JP2008123044A - 駐車支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】駐車場の貸借を適切に実現して駐車場の有効利用を図るとともに、車両の運転者の利便にも資する駐車支援システムを提供する。
【解決手段】車両に搭載されるナビゲーション装置2からの駐車許可要請(S320)をサーバ3が受信すると、サーバ3は、駐車許可要請に合致する駐車場の情報を、貸与可能な駐車場の情報が駐車場の貸与者からの情報に基づき登録されたデータベースから検索して(S520)、ナビゲーション装置2に送信する(S530)。また、その後、その送信対象の駐車場のうち、運転者により選択された(S340)駐車場について、駐車を許可するか否かを確認し(S550〜S590)、許可する旨或いは許可しない旨の情報をナビゲーション装置2に送信する。さらに、ナビゲーション装置2は、駐車が許可された駐車場の情報を表示するとともに、その駐車場への経路案内を実行する(S360)。
【選択図】図9
【解決手段】車両に搭載されるナビゲーション装置2からの駐車許可要請(S320)をサーバ3が受信すると、サーバ3は、駐車許可要請に合致する駐車場の情報を、貸与可能な駐車場の情報が駐車場の貸与者からの情報に基づき登録されたデータベースから検索して(S520)、ナビゲーション装置2に送信する(S530)。また、その後、その送信対象の駐車場のうち、運転者により選択された(S340)駐車場について、駐車を許可するか否かを確認し(S550〜S590)、許可する旨或いは許可しない旨の情報をナビゲーション装置2に送信する。さらに、ナビゲーション装置2は、駐車が許可された駐車場の情報を表示するとともに、その駐車場への経路案内を実行する(S360)。
【選択図】図9
Description
本発明は、駐車領域の有効活用を支援するための技術に関するものである。
例えば自動車で外出した場合、駐車場(1台分或いは複数台分の駐車スペースを有するものを駐車場と記載する)探しに困ることが多々ある。駐車場付きの施設へ出かける場合は問題ないが、例えば街の中心部へ出かける場合や住宅街等へ出かける場合であって、その目的地に駐車場がない、或いは余分な駐車スペースがないといった場合に困ることとなる。目的地周辺に、都合良く駐車場がある、或いは余分な駐車スペースがあるとは限らないからである。また、目的地周辺に駐車場等があるとしても、運転者には、なるべく目的地に近い所に駐車したいとか、駐車料金のかからない所或いは安い所に駐車したいという心理が当然に働くため、駐車場探し(選び)に時間がかかってしまうことがよくある。
ところで、一見駐車場或いは駐車スペースがないと思われるようなところでも、たいていの場合、物理的に駐車スペースがないわけではない。例えば月極駐車場では、24時間常に駐車されているわけではなく、時間帯によっては空いている場合があるし、また、隣家など近所の住人が所有(あるいは使用)している駐車場が場合によっては空いていることもある。特に、自動車が通勤に使用されている場合には、平日の昼間はずっと空いていることとなる。しかし、他人の駐車場であるため、無断で駐車することはできない。勿論、駐車場の使用者(所有者)から駐車許可が得られれば、その空いている駐車スペースに駐車することはできるが、面識がない場合には難しい。また、面識があったとしても、頻繁に許可を求めることは気がひけるし、必ずしも連絡がとれるとは限らない。
尚、駐車場を有効利用するための技術は、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1の技術について説明すると、まず、貸駐車場(例えば月極)において、出入口ゲート付近にカードリーダライタを設置し、契約者は、出庫時に、次回入庫する予定時刻をカードリーダライタに入力しておくようにする。そして、これにより、各駐車スペースの空き時間帯が分かるようになるため、その空き時間帯においては、その空いた駐車スペースを時間貸しのスペースとして利用するようにする、というものである。
また、従来、特に街中心部において、駐車場の位置や空き状況を電光掲示板に表示することが広く行われている。これによれば、運転者は、その電光掲示板を見ることで、駐車可能な駐車場を容易に見つけることができるようになる。
特許2873723号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されている技術は、複数の駐車スペースを有した管理の行き届いた駐車場を前提としたものであって、駐車場にカードリーダライタが設置されている必要がある。駐車場の有効利用を図るために、このような機器を、個人宅の駐車場などを含めた各種駐車場に設置しなくてはならないとすると、非常に実現が困難である。
また、上述の電光掲示板の例では、ほとんどの場合有料の駐車場の情報を表示することを前提としているし、また、駐車場の位置や空き状況は分かるかもしれないが、どの駐車場が目的地に近いのかということは分かりにくいため、運転者にとって必ずしも嬉しいものではない。
さらには、特許文献1の技術の場合、その場所に行かないと駐車場が空いているか否かが判断できず、また、電光掲示板の例の場合は、電光掲示板を見ないと駐車場の位置や空き情報は分からないため、これらの場合、せっかく出向いたのに駐車場が空いていないという事態も考えられる。
以上のように、駐車場が空いているにもかかわらず、駐車場の貸借人双方の意志の疎通は容易ではなく、このため駐車場の貸借が適正に実現されず、駐車場の有効利用は図られていなかった。また、運転者が、その運転者にとって最良の駐車場を利用することができるとは限らない、という問題もあった。
本発明はこうした問題に鑑みなされたもので、駐車場(駐車スペース)の貸借を適切に実現して駐車場(駐車スペース)の有効利用を図るとともに、運転者の利便にも資する駐車支援システムを提供することを目的とする。
かかる問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、駐車場所の貸与者に使用される貸与者通信端末と、車両に搭載される車載通信装置と、貸与者通信端末及び車載通信装置と通信可能に接続され、駐車場所の情報を車載通信装置に送信するサーバとを備えた駐車支援システムである。
まず、貸与者通信端末は、貸与可能な駐車場所の情報(以下、貸与可能駐車場所情報という)が使用者により入力されると、その入力された貸与可能駐車場所情報をサーバに送信する貸与情報送信手段を備えている。
一方、サーバは、駐車場所の情報を記憶するデータベースと、登録手段とを備えており、この登録手段は、貸与者通信端末からの貸与可能駐車場所情報を受信すると、その貸与可能駐車場所情報をデータベースに登録する。
また、車載通信装置は、駐車を希望する旨及び希望する駐車場所についての情報(以下、駐車要請情報という)が使用者により入力されると、その入力された駐車要請情報をサーバに送信する駐車要請情報送信手段を備えている。
サーバは、合致情報送信手段を備えており、この合致情報送信手段は、車載通信装置からの駐車要請情報を受信すると、その駐車要請情報に合致する駐車場所の情報をデータベースから検索するとともに、検索して取得できた駐車場所の情報(以下、合致駐車場所情報という)を車載通信装置に送信する。
ここで、通信装置は、報知手段も備えており、この報知手段は、サーバからの合致駐車場所情報を受信すると、その合致駐車場所情報を使用者に報知するようになっている。
このような請求項1の駐車支援システムによれば、車両の運転者は、駐車したい駐車場所についての情報を入力すればその希望に合致した駐車場所の情報が得られるため、その運転者にとって都合の良い所望の駐車場所を利用できるようになる。尚、駐車を希望する駐車場所についての情報としては、少なくとも駐車したい場所(位置、住所)の情報が考えられる。
このような請求項1の駐車支援システムによれば、車両の運転者は、駐車したい駐車場所についての情報を入力すればその希望に合致した駐車場所の情報が得られるため、その運転者にとって都合の良い所望の駐車場所を利用できるようになる。尚、駐車を希望する駐車場所についての情報としては、少なくとも駐車したい場所(位置、住所)の情報が考えられる。
一方、サーバのデータベースに登録された駐車場所が利用(貸与)され得るのであるが、貸与可能な駐車場所の情報は、貸与者通信端末からサーバに送信するだけでそのサーバのデータベースに登録される。つまり、貸与者は簡単な登録作業を行うだけで駐車場所を貸与できるようになり、このため貸与可能な駐車場所の登録及び利用(貸与)の促進を図ることができる。また、駐車場所を予め登録しておくことで、その駐車場所の円滑かつ有効な利用が実現できる。
このように、本請求項1の駐車支援システムによれば、駐車場所の貸借を適切に実現して駐車場所の有効利用を図るとともに、駐車場所を利用する運転者の利便にも資することができる。
ところで、請求項1のシステムにおいて、駐車場所の貸借をより適切に実現するためには、請求項2のように構成すればよい。
請求項2のシステムは、請求項1のシステムにおいて、車載通信装置は、報知手段により報知された合致駐車場所情報が表す駐車場所から、所望の駐車場所を使用者に選択させるための選択手段と、選択手段を介して選択された駐車場所の情報(以下、希望駐車場所情報という)をサーバに送信する希望情報送信手段とを備えている。
請求項2のシステムは、請求項1のシステムにおいて、車載通信装置は、報知手段により報知された合致駐車場所情報が表す駐車場所から、所望の駐車場所を使用者に選択させるための選択手段と、選択手段を介して選択された駐車場所の情報(以下、希望駐車場所情報という)をサーバに送信する希望情報送信手段とを備えている。
一方、サーバは、車載通信装置からの希望駐車場所情報を受信すると、その希望駐車場所情報が表す駐車場所についての駐車の可否を判断して、駐車可能と判断すると駐車を許可する旨の情報を車載通信装置に送信し、駐車不可と判断すると駐車を許可しない旨の情報を車載通信装置に送信する駐車可否確認手段を備えている。
さらに、報知手段は、サーバからの駐車を許可する旨の情報或いは駐車を許可しない旨の情報を受信すると、その受信した情報を使用者に報知するようになっている。
このような請求項2のシステムによれば、例えば合致駐車場所情報が表す駐車場所が複数ある場合、運転者は、その中から最も望ましい駐車場所を選択することができるため、運転者の要望をより適切に満たすことができる。尚、合致駐車場所情報が表す駐車場所が1つの場合であっても、選択手段を介した選択により、使用者にその駐車場所の情報の確認を促すことができるという効果がある。
このような請求項2のシステムによれば、例えば合致駐車場所情報が表す駐車場所が複数ある場合、運転者は、その中から最も望ましい駐車場所を選択することができるため、運転者の要望をより適切に満たすことができる。尚、合致駐車場所情報が表す駐車場所が1つの場合であっても、選択手段を介した選択により、使用者にその駐車場所の情報の確認を促すことができるという効果がある。
また、運転者は、その運転者が選択した駐車場所について、駐車の可否(駐車の許可或いは不許可)が分かるため、駐車場所に到着したにもかかわらず、例えばその駐車場所に既に他の車両が駐車されていて自分の車両を駐車することができない、というような不都合が生じることを防止できる。つまり、駐車場所の貸借をより適切かつ確実に実現することができるようになる。
ところで、希望駐車場所情報が表す駐車場所についての駐車の可否は、請求項3に記載のように、その駐車場所が使用中か否かで判断するようにすればよい。
つまり、請求項3のシステムは、請求項2のシステムにおいて、登録手段は、データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、使用中か否かを各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに記録するようになっている。そして、駐車可否確認手段は、データベースを参照し、判断対象の駐車場所が使用中でなければ、その判断対象の駐車場所は駐車可能と判断し、判断対象の駐車場所が使用中であれば、その判断対象の駐車場所は駐車不可と判断するようになっている。
