JP2003036499A - 駐車レーン予約サービスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 慣れていない場所において、有料駐車場の検
索が容易に行え、自分の希望する時間帯に駐車ができ、
駐車場の満車率を向上することのできる駐車レーン予約
サービスシステムを提供すること。 【解決手段】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複数
の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場利
用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提供
サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する利
用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の空
き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き駐
車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を利
用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理会
社において、各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐
車時間を特定した駐車申込に対し、駐車希望地域、駐車
時刻、駐車時間に合う空き駐車場を検索して該利用会員
に提示し、駐車レーンを特定して駐車予約登録を行い、
駐車スペースを確保するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、空き駐車場及び空
き駐車レーンの斡旋、予約を行うサービスを提供する駐
車レーン予約サービスシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】自動車産業の発達は、車社会を現出し、
道路上に自動車が溢れるように走行している。そして、
これら自動車は、路上に違法に駐車されなければ、比較
的スムーズに走行することができるものである。そこ
で、近年は、美術館、図書館、多目的ホール等の施設を
建設する際に、施設の所有者に対し駐車場を設備するこ
とを要求している。さらに、至る所に民間の有料駐車場
が建設され、駐車場を探すのが比較的楽になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、このような有
料駐車場も、土曜・日曜・祝祭日には満車となり、容易
に駐車できない状態となっている。そこでドライバーか
らもっとスムーズに駐車できる方法がないかという声が
上がっている。また、慣れていない場所においては、有
料駐車場が何処にあり、どの程度の駐車率なのか、現在
駐車可能なのか、自分の予定した時間に駐車場が空いて
いるかといった不安がぬぐい去れない。

【０００４】本発明の目的は、慣れていない場所におい
て、有料駐車場の検索が容易に行え、自分の希望する時
間帯に駐車ができ、駐車場の満車率を向上することので
きる駐車レーン予約サービスシステムを提供することに
ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の１つの特徴は、
複数の時間貸駐車レーンを管理する複数の駐車場業者と
駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場利用者に提供し空
き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提供サービス契約を
締結し、時間貸駐車レーンを利用する利用者と複数の駐
車場業者から提供される駐車場の空き駐車レーン情報の
問い合わせに対して駐車場の空き駐車レーンを斡旋する
空き駐車場斡旋の利用会員契約を利用会員のＩＤコード
を特定して締結したサービス管理会社において、各利用
会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を特定した駐
車申込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間に合
う空き駐車場を検索して利用会員に提示し、駐車レーン
を特定して駐車予約登録を行い、駐車スペースを確保す
るようにしたものである。

【０００６】本発明の他の１つの特徴は、複数の時間貸
駐車レーンを管理する複数の駐車場業者と駐車場の空き
駐車レーン情報を駐車場利用者に提供し空き駐車場を斡
旋する空き駐車場情報提供サービス契約を締結し、時間
貸駐車レーンを利用する利用者と複数の駐車場業者から
提供される駐車場の空き駐車レーン情報の問い合わせに
対して駐車場の空き駐車レーンを斡旋する空き駐車場斡
旋の利用会員契約を利用会員のＩＤコードを特定して締
結したサービス管理会社において、各利用会員の駐車希
望地域、駐車時刻、駐車時間を特定した駐車申込に対
し、駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間に合う空き駐車
場を検索して該利用会員に提示し、駐車予約申込を行っ
た利用会員が特定した駐車レーンの駐車予約状況を検索
し、利用会員が特定した駐車レーンの指定する駐車時
刻、駐車時間が満車状態の時に、利用会員に対し、キャ
ンセル待ちを行うかの問い合わせを行い、利用会員から
のキャンセル待ちの申込に対し、駐車レーンのキャンセ
ル待ち予約登録を行い、予約した駐車レーンのキャンセ
ル待ち順位を利用会員に報告するようにしたものであ
る。

【０００７】本発明のさらに他の１つの特徴は、複数の
時間貸駐車レーンを管理する複数の駐車場業者と駐車場
の空き駐車レーン情報を駐車場利用者に提供し空き駐車
場を斡旋する空き駐車場情報提供サービス契約を締結
し、時間貸駐車レーンを利用する利用者と複数の駐車場
業者から提供される駐車場の空き駐車レーン情報の問い
合わせに対して駐車場の空き駐車レーンを斡旋する空き
駐車場斡旋の利用会員契約を利用会員のＩＤコードを特
定して締結したサービス管理会社において、各利用会員
の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を特定した駐車申
込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間に合う空
き駐車場を検索して該利用会員に提示し、駐車予約申込
を行った利用会員に対し、演算した予約駐車料金を前記
利用会員に請求し、請求した予約駐車料金を利用会員に
よって精算して駐車レーンの駐車レーンを特定して駐車
予約登録を行った後、駐車予約登録を行った利用会員か
らの駐車レーンの予約のキャンセルの申込を受認し、利
用会員のキャンセルの申込の時期に応じて、予約駐車料
金の払い戻し演算を行い、演算した払い戻し金を利用会
員に払い戻しを行い、駐車レーンを特定して駐車予約登
録の取消を行うようにしたものである。

【０００８】本発明の他の１つの特徴は、各利用会員の
駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を特定した駐車申込
に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間に合う空き
駐車場を検索して該利用会員に提示し、駐車予約申込を
行った利用会員に対し、予約駐車料金の演算を行い、演
算した予約駐車料金を利用会員に請求し、請求した予約
駐車料金を利用会員によって精算し、駐車レーンを特定
して駐車予約登録を行い、駐車時刻に駐車予約した駐車
レーンに入庫した車両が、駐車時間内に出庫しないこと
を検出すると、駐車レーンに利用会員が予約した駐車時
間の直後の時刻に予約した別な利用会員に予約した駐車
時刻、予約した駐車レーンに駐車出来ないことの連絡を
行い、駐車予約申込を行った利用会員に対し、違約金の
演算を開始し、単位時間毎の違約金の積算を当該車両が
当該駐車レーンから出庫するまで行い、積算した違約金
を利用会員に請求し、請求した違約金を利用会員によっ
て精算するようにしたものである。

【０００９】

【発明の実施の形態】図１は、駐車レーン予約サービス
システムを実施するための全体構成および情報の送受信
関係を示し、図２〜図１０に、駐車レーン予約サービス
システムの一実施の形態を示す。

【００１０】駐車場業者１は、自己の管理する駐車レー
ンの空車・満車状態を管理し、空車駐車レーンの駐車予
約サービスの提供についてサービス管理会社３と事業契
約を行っている。

【００１１】駐車場業者１は、自己が管理する駐車レー
ンの情報、駐車レーンの空・満情報をサービス管理会社
３に送信し、サービス管理会社３では、駐車場業者１が
管理する駐車レーンの予約状況を管理し駐車レーンの予
約情報を駐車場業者１に送信する。この駐車場業者１と
サービス管理会社３との送信の方法としては、公衆回線
を利用しても良く、また衛星を使用してもよい。一例と
して、サービス管理会社３と駐車場業者１との間の情報
送信は、回線５を使用してサービス管理会社３から提供
する駐車レーンの予約情報を通信網／地上波／衛星を利
用した通信中継媒体（通信回線）４に送り、この情報を
受信した通信中継媒体（通信回線）４から回線７を経由
して駐車場業者１に送信する方法がある。

【００１２】このサービス管理会社３は、上述の通り、
駐車場業者１と契約によって駐車レーンの予約情報を提
供するようになっている。そして、この駐車場業者１に
は、Ａ駐車場業者１１、Ｂ駐車場業者１２、Ｃ駐車場業
者１３、Ｄ駐車場業者１４、・・・と多数の駐車場業者
がある。

【００１３】駐車場業者１から駐車場業者１が管理する
駐車レーンの空車情報の送信を受け、駐車レーンの空車
情報の提供の依頼を受けたサービス管理会社３は、駐車
場業者１の希望する駐車レーンの駐車予約情報を、回線
５を使用して通信中継媒体（通信網／地上波／衛星）４
に送り、駐車場業者１の要求に基づく駐車レーンの駐車
予約情報を受信した通信中継媒体（通信網／地上波／衛
星）４から回線７を経由して、駐車場業者１に送る。ま
た、このサービス管理会社３は、駐車レーンの空車情報
を、回線５を使用して通信中継媒体（通信網／地上波／
衛星）４に送り、この通信中継媒体（通信網／地上波／
衛星）４から回線６を経由して、車両２の車載機器、通
信機器（携帯電話、ＰＣ）１０に送る。

【００１４】利用会員が所有する自動車２の車載機器２
０は、図１１に示す如き構成となっている。すなわち、
車載機器２０は、ＣＰＵ２１を有しており、このＣＰＵ
２１によってあらゆる演算が行われる。このＣＰＵ２１
には、バスラインを介してマンマシンインターフェース
２２が、また、バスラインを介して送受信装置２３が接
続されている。このマンマシンインターフェース２２
は、車載機器２０の操作（データの書き込み、読み出し
等）を行い、送受信装置２３は、マンマシンインターフ
ェース２２から入力されたデータ類の送信、サービス管
理会社３から送信されるデータの受信を、アンテナ２４
を介して行うものである。また、ＣＰＵ２１には、バス
ラインを介してＩ／Ｏ２５が接続されており、このＩ／
Ｏ２５には、マンマシンインターフェース２２によって
入力したデータ類、サービス管理会社３から受信したデ
ータを表示するディスプレイ２６と、速度センサ、車速
センサ、降雨センサ、照度センサ、エンジン温度セン
サ、エンジン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯セ
ンサ、室内温度センサ等の各種センサ２７が接続されて
いる。さらに、ＣＰＵ２１には、バスラインを介してＧ
ＰＳ受信機２８が接続されており、このＧＰＳ受信機２
８によってＧＰＳ衛星からの位置信号をアンテナ２９を
介して受信できるようになっている。

【００１５】また、サービス管理会社３は、図１２に示
す如き構成の処理装置３０を有している。すなわち、処
理装置３０は、ＣＰＵ３１を有しており、このＣＰＵ３
１によってあらゆる演算が行われる。このＣＰＵ３１に
は、バスラインを介してマンマシンインターフェース３
２が、また、バスラインを介して各種データベースであ
る記憶装置（具体的には、図２３に示す如き駐車場業者
会員情報カード５０、図２４に示す如き利用会員情報カ
ード６０）が接続されている。このマンマシンインター
フェース３２は、処理装置３０の処理（データの書き込
み、読み出し等）を行うものである。３３は、アンテナ
で、駐車場業者１や、利用会員が所有する自動車２の車
載機器２０と通信中継媒体（通信網／地上波／衛星）４
を介して交信を行うためのものである。また、記憶装置
には、利用契約者データベース３４、利用者データベー
ス３５、駐車場データベース３６、駐車レーンデータベ
ース３７、空き駐車場データベース３８、空き駐車レー
ンデータベース３９、料金データベース４０、駐車予約
データベース４１、キャンセル待ちデータベース４２、
地図データベース４３、データメモリエリア４４があ
る。

