JP5468503B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の実施において前提となる内燃機関の概要であって、いわゆるMPI(Multi Point Injection:多気筒燃料噴射)方式の4気筒内燃機関を示した図である。以下、本発明の実施例として、MPI方式の4気筒内燃機関について説明するが、本発明の実施形態は必ずしもMPI方式の4気筒内燃機関に限定されるものではなく、出力値として周波数(周期)信号を用いた空気流量計を備える全ての内燃機関が含まれる。
熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2から出力される周波数信号L1は、コントロールユニット18内部のLSI42に入力される。ここで、LSI42に内蔵される周波数計測部(タイマ)70は、周波数信号L1の周波数(周期)を検出して情報記憶部71に記憶し、記憶した周波数(周期)をデジタル値Pに変換する。また、時間計測部72では、周波数(周期)を検出したタイミングから演算タイミングまでの経過時間が計測される。その後、空気流量演算部80が有する補正演算部81において、周波数(周期)のデジタル値Pと時間計測部72によって計測された経過時間から、補正周波数(周期)が算出され、変換演算部82において、エアフローセンサ2を通過する空気流量に相当する補正空気流量Qhosに変換される。燃料噴射パルス幅演算部83では、演算した補正空気流量Qhosを別途のクランク角センサ19の入力信号から演算した内燃機関の回転数Nで除算し、シリンダに吸入される空気流量相当とする。そして、コレクタ6(図1参照)における圧力変化によって発生する、エアフローセンサ設置部を通過する空気流量とシリンダに吸入される空気流量の位相差の補正を行い、所定の係数を乗算して、インジェクタ13にて燃料を噴射する時間幅である燃料噴射パルス幅Fpを演算する。なお、補正演算部81と変換演算部82から成る空気流量演算部80と燃料噴射パルス幅演算部83から、燃料噴射量演算部90が構成されている。
Fp=C2・{C1・Qj/N+(1−C1)・Fpz−1}
次に、図9、図10および図12を参照して、本発明の内燃機関の制御装置による、熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2から出力される周波数信号L1を用いた燃料噴射パルス幅Fpの演算方法について説明する。なお、本実施例1では周期を用いて実施する方法について説明するが、周期を周波数に置換して燃料噴射パルス幅を演算する場合についても同様の効果を得ることができる。
Pjhos=(Pd−Pc)/(T5−T4)・(Tj−T5)+Pd
Pjhos−1=(Pb−Pa)/(T3−T2)・(Tj−1−T2)+Pa
Fp=C2・[C1・Qjhos/N+(1−C1)・{C1・Qjhos−1/N+(1−C1)・Fpz−2}]
次に、図9、図10および図13を参照して、本発明の内燃機関の制御装置による、熱式エアフローセンサ(空気流量検出部)2から出力される周波数信号L1を用いた燃料噴射パルス幅Fpの演算方法の別の実施例2について説明する。なお、本実施例2では周期を用いて実施する方法について説明するが、周期を周波数に置換して燃料噴射パルス幅を演算する場合についても同様の効果を得ることができる。
Qjhos=(Qd−Qc)/(T5−T4)・(Tj−T5)+Qd
Qjhos−1=(Qb−Qa)/(T3−T2)・(Tj−1−T2)+Qa
Fp=C2・[C1・Qjhos/N+(1−C1)・{C1・Qjhos−1/N+(1−C1)・Fpz−2}]
2…熱式エアフローセンサ(空気流量計測部)
3…吸気管
4…絞り弁(スロットル)
5…スロットルボディ
6…コレクタ
7…吸気分岐管
8…吸気弁
9…シリンダ
10…燃料タンク
11…燃料ポンプ
12…プレッシャレギュレータ
13…インジェクタ
14…点火プラグ
16…排気管
17…触媒
18…コントロールユニット
19…クランク角センサ
20…空燃比センサ
21…イグニッションスイッチ
22…スタータスイッチ
23…バッテリ
40…電源IC
42…LSI
70…周波数計測部(タイマ)
71…情報記憶部
72…時間計測部
80…空気流量演算部
81…補正演算部
82…変換演算部
83…燃料噴射パルス幅演算部
90…燃料噴射量演算部
L1…エアフローセンサ出力周波数信号
Claims (13)
- 内燃機関の空気流量に応じて連続的に変化する周期または周波数信号を出力する空気流量検出部と、
該空気流量検出部が出力する信号の周期または周波数を計測する周波数計測部と、
該周波数計測部によって計測された前記周期または前記周波数の情報を記憶する情報記憶部と、
前記周波数計測部によって前記周期または前記周波数が計測されたタイミングから、前記周期または前記周波数が計測された最新のタイミングより後の補正空気流量を演算する演算タイミングまでの経過時間を計測する時間計測部と、
少なくとも前記情報記憶部で記憶された前記周期または前記周波数を用いて補正空気流量を演算する空気流量演算部とを備え、
前記空気流量演算部は、補正演算部と変換演算部を有し、