つまり、請求項3のシステムは、請求項2のシステムにおいて、登録手段は、データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、使用中か否かを各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに記録するようになっている。そして、駐車可否確認手段は、データベースを参照し、判断対象の駐車場所が使用中でなければ、その判断対象の駐車場所は駐車可能と判断し、判断対象の駐車場所が使用中であれば、その判断対象の駐車場所は駐車不可と判断するようになっている。
このような請求項3のシステムによれば、同一の駐車場所に同時に複数の車両が駐車を許可される、というような問題が生じることを防止することができる。このため、駐車場所の貸借をより適切に実現できる。
また、請求項3のシステムにおいて、駐車場所の使用中の旨の記録或いはその記録の取消しを実現するには、具体的に、請求項4のように構成すればよい。
請求項4のシステムは、請求項3のシステムにおいて、車載通信装置は複数あり、該複数の車載通信装置はそれぞれ、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、駐車状態検出手段とを備えている。
請求項4のシステムは、請求項3のシステムにおいて、車載通信装置は複数あり、該複数の車載通信装置はそれぞれ、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、駐車状態検出手段とを備えている。
駐車状態検出手段は、位置検出手段により検出される車両の現在位置が、駐車が許可された駐車場所の位置に一致し、かつ、車速検出手段により検出される車速が0となった際に、駐車が開始されたと判断して、その駐車場所の情報とともに駐車を開始した旨の情報(以下、駐車開始情報という)をサーバに送信する。また、その後、車速検出手段により検出される車速が0より大きくなった際に、駐車が終了したと判断して、その駐車場所の情報とともに駐車を終了した旨の情報(以下、駐車終了情報という)をサーバに送信する。
そして、登録手段は、車載通信装置から駐車開始情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その受信した情報が表す駐車場所について、使用中である旨をデータベースに記録する。また、その後、車載通信装置からその使用中である駐車場所の情報とともに駐車終了情報を受信すると、その受信した情報が表す使用中の駐車場所について、使用中である旨の記録を取消すようになっている。
このような請求項4のシステムによれば、駐車状態検出手段により駐車が開始されたこと及び駐車が終了したことが自動的に検出されるとともに、駐車が開始されれば、サーバのデータベースに、その駐車対象の駐車場所について使用中の旨が自動的に記録され、駐車が終了すれば、使用中の旨が自動的に取り消されるようにすることができるため、例えばシステムの管理者が意図しなくても、同一の駐車場所に同時に複数の車両が駐車を許可される、という前述のような問題が生じることを防止することができる。このため、駐車場所の貸借をより適切に実現できるようになる。
ところで、駐車場所の貸与者が、貸与対象の駐車場所の状況(つまり、使用中か否か)について把握できるようにすることが好ましい。例えば自らが使用したい場合等も考えられるからである。
そこで、請求項5のシステムは、請求項4のシステムにおいて、サーバは、車載通信装置から駐車開始情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その受信した情報が表す駐車場所の貸与者が使用する貸与者通信端末に、その受信した駐車開始情報及び駐車場所の情報を送信する。また、その後、送信元の車載通信装置から駐車終了情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その貸与者通信端末に、その受信した駐車終了情報及び駐車場所の情報を送信するようになっている。
このような請求項5のシステムによれば、駐車場所の貸与者は、貸与者通信端末を介して、自らが貸与する所定の駐車場所に車両が駐車されたこと、及び駐車が終了したことが分かるため、貸与対象の駐車場所についての状況を把握できるようになる。
ここで、希望駐車場所情報が表す駐車場所についての駐車の可否の判断は、請求項6のような構成で実現されるようにしてもよい。
つまり、請求項6のシステムは、請求項2のシステムにおいて、登録手段は、データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、その駐車場所への駐車を許可されている車両の情報を各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに登録するようになっている。また、駐車要請情報には、送信元の車両の情報が含まれている。
つまり、請求項6のシステムは、請求項2のシステムにおいて、登録手段は、データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、その駐車場所への駐車を許可されている車両の情報を各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに登録するようになっている。また、駐車要請情報には、送信元の車両の情報が含まれている。
そして、駐車可否確認手段は、データベースを参照するとともに駐車要請情報に含まれる車両の情報に基づき、その駐車要請情報の送信元の車両が、その車両が送信した希望駐車場所情報が表す駐車場所への駐車が許可されている車両であれば、その車両及び駐車場所について駐車可能と判断するようになっている。
このような請求項6のシステムでは、例えば駐車場所の貸与者が、貸与者通信端末を介して駐車を許可してもよい車両の情報をサーバに送信し、予め登録しておくようにすることができる。このため、貸与者の要望にも合致するような適切な駐車場所の貸借を実現することができる。また、予め登録しておくことで、円滑な貸借を実現できる。
次に、請求項6のシステムにおいて、駐車要請情報の送信元の車両が、その車両が送信した希望駐車場所情報が表す駐車場所への駐車が許可されている車両でない場合には、請求項7のように構成するとよい。
請求項7のシステムは、請求項6のシステムにおいて、駐車可否確認手段は、駐車要請情報の送信元の車両が、その車両が送信した希望駐車場所情報が表す駐車場所への駐車が許可されている車両でない場合、その希望駐車場所情報が表す駐車場所の貸与者が使用する貸与者通信端末に駐車許可の確認を求める情報(以下、駐車許可確認情報という)を送信するようになっている。そして、貸与者通信端末から、駐車許可確認情報に対する応答として駐車を許可する旨の情報を受信した場合には駐車可能と判断し、駐車を許可しない旨の情報を受信した場合には駐車不可と判断するようになっている。
この請求項7のシステムによれば、駐車場所の貸与者に駐車場所を貸与してもよいかどうかを確認するようになっているため、貸与者の要望に合致する適切な駐車場所の貸借を実現することができるようになる。
また、請求項7のシステムでは、請求項8に記載のように構成することが好ましい。
請求項8のシステムは、請求項7のシステムにおいて、駐車許可確認情報には、駐車場所の位置、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、対象車両の車種、及び対象車両のナンバーの少なくとも何れかに関する情報が含まれている。
請求項8のシステムは、請求項7のシステムにおいて、駐車許可確認情報には、駐車場所の位置、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、対象車両の車種、及び対象車両のナンバーの少なくとも何れかに関する情報が含まれている。
そして、貸与者通信端末は、駐車許可確認情報を使用者に報知する確認情報報知手段を備えている。また、確認情報報知手段によりサーバから受信した駐車許可確認情報が報知された際、駐車を許可する旨の情報が使用者により入力された場合には、その駐車を許可する旨の情報を応答としてサーバに送信し、駐車を許可しない旨の情報が使用者により入力された場合には、その駐車を許可しない旨の情報を応答としてサーバに送信する駐車許可応答手段を備えている。
この請求項8のシステムでは、駐車許可確認情報が貸与者通信端末の使用者(駐車場所の貸与者)に報知されるため、貸与者は、その報知される情報に基づいて駐車を許可するか否かを判断できるようになる。具体的に、例えば駐車目的が「受験,試験」、「診察,通院」といったような内容であって、積極的に駐車を許可したほうが良いというような場合に駐車を許可する、というようなことが考えられ、これによれば、公益的にも好ましい。
ところで、請求項7,8のシステムにおいて、貸与者通信端末がサーバから駐車許可確認情報を受信した際、必ずしもその貸与者通信端末の使用者が端末をすぐに操作できるとは限らない。例えば、使用者が、仕事中、食事中、睡眠中というような場合もある。
そこで、請求項9のシステムは、請求項7,8のシステムにおいて、駐車可否確認手段は、貸与者通信端末から駐車許可確認情報に対する応答が所定時間受信できない場合には、駐車不可と判断するようになっている。
この請求項9のシステムによれば、貸与者通信端末からの応答が受信できないために駐車の可否の判断がなされず、車両の運転者に駐車の許可或いは不許可の情報が報知されない、というような不都合が生じることを防止することができる。このため、駐車場所の貸借がより適切に実現されるようになる。
また、請求項6〜9のシステムでは、請求項10に記載のように、駐車の可否の判断で駐車場所が使用中か否かも考慮されるように構成することが好ましい。
つまり、請求項10のシステムでは、登録手段は、データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、使用中か否かを各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに記録するようになっている。
つまり、請求項10のシステムでは、登録手段は、データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、使用中か否かを各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに記録するようになっている。
そして、駐車可否確認手段は、データベースを参照し、判断対象の駐車場所が使用中であれば、判断対象の車両がその駐車場所への駐車が許可されているか否かにかかわらず、その判断対象の車両及び駐車場所について駐車不可と判断するようになっている。
この請求項10のシステムによれば、駐車場所が使用中であるにもかかわらず、その駐車場所について駐車を許可する車両の情報がデータベースに登録されていることにより、その許可する旨が登録されている車両がその使用中の駐車場所に駐車可能と判断されてしまう、というような不都合が生じることを防止することができる。つまり、駐車場所の貸借が適切に実現されるようにすることができる。
また、請求項6〜10のシステムでは、駐車場所の貸与者が、貸与対象の駐車場所の状況(つまり、使用中か否か)について把握できるようにすることが好ましい。
そこで、請求項11のシステムでは、まず、車載通信装置は、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、駐車状態検出手段とを備えている。尚、この駐車状態検出手段は、請求項4の駐車状態検出手段と同じ機能を有しており、駐車開始情報及び駐車終了情報をサーバに送信する。
そこで、請求項11のシステムでは、まず、車載通信装置は、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、駐車状態検出手段とを備えている。尚、この駐車状態検出手段は、請求項4の駐車状態検出手段と同じ機能を有しており、駐車開始情報及び駐車終了情報をサーバに送信する。
