JP2006048216A - 車両関係情報配信システムおよびその情報配信方法 - Google Patents

車両関係情報配信システムおよびその情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両関係情報を(携帯)端末装置に配信することにより、情報配信先の情報表示装置として専用の車載機が不要とし、システム構成も簡単で安価にする。
【解決手段】(ETC装置32により)通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報を含む車両通過情報を(車両情報管理サーバ31介して)送出する車両識別(ETC)システム30、および、前記車両通過情報を情報配信サーバ41介して受けてこの車両通過情報を任意に指定された複数の端末装置42〜47に対して自動的に配信する端末通信システム40を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両関係情報配信システムおよびその情報配信方法に関し、特に車両関係情報を携帯端末に配信する情報配信システムよびその情報配信方法に関する。
現在の有料道路の料金所に設置されているETC(Electoronic Toll Collection)装置は、通行料金の収受に使用され、料金収受のキャッシュレシュ化、料金所での一旦停止による渋滞防止に貢献している。しかし、このETC装置を利用する場合、専用車載機を購入して車内に搭載する手間がかかり、また、ETC装置実装用のICカードを紛失しないように気にしながら携帯する必要がある。したがって、これら手間に対する有効性を考慮すると有効性が低いと考えられ、普及が伸び悩んでいるのが現状である。
また、有料道路の料金所近辺の近隣情報や交通情報を得るには、専用の車載ナビゲーションシステムを購入する手段があるが、このシステムはCD−ROMによる地図情報、GPS情報、車速情報が必要であり、システム全体が複雑で大規模になる課題があった。このような課題を解決するためのシステムとして、特許文献1が開示されたシステムがある。これは、ETCシステムを利用して近隣情報を車両に対して通知するというシステムである。このシステムでは、ETC契約車両が、有料道路入口にあるETC装置を通過時、および有料道路出口にあるETC装置を通過時の2回だけ近隣情報が配信される。
図10は、この道路料金所の近隣情報案内装置の概略を説明するブロック図である。この道路料金所の近隣情報案内装置は、料金所TGのETC装置106と車載無線機100とから構成される。ETCシステムを採用した料金所に設置されたETC装置106は、その料金収受アンテナ103より料金収受情報を送信する。車載無線機100は、料金収受情報を受信すると、通常のETCシステムのように、料金所側のETCシステムと車両の車載無線機100との間では双方のアンテナ103,101を通してキャッシュレスによる通行料金収受動作を開始する。
このとき、車載無線機100は、料金支払い履歴情報となる高速道路コード、料金所コードを料金収受情報を通して受信すると、それらのコードに基づいて近隣情報を画像にして表示装置104による表示、あるいは音声ガイダンス部105による音声合成によって音声を出力する。
この車載無線機100の構成は、図10に示される。この車載無線機100は、料金収受アンテナ103より発信された料金収受情報をアンテナ101で受信する。受信された受信信号レベルを検知回路111で検知し、その検知信号をA/D変換器112によりデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ114へ出力する。マイクロコンピュータ114は、受信信号レベルが所定値以上であることを判定したならば、復調回路113で復調された料金収受情報(ETC情報)を読んで処理する。また、このとき、マイクロコンピュータ114は料金収受情報に含まれる高速道路コードおよび料金所コードを判別する。
マイクロコンピュータ114の内部メモリ(ハードディスク)には、各高速道路コードで大別した料金所コード毎に近隣情報を画像情報または音声情報、あるいは画像情報と音声情報の双方をテーブル式に記憶した料金所データテーブルを格納してある。従って、マイクロコンピュータ114は、高速道路コードおよび料金所コードを判別すると、これらコードに基づいて内部メモリより近隣情報を読み出し、表示部104による画像表示および音声ガイダンス部105による音声出力の少なくとも1つを行なう。
尚、料金収受アンテナ103、情報サービスアンテナ101,102、検知回路111、復調回路13、変調回路115、マイクロコンピュータ114は通信手段を、マイクロコンピュータ114は、近隣情報記憶手段、近隣情報検索手段を、そしてマイクロコンピュータ114、表示装置104、音声ガイダンス部105は近隣情報報知手段を構成する。
この場合、自車両が料金所の通過に伴い料金所よりETC情報を受信したことを、マイクロコンピュータ114側で判定したならば、ETC情報容を判読する(特許文献1参照)。
この図10の近隣情報案内装置を有料道路に配置した場合、図11の模式図のようになる。有料道路11には、サービスエリア(SA)12が設けられ、また料金所入口13、料金所出口14が設けられ、これら料金所出入口には、それぞれETC装置1,2,3・・9,10が設けられている。すなわち、ETC契約車両が、料金所入口13にあるETC装置1を通過時、また有料道路出口14にあるETC装置9通過時の2回だけ近隣情報が配信される。この様子を詳しく説明する。
