JPH11351893A - 経路誘導装置 - Google Patents
経路誘導装置Info
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- JPH11351893A JPH11351893A JP10159465A JP15946598A JPH11351893A JP H11351893 A JPH11351893 A JP H11351893A JP 10159465 A JP10159465 A JP 10159465A JP 15946598 A JP15946598 A JP 15946598A JP H11351893 A JPH11351893 A JP H11351893A
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- vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ETCシステムによる進路提示と経路誘導装
置による進路提示との優先順位を自車位置に応じて調停
できる経路誘導装置を提供する。 【解決手段】 有料道路40を走行中であることを有料道
路走行判別手段によって判別すれば、出口料金所到達距
離算出手段が自車位置42から走行中の有料道路の出口料
金所41までの距離Dを算出し、自動料金収受システム
(ETC)の事前予測用路側アンテナ9の設置規定距離
Xだけ手前の位置よりもさらに手前を走行している時に
は、料金所先進路提示禁止手段が進路提示手段による有
料道路の出口料金所より先の進路提示を禁止する。そし
て、ETC路側アンテナ9の設置規定距離Xの範囲内ま
で出口料金所41に近づいた場合には、入力端子にETC
システム用車載機器側からの情報提示中を知らせる信号
が入力されなければ、料金所先進路提示禁止手段による
当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁止を解除
する。
置による進路提示との優先順位を自車位置に応じて調停
できる経路誘導装置を提供する。 【解決手段】 有料道路40を走行中であることを有料道
路走行判別手段によって判別すれば、出口料金所到達距
離算出手段が自車位置42から走行中の有料道路の出口料
金所41までの距離Dを算出し、自動料金収受システム
(ETC)の事前予測用路側アンテナ9の設置規定距離
Xだけ手前の位置よりもさらに手前を走行している時に
は、料金所先進路提示禁止手段が進路提示手段による有
料道路の出口料金所より先の進路提示を禁止する。そし
て、ETC路側アンテナ9の設置規定距離Xの範囲内ま
で出口料金所41に近づいた場合には、入力端子にETC
システム用車載機器側からの情報提示中を知らせる信号
が入力されなければ、料金所先進路提示禁止手段による
当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁止を解除
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経路誘導装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、経路誘導装置には表示器によって
推奨経路を表示し、さらに推奨経路上の分岐点にさしか
かるとその手前で事前に右、左方向を表示器によって表
示すると共にスピーカーによって音声案内するものが知
られている。
推奨経路を表示し、さらに推奨経路上の分岐点にさしか
かるとその手前で事前に右、左方向を表示器によって表
示すると共にスピーカーによって音声案内するものが知
られている。
【0003】一方、近年開発が進められている自動料金
収受(Electronic Toll Collection:ETC)システム
では、当該ETCシステムが設置されている有料道路の
出口料金所での手続を案内するために、出口料金所から
規定設置距離だけ手前側の位置にETCシステムのの事
前予告用路側アンテナを設置し、当該ETCシステムに
対応した車載機器と交信し、車載機器の表示器に必要な
案内情報を表示し、またスピーカーによって音声案内さ
せる機能を持たせている。
収受(Electronic Toll Collection:ETC)システム
では、当該ETCシステムが設置されている有料道路の
出口料金所での手続を案内するために、出口料金所から
規定設置距離だけ手前側の位置にETCシステムのの事
前予告用路側アンテナを設置し、当該ETCシステムに
対応した車載機器と交信し、車載機器の表示器に必要な
案内情報を表示し、またスピーカーによって音声案内さ
せる機能を持たせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、経路誘導装
置とETCシステム用車載機器とが並設されている車両
の場合、有料道路の出口料金所に近づくと、経路誘導装
置側で表示器とスピーカーにより進路案内を提示し、こ
れと並行してETCシステム用車載機器側で自動料金収