サーバは、車載通信装置から駐車開始情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その受信した情報が表す駐車場所の貸与者が使用する貸与者通信端末に、その受信した駐車開始情報及び駐車場所の情報を送信し、その後、送信元の車載通信装置から駐車終了情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その貸与者通信端末に、その受信した駐車終了情報及び駐車場所の情報を送信するようになっている。
このような請求項11のシステムによれば、貸与者が駐車場所の状況を把握できるようになるという請求項5について述べた効果と同じ効果を得ることができる。しかも、駐車が開始されたこと及び駐車が終了したことが、車載通信装置において自動的に検出されるようにすることができるため、その効果がより確実に得られる。
ところで、車両が目的地或いは駐車を希望するエリアに到着する予定時刻(つまり、駐車開始予定時刻)が、データベースから合致する駐車場所を検索する際に用いられることが考えられる。例えば、駐車開始予定時刻に駐車可能な駐車場を検索する場合である。
そこで、請求項12のシステムでは、請求項4,5,11のシステムにおいて、駐車要請情報には、希望する駐車場所についての情報として、目的地と駐車を希望するエリアとの少なくとも何れかに関する情報が含まれており、車載通信装置は、使用者によりその駐車要請情報が入力された際、位置検出手段により検出される車両の現在位置から目的地或いは駐車を希望するエリアまでの距離或いは道のりを算出するとともに、車両がその算出した距離或いは道のりを進む時間を、車両が車速検出手段により検出される車速で進むことを前提として算出することで、車両が目的地或いは駐車を希望するエリアに到着する予定時刻を算出する到着予定時刻算出手段を備えている。さらに、駐車要請情報送信手段は、到着予定時刻算出手段により算出された予定時刻の情報を、駐車要請情報の1つとしてサーバに送信するようになっている。
この請求項12のシステムでは、到着予定時刻が自動的に算出され、駐車要請情報の1つとしてサーバに送信されるため、運転者が到着予定時刻(つまり、駐車開始予定時刻)を入力しなくてもよくなり便利である。
ところで、駐車料金が発生する場合には、その駐車料金の情報が運転者、つまり車載通信装置に送信されるようにすることが好ましい。
そこで、請求項13のシステムは、請求項4,5,11,12のシステムにおいて、サーバは、車載通信装置から、駐車開始情報を受信した際及び駐車終了情報を受信した際の少なくとも何れかにおいて、その車載通信装置が搭載された車両についての課金情報を、その車載通信装置に送信するようになっている。
そこで、請求項13のシステムは、請求項4,5,11,12のシステムにおいて、サーバは、車載通信装置から、駐車開始情報を受信した際及び駐車終了情報を受信した際の少なくとも何れかにおいて、その車載通信装置が搭載された車両についての課金情報を、その車載通信装置に送信するようになっている。
例えば、駐車料金が駐車期間により異なる場合には、サーバは、駐車が終了した際(駐車終了情報を受信した際)に、駐車期間を算出するとともにその算出した駐車期間に相当する課金情報を車載通信装置に送信するようにすることが考えられる。また、例えば、駐車料金が駐車期間にかかわらず一律であるような場合には、サーバは、駐車が開始された際(駐車開始情報を受信した際)及び駐車が終了した際の少なくとも何れかにおいて、課金情報を送信するようにすればよい。これによれば、運転者は駐車料金が分かるようになるため安心である。
さらに、駐車料金の精算は、より簡単に行えることが好ましい。
そこで、請求項14のシステムは、請求項13のシステムにおいて、車載通信装置は、ETC(Electoronic Toll Collection)車載機としての機能を備えており、課金情報を、ETCシステムにて課金されるように該ETCシステムにおける道路上の通信装置に送信するようになっている。
そこで、請求項14のシステムは、請求項13のシステムにおいて、車載通信装置は、ETC(Electoronic Toll Collection)車載機としての機能を備えており、課金情報を、ETCシステムにて課金されるように該ETCシステムにおける道路上の通信装置に送信するようになっている。
このような請求項14のシステムによれば、ETCシステムを利用して駐車料金を簡単に精算できるようになり、非常に便利である。
次に、請求項15のシステムは、請求項2〜14のシステムにおいて、合致駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が少なくとも含まれており、車載通信装置は、駐車可否確認手段により駐車が許可された駐車場所への経路案内を実行する経路案内手段を備えている。
次に、請求項15のシステムは、請求項2〜14のシステムにおいて、合致駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が少なくとも含まれており、車載通信装置は、駐車可否確認手段により駐車が許可された駐車場所への経路案内を実行する経路案内手段を備えている。
このような請求項15のシステムによれば、駐車が許可された駐車場所の位置を運転者が把握しなくても、経路案内手段により、その駐車場所への経路案内が実現されるため、運転者にとって非常に便利である。つまり、運転者は迷うことなく駐車場所へ到着できるようになり、運転者の利便に資することができる。
次に、請求項16のシステムは、請求項6〜15のシステムにおいて、サーバは、貸与者通信端末から、使用者の入力に基づく駐車場所についての情報及び車両の情報を受信した際、その貸与者通信端末からの指令に基づき、その車両について、駐車可否確認手段によりその駐車場所への駐車が許可されている車両であるか否かを判断する不正駐車判定手段と、不正駐車判定手段によりその駐車場所への駐車が許可されている車両でないと判定されると、不正の旨を報知する不正報知手段を備えている。
尚、不正報知手段としては、不正の旨をサーバの周囲に報知したり、貸与者通信端末や車載通信装置に不正の旨の情報を送信する構成が考えられる。さらに、貸与者通信端末や車載通信装置以外の他の外部機器に、不正の旨の情報を送信するようにしてもよい。
この請求項16のシステムによれば、例えば貸与者通信端末の使用者が、不正駐車の疑いのある車両の情報を駐車場所の情報とともにサーバに送信し、サーバにおいて不正と確認されればその旨が報知されるため、不正を有効に取り締まることができるようになる。よって、駐車場所の利用が阻害されないようにして、有効利用を図ることができる。
次に、請求項17のシステムでは、請求項1〜16のシステムにおいて、駐車要請情報には、希望する駐車場所についての情報として、目的地と駐車を希望するエリアとの少なくとも何れかに関する情報が含まれているとともに、加えて、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、希望の駐車料金、車種、車両ナンバー、及び駐車終了後の目的地の少なくとも何れかに関する情報が含まれている。
この場合、そのような各情報が駐車場所のそれぞれについてデータベースに登録されていることを前提とすれば、運転者の希望により合致する駐車場所の情報を運転者に提供できるようになる。
また、請求項18のシステムでは、請求項1〜17のシステムにおいて、合致駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が含まれているとともに、加えて、駐車場所の属する駐車施設、その駐車施設の空き状況、駐車可能な日時、駐車料金、駐車可能な車種、駐車場所の周辺の施設、及び駐車場所の周辺の風景の少なくとも何れかに関する情報が含まれている。
具体的に、運転者は、各情報を以下の例のように利用することができる。
駐車場所の属する駐車施設の情報として、「屋根有り」,「屋根無し」というような情報があれば、例えば雨の日は「屋根有り」の駐車場所を選択したり、また、駐車技術に自信のない場合には、駐車施設の空き状況に基づき空きの多い駐車場所を選択したり、他には、例えば駐車場所の周辺の施設の情報に基づき周辺に商業施設の多い駐車場所を選択する、というような例が考えられる。
駐車場所の属する駐車施設の情報として、「屋根有り」,「屋根無し」というような情報があれば、例えば雨の日は「屋根有り」の駐車場所を選択したり、また、駐車技術に自信のない場合には、駐車施設の空き状況に基づき空きの多い駐車場所を選択したり、他には、例えば駐車場所の周辺の施設の情報に基づき周辺に商業施設の多い駐車場所を選択する、というような例が考えられる。
次に、請求項19のシステムは、請求項1〜18のシステムにおいて、貸与可能駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が含まれているとともに、加えて、駐車場所の属する施設、駐車可能台数、駐車可能な日時、駐車料金、駐車可能な車種、優先する車両或いは車種、駐車を許可する車両或いは車種、駐車場所の周辺の施設、及び駐車場所の周辺の風景の少なくとも何れかに関する情報が含まれている。
この場合、貸与者通信端末の使用者(駐車場所の貸与者)が、所望の情報を選択して入力する(つまり、サーバに登録する)ようにすることができる。これによれば、貸与者は、例えば駐車料金が安い場合や駐車可能台数が多い場合など、有利な情報は積極的に登録するようにでき、これにより駐車場所の利用促進を図ることができる。また、貸与者の利便にも資する。
ところで、例えば、個人所有の駐車場所の場合に身内に優先して貸与したいという要望があったり、店舗等が所有する駐車場所の場合に業者に優先して貸与したいという要望があることが想定される。
そこで、請求項20のシステムは、請求項1〜19のシステムにおいて、車載通信装置は複数あるとともに、該車載通信装置から送信される駐車要請情報のそれぞれには、優先順位を判断するための情報が含まれており、合致情報送信手段は、複数の車載通信装置からそれぞれその駐車要請情報を受信した際、複数の駐車要請情報のいずれにも合致する駐車場所の情報がデータベースから検索できた場合に、そのいずれにも合致する駐車場所の情報について、優先順位を判断するための情報に基づいて送信先を決定し、該決定した送信先へその情報を送信するようになっている。
尚、優先順位を判断するための情報としては、例えば車種、車両のナンバー、駐車目的等がある。車種や車両のナンバーから、身内の車両かどうかといったことや、業者の車両かどうかといったようなことが分かる。また、例えば駐車目的について、「受験,試験」、「診察,通院」といったような駐車目的の車両を優先させることが考えられる。
このような請求項20のシステムによれば、貸与者の要望にも応えられるとともに、より望ましい貸借が実現できる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
まず、図1は、本実施形態の駐車支援システム1の構成図である。
図1の駐車支援システム1は、貸与対象の駐車場の情報を車両側へ提供することで駐車場の有効利用を図るためのものであり、車両に搭載されるナビゲーション装置2と、駐車場の情報を管理,提供するためのサーバ3と、駐車場の貸与者に使用される通信端末4と、ナビゲーション装置2、サーバ3、及び通信端末4を通信可能に接続するための通信回線網5とから構成される。尚、情報管理センターは、サーバ3の設置場所である。
まず、図1は、本実施形態の駐車支援システム1の構成図である。
図1の駐車支援システム1は、貸与対象の駐車場の情報を車両側へ提供することで駐車場の有効利用を図るためのものであり、車両に搭載されるナビゲーション装置2と、駐車場の情報を管理,提供するためのサーバ3と、駐車場の貸与者に使用される通信端末4と、ナビゲーション装置2、サーバ3、及び通信端末4を通信可能に接続するための通信回線網5とから構成される。尚、情報管理センターは、サーバ3の設置場所である。
