JP2003302234A - 車載用情報処理装置 - Google Patents

車載用情報処理装置

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JP2003302234A
JP2003302234A JP2002106728A JP2002106728A JP2003302234A JP 2003302234 A JP2003302234 A JP 2003302234A JP 2002106728 A JP2002106728 A JP 2002106728A JP 2002106728 A JP2002106728 A JP 2002106728A JP 2003302234 A JP2003302234 A JP 2003302234A
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parking
vehicle
weight
reservation
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JP2002106728A
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Osamu Miyawaki
治 宮脇
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両を特定するための情報と車両の外寸等に関
する情報等を駐車場等に送信して、駐車の可否を問い合
わせるようにする。 【解決手段】本発明の車載用情報処理装置は、車両を特
定するための情報、及び車両の外寸に関する情報と車両
の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を送信す
る送信手段と、駐車の可否に関する情報を受信する受信
手段からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場を予約する
ための車載用情報処理装置、及び車両に関する情報に基
づいて駐車の可否をユーザに回答する駐車スペース管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用情報処理装置としては、カ
ーナビゲーションシステム(以下、カーナビと称する)
が知られている。カーナビゲーションシステムにおいて
は、走行中の車両の現在位置や進行方向等の情報を人工
衛星を利用したGPS(GrobalPositioning System)等
を使用して測定し、画面に表示して運転者に知らせるよ
うにしている。 このようなカーナビでは、地図を表示
した際に、車両の現在位置を含む区域にあるガソリンス
タンドや駐車場、あるいはコンビニエンスストア等の位
置を表示するものもある。
【0003】上記したカーナビにあっては、走行してい
る現在位置あるいは目的地の地図を表示することによ
り、最寄りの駐車場を検索することは可能である。ある
いは、比較的近い場所の駐車場にあっては、道路上に設
置された電子案内板により、駐車状況について知ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、利用するこ
とに決めた駐車場と車両の現在位置とが比較的離れてい
る場合、つまり車両の現在位置からその駐車場に到達す
るのに、比較的時間がかかる場合、車両が駐車場に到着
した時には満車状態になっており、駐車がかなわないと
言ったことがある。
【0005】また、電子案内板で駐車場のある方向を確
認しても、その駐車場に行くまでに道順が分からずに駐
車場に行くまでに道に迷うと、空車状態を確認してから
時間が経過しているので、駐車場に到着した際に満車状
態で駐車できないと言ったことが生じた。
【0006】加えて、駐車場に所有車両が駐車可能との
回答を得て、予約したにも関わらず、ルーフキャリアを
装着したり、オーバーフェンダ等により改造されて、車
両が標準の大きさより大きくなっている場合、駐車場に
車両が到着した地点で駐車できないことが判明すること
がある。あるいは普通車として駐車予約を受け付けたに
もかかわらず、到着した車両が特殊車両や大型車であ
り、予定していた駐車スペースには駐車し得ないと言っ
たことが生じることがある。このような事態が生じる
と、利用者と駐車場側との双方に不利益が生じることと
なった。
【0007】さらには、駐車の予約が取れていたとして
も、予約した駐車場に重量制限や高さ制限などの外寸制
限があるために、実際には駐車ができない場合が生じ
た。
【0008】そこで本発明は、以上のような問題に鑑み
て、車両を特定するための情報と車両の外寸等に関する
情報等を駐車場等に送信して、駐車の可否を問い合わせ
ることができる構成とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の車載
用情報処理装置は、車両を特定するための情報(以下、
車両特定情報と称する)、及び車両の外寸(以下、外寸
情報と称する)と車両の重量に関する情報(以下、車重
情報と称する)とのいずれか一方の情報を送信手段より
送信し、駐車の可否に関する情報(以下、駐車可否情報
と称する)を受信手段により受信する構成である。
【0010】車両特定情報は、駐車を希望する車両とそ
の車両と同一の車種であっても、その駐車希望の車両と
を特定できるものであればよく、例えば所有者の氏名、
住所、登録番号(ナンバープレートの番号等)、クレジ
ットカード番号、所定の組織の会員番号等が挙げられ
る。
【0011】外寸情報は、自動車検査証に記載されてい
る車両の長さ、幅及び高さ寸法、車両購入後にキャリア
やアンテナ等を装備することにより外寸が変わった場合
の使用中の形態(許容範囲内で車両が改造された形態)
における実際の外形寸法等を指すものである。車重情報
は、自動車検査証に記載されている車両重量の他、オプ
ションとして予備のタイヤ等を搭載した場合、あるいは
許容範囲内で車両が改造された際の実際の車両重量等に
関する情報である。この車重情報は、例えば立体駐車場
等において、重量制限がある場合に送信されるものであ
る。したがって、外寸情報とともに送信される場合もあ
る。
【0012】上記送信手段としては、例えばインターネ