受のための進路案内を独立に提示するので、場合によっ
ては経路誘導装置側の進路指示とETCシステム用車載
機器側の進路指示とが同時に出力されることがある問題
点があった。
置とETCシステム用車載機器とが並設されている車両
の場合、有料道路の出口料金所に近づくと、経路誘導装
置側で表示器とスピーカーにより進路案内を提示し、こ
れと並行してETCシステム用車載機器側で自動料金収
受のための進路案内を独立に提示するので、場合によっ
ては経路誘導装置側の進路指示とETCシステム用車載
機器側の進路指示とが同時に出力されることがある問題
点があった。
【0005】また経路誘導装置側の進路指示とETCシ
ステム用車載機器側の進路指示とが相前後して出力さ
れ、経路誘導装置側では左側の進路を提示し、ETCシ
ステム用車載機器側では右側の進路を提示するという矛
盾した進路提示を行う場合が発生する問題点もあった。
ステム用車載機器側の進路指示とが相前後して出力さ
れ、経路誘導装置側では左側の進路を提示し、ETCシ
ステム用車載機器側では右側の進路を提示するという矛
盾した進路提示を行う場合が発生する問題点もあった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ETCシステムの進路提示が優先され
るべき状況では自装置による進路提示を一時的に中止す
ることにより、ETCシステムによる進路提示と自装置
による進路提示との優先順位を自車位置に応じて調停で
きる経路誘導装置を提供することを目的とする。
なされたもので、ETCシステムの進路提示が優先され
るべき状況では自装置による進路提示を一時的に中止す
ることにより、ETCシステムによる進路提示と自装置
による進路提示との優先順位を自車位置に応じて調停で
きる経路誘導装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自車
位置と推奨経路とを地図上に重ねて表示し、かつ自車の
進路を該当地点よりも手前で提示する進路提示手段を備
えた経路誘導装置にあって、自車位置を検出する自車位
置検出手段と、有料道路を走行中であることを判別する
有料道路走行判別手段と、前記自車位置から前記推奨経
路上にある有料道路の出口料金所までの距離を算出する
出口料金所到達距離算出手段と、有料道路走行中に、前
記推奨経路上にある有料道路の出口料金所より所定距離
だけ手前の位置よりもさらに手前を走行している時に
は、前記進路提示手段による当該有料道路の出口料金所
より先の進路提示を禁止する料金所先進路提示禁止手段
とを備えたものである。
位置と推奨経路とを地図上に重ねて表示し、かつ自車の
進路を該当地点よりも手前で提示する進路提示手段を備
えた経路誘導装置にあって、自車位置を検出する自車位
置検出手段と、有料道路を走行中であることを判別する
有料道路走行判別手段と、前記自車位置から前記推奨経
路上にある有料道路の出口料金所までの距離を算出する
出口料金所到達距離算出手段と、有料道路走行中に、前
記推奨経路上にある有料道路の出口料金所より所定距離
だけ手前の位置よりもさらに手前を走行している時に
は、前記進路提示手段による当該有料道路の出口料金所
より先の進路提示を禁止する料金所先進路提示禁止手段
とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の経路
誘導装置において、前記料金所先進路提示禁止手段は、
前記推奨経路上にある有料道路の出口料金所より手前の
所定距離として、自動料金収受システムの事前予告用路
側アンテナの設置規定距離を用いるようにしたものであ
る。
誘導装置において、前記料金所先進路提示禁止手段は、
前記推奨経路上にある有料道路の出口料金所より手前の
所定距離として、自動料金収受システムの事前予告用路
側アンテナの設置規定距離を用いるようにしたものであ
る。
【0009】請求項1及び2の発明の経路誘導装置で
は、自車位置と推奨経路とを地図上に重ねて表示しなが
ら、推奨経路上の前方に分岐点があれば、進路提示手段
によって右方向又は左方向の提示を該当地点よりも手前
で行う。そして有料道路を走行中であることを有料道路
走行判別手段によって判別すれば、出口料金所到達距離
算出手段が自車位置から走行中の有料道路の出口料金所
までの距離を算出し、当該有料道路の出口料金所より所
定距離だけ手前の位置(たとえば、ETCシステム対応
レーンを案内する電波を発信するETCシステムの事前
予告用路側アンテナの設置規定距離だけ手前の位置)よ
りもさらに手前を走行している時には、料金所先進路提
示禁止手段が進路提示手段による有料道路の出口料金所
より先の進路提示を禁止する。
は、自車位置と推奨経路とを地図上に重ねて表示しなが
ら、推奨経路上の前方に分岐点があれば、進路提示手段
によって右方向又は左方向の提示を該当地点よりも手前
で行う。そして有料道路を走行中であることを有料道路
走行判別手段によって判別すれば、出口料金所到達距離
算出手段が自車位置から走行中の有料道路の出口料金所