まず、ETC契約車両が、有料道路の入口料金所13にあるETC装置1を通過する。この時に、近隣情報として「ETC装置1近隣情報」または同有料終点までの「ETC装置1〜10までの近隣情報」が、専用の車載表示装置に配信される。同車両が出口料金所14のETC装置9を通過すると、近隣情報として「ETC装置9近隣情報」もしくは「ETC装置1〜10までの近隣情報」が配信される。
特開2001−283272
しかし、この従来技術では、ETC装置からの近隣情報が配信される時期は、有料道路11の料金所(ETC装置)を通過時だけである。つまり、有料道路をどんなに長い距離を走行しようと、情報を得られるのは、料金所入口13の通過時と料金所出口14の通過時の2回だけである。この料金所入口通過時に、近隣情報として「料金入口所の近辺情報」だけ配信されても、肝心の行き先の情報が得られなければ意味がない。しかし、「料金所入口」から「料金所出口」までの膨大な情報を料金所入口13で一度に配信されてもそれら情報を参照・取捨選択することは非常に困難である。同様に、料金所出口14通過時に料金所入口13からの情報を配信されても意味がない。
また、その近隣情報配信は、車載した専用の近隣情報案内装置の表示装置に対して通知され、主に運転者だけに通知される。すなわち、情報配信先は「専用の車載表示装置」だけであるので、専用の表示装置を購入し、その装置を車両に取り付け工事が必要であった。
また、その近隣情報配信は、ETCシステムのみを使用し、ETC契約者しか情報配信サービスを受けられない。つまり、その情報配信先は「専用の車載表示装置」だけである。したがって、各種情報は車両運転手もしくは同乗者に限られてしまう。
さらに、従来技術では、ナビゲーションシステムを購入・搭載した場合でも、いざ情報を得たい場合には、多くのコマンド入力(ボタン操作)が発生し、走行中にこれらコマンド入力をするのは非常に危険であった。また、携帯電話システムの情報提供有料サイトに事前契約しておくという手段があるが、これも、いざ自分が知りたい情報を得ようと思った場合には、多くのコマンド入力(ボタン操作)が発生し、走行中にこれらコマンド操作をするのは非常に危険であった。さらに、従来技術では、情報提供を得られるのは、有料道路の料金所、ETC装置の通過時のみのシステムであり、一般幹線道路では情報提供は得られない。
本発明の目的は、これらの問題を解決し、車載した専用の近隣情報案内装置などを不要とし、契約者が必要に応じて、情報配信の配信先を指示・変更できる車両情報配信システムおよびその車両情報配信方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ETC装置の通過時だけでなく、有料道路走行中も情報配信出来るようにした車両情報配信システムおよびその車両情報配信方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ETCシステム以外の車両ナンバープレート番号識別システムでも適用できる車両情報配信システムおよびその車両情報配信方法を提供することにある。
本発明の車両情報配信システムの構成は、所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システム、および、前記車両関係情報を受けてこの車両関係情報を任意に指定され複数の端末装置に対して自動的に配信する情報自動配信システムを含むことを特徴とする。
本発明において、車両関係情報は、車両推定所在情報、道路情報または観光情報を含むことができ、また、車両識別システムが、通過車両の車両番号を識別するETC(Electoronic Toll Collection)システムであることができ、また、車両識別システムが、通過車両の車両番号を識別する車両ナンバー識別システムであることができる。
また、本発明において、ETCシステムは、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報をそれぞれ送出するETC装置を各地点にそれぞれ設けると共に、これらETC装置からの車両関係情報を一時記憶して情報自動配信システムに送付する車両情報管理サーバを設けることができ、また、ETCシステムの車両情報管理サーバは、特定通過車両の現在位置を推定する車両位置推定手段を含むことができ、また、ETCシステムの車両情報管理サーバは、各ETC装置からの車両情報に各車両関係情報を付加して送出することができる。
また、本発明において、車両ナンバー識別システムは、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両ナンバー識別装置を各設置地点にそれぞれ設けると共に、これら車両ナンバー識別装置からの車両関係情報を一時記憶し情報自動配信システムに送付する車両情報サーバを設けることができ、また、車両ナンバー識別システムの車両情報サーバは、各車両ナンバー識別装置からの車両関係情報から通過車両の現在位置を推定する車両位置推定手段を含むことができ、また、車両位置推定手段は、所定道路に順次配置された各ETC装置または車両ナンバー識別装置からの特定通過車両の車両情報または前記各ETC装置または車両ナンバー識別装置通過後の経過時間からその通過車両の現在位置を推定することができ、また、車両ナンバー識別システムの車両情報サーバは、各車両ナンバー識別装置からの車両情報に各車両関係情報を付加して情報自動配信システムに送出することができる。