ットに接続が可能なカーナビ、ナンバープレートの情報
及び自動車検査証に記載されている情報を記録した半導
体チップを有し、道路側に設置された機器等に対して情
報を出力するスマートプレート等が挙げられる。
【0013】駐車の可否に関する情報とは、駐車が可能
な場合、つまり駐車の予約が受け付けられた場合の予約
番号情報等であり、駐車が不可能で予約が受け付けられ
なかった場合の満車情報、待ち時間情報、あるいは代替
駐車場情報等である。
【0014】このような構成によれば、車両を運行して
いる場合でも、上記した車両に関する各種の情報を送信
することにより、駐車が可能であるのか、あるいは不可
能であるのかを知り得るものである。したがって、駐車
が可能である場合、その駐車場に対して駐車予約を行う
ことにより、確実に目的の駐車場に車両を駐車すること
が可能になる。
【0015】本願発明の駐車スペース管理装置は、少な
くとも駐車する車両から、上記したその車両に関する各
種の情報を受信手段により受信し、駐車状況記憶手段に
記憶した駐車状況を、受信した車両に関する各種の情報
を用いて駐車可否判断手段により検索し、検索の結果得
られた駐車の可否に関する駐車可否情報を駐車可否情報
送信手段により送信する構成である。
【0016】このような構成であれば、駐車状況に応じ
て、駐車の予約を受けることが可能になるので、駐車場
の稼働率を向上させることが可能になる。
【0017】上記した車両に関する各種の情報を受信し
て、駐車可能に関する情報を送信した際に、その車両が
駐車したと仮定して、更新手段により駐車状況記憶手段
の記憶内容を更新するように構成するものであってよ
い。すなわち、駐車予約を受け付けた場合に、その予約
車両が駐車した状況を仮定し、その後に駐車する車両へ
の対応が迅速になるようにするものである。
【0018】また、更新手段を備えることなく、駐車状
況を記憶する駐車状況記憶手段と、予約情報を記憶する
駐車スペース予約情報記憶手段とを備え、受信した上記
の車両に関する情報を用いてそれぞれの記憶手段に記憶
された情報を検索して、その検索結果にもとづいて駐車
の可否に関する駐車可否情報を送信するように構成する
ものであってよい。
【0019】このように、駐車状況記憶手段と駐車スペ
ース予約情報記憶手段とを備える場合、予約情報更新手
段が駐車可能に関する情報を送信することにより駐車ス
ペース予約情報記憶手段の記憶内容を更新するようにす
れば、予約状況を常に最新のものとすることが可能にな
る。
【0020】上記した車載用情報処理装置と駐車スペー
ス管理装置との間を仲介するものとして、本願発明の駐
車管理センタは、車両を特定する情報を受信する受信手
段と、車両を特定する情報、及び外寸情報と車重情報と
の少なくとも一方の情報を関連付けて記憶する車両情報
記憶手段と、前記受信手段で受信した車両を特定する情
報に基づいて前記車両情報記憶手段の記憶内容から前記
受信手段で受信した車両を特定する情報と関連付けられ
た、外寸情報と車重情報との少なくとも一方の情報を読
み出す読み出し手段と、駐車状況を記憶する駐車状況記
憶手段と、前記読み出し手段で読み出した外寸情報と車
重情報との少なくとも一方の情報を用いて前記駐車状況
記憶手段の記憶内容を検索する駐車可否判断手段と、前
記駐車可否判断手段の検索結果にもとづいて駐車の可否
に関する情報を送信する駐車可否情報送信手段とを有す
る構成である。
【0021】車両を特定する情報(以下、車両特定情報
と称する)としては、名前等の車種に関する情報、セダ
ンやワンボックス等の型式に関する情報、事業用、自家
用等の使用形態に関する情報、小型、中型、大型等の大
きさに関する情報、製造者に関する情報等である。外寸
情報及び車重情報については、上述したものと同等でよ
い。
【0022】このような構成であれば、車両に関する情
報と駐車場に関する情報とを管理することになる。つま
り、外寸情報と車重情報との少なくとも一方の情報を受
信した車両を特定する情報と関連付けて記憶することに
より、車両に関する情報のデータベースを構築し、駐車
状況を記憶することにより駐車場の情報のデータベース
を構築するものである。そして、駐車場の予約の問い合
わせが発生した場合には、これらのデータベースを用い
て、駐車場の予約が可能か否かを判断し、問い合わせに
対して回答するものである。この場合、駐車場の情報の
データベースから駐車が可能な駐車場を判断するので、
効率よく駐車場を希望する者に割り当てることが可能に
なる。なお、駐車可否情報は、直接車両に対して送信す
るものであってよく、また駐車場を経由して車両に連絡
されるものであってもよい。
【0023】このような構成において、受信手段が、車
両の現在位置に関する情報をさらに受信するものであれ
ば、利用可能な駐車場を紹介することが可能になるとと
もに、その車両の現在位置から最寄りの駐車場を予約す
ることが可能になる。また、目的地に関する情報を現在
位置に関する情報に付加するものであれば、その目的地
における駐車場の予約を可能にする。
【0024】本発明の駐車スペース管理方法は、車両を
特定するための情報、及び車両の外寸に関する情報と車
両の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を受信
し、受信した車両の外寸に関する情報と車両の重量に関
する情報との少なくとも一方の情報を用いて記憶した駐
車状況の記憶内容と駐車スペースの予約状況を記憶した
駐車スペース予約情報の記憶内容を検索し、検索結果に
もとづいて駐車の可否に関する駐車可否情報を送信する
ものである。
【0025】本発明の駐車管理方法は、車両を特定する
情報を受信し、車両を特定する情報、及び車両の外寸に
関する情報と車両の重量に関する情報との少なくとも一
方の情報を関連付けて記憶し、受信した車両を特定する
情報に基づいて記憶した前記各情報における記憶内容か
ら、受信した車両を特定する情報に関連付けられた、車
両の外寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少
なくとも一方の情報を読み出し、駐車状況を記憶し、読
み出した車両の外寸に関する情報と車両の重量に関する
情報との少なくとも一方を用いて記憶した駐車状況の記
憶内容を検索し、その検索結果にもとづいて駐車の可否