までの距離を算出し、当該有料道路の出口料金所より所
定距離だけ手前の位置(たとえば、ETCシステム対応
レーンを案内する電波を発信するETCシステムの事前
予告用路側アンテナの設置規定距離だけ手前の位置)よ
りもさらに手前を走行している時には、料金所先進路提
示禁止手段が進路提示手段による有料道路の出口料金所
より先の進路提示を禁止する。
【0010】これにより、ETCシステム用の車載機器
を搭載している場合に、ETCシステム用車載機器側が
ETCゲートに近づき、ETCシステムの事前予告用路
側アンテナからETC情報を受けて自動料金収受提示手
段により自動料金収受のための進路案内を行うようにな
っても、自動料金収受のための進路提示が経路誘導のた
めの進路提示と同時に、あるいは前後して発生するのを
避けることができ、それぞれのシステムの役割を混乱無
く果たさせることができる。
を搭載している場合に、ETCシステム用車載機器側が
ETCゲートに近づき、ETCシステムの事前予告用路
側アンテナからETC情報を受けて自動料金収受提示手
段により自動料金収受のための進路案内を行うようにな
っても、自動料金収受のための進路提示が経路誘導のた
めの進路提示と同時に、あるいは前後して発生するのを
避けることができ、それぞれのシステムの役割を混乱無
く果たさせることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載の経路
誘導装置において、さらに、自動料金収受システム用車
載機器側からの情報提示中を知らせる信号の入力端子
と、前記推奨経路上にある有料道路の出口料金所から所
定距離範囲内を走行中に、前記入力端子に前記自動料金
収受システム用車載機器側からの情報提示中を知らせる
信号が入力されなければ、前記料金所先進路提示禁止手
段による当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁
止を解除する進路提示禁止解除手段とを備えたものであ
る。
誘導装置において、さらに、自動料金収受システム用車
載機器側からの情報提示中を知らせる信号の入力端子
と、前記推奨経路上にある有料道路の出口料金所から所
定距離範囲内を走行中に、前記入力端子に前記自動料金
収受システム用車載機器側からの情報提示中を知らせる
信号が入力されなければ、前記料金所先進路提示禁止手
段による当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁
止を解除する進路提示禁止解除手段とを備えたものであ
る。
【0012】請求項3の発明の経路誘導装置では、有料
道路を走行中であることを有料道路走行判別手段によっ
て判別すれば、出口料金所到達距離算出手段が自車位置
から走行中の有料道路の出口料金所までの距離を算出
し、ETCシステムの事前予告用路側アンテナの設置規
定距離だけ手前の位置よりもさらに手前を走行している
時には、料金所先進路提示禁止手段が進路提示手段によ
る有料道路の出口料金所より先の進路提示を禁止する。
そして、ETCシステムの事前予告用路側アンテナの設
置規定距離範囲内まで出口料金所に近づけば、入力端子
にETCシステム用車載機器側からの情報提示中を知ら
せる信号が入力されなければ、料金所先進路提示禁止手
段による当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁
止を解除し、進路提示を再開する。
道路を走行中であることを有料道路走行判別手段によっ
て判別すれば、出口料金所到達距離算出手段が自車位置
から走行中の有料道路の出口料金所までの距離を算出
し、ETCシステムの事前予告用路側アンテナの設置規
定距離だけ手前の位置よりもさらに手前を走行している
時には、料金所先進路提示禁止手段が進路提示手段によ
る有料道路の出口料金所より先の進路提示を禁止する。
そして、ETCシステムの事前予告用路側アンテナの設
置規定距離範囲内まで出口料金所に近づけば、入力端子
にETCシステム用車載機器側からの情報提示中を知ら
せる信号が入力されなければ、料金所先進路提示禁止手
段による当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁
止を解除し、進路提示を再開する。
【0013】これにより、自動料金収受のための進路提
示が経路誘導のための進路提示と同時に、あるいは前後
して発生するのを避けることができ、それぞれのシステ
ムの役割を混乱無く果たさせることができ、またETC
システムが設置されていない出口料金所やETCシステ
ムとの交信ができない状況でも一律に本経路誘導装置に
よる進路提示を禁止するのを避けることができ、本経路
誘導装置の進路提示機能の停止を必要最小限度に抑える
ことができる。
示が経路誘導のための進路提示と同時に、あるいは前後
して発生するのを避けることができ、それぞれのシステ
ムの役割を混乱無く果たさせることができ、またETC
システムが設置されていない出口料金所やETCシステ
ムとの交信ができない状況でも一律に本経路誘導装置に