また、以下、1台分或いは複数台分の駐車スペースを有するものを駐車場と言うものとする。その駐車場としては、時間貸しの駐車場、月極駐車場、コンビニ等各種店舗の駐車場、個人宅の駐車場など、様々なものが考えられる。
ナビゲーション装置2は、車両の現在位置を検出する位置検出部12と、車両の速度を検出する車速検出部14と、使用者(例えば運転者)が各種情報を入力するための入力部16と、地図データを記憶する地図データ記憶部18と、各種情報を記憶するためのメモリ部20と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置22と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置24と、通信回線網5を介して外部の機器と通信を行うための通信部26と、上述した位置検出部12,車速検出部14,入力部16,地図データ記憶部18,メモリ部20,表示装置22,音声出力装置24,及び通信部26を制御する制御部10とを備えている。
位置検出部12は、GPS用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位等を検出するGPS受信機12aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ12bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ12cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ12dとを備えている。
入力部16としては、表示装置22と一体に構成され、表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置22の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。
表示装置22は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置22の表示画面には、位置検出部12にて検出された車両の現在位置と地図データ記憶部18から読み出された地図データとから特定された現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとが重ねて表示される。また、施設のガイド等も表示できる。
表示装置22は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置22の表示画面には、位置検出部12にて検出された車両の現在位置と地図データ記憶部18から読み出された地図データとから特定された現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとが重ねて表示される。また、施設のガイド等も表示できる。
音声出力装置24は、地図データ記憶部18より読み出された施設のガイドや各種案内の音声や、通信部26を介して取得された情報の読み上げ音声等を出力することができる。
通信部26は、サーバ3及び通信端末4との通信回線網5を介した通信を実現する。また、例えば図示しないラジオアンテナを介してFM放送信号を受信したり、道路近傍に配置されたVICS(道路交通情報システム)サービス用の固定局から送信される電波ビーコン信号及び光ビーコン信号などを受信する。
制御部10は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバス等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。そして、例えば、位置検出部12からの各検出信号に基づき、座標及び進行方向の組として表される車両の現在位置を算出する。また、地図データ記憶部18から読み込んだ現在位置付近の地図や、入力部16の操作によって指示された範囲の地図等を表示装置22に表示する地図表示処理を実行する。また、地図データ記憶部18に記憶された地点データに基づき、入力部16の操作に従って目的地を選択し、現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算を行って経路案内を行う経路案内処理を実行する。
情報管理センターに設置されるサーバ3は、管理用コンピュータ30と、データベース32とから構成される。管理用コンピュータ30は、CPU,ROM,RAM,ハードディスク(HDD),I/O及びこれらの構成を接続するバス等を備えた周知のコンピュータである。尚、管理用コンピュータ30には、図示はしないが、各種情報を表示するための表示装置や、各種情報を入力するための入力装置が接続されている。
データベース32は、例えば図2に示すように、駐車場の識別情報(ID),位置、料金,種類,条件,優先情報,許可情報,貸与可能台数,貸与可能日時,案内補足情報,貸与者ID,利用状況,借用者IDなどが登録項目として設定されたものである。
駐車場IDについては、貸与対象の駐車場をユニークに識別できればよいので、存在する地域に関係なくシリアルナンバーを付けても良いし、あるいは地域コード+その地域内でのシリアルナンバーを付けても良い。
位置に関しては、緯度経度のように地点をピンポイントで示す情報を採用することが考えられるが、例えばマップコード(登録商標)のように所定エリアを示す情報であってもよい。なお、個人宅であれば単純に駐車場の緯度経度などの地理的情報だけでもよいが、例えば集合住宅で駐車場に多数の駐車スペースが存在する場合には、駐車スペースを識別する情報(例えば番号あるいは名前など)まで含めた方がよい。また、個人宅の場合であっても、単に緯度経度などの地理的情報だけではなく貸与者の名前も含めておけば、借用者としては表札などを手がかりにその駐車場を容易に探すことができ、便利である。
料金については、一般の有料駐車場において採用しているような、時間当たりの料金(例えば100円/時間)を情報として持つことが考えられる。
また、種類は、貸与対象の駐車場が個人所有のものなのか一般駐車場なのかを区別するための情報である。本実施形態では、駐車場の提供を役務(サービス)とする事業者の駐車場だけでなく、個人所有の駐車場も貸与対象にするものであるため、この区別が分かるようにする。この場合の「個人所有」とは、その駐車場の不動産的な意味で保有することだけでなく、賃貸であっても使用権を占有する場合も含める意図である。つまり、本来的には自分が占有権を所有する駐車場であることを意味する。
また、種類は、貸与対象の駐車場が個人所有のものなのか一般駐車場なのかを区別するための情報である。本実施形態では、駐車場の提供を役務(サービス)とする事業者の駐車場だけでなく、個人所有の駐車場も貸与対象にするものであるため、この区別が分かるようにする。この場合の「個人所有」とは、その駐車場の不動産的な意味で保有することだけでなく、賃貸であっても使用権を占有する場合も含める意図である。つまり、本来的には自分が占有権を所有する駐車場であることを意味する。
条件とは、例えば駐車スペースのサイズ等に基づく制限や駐車場タイプなど、主に駐車場の物理的な観点からの条件である。具体的に、駐車スペースが比較的狭く、大型車は駐車できない場合には例えば「5ナンバー以下」、高さ制限がある場合には例えば「高さ1.5m以下」、立体駐車場である場合はその旨、地面が舗装されているのか未舗装なのか、などが考えられる。
優先情報は、駐車場を優先的に貸与する車両に関する情報であり、優先させる車種、車両のナンバー、駐車目的等を登録しておく。例えば、個人所有の駐車場について、身内が所有する車両のナンバーを登録しておけば、その身内の車両が優先的に利用できるようになる。また、店舗等所有の駐車場について、店舗に出入りする業者の業務用車両のナンバー等を登録しておけば、その業者が優先的に利用できるようになる。
許可情報は、駐車を許可する車両に関する情報である。駐車を許可する車両を事前に登録し、その登録された車両については、無条件に駐車を許可するという趣旨で、登録項目として設けられている。
貸与可能台数は、貸与対象の駐車場に駐車することのできる車両の台数である。尚、車両1台分の駐車スペース毎に駐車場IDが付され、駐車スペース毎に登録がされているような場合であっても、「1(台)」と登録するようにすることが好ましい。
貸与可能日時は、貸与対象の駐車場を貸与してもよい日時、期間の情報である。
案内補足情報には、機器操作方法に関する情報や案内情報等が含まれる。以下、それぞれ説明する。
案内補足情報には、機器操作方法に関する情報や案内情報等が含まれる。以下、それぞれ説明する。
まず、機器操作方法に関する情報についてであるが、貸与対象の駐車場の形態によっては、そのまま単に車両を駐車できるような構造になっておらず、例えばシャッターが存在したり、立体駐車場であるため、何らかの機器操作が必要になる場合もある。貸与する側はそのような機器操作方法は熟知しているが、初めて借用する側にとっては、どのように操作してよいか分からず、駐車場まで到達しながら、その後の対処に困る場合も想定される。そこで、例えばシャッターの開け方(及び閉め方)や、例えば2段式の立体駐車場の上部に駐車する場合に、どのようにして上部駐車スペースを地上に降ろすか、など、機器操作方法に関する情報を案内補足情報として含めておく。
次に、案内情報は、駐車場をより詳細に案内(紹介)するための情報であり、駐車場周辺の風景、駐車場の施設、及び団地等における駐車場の位置等に関する情報等が含まれている。
駐車場周辺の風景、駐車場の施設に関する情報は、借用者がそれらを参考にして所望の駐車場を選択できるようにすることを目的として登録される。
また、貸与対象の駐車場は、例えば団地等内の駐車場の場合も考えられる。このような駐車場の場合、例えば団地等付近の公道まではナビゲーション機能により経路案内が可能であるが、団地等内の道路や走行路については地図データにて対応しておらず、経路案内されないことが多い。そのため、団地等までは到着できても、その団地等内へ進入した後、目的の駐車場までスムーズにいけない事態も生じ得る。そこで、このような団地等内の駐車場についての位置情報等を記憶しておくことで、そのような事態が生じることを防止することができる。
また、貸与対象の駐車場は、例えば団地等内の駐車場の場合も考えられる。このような駐車場の場合、例えば団地等付近の公道まではナビゲーション機能により経路案内が可能であるが、団地等内の道路や走行路については地図データにて対応しておらず、経路案内されないことが多い。そのため、団地等までは到着できても、その団地等内へ進入した後、目的の駐車場までスムーズにいけない事態も生じ得る。そこで、このような団地等内の駐車場についての位置情報等を記憶しておくことで、そのような事態が生じることを防止することができる。
貸与者IDは、別途登録されている貸与者リスト中の貸与者に関する情報とのマッチングを図るための情報である。貸与者リストには、貸与者IDに対応して、例えば貸与者の名前,住所,電話番号,料金決済のための口座番号などが記憶されている。したがって、データベース32中の貸与者IDに基づいて貸与者リストを検索すれば、貸与者に関する各種情報を得ることができる。
利用状況は、貸与対象の駐車場が現在利用可能なのか否かを示すものである。具体的には、「借用不可」、「借用中」、「借用可」の3種類程度の分類にすることが考えられる。借用不可とは、上述した貸与可能期間以外であるため、元々貸与者が貸与を希望していない期間であるため借用できない状態であることを示す。また、借用中とは、貸与可能期間内であるが、既に他の人が借用中であるため現時点では借用できない状態であることを示す。また、借用可とは、貸与可能期間内であり、且つ他の人も借用中でないため借用できる状態であることを示す。
