JP4383829B2 - 決済システム及び車載器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を利用した決済システム、及び車載器に関する。
車両に搭載される車載器と道路側に設置される路側装置との間の無線通信(路車間通信)を利用した決済システムとしては、有料道路の通行料金の自動徴収システム(ETCシステム)が実用化されている。このシステムでは、車載器にカード状の記憶媒体、例えばICカード等をセットし、有料道路の入口や出口に設置された路側装置と狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)による無線通信を行い、車載器及びICカードの情報を基に通行料金の電子決済を行う。したがって、現金やプリペイドカード、クレジットカード等の授受を行うことなく有料道路の通行料金の収受が可能となり、有料道路の入口や出口で車両を停止させる必要がないので、円滑な道路交通に資するものとなっている。
このような路車間通信を利用した決済システムは、車両と路側との間で現金や各種カード等を移動させることなく決済を行うことができることから、道路通行料金収受だけでなく、駐車場、ドライブインシアター、フェリー等の利用料金の支払い、道路混雑情報、音楽情報配信等情報供給サービスに対する支払い、ドライブスルーショップでの支払い等に利用することが検討されている。
車載器と駐車場設備との間で無線通信を行って駐車料金の収受を行うシステムとしては、例えば特許文献1、2に記載されたものがある。特許文献1に記載された駐車場自動管理システムは、車載器と管理制御装置との間でDSRCによる双方向の通信を行い、駐車場での入場処理や出場処理だけでなく、駐車スペースの指定や場内誘導、料金割引サービス等を行うものである。特許文献2に記載された駐車料金自動課金収受決済システムは、駐車場の入口及び出口で車両を検知すると、車上無線送受信器からの利用者識別情報を入場時刻又は出場時刻とともに管理装置で受信し、管理装置は、利用者ごとの駐車料金を計算し、利用者及び駐車場の識別情報とともに情報処理センターに送って決済を行うものである。
このようなシステムを利用すると、現金やプリペイドカード、クレジットカード等の授受を行うことなく、駐車料金の授受を行うことができる。
特開2001−167297号公報 特開平10−40430号公報
しかし、上記したシステムでは、車載器と路側に設置される駐車場管理設備との間で無線通信が確立すると、自動的に無線通信を利用した決済処理を開始する。つまり、利用者が、無線通信を利用した決済処理を受ける意思がない場合でも、自動的に決済処理が行われる。無線通信を利用した決済は、取り消しに大きな労力を必要とし、利用者の負荷も大きい。このような利用者が希望しない不本意な自動決済は、車載器との無線通信を利用した決済サービスを行う路側装置の増加につれて、その割合も大きくなることが予想される。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、利用者の利用意志を確認しながら無線通信を利用した決済を行うことが可能な決済システム、及びそのような決済に利用可能な車載器を提供することを目的とする。
本発明の決済システムは、無線通信を利用した決済システムであって、無線通信機能を有するとともに、記録媒体の着脱が可能な車載器と、前記車載器と無線通信が可能な路側装置と、前記記録媒体に記録された情報を利用した無線決済処理が可能な決済装置とを備え、前記車載器は、前記記録媒体の着脱に応じて、前記無線決済処理の開始を指示する決済開始信号を送信する機能を有し、前記路側装置は、前記車載器からの前記決済開始信号を受信後に、前記決済装置に前記無線決済処理を開始させる機能を有するものである。
本発明によれば、車載器に対して着脱可能な記録媒体の着脱状態によって、利用者の無線通信を利用した決済の利用意志を確認した上で、決済を行うことができる。
本発明の決済システムは、前記車載機が、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が所定時間継続して装着されている場合に、前記決済開始信号を送信するものを含む。
本発明によれば、利用者が無線通信を利用した決済を希望しない場合には、記録媒体が装着されていた場合でも、所定時間内に装着された記録媒体を取り出すだけで済むので、利用者の希望に基づかない決済を簡単に防ぐことができる。
