−Qd(k−1))÷(1−e-(Δt/τ))+Qd(k−1)
・・・(2)
第2線形変換部32は、空気流量Qに対する応答補償流量Qoの関係を線形に変換可能である。第2線形変換部32は、応答補償流量Qoを複数点用いて、直線近似を行う。線形変換された応答補償流量Qoは、第2フィルタ42に出力される。
第2フィルタ42は、第1フィルタ41と同様に、ローパスフィルタであり、第2周波数f2以上における応答補償流量Qoを除去または減衰可能である。第2周波数f2は、第1周波数f1と同様であり、エンジン回転数Nに基づいて、設定される。第2フィルタ42は、第1フィルタ41と同様に、エンジン回転数Nに基づいて、第2周波数f2を設定する。また、第2フィルタ42は、第2周波数f2に基づき、応答補償流量Qoの比較的高い周波数帯成分を除去または減衰可能であり、応答補償した脈動の振幅を減衰し、ノイズを除去または減衰可能である。第2フィルタ42を経由した応答補償流量Qoは、第2逆線形変換部52に出力される。
第2逆線形変換部52は、空気流量Qに対する応答補償流量Qoに対して、第2線形変換部32による変換の逆変換可能である。第2逆線形変換部52は、第2線形変換部32による変換の逆演算をすることによって、応答補償流量Qoを逆変換する。逆線形変換された応答補償流量Qoは、誤差補正部75に出力される。
図8に示すように、脈動周期演算部71は、時間tに対する、ノイズが除去された検出流量Qdから脈動の周期である脈動周期Tpを演算可能である。脈動周期Tpは、エンジン回転数Nに起因する。
脈動周期演算部71は、時間tに対する、ノイズが除去された検出流量Qdから、接線の傾きがゼロになる点、変化量がゼロになる点、または、時間tに対する検出流量Qdの変化量の正負が変化する点を演算する。これにより、脈動周期演算部71は、極大値Qd_LMAXおよび極小値Qd_LMinを検出する。なお、本明細書中、ゼロは、常識的な誤差範囲を含むものとする。
脈動周期演算部71は、2つの極大値Qd_LMAX間の時間または2つの極小値Qd_LMin間の時間を脈動周期Tpとして、演算する。脈動周期Tpは、平均流量演算部72、脈動振幅演算部73および補正値演算部74に出力される。
平均流量演算部72は、線形変換された検出流量Qdに基づき、時間tに対する検出流量Qdの平均値である平均流量Qd_AVEを演算可能である。平均流量演算部72は、脈動周期Tpに基づき、平均値を取るための時間tを設定する。演算された平均流量Qd_AVEは、脈動振幅演算部73および補正値演算部74に出力される。なお、図において、脈動周期Tpの1周期で平均流量Qd_AVEを演算している。平均流量Qd_AVEは、脈動周期Tpの2周期以上から演算されてもよい。
脈動振幅演算部73は、極大値Qd_LMAX、極小値Qd_LMinおよび平均流量Qd_AVEに基づき、検出流量Qdにおける脈動の振幅に相関する脈動振幅Apを演算可能である。脈動振幅演算部73は、例えば、極大値Qd_LMAXから平均流量Qd_AVEを減算することによって、脈動振幅Apを演算する。または、脈動振幅演算部73は、例えば、平均流量Qd_AVEから極小値Qd_LMinを減算することによって、脈動振幅Apを演算する。
補正値演算部74は、脈動周期Tp、平均流量Qd_AVEおよび脈動振幅Apに基づき、脈動による誤差を補正する値であり、応答補償流量Qoを補正する値である脈動補正値Errを演算可能である。補正値演算部74は、脈動周期Tp、平均流量Qd_AVEおよび脈動振幅Apの予め設定された関係図を用いて、脈動率Pを演算する。
図9に示すように、例えば、脈動率Pが所定値P1以下であるとき、脈動補正値Errが一定となるように、設定されている。脈動率Pが所定値P1を超えたとき、脈動率Pが増加するに伴い、脈動補正値Errが増加するように、脈動補正値Errが設定されている。脈動補正値Errは、誤差補正部75に出力される。なお、本明細書中、一定とは、常識的な誤差範囲を含むものとする。また、所定値P1は、エンジン回転数Nまたは脈動周期Tp、平均流量Qd_AVEおよび脈動振幅Apに応じて、任意に設定される。
誤差補正部75は、第2逆線形変換部52を経由した応答補償流量Qoを、脈動補正値Errに基づいて、補正する。誤差補正部75は、例えば、以下関係式(3)を用いて、応答補償流量Qoの補正値である補正流量Qcを演算する。補正流量Qcは、電子制御ユニット27に出力される。
Qc=Qo/(1+Err) ・・・(3)
