JP2007034645A - 自動料金支払いシステムの移動局装置 - Google Patents

自動料金支払いシステムの移動局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
ETC処理機能とそれ以外のサービスに対応するための処理機能の双方が搭載された移動局装置において、同一車両にてETC車載器との併設が可能な自動料金支払いシステムの移動局装置を提供すること。
【解決手段】
路上に設置された基地局との間で無線通信を行うための無線通信手段と、無線通信手段を介して有料道路の通行料金支払いに関する処理行う自動料金支払い処理手段と、無線通信手段を介して有料道路の通行料金支払い以外の用途に用いられる処理手段として、少なくとも第2のアプリケーション処理手段を備えた自動料金支払いシステムの移動局装置において、自動料金支払い処理手段あるいは第2のアプリケーション処理手段の動作の可否を設定するためのアプリケーション選択手段を備え、アプリケーション選択手段にて動作禁止設定がなされた際には、禁止設定がなされたアプリケーションに対応する基地局との通信を行わないよう動作する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に設置された移動局装置と路上に設置された基地局装置の間で無線通信を行う狭域通信システムに関わり、特に有料道路等で用いる自動料金支払い機能を備えた移動局装置に関する。
従来、路上に設置された基地局装置と、車両に搭載された移動局装置との間で無線通信により高速道路等の有料道路における料金支払いを自動的に行う自動料金支払いシステム(以下ETC:Electronic Toll Collection System と呼ぶ)が運用されている。上記ETCシステムでは比較的通信領域が限定された狭域通信と呼ばれる通信方式を用いて、有料道路の入り口及び出口において入場履歴や料金支払いに関する情報のやり取りを行うことにより、ノンストップで料金所を通過できるサービスを実現している。利用者はETC車載器を自車に設置することにより、このETCサービスを享受することが可能となる。
このETCのサービスを拡張し、駐車場やガゾリンスタンド等における料金支払いや情報提供サービス等の汎用的なサービスを無線通信を用いて行うシステムが検討されている。これら汎用的なサービスに用いる車載用の移動局装置の一例として、ETCのサービスとそれ以外のサービスの双方に対応が可能な移動局装置が、例えば特許文献1に提案されている。
特開2004−355334号公報
上記背景技術によれば、ETC以外のサービスを享受するために、汎用的なサービスに対応した移動局装置を車両に設置することとなる。この汎用的なサービスに対応した移動局装置ではETCサービスに対応するためのETC処理機能と、それ以外のサービスに対応するための処理機能の双方が搭載されており、ETCの料金所ではETC処理機能が、例えば駐車場等では駐車場でのサービスに対応した処理機能が動作することとなる。
しかしながら、一部の車両には既にETC車載器が設置されており、利用者がさらに汎用サービス対応の移動局装置を車両に追加設置した場合、同一の車両にETC処理機能を有する移動局装置が2つ搭載されることとなる。この場合、その車両がETCの料金所を通過しようとした場合に、実際には車両が1台のみも関わらず、ETC車載器搭載車両が2台通過するかのように誤認識され、結果として正常に通過することができない事態が生じる。一般に、ETCの処理には通常料金支払い処理を行うためのICカード(ETCカード)が用いられ、利用者はETCカードをETC車載器か汎用サービス対応の移動局装置どちらか一方にETCカードを装着してETCの料金所を通過することとなる。その場合には、ETCの基地局ではETCカードが装着された車載器と未装着の車載器が同時に料金所を通過していると認識し、その結果異常な事態と判断され車両は通行することが出来なくなることが想定される。
かかる事態を避けるために、汎用サービス対応の移動局を設置した際には、設置済みのETC車載器を撤去することが望ましい。しかしながら、ETC車載器の中には車両に標準装備された装置も存在し、車両から取り外しが困難であるようなケースもある。また利用者が既存のETC車載器の継続利用を望む場合も想定される。
本発明の目的は、上記従来技術の状況に鑑み、ETC処理機能とそれ以外のサービスに対応するための処理機能の双方が搭載された移動局装置において、同一車両にてETC車載器との併設が可能な自動料金支払いシステムの移動局装置を提供することにある。