に関する情報を送信するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0027】この実施の形態では、ユーザの使用する車
載用情報処理装置としてのカーナビ100と、駐車場の
駐車スペース管理装置200との間で双方向通信が行わ
れ、ユーザから直接駐車予約を行うシステム(図1に示
す)を説明する。なお、双方向通信は、インターネット
を介して行うものとする。
【0028】まず、カーナビ100は、図2に示すよう
に、情報通信部1と、DVD−ROMドライブ2と、G
PS(全地球無線測位システム)のためのGPS情報受
信部3と、文字放送を受信し得るAM/FMラジオ4及
びテレビチューナ5と、ハードディスクドライブ6と、
各種の情報を表示する例えば液晶表示パネルからなるデ
ィスプレイ7と、ユーザが各種の情報を入力するための
リモートコントローラ(以下、リモコンと称する)8
と、制御部9と、図示しないアンテナを備えている。制
御部9は、CPU9a、メモリ9b、入出力インターフ
ェース9cを備え、そして、情報通信部1、DVD−R
OMドライブ2、GPS情報受信部3、AM/FMラジ
オ4、テレビチューナ5、ハードディスクドライブ6、
及びディスプレイ7を、メモリ9bに格納されたプログ
ラムにより制御するものである。そして、このような構
成要素が協働することにより、図1に示す、送信手段1
01、受信手段102、車両情報記憶手段103、表示
手段104、駐車場到着予定時刻記憶手段(以下、予定
時刻記憶手段と称する)105、警告出力手段106、
及び予約変更手段107として機能するものである。
【0029】送信手段101は、この実施の形態にあっ
ては、車両情報記憶手段103に記憶されている車両特
定情報及び外寸情報と車重情報と、入力された駐車開始
時刻、駐車完了時刻及び駐車場到着予定時刻とを、後述
する駐車場に設置される駐車スペース管理装置200に
送信するものである。なお、外寸情報と車重情報とは、
少なくともいずれか一方だけであってもよい。すなわ
ち、車両特定情報において車種が特定された場合、その
車種により必要な駐車スペースが判別できるので、立体
駐車場でない場合は外寸情報のみで駐車予約の判断が可
能になる。一方、立体駐車場である場合は、重量制限が
ある場合があるので、駐車予約を判断するのに車重情報
が必要となる。この実施の形態では、外寸情報と車重情
報との両方が送信手段101より送信されるものとす
る。
【0030】受信手段102は、駐車スペース管理装置
200から送信されてくる駐車の可否に関する情報を受
信するものである。受信される駐車可否情報は、駐車可
能情報と駐車不可情報とのいずれか一方であり、駐車可
能情報である場合は、駐車スペースの予約が行えるもの
である。駐車可能情報にあっては、ユーザの確認のため
に、駐車場の名称、場所、電話番号、道順等の情報を含
むものであってもよい。
【0031】送信手段101と受信手段102とは、例
えばダイアルアップ接続にてインターネットへの接続す
る機能を有するもので、インターネットサービスプロバ
イダを介して駐車スペース管理装置200と双方向通信
をするものである。なお、ダイアルアップ機能を携帯電
話あるいはPHS(Personal Handyphone System)で代
用するものであってもよい。
【0032】車両情報記憶手段103は、ユーザが入力
した車両特定情報と外寸情報と車重情報とを記憶するも
のである。これらの情報の記憶に際しては、スマートプ
レートを装着しているものでは、スマートプレートから
直接入力して記憶するものであってよい。また、車両が
法定で許容されている程度の改造、あるいは車両のオプ
ションで装着されたスポイラ、アンテナ、キャリア等
で、使用状態における外寸及び重量が自動車検査証に記
載されているものと相違する場合には、リモコン8を使
用して入力するものである。この場合は、ディスプレイ
7に入力した各情報が表示されて、ユーザが確認し得る
ように構成してある。
【0033】表示手段104は、車両特定情報、外寸情
報及び車重情報等を適宜に表示するものである。
【0034】予定時刻記憶手段105は、駐車を予約し
た際に、車両が実際に駐車場に到着する時刻を予想した
駐車場到着予定時刻を記憶している。この駐車場到着予
定時刻は、GPSによる車両の現在の位置情報と駐車場
の位置情報と現在の時刻とから自動的に算出されるもの
であってよい。
【0035】警告出力手段106は、予定時刻記憶手段
105に記憶された駐車場到着予定時刻と現在の時刻と
を比較して、現在の時刻が、例えば駐車場到着予定時刻
の10分程度前、あるいは後であれば警告を出力するも
のである。警告情報は、音声、画像いずれであってもよ
い。
【0036】予約変更手段107は、現在の時刻が予定
時刻記憶手段105に記憶された駐車場到着予定時刻
を、例えば15分経過しているような場合に、予約の変
更を入力し得る状態にするものである。そして、予約の
変更を入力してその変更を駐車スペース管理装置200
に送信すれば、駐車場到着予定時刻より遅れて駐車場に
到着するような場合であっても、駐車予約が取り消され
ずに、駐車することが可能になる。なお、上記警告出力
手段106及び予約変更手段107において説明した時
間は、上記したものに限定されるものではなく、適宜な
長さに設定するものであってよい。
【0037】駐車スペース管理装置200は、図3に示
すように、CPU11、メモリ12、ハードディスクド
ライブ13、入出力インターフェース14、モデム1
5、キーボード16、マウス17、ディスプレイ18を
備え、インターネットに接続可能に構成してある。そし
て、このような構成要素が協働することにより、図1に
示す、受信手段201と駐車状況記憶手段202と更新
手段203と駐車可否判断手段204と駐車可否情報送
信手段205と表示手段206と入力手段207として
機能するものである。
【0038】受信手段201は、インターネットを介し
て駐車を希望する車両のカーナビ100から送信される
車両特定情報、外寸情報及び車重情報、駐車開始時刻、
駐車完了時刻及び駐車場到着予定時刻(以下、時刻情報
と称する)とを受信するものである。受信した各情報
は、ディスプレイ18に表示され、その駐車場の管理者
