JP5691438B2 - 筒内圧力波形処理装置 - Google Patents

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本発明は、サンプリング間隔を過度に細かくすることなく、上死点を正確に特定できる筒内圧力波形処理装置に関する。
エンジンには複数の気筒があり、各気筒に燃料噴射弁が設けられる。各気筒における1回の噴射の燃料噴射量は燃料噴射弁の駆動時間幅に依存する。目標とする燃料噴射量は、エンジン状態で参照されるマップにより求められ、これに応じて燃料噴射弁に与える駆動時間幅が決められる。しかし、燃料噴射弁には機械的公差(例えば、噴射口面積の公差)があるため、各気筒の燃料噴射弁を同じ駆動時間幅で駆動しても気筒ごとに燃料噴射量がばらつく。その結果、気筒ごとの燃焼状態がばらつくことになる。
これに対し、各気筒に筒内圧力センサを搭載して筒内圧力波形を測定し、筒内圧力波形から燃焼状態を推定し、その燃焼状態に基づいて気筒ごとの燃料噴射量を補正することで全気筒の燃焼状態を均一化することが提案されている。燃焼状態を表す数量としては、平均有効圧力、着火時期、最大圧力、熱発生率などがある。
筒内圧力波形から燃焼状態を推定する際に、例えば、上死点を基準としてクランク角度1度ごとの筒内圧力変化量からクランク角度1度ごとの熱発生率を演算することになるので、筒内圧力波形中に上死点の位置を特定することが重要である。上死点は、ピストンがシリンダの最も奥に来るクランク角度である。そこで、従来は、燃料噴射がない車両の無負荷走行時に筒内圧力の時間的変化を測定し、筒内圧力がピークとなるクランク角度を上死点としている。
特開2009−167831号公報
ところで、筒内圧力センサが検出する筒内圧力は、デジタル信号処理を行う電子制御装置(Electronical Control Unit;以下、ECUという)により所定のクランク角度ごとにサンプリングされている。このサンプリングタイミングを決めるクランク角度センサは、クランク軸に金属製歯車を取り付け、その外周に電磁ピックアップ等のセンサを臨ませることで、所定のクランク角度ごとにサンプリング信号が得られるように構成される。歯車ピッチは、例えば、5度であり、この場合、サンプリング間隔はクランク角度5度となる。
しかし、クランク角度センサの搭載精度(機械的公差)に起因し、クランク角度センサが検出するクランク角度が真のクランク角度に厳密には一致しない。その誤差はエンジン個体ごとにばらつく。この誤差のため筒内圧力の時系列におけるピークで特定した上死点が真の気筒の上死点に一致しない。クランク角度や上死点が真値とずれてしまうと、サンプリングタイミングのずれのため、サンプリングした筒内圧力の時系列が真の筒内圧力波形(アナログ波形)と異なってしまう。これにより燃焼状態の推定に誤りが生じ、燃料噴射量を正しく補正することができなくなる。なお、図4に示されるように、エンジン回転数によっても、熱の収支やガスの漏洩が異なるため、検出される筒内圧力のピークが真の上死点とずれることがある。これは筒内圧力センサの応答遅れにも原因がある。
これに対して、クランク角度センサに角度分解能が高いロータリエンコーダを採用してサンプリング間隔を細かくすることで、上死点のずれを小さくすることが考えられる。しかし、サンプリング間隔を細かくすると、ピーク特定や燃焼状態の演算が頻繁に繰り返されることになり、価格が安く処理速度や処理容量が小さい量産用のECUの処理能力ではこれらの演算が困難となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、サンプリング間隔を過度に細かくすることなく、上死点を正確に特定できる筒内圧力波形処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、クランク角度センサから一定のクランク角度間隔で入力される信号を逓倍して内部サンプリング信号を生成する内部サンプリング信号生成部と、筒内圧力センサが検出する筒内圧力を内部サンプリング信号ごとにサンプリングして計測筒内圧力時系列を蓄えるサンプリング部と、非燃焼運転時における前記計測筒内圧力時系列から前記内部サンプリング信号間隔よりも狭い間隔の疑似筒内圧力時系列を生成する疑似筒内圧力時系列生成部と、前記疑似筒内圧力時系列からピーク位置を抽出するピーク抽出部と、前記クランク角度センサが検出する上死点位置と前記疑似筒内圧力時系列のピーク位置との差分を上死点オフセット値として算出する上死点オフセット値算出部と、燃焼運転時に前記クランク角度センサが検出する上死点位置と前記上死点オフセット値とから真の上死点位置を算出する上死点算出部とを備えたものである。
