JP5482460B2 - 料金収受用車載器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を用いて料金収受を行う料金収受用車載器に関するものである。
従来、料金収受用車載器の一例として特許文献1に記載されるものがあった。
この車載器は、第1の無線通信部、第2の無線通信部、第1の記憶部、第2の記憶部、制御手段としての制御部、車両インターフェース、電源部などを備える。第1の記憶部は、不揮発性記憶素子からなり、車載器を使用する車両の車種情報、ICカードの識別情報、通行料金の決済に必要な料金決済情報、料金収受に関する料金収受情報などが記憶される。これらの識別情報、料金決済情報、料金収受情報は、1枚のICカードに関する情報だけでなく、複数枚のICカードに関して記憶可能となっている。
そして、車載器を実際に使用する場合、車両を運転するに際して、車載器に電源を投入し、複数枚のICカードのうち、使用する1枚のICカードを車載器に近づける。すると、車載器の第2の無線通信部が出力する高周波の電磁界によってICカードが動作を開始し、応答信号を出力する。これにより、車載器とICカードの通信リンクが確立され、車載器の制御部は、ICカードの存在を検知する。また、車載器の制御部は、ICカードの存在を検知すると、ICカードから識別情報を受信する。
車載器の制御部は、ICカードから送信された識別情報を受信すると第1の記憶部に記憶されている複数の識別情報を検索し、ICカードから送信されてきた識別情報と一致する識別情報があるか否かを判断する。そして、第1の記憶部にICカードから送信されてきた識別情報と一致する識別情報があった場合、車載器の制御部は、有料道路を利用したとき、路上装置から受信した料金収受情報をそのICカードの識別情報と関連つけて第1の記憶部に記憶する。また、車載器の制御部は、ICカードの識別情報が第1の記憶部に記憶されている識別情報と同じであった場合に限り、そのICカードにその識別情報と関連つけて記憶されている料金収受情報を書き込む。
このようにすることによって、車載器にICカードを挿入したままにしておかなくても料金の決済ができる。また、複数枚のICカードを決済用に使用でき、決済に使用したICカードだけにその料金収受情報を書き込むことでセキュリティ性を高めることができる。
特開2007−108930号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている料金収受用車載器では、識別情報、料金決済情報が記憶されていないICカードでの決済ができない。また、決済に使用する全てのICカードにおける識別情報、料金決済情報を車載器に記憶しておくと、車載器が盗難された場合、車載器に対してICカードを挿抜するタイプのものに比べてユーザーの損害が大きくなる可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、盗難時におけるユーザーの損害を小さくしつつ、複数のICカードで料金の決済が可能な料金収受用車載器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の料金収受用車載器は、
車両に設けられ、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報に
よる料金収受処理を自動的に行う自動料金収受システムに使用されるものであって、
路上装置との無線通信を行なう通信手段と、
ICカードにおける料金の決済に用いるカード情報が記憶された記憶手段と、
このICカードとは異なる任意のICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み
取る読取手段と、
通信手段にて路上装置に対してカード情報を送信することで料金の決済処理を行なうも
のであり、読取手段にてカード情報が読み取られなかった場合は、路上装置に送信するカ
ード情報として記憶手段に記憶されたカード情報を用い、読取手段にてカード情報が読み
取られた場合は、路上装置に送信するカード情報を読取手段にて読み取られたカード情報
に切り替える決済処理手段と、
記憶手段に記憶されたカード情報を用いるか否かを判断する第1判断手段と、を備え
読取手段は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード、又は、クレジット機能対応のICカードからカード情報を読み取り可能であり、
記憶手段には、有料道路における通行料金の決済に用いられるカード情報が記憶され、
決済処理手段は、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合であっても、第1判断手段にて記憶手段に記憶されたカード情報を使用すると判断された場合は、路上装置に送信するカード情報を読取手段にて読み取られたカード情報に切り替えずに、路上装置に送信するカード情報として記憶手段に記憶されたカード情報を用いることを特徴とするものである。
このように、カード情報が記憶された記憶手段と、カード情報を読み取る読取手段とを備え、カード情報が読み取られなかった場合は記憶手段に記憶されたカード情報を用い、カード情報が読み取られた場合は読取手段にて読み取られたカード情報に切り替えることによって、カードレスでの料金の決済と、記憶手段に記憶されてない不特定多数(任意)のカード情報(ICカード)での料金の決済を両立することができる。また、このようにすることによって、決済に使用する全てのICカードのカード情報を記憶しておく必要がない。よって、決済に使用する全てのICカードのカード情報を記憶しておく場合よりも、車載器が盗難された場合におけるユーザーの損害を小さくすることができる。
また、このように、有料道路における通行料金の収受処理のみに用いられるカード情報を記憶しておくことによって、車載器が盗難された場合、クレジット機能対応のICカードにおけるカード情報を記憶しておく場合よりも、ユーザーの損害を小さくすることができる。
また、このように、読取手段にてカード情報が読み取られた場合は、路上装置に送信するカード情報を読取手段にて読み取られたカード情報に切り替えるようにすると、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、有料道路における通行料金の決済が行えない可能性がある。
そこで、請求項に示すように、記憶手段に記憶されたカード情報を用いるか否かを判断する第1判断手段を備え、決済処理手段は、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合であっても、第1判断手段にて記憶手段に記憶されたカード情報を使用すると判断された場合は、路上装置に送信するカード情報を読取手段にて読み取られたカード情報に切り替えずに、路上装置に送信するカード情報として記憶手段に記憶されたカード情報を用いるようにする
このようにすることによって、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合であっても、有料道路における通行料金の決済を行うことができる。
また、第1判断手段としては、請求項に示すように、有料道路の入口に進入するか否かを判定し、進入すると判定した場合は記憶手段に記憶されたカード情報を用いると判断し、進入しないと判定した場合は記憶手段に記憶されたカード情報を用いないと判断するようにしてもよい。なお、有料道路の入口に進入するか否かは、有料道路の入口に設けられた路上装置との通信、有料道路の入口を知らせるお知らせ情報の受信、車両の位置情報と道路情報などによって判定することができる。