借用者IDは、別途登録されている借用者リスト中の借用者に関する情報とのマッチングを図るための情報である。借用者リストには、借用者IDに対応して、例えば借用者の名前,住所,電話番号,料金決済のための口座番号などが記憶されている。したがって、データベース32中の借用者IDに基づいて借用者リストを検索すれば、借用者に関する各種情報を得ることができる。
なお、上述した駐車場ID,位置、料金,種類,条件,優先情報,許可情報,貸与可能台数,貸与可能日時,案内補足情報,貸与者ID,利用状況,借用者IDの内、料金,種類,条件,優先情報,許可情報,貸与可能台数,貸与可能日時,及び案内補足情報については、駐車場の貸与者により通信端末4を介して任意に登録される情報である。また、その通信端末4を介して適宜更新が可能である。尚、サーバ3の図示しない入力装置を操作することによっても、登録や更新をすることができる。この場合、貸与者が、電話、メール、或いは郵送等により、管理情報センターに登録情報や更新情報を連絡するというような形態が考えられる。
次に、通信端末4(図1参照)は、駐車場の貸与者に使用されるものであり、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバス等を備えた図示しない周知のマイクロコンピュータを備えている。また、情報を表示するための液晶表示パネル4aと、情報を入力するための入力部4bとを備えている。そして、この通信端末4は、無線により、通信回線網5を介してサーバ3やナビゲーション装置2と通信可能に構成されている。尚、通信端末4としては携帯電話等を用いることができる。
次に、本実施形態の駐車支援システム1における動作を、図3〜図9のフローチャート及びシーケンス図を用いて説明する。
まず、図3は、貸与対象の駐車場を前述のデータベース32に登録するために通信端末4において実行される(具体的に、通信端末4のCPUが実行する)登録申請処理の流れを表すフローチャートである。この登録申請処理は、通信端末4において定期的に実行される。
まず、図3は、貸与対象の駐車場を前述のデータベース32に登録するために通信端末4において実行される(具体的に、通信端末4のCPUが実行する)登録申請処理の流れを表すフローチャートである。この登録申請処理は、通信端末4において定期的に実行される。
まず、S110にて、使用者(貸与者)の入力に基づき、登録の申請があるか否かを判定する。登録の申請がなければ、そのまま当該処理を終了する。尚、使用者は、貸与する駐車場を登録する際、通信端末4の入力部4bを介して、上述したような登録項目に関する情報(以下、登録情報と記載する)及び登録を申請する旨の情報(以下、単に登録申請とも記載する)を入力する。
S110にて登録申請があると判定すると(つまり、使用者により、登録情報及び登録申請が入力された場合)、S120へ移行し、使用者により入力された登録情報及び登録申請をサーバ3に送信する。
次にS130に進み、後述する図4のS230でサーバ3から送信される登録確認の情報を受信したか否か、つまり、登録の確認ができたか否かを判断し、確認ができたと判断すれば(S130:YES)、当該処理を終了する。尚、登録確認の情報は、液晶表示パネル4aに表示される。また、確認ができない場合(S130:NO)、再びS130の処理を実行する。
次に、図4は、通信端末4からの登録情報を登録するためにサーバ3において実行される(具体的に、サーバ3のCPUが実行する)登録処理の流れを表すフローチャートである。この登録処理は、サーバ3において定期的に実行される。
まず、S210にて、登録申請(及び登録情報)を受信したか否かを判定する。この登録申請(及び登録情報)は、前述したように、通信端末4のCPUがS120の処理で送信するものである。
S210で登録申請(及び登録情報)を受信したと判定すると(S210:YES)、S220へ移行し、受信した登録情報をデータベース32に登録する。
次にS230に進み、登録が完了した旨の登録確認を通信端末4に送信する。そしてその後、当該処理を終了する。
次にS230に進み、登録が完了した旨の登録確認を通信端末4に送信する。そしてその後、当該処理を終了する。
ここで、図5は、駐車場の情報をデータベース32に登録する登録動作を示すシーケンス図であり、前述の図3及び図4の処理により実現されるものである。
通信端末4の使用者(貸与者)により、登録申請及び登録情報が入力されると、その登録申請及び登録情報がサーバ3に送信される(S120)。
通信端末4の使用者(貸与者)により、登録申請及び登録情報が入力されると、その登録申請及び登録情報がサーバ3に送信される(S120)。
サーバ3は、登録申請(及び登録情報)を受信すると(S210:申請有)、その受信した登録情報をデータベース32に登録して(S220)、登録確認を通信端末4に送信する(S230)。通信端末4は、その登録確認を受信する(S130:YES)。
次に、図6は、ナビゲーション装置2の制御部10が実行する要請処理の流れを表すフローチャートである。この要請処理は、サーバ3からの駐車場の情報の提供及び駐車の許可を受けるための処理であり、使用者(例えば車両の運転者)により入力部16を介して所定の指令が入力されると開始される。
まず、S310にて、使用者の入力に基づき、目的地を設定する。尚、目的とする場所の住所を設定してもよいし、施設名を設定してもよい。また、区域や番地といったようなエリアを設定する構成でもよい。
次に、S320に進み、使用者の入力に基づき、S310で設定した目的地の情報とともに駐車許可を求める旨の情報(以下、駐車許可要請とも記載する)をサーバ3に送信する。尚、使用者は、入力部16を介して、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、駐車料金、車種、車両ナンバー、及び駐車終了後の目的地等の情報を入力することができ、その入力された情報は、駐車許可要請とともにサーバ3に送信される。使用者がこれらの情報を入力することで、希望により合致した駐車場が見つかるようになり、また、駐車目的によっては優先的に駐車できる場合がある、というメリットがある。
例えば、本実施形態では、各車両のナビゲーション装置2からそれぞれ駐車許可要請がサーバ3に送信され、複数の駐車許可要請の何れにも合致する駐車場の情報がある場合、サーバ3は、その情報の送信先を、駐車許可要請とともに受信する前述のような各種情報及びデータベース32の優先情報に基づき決定する。
またここで、駐車開始予定時刻について、本実施形態では、ナビゲーション装置2の制御部10は、地図データ記憶部18の地図データに基づき、位置検出部12により検出される車両の現在位置から目的地までの道のりを算出するとともに、車両がその道のりを進む時間を、車両が車速検出部14により検出される車速で進むことを前提として算出することで、車両が目的地に到着する予定時刻(つまり、駐車開始予定時刻)を算出する。そして、その算出された駐車開始予定時刻は、サーバ3に送信される。
次に、S330に進み、後述する図7のS530でサーバ3から送信される駐車場の候補の情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定すると(S330:YES)、S340へ移行する。尚、受信していないと判定すると(S330:NO)、再びS330の処理を実行する。
S340では、受信した駐車場の候補から、使用者の入力に基づいて所定の駐車場を選択し、その選択した駐車場の情報をサーバ3に送信する。尚、駐車場の候補の情報は、表示装置22に表示されるようになっており、使用者は、入力部16を介して、その表示された駐車場の候補から希望の駐車場を選択することができるようになっている。
次に、S350に進み、S340で選択した駐車場について駐車が許可されたか否かを判定する。具体的に、サーバ3から、許可の情報或いは不許可の情報が送信されるようになっており(後述するS600或いはS670)、許可の情報を受信した場合には許可されたと判定し、不許可の情報を受信した場合には許可されなかった(不許可)と判定する。
S350で許可されなかったと判定した場合には(S350:NO)、S420へ移行し、不許可の情報を表示装置22に表示して使用者に報知する。そして、S310へ戻る。尚、このS310において、目的地の変更がない(使用者が目的地を変更しない)場合、前回のS310における設定が維持される。
一方、S350で許可されたと判定した場合には(S350:YES)、S360へ移行し、許可の情報を表示装置22に表示して使用者に報知するとともに、その許可された駐車場への経路案内を実行する。
次に、S370に進み、駐車が開始されたか否かを判定する。具体的に、位置検出部12により検出される車両の位置が、駐車が許可された駐車場の位置と一致し、かつ、車速検出部14により検出される車速が0となった場合に、駐車が開始されたと判定する。尚、駐車が開始されていないと判定すれば(S370:NO)、再びS370の処理を実行する。
一方、駐車が開始されたと判定すると(S370:YES)、S380へ移行し、駐車が開始されたことを表す駐車開始情報をサーバ3に送信する。そして、次に、S390へ進む。尚、駐車が開始されると、その後、車両のイグニションスイッチがオフされてナビゲーション装置2の電源もオフされることが考えられる。例えば、S380の処理の後、ナビゲーション装置2の電源がオフされることが考えられる。一方、この要請処理の経過はメモリ部20に保持されるようになっており、S380の後電源がオフされても、その後ナビゲーション装置2の電源がオンされると、S390から処理が再開される。
S390では、駐車が終了したか否かを判定する。具体的に、車速検出部14により検出される車速が0より大きくなった場合に、車両が動きだした、つまり駐車が終了したと判定する。尚、駐車が終了していないと判定すると(S390:NO)、再びS390の処理を実行する。
一方、駐車が終了したと判定すると(S390:YES)、S400へ移行し、駐車が終了した旨の駐車終了情報をサーバ3に送信する。次に、S410へ移行し、後述するS660でサーバ3から送信される課金情報を表示装置22に表示するとともに、その課金情報を、ETC(Electoronic Toll Collection)システムにて課金されるように、そのETCシステムにおける道路上の図示しない通信装置に送信する。
次に、図7は、サーバ3の管理用コンピュータ30が実行する貸与管理処理の流れを表すフローチャートである。この貸与管理処理は、ナビゲーション装置2に対し、貸与可能な駐車場の情報を提供するとともに、その駐車場の貸与を管理するための処理であり、定期的に実行される。
まず、S510にて、駐車許可要請が有るか否かを判定する。具体的に、前述のS320でナビゲーション装置2から送信される駐車許可要請を受信したか否かを判定する。駐車許可要請を受信していないと判定すると(S510:NO)、そのまま当該処理を終了する。
一方、駐車許可要請を受信したと判定すると(S510::YES)、S520へ移行し、その駐車許可要請に合致する(つまり、駐車許可要請とともに送信される目的地、駐車料金といった前述した各種情報に合致する)駐車場を、データベース32から検索する。
次に、S530に進み、S520で検索して取得した駐車場の情報を、ナビゲーション装置2に送信する。
そして、S540に進み、S530で送信した駐車場から所定の駐車場が選択されたか否かを判定する。尚、前述したように、S340でナビゲーション装置2において駐車場が選択され、その選択された駐車場の情報がサーバ3に送信される。
そして、S540に進み、S530で送信した駐車場から所定の駐車場が選択されたか否かを判定する。尚、前述したように、S340でナビゲーション装置2において駐車場が選択され、その選択された駐車場の情報がサーバ3に送信される。
S540で所定の駐車場が選択されていないと判定すると(S540:NO)、再びこのS540の処理を実行し、所定の駐車場が選択されたと判定すると(S540:YES)、S550へ移行する。
S550では、その選択されたと判定した駐車場ついての許可情報或いは利用状況の項目(データベース32:図2参照)を参照する。