本発明の決済システムは、前記車載機が、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が非装着状態から装着状態に変化した場合に、前記決済開始信号を送信するものを含む。
本発明によれば、無線通信を利用した決済を行うためには、利用者が記録媒体を装着する行為が必要となるので、確実に利用者の利用意志を確認した上での決済を行うことができる。
本発明の車載器は、記録媒体の着脱が可能であり、路側装置との間で無線通信が可能なものであって、前記記録媒体の着脱を検出する着脱検出部と、前記路側装置との間で、前記記録媒体に記録された情報を利用した無線決済処理のための情報を含む情報の送受信を制御する送受信制御部とを備え、前記送受信制御部は、前記路側装置からの要求に応答し、前記着脱検出部によって検出した前記記録媒体の着脱に応じて、前記無線決済処理の開始を指示する決済開始信号を送信するものである。
本発明によれば、車載器に対して着脱可能な記録媒体の着脱状態によって、利用者の無線通信を利用した決済の利用意志を簡単に伝達することができる。
本発明の車載器は、前記送受信制御部が、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が所定時間装着されている場合に、前記決済開始信号を送信するものを含む。
本発明によれば、利用者が無線通信を利用した決済を希望しない場合には、記録媒体が装着されていた場合でも、所定時間内に装着された記録媒体を取り出すだけで済むので、利用者の希望に基づかない決済希望が伝達されるのを簡単に避けることができる。
本発明の車載器は、前記送受信制御部が、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が非装着状態から装着状態に変化した場合に、前記決済開始信号を送信するものを含む。
本発明によれば、無線通信を利用した決済を行うためには、利用者が記録媒体を装着する行為が必要となるので、確実な利用者の利用意志を伝達することができる。
本発明の車載器は、ナビゲーション装置と接続可能であり、前記ナビゲーション装置からの情報に基づき、前記記録媒体に着脱状態に関するメッセージを利用者に対して行う通知部を備えるものを含む。
本発明によれば、ナビゲーション装置から情報により、利用意志の確認を要求しない無線決済を行う(有料道路の料金所等)施設が近づいたことを認識した場合には、記録媒体の着脱状態に応じて適切なメッセージを利用者に対して通知することができる。
本発明の車載器は、ナビゲーション装置と接続可能であり、前記ナビゲーション装置からの情報に基づき、前記記録媒体に着脱状態に関する情報を前記ナビゲーション装置に通知する通知部を備えるものを含む。
本発明によれば、利用意志の確認を要求しない無線決済を行う(有料道路の料金所等)施設が近づいた場合に、ナビゲーション装置により、記録媒体の着脱状態に応じて適切なメッセージを利用者に対して通知することができる。
本発明によれば、利用者の利用意志を確認しながら無線通信を利用した決済を行うことが可能な決済システム、及びそのような決済に利用可能な車載器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の決済システムの概略構成を示す図であり、駐車場の駐車料金収受に適用したものである。図1のシステムは、車載器1、路側装置2、駐車場管理装置3、設備駆動装置4、決済用サーバ装置5を含んで構成される。
車載器1は、ICカード10が着脱可能であるとともに、DRSCによる無線通信機能を有しており、路側装置2と無線通信が可能である。駐車場管理装置3は、ネットワーク6を介して決済用サ−バ装置5と接続可能であるとともに、路側装置2及び設備駆動装置4と接続される。駐車場管理装置3と路側装置2及び設備駆動装置4との接続は、有線による接続でも無線による接続でもよい。また、有線又は無線による直接接続でも、有線LANや無線LAN等のネットワーク接続でもよい。
図2に車載器の一例の概略構成を示す。図2の車載器は、無線通信部11、制御部12、記憶部13、ICカードインタフェース部(ICカードI/F部)14、ヒューマンインタフェース部(ヒューマンI/F部)15を含む。無線通信部11は、図示しないアンテナを介してDRSCによる無線通信を行うものである。制御部12は、車載器全体の制御を行うもので、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成される。記憶部13は、車載器のID情報を含む各種固有データ、車載器の動作結果、各種アプリケーションプログラムを含むプログラム等を記憶する。