また、請求項に示すように、車両のユーザーによって操作され、記憶手段に記憶されたカード情報を用いることを示す操作信号を出力する第1操作手段を備え、第1判断手段は、第1操作手段から操作信号が出力されたか否かを判定し、操作信号が出力されたと判定した場合は記憶手段に記憶されたカード情報を用いると判断し、操作信号が出力されてないと判定した場合は記憶手段に記憶されたカード情報を用いないと判断するようにしてもよい。つまり、記憶されたカード情報を用いる意思が車両のユーザーにあるか否かによって、記憶手段に記憶されたカード情報を用いるか否かを判断するようにしてもよい。
ところで、クレジット機能対応のICカード(カード情報)での料金の決済は様々なタイミング(用途、場所、時間)で行われる。しかしながら、全てのタイミングでユーザーがICカードによる決済を行なうとは限らない。つまり、料金を現金で支払う場合もある。よって、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合は、ユーザーが希望しないタイミングでICカードによる決済が行なわれる可能性がある。
そこで、請求項に示すように、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードに切り替えることをユーザーが希望するか否かを判断する第2判断手段を備え、決済処理手段は、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、第2判断手段にて切り替えを希望すると判断されたことを条件として、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードに切り替え、第2判断手段にて切り替えを希望しないと判断されると、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードに切り替えることを中止するようにしてもよい。
このようにすることによって、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合であっても、全てのタイミングでICカードによる決済を行なう必要がなく、ユーザーが希望するタイミングのみでICカードでの決済を行うようにすることができる。また、上記目的を達成するために請求項5に記載の料金収受用車載器は、車両に設けられ、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報による料金収受処理を自動的に行う料金収受用車載器であって、路上装置との無線通信を行なう通信手段と、ICカードにおける料金の決済に用いるカード情報が記憶された記憶手段と、ICカードとは異なる任意のICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み取る読取手段と、通信手段にて路上装置に対してカード情報を送信することで料金の決済処理を行なうものであり、読取手段にてカード情報が読み取られなかった場合は、路上装置に送信するカード情報として記憶手段に記憶されたカード情報を用い、読取手段にてカード情報が読み取られた場合は、路上装置に送信するカード情報を読取手段にて読み取られたカード情報に切り替える決済処理手段と、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることをユーザーが希望するか否かを判断する第2判断手段と、を備え、読取手段は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード、又は、クレジット機能対応のICカードからカード情報を読み取り可能であり、記憶手段には、有料道路における通行料金の決済に用いられるカード情報が記憶され、決済処理手段は、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、第2判断手段にて切り替えを希望すると判断されたことを条件として、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替え、第2判断手段にて切り替えを希望しないと判断されると、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることを中止することを特徴とすこのように、カード情報が記憶された記憶手段と、カード情報を読み取る読取手段とを備え、カード情報が読み取られなかった場合は記憶手段に記憶されたカード情報を用い、カード情報が読み取られた場合は読取手段にて読み取られたカード情報に切り替えることによって、カードレスでの料金の決済と、記憶手段に記憶されてない不特定多数(任意)のカード情報(ICカード)での料金の決済を両立することができる。また、このようにすることによって、決済に使用する全てのICカードのカード情報を記憶しておく必要がない。よって、決済に使用する全てのICカードのカード情報を記憶しておく場合よりも、車載器が盗難された場合におけるユーザーの損害を小さくすることができる。また、このように、有料道路における通行料金の収受処理のみに用いられるカード情報を記憶しておくことによって、車載器が盗難された場合、クレジット機能対応のICカードにおけるカード情報を記憶しておく場合よりも、ユーザーの損害を小さくすることができる。更に、このようにすることによって、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合であっても、全てのタイミングでICカードによる決済を行なう必要がなく、ユーザーが希望するタイミングのみでICカードでの決済を行うようにすることができる。
また、請求項に示すように、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードに切り替えることを示す操作信号を出力する第2操作手段を備え、第2判断手段は、第2操作手段から操作信号が出力されると、ユーザーが切り替えを希望すると判断し、第2操作手段から操作信号が出力されないと、ユーザーが切り替えを希望しないと判断するようにしてもよい。つまり、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替える意思が車両のユーザーにあるか否かによって判断するようにしてもよい。
また、請求項に示すように、読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報による料金収受処理のための無線通信を開始したときに、路上装置に送信するカード情報をクレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることを希望するか否かをユーザーに問い合わせる問い合わせ手段を備えるようにしてもよい。
なお、車両のユーザーは、有料道路のパーキングエリアやサービスエリアにおいて、ICカードを持ち歩いて、このICカードで買い物をしたりすることもある。このような場合、車両が有料道路に進入する際に路上装置に送信したカード情報と、車両が有料道路から退出する際に路上装置に送信するカード情報とが異なることが起こりうる。このように、車両が有料道路に進入する際に路上装置に送信したカード情報と、車両が有料道路から退出する際に路上装置に送信するカード情報とが異なると通行料金の収受ができなくなってしまう。
そこで、上記目的を達成するために請求項8に記載の料金収受用車載器は、
車両に設けられ、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報による料金収受処理を自動的に行う料金収受用車載器であって、
路上装置との無線通信を行なう通信手段と、
ICカードにおける料金の決済に用いるカード情報が記憶された記憶手段と、
ICカードとは異なる任意のICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み取る読取手段と、