従来、特許文献1に記載されているように、空気流量の脈動振幅比および内燃機関の回転数に起因する脈動周波数からなる補正マップを用いて、空気流量を補正する空気流量測定装置が知られている。特許文献1の構成では、脈動振幅比および脈動周波数のみで空気流量を補正し、センサの応答遅れに起因する誤差とバイパス流路に起因する誤差とを合わせて補正している。このため、前記脈動振幅比および脈動周波数で補正する補正の傾向が複雑になる。これにより、空気流量測定装置の測定精度が悪化する虞がある。そこで、本実施形態の空気流量測定装置1は、空気流量Qの測定精度を向上させる。
[1]検出流量応答補償部60により、センサの応答遅れによる検出流量Qdの平均値がズレることなく、脈動振幅Apに依存する補正量の流量依存および周波数依存を小さくできる。これにより、誤差補正部75は、応答補償流量Qoの補正を高精度に行うことができる。したがって、空気流量測定装置1の空気流量Qの測定精度が向上する。
図10に、空気流量Qに対する検出流量Qdの関係である空気流量測定装置1の特性曲線Cを示す。時間tに対する空気流量Qをプロットしたときの曲線を空気流量曲線Cqとする。空気流量曲線Cqにおける周期あたりの空気流量Qの平均値を平均空気流量Q_AVEとする。空気流量曲線Cqに対応し、時間tに対する検出流量Qdをプロットしたときの曲線を検出流量曲線Cdとする。脈動振幅比および脈動周波数のみで空気流量Qを補正したときにおける、時間tに対する検出流量Qdをプロットしたときの曲線を比較検出流量曲線Cd_refとする。比較検出流量曲線Cd_refから換算した、時間tに対する空気流量Qをプロットしたときの曲線を比較空気流量曲線Cq_refとする。図において、説明をわかりやすくするため、時間tを変更して、それぞれの曲線を記載している。
脈動振幅比および脈動周波数のみで空気流量Qを補正したとき、装置の熱容量等により、検出流量Qdに対して応答遅れが生じる。このため、比較検出流量曲線Cd_refにおける最大振幅が小さくなる。このため、比較検出流量曲線Cd_refから検出流量Qdを空気流量Qに換算すると、空気流量Qの平均値にズレが生じる。これにより、測定精度が悪化する虞がある。
空気流量測定装置1では、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答時間を進ませ、検出流量Qdの応答遅れを補償する。空気流量曲線Cqに対応し、時間tに対する応答補償流量Qoをプロットしたときの曲線を応答補償流量曲線Coとする。応答補償流量曲線Coに対応する空気流量Qの曲線を補償空気流量曲線Cq_Oとする。
検出流量応答補償部60により、応答補償流量曲線Coの振幅は、比較検出流量曲線Cd_refの振幅よりも大きくなる。応答補償流量曲線Coから空気流量Qに換算すると、空気流量Qの平均値にズレが生じない。したがって、空気流量測定装置1により、空気流量Qの測定精度が向上する。
[2]検出流量応答補償部60は、流量変化量ΔQdが増加するように演算し、検出流量Qdの応答遅れを補償した値である応答補償流量Qoを演算する。これにより、簡易な演算により、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答遅れを補償できる。
[3]検出流量応答補償部60は、サンプリング時間間隔Δt、時定数τを用いた検出流量Qdの1次関数を用いて、応答補償流量Qoを演算する。1次関数を用いることにより、簡易な演算により、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答遅れを補償できる。
[4]時定数τは、検出流量Qdに基づいて、設定されている。これにより、時定数τは、検出流量Qdにより変化するため、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答遅れを高精度に補償できる。
[5]補正値演算部74は、脈動振幅Ap、脈動周期Tpおよび平均流量Qd_AVEに基づいて、脈動補正値Errを演算する。これにより、誤差補正部75は、周波数依存および流量依存による誤差をより小さくできる。したがって、誤差補正部75は、誤差の補正を高精度にできる。
[6]第1フィルタ41は、第1周波数f1以上における検出流量Qdを除去または減衰可能である。これにより、検出流量Qdのノイズ成分が応答補償により増幅することなく、検出流量応答補償部60が検出流量Qdを応答補償流量Qoに変換できる。ノイズによる影響を小さくできるため、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答遅れを高精度に補償できる。
