JP5547984B2 - 自動料金収受用車載器 - Google Patents

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Description

本発明は、速度計と連動して、ETC(登録商標)(Electoronic Toll Collection:自動料金収受用)車載器からの通知を変更する方法に関する。
近年、高速道路や有料道路での通行料金の支払いには、料金所をノンストップで通過して渋滞を回避できるETCシステムを採用した料金所であるETC料金所が広く普及してきているが、このようなETC料金所を通過するためには、ETC車載器とETC専用のICカードであるETCカードが必要である。
そのETCカードには、支払いした料金の履歴が記録でき、ETCカードをETC車載器に取り付けていれば、支払いした料金の履歴を確認できる。
また、道路標識の中には、料金所までの目安となる距離を通知したり、ETC料金所へETC車載器を搭載した車両を導くための走行車線が分かるようなものがあり、その車線を走行し、ETC料金所との通信エラーなどによる開閉バーが開かないときのために、時速20km以下の安全な速度でETC料金所を通過することが決められている。
特許文献1には、ユーザが予め設定したタイミングで利用履歴情報を通知する方法が記載されている。
特許文献2には、ETC情報の通信エリア内の受信電界強度から通信を開始する地点を設定する方法が記載されている。
特開2007−264943号公報 特開2001−283269号公報
しかし、上述した従来例には、次のような問題があった。
特許文献1は予め決められたタイミングで通知されるため、走行中に聞き直したり、履歴を確認する場合には、ETC車載器を操作する必要があるため、わき見運転をすることになる。
また、特許文献2はETCシステムと良好に通信できるような受信電界強度を維持しながら料金情報などの情報を通信する方法であったために、料金所までの距離を通知するものではなかった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、車両に搭載されている速度計から速度情報とETC車載器を連動させて、走行中に履歴の確認を出来なくし、また、料金所を安全に通過できる速度まで減速したことを通知することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、速度計から速度情報をETC車載器に通知し、その速度情報をETC車載器の車両速度判断部において予め設定した時速以下の場合と停車中だけ料金履歴を通知する。
また、本発明は、前記ETC車載器の距離入力部と速度計からの速度情報からETC料金所までの距離を計算して、ETC車載器の表示装置または音響装置を使用してETC料金所を安全に通過できる速度まで減速したことを乗員に通知する。
さらに、本発明は、カーナビゲーションシステムの位置情報をもとにETC料金所までにETC車載器の表示装置または音響装置、またカーナビゲーションシステムの表示装置または音響装置を使用してETC料金所を安全に通過できる速度まで減速したことを乗員に通知する。
上記のように構成された本発明の方法によれば、走行速度が一定値以下の場合のみにETCカードの履歴を許可することが可能になるため、高速走行時の不用意なハンドル操作を抑制することができ、また、ETC料金所の通信を開始するまでに車両の速度がETC料金所を安全に通過できる速度まで減速したことを乗員が知ることができる。
本発明の実施形態におけるETCシステムの構成を示す図である。 料金所の距離を入力してから減速したことを通知するフローチャート図である。 料金所の距離を入力してから減速したことを通知するフローチャート図である。 ETCシステムを簡易に説明した図である。 通過ゲートが開いた図である。 通過ゲートが閉まっている図である。
本発明の好適な実施例について、図を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の構成は、ETC車載器10、ETC車載器の状態や表示を行う表示装置102、情報を音で伝えるためのスピーカ104、ETCカード106、ETC料金所までの距離を入力する距離入力部108、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)122、速度判断部124、メモリ126、履歴確認ボタン128などを備えており、また、カーナビゲーションシステム20、カーナビゲーションシステムと一体の構造となっている表示装置202と音響装置204と接続でき、さらに車両の速度を通知する速度計30と接続できるようになっている。