【００１６】利用契約者データベース３４は、サービス
管理会社３と事業契約を交わす駐車場業者１のデータを
データベース化して収納するもので、事業体名、住所・
ＴＥＬ、駐車可能台数、入出口の数、利用可能カード
（クレジットカード）等が記憶されている。

【００１７】利用者データベース３５は、サービス管理
会社３が提供する駐車レーンの空車・満車情報の提供サ
ービスを受ける利用者をデータベース化して収納するも
ので、氏名、年令、住所、ＴＥＬ、利用する自動車の種
類、車両ナンバー、通信機器アドレス等の利用会員デー
タが格納されている。また、車両を特定する情報（車両
情報）として、メーカー名、車種、タイプ（例えば、４
ドアハードトップ）、グレード（例えば、ＶＩＰ）、初
年度登録年月日（例えば、平成１３年１月）等の車両を
特定する情報（車両情報）である車両データ、ＩＤコー
ドナンバーが記憶されている。

【００１８】駐車場データベース３６は、駐車場業者１
が管理する駐車場の住所、地図上の位置情報、駐車可能
台数、営業データ（常駐管理人の有無、営業時間）、道
路状況データ（メイン道路に隣接等）、駐車可能車両
（３ナンバー、外車不可等）をデータベース化して収納
したものである。

【００１９】駐車レーンデータベース３７は、駐車場業
者１が管理する駐車場の駐車レーンに関する情報（例え
ば、出口に近い駐車レーンナンバー、軽自動車が駐車可
能な駐車レーンナンバー等）をデータベース化して収納
したものである。

【００２０】空き駐車場データベース３８は、サービス
管理会社３が管理する駐車場の内、駐車可能な駐車レー
ンがある、すなわち、空き駐車レーンのある駐車場をデ
ータベース化して収納したものである。

【００２１】空き駐車レーンデータベース３９は、サー
ビス管理会社３が管理する駐車場で時間貸の可能な、駐
車可能な駐車レーンに関する情報をデータベース化して
収納したものである。

【００２２】料金データベース４０は、サービス管理会
社３が管理する全ての駐車場の駐車時間帯別、駐車車両
別、駐車曜日に設定される駐車料金をデータベース化し
て収納したものである。

【００２３】駐車予約データベース４１は、サービス管
理会社３が管理する駐車場の駐車レーンの予約状況をデ
ータベース化して収納したものである。

【００２４】キャンセル待ちデータベース４２は、サー
ビス管理会社３が管理する駐車場の各駐車レーンについ
て同一時間に複数の予約が入ったときの、優先順位を決
めて、２番目以降の予約者をキャンセル待ちとしてデー
タベース化して収納したものである。

【００２５】地図データベース４３は、全国の地図デー
タをデータベース化して収納するものである。

【００２６】データメモリエリア４４は、駐車場業者１
及び自動車２から送信されてくる各情報を一時記憶して
おくものである。

【００２７】図２において、サービス管理会社３は、駐
車場業者１との交信、利用会員２（車載機器２０）との
交信にあたって、通信事業者４の公衆回線、衛星等を利
用するため、通信事業者４と事業契約を締結する（１０
２）。さらに、駐車場業者１は、サービス管理会社３と
の交信にあたって、通信事業者４の公衆回線、衛星等を
利用するため、通信事業者４と事業契約を締結する（１
０４）。そして、駐車場業者１は、自己の管理する駐車
場の空き駐車レーンを駐車希望する会員の駐車場利用者
に斡旋してもらうサービス提供の事業契約をサービス管
理会社３と締結する（１０６）。

【００２８】この駐車場業者１とサービス管理会社３と
の事業契約に基づいて、サービス管理会社３側では、サ
ービス管理会社３で管理する空き駐車レーン斡旋契約者
カードに駐車場業者１を登録する（１０８）。すなわ
ち、サービス管理会社３側では、図２３に示す如き駐車
場業者会員情報カード５０を作成する。この駐車場業者
会員情報カード５０は、サービス管理会社３の処理装置
３０のＣＰＵ３１にバスラインを介して接続される記憶
装置に相当している。すなわち、この駐車場業者会員情
報カード５０には、サービス管理会社３との事業契約を
締結した、サービス管理会社３が利用会員に対してサー
ビスを提供するに当たって必要とされる駐車場業者１に
関するあらゆる情報が記録される。

【００２９】そして、駐車場業者１をサービス管理会社
３の処理装置３０の利用契約者データベース３４に登録
する（１１０）。この駐車場業者１の利用契約者データ
ベース３４への登録が完了すると、サービス管理会社３
は、駐車場位置情報の問い合わせを通信事業者４を介し
て（１１２）、駐車場業者１に送信して行う（１１
４）。このサービス管理会社３からの駐車場位置情報の
問い合わせに対して、駐車場業者１は、サービス管理会
社３の要求する駐車場位置データを通信事業者４を介し
て（１１６）、サービス管理会社３に送信する（１１
８）。このサービス管理会社３に送信する駐車場位置デ
ータは、駐車場業者会員情報カード５０に会員登録する
駐車場業者１を地図上に重畳したデータであってもよ
い。

【００３０】この駐車場業者１に駐車場位置情報の問い
合わせを行うと、サービス管理会社３は、駐車場業者１
に対し、駐車場業者会員情報カード５０に会員登録する
駐車場業者１の営業内容を示す駐車場営業情報の問い合
わせを通信事業者４を介して（１２０）、駐車場業者１
に送信して行う（１２２）。この駐車場営業情報には、
管理人が常駐しているか否か、営業時間帯（例えば、日
曜祝祭日は休業。営業時間７：００〜２３：００等）、
駐車斡旋契約駐車レーン数（例えば、５０レーン等）、
駐車可能台数（例えば、１５００台収容可等）、駐車可
能車両（例えば、３ナンバー外車２０台収容可。３ナン
バー外車駐車不可。高さ制限有り。等）、がある。この
サービス管理会社３からの駐車場営業情報の問い合わせ
に対して、駐車場業者１は、サービス管理会社３の要求
する駐車場営業データを通信事業者４を介して（１２
４）、サービス管理会社３に送信する（１２６）。この
サービス管理会社３に送信された駐車場位置データ、駐
車場営業データは、サービス管理会社３の処理装置３０
の利用契約者データベース３４に格納される（１２
８）。

【００３１】また、サービス管理会社３は、サービス管
理会社３が斡旋紹介する空き駐車場・空き駐車レーン情
報の提供を希望する者から駐車場空き情報サービス会員
の登録の申込が行われる（１３０）と、サービス管理会
社３では、これを受理し、受け付け、サービス管理会社
３で管理する空き情報サービス会員カードに利用者２を
登録する（１３２）。すなわち、サービス管理会社３側
では、図２４に示す如き利用会員情報カード６０を作成
する。この利用会員情報カード６０は、サービス管理会
社３の処理装置３０のＣＰＵ３１にバスラインを介して
接続される記憶装置に相当している。すなわち、この利
用会員情報カード６０には、サービス管理会社３との事
業契約を締結した、サービス管理会社３が駐車場業者１
の駐車場空き情報を提供するに当たって必要とされる利
用者に関するあらゆる情報が記録される。

【００３２】この駐車場空き情報サービス会員の申込が
あると、サービス管理会社３は、会員申込者の必要な個
人データを記録して利用会員の会員登録処理を行い、会
員番号である認証番号（ＩＤコード番号）を特定し、Ｉ
Ｄコード番号（会員登録番号である認証番号）を通知す
ることにより、会員登録の通知を行う（１３４）。この
会員登録の通知を行うと、サービス管理会社３では、サ
ービス管理会社３の処理装置３０の利用者データベース
３５に会員のデータを格納して、会員証としてのカード
（例えば、カードにＩＣチップが埋め込まれ、入力され
る情報と入力された情報を読み出すことのできるＩＣカ
ード）を作成する（１３６）。このカードは、ここでは
ＩＣカードとして説明したが、ＩＤカード、ＩＣカー
ド、マルチカード等の会員を特定する個人情報、利用情
報が記憶できる媒体で、持ち運びが便利な形態をしたも
のであれば、どのようなものでもよい。この作成したＩ
Ｃカードは、会員登録を行った者へ送付し（１３８）、
会員登録を終了する。

【００３３】そこで、サービス管理会社３は、まず、サ
ービス管理会社３と事業契約をした全ての駐車場業者１
に対して、駐車場業者１の管理する駐車場の空き駐車レ
ーン状況（空車状態の駐車レーンの数等）を通信事業者
４を介して（１４０）、駐車場業者１に問い合わせる
（１４２）。このサービス管理会社３からの駐車場の空
き駐車レーン状況の問い合わせに対して、駐車場業者１
は、サービス管理会社３に対して現在の駐車場の空き駐
車レーン状況を通信事業者４を介して（１４４）、サー
ビス管理会社３に送信回答する（１４６）。この駐車場
業者１からサービス管理会社３に送信回答された現在の
駐車場の空き駐車レーン状況は、サービス管理会社３に
おいて、空き駐車場データをサービス管理会社３の処理
装置３０の空き駐車場データベース３８に、空き駐車レ
ーンデータをサービス管理会社３の処理装置３０の空き
駐車レーンデータベース３９にそれぞれ格納する（１４
８）。

【００３４】その後、この各駐車場業者１の現在の駐車
場の空き駐車レーン状況を示すデータは、各駐車場業者
１が管理する駐車場の各空き駐車レーンに自動車が入庫
して『空車』状態から『満車』状態に変化したり、各満
駐車レーンから自動車が出庫して『満車』状態から『空
車』状態に変化する毎に、この変化した駐車場の空き駐
車レーンデータを、各駐車場業者１から通信事業者４を
介して（１５０）、サービス管理会社３に送信する（１
５２）。これによってサービス管理会社３は、常時各駐
車場業者１の駐車場の空き駐車レーン状況を把握するこ
とができるようになっている。この各駐車場業者１から
駐車場の各駐車レーンの空き状態に変化がある毎に送信
される駐車場の空き駐車レーンデータは、サービス管理
会社３において、サービス管理会社３の処理装置３０の
空き駐車場データベース３８、空き駐車レーンデータベ
ース３９を書換ることになる（１５４）。