さらに、本発明において、情報自動配信システムは、車両識別システムからの車両関係情報を受け、指定された複数の端末装置に対して自動的に配信する情報配信サーバを有することができ、また、情報自動配信システムの情報配信サーバは、車両関係情報に対応する特定車両番号から配信すべき複数の端末装置を検索する検索手段を含むことができ、また、情報配信サーバは、各設置地点からの車両情報に各車両関係情報を付加して送出することができ、また、端末装置は、車両関係情報の配信の可否および配信すべき端末装置の指定を情報自動配信システムの情報配信サーバに指示する設定手段を有することができ、また、端末装置は、携帯端末または携帯電話であることができる。
本発明の車両情報配信方法の構成は、車両識別システムが、所定地点を通過する通過車両の車両番号を検出し、その通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出し、情報自動配信システムが、前記車両関係情報を受け、この車両関係情報を、任意に指定した複数の端末装置に対して自動的に配信することを特徴とする。
また、本発明において、各地点にそれぞれ設けたETC装置から、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報をそれぞれ送出し、車両情報管理サーバが、前記各ETC装置からの車両関係情報を一時記憶して情報自動配信システムに送付することができ、また、各地点にそれぞれ設けた車両ナンバー識別装置から、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報をそれぞれ送出し、車両情報サーバが、前記各車両ナンバー識別装置からの車両関係情報を一時記憶し情報自動配信システムに送付することができ、また、情報配信サーバが、車両識別システムからの車両関係情報を受け、指定された複数の端末装置に対して自動的に配信することができ、また、端末装置が、車両関係情報の配信の可否および配信すべき端末装置の指定を情報自動配信システムの情報配信サーバに指示し、情報配信サーバが、車両関係情報に対応する特定車両番号から配信すべき複数の端末装置およびその配信情報を検索し、検索された複数の端末装置に対して前記配信情報を自動的に配信することができる。
本発明の情報自動配信システムの構成は、所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システムからの車両関係情報を受けてこの車両関係情報を任意に指定された複数の端末装置に対して自動的に配信する情報配信サーバを有することを特徴とする。
本発明の情報自動配信システムの情報配信サーバの構成は、所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システムからの車両通過情報を含む情報を受けると共に、その車両通過情報を指定された端末装置に配信することを特徴とする。
本発明の情報自動配信システムの端末装置の構成は、所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システムからの車両関係情報の配信の可否およびその車両通過情報を配信すべき端末装置番号の指定を端末通信システムの情報配信サーバに指示する設定手段を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、車両関係情報を(携帯)端末装置に配信するため、情報配信先の情報表示装置として専用の車載機が不要となり、システム構成も簡単になるという効果がある。また、車両所有者(契約者)や指定者が、必要に応じて情報配信先を任意に指定・変更することができるため、契約者や運転者だけでなく、第三者や複数の相手に情報配信ができる。さらに、その情報配信を、有料道路の料金所通過時だけでななく定期的に実施できるため、車両所有者(契約者)等が、適切な時に適切な量だけの情報配信を受けられることである。
次に図面により本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態の携帯端末を使用した情報自動配信システムのブロック図、図2は本実施形態の有料道路上に配置した場合の模式図である。図1に示すように、本実施形態は、車両識別システムの1つである有料道路のETCシステム30と、携帯端末を用いた情報自動配信システム40とから構成される。このETCシステム30は、各地点のETC装置32〜34と、これらETC装置32〜34からの情報を集める車両情報管理サーバ31とから構成される。また、情報自動配信システム40は、ETCシステム30からのETC情報を受ける情報配信サーバ41と、この情報配信サーバ41からのETC情報を受ける携帯端末42〜46と、必要に応じて付加される固定端末47(実施例7参照)とから構成される。なお、有料道路ETCシステム30、またこのシステム中の車両情報管理サーバ31は、従来から同様のものがある。
この場合、ETC装置としては、料金所のETC装置32が必要であるが、必要に応じてSA(サービスエリア)のETC装置33、また路上のETC装置34も考えられる(実施例3参照)。また、携帯端末としては、車両所有者(契約者)の携帯端末A42、運転者の携帯端末B43、同乗者の携帯端末C44、家族または自宅の携帯端末D45、また訪問先(届出先)の携帯端末E46などが考えられる。さらに、必要に応じて固定端末F47も付加することができ、この固定端末F47は、例えば、警察や警備会社で用いられる。
本実施形態のシステムを有料道路上に配置した場合、図2に示すような構成になる。図2において、有料道路11にはサービスエリア(SA)12があり、特定車両は、料金所入口13を通って料金所出口14までの車両走行ルート20を走行したとする。ETC装置1(32)は料金所入口13に設けられ、ETC装置2,3(32)は他の料金所に設けられ、ETC装置9(32)は料金所出口14に設けられ、ETC装置10(34)は路上15に設けられる。また、SA12の入口16、出口17にもETC装置33を設けたり、有料道路の途中の路上18にもETC装置を設けたりすることもできる。このシステムのETC情報については、後述する。