[7]第1フィルタ41は、1次遅れ要素を有する。このため、第1フィルタ41は、簡易な演算で、第1周波数f1以上における検出流量Qdを除去または減衰可能である。簡易な演算になるため、処理の負荷が減少する。
[8]エンジン回転数Nにより、脈動周期Tpおよび脈動周期Tpの逆数である脈動周波数が変化する。第1フィルタ41は、エンジン回転数Nに基づき、第1周波数f1を設定する。これにより、脈動周波数を含む検出流量Qdを除去または減衰することを防止し、第1フィルタ41は、不要な周波数を含む検出流量Qdのみを除去または減衰できる。
[9]第1線形変換部31は、空気流量Qと検出流量Qdとの関係を線形な関係に変換する。第1フィルタ41は、第1線形変換部31により線形変換された、第1周波数f1以上における検出流量Qdを除去または減衰する。その後、第1逆線形変換部51は、第1フィルタ41により処理された検出流量Qdに対して、第1線形変換部31の逆演算を行う。第1線形変換部31および第1逆線形変換部51により、第1フィルタ41により処理された検出流量Qdの平均値が変化しにくくなる。検出流量Qdの平均値が変化しにくくなるため、検出流量応答補償部60は、検出流量Qdの応答遅れを、高精度に補償できる。
(他の実施形態)
[i]流量検出部30は、検出流量Qdとして、電圧を検出してもよい。検出流量Qdに対応する電圧を検出電圧Vdとする。検出流量応答補償部60は、検出電圧Vdの応答遅れを補償し、応答補償流量Qoに対応する応答補償電圧Voを演算してもよい。検出流量応答補償部60は、以下関係式(4)に基づき、応答補償電圧Voを演算する。Vd(k)は、k番目に測定された検出電圧Vdを表す。Vo(k)は、Vd(k)に対応する応答補償電圧Voである。αは、係数を表す。h(V)は、出力電圧の入力依存性を示す関数である。係数αは、Vd(k−1)とVd(k)との差が正または負に基づいて、設定される。係数αを異なる係数にすることにより、検出流量応答補償部60は、検出電圧Vdの応答遅れを効果的に補償できる。
[i]流量検出部30は、検出流量Qdとして、電圧を検出してもよい。検出流量Qdに対応する電圧を検出電圧Vdとする。検出流量応答補償部60は、検出電圧Vdの応答遅れを補償し、応答補償流量Qoに対応する応答補償電圧Voを演算してもよい。検出流量応答補償部60は、以下関係式(4)に基づき、応答補償電圧Voを演算する。Vd(k)は、k番目に測定された検出電圧Vdを表す。Vo(k)は、Vd(k)に対応する応答補償電圧Voである。αは、係数を表す。h(V)は、出力電圧の入力依存性を示す関数である。係数αは、Vd(k−1)とVd(k)との差が正または負に基づいて、設定される。係数αを異なる係数にすることにより、検出流量応答補償部60は、検出電圧Vdの応答遅れを効果的に補償できる。
Vo(k)=0.5×(Vd(k−1)+Vd(k))
+(α×h(V))×(Vd(k−1)−Vd(k))
・・・(4)
+(α×h(V))×(Vd(k−1)−Vd(k))
・・・(4)
[ii]検出流量応答補償部60は、位相を進め、振幅を大きくするようにして、検出流量Qdの応答遅れを補償してもよい。位相を進めることによって、ゲイン余裕または位相余裕である安定度が増大する。
[iii]検出流量応答補償部60、第2線形変換部32、第2フィルタ42および第2逆線形変換部52による処理を、電子制御ユニット27が行ってもよい。また、脈動周期演算部71、平均流量演算部72、脈動振幅演算部73、補正値演算部74および誤差補正部75による処理を、電子制御ユニット27が行ってもよい。
[iv]第1フィルタ41は、移動平均を用いて、第1周波数f1以上における検出流量Qdを除去または減衰してもよい。第1フィルタ41は、m個の検出流量Qdを抽出し平均して、検出流量Qdを変換する。なお、mは、2以上の自然数であり、エンジン回転数Nに応じて、設定される。第2フィルタ42は、第1フィルタ41と同様に、移動平均を用いて、第2周波数f2以上における検出流量Qdを除去または減衰してもよい。
[v]第1フィルタ41は、脈動周期Tpに基づいて、第1周波数f1を設定してもよい。このとき、脈動周期Tpは、脈動周期演算部71で演算されてもよいし、別で演算されてもよい。また、第1周波数f1は、エンジン回転数Nまたは脈動周期Tpに依存せず、固定値であってもよい。第2フィルタ42は、第1フィルタ41と同様に、脈動周期Tpに基づいて、第2周波数f2を設定してもよい。また、第2周波数f2は、エンジン回転数Nまたは脈動周期Tpに依存せず、固定値あってもよい。
[vi]脈動振幅演算部73は、極大値Qd_LMAXと極小値Qd_LMinの差を2で割って脈動振幅Apとしてもよい。