通信手段にて路上装置に対してカード情報を送信することで料金の決済処理を行なうものであり、読取手段にてカード情報が読み取られなかった場合は、路上装置に送信するカード情報として記憶手段に記憶されたカード情報を用い、読取手段にてカード情報が読み取られた場合は、路上装置に送信するカード情報を読取手段にて読み取られたカード情報に切り替える決済処理手段と、を備え、
読取手段は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード、又は、クレジット機能対応のICカードからカード情報を読み取り可能であり、
記憶手段には、有料道路における通行料金の決済に用いられるカード情報が記憶され、
決済処理手段は、車両が有料道路にあるときは、路上装置に送信するカード情報を記憶手段に記憶されたカード情報から読取手段にて読み取られたカード情報へ、及び、読取手段にて読み取られたカード情報から記憶手段に記憶されたカード情報へ切り替えることを禁止することを特徴とする。
また、請求項に示すように、ICカードの挿入口を有さない本体部と、この本体部とは別体に設けられICカードの挿入口を有するICカードインターフェース部とを含むものであり、
本体部は、通信手段、記憶手段、決済処理手段、及びICカードインターフェース部との通信を行なう本体側通信部とを備え、
ICカードインターフェース部は、読取手段、及び本体部との通信を行なうインターフェース側通信部を備え、
読取手段は、挿入口に挿入されたICカードからカード情報を読み取るようにしてもよい。
このようにすることによって、本体部の小型化や外形形状の柔軟性をもたせることができるため、レイアウトの自由度(換言すると、搭載制約条件の柔軟性)を向上することができるとともに、ICカードを利用するときのみICカードインターフェース部を用いて、本体部の記憶手段に記憶されたカード情報とは別のカード情報(ICカード)による決済を可能とすることができる。例えば、レンタカーやタクシーを利用する場合、又は友人の車に同乗する場合などに、ICカードインターフェース部を用いることにより、自分のICカード(記憶手段にカード情報が記憶されてないICカード)を用いて決済を行うことが可能となる。
さらに、常時ICカードを挿入しておく必要がなく、ICカードコネクタ部品を削減でき、それに伴ってICカード接点信頼性を向上することができるとともに、ICカード通信に伴うEMC(Electro-Magnetic Compatibility)性能を向上することができる。
本発明の実施の形態における料金収受用車載器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における料金収受用車載器の処理動作を示すフローチャートである。 変形例における料金収受用車載器の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1に示すように、料金収受用車載器は、車両に設けられるものであり、本体部10とICカードインターフェース部20(以下の説明、及び図面においては、ICカードI/F部とも称する)を備える。この車載器は、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報による料金収受処理を自動的に行う自動料金収受システムに使用される。
この自動料金収受システムとしては、例えば、有料道路の料金所を車両が通過する際に、車両に設けられた車載器と料金所に設置された路上装置(料金所側機器)との間で無線通信(例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)による無線通信)により料金の収受を行うETC(Electronic Toll Collection)システムがある。このETCシステムにおいては、ICカードとして、有料道路における通行料金の決済のみに用いられるカード情報が記憶されたETCカード41が用いられる。つまり、有料道路における通行料金の決済のみに用いられるカード情報が車載器から路上装置に送信される。なお、ETCは登録商標である。
また、その他には、クレジット決済をする際に、車両に設けられた車載器と路上装置との間で無線通信(例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)による無線通信)により料金の収受を行うシステムがある。例えば、ファーストフード店などの店舗のドライブスルーにおいて、車両に設けられた車載器と店舗に設置された路上装置との間で無線通信(例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)による無線通信)により商品の料金の収受を行うシステムや、駐車場において、車両に設けられた車載器と駐車場に設置された路上装置との間で無線通信(例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)による無線通信)により駐車料金の収受を行うシステムなどがある。これらのシステムにおいては、ICカードとして、クレジット機能対応のICカード(例えば、EMV(EMV規格(Europay, MasterCard, VISAの仕様規格))42に準じた料金の支払いを行うために用いられるEMVカード)が用いられる。つまり、クレジット機能対応のICカード42(以下、クレジットカード42、クレジット(EMV)カード42とも称する)に記憶されたクレジット決済に必要なカード情報が車載器から路上装置に送信される。
なお、上述のETCカード41やクレジットカード42などのICカードは、情報を記憶・読み出し可能な不揮発メモリで構成される記憶部、車載器のICカードI/F部20を介してデータのやり取りを行ったり記憶部を制御したりする制御部などを備えている。また、カード情報は、車載器を使用する車両の車種情報、ICカードの識別情報、料金の決済に必要な料金決済情報などを含むものである。
ここで、図1に戻って、車載器について説明する。図1に示すように、車載器の本体部10は、車両に搭載されるものであり、無線部11、制御部12、記憶部13、電源回路14などを備える。
無線部11は、本発明における通信手段に相当する機能を有しており、周知の通信回路及びアンテナによって構成されている。そして、例えば、有料道路の料金所、店舗、駐車場などに設置された路上装置60との間で実行される自動料金収受処理のための無線通信(例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)による無線通信)に用いられる。
制御部12は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどを内部に備えた周知のコンピュータとして構成されている。この制御部12は、無線部11にて受信した受信信号を信号処理によって受信データに変換したり、送信データを信号処理によって送信信号へ変換したりするものである。また、制御部12は、本発明における決済処理手段に相当する機能を有しており、送受信データやRAMから読み出したデータ等を基にして演算処理を行い、車載器(本体部10)のセットアップ処理や、無線部11にて路上装置200に対してカード情報を送信するなどの料金の決済処理等を実行する。
記憶部13は、本発明における記憶手段に相当する機能を有しており、少なくとも一枚のICカードにおける料金の決済に用いるカード情報や料金収受情報が記憶されている。本実施の形態においては、記憶部13(記憶手段)には、有料道路における通行料金の決済のみに用いられるカード情報が記憶される例を採用する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。なお、記憶部13に記憶されているカード情報を本体情報とも称する。また、記憶部13には、複数のICカードのカード情報を記憶することも可能である。しかしながら、車載機が盗難された際の損害を考慮すると、記憶部13には、1枚のICカードのカード情報のみを記憶すると好ましい。