前記計測筒内圧力時系列と前記上死点オフセット値とから真の筒内圧力時系列を算出する筒内圧力算出部を備えてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)サンプリング間隔を過度に細かくすることなく、上死点を正確に特定できる。
本発明の一実施形態を示す筒内圧力波形処理装置の構成図である。 図1の筒内圧力波形処理装置が適用されるエンジンシステムの構成図である。 真の上死点の抽出及び真の筒内圧力時系列の算出のロジックを示す波形図である。 エンジン回転速度に対する上死点オフセットの特性図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る筒内圧力波形処理装置1は、クランク角度センサ2から一定のクランク角度間隔で入力される信号を逓倍して内部サンプリング信号を生成する内部サンプリング信号生成部3と、筒内圧力センサ4が検出する筒内圧力を内部サンプリング信号ごとにサンプリングして計測筒内圧力時系列を蓄えるサンプリング部5と、非燃焼運転時における計測筒内圧力時系列から内部サンプリング信号間隔よりも狭い間隔の疑似筒内圧力時系列を生成する疑似筒内圧力時系列生成部6と、疑似筒内圧力時系列からピーク位置を抽出するピーク抽出部7と、クランク角度センサ2が検出する上死点位置と疑似筒内圧力時系列のピーク位置との差分を上死点オフセット値として算出する上死点オフセット値算出部8と、燃焼運転時にクランク角度センサ2が検出する上死点位置と上死点オフセット値とから真の上死点位置を算出する上死点算出部9と、計測筒内圧力時系列と上死点オフセット値とから真の筒内圧力時系列を算出する筒内圧力算出部10とを備える。
クランク角度センサ2の歯車ピッチは5度とする。クランク角度センサ2からの入力信号は5度間隔となる。内部サンプリング信号生成部3は、この入力信号を5倍に逓倍処理して1度ごとの内部サンプリング信号を生成するものとする。よって、サンプリング部5は、筒内圧力センサ4が検出する筒内圧力を1度ごとにサンプリングして計測筒内圧力時系列を蓄えることになる。
疑似筒内圧力時系列生成部6は、クランク角度センサ2による上死点の前後近傍の複数個の筒内圧力データ、例えば、±10度間に含まれるデータ(1度ごとの計測筒内圧力時系列なら20個のデータ)から最小自乗法により2次式となる近似式を算出し、その近似式から、内部サンプリング信号間隔よりも狭い間隔、例えば、0.1度刻みの疑似筒内圧力時系列を生成するものとする。
ピーク抽出部7は、疑似筒内圧力時系列の中で最も筒内圧力が大きいデータを探し出し、そのデータの刻み位置をピーク位置として抽出するようになっている。上死点オフセット値算出部8、上死点算出部9、筒内圧力算出部10の詳しい動作は、後述する。
内部サンプリング信号生成部3、サンプリング部5、疑似筒内圧力時系列生成部6、ピーク抽出部7、上死点オフセット値算出部8、上死点算出部9、筒内圧力算出部10は、電子制御装置(Electronical Control Unit;以下、ECUという)11が実行するソフトウェアで実現される。ECU11は、エンジン制御に必要な全てのエンジンパラメータ(センサ検出値、演算値、制御値など)を把握しているものとする。
図2に示されるように、筒内圧力波形処理装置1が適用されるエンジンシステム201は、4気筒ディーゼルエンジン(以下、エンジン)202の排気マニホールド203に、排気ガス再循環装置(Exhaust Gas Recirculation;EGR)を構成するEGR管204と高圧側排気管205とが接続される。高圧側排気管205には、ターボチャージャ206の排気タービン207の入口が接続される。排気タービン207の出口に排気管208が接続される。排気管208には、排気ガス浄化装置209が設置される。
大気からの空気が取り込まれるエアフィルタ210には吸気管211が接続され、吸気管211の下流端はターボチャージャ206の吸気コンプレッサ212の入口に接続される。吸気コンプレッサ212の出口には高圧側吸気管213が接続される。高圧側吸気管213は、EGR管204の下流端と合流されて吸気マニホールド214に接続される。
エンジン202の各気筒には燃料噴射弁215が設けられる。燃料噴射弁215はコモンレール216から供給される高圧の燃料をECU11が指令する噴射時期及び噴射時間幅で気筒内に噴射を行うようになっている。
高圧側排気管205には、排気ガスの流れを塞いだり調節する排気スロットル217が設けられる。EGR管204には、EGRガスの流れを塞いだり調節するEGRバルブ218が設けられる。高圧側吸気管213には、吸気の流れを塞いだり調節する吸気スロットル219が設けられる。
エンジン202の各気筒には筒内圧力センサ4が設けられる。図示しないクランク軸には、クランク角度5度間隔ごとの信号を出力するクランク角度センサ2が設けられる。吸気マニホールド214には、吸気圧力センサ220が設けられる。排気管208には、排気ガスの空燃比を検出するλセンサ221が設けられる。