【００３５】このようにして登録された利用会員２は、
随時、サービス管理会社３に対して空き駐車場・空き駐
車レーン情報の提供の申込を行うことができ、この空き
駐車場・空き駐車レーン情報の提供の申込に当たって
は、駐車地域（例えば、駐車目的地）を指定して空き駐
車場・空き駐車レーン情報の提供の申込を行う（１５
６）。このサービス管理会社３に対して空き駐車場・空
き駐車レーン情報の提供の申込が行われると、サービス
管理会社３は、処理装置３０の空き駐車場データベース
３８を用いて、利用会員２が指定した駐車地域（例え
ば、○○公園）の空き駐車場の検索を行う（１５８）。
この空き駐車場の検索は、まず、利用会員２が指定した
駐車地域で駐車できる駐車場が有るか否かを検索するも
のである。この検索に当たっては、目的地に近い順に予
め設定した数（例えば、１５ヶ所）を検索して、目的地
に近い順に所定数（例えば、５ヶ所）を検索結果とし
て、利用会員２に提示する（１６０）。

【００３６】このサービス管理会社３から検索結果の通
知を受けると、利用会員２は、空き駐車場として通知を
受けた所定数（例えば、５ヶ所）の各駐車場の空き駐車
レーンの状況の問い合わせをサービス管理会社３に行う
（１６２）。この利用会員２からの各駐車場の空き駐車
レーンの状況の問い合わせを受領すると、サービス管理
会社３では、処理装置３０の空き駐車レーンデータベー
ス３９を用いて、利用会員２が要求した各駐車場の空き
駐車レーンの空き情報の検索を行う（１６４）。この空
き駐車レーンの検索は、まず、利用会員２が指定した駐
車地域で駐車できる駐車レーンが有るか否かを検索する
ものである。この検索に当たっては、各駐車場の空き駐
車レーンの全てを利用会員２に回答する（１６６）。

【００３７】このサービス管理会社３から各駐車場の全
ての空き駐車レーンデータの回答を受け取った利用会員
２は、サービス管理会社３から通知された空き駐車場の
中から希望する駐車場を特定する（１６８）。この駐車
場の特定を利用会員２が行うと、利用会員２からサービ
ス管理会社３に対し、駐車時刻（例えば、１３：０
０）、駐車時間（例えば、２時間）を特定して駐車予約
の申込を行う（１７０）。この利用会員２からの駐車予
約の申込をサービス管理会社３に行うと、サービス管理
会社３は、利用会員２に対し、特定した駐車場で自ら駐
車レーンを指定する（例えば、出口に近いＮｏ２８の駐
車レーン）か否かの問い合わせを行う（１７２）。この
サービス管理会社３からの利用会員２が特定した駐車場
で、駐車レーンを指定するか否かの問い合わせに対し
て、利用会員２は、予約した駐車場の駐車レーンの指定
をするか否かの連絡をサービス管理会社３に行う（１７
４）。

【００３８】この利用会員２から予約した駐車場の駐車
レーンの指定をするか否かの連絡を受けると、サービス
管理会社３では、指定された駐車場について空き駐車レ
ーン（利用会員２が駐車レーンを指定した場合は利用会
員２の指定した駐車レーン、利用会員２が駐車レーンの
指定をしなかった場合はサービス管理会社３が選定した
駐車レーン）の予約決済を行う（１７６）。このサービ
ス管理会社３において指定された駐車場の空き駐車レー
ンの予約決済が行われると、サービス管理会社３は、利
用会員２に対して予約の申込を行った駐車場の予約駐車
時間分の駐車料金の決済の請求を行う（１７８）。この
サービス管理会社３から予約駐車料金の決済の請求が行
われると、利用会員２では、予約駐車料金の決済をＩＣ
カードで行う（１８０）。

【００３９】この利用会員２に対してサービス管理会社
３から予約駐車料金の決済の請求を行うと同時に、サー
ビス管理会社３は、利用会員２によって指定された駐車
場を管理する駐車場業者１に対して空き駐車レーンに予
約が入ったことを通信事業者４を介して（１８２）、送
信する（１８４）。このサービス管理会社３から空き駐
車レーンに予約が入ったことが送信されると、駐車場業
者１においては、自己が管理する管理データの空き駐車
レーンデータを満駐車レーンデータに書換える（１８
６）。

【００４０】このように駐車予約した利用会員２が、何
等かの原因で、予約した駐車場を利用できなくなり、駐
車場の予約をキャンセルする場合がある。このような駐
車場の予約をキャンセルする場合には、まず、利用会員
２は、サービス管理会社３に対して駐車予約のキャンセ
ルの通知を行う（１８８）。この利用会員２からの駐車
予約のキャンセルの通知を受けると、サービス管理会社
３では、駐車予約のキャンセルを受認する（１９０）。
この駐車予約のキャンセルを受認すると、サービス管理
会社３は、駐車予約した駐車場の駐車レーンの駐車予約
がキャンセルされたことを通信事業者４を介して（１９
２）、駐車場業者１に送信する（１９４）。このサービ
ス管理会社からの駐車予約した駐車場の駐車レーンの駐
車予約がキャンセルされたことを受信すると、駐車場業
者１においては、自己が管理する管理データにおける予
約によって満駐車レーンになったレーンデータを空き駐
車レーンデータに書換える（１９６）。

【００４１】また、サービス管理会社３では、利用会員
２から予約時に徴収し、決済した予約駐車利用金の払い
戻しの演算を行う（１９８）。そして、サービス管理会
社３は、決済した予約駐車利用金の払い戻しの演算に基
づき、利用会員２に予約駐車利用金の払い戻しを行う
（２００）。このサービス管理会社３から予約駐車料金
の払い戻し金の決済は、利用会員２の所有するＩＣカー
ドで行う（２０２）。

【００４２】一方、駐車場業者１は、サービス管理会社
３に対して現在の駐車場の空き駐車レーン状況を通信事
業者４を介して（２０４）、サービス管理会社３に送信
する（２０６）。この駐車場業者１からサービス管理会
社３に送信された現在の駐車場の空き駐車レーンデータ
は、サービス管理会社３において、サービス管理会社３
の処理装置３０の空き駐車場データベース３８、空き駐
車レーンデータベース３９の書換えを行う（２０８）。

【００４３】また、駐車予約した駐車場の駐車レーンに
利用会員２が予定通り入庫し、駐車した後は、駐車場業
者１が駐車時間の管理を行う。このような状態で、各駐
車レーンについて駐車時間が守られているか監視してい
る。特に駐車レーンに駐車時間毎に連続して駐車予約が
入っている場合は、前の利用者が駐車予定時間を超過し
て駐車するようなことがあると、次に駐車予約した利用
会員２が駐車できなくなるという事態が生じる。そこ
で、駐車場業者１側では、駐車時間を特定して駐車した
予約駐車者の駐車時間超過の検出を行う（２１０）。こ
の予約駐車者に駐車時間を超過して駐車している者があ
る場合は、駐車予約者の駐車時間オーバーの連絡を通信
事業者４を介して（２１２）、サービス管理会社３に送
信する（２１４）。この駐車場業者１から駐車予約者の
駐車時間オーバーの連絡を受けると、サービス管理会社
３では、駐車時間オーバーの連絡を受けた駐車レーンに
ついて駐車時間直後に次駐車予約をしている者がいるか
否かの検索を行う（２１６）。

【００４４】このサービス管理会社３での検索の結果、
駐車時間オーバーの連絡を受けた同一駐車レーンに駐車
時間直後に駐車予約をした者があった場合は、サービス
管理会社３から次に同一の駐車レーンに駐車予定してい
る駐車予約者に対して、予約した駐車レーンに前の予約
駐車した車があり駐車できなくなったこと、駐車レーン
の変更を連絡する（２１８）。そして、サービス管理会
社３は、次に同一の駐車レーンに駐車予定している駐車
予約者に対して、予約した駐車場から別な駐車場に変更
するかの問い合わせを行う（２２０）。このサービス管
理会社３からの予約した駐車場から別な駐車場に変更す
るかの問い合わせに対して利用会員２が予約した駐車場
から別な駐車場に変更しないと回答すると、サービス管
理会社３は、利用会員２が予約した駐車場内で駐車レー
ンを検索し、利用会員２に通知する。また、このサービ
ス管理会社３からの予約した駐車場から別な駐車場に変
更するかの問い合わせに対して利用会員２が予約した駐
車場から別な駐車場に変更すると回答すると、利用会員
２は、同じ地域の予約した駐車場以外の駐車場の問い合
わせを行う（２２２）。

【００４５】この利用会員２からの同じ地域の予約した
駐車場以外の駐車場の問い合わせに対し、サービス管理
会社３は、同一地域の他の空き駐車場の検索を行い（２
２４）、この検索結果を利用会員２に通知する（２２
６）。この検索結果の通知を受けた利用会員２は、他の
空き駐車場として通知を受けた所定数（例えば、５ヶ
所）の各駐車場の空き駐車レーンの状況の問い合わせを
サービス管理会社３に行う（２２８）。この利用会員２
からの各駐車場の空き駐車レーンの状況の問い合わせを
受領すると、サービス管理会社３では、処理装置３０の
空き駐車レーンデータベース３９を用いて、利用会員２
が要求した前回予約した駐車場以外の各駐車場の空き駐
車レーンの空き情報の検索を行う（２３０）。この空き
駐車レーンの検索は、まず、利用会員２が指定した駐車
地域で前回予約した駐車場以外の駐車場で駐車できる駐
車レーンが有るか否かを検索するものである。この検索
に当たっては、各駐車場の空き駐車レーンの全てを利用
会員２に回答する（２３２）。

【００４６】このサービス管理会社３から各駐車場の全
ての空き駐車レーンデータの回答を受け取った利用会員
２は、サービス管理会社３から通知された空き駐車場の
中から希望する駐車場（前回予約した駐車場以外の駐車
場）を特定する（２３４）。そして、利用会員２は、前
回予約した駐車場とは別な駐車場を特定して駐車の変更
の申込をサービス管理会社３に対して行う（２３６）。
この利用会員２からの別な駐車場を特定して駐車の変更
の申込が行われると、サービス管理会社３は、利用会員
２に対し、特定した駐車場で自ら駐車レーンを指定する
（例えば、出口に近いＮｏ５３の駐車レーン）か否かの
問い合わせを行う（２３８）。このサービス管理会社３
からの利用会員２が変更した駐車場で、駐車レーンを指
定するか否かの問い合わせに対して、利用会員２は、変
更した駐車場の駐車レーンの指定をするか否かの連絡を
サービス管理会社３に行う（２４０）。

【００４７】この利用会員２から変更した駐車場の駐車
レーンの指定をするか否かの連絡を受けると、サービス
管理会社３では、変更指定された駐車場について空き駐
車レーン（利用会員２が駐車レーンを指定した場合は利
用会員２の変更指定した駐車レーン、利用会員２が駐車
レーンの指定をしなかった場合はサービス管理会社３が
選定した変更駐車レーン）の予約決済を行う（２４
２）。このサービス管理会社３において変更指定された
駐車場の空き駐車レーンの予約決済が行われると、利用
会員２によって変更指定された駐車場を管理する駐車場
業者１に対して空き駐車レーンに予約が入ったことを通
信事業者４を介して（２４４）、送信する（２４６）。
このサービス管理会社３から空き駐車レーンに予約が入
ったことが送信されると、連絡を受けた駐車場業者１に
おいては、自己が管理する管理データの空き駐車レーン
データを満駐車レーンデータに書換える（２４８）。