このように、記憶部13には、有料道路における通行料金の収受処理のみに用いられるカード情報を記憶しておくことによって、車載機が盗難された場合、クレジット機能対応のICカードにおけるカード情報を記憶しておく場合よりも、ユーザーの損害を小さくすることができる。
電源回路14は、車載バッテリー30から供給された電源を本体部10の各部へ供給する。また、本体側通信部15は、本体部10と別体に設けられたICカードI/F部20との通信(有線、又は無線)を行なうものである。
この本体部10は、例えば合成樹脂等をモールド形成した筐体に、上述した各構成、すなわち無線部11、制御部12、記憶部13、電源回路14、本体側通信部15を密閉状態で内蔵している。従って、本体部10には、ICカードの挿入口(カードスロット)は設けられていない。なお、本体部10とICカードI/F部20とを有線にて通信接続する場合は、本体側通信部15におけるICカードI/F部20との通信ケーブルが取り付けられるコネクタ部のみは外部に露出可能とする。ただし、この場合であっても、コネクタ部に通信ケーブルを取り付けていないときに、コネクタ部を保護するカバーを設けると好ましい。
また、車載器のICカードI/F部20は、ICカードの挿入口、挿入口に挿入された任意のICカード(ETCカード41、クレジット(EMV)カード42、セットアップカード50)の電極と接触する端子などを備え、ICカードを挿抜可能に構成されている。
また、ICカードI/F部20は、本発明における読取手段に相当する機能を有し、挿入口に挿入されたICカードの電極に端子が接触した状態で、ICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み取ったり、ICカードに料金収受情報を書き込んだりする。つまり、ICカードI/F部20は、いわゆるカードリーダライタ機能を有している。
さらに、ICカードI/F部20は、本体部10との通信(有線、又は無線)を行なうインターフェース側通信部21(以下、I/F側通信部とも称する)を備える。なお、本体部10は、ICカードI/F部20からI/F側通信部21及び本体側通信部15を介してカード情報を取得する。また、本体部10は、ICカードI/F部20からの信号の有無などによって、ICカードI/F部20が通信接続されているか、又は、ICカードI/F部20の挿入口にICカードが挿入されているかを検出することができる。このように、本実施の形態においては、ICカードI/F部20は、本体部10とは別体に設けられており、本体部10と通信可能であるため、常に車両(例えば、車室内)に搭載しておく必要はない。
なお、本実施の形態においては、ICカードI/F部20(読取手段)は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード(ETCカード41)、又は、クレジット機能対応のICカード(クレジット(EMV)カード42)からカード情報を読み取り可能である例を採用する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。なお、ETCカード41から読み取ったカード情報をETCカード情報、クレジットカード42から読み取ったカード情報をクレジットカード情報とも称する。
上述のように、本体部10は、各構成を密閉状態で内蔵しており、従来のETC車載器のようなICカードの挿入口を有さないため、二輪車に搭載する場合など、本体部10が直接外部環境に晒される状態で使用されても、挿入口から本体部10への雨・水、塵・埃等の侵入を防止できる。また、従来のETC車載器のようにICカードを挿入口へ挿入する場合には、両者の間で電気的接点が存在するため、振動の影響によって電気的接点の接触不良が発生する可能性があったが、本実施の形態における本体部10の場合には、そのような電気的接点が存在しないため対振動性の面でも有利である。
また、本体部10の小型化や外形形状の柔軟性をもたせることができるため、レイアウトの自由度(換言すると、搭載制約条件の柔軟性)を向上することができるとともに、ICカードを利用するときのみICカードI/F部20を用いて、本体部10の記憶部13に記憶されたカード情報とは別のカード情報(ICカード)による決済を可能とすることができる。例えば、レンタカーやタクシーを利用する場合、又は友人の車に同乗する場合などに、ICカードI/F部20を用いることにより、自分のICカード(記憶手段にカード情報が記憶されてないICカード)を用いて決済を行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態における車載器は、常時ICカードを挿入しておく必要がなく、ICカードコネクタ部品を削減でき、それに伴ってICカード接点信頼性を向上することができるとともに、ICカード通信に伴うEMC(Electro-Magnetic Compatibility)性能を向上することができる。
なお、本体部10については、上述した各構成11〜15以外にも、例えばスイッチ類や表示部のように、ユーザーの操作を受け付けたりユーザーに対する報知を行ったりするHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)を備えていても良い。このHMIは、例えば、車両のユーザーによって操作され、記憶部13に記憶されたカード情報を用いることを示す操作信号を出力(第1操作手段)したり、路上装置60に送信するカード情報をクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替えることを示す操作信号を出力(第2操作手段)したりする。
なお、ETCカード41は、ユーザーが、例えばクレジットカード会社90にカード発行を申し入れ(ETCカード申し込み)、クレジットカード会社90では与信審査などを行い、問題なければ料金決済情報書込装置91を用いて料金決済情報、ETCカード41(ICカード)の識別情報などをETCカード41に書き込み、利用できるようにした後、ユーザーへ送付する(カード発行)。
また、ユーザーは、車載器を購入した後、カーディーラーやカー用品店などが兼任している車載器セットアップ店70に持ち込み、そのセットアップ店70に設置されたセットアップ情報書込装置71を用いて車載器へ車両情報、料金決済情報、識別情報を書き込む。具体的には、次のような手順で行う。
まず、例えば、所定の書類に車両情報を含む必要事項を記入し、セットアップ店70の通信端末(例えばパソコン)から情報発行センター80へ送信する。情報発行センター80では、セットアップ店70の通信端末から送信された車両情報、料金決済情報、識別情報を、情報暗号化装置81を用いて暗号化してセットアップ情報を生成し、それをセットアップ店70の通信端末へ送信する。セットアップ店70の通信端末が受信したセットアップ情報は、セットアップ情報書込装置71を用いてICカードに書き込む。この書き込まれたものがいわゆるセットアップカード50と呼ばれているものである。そして、このセットアップカード50を車載器のICカードI/F部20の挿入口へ挿入し、ICカードI/F部20(I/F側通信部21)と本体部10(本体側通信部15)との通信によって、セットアップカードから読み出した車両情報、料金決済情報、識別情報などを本体部10の記憶部13に書き込んでセットアップ処理が終了する。これでETCカード41のカード情報を用いてETCシステムが利用できる状態となる。