そして、S560に進み、その判断対象の駐車場についての利用状況が、「借用可」であるか否かを判定する。「借用可」でないと判定すると(S560:NO)、「借用中」或いは「借用不可」であると判断し、S670へ移行する。S670では、駐車を許可しない旨の情報(不許可情報)をナビゲーション装置2に送信し、その後、S540へ戻る。
そして、S560に進み、その判断対象の駐車場についての利用状況が、「借用可」であるか否かを判定する。「借用可」でないと判定すると(S560:NO)、「借用中」或いは「借用不可」であると判断し、S670へ移行する。S670では、駐車を許可しない旨の情報(不許可情報)をナビゲーション装置2に送信し、その後、S540へ戻る。
一方、「借用可」であると判定すると(S560:YES)、S570へ移行し、許可情報の項目に、判断対象の車両の情報が登録されているか否か、つまり、判断対象の車両が予め駐車を許可されているものであるか否かを判定する。
S570で駐車が許可されていると、S600へ移行する。S600では、駐車を許可する旨の情報(許可情報)をナビゲーション装置2に送信する。
一方、S570で駐車が許可されていないと判定すると(S570:NO)、S580へ移行し、判断対象の駐車場の貸与者の通信端末4に、駐車許可の確認を求める駐車許可確認情報を送信する。駐車許可確認情報には、具体的に、駐車場ID、位置、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、対象車両の車種、及び車両ナンバー等の情報が含まれている。
一方、S570で駐車が許可されていないと判定すると(S570:NO)、S580へ移行し、判断対象の駐車場の貸与者の通信端末4に、駐車許可の確認を求める駐車許可確認情報を送信する。駐車許可確認情報には、具体的に、駐車場ID、位置、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、対象車両の車種、及び車両ナンバー等の情報が含まれている。
その後、S590へ移行し、駐車を許可するか否かを、駐車許可確認情報に対する通信端末4からの応答に基づき判定する。具体的に、通信端末4から、駐車を許可する応答を受信すると駐車を許可すると判定し、駐車を許可しない応答を受信すると駐車を許可しないと判定する。また、所定時間応答が受信できない場合も、駐車を許可しないと判定する。
S590で駐車を許可しないと判定すると(S590:NO)、S670へ移行し、駐車を許可すると判定すると(S590:YES)、S600へ移行する。
S600の後、S610に進み、駐車が開始されたか否か、具体的に、前述のS380でナビゲーション装置2から送信される駐車開始情報を受信したか否かを判定する。受信していないと判定すると(S610:NO)、再びこのS610の処理を実行し、受信したと判定すると(S610:YES)、S620へ移行する。S620では、貸与対象の駐車場(S610で駐車が開始されたと判定した駐車場)の貸与者の通信端末4に、駐車開始情報を送信する。
S600の後、S610に進み、駐車が開始されたか否か、具体的に、前述のS380でナビゲーション装置2から送信される駐車開始情報を受信したか否かを判定する。受信していないと判定すると(S610:NO)、再びこのS610の処理を実行し、受信したと判定すると(S610:YES)、S620へ移行する。S620では、貸与対象の駐車場(S610で駐車が開始されたと判定した駐車場)の貸与者の通信端末4に、駐車開始情報を送信する。
また、S630では、その貸与対象の駐車場についての利用状況の項目に、「借用中」の旨を記録するとともに、駐車料金の算出(課金)ができるように、駐車が開始された時刻(駐車開始情報を受信した時刻)をRAM或いはその他メモリに記憶する。
次に、S640に進み、駐車が終了したか否か、具体的に、前述のS400でナビゲーション装置2から送信される駐車終了情報を受信したか否かを判定する。受信していないと判定すると(S640:NO)、再びこのS640の処理を実行し、受信したと判定すると(S640:YES)、S650へ移行する。S650では、貸与対象の駐車場の貸与者の通信端末4に、駐車終了情報を送信する。
また、S660で、精算処理を実行する。具体的に、駐車が終了した時刻(駐車終了情報を受信した時刻)と、S630で記憶した駐車が開始された時間とから駐車期間を算出するとともに、データベース32の料金の情報に基づき、その算出した駐車期間に支払うべき駐車料金を算出する。算出した駐車料金は、課金情報としてナビゲーション装置2に送信する。そしてその後、当該処理を終了する。
次に、図8は、通信端末4において実行される(具体的に、通信端末4のCPUが実行する)応答処理の流れを表すフローチャートである。この処理は、前述したS580でサーバ3から送信される駐車許可確認情報に応答するための処理であり、定期的に実行される。
まず、S710にて、駐車許可確認情報を受信したか否かを判定する。駐車許可確認情報を受信していないと判定すると(S710:NO)、そのまま当該処理を終了する。
一方、駐車許可確認情報を受信したと判定すると(S710:YES)、S720へ移行し、駐車許可確認情報(例えば車種、車両ナンバー等、前述したような情報が含まれる)を液晶表示パネル4aに表示する。
一方、駐車許可確認情報を受信したと判定すると(S710:YES)、S720へ移行し、駐車許可確認情報(例えば車種、車両ナンバー等、前述したような情報が含まれる)を液晶表示パネル4aに表示する。
次に、S730に進み、使用者(貸与者)の入力に基づき、駐車を許可するか否かを判定する。使用者により不許可の情報が入力されると、駐車を許可しないと判定して(S730:NO)、S800へ移行して不許可の情報を応答としてサーバ3に送信する。そしてその後、当該処理を終了する。
一方、S730で、使用者により許可の情報が入力されると、駐車を許可すると判定して(S730:YES)、S740へ移行して許可の情報を応答としてサーバ3に送信する。
次に、S750に進み、前述のS620でサーバ3から送信される駐車開始情報を受信したか否かを判定して、受信していないと判定すると再びS750の処理を実行し、受信したと判定するとS760へ移行して駐車開始情報を液晶表示パネル4aに表示する。
次に、S780に進み、前述のS650でサーバ3から送信される駐車終了情報を受信したか否かを判定して、受信していないと判定すると再びS780の処理を実行し、受信したと判定するとS790へ移行して駐車終了情報を液晶表示パネル4aに表示する。
ここで、図9は、駐車場の貸与動作を示すシーケンス図であり、前述の図6〜図8の処理により実現されるものである。
ナビゲーション装置2において、使用者の入力に基づき目的地が設定されるとともに(S310)、使用者により駐車許可要請が入力されると、駐車許可要請がサーバ3に送信される(S320)。
ナビゲーション装置2において、使用者の入力に基づき目的地が設定されるとともに(S310)、使用者により駐車許可要請が入力されると、駐車許可要請がサーバ3に送信される(S320)。
サーバ3は、駐車許可要請を受信すると、その駐車許可要請に合致する駐車場をデータベース32から検索し(S520)、その検索した駐車場の情報をナビゲーション装置2に送信する(S530)。
さらに、ナビゲーション装置2は、サーバ3からの駐車場の情報のうち所定の駐車場の情報が使用者により選択されると、その選択された駐車場の情報をサーバ3に送信する(S340)。
サーバ3は、その選択された駐車場について、駐車可能か否かを判断(確認)する(S550〜S590)。この際、例えば駐車場の貸与者の通信端末4に駐車許可確認情報を送信する(S580)。
通信端末4では、駐車許可確認情報を受信すると、その駐車許可確認情報を液晶表示パネル4aに表示するとともに、使用者(貸与者)の入力に基づき、駐車を許可するか否かを判断する(S730)。
S730で許可しない場合には(S730:不許可)、不許可の情報をサーバ3に送信する。そして、サーバ3からナビゲーション装置2にその不許可の情報が送信される(S670)。すると、ナビゲーション装置2では、不許可の情報が表示装置22に表示されるとともに(S420)、処理ステップが最初の処理(S310)に戻る。
一方、S730で許可する場合には(S730:許可)、許可の情報をサーバ3に送信する。そして、サーバ3からナビゲーション装置2にその許可の情報が送信される(S600)。すると、ナビゲーション装置2では、許可の情報が表示装置22に表示されるとともに、その許可された駐車場への経路案内が実行される(S360)。ここで、図10は、経路案内を実行する際の表示装置22の表示画面の一例である。図10は、目的地周辺の駐車場(網掛けの領域)のうち、ナビゲーション装置2の使用者に選択され、かつ駐車が許可された駐車場(この例では、図面の最も左側の駐車場)までの経路案内の例を表す。
図9に戻り、ナビゲーション装置2は、駐車が開始されたことを検出すると、駐車開始情報をサーバ3に送信する(S380)。
サーバ3は、駐車開始情報を受信して駐車が開始されたことを確認するとともに(S610::YES)、駐車開始情報を駐車場の貸与者の通信端末4に送信する(S620)。通信端末4では、その駐車開始情報が液晶表示パネル4aに表示される(S760)。
サーバ3は、駐車開始情報を受信して駐車が開始されたことを確認するとともに(S610::YES)、駐車開始情報を駐車場の貸与者の通信端末4に送信する(S620)。通信端末4では、その駐車開始情報が液晶表示パネル4aに表示される(S760)。
また、ナビゲーション装置2は、駐車が終了したことを検出すると、駐車終了情報をサーバ3に送信する(S400)。
サーバ3は、ナビゲーション装置2から駐車終了情報を受信すると、その駐車終了情報を通信端末4に送信する(S650)。通信端末4では、その駐車終了情報が液晶表示パネル4aに表示される(S790)。
サーバ3は、ナビゲーション装置2から駐車終了情報を受信すると、その駐車終了情報を通信端末4に送信する(S650)。通信端末4では、その駐車終了情報が液晶表示パネル4aに表示される(S790)。
また、サーバ3は、駐車終了情報を受信した際、駐車料金を算出し、その算出した駐車料金の情報(課金情報)をナビゲーション装置2に送信する(S660)。
ナビゲーション装置2は、受信した課金情報を、ETCシステムの通信装置に送信する(S410)。
ナビゲーション装置2は、受信した課金情報を、ETCシステムの通信装置に送信する(S410)。
このような本実施形態の駐車支援システム1によれば、車両の運転者は、駐車したい駐車場についての情報を入力すればその希望に合致した駐車場の情報が得られるため、その運転者にとって都合の良い所望の駐車場を利用できるようになる。
また、貸与可能な駐車場の情報は、予めデータベース32に登録されるため、円滑な駐車場の貸借が実現される。また、データベース32には、駐車を許可する車両の情報や優先する車両の情報も登録できるため、そのような情報を登録しておけば、貸借がより円滑となる。つまり、所定の駐車場について予め駐車が許可された車両であれば、その車両については、その所定の駐車場にすぐ駐車できるようになる。また例えば、優先情報として、「受験,試験」、「診察,通院」の駐車目的を優先する旨を登録しておけば、そのような駐車目的の車両に優先的に駐車場の情報を提供(駐車を許可)するようにすることができ、その車両の駐車場がよりスムーズに確保され、しかも公益的にも好ましい。
さらに、駐車場の貸与者は、通信端末4を介して貸与可能な駐車場の情報をサーバ3に送信するだけで、駐車場を貸与できるようになる。つまり、簡単に登録できるため、登録の増加が期待できる。そして、登録が増加すれば、運転者の利便にも資することとなり、駐車場の利用も促進されることとなる。
また、サーバ3では、車両の運転者により選択された所定の駐車場について、駐車の可否(駐車の許可或いは不許可)を確認するようになっているため、例えば運転者は、駐車場に到着したにもかかわらずその駐車場に既に他の車両が駐車されていて自分の車両を駐車することができずに困ってしまう、というような不都合が生じることを防止できる。