以下、本発明の筒内圧力波形処理装置1の動作を説明する。
まず、上死点オフセット値の算出について説明する。
既に説明したように、ピストンがシリンダの最も奥に来るクランク角度が真の上死点である。クランク軸に対するクランク角度センサ2の取り付け誤差のため、ECU11が認識する上死点と真の上死点とにオフセットが生じ、その値はエンジン個体ごとにばらつく。本発明では、このオフセットを補正するために筒内圧力波形から上死点オフセット値TDC Offsetを求める。
このとき、筒内圧力のサンプリング信号に5度間隔のクランク角度センサ2の出力をそのまま採用すると、上死点オフセット値TDC Offsetの算出には分解能が粗い。そこで、内部サンプリング信号生成部3は、クランク角度センサ2から入力される信号を逓倍して、例えば、1度間隔の内部サンプリング信号を生成する。サンプリング部5は、筒内圧力センサ4が検出する筒内圧力を、図3に示されるように、内部サンプリング信号ごとにサンプリングして計測筒内圧力時系列(黒丸)を蓄える。
次に、筒内圧力のピークを求めるが、エンジン202が燃料噴射が行われる燃焼運転中であると筒内圧力のピークから上死点を求めるのは困難であるから、車両減速時のようにエンジン202に燃料噴射が行われない非燃焼運転時の筒内圧力、あるいは工場出荷前に行われるモータリング試験時の筒内圧力から上死点を求めるようにする。また、計測筒内圧力時系列よりもさらに分解能を高めるために、計測筒内圧力時系列のデータから近似式(近似的なアナログ波形)を算出し、この近似式から刻み間隔が狭いデータを得るようにする。すなわち、疑似筒内圧力時系列生成部6は、非燃焼運転時における計測筒内圧力時系列のクランク角度センサ2による上死点の前後±10度間に含まれるデータから0.1度刻みの疑似筒内圧力時系列を生成する。図3では、疑似筒内圧力時系列は刻み間隔が微小であるので実線で示してある。ピーク抽出部7は、この疑似筒内圧力時系列からピーク位置を抽出する(二重丸)。これが真の上死点である。
上死点オフセット値算出部8は、クランク角度センサ2が検出する上死点位置(二重四角)と疑似筒内圧力時系列のピーク位置との差分を上死点オフセット値TDC Offsetとして算出する。図4に示すように、上死点オフセットはエンジン回転速度に依存するので、適宜なエンジン回転速度ごとに上死点オフセット値TDC Offsetを求めてマップに記憶するのが好ましい。工場出荷前のモータリング試験時であれば任意にエンジン回転速度を与えることができるので、マップの作成に好適である。
この後は、上死点算出部9は、燃焼運転時にクランク角度センサ2が検出する上死点位置と上死点オフセット値TDC Offsetとから真の上死点位置を算出することになる。
また、筒内圧力算出部10は、燃焼運転時にサンプリング部5が蓄えた計測筒内圧力時系列と上死点オフセット値TDC Offsetとから真の筒内圧力時系列を算出することになる。ここで、真の筒内圧力時系列とは、真の上死点を基準として所定クランク角度間隔で得られる時系列であって、筒内圧力センサ4が常時検出しているアナログ信号に対して最も近いデジタル値を有するものを言う。燃焼運転時にサンプリング部5が蓄えた計測筒内圧力時系列を図3の黒丸で示した計測筒内圧力時系列とすると、求めたい真の筒内圧力時系列は白丸で示される。
計測筒内圧力時系列から真の筒内圧力時系列を算出する詳しい手順を以下に説明する。
計測筒内圧力時系列のインデックスをn(nは整数)とする。計測筒内圧力時系列のデータP(n)は、式1のように表される。
Figure 0005691438
真の筒内圧力時系列のデータをP0(n)とすると、P(n)及びP0(n)の1刻みの変化量は、式2、式3のように表される。
Figure 0005691438
Figure 0005691438
また、計測筒内圧力時系列を真値に補正するための補正量をPoffset(n)とする。
内部サンプリングの分解能をAngleとする。
分解能Angleと上死点オフセット値TDC Offsetとの大きさの関係(条件1、条件2)により、異なる演算式を用いる。
条件1:0≦TDC Offset<Angleの場合、計測筒内圧力時系列の隣り合う2つのデータから線形近似により真の筒内圧力時系列を算出する。図3の点P(-2)と点P(-1)は底辺Angle、高さdP(-1)の直角三角形を形成している。一方、点P(-2)と点P(-2)から上死点オフセット値TDC Offsetだけクランク角度がずれた位置にある真値の点P0(-2)は底辺TDC Offset、高さPoffset(-2)との直角三角形を形成するので、式4が成り立つ。
Figure 0005691438
よって、一般のインデックスnに対して式5が成り立つ。
Figure 0005691438
よって、式6が成り立ち、