よる進路提示を禁止するのを避けることができ、本経路
誘導装置の進路提示機能の停止を必要最小限度に抑える
ことができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1及び2の発明によれば、ETC
システム用車載機器を搭載している場合に、ETCシス
テム用車載機器側がETCゲートに近づき、ETCシス
テムの事前予告用路側アンテナからETC情報を受けて
自動料金収受提示手段により自動料金収受のための進路
案内を行うようになっても、自動料金収受のための進路
提示が経路誘導のための進路提示と同時に、あるいは前
後して発生するのを避けることができ、それぞれのシス
テムの役割を混乱無く果たさせることができる。
システム用車載機器を搭載している場合に、ETCシス
テム用車載機器側がETCゲートに近づき、ETCシス
テムの事前予告用路側アンテナからETC情報を受けて
自動料金収受提示手段により自動料金収受のための進路
案内を行うようになっても、自動料金収受のための進路
提示が経路誘導のための進路提示と同時に、あるいは前
後して発生するのを避けることができ、それぞれのシス
テムの役割を混乱無く果たさせることができる。
【0015】請求項3の発明によれば、請求項1及び2
の発明の効果に加えて、ETCシステムが設置されてい
ない出口料金所やETCシステムとの交信ができない状
況でも一律に本経路誘導装置による進路提示を禁止する
のを避けることができ、本経路誘導装置の進路提示機能
の停止を必要最小限度に抑えることができる。
の発明の効果に加えて、ETCシステムが設置されてい
ない出口料金所やETCシステムとの交信ができない状
況でも一律に本経路誘導装置による進路提示を禁止する
のを避けることができ、本経路誘導装置の進路提示機能
の停止を必要最小限度に抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1及び図2は本発明の1つの実施
の形態の経路誘導装置の構成を示している。経路誘導装
置1は、GPS(Global Positioning System)衛星か
らの信号を受信するGPSアンテナ2、CD−ROM、
DVD−ROMその他の大容量記憶媒体に記憶した地図
情報を読み出すための地図情報記憶装置3、経路誘導の
ための地図、その他の必要情報を表示する表示器4Aと
進路案内その他の必要な情報の音声案内を行うスピーカ
ー4Bとから成る情報提示部4、そして経路誘導のため
の各種演算処理を行うナビゲーションユニット5から構
成されている。
基づいて詳説する。図1及び図2は本発明の1つの実施
の形態の経路誘導装置の構成を示している。経路誘導装
置1は、GPS(Global Positioning System)衛星か
らの信号を受信するGPSアンテナ2、CD−ROM、
DVD−ROMその他の大容量記憶媒体に記憶した地図
情報を読み出すための地図情報記憶装置3、経路誘導の
ための地図、その他の必要情報を表示する表示器4Aと
進路案内その他の必要な情報の音声案内を行うスピーカ
ー4Bとから成る情報提示部4、そして経路誘導のため
の各種演算処理を行うナビゲーションユニット5から構
成されている。
【0017】ナビゲーションユニット5には、後述する
自動料金収受(ETC)システム用の車載機器6からE
TC情報提示中を示す信号Aを入力する入力端子7が設
けられており、また本発明に特に関連する経路誘導、進
路案内処理を実行するための経路誘導制御部8が備えら
れている。
自動料金収受(ETC)システム用の車載機器6からE
TC情報提示中を示す信号Aを入力する入力端子7が設
けられており、また本発明に特に関連する経路誘導、進
路案内処理を実行するための経路誘導制御部8が備えら
れている。
【0018】この入力端子7に信号Aを入力するETC
システム用車載機器6は、たとえば、特開平8−350
908号公報に記載されているような装置であり、有料
道路の出口料金所から手前に所定の設置規定距離だけ離
れた位置に設置されているETCシステムの事前予告用
の路側ETCアンテナ9と交信する車載ETCアンテナ
10と、ETC制御ユニット11と、このETC制御ユ
ニット11のETC制御部12の出力により自動料金収
受のために必要な情報を表示するための表示器及び音声
案内するためのスピーカーで成る情報提示部13とで構
成されている。
システム用車載機器6は、たとえば、特開平8−350
908号公報に記載されているような装置であり、有料
道路の出口料金所から手前に所定の設置規定距離だけ離
れた位置に設置されているETCシステムの事前予告用
の路側ETCアンテナ9と交信する車載ETCアンテナ
10と、ETC制御ユニット11と、このETC制御ユ
ニット11のETC制御部12の出力により自動料金収
受のために必要な情報を表示するための表示器及び音声
案内するためのスピーカーで成る情報提示部13とで構
成されている。
【0019】本発明の経路誘導装置1のナビゲーション