【００４８】また、駐車場業者１は、サービス管理会社
３に対して変更後の駐車場の空き駐車レーン状況を通信
事業者４を介して（２５０）、サービス管理会社３に送
信する（２５２）。この駐車場業者１からサービス管理
会社３に送信された変更後の駐車場の空き駐車レーンデ
ータは、サービス管理会社３において、サービス管理会
社３の処理装置３０の空き駐車場データベース３８、空
き駐車レーンデータベース３９の書換えを行う（２５
４）。

【００４９】そして、駐車予約した駐車場の駐車レーン
に利用会員２が予定通り入庫し、駐車した後、駐車時間
を超過することなく駐車時間内に出庫した場合には、駐
車場業者１は、駐車予約者が駐車時間に出庫したことの
連絡を通信事業者４を介して（２５６）、サービス管理
会社３に送信する（２５８）。この駐車場業者１からの
駐車予約者が駐車時間に出庫したことの連絡を受けたサ
ービス管理会社３においては、サービス管理会社３の処
理装置３０の空き駐車場データベース３８、空き駐車レ
ーンデータベース３９の当該駐車レーンのデータを『満
車』状態から『空車』状態に書換ることになる（２６
０）。

【００５０】また、利用会員２は、駐車場（例えば、○
○市の△△駐車場）を指定して、又は、駐車場の駐車レ
ーンを指定し、さらに駐車時刻（例えば、１１：０
０）、駐車時間（例えば、３時間）を特定して駐車予約
の申込を行うことがある（２６２）。この駐車場又は駐
車レーンを指定し、駐車時刻、駐車時間を指定して申込
まれると、サービス管理会社３においては、予約申込の
あった駐車場、又は予約申込のあった駐車場の駐車レー
ンが、申し込んだ時間に空いているか否かを検索する
（２６４）。この検索の結果、予約申込のあった駐車
場、又は予約申込のあった駐車場の駐車レーンが、申し
込んだ時間に空いている場合は、駐車レーンを特定（駐
車場のみの指定の場合はサービス管理会社３が任意に選
定、利用会員２が駐車レーンを指定している場合は利用
会員２が選定）して予約決済する（２６６）。

【００５１】また、利用会員２が指定した駐車希望時
間、利用会員２が指定した駐車場（例えば、○○市の△
△駐車場）に空きが無かったり、利用会員２が指定した
駐車レーンが満車であった場合には、サービス管理会社
３は、利用会員２に対してキャンセル待ちを行うか否か
の問い合わせを行う（２６８）。このサービス管理会社
３からのキャンセル待ちを行うか否かの問い合わせに対
し、利用会員２はキャンセル待ちを行うか否かの回答を
サービス管理会社３に行う（２７０）。この利用会員２
からのキャンセル待ちを行うか否かの回答を受けたサー
ビス管理会社３は、予約申込のあった駐車場、又は予約
申込のあった駐車場の駐車レーンのキャンセル待ちの登
録を行う（２７２）。すなわち、サービス管理会社３に
おいて、キャンセル待ちデータをサービス管理会社３の
処理装置３０のキャンセル待ちデータベース４２に格納
する。

【００５２】サービス管理会社３において、このキャン
セル待ちの登録が行われると、このキャンセル待ちの登
録が行われたことが、サービス管理会社３から利用会員
２に連絡し（２７４）、同時に、通信事業者４を介して
（２７６）、駐車場業者１に送信する（２７８）。この
サービス管理会社３からのキャンセル待ちの登録の連絡
を受けると、駐車場業者１においては、利用会員２が指
定している駐車場、駐車レーンのキャンセル待ちの登録
を行い、キャンセル待ちの優先順位の決定を行う（２８
０）。この駐車場業者１において決定されたキャンセル
待ちの優先順位は、利用会員２が指定している駐車場、
駐車レーンのキャンセル待ちの登録を行い、このキャン
セル待ちの優先順位は、通信事業者４を介して（２８
２）、サービス管理会社３に送信する（２８４）。

【００５３】このようにキャンセル待ちの登録の連絡が
あると、利用会員２は、サービス管理会社３に対して利
用会員２が指定している駐車場、駐車レーンにキャンセ
ルが出たかの問い合わせを行うことができる（２８
６）。この利用会員２からのキャンセルの有無の問い合
わせがあると、サービス管理会社３は、利用会員２が指
定している駐車場、駐車レーンにキャンセルが出たか否
かの回答を行う（２８８）。この利用会員２への回答
で、予約申込のキャンセルがあった場合には、予約申込
のキャンセルがあった場合の処理を行う（２９０）。こ
の予約申込のキャンセルの処理は、サービス管理会社３
の処理装置３０の駐車予約データベース４１のデータの
書換を行うことである。

【００５４】この予約申込のキャンセルがあったときの
処理を行うと、サービス管理会社３は、駐車予約した駐
車レーンの駐車キャンセルの通知を通信事業者４を介し
て（２９２）、駐車場業者１に送信する（２９４）。こ
のサービス管理会社３からの駐車予約した駐車レーンの
駐車キャンセルの通知受けると、駐車場業者１において
は、キャンセル待ちしていた駐車レーンデータを予約者
の予約駐車レーンに書き換える（２９６）。すなわち、
キャンセルが出る前は、利用会員２がキャンセル待ちし
ている駐車レーンのデータは、キャンセル待ち駐車レー
ンであり、キャンセルが出たことによって、利用会員２
がキャンセル待ちしている駐車レーンのデータが、キャ
ンセル待ち駐車レーンから予約駐車レーンに書き換えら
れるということである。この駐車レーンデータが、駐車
場業者１でキャンセル待ち駐車レーンから予約駐車レー
ンに書き換えられると、駐車場業者１は、キャンセル待
ちしていた利用会員２が予約者として登録したことを通
信事業者４を介して（２９８）、サービス管理会社３に
送信する（３００）。この駐車場業者１からキャンセル
待ちしていた利用会員２が予約者として登録したことの
通知を受けると、サービス管理会社３においては、予約
駐車レーンになった空き駐車レーン（利用会員２がキャ
ンセル待ちで予約していた駐車レーン）の予約決済を行
う（３０２）。このサービス管理会社３において予約駐
車レーンになった空き駐車レーンの予約決済を行うと、
サービス管理会社３は、利用会員２に対して予約の申込
を行った駐車場の予約駐車時間分の駐車料金の決済の請
求を行う（３０４）。このサービス管理会社３から予約
駐車料金の決済の請求が行われると、利用会員２では、
予約駐車料金の決済をＩＣカードで行う（３０６）。

【００５５】次に駐車場業者１の会員登録の処理フロー
について図１３を用いて説明する。図において、サービ
ス管理会社３が駐車場業者１の管理する駐車場、駐車レ
ーンを利用会員に対して斡旋紹介するサービスを受けよ
うとすると、まず、ステップ４０２において、駐車場業
者１は、サービス管理会社３を呼び出し、図２５に示す
如き会員登録申込の画面表示を得る。この図２５に示す
如き会員（駐車場斡旋対象会員）登録申込の画面表示に
基づいて駐車場業者１は、『ＹＥＳ』をクリックし、会
員の申込を行う。このステップ４０２において駐車場業
者１が会員登録の申込を行うと、ステップ４０４におい
て、駐車場業者１は、駐車場利用者への駐車場斡旋サー
ビスの申込を行う。このステップ４０４において駐車場
利用者への駐車場斡旋サービスの申込を行うと、サービ
ス管理会社３からは会員登録に必要な入力事項（事業者
名、住所、駐車場全体の契約か・駐車レーン毎の契約
か、電話番号等）の入力画面が図２６に示す如く、 「次の事項を入力して下さい。 １．事業者名 ２．住所 ３．駐車場全体の契約か、駐車レーン毎の契約か ４．電話番号 ５．資本金 ６．常駐管理人 ７．駐車可能車両タイプ ８．営業時間 ９．駐車料金 １０．その他 」 という会員（駐車場斡旋対象会員）を特定するメッセー
ジ画面が送信されてくる。この図２６に示されるメッセ
ージ画面の『事業者名』は、駐車場を所有する個人名、
法人名である。また、図２６に示されるメッセージ画面
の『駐車場全体の契約か、駐車レーン毎の契約か』は、
サービス管理会社３と斡旋紹介する内容が、駐車場全体
の駐車レーンを対象とするものか、特定の駐車レーン
（例えば、レーンＮｏ．２５〜レーンＮｏ．８４と全体
の中の一部）を対象とするものかということである。ま
た、図２６に示されるメッセージ画面の『常駐管理人』
は、常駐する管理人が居るのか居ないのかということで
ある。すなわち、無人駐車場なのか、有人駐車場なのか
ということである。さらに、図２６に示されるメッセー
ジ画面の『駐車可能車両タイプ』は、トラック駐車不
可、３ナンバー乗用車駐車不可、外車駐車可等の駐車で
きない種類の自動車の表示である。また、図２６に示さ
れるメッセージ画面の『営業時間』は、平日１０：００
〜２３：００、日曜祝祭日は休業等である。さらに、図
２６に示されるメッセージ画面の『駐車料金』は、最初
の１時間６００円、３０分ごとに３００円というもので
ある。そして、図２６に示されるメッセージ画面の『そ
の他』には、予約駐車で予約駐車時間を超過して駐車し
た場合の違約金等である。

【００５６】このメッセージ画面が送信されてくると、
駐車場業者１は、ステップ４０６において、この図２６
に示される入力事項の通知を受ける。このステップ４０
６において、入力事項の通知を受けると駐車場業者１
は、これら入力事項の入力を行う。入力事項が入力され
ると、サービス管理会社３側では、必要な入力事項の入
力を行った入力画面表示データを受信し、会員登録の入
力（会員Ｎｏの付与）を行い、図２３に示す如き駐車場
業者会員情報カード５０の作成を行う。そしてサービス
管理会社３側では、図１２に図示の利用契約者データベ
ース３４に駐車場業者会員として会員登録のために必要
な入力事項を格納して会員登録を行う。この会員として
会員登録のために必要な入力事項の入力が行われると、
ステップ４０８において、駐車場業者１は、サービス管
理会社３に位置情報の提供を行う。この位置情報は、駐
車場業者１を地図上に重畳したデータとするのが適して
いる。さらに、このステップ４０８において駐車場業者
１からサービス管理会社３に位置情報の提供を行うと、
ステップ４１０において、駐車場業者１は、サービス管
理会社３に対して、駐車場営業情報の提供を行う。この
駐車場営業情報は、管理人の有無、営業時間帯、隣接道
路情報、駐車可能車両等である。