が確認し得るものである。この場合、受信された情報
は、車両特定情報に外寸情報と車重情報とが関連付けら
れて表示され、また、受信した順に例えば表形式で表示
されるものである。
【0039】駐車状況記憶手段202は、その時点で駐
車場に駐車している車両に関する情報(以下、駐車車両
情報と称する)と、空いている駐車スペースに関する情
報(以下、駐車スペース情報と称する)とを含む駐車状
況に関する情報(以下、駐車状況情報と称する)と、駐
車している車両毎の駐車開始時刻と駐車完了時刻とを記
憶している。駐車スペース情報は、各駐車スペース毎の
容積(縦、横、高さ寸法で示される空間の大きさ)及び
許容重量と、空いている駐車スペース数とを含んでな
る。したがって、どのような大きさの車両が何台駐車し
得るのかを、駐車スペース情報から判断することがで
き、また駐車開始時刻と駐車完了時刻とから駐車してい
る車両毎に駐車時間が判明するので、受け入れられる予
約を予測することができるものである。
【0040】更新手段203は、駐車可能を示す駐車可
否情報を送信した際に、駐車状況記憶手段202の記憶
内容を更新するものである。すなわち、駐車の予約が成
立した場合に、予約された駐車スペースを空き駐車スペ
ースより削除して、実際に使用されている駐車スペース
と予約された駐車スペースとを除く駐車スペースを明確
にするものである。
【0041】駐車可否判断手段204は、駐車状況記憶
手段202の記憶内容を検索し、検索にて得られた駐車
スペース情報と受信手段201により受信した外寸情報
と車重情報とを比較するとともに、記憶された駐車開始
時刻情報と駐車完了時刻情報とを受信した時刻情報と比
較して、駐車の可否を判断する。すなわち、受信した外
寸情報と車重情報とが駐車スペース容量と許容重量とそ
れぞれ一致する駐車スペース情報が検索で得られたもの
の中にあり、かつ時刻情報で限定された時刻にあれば、
駐車可能と判断して、駐車可能情報を作成する。一方、
検索された駐車スペース情報と受信した外寸情報と車重
情報とが一致しない場合には、空き駐車スペースはある
が、その空き駐車スペースが駐車を申し込まれた車両の
大きさあるいは重量を許容しないので、駐車不可能と判
断して駐車不可情報を作成する。
【0042】駐車可否情報送信手段205は、駐車可否
判断手段204において作成した駐車スペース情報を外
寸情報と車重情報とを送信した車両に対して送信する。
駐車予約は、この駐車可否情報の送信後、ユーザから電
話で連絡が入った際に決定するもの、あるいは駐車可能
情報を送信することにより決定するものであってよい。
駐車予約が成立した場合には、駐車場の管理者は受信し
た外寸情報と車重情報とに対応する駐車スペースを確保
するものである。
【0043】表示手段206は、受信した車両特定情
報、外寸情報及び車重情報を表示するとともに、入力手
段207により入力される駐車状況情報を表示するもの
である。
【0044】このような構成において、カーナビ100
の動作及び駐車スペース管理装置200の動作を、図4
及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。そ
れぞれのフローチャートに対応するプログラムは、それ
ぞれのハードディスクドライブ6,13に格納されてい
るものである。なお、これらのプログラムは、ハードデ
ィスクドライブ以外に、例えばCD−ROM、MO(光
磁気ディスク)などの記憶媒体に記憶されるものであっ
てよい。
【0045】まず、カーナビ100の動作について説明
する。カーナビ100では、ユーザが駐車場を予約した
いと思った場合に、リモコン8を操作して、ディスプレ
イ7に表示されるメニューを参照して、駐車したい地域
の駐車場を表示させ、表示された駐車場の一つを選択し
て駐車場予約を行うものとする。
【0046】ステップS1において、駐車場を選択した
後、駐車場予約を選択すると、車両情報記憶手段103
から送信する車両特定情報と外寸情報と車重情報とを読
み出される。ステップS2では、読み出した車両特定情
報と外寸情報と車重情報と、時刻情報とを送信手段10
1が送信する。
【0047】この後、ステップS3において、駐車スペ
ース管理装置200から送信される駐車可否情報が入っ
てくるのを待機する。そして、ステップS4で、駐車可
否情報を受信する。駐車可否情報を受信した場合、その
内容がディスプレイ7に表示される。駐車可否情報が駐
車可能を示す場合、ユーザはカーナビ100を操作し
て、駐車予約を行う。この駐車予約に関しては、電話に
て行うものであってもよい。
【0048】これに対して、駐車スペース管理装置20
0にあっては、現在の駐車状況すなわち空き駐車スペー
スがどの程度残っているかの情報が駐車状況記憶手段2
02に格納されているものとする。
【0049】まず、ステップS11において、カーナビ
100から送信された車両特定情報、外寸情報、車重情
報及び時刻情報を受信する。ステップS12では、受信
した外寸情報及び車重情報を許容する駐車スペース情報
を、駐車状況記憶手段202から検索する。ステップS
13では、検索の結果、受信した外寸情報及び車重情報
を許容する駐車スペース情報が時刻情報で限定された時
刻において得られた場合には、受信した外形寸法及び車
重情報を送信したユーザに対して駐車可能を示す駐車可
否情報を、またそうでない駐車スペース情報の場合に
は、ユーザに対して駐車不可を示す駐車可否情報を送信
する。
【0050】このように、ユーザは、使用する駐車場が
ある地域に到着するまでに、あらかじめ駐車場を予約し
ておくことができるので、目的地に到着した際に、迅速
に駐車して用を果たすことができる。また、カーナビ1
00を使用しての駐車予約であるので、駐車場の位置を
ユーザに確実に提示することができ、道に迷うことなく
駐車場に到達することができる。
【0051】駐車場の管理者としては、空いている駐車
スペースが予約されることで、利用者を確保することが
でき、しかも時刻情報から予約されていない時間帯を他
の車両の駐車に利用するようにすることで、駐車場稼働
率を向上させることができる。また、車両特定情報を受
信していることにより、駐車場利用券を発行する必要が
なくなり、ランニングコストを削減することができる。