ユニット5に組込まれている経路誘導制御部8は、図2
に示すような機能構成である。すなわち、経路誘導制御
部8はGPSアンテナ2の受信信号に基づいて自車の現
在位置を検出する自車位置検出部15、地図情報記憶装
置3から読込んだ地図情報と自車位置検出部15が検出
した自車位置Bとを照合し、自車が有料道路上を走行し
ているかどうかを判別する有料道路走行判別部16、地
図情報と自車位置Bとを照合して、走行中の有料道路の
推奨経路上の通過点となる出口料金所までの到達距離を
算出する出口料金所到達距離算出部17を備えている。
ユニット5に組込まれている経路誘導制御部8は、図2
に示すような機能構成である。すなわち、経路誘導制御
部8はGPSアンテナ2の受信信号に基づいて自車の現
在位置を検出する自車位置検出部15、地図情報記憶装
置3から読込んだ地図情報と自車位置検出部15が検出
した自車位置Bとを照合し、自車が有料道路上を走行し
ているかどうかを判別する有料道路走行判別部16、地
図情報と自車位置Bとを照合して、走行中の有料道路の
推奨経路上の通過点となる出口料金所までの到達距離を
算出する出口料金所到達距離算出部17を備えている。
【0020】経路誘導制御部8はまた、出口料金所到達
距離算出部17が算出した出口料金所までの距離情報D
を入力し、入力端子7を介してETC車載機器6側から
信号Aを受付け、後述する処理手順に基づいて本経路誘
導装置1による進路案内を一時的に禁止するかどうかを
判断する進路案内禁止判断部18、地図情報記憶装置3
から読み出した地図情報に基づく地図を表示器4Aに表
示し、これに予め算出した出発地から目的地までの推奨
経路と自車位置Bとを重ねて表示し、経路誘導を行う経
路誘導処理部19、そして経路誘導処理部19の算出し
た推奨経路情報と自車位置Bとを照合し、進路前方に分
岐点が存在する場合に右、左いずれに進路を取るべきか
を表示器4Aに表示し、またスピーカー4Bによって音
声案内する進路案内処理部20を備えている。なお、経
路誘導処理部19は経路誘導をより正確に行うために、
従来と同様に自車速度信号C、ジャイロセンサによる方
位信号Gを自車位置信号Bと共に入力し、GPSアンテ
ナ2がGPS衛星からの信号を受信できなくなった場合
に経路誘導を補完する機能を有している。
距離算出部17が算出した出口料金所までの距離情報D
を入力し、入力端子7を介してETC車載機器6側から
信号Aを受付け、後述する処理手順に基づいて本経路誘
導装置1による進路案内を一時的に禁止するかどうかを
判断する進路案内禁止判断部18、地図情報記憶装置3
から読み出した地図情報に基づく地図を表示器4Aに表
示し、これに予め算出した出発地から目的地までの推奨
経路と自車位置Bとを重ねて表示し、経路誘導を行う経
路誘導処理部19、そして経路誘導処理部19の算出し
た推奨経路情報と自車位置Bとを照合し、進路前方に分
岐点が存在する場合に右、左いずれに進路を取るべきか
を表示器4Aに表示し、またスピーカー4Bによって音
声案内する進路案内処理部20を備えている。なお、経
路誘導処理部19は経路誘導をより正確に行うために、
従来と同様に自車速度信号C、ジャイロセンサによる方
位信号Gを自車位置信号Bと共に入力し、GPSアンテ
ナ2がGPS衛星からの信号を受信できなくなった場合
に経路誘導を補完する機能を有している。
【0021】次に、上記構成の経路誘導装置の動作を図
1〜図4に基づいて説明する。GPSアンテナ2はGP
S衛星からの信号を受信して経路誘導制御部7の自車位
置検出部15に渡し、自車位置検出部15は自車の現在
位置Bを緯度、経路といった絶対座標で検出する。経路
誘導処理部19は、地図情報記憶装置3から読み出した
地図情報に基づく地図を表示器4Aに表示し、これに予
め探索した出発地から目的地までの推奨経路と自車位置
検出部15が検出した自車位置Bとを重ねて表示し、経
路誘導を行う。
1〜図4に基づいて説明する。GPSアンテナ2はGP
S衛星からの信号を受信して経路誘導制御部7の自車位
置検出部15に渡し、自車位置検出部15は自車の現在
位置Bを緯度、経路といった絶対座標で検出する。経路
誘導処理部19は、地図情報記憶装置3から読み出した
地図情報に基づく地図を表示器4Aに表示し、これに予
め探索した出発地から目的地までの推奨経路と自車位置
検出部15が検出した自車位置Bとを重ねて表示し、経
路誘導を行う。
【0022】進路案内処理部20は、経路誘導処理部1
9の算出した推奨経路情報と自車位置Bとを照合し、進
路前方に分岐点が存在する場合に右、左いずれに進路を
取るべきかを表示器4Aに表示し、またスピーカー4B
によって音声案内する。
9の算出した推奨経路情報と自車位置Bとを照合し、進
路前方に分岐点が存在する場合に右、左いずれに進路を
取るべきかを表示器4Aに表示し、またスピーカー4B
によって音声案内する。
【0023】この経路誘導、進路案内処理と並行して、
有料道路走行判別部16は経路誘導処理部19が探索し
た推奨経路と自車位置Bとを照合し、自車が有料道路上