上記課題点を解決するために本発明では、路上に設置された基地局との間で無線通信を行うための無線通信手段と、前記無線通信手段を介して有料道路の通行料金支払いに関する処理行う自動料金支払い処理手段と、前記無線通信手段を介して有料道路の通行料金支払い以外の用途に用いられる処理手段として、少なくとも第2のアプリケーション処理手段を備えた自動料金支払いシステムの移動局装置において、
前記自動料金支払い処理手段あるいは第2のアプリケーション処理手段の動作の可否を設定するためのアプリケーション選択手段を備え、前記無線通信手段は前記アプリケーション選択手段において動作の禁止設定がなされた際に、禁止設定がなされたアプリケーションに対応する基地局との通信を行わないよう動作する。
また本発明では車両に搭載された他の機器と接続するための通信手段と、前記通信手段に接続された自動料金支払いシステムの車載器を検出するための検出手段を備え、前記アプリケーション選択手段は、前記検出手段にて自動料金支払いシステムの車載器を検出した時に、前記自動料金支払い処理手段の動作の禁止設定を行うよう動作する。
また本発明ではICカードを装着するためのICカードリーダライタ手段を備え、前記アプリケーション選択手段は、前記ICカードリーダライタに移動局装置の動作設定情報を格納したICカードが装着された時に、前記動作設定情報を読出し、当該情報の内容に応じて、前記自動料金支払い処理手段あるいは第2のアプリケーション処理手段の動作の可否を設定する。
また本発明ではICカードを装着するためのICカードリーダライタ手段を備え、前記アプリケーション選択手段は、前記ICカードリーダライタに装着されたICカードを利用するアプリケーション処理手段の動作の許可を設定するとともに、装着されたICカードを利用しないアプリケーション処理手段の動作の禁止を設定する。
本発明の自動料金支払いシステムの移動局装置により、自動料金支払い(ETC)処理機能とそれ以外のサービスに対応するための処理機能の双方が搭載された移動局装置を、ETC車載器と同一の車両に併設する場合には、前記移動局装置の自動料金支払い処理手段の動作を禁止することによりETC基地局を通過時に正常な処理が可能となる。それにより利用者が既にETC車載器を利用し、後に本発明の移動局装置を追加設置した場合であっても、従来のETC車載器を破棄することなく双方の装置を利用することが可能となる。
また本発明の自動料金支払いシステムの移動局装置により、ICカードを用いて移動局の動作設定を行うことにより利用者の設定操作が不要となる。
また本発明の自動料金支払いシステムの移動局装置により、既に車両に設置済みのETC車載器を検出することにより自動料金支払い処理手段の動作を禁止することで、利用者の設定操作が不要となる。
また本発明の自動料金支払いシステムの移動局装置により、ICカードリーダライタ手段に装着されたICカードの種別に応じて、前記ICカードを利用するアプリケーションの動作を有効とすることにより利用者の設定操作が不要となる。
本発明によれば、ETC処理機能とそれ以外のサービスに対応するための処理機能の双方が搭載された移動局装置において、同一車両にてETC車載器との併設が可能な自動料金支払いシステムの移動局装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明する。
図1、図2は本発明の第1の実施例の説明図である。図1はETC以外のサービスに対応した自動料金支払いシステムの移動局装置の構成図。図2は図1に示す移動局装置の動作説明図である。
図1において、101は車両に搭載されETCとそれ以外のサービスに対応した移動局装置、102は無線通信を行うための無線送受信部、103は無線送受信部102を介して基地局装置との接続および通信を行う通信制御手段、104は料金収受に関するアプリケーション処理を行うETCアプリケーション処理手段、105は料金収受処理における通信内容を暗復号化する暗号処理部、106は料金決済のためのICカードを装着するICカードリーダライタ、107はETC以外の例えば情報提供サービスを受けるための第2のアプリケーション処理手段、108は移動局装置が備えるアプリケーションの何れを有効なものとして動作させるか否かを選択するためのアプリケーション選択手段、109は利用者すなわちドライバが本移動局装置101に対して操作入力するための操作手段である。