【００５７】これらのデータの入力が行われると、サー
ビス管理会社３側は、駐車場業者１に対して会員として
登録されたことを示す会員としての登録通知書を、図２
７に示す如く、 「駐車場斡旋対象会員として登録されました。今後利用
会員からの駐車予約の申込があったときに適切な処置を
お願いします。 」 という表示画面として送信する。

【００５８】この駐車場業者１の会員登録における駐車
場業者１側の処理フローについて図１４を用いて説明す
る。まず、ステップ５０２において、駐車場業者１は、
サービス管理会社３に対して、駐車利用者斡旋サービス
提供会員（駐車場斡旋対象会員）の申込を行う。このス
テップ５０２において会員の申込を行うと、ステップ５
０４において、契約駐車場業者としての会員登録完了を
受信（図２７）する。このステップ５０４において会員
登録を完了すると、ステップ５０６において、サービス
管理会社３から送信されてくる駐車場の位置情報の問い
合わせを受信する。このステップ５０６において駐車場
の位置情報の問い合わせを受信すると、駐車場業者１
は、ステップ５０８において、サービス管理会社３に対
し、駐車場の位置情報の通知を行う。

【００５９】そして、このステップ５０８において駐車
場の位置情報の通知を行うと、ステップ５１０におい
て、サービス管理会社３から送信される駐車場の営業情
報の問い合わせを受信する。このステップ５１０におい
て駐車場の営業情報の問い合わせを受信すると、駐車場
業者１は、ステップ５１２において、サービス管理会社
３に対し、駐車場の営業情報の通知を行う。このステッ
プ５１２において駐車場の営業情報の通知を行うと、ス
テップ５１４において、管理人の有無の情報の提供を行
う。そして、ステップ５１６において、駐車場業者１が
管理する駐車場の駐車レーンの数の提供を行う。そし
て、このステップ５１６において駐車場業者１が管理す
る駐車場の駐車レーンの数を通知すると、ステップ５１
８において、駐車レーンのレイアウト図面情報の提供を
行う。そして、このステップ５１８において駐車レーン
のレイアウト図面情報の提供を行うと、ステップ５２０
において、時間貸し駐車レーンのＮｏ．の提供を行い、
ステップ５２２において、駐車場の駐車料金の情報の提
供を行い、フローを終了する。

【００６０】次に駐車場を利用する者の会員登録の処理
フローについて図１５を用いて説明する。図において、
サービス管理会社３によって駐車場業者１の管理する駐
車場、駐車レーンの斡旋紹介のサービスを受けるために
は、まず、ステップ６０２において、サービス管理会社
３の会員申込のための呼び出し、図２８に示す如き会員
登録申込の画面表示を得る。このステップ６０２におい
て利用者が会員登録のための呼び出し行うと、ステップ
６０４において、利用者は、駐車場空き情報提供サービ
スを利用する人の駐車場利用会員の申込を行う。すなわ
ち、図２８に示す如き利用会員登録申込の画面表示に基
づいて利用者は、『ＹＥＳ』をクリックすることによっ
て、会員の申込を行う。このステップ６０４において駐
車場空き情報提供サービスを利用する人の駐車場利用会
員の申込を行うと、ステップ６０６において、サービス
管理会社３からは駐車場利用会員登録に必要な入力事項
（氏名、住所、職業、年令、性別等）の入力画面が図２
９に示す如く、 「次の事項を入力して下さい。 １．氏名 ２．住所 ３．職業 ４．生年月日／年令／性別 ５．電話番号 ６．通信機器アドレス ７．利用車種・車両Ｎｏ． ８．排気量 ９．その他 」 という駐車場利用会員を特定するメッセージ画面が送信
されてくる。この図２９に示されるメッセージ画面の
『通信機器アドレス』は、自動車の通信アドレス、携帯
電話の電話番号、ＰＣの通信アドレス等である。また、
図２９に示されるメッセージ画面の『利用車種』は、各
メーカーが自動車に付けている名称である。さらに、図
２９に示されるメッセージ画面の『車両Ｎｏ．』は、各
自動車を陸運局に登録したときに付けられる登録番号年
月で、各自動車にナンバープレートに表示されるもの
で、例えば、「練馬３３ へ １２−３４」等である。
そして、、図２９に示されるメッセージ画面の『排気
量』は、各自動車に各メーカーが表示しているエンジン
排気量で、例えば、３０００ＣＣの如きものである。さ
らに、図２９に示されるメッセージ画面の『その他』
は、趣味・趣向、銀行口座名等である。

【００６１】このステップ６０６においてサービス管理
会社３から駐車場利用会員登録に必要な入力事項の入力
画面を受信すると、ステップ６０８において、利用者
は、駐車場利用会員登録のために必要な入力事項をサー
ビス管理会社３に送信する。このステップ６０８におい
て駐車場利用会員登録のために必要な入力事項をサービ
ス管理会社３に送信すると、ステップ６１０において、
サービス管理会社３から送信される駐車場利用会員の利
用する車両情報（車種・車両番号等）の問い合わせを受
領する。このサービス管理会社３からは、駐車場利用会
員の利用する車両の車両情報（車両Ｎｏ．、車種等）に
ついて、「メーカー名、車種、タイプ、排気量、登録番
号」が要求される。このステップ６１０においてサービ
ス管理会社３から駐車場利用会員の利用する車両情報の
問い合わせに対し、利用者は、ステップ６１２におい
て、駐車場利用会員の利用する車両の車両情報をサービ
ス管理会社３に送信する。すると、ステップ６１４、ス
テップ６１６において、サービス管理会社３から会員番
号とＩＤコードが提示された、駐車場利用会員として登
録されたことを示す会員としての登録通知書を、図３０
に示す如く、 「会員として登録されました。貴方の会員番号とＩＤコ
ードは次のとおりです。 会員番号：○○○○○ ＩＤコード：△△△△ 」 という表示画面として受領する。このサービス管理会社
３からの会員としての登録通知書の送信を受けて、ステ
ップ６１８において、ＩＣカードを受領しフローを終了
する。

【００６２】次に、サービス管理会社３によって駐車場
業者１の管理する駐車場、駐車レーンの斡旋紹介のサー
ビスを利用会員に提供する場合のサービス管理会社３側
の処理フローについて図１６〜図２２を用いて説明す
る。

【００６３】図において、まず、ステップ７０２におい
て、駐車場を利用する利用会員２から駐車地域を指定
（例えば、○○市△△町）した空き駐車場の利用申込
を、図３１に示す如く、 「次の地域で駐車可能な駐車場を教えて下さい。 地域：○○市△△町 」 という表示画面として受領する。このステップ７０２に
おいて空き駐車場の利用申込を受領すると、ステップ７
０４において、利用会員２のＩＤコードを確認し、利用
会員２を特定する。このステップ７０４において利用会
員２のＩＤコードを確認し特定すると、ステップ７０６
において、利用会員２が駐車場の利用申込に当たって、
駐車場の指定があるか否かを判定する。サービス管理会
社３と事業契約を行う駐車場業者１は、色々で、駐車場
業者１には、管理人が常駐する有人の駐車場の場合、管
理人が常駐していない無人の駐車場の場合が有り、この
駐車場の指定に当たっては、利用会員２が、管理人の常
駐していない無人の駐車場は困るという場合があり、こ
の駐車場の指定の問い合わせについては、利用会員２に
無人の駐車場で良いか否かの問い合わせをすることも必
要になることがある。このステップ７０６において、利
用会員２が駐車場の利用申込に当たって、駐車場の指定
がある場合は、ステップ７１４に移る。

【００６４】また、このステップ７０６において、利用
会員２が駐車場の利用申込に当たって、駐車場の指定が
ないと判定すると、ステップ７０８において、利用会員
２によって指定された地域の空き駐車場の検索をサービ
ス管理会社３の処理装置３０の空き駐車場データベース
３８に格納されているデータから行う。このステップ７
０８において空き駐車場の検索を行うと、ステップ７１
０において、空き駐車場の検索によって出てきた所定数
の空き駐車場の提示を行う。このステップ７１０におい
て空き駐車場の検索によって出てきた所定数の空き駐車
場の提示を行うと、ステップ７１２において、利用会員
２から提示した空き駐車場の中から特定の駐車場の特定
があったか否かの判定をおこなう。このステップ７１２
においては、利用会員２から提示した空き駐車場の中か
ら特定の駐車場の特定があるまで待ち、ステップ７１２
において利用会員２から提示した空き駐車場の中から特
定の駐車場の特定があると判定すると、ステップ７１４
において、指定された空き駐車場の駐車場情報の検索を
サービス管理会社３の処理装置３０の駐車場データベー
ス３６に格納されているデータから行う。

【００６５】このステップ７１４において空き駐車場の
駐車場情報の検索を行うと、ステップ７１６において、
利用会員２が空き駐車場の中から特定した駐車場につい
て、空き駐車レーン情報の要求があるか否かを判定す
る。このステップ７１６において利用会員２が空き駐車
場の中から特定した駐車場について、空き駐車レーン情
報の要求がないと判定すると、ステップ７４２に移る。
また、このステップ７１６において利用会員２が空き駐
車場の中から特定した駐車場について、空き駐車レーン
情報の要求があると判定すると、ステップ７１８におい
て、利用会員２に対し、利用会員２が指定した駐車場へ
の駐車予定時刻と駐車時間の問い合わせを行う。このス
テップ７１８において駐車予定時刻と駐車時間の問い合
わせを行うと、利用会員２から、利用会員２が指定した
駐車予定時刻と駐車時間を、図３２に示す如く、 「次の指定した時刻と時間に駐車可能な駐車場を教えて
下さい。 １．駐車時刻 １１：００ ２．駐車時間 ３時間 」 という表示画面として受領する。このような駐車予定時
刻と駐車時間が利用会員２から回答されるのを、ステッ
プ７２０において待つ。この駐車場を利用する利用会員
２から駐車地域の指定と、駐車予定時刻、駐車時間の指
定は、図３３に示す如く、 「次の地域で、指定した時間帯に駐車可能な駐車場を教
えて下さい。 １．地域 ○○市△△町 ２．駐車時間帯 １１：００〜１４：００ 」 という表示画面として行うこともでき、この場合は、駐
車地域と、駐車予定時刻、駐車時間を指定した検索を行
うことになる。