なお、この車載器を実際に使用する場合には、制御部12は、記憶部13に記憶されたカード情報、又はICカードI/F部20の挿入口に挿入されたETCカード41やクレジットカード42から読み出したカード情報を路上装置200側に送信したり、路上装置200から送信された情報(料金収受情報など)を記憶部13や、ICカードI/F部20の挿入口に挿入されたETCカード41やクレジットカード42に書き込んだりする。
一方、車載器との無線通信によって料金の収受処理を行う路上装置60は、例えば、有料道路の料金所などに設置されたETCシステム用の料金決済(ETC決済)用の路上装置60、駐車場の出口や店舗のドライブスルーエリアなどに設置されたクレジット決済用の路上装置60などであり、周知の通信回路及びアンテナによって構成される。具体的には、路上装置60は、車載器との間で無線通信を実行する無線部と、路上装置60の各部を制御する制御部などを備えている。なお、駐車場の出口や店舗のドライブスルーエリアなどに設置されたクレジット決済用の路上装置60は、駐車料金や商品の料金をクレジットカード42によって決済するための路上装置60である。
また、車載器との無線通信によって料金の収受処理以外の処理を行う路上装置60として、ETC決済用の路上装置60よりも進行方向手前に設置された予告用の路上装置、カード挿入確認用の路上装置などがある。この予告用の路上装置60やカード挿入確認用の路上装置60は、それぞれ、ETCシステムにおける「予告アンテナ」、「お知らせアンテナ」などと呼ばれている。予告用の路上装置60はETC車線の利用可否を案内するものであり、カード挿入確認用の路上装置60は、ETCカード41の挿入忘れに対する注意喚起をするためのものである。
このような車載器と路上装置60とによって、例えばETC決済処理を実行する際には、車載器(本体部10)は、記憶部13に記憶されたカード情報、又はICカードI/F部20に挿入されたETCカード41から読み出したカード情報を車両が料金所ゲートを通過する際に路上装置60へ送信する。また、車載器(本体部10)は、路上装置60からゲート通過時刻、料金所ゲートを特定するためのゲート番号等の料金所情報、普通車か大型車かなどの車種を示す車両情報などを含む料金収受情報を受信して、この料金収受情報を記憶部13、又はICカードI/F部20に挿入されたETCカード41に記憶する。
また、車載器(本体部10)は、駐車場の出口やドライブスルーエリアなどに設置されたクレジット決済用の路上装置60と無線通信した場合には、クレジット決済用の路上装置60からの指示に従い、ICカードI/F部20に挿入されたクレジットカード42からクレジット決済に必要なカード情報を取得する。そして、読み出したカード情報を無線通信によってクレジット決済用の路上装置60に送信し、クレジット決済処理を行う。
なお、本体部10は、この予告用の路上装置60と無線通信した場合には、その予告用の路上装置60から入手した情報に基づき、HMI(表示部や音声出力部、スピーカ(共に図示省略))を介してETC車線の利用可否を車両のユーザーへ案内する。また、カード挿入確認用の路上装置60と無線通信した場合には、記憶部13に記憶されているカード情報又はICカードI/F部20に挿入されたETCカード41から読み取ったカード情報の有無をカード挿入確認用の路上装置60へ送信する。
ここで、図2に基づいて、本実施の形態における車載器の処理動作に関して説明する。
ステップS10では、本体部10は、ICカードI/F部20が通信接続されているか否かを判定して、接続されていないと判定した場合はステップS18へ進み、接続されていると判定した場合はステップS11へ進む。
ステップS11では、本体部10は、ICカードI/F部20にICカードが挿入されているか否かを判定して、挿入されていないと判定した場合はステップS18へ進み、挿入されていると判定した場合はステップS12へ進む。
ステップS18では、本体部10は、本体情報を決済手段に設定する。つまり、本体部10は、本体部10の記憶部13に記憶されているカード情報を決済処理に用いるカード情報に設定する。このように、本体部10は、自身にICカードI/F部20が通信接続されていなかったり、ICカードI/F部20が接続されていてもICカードI/F部20にICカードが挿入されていなかったりして、カード情報が読み取られなかった場合は、料金の決済処理を行なう際に路上装置に送信するカード情報として、記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いる(決済処理手段)。
ステップS12では、本体部10は、ICカードI/F部20にICカードが挿入されているICカードからカード情報を読み取る(読取手段)。
ステップS13では、本体部10は、ステップS12で読み取ったカード情報から、ICカードI/F部20に挿入されているICカードがETCカード41であるかクレジットカード42であるかを判定する。つまり、ICカードの種別を確認する。そして、ETCカード41であると判定した場合はステップS19へ進み、クレジットカード42であると判定した場合はステップS14へ進む。
ステップS19では、本体部10は、ETCカード情報を決済手段に設定する。つまり、本体部10は、ICカードI/F部20に挿入されたETCカード41から読み取られたカード情報を決済処理に用いるカード情報に設定する。このように、本体部10は、自身に接続されたICカードI/F部20にてカード情報が読み取られた場合は、料金の決済処理を行なう際に路上装置に送信するカード情報を、記憶部13に記憶されたカード情報から、この読み取られたカード情報(ETCカード情報)に切り替える(決済処理手段)。
なお、ステップS13にてICカードI/F部20に挿入されているICカードがクレジットカード42であると判定された場合も同様に、本体部10は、料金の決済処理を行なう際に路上装置に送信するカード情報を、記憶部13に記憶されたカード情報から、この読み取られたカード情報(クレジットカード情報)に切り替える(決済処理手段)ようにする。しかしながら、このように、ICカードI/F部20にてクレジットカード42からカード情報が読み取られた場合、有料道路における通行料金の決済が行えない可能性がある。
そこで、クレジットカード情報に切り替えるまえに、ステップS14、15、16、21に示すように、記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いるか否かを判断する(第1判断手段)と好ましい。
ステップS14では、本体部10は、路上装置60からETCお知らせ情報を受信したか否かを判定して(第1判断手段)、受信してないと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いないとみなしてステップS15へ進み、受信したと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いるとみなしてステップS20へ進む。
通常、路上装置60からETCお知らせ情報を受信した場合は、車両がこれから有料道路の料金所に進入するとみなすことができる。よって、路上装置60からETCお知らせ情報を受信したか否かによって、記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いるか否かを判断することができる。つまり、路上装置60からETCお知らせ情報を受信したか否かによって、有料道路の料金所に進入するか否かを判定し、進入すると判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いると判断し、進入しないと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いないと判断する。