図3(a)(b)は本実施形態のETCシステム30の構成を示すブロック図で、図3(a)にはETC装置32を、図3(b)には車両管理サーバ31を示す。図3(a)に
おいて、ETC装置32は、 ETC部61と、情報入力部62と、記憶部63と、データ合成部64とから構成される。情報入力部62は、交通情報や観光情報などの近隣情報を入力して記憶部63に記憶し、ETC部61は、通過した車両番号や時刻などのETC情報を出力する。このETC装置32からのETC情報と記憶部63からの近隣情報は、データ合成部64で合成され、車両管理サーバ31に送られる。
なお、ETC情報は、通過車両の車両番号を識別するETC装置32〜34が、その通過車両の車両番号、通過時間(後述の図4(a)参照)およびその位置情報(ETC装置設置場所)を含む車両通過情報である。また、この車両通過情報に付加される車両関係情報として、観光情報や地図情報を含むETC設置場所の近隣情報、交通情報を含むことが出来る。さらに、車両関係情報には、実施例1に示すように、車両推定所在情報を含むこともできる。この場合、ETC装置設置場所である位置情報や近隣情報は、予め知られている情報であるから、予め記憶部63や他の記憶装置に記憶させておくことが出来る。
このETC情報は、図4(a)に示すように、車両番号、通過ETC番号、通過時刻からなる情報である。例えば、ETC装置1では時刻9:10に車両番号111が通過し、時刻9:11に車両番号112が通過し、時刻9:13に車両番号113が通過し、ETC装置2では時刻9:30に車両番号111が通過し、時刻9:31に車両番号112が通過したことを示す。
図3(b)において、車両管理サーバ31は、制御部73、データ入力部74、記憶装置B75、車両位置推定部76、データ合成部77、配送部78から構成される。なお、図3(a)では、情報入力を各ETC装置から行っているが、情報入力を車両管理サーバ31で行う場合には、点線のように、情報入力部71、記憶装置A72が付加される(実施例5参照)。
この管理サーバ31は、携帯端末42からの制御信号を、情報配信サーバ41を介して制御部73で受け、データの配布の制御を行う。データ入力部74は、ETC装置32からのETC情報および近隣情報を受け、記憶装置B75に一時記憶させると共に、ETC情報を車両位置推定部76に送る。車両位置推定部76はETC情報から特定車両の位置を推定する。車両位置推定部76からの特定車両の位置情報と記憶装置B75の近隣情報とは、データ合成部77で合成され、車両関係情報として配送部78から情報配信サーバ41を介して携帯端末に転送される。
図5は本実施形態の情報配信サーバ41および携帯端末42の構成を示すブロック図である。情報配信サーバ41は、データ入力部81、記憶装置C82,D84、制御入力部83、制御部85、検索部86、データ合成部87、配送部88から構成される。データ入力部81は車両管理サーバ31からの車両関係情報を受けて記憶装置C82に記憶させる。制御入力部83は携帯端末42〜46からの制御信号を受け、制御部85、検索部86に転送すると共に、記憶装置D84に記憶させる。制御部85は制御信号の一部を車両管理サーバ31に転送する。検索部86は、車両番号に対応する携帯端末42〜46の配信先番号を検索し、配信情報を割り当てる。
また、携帯端末42(〜46)の構成は、操作部91、設定部92、表示部93からなる。操作部91の操作により設定部92が、情報配信サーバ41、車両管理サーバ31およびETC装置32の条件を設定する。例えば、車両番号に対応する携帯端末の配信先番号、その配信先番号への配信情報の種類、情報の配信要求などを指示する。また、表示部93は、車両管理サーバ31から情報配信サーバ41に送られた各種データを順次表示する。
ここで車両番号に対応する携帯端末42〜46の配信先番号は、図4(b)に示すように、車両番号に対応して車両所有者の携帯端末A42から予め設定し通知された携帯端末番号である。また、配信情報については、図4(c)に示すように、配信先番号に対応して各携帯端末から通知された情報の種類である。すなわち、配信先番号およびとその配信情報は、携帯端末A42の設定部92によりで指定され、情報配信サーバ41の制御入力部83に通知され、記憶装置D84に格納される。
図4(b)において、例えば、車両番号111は、契約者の携帯端末番号211、運転者の携帯端末番号212、同乗者の携帯端末番号213、自宅の携帯端末番号214に情報を送ることになる。また、図4(c)において、例えば、同乗者には車両位置情報と交通情報と駐車場情報と近隣情報とを送り、運転者と自宅には、車両位置情報と交通情報を送り、契約者と訪問先には車両位置情報のみ送るように設定する。
また、車両情報管理サーバ31は、通知・格納された車両情報を、情報配信サービスを提供する携帯電話の運営サイトの情報配信サーバに送信する手段を有する。また、この情報配信サーバ41は、送信された車両情報から、同サーバで管理している車両所有者等の情報配信先電話番号を検索し、その携帯電話番号宛に、定期的もしくは車両所有者 携帯電話 からの要求によって、所定の情報を自動配信することが出来る。
本実施形態の情報配信サービスでは、携帯電話Aの車両所有者は、情報配信先の携帯電話番号を任意に指定・変更することが可能である。この場合の情報配信は、文字、ガイダンス音声、画像等で提供される。