ICカードI/F部14は、ICカード10のデータの読み出し及び書き込みを行うものであり、ICカード10の着脱状態の検出も行う。ICカード10は、接触型でも非接触型でもよく、ICカードI/F部14は、ICカード10のデータの読み出し及び書き込みが可能な状態を装着状態、不可能な状態を非装着状態として検出結果を出力する。ICカード10は、例えば、利用者ID等の情報が記録されたクレジットカードである。ヒューマンI/F部15は、車載器の利用者が操作する各種スイッチ等の操作部、利用者に対する表示出力を行う表示部、音声出力を行うスピーカを含む。
図2の車載器は、記憶部13に記憶されたプログラムにしたがって、無線通信部11を制御して路側装置と間でDRSCによる無線通信を行い、記憶されたアプリケーションに応じた処理を行う。この例では、予め定められた駐車場に設置された路側装置との間で駐車料金の収受を行うためのプログラムが少なくともインストールされている。駐車料金収受処理については、後述する。
図3に路側装置の一例の概略構成を示す。図3の路側装置は、無線通信部21、制御部22、記憶部33、管理装置カードインタフェース部(管理装置I/F部)24を含む。無線通信部21は、図示しないアンテナを介してDRSCによる無線通信を行うものである。制御部22は、路側装置全体の制御を行うもので、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成される。記憶部23は、路側装置の各種固有データ、各種アプリケーションプログラムを含むプログラム等を記憶する。管理装置I/F部24は、駐車場管理装置3との情報の授受を行うものである。
路側装置2は、駐車場の入口や出口に設けられ、車載器1との間でDRSCによる無線通信を行い、駐車料金の収受のための情報の送受信を行う。路側装置2は、車載器1からの決済開始信号を受信した場合に、車載器1に装着されたICカード10に記録された情報を利用した無線決済処理を開始させるものである。その動作の詳細は後述する。
駐車場管理装置3は、駐車場全体の管理を行うもので、路側装置2からの信号に基づく駐車料金の収受を含む各種管理を行う。路側装置2からの信号に基づき、無線決済処理を行う場合は、ICカード10に記録された情報及び駐車料金情報を含む各種情報を決済用サーバ装置に送り、駐車料金の決済を行う。また、設備駆動装置4に対して駐車場の各種設備を駆動する制御信号を出力する。
設備駆動装置4は、駐車場の入口や出口に設けられるゲート装置を駆動するものである。既設の現金やプリペイドカードを投入して駐車料金の収受を行う装置、駐車場への入場時刻が印字された駐車券の発券機等の設備が設けられる場合は、駐車場管理装置3の制御に基づき、それらの設備を駆動する。
決済用サーバ装置5は、駐車場管理装置3からの情報に基づき、駐車料金をクレジット決済する場合の各種処理を行う。
次に、図1のシステムを利用して駐車料金の収受を行う場合の動作を、図4〜図6のフロー図を用いて説明する。図4は車載器1の動作フローを示す図、図5は路側装置2の動作フローを示す図、図6は駐車場管理装置3の動作フローを示す図である。
車両に搭載された車載器1は、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS401)、電源がオンである間は周波数選定処理を行い(ステップS402)、路側装置2との間で周波数が確定するまで繰り返す(ステップS403)。車両が駐車場の入口や出口に近づき、設置された路側装置2との間で同期確立され、周波数が確定するので、路側装置2との間で通信接続処理を行う(ステップS404)。
路側装置2は、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS501)、電源がオンである間は通信接続処理を行う(ステップS502)。車載器1と路側装置2との間の通信接続処理は、ETCシステム等での処理と同様であるので詳細な説明は省略する。