【００６６】そして、このステップ７２０において利用
会員２から駐車場への駐車予定時刻と駐車時間の回答が
あると、ステップ７２２において、利用会員２に対し
て、図３４に示す如く、 「貴方の希望する地域の駐車可能駐車場は、次の通りで
す。 □ １．○○○駐車場 □ ２．△△△駐車場 □ ３．□□□駐車場 □ ４．○△□駐車場（無人） □ ５．□△○駐車場 上記の駐車場の中から自分の希望する駐車場をお選び下
さい。 」 という表示画面として、利用会員２が指定した駐車場の
希望する駐車予定時刻、駐車時間に駐車可能な駐車場の
提示を行う。この検索結果の表示画面を用いて利用会員
２が希望する駐車場の選択を行う。この利用会員２によ
る駐車場の選択が行われると、利用会員２に対して、図
３５に示す如く、 「希望する駐車場が選択されました。貴方が選択した駐
車場は、 △△△駐車場 です。 駐車レーンの情報を希望しますか？ 」 という表示画面が提示される。

【００６７】このようにステップ７２２において駐車可
能な駐車場の提示を行い、利用会員２が希望する駐車場
の選択を行うと、すなわち、この図３５に示される表示
画面にしたがって利用会員２が「ＹＥＳ」をクリックす
ると、ステップ７２４において、利用会員２が指定した
駐車場の利用会員２が指定した駐車時間帯の空き駐車レ
ーンの検索をサービス管理会社３の処理装置３０の空き
駐車レーンデータベース３９に格納されているデータか
ら行う。このステップ７２４において空き駐車レーンの
検索を行うと、その空き駐車レーンの検索結果が図３６
に示す如く、駐車レーンＮｏ．と、その駐車レーンＮ
ｏ．が空いているか否かが表となって表示される。この
図３６に示される駐車レーンの空き状態は、駐車レーン
が空き状態の場合は、当該駐車レーンＮｏ．に『空』の
表示が、駐車レーンが塞がっている場合は、当該駐車レ
ーンＮｏ．に『満』の表示がなされている。

【００６８】この図３６に示す如き空き駐車レーンの情
報が提示されると、利用会員２は、この図３６に示され
る空き駐車レーン情報に基づいて空き駐車レーンの指定
を行うことができる。ステップ７２４において空き駐車
レーンの検索を行い、空き駐車レーン情報が提示された
後、ステップ７２６において、利用会員２から空き駐車
レーンについての指定があったか否かの判定を行う。こ
のステップ７２６において利用会員２から空き駐車レー
ンについての指定がなかったと判定すると、ステップ７
３６に移る。また、このステップ７２６において利用会
員２から空き駐車レーンについての指定があったと判定
すると、ステップ７２８において、利用会員２によって
指定された空き駐車レーンが、指定された時刻に駐車可
能か否かの判定を行う。このステップ７２８において利
用会員２によって指定された空き駐車レーンが指定され
た時刻に駐車可能であると判定すると、ステップ７３０
において、申し込んだ空き駐車レーンの予約が可能で、
予約に割り当てることを利用会員２に通知する。このス
テップ７３０において申し込んだ空き駐車レーンを予約
に割り当てたことを利用会員２に通知すると、ステップ
７６０に移る。

【００６９】利用会員２による駐車場の選択の際に、
「○△□駐車場（無人）」が選択された場合は、駐車場
に管理人が居ないため、サービス管理会社３とのやり取
りは、各駐車レーンの駐車料金を精算する料金メーター
を管理するコンピュータ制御部と行うことになる。この
無人の駐車場の場合は、無人の駐車場が管理する各駐車
レーンの空き状態を自動で管理する必要があり、この自
動管理された各駐車レーンの空き状態は、コンピュータ
制御部で集約され、このコンピュータ制御部のデータが
サービス管理会社３に送信される。このようにサービス
管理会社３に管理される各駐車レーンの駐車料金を精算
する料金メーターには、利用会員２が所有するＩＣカー
ドを挿入し、ＩＣカードに記録されているデータを読み
取るＩＣカードリーダーの機能が付いている。この料金
メーターは、各駐車レーン毎に設けても良いが、出入り
口にコンピュータ制御部を備えた制御装置を設け、この
制御装置によって全ての駐車レーンの駐車料金の演算・
精算を行うようにすることによりＩＣカードに記録され
ているデータを読み取るＩＣカードリーダーの機能は、
制御装置だけが持つようにすることできる。この無人の
駐車場の場合、特定の駐車レーンに予約が入ると、そこ
に他の車が入庫しないように車止のフラップが立つよう
にすれば、予約駐車レーンへの二重駐車を防止できる。

【００７０】また、ステップ７２８において利用会員２
によって指定された空き駐車レーンが指定された時刻に
駐車可能でないと判定すると、ステップ７３２におい
て、利用会員２に対して、利用会員２が指定した空き駐
車レーンについて、前の駐車予約者がキャンセルするの
を待つかの問い合わせを行い、利用会員２が指定した空
き駐車レーンのキャンセル待ちを行うか否かの判定を行
う。このステップ７３２において空き駐車レーンのキャ
ンセル待ちを行わないと判定すると、ステップ７３６に
移る。また、このステップ７３２において空き駐車レー
ンのキャンセル待ちを行うと判定すると、ステップ７３
４において、利用会員２が申し込んだ駐車レーンのキャ
ンセル待ちの登録をサービス管理会社３の処理装置３０
のキャンセル待ちデータベース４２に格納することによ
って行う。このステップ７３４において利用会員２が申
し込んだ駐車レーンのキャンセル待ちの登録を行うと、
ステップ７４６に移る。

【００７１】一方、ステップ７２６において利用会員２
から空き駐車レーンについての指定がなかったと判定す
ると、ステップ７３６において、利用会員２が駐車場を
変更することを希望しているか否かの判定を行う。この
ステップ７３６において利用会員２が駐車場を変更する
ことを希望していると判定すると、ステップ７３８にお
いて、利用会員２によって指定された地域の空き駐車場
内で、利用会員２の希望にあった駐車レーンの検索をサ
ービス管理会社３の処理装置３０の空き駐車レーンデー
タベース３９に格納されているデータから行う。

【００７２】また、このステップ７３６において利用会
員２が駐車場を変更することを希望していないと判定す
ると、ステップ７４０において、利用会員２に対して提
示された図３４に示された所定数（図３４では、５ヶ
所）全ての空き駐車場についての問い合わせを終了した
か否かの判定を行う。このステップ７４０において利用
会員２に対して提示された図３４に示された所定数（図
３４では、５ヶ所）全ての空き駐車場についての問い合
わせを終了したと判定すると、このフローを終了する。
また、このステップ７４０において利用会員２に対して
提示された図３４に示された所定数（図３４では、５ヶ
所）全ての空き駐車場についての問い合わせを終了して
いないと判定すると、ステップ７０８に戻る。

【００７３】また、このステップ７３８において空き駐
車レーンの検索を行うと、ステップ７４２において、検
索して選定した空き駐車レーンを利用会員２に提示す
る。このステップ７４２において検索して選定した空き
駐車レーンを利用会員２に提示すると、ステップ７４４
において、利用会員２が提示された空き駐車レーンでＯ
Ｋしたか否かを判定する。このステップ７４４において
利用会員２が提示された空き駐車レーンでＯＫしていな
いと判定すると、ステップ７３６に戻る。また、このス
テップ７４４において利用会員２が提示された空き駐車
レーンでＯＫしていると判定すると、ステップ７７６に
移る。

【００７４】一方、ステップ７３４において利用会員２
が申し込んだ駐車レーンのキャンセル待ちの登録を行う
と、ステップ７４６において、利用会員２が駐車予約し
た駐車時刻の所定時間前（例えば、３０分前、２０分
前、１０分前等）になるのを待つ。このステップ７４６
において利用会員２が駐車予約した駐車時刻の所定時間
前（例えば、３０分前、２０分前、１０分前等）になっ
たと判定すると、ステップ７４８において、利用会員２
が申込んだ駐車時刻と同じ時刻に駐車予約していた前の
予約者が駐車予約をキャンセルしたか否かを判定する。
このステップ７４８において利用会員２が申込んだ駐車
時刻と同じ時刻に駐車予約していた前の予約者が駐車予
約をキャンセルしたと判定すると、ステップ７５０にお
いて、後の利用会員２が申し込んだ空き駐車レーンがキ
ャンセル待ちから予約が可能となり、駐車申込を行った
利用会員２に対し、駐車予約駐車レーンに割り当てるこ
とを通知する。

【００７５】また、このステップ７４８において利用会
員２が申込んだ駐車時刻と同じ時刻に駐車予約していた
前の予約者が駐車予約をキャンセルしていないと判定す
ると、ステップ７５２において、キャンセル待ちの利用
会員２に対し、キャンセルが出なかったことを通知す
る。このステップ７５２においてキャンセルが出なかっ
たことの通知を行うと、利用会員２に対し、利用会員２
が指定した駐車時刻で現在駐車可能な空き駐車レーンの
検索を行うかの問い合わせを行い、ステップ７５４にお
いて、利用会員２が指定した駐車時刻で現在駐車可能な
空き駐車レーンの検索を希望したか否かの判定を行う。
このステップ７５４において利用会員２が現在駐車可能
な空き駐車レーンの検索を行うと回答したときは、ステ
ップ７５６において、検索して選定した空き駐車レーン
を利用会員２に提示する。このステップ７５６において
検索して選定した空き駐車レーンを利用会員２に提示す
ると、ステップ７５８において、利用会員２が提示され
た空き駐車レーンでＯＫしたか否かの判定を行う。この
ステップ７５８において利用会員２が提示された空き駐
車レーンでＯＫしていないと判定すると、ステップ７３
６に戻る。また、このステップ７５８において利用会員
２が提示された空き駐車レーンでＯＫしていると判定す
ると、ステップ７７６に移る。

【００７６】一方、ステップ７３０において申し込んだ
空き駐車レーンを予約に割り当てたことを利用会員２に
通知すると、ステップ７６０において、利用会員２に対
して申し込んだ空き駐車レーンに対する予約割り当てが
行われるのを待ち、ステップ７６０において利用会員２
に申し込んだ空き駐車レーンに対して予約割り当てが行
われたと判定すると、ステップ７６２において、利用会
員２に割り当てられた空き駐車レーンを予約決済する。
この空き駐車レーンを利用会員２に割り当て予約決済す
るに当たり、サービス管理会社３は、利用会員２に対し
て図３７に示す如く、 「貴方が選択した駐車場の駐車料金は、次の通りです。 駐車時間帯 １１：００〜１４：００ 駐車利用料金 金 １，５００円 駐車予約しますか？ 」 という表示画面を送信し提示する。この条件で駐車予約
する場合は、利用会員２は、この図３７に示される表示
画面にしたがって利用会員２が「了解」をクリックする
と、駐車予約が終了する。この図３７に示される表示画
面にしたがって利用会員２が「了解」をクリックして駐
車予約が終了すると、サービス管理会社３は、利用会員
２に対して図３８に示す如く、 「駐車場は予約されました。駐車予約をキャンセルする
場合は、キャンセル料が必要になります。キャンセル料
は、次の通りです。 １．駐車予定時刻３０分前 無料 ２．駐車予定時刻前３０分 〜駐車予約時間終了 ２５０円／３０分毎 キャンセルの場合は、予約料金と相殺となります。 ただし、一旦駐車レーンに入庫した後、予約時間より前
に出庫しても、予約金の返金はしません。 」 という表示画面を送信し予約駐車料金とキャンセルした
場合のキャンセル料の提示を行う。