を走行しているかどうかを判別する。出口料金所到達距
離算出部17は、有料道路走行判別部16が有料道路上
を走行中であると判別した場合に、自車位置Bと推奨経
路上の通過点となる有料道路の出口料金所の位置とを照
合し、自車の現在位置Bから該当する出口料金所までの
距離Dを算出する。
有料道路走行判別部16は経路誘導処理部19が探索し
た推奨経路と自車位置Bとを照合し、自車が有料道路上
を走行しているかどうかを判別する。出口料金所到達距
離算出部17は、有料道路走行判別部16が有料道路上
を走行中であると判別した場合に、自車位置Bと推奨経
路上の通過点となる有料道路の出口料金所の位置とを照
合し、自車の現在位置Bから該当する出口料金所までの
距離Dを算出する。
【0024】進路案内禁止判断部18はETC情報提示
中の信号Aが入力端子7に入力されているかどうかの判
断結果、そして出口料金所までの距離Dと予め設定した
ETCシステムの事前予告用路側アンテナ9の設置規定
距離Xとの比較結果に基づいて、進路案内処理部20に
よる進路案内動作(少なくともその出力)を禁止させる
かどうか判断する。
中の信号Aが入力端子7に入力されているかどうかの判
断結果、そして出口料金所までの距離Dと予め設定した
ETCシステムの事前予告用路側アンテナ9の設置規定
距離Xとの比較結果に基づいて、進路案内処理部20に
よる進路案内動作(少なくともその出力)を禁止させる
かどうか判断する。
【0025】図3に示す状況を参照して、この進路案内
禁止判断部18による処理動作をさらに詳しく説明す
る。自車42の現在位置が有料道路40の推奨経路上の
出口料金所ゲート41からDだけ手前を走行していると
する。
禁止判断部18による処理動作をさらに詳しく説明す
る。自車42の現在位置が有料道路40の推奨経路上の
出口料金所ゲート41からDだけ手前を走行していると
する。
【0026】(i)料金所到達距離DがETCシステム
の事前予告用路側アンテナ9の設置規定距離Xよりも大
きい場合(D>X)、つまり、有料道路40上で出口料
金所のゲート41よりも手前Xにある路側アンテナ9よ
りもさらに手前を走行している場合には、進路案内処理
部18に料金所より先の進路案内の出力を禁止させる
(有料道路上の経路案内については、通常通り行う)。
の事前予告用路側アンテナ9の設置規定距離Xよりも大
きい場合(D>X)、つまり、有料道路40上で出口料
金所のゲート41よりも手前Xにある路側アンテナ9よ
りもさらに手前を走行している場合には、進路案内処理
部18に料金所より先の進路案内の出力を禁止させる
(有料道路上の経路案内については、通常通り行う)。
【0027】(ii)料金所到達距離DがETCシステム
の事前予告用路側アンテナ9の設置規定距離Xよりも小
さくなった場合(D≦X)、つまり、有料道路40上で
出口料金所のゲート41よりも手前Xの距離範囲内を走
行している場合には、ETC情報提示中の信号Aの入力
の有無に基づき、次のような判断する。
の事前予告用路側アンテナ9の設置規定距離Xよりも小
さくなった場合(D≦X)、つまり、有料道路40上で
出口料金所のゲート41よりも手前Xの距離範囲内を走
行している場合には、ETC情報提示中の信号Aの入力
の有無に基づき、次のような判断する。
【0028】(ii-1)入力端子7に信号Aが入力されて
いる場合、ETCシステム用車載機器6側がETC情報
提示を行っているので、情報の混乱を避けるためにET
C情報提示を優先させ、進路案内処理部18に料金所よ
り先の進路案内の出力を引続き禁止させる。
いる場合、ETCシステム用車載機器6側がETC情報
提示を行っているので、情報の混乱を避けるためにET
C情報提示を優先させ、進路案内処理部18に料金所よ
り先の進路案内の出力を引続き禁止させる。
【0029】(ii-2)入力端子7に信号Aが入力されて
いない場合には、出ようとしている出口料金所がETC
システムの備わっていない場所であるか、あるいはET
Cシステムにエラーが発生している場合であるが、この
場合にはETCシステム用車載機器6側の情報提示部1
3によるETC手続に関する情報提示がなされないの
で、進路案内を行っても支障が発生することはないの
で、進路案内禁止を解除する。
いない場合には、出ようとしている出口料金所がETC
システムの備わっていない場所であるか、あるいはET
Cシステムにエラーが発生している場合であるが、この
場合にはETCシステム用車載機器6側の情報提示部1
3によるETC手続に関する情報提示がなされないの
で、進路案内を行っても支障が発生することはないの
で、進路案内禁止を解除する。
【0030】( iii)自車42が料金ゲート41若しく
はETCゲート43を通過すれば、進路案内禁止を解除
する。
はETCゲート43を通過すれば、進路案内禁止を解除
する。
【0031】以上の処理を、フローチャートで示すと図
4のようになる。本経路誘導装置1に電源が投入され、
経路誘導制御部8による経路誘導を開始させる指令が入