ステップS20では、本体部10は、本体情報を決済手段に設定する。換言すると、本体部10は、本体部10の記憶部13に記憶されているカード情報を決済処理に用いるカード情報に設定する。つまり、本体部10は、クレジットカード42からカード情報が読み取られた場合であっても、ステップS14にて記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を使用すると判断された場合は、路上装置60に送信するカード情報を読み取られたカード情報(クレジットカード情報)に切り替えずに、路上装置60に送信するカード情報として記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いる(決済処理手段)。
このようにすることによって、ICカードI/F部20にてクレジットカード42からカード情報が読み取られた場合であっても、有料道路における通行料金の決済を行うことができる。
ステップS15では、本体部10は、車載器が搭載されている車両の位置を判定して、車両の位置が有料道路の料金所付近であると判定した場合はステップS21へ進み、車両の位置が有料道路の料金所付近でないと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いないとみなしてステップS16へ進む。
ステップS21では、本体部10は、車載器が搭載されている車両の進行方向を判定して、車両の進行方向が有料道路の料金所に近づく方向であると判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いるとみなしてステップS22へ進み、車両の進行方向が有料道路の料金所から遠ざかる方向であると判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いないとみなしてステップS16へ進む。なお、この車両の位置が有料道路の料金所付近であるか否かの判定、車両の進行方向の判定は、例えば、ナビゲーション装置(図示省略)などから位置情報、地図データを取得することによって判定することができる。
つまり、ここでは、車両の位置、車両の進行方向、有料道路の料金所の位置に基づいて、車両が有料道路の料金所に進入するか否かを判定し、進入すると判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いると判断し、進入しないと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いないと判断する。
なお、本実施の形態においては、路上装置60からのETCお知らせ情報や、車両の位置、車両の進行方向、有料道路の料金所の位置に基づいて、車両が有料道路の料金所に進入するか否かを判定する例を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
ステップS16では、本体部10は、HMIからの信号(操作信号)に基づいて、本体情報の選択指示があったか否かを判定して、HMIからの信号(操作信号)が出力されて本体情報の選択指示があったと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いるとみなしてステップS23へ進み、HMIからの信号(操作信号)が出力されずに本体情報の選択指示がなかったと判定した場合は記憶部13に記憶されたカード情報(本体情報)を用いないとみなしてステップS17へ進む。
ステップS17では、本体部10は、クレジットカード情報を決済手段に設定する。つまり、本体部10は、ICカードI/F部20に挿入されたクレジットカード42から読み取られたカード情報を決済処理に用いるカード情報に設定する。このように、本体部10は、自身に接続されたICカードI/F部20にてカード情報が読み取られた場合は、料金の決済処理を行なう際に路上装置に送信するカード情報を、この読み取られたカード情報(クレジットカード情報)に切り替える(決済処理手段)。
なお、ステップS22、S23での処理は、上述のステップS20と同様であるため説明を省略する。
そして、ステップS24では、本体部10は、上述のように設定したカード情報を用いて、路上装置60と無線通信を行なうことによって決済処理を実施する(決済処理手段)。
このように、カード情報が記憶された記憶部13と、カード情報を読み取るICカードI/F部20とを備え、カード情報が読み取られなかった場合は記憶部13に記憶されたカード情報を用い、カード情報が読み取られた場合はICカードI/F部20にて読み取ったカード情報に切り替えることによって、カードレスでの料金の決済と、記憶部13に記憶されてない不特定多数(任意)のカード情報(ICカード)での料金の決済を両立することができる。また、このようにすることによって、決済に使用する全てのICカードのカード情報を記憶しておく必要がない。よって、決済に使用する全てのICカードのカード情報を記憶しておく場合よりも、車載機が盗難された場合におけるユーザーの損害を小さくすることができる。
(変形例)
ところで、クレジットカード42(カード情報)での料金の決済は様々なタイミング(用途、場所、時間)で行われる。しかしながら、全てのタイミングでユーザーがクレジットカード42による決済を行なうとは限らない。つまり、料金を現金で支払う場合もある。よって、ICカードI/F部20にてクレジットカード42からカード情報が読み取られた場合は、ユーザーが希望しないタイミングでICカードによる決済が行なわれる可能性がある。
そこで、上述のように、ICカードI/F部20に挿入されたICカードを優先とすることを原則とするが、変形例として、ICカードI/F部20に挿入されたICカードがクレジットカード42であるときに、ユーザーにより、クレジットカード42での決済のタイミングを設定可能とする。
ここで、図3に基づいて、この変形例における車載器の処理動作に関して説明する。なお、ここでは、説明を簡略化するために、本体部10とICカードI/F部20とが通信接続されており、ICカードI/F部20にはICカードが挿入されている場合を例として説明する。
ステップS30では、本体部10は、自身に通信接続されているICカードI/F部20にICカードが挿入されていることを検出する。ステップS31では、本体部10は、ICカードI/F部20にてICカードから読み取ったカード情報からICカードの種別を確認する。そして、ステップS32では、本体部10は、ステップS31で確認したICカードの種別に基づいて、ICカードI/F部20に挿入されているICカードがクレジットカード42であるか否かを判定し、クレジットカード42でないと判定した場合はこの処理を終了し、クレジットカード42であると判定した場合はステップS33へ進む。
ステップS33では、本体部10は、切替条件を設定するか否かを判定する。これは、ユーザーが、クレジットカード42での決済のタイミングを設定することを希望するか否かを判定するものである。例えば、本体部10は、HMIにて、クレジットカード42での決済のタイミングを設定することを希望するか否かの問合せを行う。そして、本体部10は、HMIから希望することを示す信号が出力されると切替条件を設定すると判定してステップS34へ進み、HMIから希望することを示す信号が出力されないと切替条件を設定しないと判定してこの処理を終了する。
ステップS34では、本体部10は、切替条件を設定する。なお、この切替条件は、クレジットカード42から読み取られたカード情報による料金収受処理(料金決済)のための無線通信を開始した時とする。
ステップS35では、本体部10は、切替条件を満たすか否かを判定する。つまり、本体部10は、クレジットカード42から読み取られたカード情報による料金収受処理(料金決済)のための無線通信を開始した場合は切替条件を満たすとみなしてステップS36へ進み、無線通信を開始していない場合は切替条件を満たさないとみなしてステップS35での判定を繰り返し行う。