前記補正演算部は、前記情報記憶部で記憶された前記周期または前記周波数と前記時間計測部によって計測された前記経過時間に基づいて、演算タイミングにおける補正周期または補正周波数を算出し、前記変換演算部は、該補正周期または該補正周波数を前記空気流量検出部を通過する補正空気流量に変換することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 演算タイミングにおける前記補正周期または前記補正周波数は、演算タイミングの直前に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数と、さらにその一回以上前に計測された周期または周波数と、それらの周期または周波数が計測されたタイミングと、演算タイミングから算出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングにおける前記補正周期または前記補正周波数は、演算タイミングの直前に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数と、さらにその一回以上前に計測された周期または周波数と、それらの周期または周波数が計測されたタイミングと、演算タイミングから、線形補完によって算出されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングにおける前記補正周波数は、演算タイミングと該演算タイミングの直前に周波数が計測されたタイミングとの時間幅を周期として算出される周波数以下となるように制限されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングより前の前回の演算タイミングにおける補正周期または補正周波数は、その前回の演算タイミングの後に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数を用いて算出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングより前の前回の演算タイミングにおける補正周期または補正周波数は、その前回の演算タイミングの前後に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数の線形補完によって算出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングより前の前回の演算タイミングにおける補正周期または補正周波数は、その前回の演算タイミングの前後に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数と、前回の演算タイミングと、該前回の演算タイミングの前後の前記周期または前記周波数が計測されたタイミングに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 内燃機関の空気流量に応じて連続的に変化する周期または周波数信号を出力する空気流量検出部と、
該空気流量検出部が出力する信号の周期または周波数を計測する周波数計測部と、
該周波数計測部によって計測された前記周期または前記周波数の情報を記憶する情報記憶部と、
前記周波数計測部によって前記周期または前記周波数が計測されたタイミングから、前記周期または前記周波数が計測された最新のタイミングより後の補正空気流量を演算する演算タイミングまでの経過時間を計測する時間計測部と、
少なくとも前記情報記憶部で記憶された前記周期または前記周波数を用いて補正空気流量を演算する空気流量演算部とを備え、
前記空気流量演算部は、補正演算部と変換演算部を有し、
前記変換演算部は、前記情報記憶部で記憶された前記周期または前記周波数を空気流量に変換し、前記補正演算部は、該空気流量と前記時間計測部によって計測された前記経過時間に基づいて、演算タイミングにおける前記空気流量検出部を通過する補正空気流量を算出することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 演算タイミングにおける前記補正空気流量は、演算タイミングの直前に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数から変換された空気流量と、さらにその一回以上前に計測された周期または周波数から変換された空気流量と、それらの周期または周波数が計測されたタイミングと、演算タイミングから算出されることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングにおける前記補正空気流量は、演算タイミングの直前に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数から変換された空気流量と、さらにその一回以上前に計測された周期または周波数から変換された空気流量と、それらの周期または周波数が計測されたタイミングと、演算タイミングから、線形補完によって算出されることを特徴とする請求項9に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングより前の前回の演算タイミングにおける補正空気流量は、その前回の演算タイミングの後に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数から変換された空気流量を用いて算出されることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングより前の前回の演算タイミングにおける補正空気流量は、その前回の演算タイミングの前後に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数から変換された空気流量の線形補完によって算出されることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関の制御装置。
- 演算タイミングより前の前回の演算タイミングにおける補正空気流量は、その前回の演算タイミングの前後に前記周波数計測部によって計測された周期または周波数から変換された空気流量と、前回の演算タイミングと、該前回の演算タイミングの前後の前記周期または前記周波数が計測されたタイミングに基づいて算出されることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関の制御装置。
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