力されると本ルーチンがスタートし、既に探索した推奨
経路に沿って走行するようにナビゲーション(経路誘
導)動作を開始し、以後、所定周期ごとに一連のナビゲ
ーション処理を繰返し実行する(ステップS1)。
4のようになる。本経路誘導装置1に電源が投入され、
経路誘導制御部8による経路誘導を開始させる指令が入
力されると本ルーチンがスタートし、既に探索した推奨
経路に沿って走行するようにナビゲーション(経路誘
導)動作を開始し、以後、所定周期ごとに一連のナビゲ
ーション処理を繰返し実行する(ステップS1)。
【0032】ナビゲーションの最初には、有料道路走行
中であるかどうかを判断する(ステップS2)。ここ
で、有料道路を走行中でなければ通常のナビゲーション
を継続する。
中であるかどうかを判断する(ステップS2)。ここ
で、有料道路を走行中でなければ通常のナビゲーション
を継続する。
【0033】そして有料道路を走行中であれば、続い
て、推奨経路上の通過点となる出口料金所から自車の現
在位置までの距離Dを計算し、それがETCシステムの
事前予告用路側アンテナ9の設置規定距離Xよりも大き
いかどうかを判断する(ステップS3)。ここでD>
X、つまり、自車位置Bが出口料金所の手間で、同出口
料金所のETCシステムの事前予告用路側アンテナ9の
設置位置よりもさらに手前であれば料金所先の進路案内
を禁止する(ステップS4)。
て、推奨経路上の通過点となる出口料金所から自車の現
在位置までの距離Dを計算し、それがETCシステムの
事前予告用路側アンテナ9の設置規定距離Xよりも大き
いかどうかを判断する(ステップS3)。ここでD>
X、つまり、自車位置Bが出口料金所の手間で、同出口
料金所のETCシステムの事前予告用路側アンテナ9の
設置位置よりもさらに手前であれば料金所先の進路案内
を禁止する(ステップS4)。
【0034】またステップS3の判断で、NOに分岐す
る場合、出口料金所の手前Xの距離範囲に自車が進入し
ていることになり、この場合には、当該出口料金所がE
TCシステムの備わっている料金所であるか、またET
C機能にエラーが発生していないかどうかをETC情報
提示中信号Aが入力端子7に入力されているかどうかに
よって判断する(ステップS5)。
る場合、出口料金所の手前Xの距離範囲に自車が進入し
ていることになり、この場合には、当該出口料金所がE
TCシステムの備わっている料金所であるか、またET
C機能にエラーが発生していないかどうかをETC情報
提示中信号Aが入力端子7に入力されているかどうかに
よって判断する(ステップS5)。
【0035】入力端子7にA信号が入力されていない場
合、ETCシステムが料金所に備わっていないか、ET
Cシステムがエラーになっているかいずれかであるが、
いずれにしてもETC情報提示が行われていないので混
乱が発生する恐れがない。そこで、出口料金所先の進路
案内を再開する(ステップS6)。
合、ETCシステムが料金所に備わっていないか、ET
Cシステムがエラーになっているかいずれかであるが、
いずれにしてもETC情報提示が行われていないので混
乱が発生する恐れがない。そこで、出口料金所先の進路
案内を再開する(ステップS6)。
【0036】一方、ステップS5の判断で入力端子7に
A信号が入力されている場合、ETCシステム用車載機
器6側で情報提示中であるので、情報の混乱を避けるた
めに出口料金所先の進路案内処理を、当該出口料金所の
ETCゲート43を通過するまで一時的に中止する(ス
テップS7,S8)。そしてゲート43を通過すれば、
通常のナビゲーションに戻り、進路案内を再開する(ス
テップS9)。
A信号が入力されている場合、ETCシステム用車載機
器6側で情報提示中であるので、情報の混乱を避けるた
めに出口料金所先の進路案内処理を、当該出口料金所の
ETCゲート43を通過するまで一時的に中止する(ス
テップS7,S8)。そしてゲート43を通過すれば、
通常のナビゲーションに戻り、進路案内を再開する(ス
テップS9)。
【0037】こうして、この実施の形態の経路誘導装置
によれば、本経路誘導装置による進路案内とETCシス
テム用車載機器の情報提示とが同時に行われる場合や、
提示される情報が相反する場合が発生するのを避けるこ
とができ、しかもそのために本経路誘導装置側に増設を
必要とするのはETCシステム側の情報提示中を示す信
号の入力端子、そして処理プログラムの変更だけであ
る。したがって、将来的にETCシステムの設置される
料金所が増設されても、地図情報のアップデートなしに
本機能をその新たに設置された料金所においても発揮さ
せることができ、同じシステムを長く実用に供すること
ができる。
によれば、本経路誘導装置による進路案内とETCシス
テム用車載機器の情報提示とが同時に行われる場合や、
提示される情報が相反する場合が発生するのを避けるこ
とができ、しかもそのために本経路誘導装置側に増設を
必要とするのはETCシステム側の情報提示中を示す信
号の入力端子、そして処理プログラムの変更だけであ
る。したがって、将来的にETCシステムの設置される