移動局装置101にてETCの処理を行う場合には、ETCアプリケーション処理手段104により、ETCカードリーダライタ106に装着されたETC用ICカード(図示せず)内のデータを暗号処理部105を介して読出し及び書込み操作を行い、前記ICカードのデータを基地局装置との間で通信制御手段103および無線送受信部102を介して送受信することにより、料金支払いに関する処理を行う。また第2のアプリケーションの処理を行う場合には、第2のアプリケーション処理手段107により通信制御手段103および無線送受信部102を介して通信を行うことにより処理を行う。本実施例にて第2のアプリケーションとしては、ETC以外のアプリケーションを指すものであって、具体的には、交通情報の受信、駐車場等での車両誘導および入退出管理あるいは精算、ガソリンスタンドなどでのサービス情報の受信や精算、ドライブスルーなどでの注文や精算、自車両の位置や経路情報の送信等に係わる処理を行うものであってその何れのアプリケーションであってもかまわない。
移動局装置101で用いる通信方式としては、例えば社団法人 電波産業会にて定められた標準規格「狭域通信システム標準規格ARIB STD−T75」に準拠しており、通信可能な領域が数mから数十m程度の比較的狭い範囲内で、基地局との通信が可能な狭域通信方式を用いている。本狭域通信方式の場合、移動局装置101は基地局の通信領域への進入時に、基地局が定期的に送信する制御情報(FCM:フレームコントロールメッセージと呼ぶ)を受信することで、車両が通信領域へ進入したことを検出する。さらには、前記FCMには基地局にて動作中のアプリケーションに関する情報としてアプリケーション識別情報が格納されている。
基地局の通信領域を通過時に、前記FCMを受信した移動局装置101では、FCMに格納されたアプリケーション識別情報の内容により、例えばETC用の基地局装置であるかあるいはその他のサービス用の基地局装置であるか否か等を通信制御手段103にて判別する。さらに、自移動局装置にて動作可能なアプリケーションである場合に、通信制御手段103は基地局と接続処理を行い、接続完了後は対応するアプリケーション処理手段104あるいは107の制御により通信処理を行う。移動局装置101側に、基地局にて動作中のアプリケーションと一致するものがない場合には、移動局装置101は接続処理を行うこと無く通信領域を通過し退出する。
また、通信制御手段103はアプリケーション選択手段108からの指示により、移動局装置101が搭載する2つのアプリケーション処理手段すなわちETCアプリケーション処理手段104と第2のアプリケーション処理手段107のそれぞれについて、対応する基地局との接続処理を行うか否かの設定を行えるよう構成されている。
アプリケーション選択手段108は、操作手段109による利用者からの操作入力により、移動局装置が搭載するETCアプリケーション処理手段104と第2のアプリケーション処理手段107にそれぞれについて動作を禁止するか有効にするかの指示情報を通信制御手段に指示入力する。通信制御手段103では、動作が禁止されたアプリケーションについてはアプリケーションが搭載されていないものと同様の動作をおこなう。すなわち、基地局の通信領域に侵入した場合であっても、接続処理を行うこと無くその通信領域を退出する。
利用者は、移動局装置101を車両に設置する際に、既に別のETC車載器が車両に設置済みの場合には、移動局装置101の操作手段109にて、移動局装置101のETCの機能を利用しない旨の入力操作を行う。操作手段109における操作結果がアプリケーション選択手段108に入力されると、アプリケーション選択手段108は通信制御手段103に対してETCの基地局への進入時に接続処理の禁止設定を行う。あるいは、既に第2のアプリケーションに対応する別の移動局装置を車両に設置済みの場合には、移動局装置101の操作手段109にて、移動局装置101の第2のアプリケーションの機能を利用しない旨の入力操作を行い、上記と同様にして通信制御手段103に対して第2のアプリケーションに対応する基地局への接続処理の禁止設定がなされる。また、移動局装置101を搭載する車両が変更される場合に備えて、上記接続処理の禁止設定は利用者の操作により解除も可能である。