本実施形態によれば、車両関係情報のサービス契約者(車両所有者;携帯端末A)が任意に指定・変更可能な携帯端末B〜Eに配信可能なシステムであるので、特別の車載表示装置が不要となり、携帯端末を用いた簡単で安価なシステムが得られる特徴がある。
また、各種情報配信は、料金所のETC装置通過時に限られた情報もしくは大量の情報を一度にまとめて配信するわけではなく、車両推定位置から必要な分だけを配信することができる。
本実施形態は、ETC装置通過時ならびに定期的に、指定された携帯端末に各種情報を自動的に配信することができるので、コマンド入力しなくとも、車両関係情報を得ることが出来る。また、運転者でない場合には、必要に応じてコマンド入力時に情報を得るようにすることが可能である。
本発明の一実施例の動作を図2により説明する。ETC契約車両が、有料道路11の料金所入口13にある「ETC装置1」を通過する。この時に「車両の推定所在情報」「ETC装置1〜3区間の近隣情報、交通情報」を、車両所有者(契約者)が指定した任意の携帯電話に対して自動配信される。例えば、車両所有者が友人Aに車を貸し、友人Aがその借用した車両を運転し友人Bを訪ねるとする。この場合、車両所有者が、情報配信先を「車両所有者(本人)」「運転者(友人A)」「同乗者」「友人Aの自宅」「訪問先(友人B)」に設定する。そして車両に乗っている運転者、同乗者には、有効な情報である「近隣情報」や「交通情報」を配布し、本人、友人Aの家族、訪問先には、有効な情報である車両(友人 )の「推定所在地情報」を配布する。なお、「ETC装置1」通過時や「ETC装置9」通過時での「推定所在情報」は、推定ではなく実際の所在値になる。
図2において、車両が「ETC装置1」通過後は、定期的に「推定所在情報」と「各区間近隣情報、交通情報」が自動配信される。図2では、30分毎に自動配信される場合を示している。「ETC装置1」を通過してから30分後に、指定された携帯電話番号に対して、「推定所在情報」と「ETC装置3〜5区間の近隣情報、交通情報」が配信される。同様に60分後に、「推定所在情報」と「ETC装置4〜6区間の近隣情報、交通情報」が配信される。
また、定期的に自動配信する際の時間間隔は、サービス運営者もしくは契約者によって指定・変更可能とする。このように、本実施例のシステムでは、必要と思われる時に、必要な量だけの情報を指定者に配信することができる。そして、同車両がETC装置9を通過する時には、「推定所在情報」とETC装置9の「近隣情報、交通情報」を指定者に配信する。
図1において、車両情報管理サーバ31は、ETC装置32を通過した車両の車両関係情報を管理している。また、情報自動配信システム40は、携帯端末ネットワーク内に設けられた情報配信サーバ41を有し、この情報配信サーバ41が車両情報管理サーバ31と接続され、車両情報管理サーバ31からの車両関係情報が、 情報配信サーバ41の記憶装置82に供給される。また、図5において、情報配信サーバ41は、送信された車両関係情報を元に、検索部86において配信先の携帯端末番号を検索し、検索した携帯端末に対してデータ合成部87は近隣情報や交通情報等の各種情報を合成する。これにより配送部88は、合成された情報を携帯端末へ自動配信する。特に、契約者が指定する任意の携帯端末に自動配信すること、複数の携帯端末42〜46に自動配信することができる。
図6は本実施例の車両位置推定の動作を説明するフロー図である。本実施例において、サービス契約者の車両が、有料道路のETC装置「X」を通過したとする。ここでは便宜上「X=1」、つまりETC装置「1」を通過したとする。車両情報管理サーバ31はETC装置1から「車両Aが通過した」という報告をデータ入力部74で受ける。車両管理サーバ31は、ETC装置1からの車両A通過の報告を受けると、従来技術の課金等の処理とは別に、情報配信システム中の情報配信サーバ41に車両情報を送信する。すなわち、データ入力部74は近隣情報を記憶装置B75に一時記憶させると共に、ETC情報を車両位置推定部76に送る。車両位置推定部76はETC情報から車両Aの位置を推定する。車両位置推定部76からの車両Aの位置情報と記憶装置B75の近隣情報とは、データ合成部77で合成され、車両関係情報として配送部78から情報配信サーバ41に配送される。
この車両関係情報を受けた情報配信サーバ41は、データ入力部81で車両管理サーバ31からの情報を受けて記憶装置C82に記憶させる。さらに、検索部86は、車両関係情報に基づき記憶装置84の配送先番号を読み出し、配信先の携帯端末の電話番号を検索する。次に、データ合成部87は近隣情報や交通情報等の各種情報を合成する。これにより配送部88は、検索した携帯端末番号に対して、ETC装置「1〜3」の近隣情報を自動配信する。
その後、車両管理サーバ31の車両位置推定部76が、「車両AがETC装置2(X+1)を通過したか?」を確認する。車両管理サーバ31は、ETC装置2からの車両A通過通知がなければ(NOであれば)、車両位置推定部76が、「Y時間経過したか?」を確認する。このY時間は、本実施例のサービス運営者もしくは契約者によって指定可能とする。ここでは便宜上「Y=30分」とする。そして、30分内にETC装置2(X+1)を通過すれば、情報配信サーバ41の配信部88はETC装置2の近隣情報等の各種情報を指定された携帯端末に自動配信し終了する。
もし、30分経過後もETC装置2を通過していない場合は、車両 はまだ有料道路内にいることになる。この場合は、X=X+1の加算後に元の動作シーケンスに戻り、ETC装置「X〜X+2」つまりETC装置「2〜4」の近隣情報等の各種情報を配信する。その後、同様に「ETC装置3を通過したか?」「30分経過したか?」を監視する。