加えて、駐車の受付を、到着予定時刻から前の一定時間
以内であれば可能であるとしておけば、駐車スペースの
空き時間を減らすことができる。
【0052】さらに、時刻情報に基づいて、駐車場到着
予定時刻あるいは駐車開始時刻から一定時間、例えば3
0分程度の経過の後も、予約した車両が到着しない場
合、もしくはそのような一定時間が経過するまでに予約
の変更手続が行われない場合には、予約を解除するよう
にすれば、長時間予約車両の到着を待つ必要がなくな
り、予約を解除することにより新たな車両の予約を受け
付けることができる。
【0053】次に、駐車管理センタ300を介在させて
駐車予約を行う場合の実施の形態について、図6〜8を
用いて説明する。なお、駐車管理センタ300とシステ
ムを組むカーナビは、上述したカーナビ100であって
よい。また、駐車管理センタ300とシステムを組む駐
車スペース管理装置200A(図6に示す)は、車両特
定情報、外寸情報及び車重情報を受信する受信手段20
1Aと、駐車状況を記憶する駐車状況記憶手段202A
と、受信した車両特定情報、外寸情報及び車重情報を表
示する表示手段206Aと、駐車状況を入力する入力手
段207Aと、駐車状況記憶手段200Aに記憶された
駐車状況情報を送信する状況情報送信手段208Aとを
備えるものであればよい。なお、実質的なハードウェア
構成は、上述した駐車スペース管理装置200と同等で
あってよい。
【0054】駐車管理センタ300は、サーバコンピュ
ータ301を備えてなり、車両のデータベースと、駐車
場のデータベースとが構築してあり、カーナビ100と
駐車スペース管理装置200Aとの両方と双方向通信が
可能な構成である。車両のデータベースは、標準的な車
両に関する情報に基づいて構築されており、また、駐車
場のデータベースはこの駐車管理センタ300に登録を
行った駐車場に関する情報に基づいて構築されている。
【0055】具体的には、図7に示すように、サーバコ
ンピュータ301は、CPU21、メモリ22、ハード
ディスクドライブ23、入出力インターフェース24、
キーボード25、マウス26、ディスプレイ27を備
え、インターネットに常時接続されている構成である。
そして、このような構成要素が協働することにより、受
信手段302と車両情報記憶手段303と読み出し手段
304と駐車状況記憶手段305と駐車可否判断手段3
06と駐車可否情報送信手段307として機能するもの
である。
【0056】受信手段302は、インターネットを介し
て車両から送信される車両特定情報と車両の現在位置に
関する情報(以下、車両位置情報と称する)とを受信す
る。この場合、受信手段302は、少なくとも車両特定
情報を受信すればよい。車両特定情報としては、車両も
しくはユーザを一義的に特定する情報、例えば、少なく
ともナンバープレート等車両を特定する情報または名前
等の車種に関する情報であればよい。この実施の形態に
あっては、車両位置情報を受信することにより、車両位
置情報と駐車場の位置に関する情報とを比較して、最寄
りの駐車場を特定するものである。なお、車両位置情報
に代えて、車両の目的地に関する情報を使用するもので
あってもよい。
【0057】車両情報記憶手段303は、比較的流通し
ている車両の、改造等がなされていない状態における外
寸情報と車重情報とを、車両特定情報と関連付けて記憶
している。したがって、車両情報記憶手段303が、車
両のデータベースの一部として機能するものである。
【0058】読み出し手段304は、受信手段302に
より受信した車両特定情報により車両情報記憶手段30
3を検索し、受信した車両特定情報に一致する車両特定
情報と関連付けられた外寸情報と車重情報とを読み出す
ものである。この場合、受信した車両特定情報と記憶さ
れた車両特定情報とが完全に一致しない場合は、推測可
能な範囲で一致するもの、つまり車両特定情報の主とな
る部分が一致する場合は、その車両特定情報に関連付け
られた外寸情報と車重情報とを読み出すものであってよ
い。
【0059】駐車状況記憶手段305は、各駐車場の駐
車スペース管理装置200Aから送られてくる駐車状況
情報を記憶するものである。駐車状況情報は、空き駐車
スペースの有無、空き駐車スペースの大きさ及びその許
容重量等である。
【0060】駐車可否判断手段306は、読み出された
外寸情報と車重情報とを用いて、駐車状況記憶手段30
3の記憶内容を検索して、読み出された外寸情報と車重
情報とを満足する駐車状況情報がある場合に、駐車可能
を判断する。駐車状況情報は、各駐車場の駐車スペース
管理装置200Aから送られてくるので、ある駐車場で
駐車スペースがない場合は、他の駐車場からの駐車状況
情報を検索するものである。
【0061】駐車可否情報送信手段307は、駐車可否
判断手段306の検索結果に基づいて、駐車可否情報を
車両特定情報を送信してきたユーザに対して送信する。
駐車可能を示す駐車状況情報を出力した場合には、該当
する駐車場に対して、駐車予約が入ったことを通知す
る。
【0062】なお、図示しないが、管理者が確認するた
めに、上記した各種の情報を適宜表示する表示手段を備
えるとともに、データベースを構築するのに必要な各種
の情報を入力する入力手段を備えるものである。
【0063】このような構成において、ユーザと駐車場
と駐車管理センタ300との間では、通信が行われ、ユ
ーザから駐車管理センタ300を介して駐車場の予約が
行われる。図8において、この場合の駐車管理センタの
動作を主として、全体の動作を説明する。なお、駐車管
理センタ300には、管理を委託する駐車場管理者か
ら、駐車場の登録がなされており、かつ現在の駐車状況
すなわち駐車場の利用状況が記録されているものとす
る。駐車場の登録及び駐車場の利用状況の記録は、イン
ターネットを介して駐車管理センタ300と駐車スペー
ス管理装置200Aとの間でオンラインで行われるもの
である。これらの作業は、例えば電話やファックスを用
いて、オフラインで行われるものであってもよい。ま
た、この駐車管理センタ300を利用する場合にあって
は、ユーザのカーナビ100は、少なくとも車両特定情
報を送信し得るものであればよい。
【0064】駐車場の予約は、まず、ユーザが駐車管理
センタ300に対して、車両特定情報を外寸情報及び車
重情報とともに送信する(ステップS21)。駐車管理