次に図2を用いて移動局装置101が基地局の通信領域へ進入時の接続動作について説明する。移動局101が基地局の通信領域に進入すると、基地局が定期的に送信するFCMが無線送受信部102を介して通信制御手段103にて受信され、基地局の通信領域に侵入したことが検知される(ステップS201)。通信制御手段103ではFCMに格納されるアプリケーション識別情報を取得して、基地局で動作中のアプリケーションを検出する(ステップS202)。検出されたアプリケーションがETCアプリケーションか否かを判別し(ステップS203)、ETCアプリケーションの場合には通信制御手段103にてETCアプリケーションの接続処理が許可されているか否かを判別し(ステップS204)、許可されている場合には接続処理を行い(ステップS205)、ETCアプリケーション処理手段104によりETCの処理を行う(ステップS206)。ETCアプリケーションの接続が禁止されている場合には接続処理を行わず処理を終了する。
またステップS203にて基地局で動作中のアプリケーションがETCで無い場合には、それが第2のアプリケーションか否かの判別を行い(ステップS207)、第2のアプリケーションの場合には、通信制御手段103にて接続処理が許可されているか否かを判別し(ステップS208)、許可されている場合には接続処理を行い(ステップS209)、第2のアプリケーション処理手段107によりその処理を行う(ステップS210)。基地局のアプリケーションが第2アプリケーションで無い場合、あるいは移動局装置101にて第2のアプリケーションの接続が禁止されている場合には接続処理を行わず処理を終了する。
上記したごとく、本実施例では移動局装置101において、ETC基地局或いは第2のアプリケーション対応基地局への接続の可否を設定することで、移動局装置に搭載するアプリケーション機能を使用するか否かを設定することが可能となる。それにより、ETC車載器が標準装備され取り外しが困難な車両に本実施例の移動局装置を追加で設置する場合であっても、追加設置した移動局はETC対応基地局では動作せず、従来から設置されたETC車載器のみが動作するため、正常に処理が行われる。また第2のアプリケーションに対応した基地局では本発明の移動局装置が動作することによりサービスを受けることが出来る。従って、既にあるETC車載器を取り外す必要が無く、初めにあるETC車載器と追加で設置した移動局装置の双方が利用できる。
図3は本発明の第2の実施例を示す自動料金支払いシステムの移動局装置移動局装置の構成図である。同図において、301はICカード、302は移動局装置101に搭載するいずれのアプリケーションの動作が有効か否かを利用者に表示する作動アプリケーション表示手段である。その他図1に示す実施例と同様の動作をするものについては同じ符号を付してある。
ICカード301には、移動局装置101に搭載されたどのアプリケーションを有効とするか否かを指示するためのアプリケーション選択指示情報が格納されている。また作動アプリケーション表示手段302はランプ、LED、或いは液晶ディスプレイ等により構成され、移動局装置101の搭載するETCアプリケーションあるいは第2のアプリケーションがそれぞれ動作を有効とされているか否かを表示する。
アプリケーション選択手段108はICカード201がICカードリーダライタ106に装着された際に、ICカード301に対してアクセスし、アプリケーション選択指示情報が格納されているか否かを判別し、前記情報が格納されている場合にはその情報を読出し、その内容に従って移動局装置が搭載するETCアプリケーション処理手段104と第2のアプリケーション処理手段107のそれぞれについて接続動作を禁止するか有効にするかの指示情報を通信制御手段103に指示入力する。また各アプリケーションに対する設定状況を作動アプリケーション表示手段302にて利用者に対して表示する。
ICカード301にて上記設定がなされた後は、第1の実施例と同様にして基地局との接続、通信処理が行われる。
上記したごとく、本実施例では移動局装置101において、ICカード301を用いてETC基地局或いは第2のアプリケーション対応基地局への接続の可否を設定することで、移動局装置に搭載するアプリケーション機能を使用するか否かを設定することが可能となり、利用者が詳細な操作をすることなく設定が可能となる。また作動アプリケーション表示手段302にて設定状況が表示されるため、利用者は設定結果を確認することが出来る。
またICカードを用いて設定を行う場合には、ETCの処理のために既にICカードリーダライタ106を移動局装置101に備えているため、新たな付加部品の追加をする必要が無く、利用者の機器導入時に費用負担を増すことなく装置を提供できる。