通信接続処理が行われ、車載器1と路側装置2との間で各種情報の通信が可能になると、路側装置2は、車載器1に対して決済可否メッセージを通知する(ステップS503)。このメッセージは、通信接続されている車載器1による無線通信を利用して、駐車料金の決済を行うかどうかを確認するものである。車載器1は、このメッセージを受信すると、メッセージの出力を行うとともに、路側装置2にメッセージを受信した旨の応答を行う(ステップS405)。
次いで、路側装置2は、決済処理開始要求を送信し(ステップS504)、車載器1からの応答を待つ(ステップS506、S507)。この決済処理開始要求は、利用者が無線通信を利用した決済処理を行う意志があるかどうか確認するものであり、決済開始を指示する決済処理開始応答がない限り、無線通信を利用した決済処理は開始されない。したがって、利用者が、無線通信を利用した決済処理を受ける意思がない場合でも、自動的に決済処理が行われることがなくなる。決済処理開始応答は、ICカード10の着脱状態に応じて送信される。
この例では、路側装置2との間の通信接続確立後、ICカード10が所定時間継続して装着されている場合に決済処理開始応答を送信するものであるので、車載器1は、ステップS405で決済可否メッセージを利用者に対して出力する際、決済開始の確認を行うメッセージとするのが好ましい。例えば、「ICカードを利用した駐車料金支払いを行う場合は、ICカードを装着してください。現金、プリペイドカードによる支払いを行う場合は、ICカードを取り出してください。」のようなメッセージを、音声又は表示、あるいはそれらの両方によって出力する。このメッセージは、ICカード10の装着状態に応じて異なるものであってもよい。例えば、通信接続確立時にICカード10が装着状態である場合、「ICカードを利用した駐車料金支払いを行います。現金、プリペイドカードによる支払いを行う場合は、ICカードを取り出してください。」のようなメッセージとし、ICカード10が非装着状態である場合、「ICカードを利用した駐車料金支払いを行う場合はICカードを装着してください。現金、プリペイドカードによる支払いを行う場合は、ICカードをそのままにしてください。」のようなメッセージとする。
ステップS405の後、車載器1は、ステップS406でICカード10の装着状態を判断し、装着されている場合は所定時間計時し(ステップS407)、再度ICカード10の装着状態を判断する(ステップS408)。ステップS408で装着と判断された場合は、ICカード10が所定時間継続して装着されているものと判断できるので、路側装置2に決済処理開始応答を送信する(ステップS409)。ステップS408でICカード10が非装着と判断される場合は、利用者が通信接続確立後にICカード10を取り出したものと判断できるので、ICカードを利用した駐車料金支払いを希望しないものとして処理を行う。
ステップS406でICカード10が装着されていないと判断された場合は、路側装置2からの決済中止メッセージを受信しない限り(ステップS415)、ステップS406を繰り返す。なお、ICカード10の装着及び非装着の判断は、ICカードI/F部14の検出信号に基づいて行う。
ステップS504で決済処理開始要求を送信した後、路側装置2は、計時を開始し、予め定めた時間が経過したかどうかを判断する(ステップS505)。この処理は、決済処理開始要求送信後、何らかの理由で応答が受信できない場合に、既設決済、すなわち現金やプリペイドカードを利用した駐車料金支払い処理に移行するためのものである。ステップS505でタイムアウトと判断された場合、車載器1に決済中止メッセージを通知する(ステップS514)。この通知は、既設決済に移行するとともに、車載器1との通信を切断するためのものである。
車載器1が路側装置2に決済処理開始応答を送信する(ステップS409)と、ICカード10を利用した無線決済処理が開始する。路側装置2からカード確認要求が送信されると(ステップS508)、車載器1は、カード確認応答を送信する(ステップS410)。この処理は、車載器1に装着されているICカード10が、駐車場の駐車料金支払い処理に利用可能なカードかどうかを確認するためのものである。
次いで、路側装置2からカードID要求が送信されると(ステップS509)、車載器1は、カードID応答を送信する(ステップS411)。カードID応答を受信すると、路側装置2は、駐車場管理装置3に無線決済要求を送信する(ステップS510)。