本実施例によれば、携帯端末を用いて車両関係情報を得るので、車載した専用の近隣情報案内装置を不要とすると共に、ETC装置の通過時だけでなく、有料道路走行中も情報配信出来るという特徴がある。また、車両所有者(契約者)が、必要に応じて情報配信の配信先を任意に指示・変更できるので、必要な車両関係情報をどこにでも有効に配信する事が出来るという特徴がある。
本実施例は、システムの契約者(契約携帯電話番号)、もしくは契約者による指定者(指定携帯電話番号)から携帯電話の指示により要求があった場合に、その要求に応じた区間の各種情報を提供する場合である。これは携帯電話から情報要求のコマンドが出来るようにしておけばよい。すなわち、携帯端末A42の操作部91から指示があると、設定部92から制御信号が出され、情報配信サーバ41の制御入力部83、制御部85を介して、車両管理サーバ31の制御部73に供給され、データ入力部74が制御される。この制御により、車両管理サーバ31の記憶装置75に記憶されたその要求時刻の記憶情報が読み出され、配布さる。例えば、図2において、ETC装置1通過から30分後に通常であれば、情報配信サーバ41より「車両の推定所在情報」「ETC装置1〜3区間の近隣情報、交通情報」が指定者の携帯端末に自動配信される。この場合、「ETC装置4〜6区間の近隣情報、交通情報」も併せて欲しい場合は、携帯電話の指示により要求をすれば、30分後でなくても(定期時間外でも)、追加情報として得ることが可能である。
本実施例は、図2に示すように、有料道路ETCシステムとして、ETC(SA)装置33、もしくはETC装置同様に車両識別可能な装置を、有料道路のサービスエリア(SA)12やパーキングエリア(PA)の入口16と出口17に設置したものである。これにより、SAや PA内にある車両数、つまり駐車場の空き情報が分かる。この「駐車場の空き情報」を要求により適時自動配信することが出来る。また、SAやPAの入口に設置されたETC装置ならびにそれに準じた装置通過時に、SAやPA内の店舗情報等の配信することも可能となる。
また、ETC(路上)装置34、もしくはETC装置同様に車両識別可能な装置を、有料道路11上に設置しておくことも出来る。これにより、車両の「推定所在情報」をより正確に把握することが可能となる。
図7は本発明の第4の実施例の車両管理サーバ31のブロック図である。本実施例は、図3(a)における情報入力部62の代わりに、車両管理サーバ31から情報入力を出来るようにした場合である。この場合は、車両管理サーバ31に情報入力部A71と、その記憶装置A72とを設けている。
観光情報、地図情報などの近隣情報は多量のデータであるため、車両管理サーバ31に情報入力部A71を設け、この情報入力部A71から記憶装置A72に予めまとめてデータを入力出来るようにしたものである。このようにすれば、記憶装置A72の容量をやや大きくする必要があるが、ETC装置32などからのデータ転送が少なくて済み、データ転送が効率的になり、システム運用が容易になる。
図8は本発明の第5の実施例の情報配信サーバ41のブロック図である。本実施例は、図7における車両管理サーバ31の情報入力部71の代わりに、情報配信サーバ41から情報入力を出来るようにした場合である。この場合は、情報配信サーバ41に情報入力部B89と、その記憶装置E90とを設けている。
観光情報、地図情報などの近隣情報は多量のデータであるため、情報配信サーバ41の情報入力部B89から記憶装置E90にデータをまとめて入力出来るようにしている。この場合は、記憶装置E90の容量を相当大きくする必要があるが、ETCシステム30などからのデータ転送が少なくて済み、データ転送が効率的になり、システム運用が容易になる。
図9は本発明の第6の実施例のシステムを説明するブロック図である。本実施例は、図2の有料道路のETCシステム30の代わりに、車両識別システムの1つとして一般幹線道路に設けた車両ナンバープレート番号識別システム50を設けたものである。すなわち、このシステムは、図2と同様の携帯端末を用いた情報自動配信システム40と、従来からある車両ナンバープレート番号識別システム50とから構成される。このシステム中の車両情報管理サーバ51も、図2の車両情報管理サーバ31と同様のもので、この車両情報管理サーバ51は、車両ナンバー識別装置52を通過した車両の情報を管理している。この一般道路車両ナンバープレート番号識別システム50の車両情報管理サーバ51が、情報自動配信システム40の情報配信サーバ41aと接続される。情報配信サーバ41aは、情報配信サーバ41と同じである。
一般の幹線道路においては、通行料金収受をしないがETC装置同様に車両もしくは車両ナンバープレート番号が識別可能な装置を配置しておく。複数の装置から構成される車両ナンバープレート番号識別システム50の車両情報管理サーバ51から、本実施例のシステムの情報配信サーバ41aに「車両関係情報」を送信することで、一般道路においても有料道路11の場合と同様に、車両関係情報の提供サービスが可能となる。
なお、現在、一般幹線道路に設置されているNシステム等の車両ナンバープレート番号識別システムがあるが、このシステムと情報配信サーバを接続すると、有料道路だけでなく一般幹線道路でも、車両関係情報の情報配信サービスを受けられる可能性もある。本実施例は、一般幹線道路に設置される車両ナンバープレート番号識別システムにも適用可能であため、一般幹線道路の車両関係情報も取得出来るようになる。