【００７７】さらに、サービス管理会社３は、利用会員
２に対して図３９に示す如く、 「駐車予約時間帯を超過して駐車した場合は、違約金が
請求されます。違約金は、次の通りです。 １．次の予約者がいる場合 ４００円／３０分毎 ２．次の予約者がいない場合 ２５０円／３０分毎 時間超過の違約金は、別途請求され、出庫の際に貴方の
ＩＣカードで精算します。
」 という表示画面を送信し、利用会員２が予約駐車した
後、駐車予約時間帯を超過して駐車した場合に違約金が
請求されることを通知する。

【００７８】このように駐車予約が終了したこと、予約
駐車料金とキャンセルした場合のキャンセル料の提示、
駐車予約時間帯を超過して駐車した場合の違約金の提示
を行い、ステップ７６２において利用会員２に割り当て
られた空き駐車レーンを予約決済すると、ステップ７６
４において、利用会員２に対する予約した駐車レーンの
予約駐車料金の請求書を利用会員２に送信する。このス
テップ７６４において利用会員２に対する予約した駐車
レーンの予約駐車料金の請求書を利用会員２に送信する
と、ステップ７６６において、利用会員２に請求した予
約駐車料金を利用会員２が所有するＩＣカードによって
引き落とす決済を行うことを通知する。このステップ７
６６においてＩＣカードによって引き落とす決済を行う
ことの通知を行うと、ステップ７６８において、利用会
員２からの承認を受領する。

【００７９】その後、ステップ７７０において、利用会
員２から駐車予約のキャンセルがあったか否かの判定を
行う。このステップ７７０において利用会員２から駐車
予約のキャンセルがなかったと判定すると、ステップ７
７６に移る。また、ステップ７７０において利用会員２
から駐車予約のキャンセルがあったと判定すると、ステ
ップ７７２において、決定された駐車レーンに利用会員
２が自動車を入庫したか否かを判定する。このステップ
７７２において決定された駐車レーンに利用会員２が自
動車を入庫したと判定すると、ステップ７８６に移る。

【００８０】また、このステップ７７２において決定さ
れた駐車レーンに利用会員２が自動車を入庫しなかった
と判定すると、ステップ７７４において、利用会員２が
決定された駐車レーンの駐車予約をキャンセルするか否
かを判定する。このステップ７７４において利用会員２
が決定された駐車レーンの駐車予約をキャンセルしない
と判定すると、ステップ７７２に戻る。また、このステ
ップ７７４において利用会員２が決定された駐車レーン
の駐車予約をキャンセルすると判定すると、ステップ７
７６において、利用会員２による駐車予約のキャンセル
の申込が駐車時刻前のキャンセルか否かの判定を行う。
このステップ７７６において利用会員２による駐車予約
のキャンセルの申込は駐車時刻前のキャンセルであると
判定すると、ステップ７７８において、利用会員２から
予約時に徴収した駐車料金の払い戻し演算を行う。

【００８１】また、このステップ７７６において利用会
員２による駐車予約のキャンセルの申込は駐車時刻前の
キャンセルでないと判定すると、ステップ７８０におい
て、利用会員２からの駐車予約のキャンセルの申込は駐
車予定時間より所定時間前のキャンセルであるか否かを
判定する。このステップ７８０において利用会員２から
の駐車予約のキャンセルの申込が駐車予定時間より所定
時間前のキャンセルでないと判定すると、このフローを
終了する。また、このステップ７８０において利用会員
２からの駐車予約のキャンセルの申込が駐車予定時間よ
り所定時間前のキャンセルであると判定すると、ステッ
プ７８２において、駐車予約時間の残時間に応じた払い
戻し金の演算を行う。

【００８２】ステップ７７８において利用会員２から予
約時に徴収した駐車料金の払い戻し演算を行い、ステッ
プ７８２において駐車予約時間の残時間に応じた払い戻
し金の演算を行うと、ステップ７８４において、利用会
員２に対し、演算した駐車料金の払い戻し金を利用会員
２が所有するＩＣカードによって精算し、このフローを
終了する。

【００８３】一方、ステップ７７２において決定された
駐車レーンに利用会員２が自動車を入庫したと判定する
と、ステップ７８６において、利用会員２が駐車予約し
利用している駐車レーンに駐車した自動車が予約した駐
車時間（例えば、１１：００〜１４：００）内に出庫し
たか否かの判定を行う。このステップ７８６において利
用会員２が予約した駐車時間内に出庫させたと判定する
と、このフローを終了する。また、このステップ７８６
において利用会員２が予約した駐車時間内に出庫させて
いないと判定すると、ステップ７８８において、同一駐
車レーンに、利用会員２が予約した駐車時間の後に次の
予約利用者が入っているか否かの判定を行う。このステ
ップ７８８において同一駐車レーンに、利用会員２が予
約した駐車時間の後に次の予約利用者が入っていると判
定すると、ステップ７９０において、同一駐車レーンに
予約している利用会員２に対して、予約した駐車レーン
が利用できなくなったことを通知する。このステップ７
９０において同一駐車レーンに予約している利用会員２
に対して予約した駐車レーンが利用できなくなったこと
の通知を行うと、ステップ７９２において、予約時間を
超過して駐車している利用会員２に対して、図３９にお
いて事前に提示した違約金に基づいて、予約した駐車レ
ーンの違約金の積算を開始する。

【００８４】また、ステップ７８８において同一駐車レ
ーンに、利用会員２が予約した駐車時間の後に次の予約
利用者が入っていないと判定すると、ステップ７９４に
おいて、利用会員２対し、駐車料金の単位時間毎の超過
料金の積算を開始する。この超過料金は、違約金とは異
なり、違約金よりも金額は低い。このステップ７９４に
おいて利用会員２対し超過駐車料金の積算を開始する
と、ステップ７９６において、利用会員２が駐車予約し
利用している駐車レーンから、利用会員２が駐車した自
動車を出庫させるまで待つ。そして、このステップ７９
６において利用会員２が駐車予約し利用している駐車レ
ーンから自動車を出庫させたと判定すると、ステップ７
９８において、利用会員２に対し、超過駐車料金の積算
結果を提示する。このステップ７９８において利用会員
２に対して超過駐車料金の積算結果の提示を行うと、ス
テップ８００において、利用会員２に対して提示した超
過駐車料金を利用会員２が所有するＩＣカードによって
精算することを請求し、ステップ８０２において、利用
会員２に対して提示した超過駐車料金を利用会員２が所
有するＩＣカードによって引き落とす決済を行うことの
通知を行い、このフローを終了する。

【００８５】また、ステップ７９２において予約時間を
超過して駐車している利用会員２に対して、予約した駐
車レーンの違約金の積算を開始すると、ステップ８０４
において、利用会員２が駐車予約し利用している駐車レ
ーンから、利用会員２が駐車した自動車を出庫させるま
で待つ。そして、このステップ８０４において利用会員
２が駐車予約し利用している駐車レーンから自動車を出
庫させたと判定すると、ステップ８０６において、利用
会員２に対し、違約金の積算結果を提示する。このステ
ップ８０６において利用会員２に対して違約金の積算結
果の提示を行うと、ステップ８０８において、利用会員
２に対して提示した違約金を利用会員２が所有するＩＣ
カードによって精算することを請求し、ステップ８１０
において、利用会員２に対して提示した違約金を利用会
員２が所有するＩＣカードによって引き落とす決済を行
うことの通知を行い、このフローを終了する。

【００８６】

【発明の効果】以上説明したように本発明に係る駐車レ
ーン予約サービスシステムによれば、慣れていない場所
において、有料駐車場の検索が容易に行え、自分の希望
する時間帯に駐車ができ、駐車場の満車率を向上するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】駐車レーン予約サービスシステムを実施するた
めの全体構成および情報の送受信関係を示す図である。

【図２】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図３】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図４】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図５】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図６】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図７】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図８】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図９】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サー
ビスシステムのシステム構成図である。

【図１０】本発明の実施の形態を示す駐車レーン予約サ
ービスシステムのシステム構成図である。

【図１１】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施する利用会員が利用する車両の車載機器の構成
図である。

【図１２】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するサービス管理会社の処理装置の構成図であ
る。

【図１３】本発明に係る駐車レーン予約サービスの駐車
レーンを提供する駐車場業者の会員登録処理フローチャ
ートである。

【図１４】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときの駐車場業者側の処理フローチャート
である。

【図１５】本発明に係る駐車レーンの斡旋紹介に基づき
予約するサービスを受ける利用会員の会員登録処理フロ
ーチャートである。

【図１６】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図１７】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図１８】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図１９】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図２０】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図２１】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図２２】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムを実施するときのサービス管理会社側の処理フローチ
ャートである。

【図２３】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの駐車場業者会員情報カードを示す図である。

【図２４】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの利用会員情報カードを示す図である。

【図２５】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの駐車場業者会員の会員登録申込みの処理画面を示す
図である。

【図２６】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの駐車場業者会員の会員登録の申込時の駐車場業者情
報の入力処理画面を示す図である。

【図２７】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの駐車場業者会員の会員登録完了通知の処理画面を示
す図である。

【図２８】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの利用会員の会員登録申込みの処理画面を示す図であ
る。

【図２９】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの利用会員の会員登録の申込時の利用者情報の入力処
理画面を示す図である。

【図３０】本発明に係る駐車レーン予約サービスシステ
ムの利用会員の会員登録完了通知の処理画面を示す図で
ある。

【図３１】利用会員が本発明に係る駐車レーン予約サー
ビスシステムを利用するときの地域を特定した予約サー
ビス申込みの処理画面を示す図である。

【図３２】利用会員が本発明に係る駐車レーン予約サー
ビスシステムを利用するときの駐車時刻・駐車時間を特
定した予約サービス申込みの処理画面を示す図である。

【図３３】利用会員が本発明に係る駐車レーン予約サー
ビスシステムを利用するときの地域、駐車時刻・駐車時
間を特定した予約サービス申込みの処理画面を示す図で
ある。