なお、本実施例ではETC車載器10と、表示装置102、スピーカ104、距離入力部108を分離して表示しているが、ETC車載器10にその全部又は一部が内蔵されている構造もあるし、カーナビゲーションシステムにおいては表示装置202や音響装置204が一体にはならない構造のものもありうる。また、スピーカ104を持たないETC車載器10もありえるし、表示装置102は文字を表示できるLCD(Liquid Crystal Display)や点灯で状態を通知する発光ダイオードで表示することもある。さらに、カーナビゲーションシステムと連動できるETC車載器においては、カーナビゲーションシステム内の設定によって通知する方法を指定できる。
なお、カーナビゲーションシステム20と連動するETC車載器10においては、速度計30との接続はカーナビゲーションシステム20だけに接続しても良いし、ETC車載器10だけに接続する場合においては、ETC車載器10から速度情報をカーナビゲーションシステム20に通知する機能を別に持つこともできる。
なお、距離入力部108は他の機能のボタンと切り換えて使うこともできる。
(実施例1)
速度計30から速度情報がETC車載器10に入力されると速度情報は、図示していないアナログ−デジタル(AD)部でAD変換されてメモリ126へ格納される。
履歴確認ボタン128が押されると、メモリ126に格納された速度情報と予めメモリ126に設定されている設定速度を速度判断部124で比較し、比較した結果が時速20km以下もしくは停車中と判断された場合だけ、表示装置102もしくはスピーカ104でETCカード106の履歴情報を乗員に通知する。
なお、ETC車載器10の設定で表示装置102とスピーカ104のどちらか一方または両方で通知できる。また、カーナビゲーションシステム20と連動するETC車載器10においては、カーナビゲーションシステム20に設定した通知方法が適用され、その適用された通知方法でETCカード106の履歴情報が乗員へ通知される。また、ここでは時速20km以下を設定速度としているが、この時速に限定されるものではない。
(実施例2)
図2および図3に距離入力から減速したことを通知するまでのフローを示す。
料金所までの距離を道路標識で確認する(S201)。距離入力部108が押されたことを確認(S202)し、押されていなければS201へ戻る。距離入力部108が押されていたら、押した回数を確認する(S203)。
距離入力部108が1回よりも多く押されていたら、距離入力部108を押した回数を確認(S221)し、2回よりも多ければ処理を終了する。距離入力部108が2回押されていたら、表示装置102を1秒間に1回、赤色で点滅させる(S222)。
料金所までの距離が1.5km以下であるか確認(S323)し、1.5kmよりも離れていたら、S323に戻る。料金所までの距離が1.5km以下になったら表示装置102を1秒間に2回、赤色で点滅させる(S324)。料金所までの距離が1km以下であるか確認(S325)し、1kmよりも離れていたらS325に戻る。
距離入力部108が1回押された(S203でYes)ときと、料金所までの距離が1km以下の場合は、表示装置102を1秒間に4回、赤色で点滅させる(S211)。料金所までの距離が500m以下であるか確認(S212)し、500mよりも離れていればS212へ戻る。
料金所までの距離が500m以内であれば、表示装置102を1秒間に8回、赤色で点滅させる(S313)。速度が時速20km以下か確認(S314)し、速度が時速20kmよりも早ければS313へ戻る。
速度が時速20km以下なら表示装置を緑色に変更し、1秒に1回点滅させる(S315)。料金所を通過したか確認(S316)し、通過していなければS313へ戻る。料金所を通過したら、表示装置を消灯する(S317)。
なお、距離入力部108の押す回数を2kmで2回、1kmで1回としたが、距離や押す回数、押し続ける秒数は任意に変更できる。また、表示装置102の色や点灯もしくは点滅の間隔は、この限りではない。