なお、この一般幹線道路に設けた車両ナンバープレート番号識別システム50と共に、さらに前述の有料道路のETCシステム30付加し併設された情報自動配信システム40も当然考えられる。この場合、さらに拡大された車両情報取得システムを構成することが出来る。
本実施例は、図1の情報配信システム40に示すように、携帯電話もしくは携帯端末と共に、固定端末47を付加した場合である。これまでの実施例では情報配信先を、携帯電話もしくは携帯端末42〜46としてきたが、警察や警備会社の固定端末47への配信も可能とするものである。これにより、契約者の車両が盗難されたような場合に、情報配信先に警察や警備会社を指定・追加することで、警察や警備会社で、盗難車の追跡調査を的確に実施することができる。
また、警察では、車両盗難を含めた各種犯罪捜査時に、契約者の事前了解を得て、もしくは契約者の事前了解なしに、本実施例のシステムを利用し、「車両推定所在情報」を得ることができる。
本実施例は、図9において、車両ナンバープレート識別装置52の代わりに、GPS車載機、GPS搭載携帯端末により車両の現在推定位置を特定するシステムである。この場合、その位置情報を車両(携帯端末)情報管理サーバ51aに供給するものである。従来の構成でも、GPS車載機、GPS搭載携帯端末により車両の現在推定位置が特定できるシステムがある。これらシステムに、各車両からの位置情報を入力し、さらに付加情報を適当に供給できるようにした車両(携帯端末)情報管理サーバ51aを設け、本実施例の情報配信サーバ41を接続することにより、前述車両(携帯端末)関係情報の提供サービスが可能となる。
さらに、将来、有料道路において、ETC専用車載機を使用しなくても携帯電話により通行料収受が可能になった場合は、ETCシステムを使用せずに、携帯電話システムのみで前記自動配信サービスを実現することも可能となる。
本発明は、GPS等を利用した高額な盗難車両追跡システムを契約していなくても、車両が盗難された場合、車両盗難者を高確立で検挙することが可能である。その理由は、情報配信先が車載機ではなく、車両所有者の携帯電話であり、配信先を任意に指定・変更できるからである。例えば、盗難発生後に情報配信先として警備会社や警察を追加することで、警備会社や警察で盗難車の推定所在地や行き先が手に取るように分かるからである。
また、本発明によって契約者本人ならびに契約者の周りに対してETCシステムの有効性が大きく見直される。これにより伸び悩んでいるETCシステムの普及促進が期待される。
さらに、本発明は、車両ではなくGPS搭載携帯電話等の個人の推定所在地を認識できる装置・システムを活用することで同様のサービス提供が可能である。例えば、老人や子供にGPS搭載携帯電話等の所在地確認が可能な装置を所有させ、家族を含めた関係者に定期的に推定所在情報を自動配信することで、迷子等の捜索に非常に適用できる。
本発明の第1の実施形態を説明するETCシステムを用いた情報自動配信システムのブロック図である。 図1のシステムを有料道路に適用した場合の模式図である。 (a),(b)は図1のETCシステムおよび携帯電話システムのブロック図である。 (a)〜(c)は図1の情報自動配信システムの用いる情報関連を説明する図である。 図1の情報自動配信システムを説明するブロックの図である。 図1のETCシステムの処理を説明するフロー図である。 本発明の第4の実施例のETCシステムを説明するブロック図である。 本発明の第5の実施例の情報配信サーバを説明するブロック図である。 本発明の第6の実施例の一般幹線道路に設けた車両ナンバープレート番号識別システムのブロック図である。 従来例のETC装置による近隣情報案内装置のブロック図である。 図10のETCシステムを有料道路に適用した場合の模式図である。
符号の説明
1〜10,106 ETC装置
11 有料道路
12 SA(サービスエリア)
13 料金所入口
14 料金所出口
15、18 路上ゲート
16,17 出入口ゲート
20 車両走行ルート
30 有料道路ETCシステム
31,51 車両情報管理サーバ
32 ETC料金所装置
33 ETCSA装置
35 ETC路上装置
40 情報自動配信システム
41 情報配信サーバ
42〜46 携帯端末A〜E
47 固定端末
50 車両ナンバープレート番号識別システム
52 車両ナンバー識別装置
61 ETC部
62,71,89 情報入力部
63 記憶部
64,77,87 データ合成部
72,75,82,84,90 記憶装置A〜E
73,85 制御部
74 データ入力部
76 車両位置推定部
78,88 配送部
83 制御入力部
86 検索部
91 操作部
92 設定部
93 表示部
100 車載無線機
101,102 アンテナ
103 アンテナ(TG)
104 表示装置
105 音声ガイダンス部
111 検知回路
112 A/D変換器
114 マイクロコンピュータ
115 変調回路

Claims (24)

  1. 所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システム、および前記車両関係情報を受けてこの車両関係情報を任意に指定され複数の端末装置に対して自動的に配信する情報自動配信システムを含むことを特徴とする車両情報配信システム。
  2. 前記車両関係情報が、車両推定所在情報、道路情報または観光情報を含む請求項1記載の車両情報配信システム。
  3. 車両識別システムが、通過車両の車両番号を識別するETC(Electoronic Toll Collection)システムである請求項1または2記載の車両情報配信システム。
  4. 車両識別システムが、通過車両の車両番号を識別する車両ナンバー識別システムである請求項1または2記載の車両情報配信システム。