また、駐車場の貸与者は、通信端末4を介して、駐車の要請(希望)があった車両に対し、駐車を許可したり或いは許可しなかったりすることができるため、貸与者の要望にも合致した貸借を実現することができる。さらに、駐車が開始されたことや駐車が終了したことが、駐車場の貸与者の通信端末4に表示されるため、貸与者は、駐車場の利用状況を把握することができ安心である。
また、ナビゲーション装置2は、駐車が許可された駐車場まで経路案内を実行するため、運転者は迷う心配がなく安心することができる。さらに、ナビゲーション装置2は、現在位置から目的地に到着するまでの時間、つまり駐車開始予定時刻を算出することができ、その算出した時刻の情報を駐車の要請時にサーバ3に送信する(S320)ため、運転者がわざわざ駐車開始予定時刻を入力しなくてもよくなり、便利である。
また、駐車料金は、ETCシステムを利用して精算することができるため、運転者にとって便利である。
尚、本実施形態において、S120の処理が貸与情報送信手段に相当し、S320の処理が駐車要請情報送信手段に相当し、S220の処理が登録手段に相当し、S530の処理が合致情報送信手段に相当し、S340の処理及び表示装置22が報知手段に相当し、S340の処理及び入力部16が選択手段に相当し、S340の処理は希望情報送信手段にも相当し、S550〜S590の処理が駐車可否確認手段に相当し、位置検出部12が位置検出手段に相当し、車速検出部14が車速検出手段に相当し、S370〜S400の処理が駐車状態検出手段に相当し、S720の処理及び液晶表示パネル4aが確認情報報知手段に相当し、S730,S740及びS800の処理が駐車許可応答手段に相当し、位置検出部12,車速検出部14及び制御部10が到着予定時刻算出手段に相当し、S360の処理が経路案内手段に相当している。
〈変形例〉
次に、本実施形態の変形例について説明する。
尚、本実施形態において、S120の処理が貸与情報送信手段に相当し、S320の処理が駐車要請情報送信手段に相当し、S220の処理が登録手段に相当し、S530の処理が合致情報送信手段に相当し、S340の処理及び表示装置22が報知手段に相当し、S340の処理及び入力部16が選択手段に相当し、S340の処理は希望情報送信手段にも相当し、S550〜S590の処理が駐車可否確認手段に相当し、位置検出部12が位置検出手段に相当し、車速検出部14が車速検出手段に相当し、S370〜S400の処理が駐車状態検出手段に相当し、S720の処理及び液晶表示パネル4aが確認情報報知手段に相当し、S730,S740及びS800の処理が駐車許可応答手段に相当し、位置検出部12,車速検出部14及び制御部10が到着予定時刻算出手段に相当し、S360の処理が経路案内手段に相当している。
〈変形例〉
次に、本実施形態の変形例について説明する。
本変形例のサーバ3及び通信端末4は、図11のシーケンス図に示すような機能も備えている。図11に示す機能は、不正駐車の取り締まりを可能とし、適正な駐車場の貸借を実現することを趣旨とするものである。以下、説明する。
仮に、駐車場の貸与者(通信端末4の使用者)が、例えば自らが貸与する駐車場にて、不正駐車(駐車が許可されていない)と疑われる車両を発見したとする。使用者は、通信端末4の入力部4bを介して、その車両の情報及びその車両が駐車されている駐車場の情報(例えば駐車場ID等)を入力して、サーバ3に通報することができる。
通信端末4は、不正駐車車両の情報をサーバ3に通報するための処理を定期的に実行しており、まず、S910にて、使用者の入力に基づき、車両(不正と疑われる車両)の情報、駐車場の情報、及び通報指令が入力されたか否かを判定する。尚、入力がないと判定した場合には処理を終了する。一方、入力されたと判定すると(S910:入力有)、S920へ移行し、その入力された車両の情報及び駐車場の情報をサーバ3に送信して通報する。
サーバ3は、通信端末4からの通報に応答するための処理を定期的に実行しており、まず、S940で、通信端末4から通報が有るか否かを判定する。尚、通報がないと判定した場合には処理を終了する。一方、通報があると判定すると(S940:通報有)、S950へ移行し、通報として送信された車両及び駐車場の情報に基づき、その車両がその駐車場への駐車が許可されている車両か否かを判定する。尚、この許可は、前述のS590の許可である。
S950にて許可されている、つまり不正駐車ではないと判定すると(S950:正規)、不正でない旨の情報を通報元の通信端末4に送信する。不正でない旨の情報を受信した通報元の通信端末4は、その情報を液晶表示パネル4aに表示する(S930)。
一方、S950で許可されていない、つまり不正と判定すると(S950:不正)、不正の旨の情報を通信端末4に送信する(S960)。尚、その不正の旨の情報は、通報元の通信端末4の他、予め設定された送信先の通信端末4に送信される。そしてその後、処理を終了する。
ここで、その不正の旨の情報を受信する通信端末4が通報元のものであれば、その通信端末4はその情報を液晶表示パネル4aに表示する(S930)。そして、その不正の旨の情報を受信する通信端末4が通報元以外のものであれば、その通信端末4はS970、S980の処理を実行する。
S970、S980で示す処理は定期的に実行されるようになっており、まず、S970にて、不正駐車車両の情報をサーバ3から受信したか否かを判定する。尚、受信していないと判定すると、処理を終了する。一方、受信したと判定すると(S970:情報有)、その不正駐車車両の情報を液晶表示パネル4aに表示して、使用者に報知する(S980)。そしてその後、処理を終了する。
このため、通信端末4が例えば不正駐車を取り締まる取締まり業者に所持されるようにして、不正駐車の取り締まりが実施されるようにすることができる。この点、本変形例のように、通信端末4が取締まり業者にも使用される形態が考えられる。
このように、本変形例によれば、不正駐車を簡単かつ有効に取り締まることができるため、駐車場の有効利用が阻害されないようにすることができる。つまり、駐車場の貸借をより適切に実現し、駐車場の有効利用をより確実に図ることができる。
尚、本変形例において、S950の処理が不正駐車判定手段に相当し、S960の処理が不正報知手段に相当している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
例えば上記実施形態において、駐車料金は予め登録した運転者等の口座から引き落とすようにしてもよい。また、例えば、駐車する毎に駐車料金が発生する形態とせず、定額制としてもよい。具体的に、毎月一定の額を納めることで駐車し放題となり、その一定の額以外の駐車料金が発生しないこととしてもよい。
また、上記実施形態において、通信端末4として、PDA(携帯情報端末)、PHS(簡易携帯電話)、ノートパソコン等を用いてもよい。また、デスクトップ型パソコンでもよい。
また、ナビゲーション装置2及び通信端末4は、複数あってもよい。
また、上記変形例において、サーバ3が、その周囲に不正の旨を報知するようにしてもよい。また、不正の旨の情報の送信先は、通信可能な通信機器であれば通信端末4以外のものでもよい。これによれば、汎用性が広がり、より有効に不正駐車の取り締まりを実施できるようになる。
また、上記変形例において、サーバ3が、その周囲に不正の旨を報知するようにしてもよい。また、不正の旨の情報の送信先は、通信可能な通信機器であれば通信端末4以外のものでもよい。これによれば、汎用性が広がり、より有効に不正駐車の取り締まりを実施できるようになる。
1…駐車支援システム、2…ナビゲーション装置、3…サーバ、4…通信端末、4a…液晶表示パネル、4b…入力部、5…通信回線網、10…制御部、12…位置検出部、12a…GPS受信機、12b…ジャイロスコープ、12c…距離センサ、12d…地磁気センサ、14…車速検出部、16…入力部、18…地図データ記憶部、20…メモリ部、22…表示装置、24…音声出力装置、26…通信部、30…管理用コンピュータ、32…データベース。
Claims (20)
- 駐車場所の貸与者に使用される貸与者通信端末と、車両に搭載される車載通信装置と、前記貸与者通信端末及び前記車載通信装置と通信可能に接続され、前記駐車場所の情報を前記車載通信装置に送信するサーバとを備えた駐車支援システムであって、
前記貸与者通信端末は、
貸与可能な駐車場所の情報(以下、貸与可能駐車場所情報という)が使用者により入力されると、該入力された貸与可能駐車場所情報を前記サーバに送信する貸与情報送信手段を備え、
前記車載通信装置は、
駐車を希望する旨及び希望する駐車場所についての情報(以下、駐車要請情報という)が使用者により入力されると、該入力された駐車要請情報を前記サーバに送信する駐車要請情報送信手段を備え、
前記サーバは
駐車場所の情報を記憶するデータベースと、
前記貸与者通信端末からの前記貸与可能駐車場所情報を受信すると、該貸与可能駐車場所情報を前記データベースに登録する登録手段と、
前記車載通信装置からの前記駐車要請情報を受信すると、その駐車要請情報に合致する駐車場所の情報を前記データベースから検索するとともに、検索して取得できた駐車場所の情報(以下、合致駐車場所情報という)を前記車載通信装置に送信する合致情報送信手段とを備え、
さらに、前記車載通信装置は、前記サーバからの前記合致駐車場所情報を受信すると、該合致駐車場所情報を使用者に報知する報知手段を備えていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項1に記載の駐車支援システムにおいて、
前記車載通信装置は、
前記報知手段により報知された合致駐車場所情報が表す駐車場所から、所望の駐車場所を使用者に選択させるための選択手段と、
前記選択手段を介して選択された駐車場所の情報(以下、希望駐車場所情報という)を前記サーバに送信する希望情報送信手段とを備え、
前記サーバは、
前記車載通信装置からの前記希望駐車場所情報を受信すると、該希望駐車場所情報が表す駐車場所についての駐車の可否を判断して、駐車可能と判断すると駐車を許可する旨の情報を前記車載通信装置に送信し、駐車不可と判断すると駐車を許可しない旨の情報を前記車載通信装置に送信する駐車可否確認手段を備え、
さらに、前記報知手段は、前記サーバからの前記駐車を許可する旨の情報或いは前記駐車を許可しない旨の情報を受信すると、その受信した情報を使用者に報知するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項2に記載の駐車支援システムにおいて、
前記登録手段は、前記データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、使用中か否かを各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに記録するようになっており、
前記駐車可否確認手段は、前記データベースを参照し、判断対象の駐車場所が使用中でなければ、その判断対象の駐車場所は駐車可能と判断し、判断対象の駐車場所が使用中であれば、その判断対象の駐車場所は駐車不可と判断するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項3に記載の駐車支援システムにおいて、
前記車載通信装置は複数あり、該複数の車載通信装置はそれぞれ、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記位置検出手段により検出される車両の現在位置が、駐車が許可された駐車場所の位置に一致し、かつ、前記車速検出手段により検出される車速が0となった際に、駐車が開始されたと判断して、その駐車場所の情報とともに駐車を開始した旨の情報(以下、駐車開始情報という)を前記サーバに送信し、その後、前記車速検出手段により検出される車速が0より大きくなった際に、駐車が終了したと判断して、その駐車場所の情報とともに駐車を終了した旨の情報(以下、駐車終了情報という)を前記サーバに送信する駐車状態検出手段とを備え、