駐車場管理装置3は、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS601)、電源がオンである間は路側装置2からの決済要求を待つ(ステップS602)。受信した決済要求が無線決済であると判断すると(ステップS603)、ICカードを利用した駐車料金収受処理(無線決済処理)を行う(ステップS604)。無線決済処理は、駐車料金の課金の仕組み、決済要求を送信した路側装置2の設置場所によって異なる。
今、駐車料金が定額で、路側装置2が駐車場の入口に設置される場合、駐車場管理装置3は、ネットワーク6を介して決済用サーバ装置5にICカード10のカードIDを含む決済に必要な情報を送信し、決済用サーバ装置5は、後日駐車料金のクレジット決済を行う。そして、無線決済応答を路側装置2に送信し(ステップS605)、設備駆動装置4に設備駆動要求を送信して(ステップS606)、1つの決済要求に対する処理を終了する。この場合、設備駆動要求が出力される設備駆動装置4は、例えば、入口のゲート駆動装置である。
ステップS605の無線決済応答には、例えば決済される駐車料金情報が含まれ、無線決済応答を受信した路側装置2は、車載器1に対して決済される駐車料金情報を含む決済金額メッセージ通知を行う(ステップS511)。また、決済金額メッセージ通知を受信した車載器1は、決済金額メッセージを利用者に対して出力するとともに、路側装置2にメッセージを受信した旨の応答を行う(ステップS412)。
駐車料金が利用時間に応じて課金される場合は、路側装置2が、駐車場の入口及び出口に設置される。その場合、駐車料金の支払いを出口のみで行っても入口と出口の両方で行うようにしてもよい。出口のみで行う場合、現金やプリペイドカード等で行う場合と同様、入口では入場時間のみの記録を行い。課金処理は行わない。入口と出口の両方で行う場合は、入口で最低料金の課金処理を行い、出口で超過時間に対する課金処理を行う。駐車料金を利用時間に応じて課金する場合、出口側で無線決済ができない場合(ICカードの紛失や利用者の意志による。)があるので、入口側で、ICカードのIDだけでなく車載器1のIDも取得して入場時間を管理する。
次に、ICカードを利用した無線決済を行わない場合の動作について説明する。先に説明したように、路側装置2は、ステップS505でタイムアウトを検出すると、車載器1に決済中止メッセージを通知する(ステップS514)。この決済中止メッセージを受信すると(ステップS415)、決済中止メッセージ、すなわちICカード及び無線通信を利用した決済を中止される旨の出力を利用者に対して行うとともに、路側装置2に無線決済を中止する処理を行う旨の応答を行う(ステップS416)。そして、路側装置2との間の通信を切断する通信切断処理を行う(ステップS414)。
ステップS514で車載器1に決済中止メッセージを通知した後、路側装置2は、既設決済要求を駐車場管理装置3に送信し(ステップS515)、車載器1との間の通信を切断する通信切断処理を行う(ステップS513)。既設決済については、後述する。
また、利用者が、ICカードを利用した無線決済を希望しない場合(ステップS408でICカードが非装着と判断される場合)、同様にステップS416の処理を行い、決済中止メッセージを利用者に対して出力するとともに、路側装置2に無線決済を中止する処理を行う旨の応答を行う(ステップS416)。そして、路側装置2との間の通信を切断する通信切断処理を行う(ステップS414)。
ステップS408の後に決済中止メッセージ応答が路側装置2に送信される場合、路側装置2は、ステップS506で決済中止メッセージ応答を受信するので、既設決済要求を駐車場管理装置3に送信し(ステップS515)、車載器1との間の通信を切断する通信切断処理を行う(ステップS513)。
ステップS415で既設決済要求が駐車場管理装置3に送信されると、駐車場管理装置3は、既設決済処理を行う(ステップS607)。既設決済が、駐車場入口では駐車券を発券機から抜き出したときに入口ゲートを開とするものである場合、駐車場管理装置3は、駐車場入口の発券機に駐車券の発券をさせる。そして、出口では、駐車券の内容に基づく駐車料金を提示し、現金やプリペイドカード等で支払いを行う。駐車料金の支払いは、管理人と間で現金や現金やプリペイドカード等の授受によって行ってもよいし、自動精算機等を利用して無人で行ってもよい。既設決済処理においては、処理の仕方に応じて必要な設備を駆動する。