センタ300は、受信手段302によりユーザから送信
された車両特定情報を受信する(ステップS22)。駐
車管理センタ300は、車両特定情報を受信すると、そ
の受信した車両特定情報により車両情報記憶手段303
を検索して、その車両特定情報に関連付けられた外寸情
報と車重情報とを読み出す(ステップS23)。
【0065】読み出した外寸情報及び車重情報を元に、
読み出した外寸情報及び車重情報に対応する車両が駐車
し得る駐車スペースに対応する情報を駐車状況記憶手段
305から検索する(ステップS24)。この場合、車
両位置情報を受信しているので、この車両位置情報で示
される区域にある駐車場において、空き駐車スペースが
あるを検索するものである。この検索の結果、車両特定
情報を送信した車両が駐車し得る駐車スペースがある場
合には、駐車可能の駐車可否情報をユーザに対して送信
する(ステップS25)。
【0066】一方、空き駐車スペースが存在した駐車場
に対しては、駐車予約があったことを通知する(ステッ
プS26)この場合に、駐車管理センタは、駐車予約の
あった車両の外寸情報及び車重情報を駐車場の駐車スペ
ース管理装置200Aに送信し、どの駐車スペースが予
約されたかが確認できるようにする。駐車スペース管理
装置200Aでは、受信した外寸情報及び車重情報によ
り占有される駐車スペースを空き駐車スペースから外す
ことにより駐車状況記憶手段202Aの記憶内容を更新
する(ステップS27)。そして、駐車スペース管理装
置200Aは、その更新した記憶内容を駐車管理センタ
に送信する(ステップS28)。駐車管理センタ300
は、更新された駐車状況情報を受信し(ステップS2
9)、駐車状況記憶手段305の記憶内容を更新する
(ステップS30)ことにより、駐車管理センタ300
では常時最新の駐車状況を把握し得るものとなる。
【0067】このように、複数の駐車場の駐車状況を管
理している駐車管理センタ300を介在させることによ
り、ユーザは駐車を希望する区域において、迅速に駐車
場を予約することができる。また、駐車場の管理者は、
空き駐車スペースの中から、駐車を希望する車両に適合
する駐車スペースを検索する必要がないので、駐車予約
を受け付けるまでの時間を短縮することができる。加え
て、駐車管理センタ300は、複数の駐車場を一括して
管理できるので、顧客の確保を容易にすることができ
る。しかも、ユーザから情報提供をおこなった対価を、
また駐車場の管理者からはシステムの管理に対する対価
を徴収することができる。
【0068】さらに、到着した車両と予約車両との大き
さが異なることで、管理者にとっては、予約を受けたに
もかかわらず実際には駐車スペースを提供することがで
きない、またユーザにとっては駐車予約を行ったのに駐
車を断られた、と言った管理者とユーザとの双方に不利
益となる不具合を解消することができる。
【0069】これに加えて、車両がスマートプレートを
備え、駐車場がスマートプレートから送信される情報を
受信できる設備を備えるものであれば、車両が駐車場の
入り口に到着した際に車両を特定することが可能にな
る。そして、その車両が駐車予約をしていると、スマー
トプレートからの情報と予約に際して受信した特定情報
とを照合することにより、予約を受け付けた車両を即座
に認識することが可能になる。
【0070】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではない。
【0071】上記実施の形態における駐車スペース管理
装置200では、更新手段203により、予約を受け付
ける駐車可否情報を送信した際に、記憶内容が更新され
る駐車状況記憶手段202を備えるものを説明したが、
実際の駐車状況と駐車予約状況とを区別して記憶するも
のであってもよい。すなわち、駐車スペース管理装置2
00Bは、図9に示すように、駐車状況記憶手段202
とは別に、駐車スペースの予約情報を記憶する駐車スペ
ース予約情報記憶手段212と、駐車スペース予約情報
記憶手段212の記憶内容を更新する予約情報更新手段
213とを備えるものであってよい。
【0072】このような構成にあっては、駐車可否判断
手段204は、受信した外寸情報及び車重情報を用い
て、駐車状況記憶手段202と駐車スペース予約情報記
憶手段212とのそれぞれの記憶内容を検索するもので
ある。すなわち、図10に示すように、受信手段201
は、車両特定情報と外寸情報と車重情報とを受信する
(ステップS31)。駐車可否判断手段204は、受信
した外寸情報と車重情報とを用いて駐車状況記憶手段2
02と駐車スペース予約情報記憶手段212とのそれぞ
れの記憶内容を検索する(ステップS32)。
【0073】その後、駐車場可否情報送信手段205
は、ステップS32での検索結果に基づいて、駐車の可
否に関する駐車可否情報を車両に対して送信する(ステ
ップS33)。検索結果に基づく駐車の可否判断は、駐
車状況記憶手段202が現実の駐車状況を記憶してお
り、また駐車スペース予約情報記憶手段212が予約状
況を記憶しているので、駐車状況記憶手段202から検
索された空き駐車スペースと駐車スペース予約情報記憶
手段212から検索された予約数を照合し、その両者が
一致している場合は駐車不可を判断し、一致していない
場合は駐車可能と判断する。
【0074】駐車可否情報を送信することにより、予約
が成立したか否かを判断し(ステップS34)、駐車可
能な内容のものであって予約が成立した場合には、予約
情報更新手段213は駐車スペース予約情報記憶手段2
12の記憶内容を更新する(ステップS35)。
【0075】このような構成であれば、常時予約状況を
的確に把握することができるので、駐車可否判断を迅速
に行うことができる。
【0076】以上の構成において、駐車スペース予約情
報記憶手段212は、駐車開始時刻と駐車完了時刻とを
記憶するものであってよい。このように、駐車開始時刻
と駐車完了時刻とを記憶しておくことにより、予約され
ていない時間帯を他の車両が利用できるようにすること
で、駐車場の稼働効率を上げることができる。
【0077】なお、上記の実施の形態においては、車載
用情報処理装置としてカーナビを説明したが、インター
ネットへの接続が可能な、携帯電話、PHS、PDA