前記登録手段は、前記車載通信装置から前記駐車開始情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その受信した情報が表す駐車場所について、使用中である旨を前記データベースに記録するとともに、その後、前記車載通信装置からその使用中である駐車場所の情報とともに前記駐車終了情報を受信すると、その受信した情報が表す使用中の駐車場所について、使用中である旨の記録を取消すようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項4に記載の駐車支援システムにおいて、
前記サーバは、前記車載通信装置から前記駐車開始情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その受信した情報が表す駐車場所の貸与者が使用する貸与者通信端末に、その受信した駐車開始情報及び駐車場所の情報を送信し、その後、送信元の車載通信装置から前記駐車終了情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その貸与者通信端末に、その受信した駐車終了情報及び駐車場所の情報を送信するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項2に記載の駐車支援システムにおいて、
前記登録手段は、前記データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、その駐車場所への駐車を許可されている車両の情報を各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに登録するようになっており、
前記駐車要請情報には、送信元の車両の情報が含まれており、
前記駐車可否確認手段は、前記データベースを参照するとともに駐車要請情報に含まれる車両の情報に基づき、その駐車要請情報の送信元の車両が、その車両が送信した希望駐車場所情報が表す駐車場所への駐車が許可されている車両であれば、その車両及び駐車場所について駐車可能と判断するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項6に記載の駐車支援システムにおいて、
前記駐車可否確認手段は、前記駐車要請情報の送信元の車両が、その車両が送信した希望駐車場所情報が表す駐車場所への駐車が許可されている車両でない場合、その希望駐車場所情報が表す駐車場所の貸与者が使用する貸与者通信端末に駐車許可の確認を求める情報(以下、駐車許可確認情報という)を送信するようになっているとともに、前記貸与者通信端末から、前記駐車許可確認情報に対する応答として駐車を許可する旨の情報を受信した場合には駐車可能と判断し、駐車を許可しない旨の情報を受信した場合には駐車不可と判断するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項7に記載の駐車支援システムにおいて、
前記駐車許可確認情報には、駐車場所の位置、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、対象車両の車種、及び対象車両のナンバーの少なくとも何れかに関する情報が含まれているとともに、
前記貸与者通信端末は、
前記駐車許可確認情報を使用者に報知する確認情報報知手段と、
前記確認情報報知手段により前記サーバから受信した駐車許可確認情報が報知された際、駐車を許可する旨の情報が使用者により入力された場合には、その駐車を許可する旨の情報を応答として前記サーバに送信し、駐車を許可しない旨の情報が使用者により入力された場合には、その駐車を許可しない旨の情報を応答として前記サーバに送信する駐車許可応答手段とを備えていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項7又は請求項8に記載の駐車支援システムにおいて、
前記駐車可否確認手段は、前記貸与者通信端末から前記駐車許可確認情報に対する応答が所定時間受信できない場合には、駐車不可と判断するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項6ないし請求項9の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記登録手段は、前記データベースに登録されている駐車場所のそれぞれについて、使用中か否かを各駐車場所の情報に対応付けてそのデータベースに記録するようになっており、
前記駐車可否確認手段は、前記データベースを参照し、判断対象の駐車場所が使用中であれば、判断対象の車両がその駐車場所への駐車が許可されているか否かにかかわらず、その判断対象の車両及び駐車場所について駐車不可と判断するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項6ないし請求項10の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記車載通信装置は、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記位置検出手段により検出される車両の現在位置が、駐車が許可された駐車場所に一致し、かつ、前記車速検出手段により検出される車速が0となった際に、駐車が開始されたと判断して、その駐車場所の情報とともに駐車を開始した旨の情報(以下、駐車開始情報という)を前記サーバに送信し、その後、前記車速検出手段により検出される車速が0より大きくなった際に、駐車が終了したと判断して、その駐車場所の情報とともに駐車を終了した旨の情報(以下、駐車終了情報という)を前記サーバに送信する駐車状態検出手段とを備え、
前記サーバは、前記車載通信装置から前記駐車開始情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その受信した情報が表す駐車場所の貸与者が使用する貸与者通信端末に、その受信した駐車開始情報及び駐車場所の情報を送信し、その後、送信元の車載通信装置から前記駐車終了情報を駐車場所の情報とともに受信すると、その貸与者通信端末に、その受信した駐車終了情報及び駐車場所の情報を送信するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項4又は請求項5又は請求項11に記載の駐車支援システムにおいて、
前記駐車要請情報には、希望する駐車場所についての情報として、目的地と駐車を希望するエリアとの少なくとも何れかに関する情報が含まれており、
前記車載通信装置は、使用者によりその駐車要請情報が入力された際、前記位置検出手段により検出される車両の現在位置から前記目的地或いは駐車を希望するエリアまでの距離或いは道のりを算出するとともに、車両がその算出した距離或いは道のりを進む時間を、車両が前記車速検出手段により検出される車速で進むことを前提として算出することで、車両が前記目的地或いは駐車を希望するエリアに到着する予定時刻を算出する到着予定時刻算出手段を備えるとともに、前記駐車要請情報送信手段は、前記到着予定時刻算出手段により算出された予定時刻の情報を、前記駐車要請情報の1つとして前記サーバに送信するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項4又は請求項5又は請求項11又は請求項12に記載の駐車支援システムにおいて、
前記サーバは、前記車載通信装置から、前記駐車開始情報を受信した際及び前記駐車終了情報を受信した際の少なくとも何れかにおいて、その車載通信装置が搭載された車両についての課金情報を、その車載通信装置に送信するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項13に記載の駐車支援システムにおいて、
前記車載通信装置は、ETC(Electoronic Toll Collection)車載機としての機能を備えており、前記課金情報を、ETCシステムにて課金されるように該ETCシステムにおける道路上の通信装置に送信するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項2ないし請求項14の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記合致駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が少なくとも含まれており、
前記車載通信装置は、前記駐車可否確認手段により駐車が許可された駐車場所への経路案内を実行する経路案内手段を備えていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項6ないし請求項15の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記サーバは、
前記貸与者通信端末から、使用者の入力に基づく駐車場所についての情報及び車両の情報を受信した際、その貸与者通信端末からの指令に基づき、その車両について、前記駐車可否確認手段によりその駐車場所への駐車が許可されている車両であるか否かを判断する不正駐車判定手段と、
前記不正駐車判定手段によりその駐車場所への駐車が許可されている車両でないと判定されると、不正の旨を報知する不正報知手段とを備えていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項1ないし請求項16の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記駐車要請情報には、希望する駐車場所についての情報として、目的地と駐車を希望するエリアとの少なくとも何れかに関する情報が含まれているとともに、加えて、駐車開始予定時刻、駐車期間、駐車目的、希望の駐車料金、車種、車両ナンバー、及び駐車終了後の目的地の少なくとも何れかに関する情報が含まれていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項1ないし請求項17の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記合致駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が含まれているとともに、加えて、駐車場所の属する駐車施設、その駐車施設の空き状況、駐車可能な日時、駐車料金、駐車可能な車種、駐車場所の周辺の施設、及び駐車場所の周辺の風景の少なくとも何れかに関する情報が含まれていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項1ないし請求項18の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記貸与可能駐車場所情報には、駐車場所の位置に関する情報が含まれているとともに、加えて、駐車場所の属する施設、駐車可能台数、駐車可能な日時、駐車料金、駐車可能な車種、優先する車両或いは車種、駐車を許可する車両或いは車種、駐車場所の周辺の施設、及び駐車場所の周辺の風景の少なくとも何れかに関する情報が含まれていることを特徴とする駐車支援システム。 - 請求項1ないし請求項19の何れか1項に記載の駐車支援システムにおいて、
前記車載通信装置は複数あるとともに、該車載通信装置から送信される前記駐車要請情報のそれぞれには、優先順位を判断するための情報が含まれており、
前記合致情報送信手段は、前記複数の車載通信装置からそれぞれその駐車要請情報を受信した際、複数の駐車要請情報のいずれにも合致する駐車場所の情報が前記データベースから検索できた場合に、そのいずれにも合致する駐車場所の情報について、前記優先順位を判断するための情報に基づいて送信先を決定し、該決定した送信先へその情報を送信するようになっていることを特徴とする駐車支援システム。
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