図4は本発明の第3の実施例を示す自動料金支払いシステムの移動局装置の構成図である。同図において、401は移動局装置101と同一の車両に設置されたETC車載器、402は車両に設置された車載機器を相互に接続する車内LAN、403は車内LANインタフェース、404は車内LAN402に接続されたETC車載器の有無を検出するETC車載器検出手段である。その他図1、あるいは図3に示す実施例と同様の動作をするものについては同じ符号を付してある。
車内LAN402としては、例えばCAN(Controller Area Network)等の自動車等で用いられている車内の搭載機器を接続するためのネットワークを用いる。またETC車載器401は車内LAN402に接続しそれを介して他の車載機器との接続が可能であり、接続した相手の機器に対してETC車載器が接続されている旨を通知する機能を有する。ETC車載器検出手段404は、ETC車載器401が車内LAN402に接続されている場合には、接続されたETC車載器の存在を検出し、アプリケーション選択手段108にETC車載器検出情報を通知する。アプリケーション選択手段108では前記検出情報を受けて、ETCの基地局への接続を禁止する指示情報を通信制御手段103に指示入力する。またETCアプリケーションが動作禁止に設定されたことを作動アプリケーション表示手段302にて利用者に対して表示する。上記設定がなされた後は、第1の実施例と同様にして基地局との接続、通信処理が行われる。
以上の説明したごとく、車内LAN402に本発明の移動局装置101を接続した場合には、同じく車内LAN402に接続されたETC車載器401の存在を検出することにより、移動局装置101のETCアプリケーションの動作を自動的に無効とすることが出来る。それにより利用者の設定操作を不要と出来る。また作動アプリケーション表示手段302にて設定状況が表示されるため、利用者は動作状態を確認することが出来る。
上記した説明ではETC車載器401と移動局装置101の接続媒体として車内LAN402を用い、車内LANとしてCANの場合について説明を行ったが、接続媒体はそれに限定するものでは無く、他の車内LAN方式であっても、一般的なシリアル通信で一体一の接続方式であっても、また無線、赤外線などの通信方式であっても、接続されたETC車載器を検出可能なものであれば方式を限定するものではない。
図5は本発明の第4の実施例を示す自動料金支払いシステムの移動局装置の構成図である。同図において、501aはICカードであって料金支払い処理に用いられるETC用のICカード、501bは同じくICカードであって第2のアプリケーションで用いられるICカードである。その他図1、あるいは図3に示す実施例と同様の動作をするものについては同じ符号を付してある。
ICカードがICカードリーダライタ106に装着された際に、ETCアプリケーション処理手段104及び第2のアプリケーション処理手段107は、装着されたICカードがETC用のICカード501aであるか、第2のアプリケーション用のICカード501bの何れであるかを判別し、判別した結果をアプリケーション選択手段108に通知する。アプリケーション選択手段108は装着されたカードの種別に応じて、通信制御手段103に対してアプリケーション毎の接続動作の禁止或いは許可の設定を行う。すなわち装着されたカードがETC用のICカード510aであった場合には、アプリケーション選択手段は、通信制御手段103に対してETCの基地局に対しては接続処理を許可し、第2のアプリケーションの基地局に対しては接続禁止の設定を行う。また、装着されたカードが第2のアプリケーション用のICカード510bであった場合には、アプリケーション選択手段は、通信制御手段103に対してETCの基地局に対しては接続処理を禁止し、第2のアプリケーションの基地局に対しては接続許可の設定を行う。また、前記設定した内容を作動アプリケーション表示手段302にて利用者に対して表示する。上記設定がなされた後は、第1の実施例と同様にして基地局との接続、通信処理が行われる。
以上の説明したごとく、ICカードリーダライタに装着されたICカードが利用されるアプリケーションの種別に応じてETC基地局或いは第2のアプリケーション対応基地局への接続の可否を設定することで、移動局装置に搭載するアプリケーション機能を使用するか否かを設定することが可能となり、利用者が詳細な操作をすることなく設定が可能となる。