(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナル
コンピュータ等であってよい。
【0078】また、上記の各実施の形態において、相違
する構成については、適宜組み合わせるものであってよ
い。
【0079】加えて、上述の駐車スペース管理装置や駐
車管理センタと連動する予約の受付時刻又は予約時の到
着時刻に基づいて駐車料金を計算する計算手段を備えて
なる駐車料金計算装置を設置するものであってもよい。
【0080】その他、各部の具体的構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0081】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0082】すなわち、本発明の車載用情報処理装置
は、車両に関する各種の情報を送信することにより、駐
車が可能であるのか、あるいは不可能であるのかを知り
得ることができる。したがって、駐車が可能である場
合、その駐車場に対して駐車することを予約すれば、確
実に目的の駐車場に車両を駐車することができるもので
ある。
【0083】また、本発明の駐車スペース管理装置によ
れば、その時点の駐車状況に応じて、駐車の予約を受け
ることが可能になるので、空き駐車スペースを有効に活
用することができ、駐車場の稼働率を向上させることが
できる。
【0084】さらに、本発明の駐車管理センタによれ
ば、車両に関する情報と駐車場に関する情報とを管理
し、駐車を希望する車両から要求があると、複数の駐車
場の中から駐車できる駐車場を検索してユーザに紹介す
ることができる。したがって、ユーザは駐車場を容易に
利用することができる。また、駐車場は、顧客を拡大す
ることができる。
【0085】加えて、車両に関する情報を受信して駐車
しスペースを決定しているので、到着した車両と予約車
両との大きさが異なることで、管理者にとっては、予約
を受けたにもかかわらず実際には駐車スペースを提供す
ることができない、またユーザにとっては駐車予約を行
ったのに駐車を断られた、と言った管理者とユーザとの
双方に不利益となる不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成を示す構成説明
【図2】同実施の形態のカーナビゲーションシステムの
構成を示すブロック図
【図3】同実施の形態の駐車スペース管理装置の構成を
示すブロック図
【図4】同実施の形態のカーナビゲーションシステムの
動作手順を示すフローチャート
【図5】同実施の形態の駐車スペース管理装置の動作手
順を示すフローチャート
【図6】本発明の管理センタの実施の形態を示す全体構
成を示す構成説明図
【図7】同実施の形態の管理センタの構成を示すブロッ
ク図
【図8】同実施の形態の動作手順を示すフローチャート
【図9】本発明の駐車スペース管理装置の他の実施の形
態を示すブロック図
【図10】同実施の形態の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
101…送信手段 102…受信手段 103…車両情報記憶手段 201…受信手段 202…駐車状況記憶手段 203…更新手段 204…駐車可否判断手段 205…駐車可否情報送信手段 206…表示手段 207…入力手段 302…受信手段 303…車両情報記憶手段 304…読み出し手段 305…駐車状況記憶手段 306…駐車可否判断手段 307…駐車可否情報送信手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を特定するための情報、及び車両の外
    寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なくと
    も一方の情報を送信する送信手段と、 駐車の可否に関する情報を受信する受信手段からなる車
    載用情報処理装置。
  2. 【請求項2】車両を特定するための情報、及び車両の外
    寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なくと
    も一方の情報を記憶する車両情報記憶手段をさらに備え
    てなる請求項1記載の車載用情報処理装置。
  3. 【請求項3】車両を特定するための情報、及び車両の外
    寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なくと
    も一方の情報を、少なくとも表示する表示手段をさらに
    備えてなる請求項1または2記載の車載用情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】送信手段が、駐車開始時刻と駐車完了時刻
    とをさらに送信する請求項1から3いずれかに記載の車
    載用情報処理装置。
  5. 【請求項5】送信した駐車場到着予定時刻を記憶する駐
    車場到着予定時刻記憶手段と、 前記駐車場到着予定時刻記憶手段の記憶内容と現在時刻
    とに基づいて警告情報を出力する警告出力手段とをさら
    に備える請求項1から4いずれかに記載の車載用情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】送信した駐車場到着予定時刻を記憶する駐
    車場到着予定時刻記憶手段と、 前記駐車場到着予定時刻記憶手段の記憶内容と現在時刻
    とに基づいて駐車開始時刻を変更するための機能を起動
    する予約変更手段とをさらに備える請求項1から4いず
    れかに記載の車載用情報処理装置。
  7. 【請求項7】車両を特定するための情報、及び車両の外
    寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なくと
    も一方の情報を受信する受信手段と、 駐車状況を記憶する駐車状況記憶手段と、 前記受信手段で受信した車両の外寸に関する情報と車両
    の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を用いて
    前記駐車状況記憶手段の記憶内容を検索する駐車可否判
    断手段と、 前記駐車可否判断手段の検索結果にもとづいて駐車の可