なお、一般的なETC車載器は高周波部、デジタル信号処理部、ETCカード、アンテナ、音量調整ボタン、履歴確認ボタン、スピーカなどの音響装置や表示装置などで構成されているが、距離入力部の設定はデジタル信号処理部にあるメモリなどの記憶回路に予め格納してある。さらに、距離入力部のほかに確定するためのボタンや、誤って押した場合にキャンセルするためのボタンを別に設けても良いし、組み合わせて機能を持たせても良い。また、速度が20km以下になったあとに、再び速度が20kmを越えたときは、表示装置を赤色に変更して点滅するとしたが、この限りではなく、速度が20kmを越えてから一定の時間おいてから表示装置を赤色に変更したり、速度がヒステリシスのように別に設定した速度を超えるまでは表示装置の変更をしないなどとしても良い。
なお、料金所までの距離を誤って入力した場合に、処理を終了するとしたが、この方法に限定するものではない。
(実施例3)
図4にカーナビゲーションシステムとの料金所までのシーケンス図について説明する。
本シーケンス図は、ETC車載器10とカーナビゲーションシステム20が接続して情報のやり取りができる場合に限定される。
カーナビゲーション20に予めETC車載器に通知する距離が設定してある場合にのみ、カーナビゲーション20はETC車載器10に料金所までの距離を通知する。
ここでは、カーナビゲーションシステム20に料金所までの距離が2km、また通知間隔が500mになったときにETC車載器に通知する設定について説明する。
料金所までの距離が2kmになると、カーナビゲーションシステム20はETC車載器10に通知すると、ETC車載器10のCPUは速度判断部124とカーナビゲーションシステム20で料金所までの距離を確認しながら、500mごとにETC車載器10の表示装置102またはスピーカ104とカーナビゲーションシステム20の表示装置202とスピーカ204で通知する。
料金所までの距離が500m以内になり、かつ、速度が20km以下になったら、緑色の点灯とし、速度が20km以上であれば、表示装置102もしくは表示装置202を1秒間に8回赤色で点滅させる。
図4にETCシステムを簡易に説明する。ETC車載器を搭載した車両401と、料金所の路側器402、開閉棒403と通信エリア404である。車両401が通信可能エリア404に進入すると、車両に搭載されているETC車載器が路側装置402と通信を開始する。ETC車載器と路側装置402の通信が正常に終了すると、開閉棒403が図5のように通行ができるように開閉するため、通行が可能となる。また、通信異常の場合は、開閉棒403が図6のように開閉しないため、通行が不可能となる。なお、開閉棒が開くまでは安全に停止できる速度である時速20km以下で通行する。
なお、前記料金所は、ETC対応の料金所であることは言うまでもない。
10 ETC車載器
102 表示装置
104 スピーカ
106 ETCカード
108 距離通知ボタン
122 CPU
124 速度判断部
126 メモリ
128 履歴確認ボタン
20 カーナビゲーションシステム
202 表示装置
204 音響装置
30 速度計
401 車両
402 料金所の路側装置
403 開閉棒
404 通信可能エリア

Claims (3)

  1. 有料道路の料金を収受する自動料金収受用車載器において、
    車両に搭載されている速度計と、
    前記速度計から車両の速度情報と予め設定した車両の速度を比較して判断する速度判断部と、
    前記自動料金収受用車載器の状態を表示する表示部と、
    料金情報や前記自動料金収受用車載器の状態を音で通知する音響部と、
    利用者を特定して料金情報などが格納されているICカードと、
    を備え、
    前記速度判断部が車両の速度が予め通知を設定した速度以下になったときに前記ICカードにある料金履歴を前記表示部または前記音響部のどちらか一方または両方を使って料金履歴を通知することを特徴とする自動料金収受用車載器。
  2. 請求項1に記載の自動料金収受用車載器において、
    有料道路上の料金所までの距離の看板から前記料金所までの距離を入力する距離入力部と、
    を備え、
    有料道路で料金を支払う料金所で料金情報のやり取りを行うまでに現在の速度が安全に停止できる速度であることを前記表示部と前記音響部のどちらか一方または両方を使って通知することを特徴とする自動料金収受用車載器。
  3. 請求項1に記載の自動料金収受用車載器において、
    自車位置の位置情報を特定できる車載受信器と、を備え、
    前記車載器の位置情報から料金所までの距離を計算して前記料金所までに現在の速度が安全に停止できる速度であることを前記音響部から音で通知する
    ことを特徴とする自動料金収受用車載器。
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