以上説明した車載器1においては、ICカード10が所定時間継続して装着されている場合に、路側装置2に決済処理開始応答を送信するようにしたが、ICカード10が非装着状態から装着状態に変化した場合に、路側装置2に決済処理開始応答を送信するようにしてもよい。図7にその場合の車載器1の動作フローを示す。
図7のステップS701〜S705は、図4のステップS401〜S405と基本的に同じであるので、説明を省略する。ただ、決済処理開始応答を送信する条件が図4の例と異なるので、ステップS705での決済可否メッセージを決済開始の確認を行うメッセージとする場合には、図4で説明したメッセージと異なるものとする。例えば、「ICカードを利用した駐車料金支払いを行う場合は、ICカードを取り出した後に装着してください。現金、プリペイドカードによる支払いを行う場合は、ICカードをそのままにしてください。」のようなメッセージを、音声又は表示、あるいはそれらの両方によって出力する。図4のステップS405と同様、ICカード10の装着状態に応じて異なるものとしてもよい。例えば、通信接続確立時にICカード10が装着状態である場合、「ICカードを利用した駐車料金支払いを行う場合は、ICカードを一旦取り出した後、再度装着してください。現金、プリペイドカードによる支払いを行う場合は、ICカードを取り出してください。」のようなメッセージとし、ICカード10が非装着状態である場合、「ICカードを利用した駐車料金支払いを行う場合はICカードを装着してください。現金、プリペイドカードによる支払いを行う場合は、ICカードをそのままにしてください。」のようなメッセージとする。
ステップS705の後、車載器1は、ステップS706でICカード10の装着状態を判断し、装着されている場合は、路側装置2からの決済中止メッセージを受信しない限り(ステップS715)、ステップS706を繰り返す。路側装置2からの決済中止メッセージを受信すると(ステップS715)、決済中止メッセージの出力を利用者に対して行うとともに、路側装置2に無線決済を中止する処理を行う旨の応答を行う(ステップS716)。そして、路側装置2との間の通信を切断する通信切断処理を行う(ステップS714)。ステップS716及びS714は、図4のステップS416及びS414と同様である。
ステップS706でICカード10が装着されていないと判断された場合は、ステップS707で再度ICカード10の装着状態を判断する。そして、路側装置2からの決済中止メッセージを受信しない限り(ステップS708)、ステップS707を繰り返す。ステップS708で路側装置2からの決済中止メッセージを受信した場合の処理は、ステップS715で路側装置2からの決済中止メッセージを受信した場合の処理と同様である。
ステップS707でICカード10が装着されていると判断された場合は、ICカード10が非装着状態から装着状態に変化したと判断できるので、路側装置2に決済処理開始応答を送信する(ステップS709)。
図7のステップS709〜S714は、図4のステップS409〜S414と基本的に同じであるので、説明を省略する。
以上説明したように、図7のフローでは、ICカード10が非装着状態から装着状態に変化したとき、すなわち、利用者の何らかの行為があったときに路側装置2に決済処理開始応答を送信するので、利用者の利用意志を確実に確認しながら無線通信を利用した決済を行うことができる。
図8に、車載器の他の例の概略構成を示す。図8の車載器は、無線通信部11、制御部12、記憶部13、ICカードインタフェース部(ICカードI/F部)14、ヒューマンインタフェース部(ヒューマンI/F部)15、ナビゲーション装置インタフェース部(ナビゲーション装置I/F部)16を含む。
無線通信部11、制御部12、記憶部13、ICカードI/F部14、ヒューマンI/F部15は、図2の車載器とものと基本的に同じであるので、説明を省略する。ナビゲーション装置I/F部16は、車両に搭載されるナビゲーション装置(図示せず)との情報の通信を行うものである。ナビゲーション装置からは、利用意志の確認を要求しない無線決済を行う施設、例えば有料道路の料金所等が近づいたことを示す信号を受信する。このような信号の受信に応じて、ICカード10の着脱状態を最適なものにするためのメッセージを、利用者に対して通知することができる。