Figure 0005691438
最終的に、インデックスnにおける真の筒内圧力は、式7で表される。
Figure 0005691438
条件2:Angle≦TDC Offset<Angle×2の場合、線形近似の原理は条件1の場合と同じであるが、直角三角形の比例式を適用するために、式4の上死点オフセット値TDC Offsetから1サンプルのクランク角度である分解能Angleを1回引いた値を用いる。すなわち、
Figure 0005691438
よって、一般のインデックスnに対して式9が成り立つ。
Figure 0005691438
よって、式10が成り立ち、
Figure 0005691438
最終的に、インデックスnにおける真の筒内圧力は、左辺を1サンプル戻すことによって式11で表される。
Figure 0005691438
このようにして真の筒内圧力時系列を算出することができる。なお、TDC Offset<0の場合、Angle×2≦TDC Offsetの場合についても演算式は定義できる。実際的には、上死点オフセットは±1度程度であるので、±2度以上は考えなくともよい。
真の筒内圧力時系列を元に、平均有効圧力、着火時期、最大圧力、熱発生率など燃焼状態を表す数量を演算することができる。熱発生率を計算するには筒内圧力の微分値が必要となるが、前述の計算中に微分値が得られているので、利用することができる。真の筒内圧力時系列を用いることで、燃焼状態が正確に推定できるようになるため、気筒ごとの燃焼状態のばらつきに対して燃料噴射量を正しく補正することができるようになり、排気ガス性能や燃焼音性能を好適に維持することに寄与する。
以上説明したように、本発明の筒内圧力波形処理装置1によれば、クランク角度センサ2からの入力信号を逓倍して内部サンプリング信号を生成するようにしたので、クランク角度センサ2の分解能よりも高い分解能でサンプリングができる。よって、安価なクランク角度センサ2が使用でき、しかも、量産用のECU11の処理能力で処理が可能である。一方、ピーク位置(真の上死点)を抽出するに際しては、計測筒内圧力時系列よりも狭い間隔の疑似筒内圧力時系列を生成してこの疑似筒内圧力時系列からピーク位置を抽出するようにしたので、計測筒内圧力時系列のデータをそのまま使うよりも高い精度(分解能)でピーク位置が抽出できる。このピーク位置とクランク角度センサ2が検出する上死点位置との差分を上死点オフセット値TDC Offsetとして算出しておくことにより、その後、燃焼運転時にはクランク角度センサ2が検出する上死点位置と上死点オフセット値TDC Offsetとから真の上死点位置を算出することが可能となる。また、計測筒内圧力時系列と上死点オフセット値TDC Offsetとから真の筒内圧力時系列を算出することが可能となる。これにより、燃焼状態が正確に推定できるようになる。
本実施形態では、計測筒内圧力時系列の隣り合う2つのデータから線形近似により真の筒内圧力時系列を算出したが、2つ以上のデータから2次近似などの高次近似を行ってもよい。
1 筒内圧力波形処理装置
2 クランク角度センサ
3 内部サンプリング信号生成部
4 筒内圧力センサ
5 サンプリング部
6 疑似筒内圧力時系列生成部
7 ピーク抽出部
8 上死点オフセット値算出部
9 上死点算出部
10 筒内圧力算出部

Claims (2)

  1. クランク角度センサから一定のクランク角度間隔で入力される信号を逓倍して内部サンプリング信号を生成する内部サンプリング信号生成部と、
    筒内圧力センサが検出する筒内圧力を内部サンプリング信号ごとにサンプリングして計測筒内圧力時系列を蓄えるサンプリング部と、
    非燃焼運転時における前記計測筒内圧力時系列から前記内部サンプリング信号間隔よりも狭い間隔の疑似筒内圧力時系列を生成する疑似筒内圧力時系列生成部と、
    前記疑似筒内圧力時系列からピーク位置を抽出するピーク抽出部と、
    前記クランク角度センサが検出する上死点位置と前記疑似筒内圧力時系列のピーク位置との差分を上死点オフセット値として算出し、この上死点オフセット値の算出をエンジン回転速度ごとに行うと共に、エンジン回転速度ごとに算出された上死点オフセット値を記憶する上死点オフセット値算出部と、
    燃焼運転時に前記クランク角度センサが検出する上死点位置とエンジン回転速度ごとに記憶された前記上死点オフセット値とからエンジン回転速度ごとの真の上死点位置を算出する上死点算出部とを備えたことを特徴とする筒内圧力波形処理装置。
  2. 前記計測筒内圧力時系列とエンジン回転速度ごとに記憶された前記上死点オフセット値とからエンジン回転速度ごとの真の筒内圧力時系列を算出する筒内圧力算出部を備えたことを特徴とする請求項1記載の筒内圧力波形処理装置。
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