ステップS36では、本体部10は、ユーザーが切り替えを希望しているか否かを判断する(第2判断手段)。例えば、本体部10は、HMIにて、路上装置60に送信するカード情報をクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替えることを希望するか否かをユーザーに問い合わせる(問い合わせ手段)。このように、路上装置60に送信するカード情報をクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替える意思が車両のユーザーにあるか否かによって判断するようにしてもよい。
そして、本体部10は、HMIから操作信号が出力されると、ユーザーが切り替えを希望すると判断してステップS37へ進み、HMIから操作信号が出力されないと、ユーザーが切り替えを希望しないと判断してステップS35へ戻る。つまり、ユーザーが切り替えを希望しないと判断した場合は、今回の決済処理は行わずに、次のタイミング(切替条件を満たす)まで待機する。
ステップS37では、本体部10は、路上装置60に送信するカード情報をICカードI/F部20に挿入されたクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替える。
つまり、本体部10は、ICカードI/F部20に挿入されたクレジットカード42からカード情報が読み取られた場合、路上装置60に送信するカード情報をクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替えることをユーザーが希望するか否かを判断する(第2判断手段)。また、本体部10は、ICカードI/F部20にてクレジットカード42からカード情報が読み取られた場合、ユーザーが切り替えを希望すると判断されたことを条件として、路上装置60に送信するカード情報をクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替える。一方、ユーザーが切り替えを希望しないと判断されると、路上装置60に送信するカード情報をクレジットカード42から読み取られたカード情報に切り替えることを中止する。
このようにすることによって、ICカードI/F部20にてクレジットカード42からカード情報が読み取られた場合であっても、全てのタイミングでクレジットカード42による決済(路上装置60との無線通信による決済)を行なう必要がなく、ユーザーが希望するタイミングのみでクレジットカード42での決済(路上装置60との無線通信による決済)を行うようにすることができる。
なお、本実施の形態における車載器では、本体部10の記憶部13に少なくとも一枚のICカードのカード情報を記憶しているので、ICカードI/F部20にICカードが挿入されていない場合であっても、ICカード未挿入の警告は行わないようにすること好ましい。これによって、煩わしい警告を減らすことができるため、ユーザーに不快感を与える可能性を低減することができる。
また、ICカードI/F部20に挿入されたICカードが、特定のカード(本体部10に記憶されているカード情報と一致するICカード、或いは、料金所で管理される特定カード)の場合に、本体部10内の料金収受情報(本体情報で決済処理を行ったときの入口情報を含む料金収受情報)を、本体部10からICカードへ転送可能とする。これによって、本体部10の無線機能に不具合があった場合でも、例えば出口料金所で、このICカードを渡すことにより、ICカードへ転送された料金収受情報を基に決済が可能となる。
また、車両のユーザーは、有料道路のパーキングエリアやサービスエリアにおいて、ICカードを持ち歩いて、このICカードで買い物をしたりすることもある。このような場合、車両が有料道路に進入する際に路上装置60に送信したカード情報と、車両が有料道路から退出する際に路上装置60に送信するカード情報とが異なることが起こりうる。このように、車両が有料道路に進入する際に路上装置60に送信したカード情報と、車両が有料道路から退出する際に路上装置60に送信するカード情報とが異なると通行料金の収受ができなくなってしまう。
そこで、本体部10は、車両が有料道路にあるときは、路上装置60に送信するカード情報を記憶部13に記憶されたカード情報からICカードI/F部20にて読み取られたカード情報へ、及び、ICカードI/F部20にて読み取られたカード情報から記憶部13に記憶されたカード情報へ切り替えることを禁止する(決済処理手段)ようにすると好ましい。
また、上述の実施の形態においては、車載器の本体部10とICカードI/F部20とが別体に設けられる例を採用して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本体部10とICカードI/F部20とは、一体に設けられるものであっても、本発明の目的は達成できるものである。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
10 本体部、11 無線部、12 制御部、13 記憶部、14 電源回路、20 ICカードインターフェース部

Claims (9)

  1. 車両に設けられ、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報による料金収受処理を自動的に行う料金収受用車載器であって、
    前記路上装置との無線通信を行なう通信手段と、
    ICカードにおける料金の決済に用いるカード情報が記憶された記憶手段と、
    前記ICカードとは異なる任意のICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み取る読取手段と、
    前記通信手段にて前記路上装置に対してカード情報を送信することで料金の決済処理を行なうものであり、前記読取手段にてカード情報が読み取られなかった場合は、前記路上装置に送信するカード情報として前記記憶手段に記憶されたカード情報を用い、前記読取手段にてカード情報が読み取られた場合は、前記路上装置に送信するカード情報を当該読取手段にて読み取られたカード情報に切り替える決済処理手段と、
    前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いるか否かを判断する第1判断手段と、を備え
    前記読取手段は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード、又は、クレジット機能対応のICカードからカード情報を読み取り可能であり、
    前記記憶手段には、有料道路における通行料金の決済に用いられるカード情報が記憶され、
    前記決済処理手段は、前記読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合であっても、前記第1判断手段にて前記記憶手段に記憶されたカード情報を使用すると判断された場合は、前記路上装置に送信するカード情報を当該読取手段にて読み取られたカード情報に切り替えずに、前記路上装置に送信するカード情報として前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いることを特徴とする料金収受用車載器。
  2. 前記第1判断手段は、有料道路の入口に進入するか否かを判定し、進入すると判定した場合は前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いると判断し、進入しないと判定した場合は前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いないと判断することを特徴とする請求項1に記載の料金収受用車載器。