図8の車載器を利用してICカード10の着脱状態に関するメッセージを出力する場合の動作を、図9〜図11のフロー図を用いて説明する。図9と図10は、メッセージを車載器で行う場合のもので、図9は車載器の動作フローを示す図、図10はナビゲーション装置の動作フローを示す図である。また、図11と図12は、メッセージをナビゲーション装置で行う場合のもので、図11は車載器の動作フローを示す図、図12はナビゲーション装置の動作フローを示す図である。
ICカード10の着脱状態に関するメッセージを車載器で行う場合、車載器1は、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS901)、電源がオンである間は、ナビゲーション装置からのカード確認要求の受信を待つ(ステップS902)。カード確認要求は、ICカード10が装着されているかどうかの確認を要求するものである。
ナビゲーション装置は、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS1001)、電源がオンである間はGPS装置から現在位置情報を取得する(ステップS1002)。そして、取得した現在位置情報に基づき、有料道路の料金所等、利用意志の確認を要求しない無線決済を行う施設が近づいたかどうかを判断する(ステップS1003)。そして、そのような施設が近づいたと判断すると、車載器1に対して、カード確認要求を送信する(ステップS1004)。
ナビゲーション装置からのカード確認要求を受信すると、車載器1は、ICカードI/F部14からの信号に基づき、ICカード10が装着されているかどうかを判断する(ステップS903)。そして、ICカード10が装着されていないと判断される場合、利用意志の確認を要求しない無線決済を行う施設が近づいていることを示す注意喚起メッセージを、利用者に対して出力する。そのような施設が、有料道路の料金所である場合には、例えば「もう少しで料金所です。カードが装着されていないので、カードによる支払いを行う場合は、カードを装着してください。」等のメッセージを音声によって行う。
ICカード10の着脱状態に関するメッセージをナビゲーション装置で行う場合も、車載器1は、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS1101)、電源がオンである間は、ナビゲーション装置からのカード確認要求の受信を待つ(ステップS1102)。
ナビゲーション装置も同様に、電源オフとなったかどうかを判断し(ステップS1201)、電源がオンである間はGPS装置から現在位置情報を取得する(ステップS1202)。そして、取得した現在位置情報に基づき、有料道路の料金所等、利用意志の確認を要求しない無線決済を行う施設が近づいたかどうかを判断する(ステップS1203)。そして、そのような施設が近づいたと判断すると、車載器1に対して、カード確認要求を送信する(ステップS1204)。
ナビゲーション装置からのカード確認要求を受信すると、車載器1は、ICカードI/F部14からの信号に基づき、ICカード10が装着されているかどうかを判断する(ステップS1103)。そして、ICカード10が装着されていないと判断される場合、ICカード10が非装着であることを示すカード非装着通知を、ナビゲーション装置に対して送信する(ステップS1104)。
ナビゲーション装置は、ステップS1204でカード確認要求を送信した後、車載器1からカード非装着通知が送信されるかどうかを判断し(ステップS1205)、非装着通知を受信した場合は、注意喚起メッセージを利用者に対して出力する(ステップS1206)。注意喚起メッセージは、図9のステップS904と同様である。
以上の説明では、無線決済に利用するICカードがクレジットタイプであって、料金後払いを行うものとしたが、プリペイド金額情報(電子マネー情報)を記録したICカードであってもよい。その場合、記録された金銭情報を送受信して決済を行い、ICカードの金銭情報を利用金額分の金額を減算した金銭情報に書き換える。
以上説明したように、本発明の決済システム及び車載装置は、利用者の利用意志を確認しながら無線通信を利用した決済を行うことができ、無線通信を利用した決済システム、及び車載器等として有用である。