  5. ETCシステムは、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報をそれぞれ送出するETC装置を各地点にそれぞれ設けると共に、これらETC装置からの車両情報を一時記憶して情報自動配信システムに送付する車両情報管理サーバを設けた請求項3記載の車両情報配信システム。
  6. ETCシステムの車両情報管理サーバは、特定通過車両の現在位置を推定する車両位置推定手段を含む請求項5記載の車両情報配信システム。
  7. ETCシステムの車両情報管理サーバは、各ETC装置からの車両情報に他の車両関係情報を付加して送出する請求項5または6記載の車両情報配信システム。
  8. 車両ナンバー識別システムは、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報を含む車両情報を送出する車両ナンバー識別装置を各設置地点にそれぞれ設けると共に、これら車両ナンバー識別装置からの車両情報を一時記憶し車両情報配信システムに送付する車両情報サーバを設けた請求項4記載の車両情報配信システム。
  9. 車両ナンバー識別システムの車両情報サーバは、各車両ナンバー識別装置からの車両情報から通過車両の現在位置を推定する車両位置推定手段を含む請求項8記載の車両情報配信システム。
  10. 車両位置推定手段は、所定道路に順次配置された各ETC装置または車両ナンバー識別装置からの特定通過車両の車両情報または前記各ETC装置または車両ナンバー識別装置通過後の経過時間からその通過車両の現在位置を推定する請求項6または9記載の車両情報配信システム。
  11. 車両ナンバー識別システムの車両情報サーバは、各車両ナンバー識別装置からの車両情報に他の車両関係情報を付加して車両情報配信システムに送出する請求項8記載の車両情報配信システム。
  12. 情報自動配信システムは、車両識別システムからの車両関係情報を受け、指定された複数の端末装置に対して自動的に配信する情報配信サーバを有する請求項1または2記載の車両情報配信システム。
  13. 情報自動配信システムの情報配信サーバは、車両通過情報に対応する特定車両番号から配信すべき複数の端末装置おを検索する検索手段を含む請求項12記載の車両情報配信システム。
  14. 情報配信サーバは、各設置地点からの車両情報に各車両関係情報を付加して送出する請求項12または13記載の車両情報配信システム。
  15. 端末装置は、車両情報を含む各車両関係情報の配信の可否および配信すべき端末装置の指定を情報自動配信システムの情報配信サーバに指示する設定手段を有する請求項1または2記載の車両情報配信システム。
  16. 端末装置は、携帯端末または携帯電話である請求項1,2または14記載の車両情報配信システム。
  17. 車両識別システムは、所定地点を通過する通過車両の車両番号を検出し、その通過車両の車両番号およびその位置情報を含む車両情報を送出し、情報自動配信システムは、前記車両情報を受け、この車両情報を、任意に指定した複数の端末装置に対して自動的に配信することを特徴とする車両情報配信方法。
  18. 各地点にそれぞれ設けたETC装置から、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報をそれぞれ送出し、車両情報管理サーバが、前記各ETC装置からの車両通過情報を一時記憶して情報自動配信システムに送付する請求項17記載の車両情報配信方法。
  19. 各地点にそれぞれ設けた車両ナンバー識別装置から、通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報をそれぞれ送出し、車両情報サーバが、前記各車両ナンバー識別装置からの車両関係情報を一時記憶し情報自動配信システムに送付する請求項17記載の車両情報配信方法。
  20. 情報配信サーバが、車両識別システムからの車両関係情報を受け、指定された複数の端末装置に対して自動的に配信する請求項17または19記載の車両情報配信方法。
  21. 端末装置が、車両情報を含む各車両関係情報の配信の可否および配信すべき端末装置の指定を情報自動配信システムの情報配信サーバに指示し、情報配信サーバが、車両情報に対応する特定車両番号から配信すべき複数の端末装置を検索し、検索された複数の端末装置に対して前記配信情報を自動的に配信する請求項20記載の車両情報配信方法。
  22. 所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システムからの車両関係情報を受けてこの車両関係情報を任意に指定され複数の端末装置に対して自動的に配信する情報配信サーバを有することを特徴とする端末通信システム。
  23. 所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両関係情報を送出する車両識別システムからの車両関係情報を受けると共に、その車両関係情報を指定された端末装置に配信することを特徴とする情報自動配信システムの情報配信サーバ。
  24. 所定地点を通過する通過車両の車両番号を識別しその通過車両の車両番号およびその位置情報からなる車両情報を含む車両からなる車両関係情報を送出する車両識別システムからの車両関係情報の配信の可否およびその車両関係情報を配信すべき端末装置番号の指定を情報自動配信システムの情報配信サーバに指示する設定手段を有することを特徴とする端末装置。
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