【図３４】利用会員の駐車レーン予約サービス申込みに
よって検索された空き駐車場を表示する処理画面を示す
図である。

【図３５】利用会員の希望する空き駐車場を表示する処
理画面を示す図である。

【図３６】利用会員が特定した空き駐車場の駐車レーン
の空き情報を表示する処理画面を示す図である。

【図３７】利用会員が特定した空き駐車場の駐車レーン
の駐車料金を表示する処理画面を示す図である。

【図３８】利用会員が特定した空き駐車場の駐車レーン
のキャンセル料金を表示する処理画面を示す図である。

【図３９】利用会員が特定した空き駐車場の駐車レーン
の違約金を表示する処理画面を示す図である。

【符号の説明】

１………………………駐車場業者 ２………………………利用会員 ３………………………サービス管理会社 ４………………………通信中継媒体（通信網／地上波／
衛星） ８………………………ＧＰＳ衛星 １０……………………通信機器 ２０……………………車載機器 ２１……………………ＣＰＵ ２３……………………送受信装置 ２６……………………ディスプレイ ３０……………………処理装置 ３１……………………ＣＰＵ ３４……………………利用契約者データベース ３５……………………利用者データベース ３６……………………駐車場データベース ３７……………………駐車レーンデータベース ３８……………………空き駐車場データベース ３９……………………空き駐車レーンデータベース ４０……………………料金データベース ４１……………………駐車予約データベース ４２……………………キャンセル待ちデータベース ４３……………………地図データベース ５０……………………駐車場業者会員情報カード ６０……………………利用会員情報カード

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ＺＥＣ Ｇ０６Ｆ 17/60 ＺＥＣ Ｇ０７Ｆ 17/24 Ｇ０７Ｆ 17/24

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複数
   の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場利
   用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提供
   サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する利
   用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の空
   き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き駐
   車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を利
   用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理会
   社において、 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を
   特定した駐車申込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐
   車時間に合う空き駐車場を検索して該利用会員に提示
   し、駐車レーンを特定して駐車予約登録を行い、駐車ス
   ペースを確保するようにしたことを特徴とする駐車レー
   ン予約サービスシステム。
2. 【請求項２】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複数
   の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場利
   用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提供
   サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する利
   用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の空
   き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き駐
   車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を利
   用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理会
   社において、 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を
   特定した駐車申込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐
   車時間に合う空き駐車場を検索して該利用会員に提示
   し、 前記駐車予約申込を行った利用会員に対し、予約駐車料
   金の演算を行い、 前記演算した予約駐車料金を前記利用会員に請求し、 前記請求した予約駐車料金を前記利用会員によって精算
   し、 前記駐車レーンを特定して駐車予約登録を行い、該予約
   した駐車レーンの駐車スペースを確保するようにしたこ
   とを特徴とする駐車レーン予約サービスシステム。
3. 【請求項３】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複数
   の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場利
   用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提供
   サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する利
   用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の空
   き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き駐
   車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を利
   用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理会
   社において、 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を
   特定した駐車申込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐
   車時間に合う空き駐車場を検索して該利用会員に提示
   し、 前記駐車予約申込を行った利用会員が特定した駐車レー
   ンの駐車予約状況を検索し、該利用会員が特定した駐車
   レーンの指定する駐車時刻、駐車時間が満車状態の時
   に、該利用会員に対し、キャンセル待ちを行うかの問い
   合わせを行い、 該利用会員からのキャンセル待ちの申込に対し、 前記駐車レーンのキャンセル待ち予約登録を行い、該予
   約した駐車レーンのキャンセル待ち順位を前記利用会員
   に報告するようにしたことを特徴とする駐車レーン予約
   サービスシステム。
4. 【請求項４】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複数
   の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場利
   用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提供
   サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する利
   用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の空
   き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き駐
   車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を利
   用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理会
   社において、 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を
   特定した駐車申込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐
   車時間に合う空き駐車場を検索して該利用会員に提示
   し、前記駐車予約申込を行った利用会員に対し、前記演
   算した予約駐車料金を前記利用会員に請求し、前記請求
   した予約駐車料金を前記利用会員によって精算して駐車
   レーンの駐車レーンを特定して駐車予約登録を行った
   後、 前記駐車予約登録を行った利用会員からの当該駐車レー
   ンの予約のキャンセルの申込を受認し、 前記利用会員のキャンセルの申込の時期に応じて、予約
   駐車料金の払い戻し演算を行い、 前記演算した払い戻し金を前記利用会員に払い戻しを行
   い、 前記駐車レーンを特定して駐車予約登録の取消を行うよ
   うにしたことを特徴とする駐車レーン予約サービスシス
   テム。
5. 【請求項５】 前記予約駐車料金は、前記駐車時刻及び
   駐車時間によって異なって設定した料金体系である請求
   項１、２、３又は４に記載の駐車レーン予約サービスシ
   ステム。
6. 【請求項６】 前記予約駐車料金の精算は、前記各利用
   会員に発行したＩＣカードで駐車予約の報告を行った際
   に行うものである請求項１、２、３、４又は５に記載の
   駐車レーン予約サービスシステム。
7. 【請求項７】 前記払い戻し金の精算は、前記各利用会
   員に発行したＩＣカードで駐車予約キャンセルの報告を
   行った際に行うものである請求項４、５又は６に記載の
   駐車レーン予約サービスシステム。
8. 【請求項８】 前記複数の駐車場業者と前記サービス管
   理会社との間で交わす空き駐車場情報提供サービス契約
   は、前記複数の駐車場業者が管理する駐車場の全駐車レ
   ーンについて時間貸を行うようにしたものである請求項
   １、２、３、４、５、６又は７に記載の駐車レーン予約
   サービスシステム。
9. 【請求項９】 前記複数の駐車場業者と前記サービス管
   理会社との間で交わす空き駐車場情報提供サービス契約
   は、前記複数の駐車場業者が管理する駐車場の特定の駐
   車レーンについて時間貸を行うようにしたものである請
   求項１、２、３、４、５、６又は７に記載の駐車レーン
   予約サービスシステム。
10. 【請求項１０】 前記各利用会員による駐車申込の際の
    駐車希望地域は、該利用会員が行こうとしている目的物
    である請求項１、２、３、４、５、６、７、８又は９に
    記載の駐車レーン予約サービスシステム。
11. 【請求項１１】 前記各利用会員による駐車申込の際の
    駐車時刻は、当該駐車場に入庫する予定時刻である請求
    項１、２、３、４、５、６、７、８、９又は１０に記載
    の駐車レーン予約サービスシステム。
12. 【請求項１２】 前記各利用会員による駐車申込の際の
    駐車時間は、当該駐車場に入庫した後、出庫するまでの
    予定時間である請求項１、２、３、４、５、６、７、
    ８、９、１０又は１１に記載の駐車レーン予約サービス
    システム。
13. 【請求項１３】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複
    数の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場
    利用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提
    供サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する
    利用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の
    空き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き
    駐車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を
    利用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理
    会社において、 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を
    特定した駐車申込に対し、駐車希望地域、駐車時刻、駐
    車時間に合う空き駐車場を検索して該利用会員に提示
    し、 前記駐車予約申込を行った利用会員に対し、予約駐車料
    金の演算を行い、該演算した予約駐車料金を該利用会員
    に請求し、該請求した予約駐車料金を該利用会員によっ
    て精算し、前記駐車レーンを特定して駐車予約登録を行
    い、 前記駐車時刻に前記駐車予約した駐車レーンに入庫した
    車両が、前記駐車時間内に出庫しないことを検出する
    と、 前記駐車レーンに前記利用会員が予約した駐車時間の直
    後の時刻に予約した別な利用会員に予約した駐車時刻、
    予約した駐車レーンに駐車出来ないことの連絡を行い、 前記駐車予約申込を行った利用会員に対し、違約金の演
    算を開始し、単位時間毎の違約金の積算を当該車両が当
    該駐車レーンから出庫するまで行い、 前記積算した違約金を前記利用会員に請求し、 前記請求した違約金を前記利用会員によって精算するよ
    うにしたことを特徴とする駐車レーン予約サービスシス
    テム。
14. 【請求項１４】 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車
    時刻、駐車時間を特定した駐車申込は、車載機器、Ｐ
    Ｃ、携帯電話等の通信手段によって行うものである請求
    項１、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、
    １２又は１３に記載の駐車レーン予約サービスシステ
    ム。
15. 【請求項１５】 複数の時間貸駐車レーンを管理する複
    数の駐車場業者と駐車場の空き駐車レーン情報を駐車場
    利用者に提供し空き駐車場を斡旋する空き駐車場情報提
    供サービス契約を締結し、時間貸駐車レーンを利用する
    利用者と前記複数の駐車場業者から提供される駐車場の
    空き駐車レーン情報の問い合わせに対して駐車場の空き
    駐車レーンを斡旋する空き駐車場斡旋の利用会員契約を
    利用会員のＩＤコードを特定して締結したサービス管理
    会社において、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の位置情報を
    格納する駐車場データベースと、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の空き駐車場
    情報を格納する空き駐車場データベースと、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の空き駐車レ
    ーン情報を格納する空き駐車レーンデータベースと、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の駐車レーン
    の予約情報を格納する駐車予約データベースと、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の駐車レーン
    情報を格納する駐車レーンデータベースと、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の駐車料金情
    報を格納する料金データベースと、 前記各駐車場業者から提供される各駐車場の各駐車レー
    ン毎のキャンセル待ち情報を格納するキャンセル待ちデ
    ータベースとを備え、 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車時刻、駐車時間を
    特定した駐車申込に対して前記空き駐車場データベース
    に記憶されている空き駐車場情報に基づいて空き駐車場
    の検索を行い、 前記検索を行った前記各利用会員の希望する駐車希望地
    域、駐車時刻、駐車時間に合う空き駐車場を該利用会員
    に提示し、 前記検索された空き駐車場の中から利用会員が選定する
    駐車場の空き駐車レーン情報の問い合わせに対して前記
    空き駐車レーンデータベースに記憶されている空き駐車
    レーン情報に基づいて空き駐車レーンの検索を行い、 前記検索された空き駐車レーンを前記利用会員に斡旋
    し、該利用会員の了解を得、 前記料金データベースに記録される駐車料金に基づき、
    前記駐車予約申込を行った利用会員に対し、予約駐車料
    金の演算を行い、 前記演算した予約駐車料金を前記利用会員に請求し、 前記請求した予約駐車料金の精算を前記各利用会員に発
    行したＩＣカードによって行い、 前記駐車予約データベースに前記駐車レーンに前記各利
    用会員の希望する駐車時刻と駐車時間の駐車予約の記録
    を行い、 該予約した駐車レーンの駐車スペースを確保するように
    したことを特徴とする駐車レーン予約サービスシステ
    ム。
16. 【請求項１６】 前記各利用会員の駐車希望地域、駐車
    時刻、駐車時間の空き駐車場、空き駐車レーンが先約で
    満車になっているときに、先約がキャンセルするのを待
    つキャンセル待ちの申込があるときは、前記キャンセル
    待ちデータベースに各駐車場業者から提供される各駐車
    場の各駐車レーン毎のキャンセル待ち情報を格納するよ
    うにしたことを特徴とする請求項１５に記載の駐車レー
    ン予約サービスシステム。