  3. 前記車両のユーザーによって操作され、前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いることを示す操作信号を出力する第1操作手段を備え、
    前記第1判断手段は、前記第1操作手段から操作信号が出力されたか否かを判定し、操作信号が出力されたと判定した場合は前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いると判断し、操作信号が出力されてないと判定した場合は前記記憶手段に記憶されたカード情報を用いないと判断することを特徴とする請求項に記載の料金収受用車載器。
  4. 前記読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、前記路上装置に送信するカード情報を当該クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることをユーザーが希望するか否かを判断する第2判断手段を備え、
    前記決済処理手段は、前記読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、前記第2判断手段にて切り替えを希望すると判断されたことを条件として、前記路上装置に送信するカード情報を当該クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替え、前記第2判断手段にて切り替えを希望しないと判断されると、前記路上装置に送信するカード情報を当該クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることを中止することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の料金収受用車載器。
  5. 車両に設けられ、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報による料金収受処理を自動的に行う料金収受用車載器であって、
    前記路上装置との無線通信を行なう通信手段と、
    ICカードにおける料金の決済に用いるカード情報が記憶された記憶手段と、
    前記ICカードとは異なる任意のICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み取る読取手段と、
    前記通信手段にて前記路上装置に対してカード情報を送信することで料金の決済処理を行なうものであり、前記読取手段にてカード情報が読み取られなかった場合は、前記路上装置に送信するカード情報として前記記憶手段に記憶されたカード情報を用い、前記読取手段にてカード情報が読み取られた場合は、前記路上装置に送信するカード情報を当該読取手段にて読み取られたカード情報に切り替える決済処理手段と、
    前記読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、前記路上装置に送信するカード情報を当該クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることをユーザーが希望するか否かを判断する第2判断手段と、を備え、
    前記読取手段は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード、又は、クレジット機能対応のICカードからカード情報を読み取り可能であり、
    前記記憶手段には、有料道路における通行料金の決済に用いられるカード情報が記憶され、
    前記決済処理手段は、前記読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、前記第2判断手段にて切り替えを希望すると判断されたことを条件として、前記路上装置に送信するカード情報を当該クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替え、前記第2判断手段にて切り替えを希望しないと判断されると、前記路上装置に送信するカード情報を当該クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることを中止することを特徴とする料金収受用車載器。
  6. 前記路上装置に送信するカード情報を前記クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることを示す操作信号を出力する第2操作手段を備え、
    前記第2判断手段は、前記第2操作手段から操作信号が出力されると、ユーザーが切り替えを希望すると判断し、前記第2操作手段から操作信号が出力されないと、ユーザーが切り替えを希望しないと判断することを特徴とする請求項4又は5に記載の料金収受用車載器。
  7. 前記読取手段にてクレジット機能対応のICカードからカード情報が読み取られた場合、前記クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報による料金収受処理のための無線通信を開始したときに、前記路上装置に送信するカード情報を前記クレジット機能対応のICカードから読み取られたカード情報に切り替えることを希望するか否かをユーザーに問い合わせる問い合わせ手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の料金収受用車載器。
  8. 車両に設けられ、路上装置との無線通信によってICカードに記憶されたカード情報による料金収受処理を自動的に行う料金収受用車載器であって、
    前記路上装置との無線通信を行なう通信手段と、
    ICカードにおける料金の決済に用いるカード情報が記憶された記憶手段と、
    前記ICカードとは異なる任意のICカードから料金の決済に用いるカード情報を読み取る読取手段と、
    前記通信手段にて前記路上装置に対してカード情報を送信することで料金の決済処理を行なうものであり、前記読取手段にてカード情報が読み取られなかった場合は、前記路上装置に送信するカード情報として前記記憶手段に記憶されたカード情報を用い、前記読取手段にてカード情報が読み取られた場合は、前記路上装置に送信するカード情報を当該読取手段にて読み取られたカード情報に切り替える決済処理手段と、を備え、
    前記読取手段は、有料道路における通行料金の決済専用のICカード、又は、クレジット機能対応のICカードからカード情報を読み取り可能であり、
    前記記憶手段には、有料道路における通行料金の決済に用いられるカード情報が記憶され、
    前記決済処理手段は、前記車両が有料道路にあるときは、前記路上装置に送信するカード情報を前記記憶手段に記憶されたカード情報から前記読取手段にて読み取られたカード情報へ、及び、前記読取手段にて読み取られたカード情報から前記記憶手段に記憶されたカード情報へ切り替えることを禁止することを特徴とする料金収受用車載器。
  9. ICカードの挿入口を有さない本体部と、当該本体部とは別体に設けられICカードの挿入口を有するICカードインターフェース部とを含むものであり、
    前記本体部は、前記通信手段、前記記憶手段、前記決済処理手段、及び前記ICカードインターフェース部との通信を行なう本体側通信部とを備え、
    前記ICカードインターフェース部は、前記読取手段、及び前記本体部との通信を行なうインターフェース側通信部を備え、
    前記読取手段は、前記挿入口に挿入されたICカードからカード情報を読み取ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の料金収受用車載器。
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