図11に示すように、脈動振幅演算部73は、第2線形変換部32により線形変換された応答補償流量Qoを用いて、脈動振幅Apを演算してもよい。図において、第2線形変換部32により線形変換された応答補償流量QoをQo_L2と記載している。
[vii]脈動補正値Errは、脈動率Pの増加に対して、2次以上の曲線でもよい。また、脈動補正値Errは、脈動振幅Apを用いて、設定されてもよい。
図11に示すように、脈動振幅演算部73は、第2線形変換部32により線形変換された応答補償流量Qoを用いて、脈動振幅Apを演算してもよい。図において、第2線形変換部32により線形変換された応答補償流量QoをQo_L2と記載している。
[vii]脈動補正値Errは、脈動率Pの増加に対して、2次以上の曲線でもよい。また、脈動補正値Errは、脈動振幅Apを用いて、設定されてもよい。
以上、本開示はこのような実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
13 ・・・内燃機関、
29 ・・・流路(吸気流路)、
30 ・・・流量検出部、
60 ・・・検出流量応答補償部、
73 ・・・脈動振幅演算部、
74 ・・・補正値演算部、 75 ・・・誤差補正部。
29 ・・・流路(吸気流路)、
30 ・・・流量検出部、
60 ・・・検出流量応答補償部、
73 ・・・脈動振幅演算部、
74 ・・・補正値演算部、 75 ・・・誤差補正部。
Claims (10)
- 内燃機関(13)に接続される流路(29)に流れる空気の流量である空気流量(Q)に応じた出力である検出流量(Qd、Vd)を検出可能な流量検出部(30)と、
前記検出流量の応答時間を進ませ、前記検出流量の応答遅れを補償した出力である補償流量(Qo、Vo)を演算可能な検出流量応答補償部(60)と、
前記検出流量における脈動の振幅に相関する脈動振幅(Ap)を演算可能な脈動振幅演算部(73)と、
前記脈動振幅に基づき、前記補償流量を補正する値である脈動補正値(Err)を演算可能な補正値演算部(74)と、
前記脈動補正値に基づいて、前記補償流量を補正する誤差補正部(75)と、
を備える空気流量測定装置。 - 前記検出流量応答補償部は、時間変化(Δt)に対する前記検出流量の変化量(ΔQd)が増加するように、演算する請求項1に記載の空気流量測定装置。
- 前記検出流量応答補償部は、時間変化(Δt)、時定数(τ)および前記検出流量の1次関数を用いて、前記補償流量を演算する請求項1または2に記載の空気流量測定装置。
- 前記時定数は、前記検出流量に基づいて、設定されている請求項3に記載の空気流量測定装置。
- 時間(t)に対する前記検出流量に基づき、前記検出流量における脈動の周期である脈動周期(Tp)を演算可能な脈動周期演算部(71)と、
前記検出流量および前記脈動周期に基づき、前記検出流量の平均値である平均流量(Qd_AVE)を演算可能な平均流量演算部(72)と、
前記補正値演算部は、前記脈動振幅、前記脈動周期および前記平均流量に基づいて、前記脈動補正値を演算する請求項1から4のいずれか一項に記載の空気流量測定装置。 - 所定の周波数(f1)以上における前記検出流量を除去または減衰可能なフィルタ(41)をさらに備え、
前記検出流量応答補償部は、前記フィルタを経由して演算された前記検出流量に基づき、前記補償流量を演算する請求項1から5のいずれか一項に記載の空気流量測定装置。 - 前記フィルタは、1次遅れ要素を有する請求項6に記載の空気流量測定装置。
- 前記フィルタは、前記検出流量に対して、移動平均を行う請求項7に記載の空気流量測定装置。
- 時間(t)に対する前記検出流量に基づき、前記検出流量における脈動の周期である脈動周期(Tp)を演算可能な脈動周期演算部(71)をさらに備え、
前記フィルタは、前記内燃機関の回転数(N)または前記脈動周期に基づき、前記所定の周波数を設定する請求項6から8のいずれか一項に記載の空気流量測定装置。 - 前記空気流量と前記検出流量との関係を線形な関係に変換可能な線形変換部(31)と、
前記線形変換部の逆演算が可能な逆線形変換部(51)と、
をさらに備え、
前記線形変換部は、前記流量検出部により検出された前記検出流量を線形変換し、
前記フィルタは、前記線形変換部により線形変換された検出値に対し、前記所定の周波数以上における前記検出流量の成分を除去または減衰し、
前記逆線形変換部は、前記フィルタにより処理された前記検出流量に対して、前記線形変換部の逆演算を行う請求項6から9のいずれか一項に記載の空気流量測定装置。
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