本発明の実施の形態の決済システムの概略構成を示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける車載器の一例の概略構成を示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける路側装置の概略構成を示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける車載器の駐車料金収受動作フローの一例を示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける路側装置の駐車料金収受動作フローを示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける駐車場管理装置の駐車料金収受動作フローを示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける車載器の駐車料金収受動作フローの他の例を示す図 本発明の実施の形態の決済システムにおける車載器の他の例の概略構成を示す図 本発明の実施の形態の車載器のカード装着注意喚起動作フローの一例を示す図 本発明の実施の形態のナビゲーション装置のカード装着注意喚起動作フローの一例を示す図 本発明の実施の形態の車載器のカード装着注意喚起動作フローの他の例を示す図 本発明の実施の形態のナビゲーション装置のカード装着注意喚起動作フローの他の例を示す図
符号の説明
1 車載器
2 路側装置
3 駐車場管理装置
4 設備駆動装置
5 決済用サーバ装置
6 ネットワーク
10 ICカード
11、21 無線通信部
12、22 制御部
13、23 記憶部
14 ICカードインタフェース部
15 ヒューマンインタフェース部
16 ナビゲーション装置インタフェース部
24 管理装置インタフェース部

Claims (8)

  1. 無線通信を利用した決済システムにおいて、
    無線通信機能を有するとともに、記録媒体の着脱が可能な車載器と、
    前記車載器と無線通信が可能な路側装置と、
    前記記録媒体に記録された情報を利用した無線決済処理が可能な決済装置とを備え、
    前記車載器は、前記記録媒体の着脱に応じて、前記無線決済処理の開始を指示する決済開始信号を送信する機能を有し、
    前記路側装置は、前記車載器からの前記決済開始信号を受信後に、前記決済装置に前記無線決済処理を開始させる機能を有する決済システム。
  2. 前記車載機は、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が所定時間継続して装着されている場合に、前記決済開始信号を送信する請求項1記載の決済システム。
  3. 前記車載機は、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が非装着状態から装着状態に変化した場合に、前記決済開始信号を送信する請求項1記載の決済システム。
  4. 記録媒体の着脱が可能であり、路側装置との間で無線通信が可能な車載器において、
    前記記録媒体の着脱を検出する着脱検出部と、
    前記路側装置との間で、前記記録媒体に記録された情報を利用した無線決済処理のための情報を含む情報の送受信を制御する送受信制御部とを備え、
    前記送受信制御部は、前記路側装置からの要求に応答し、前記着脱検出部によって検出した前記記録媒体の着脱に応じて、前記無線決済処理の開始を指示する決済開始信号を送信する車載器。
  5. 前記送受信制御部は、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が所定時間装着されている場合に、前記決済開始信号を送信する請求項4記載の車載器。
  6. 前記送受信制御部は、前記路側装置との間の通信接続確立後、前記記録媒体が非装着状態から装着状態に変化した場合に、前記決済開始信号を送信する請求項4記載の車載器。
  7. ナビゲーション装置と接続可能であり、
    前記ナビゲーション装置からの情報に基づき、前記記録媒体に着脱状態に関するメッセージを利用者に対して行う通知部を備える請求項4ないし6のいずれか1項記載の車載器。
  8. ナビゲーション装置と接続可能であり、
    前記ナビゲーション装置からの情報に基づき、前記記録媒体に着脱状態に関する情報を前記ナビゲーション装置に通知する通知部を備える請求項4ないし6のいずれか1項記載の車載器。
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