    否に関する駐車可否情報を送信する駐車可否情報送信手
    段とを有する駐車スペース管理装置。
  8. 【請求項8】駐車可能に関する情報を送信することによ
    り駐車がなされたものと仮定して駐車状況記憶手段の記
    憶内容を更新する更新手段をさらに備える請求項記7載
    の駐車スペース管理装置。
  9. 【請求項9】車両を特定するための情報、及び車両の外
    寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なくと
    も一方の情報を受信する受信手段と、 駐車状況を記憶する駐車状況記憶手段と、 駐車スペースの予約情報を記憶する駐車スペース予約情
    報記憶手段と、 前記受信手段で受信した車両の外寸に関する情報と車両
    の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を用いて
    前記駐車状況記憶手段の記憶内容と前記駐車スペース予
    約情報記憶手段の記憶内容を検索する駐車可否判断手段
    と、 前記駐車可否判断手段の検索結果にもとづいて駐車の可
    否に関する駐車可否情報を送信する駐車可否情報送信手
    段とを有する駐車スペース管理装置。
  10. 【請求項10】駐車可能に関する情報を送信することに
    より駐車スペース予約情報記憶手段の記憶内容を更新す
    る予約情報更新手段をさらに備える請求項9記載の駐車
    スペース管理装置。
  11. 【請求項11】駐車状況記憶手段が、駐車開始時刻と駐
    車完了時刻とをさらに記憶する請求項7から10いずれ
    かに記載の駐車スペース管理装置。
  12. 【請求項12】駐車スペース予約情報記憶手段が、駐車
    開始時刻と駐車完了時刻とをさらに記憶する請求項9か
    ら10いずれかに記憶の駐車スペース管理装置。
  13. 【請求項13】予約の受付時刻または到着予定時刻に基
    づいて駐車スペース予約情報記憶手段の記憶内容を変更
    する内容変更手段をさらに有している請求項12記載の
    駐車スペース管理装置。
  14. 【請求項14】車両を特定するための情報、及び車両の
    外寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なく
    とも一方の情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した車両の外寸に関する情報と
    車両の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を用
    いて記憶してある駐車状況の記憶内容と記憶してある駐
    車スペースの予約状況の記憶内容を検索する駐車可否判
    断ステップと、 前記駐車可否判断ステップでの検索結果にもとづいて駐
    車の可否に関する駐車可否情報を送信する送信ステップ
    からなる駐車スペース管理方法。
  15. 【請求項15】車両を特定する情報を受信する受信手段
    と、 車両を特定する情報、及び車両の外寸に関する情報と車
    両の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を関連
    付けて記憶する車両情報記憶手段と、 前記受信手段で受信した車両を特定する情報に基づいて
    前記車両情報記憶手段の記憶内容から前記受信手段で受
    信した車両を特定する情報に関連付けられた、車両の外
    寸に関する情報と車両の重量に関する情報との少なくと
    も一方の情報を読み出す読み出し手段と、 駐車状況を記憶する駐車状況記憶手段と、 前記読み出し手段で読み出した車両の外寸に関する情報
    と車両の重量に関する情報との少なくとも一方を用いて
    前記駐車状況記憶手段の記憶内容を検索する駐車可否判
    断手段と、 前記駐車可否判断手段の検索結果にもとづいて駐車の可
    否に関する情報を送信する駐車可否情報送信手段とを有
    する駐車管理センタ。
  16. 【請求項16】受信手段が、車両の現在位置に関する情
    報をさらに受信するものである請求項15記載の駐車管
    理センタ。
  17. 【請求項17】車両を特定する情報を受信する受信ステ
    ップと、 車両を特定する情報、及び車両の外寸に関する情報と車
    両の重量に関する情報との少なくとも一方の情報を関連
    付けて記憶する車両情報記憶ステップと、 前記受信ステップで受信した車両を特定する情報に基づ
    いて前記車両情報記憶ステップにて記憶した記憶内容か
    ら前記受信ステップで受信した車両を特定する情報に関
    連付けられた、車両の外寸に関する情報と車両の重量に
    関する情報との少なくとも一方の情報を読み出す読み出
    しステップと、 駐車状況を記憶する駐車状況記憶ステップと、 前記読み出しステップにおいて読み出した車両の外寸に
    関する情報と車両の重量に関する情報との少なくとも一
    方を用いて前記駐車状況記憶ステップにおいて記憶した
    記憶内容を検索する駐車可否判断ステップと、 前記駐車可否判断ステップの検索結果にもとづいて駐車
    の可否に関する情報を送信する駐車可否情報送信ステッ
    プとを有する駐車管理方法。
  18. 【請求項18】予約の受付時刻又は予約時の到着時刻に
    基づいて駐車料金を計算する計算手段を備えてなる駐車
    料金計算装置。
  19. 【請求項19】請求項7から請求項13のいずれかに記
    載の駐車スペース管理装置または請求項14記載の駐車
    スペース管理方法を実現するためのプログラム。
  20. 【請求項20】請求項15から請求項16のいずれかに
    記載の駐車管理センタまたは請求項17記載の駐車管理
    方法を実現するためのプログラム。
  21. 【請求項21】請求項19から請求項20記載のプログ
    ラムを記載したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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