またICカードを用いて設定を行う場合には、ETCの処理のために既にICカードリーダライタ106を移動局装置101に備えているため、新たな付加部品の追加をする必要が無く、利用者の機器導入時に費用負担を増すことなく装置を提供できる。
また上記実施例ではICカードリーダライタは1つの場合について説明を行ったが、ICカードリーダライタとして、ETCアプリケーション用あるいは第2のアプリケーション用として2つ備える構成としてもかまわない。この場合であっても上記説明したのと同様の動作が可能であることは言うまでもない。
なお上記した全ての実施例では、ETC以外のアプリケーションとして、第2のアプリケーションを搭載した例について説明を行ったが、アプリケーションの搭載数を2つに限定するものでは無く、3つ以上のアプリケーションを搭載した場合についても同様に動作が可能である。
本発明の移動局装置は、ETC車載器と、ETC処理機能とそれ以外のサービスに対応するための処理機能の双方が搭載された移動局装置を、同一の車両に併設が可能となる自動料金支払いシステムの移動局装置を提供することが可能となる。
本発明の実施例による移動局装置の構成図である。 図1の移動局装置の動作説明図である。 本発明の別の実施例による移動局装置の構成図である。 本発明の別の実施例による移動局装置の構成図である。 本発明の別の実施例による移動局装置の構成図である。
符号の説明
101…移動局装置、
102…無線送受信部、
103…通信制御手段、
104…ETCアプリケーション処理手段、
105…暗号処理部、
106…ICカードリーダライタ、
107…第2のアプリケーション処理手段、
108…アプリケーション選択手段、
109…操作手段、
301…ICカード、
302…作動アプリケーション表示手段、
401…ETC車載器、
402…車内LAN、
404…ETC車載器検出手段、
501a、501b…ICカード。

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、路上に設置された基地局との間で無線通信を行うための無線通信手段と、
    前記無線通信手段を介して有料道路の通行料金支払いに関する処理行う自動料金支払い処理手段と、
    前記無線通信手段を介して有料道路の通行料金支払い以外の用途に用いられる処理手段として、少なくとも第2のアプリケーション処理手段を備えた自動料金支払いシステムの移動局装置において、
    前記自動料金支払い処理手段あるいは第2のアプリケーション処理手段の動作の可否を設定するためのアプリケーション選択手段を備え、
    前記無線通信手段は前記アプリケーション選択手段において動作の禁止設定がなされた際に、禁止設定がなされたアプリケーションに対応する基地局との通信を行わないことを特徴とする自動料金支払いシステムの移動局装置。
  2. 車両に搭載された他の機器と接続するための通信手段と、
    前記通信手段に接続された自動料金支払いシステムの車載器を検出するための検出手段を備え、
    前記アプリケーション選択手段は、前記検出手段において自動料金支払いシステムの車載器を検出した時に、前記自動料金支払い処理手段の動作の禁止設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動料金支払いシステムの移動局装置。
  3. ICカードを装着するためのICカードリーダライタ手段を備え、
    前記アプリケーション選択手段は、前記ICカードリーダライタに移動局装置の動作設定情報を格納したICカードが装着された時に、前記動作設定情報を読出し、当該情報の内容に応じて、前記自動料金支払い処理手段あるいは第2のアプリケーション処理手段の動作の可否を設定することを特徴とする請求項1に記載の自動料金支払いシステムの移動局装置。
  4. ICカードを装着するためのICカードリーダライタ手段を備え、
    前記アプリケーション選択手段は、前記ICカードリーダライタに装着されたICカードを利用するアプリケーション処理手段の動作の許可を設定するとともに、装着されたICカードを利用しないアプリケーション処理手段の動作の禁止設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動料金支払いシステムの移動局装置。
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