料金所が増設されても、地図情報のアップデートなしに
本機能をその新たに設置された料金所においても発揮さ
せることができ、同じシステムを長く実用に供すること
ができる。
【0038】なお、上記の実施の形態では経路誘導制御
部8に入力端子7を増設して、ETC車載機器6側から
の信号Aを受付ける構成にしたが、これは限定されるも
のではなく、図5に示したような構成とすることができ
る。
部8に入力端子7を増設して、ETC車載機器6側から
の信号Aを受付ける構成にしたが、これは限定されるも
のではなく、図5に示したような構成とすることができ
る。
【0039】この第2の実施の形態の経路誘導装置は、
第1の実施の形態では採用したETC情報提示中の信号
Aに対する入力端子7を省略した構成であり、進路案内
禁止判断部18′は、出口料金所到達距離算出部17の
算出した出口料金所到達距離Dが予め設定されているE
TCシステムの事前予告用路側アンテナ9の設置規定距
離Xよりも大きいか否かにより、単純に出口料金所先の
進路案内を一時的に中止するかどうかを判断するように
している。なお、図2に示した第1の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して示してある。
第1の実施の形態では採用したETC情報提示中の信号
Aに対する入力端子7を省略した構成であり、進路案内
禁止判断部18′は、出口料金所到達距離算出部17の
算出した出口料金所到達距離Dが予め設定されているE
TCシステムの事前予告用路側アンテナ9の設置規定距
離Xよりも大きいか否かにより、単純に出口料金所先の
進路案内を一時的に中止するかどうかを判断するように
している。なお、図2に示した第1の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して示してある。
【0040】この第2の実施の形態の場合には、図6の
フローチャートに示すように、経路誘導制御部8の処理
機能に相当するナビゲーションプログラムにおいて、ス
テップS3の判断で、自車位置が有料道路の出口料金所
より手前の所定距離範囲内に入れば一律に料金所先の進
路案内機能を一時的に中止させ(ステップS7,S
8)、料金所を通過した時点で進路案内を再開する処理
を行う(ステップS9)。
フローチャートに示すように、経路誘導制御部8の処理
機能に相当するナビゲーションプログラムにおいて、ス
テップS3の判断で、自車位置が有料道路の出口料金所
より手前の所定距離範囲内に入れば一律に料金所先の進
路案内機能を一時的に中止させ(ステップS7,S
8)、料金所を通過した時点で進路案内を再開する処理
を行う(ステップS9)。
【0041】これによって、第2の実施の形態の経路誘
導装置では、従来の経路誘導装置に対してハードウェア
の変更なしに、ナビゲーションプログラムの若干の変更
だけで対応することができることになり、ETCシステ
ム用車載機器が新たに搭載されても何らの接続作業を必
要とせず、第1の実施の形態の場合よりもさらに単純な
システムにして、コストの低廉化が可能である。
導装置では、従来の経路誘導装置に対してハードウェア
の変更なしに、ナビゲーションプログラムの若干の変更
だけで対応することができることになり、ETCシステ
ム用車載機器が新たに搭載されても何らの接続作業を必
要とせず、第1の実施の形態の場合よりもさらに単純な
システムにして、コストの低廉化が可能である。
【0042】なお、上記の各実施の形態では進路案内の
停止方法として、経路誘導装置の進路案内処理そのもの
を停止する方法を採用したが、これに限定されず、表示
により、又は音声により前方の分岐点での進路を提示す
る機能を有する経路誘導装置にあって、進路案内処理そ
のものは継続しながらも、表示器を一時的にスリープモ
ードにしたり、スピーカーに対する音声信号の出力をミ
ュートさせる方式を採用することもでき、最終的にマン
マシンインタフェースとなる進路案内の提示手段による
出力が停止されるものであれば特に限定されることはな
い。
停止方法として、経路誘導装置の進路案内処理そのもの
を停止する方法を採用したが、これに限定されず、表示
により、又は音声により前方の分岐点での進路を提示す
る機能を有する経路誘導装置にあって、進路案内処理そ
のものは継続しながらも、表示器を一時的にスリープモ
ードにしたり、スピーカーに対する音声信号の出力をミ
ュートさせる方式を採用することもでき、最終的にマン
マシンインタフェースとなる進路案内の提示手段による
出力が停止されるものであれば特に限定されることはな
い。
【図1】本発明の第1の実施の形態のハードウェア構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】上記の実施の形態における経路誘導制御部の機
能構成を示すブロック図。
能構成を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態の進路案内処理の説明図。
【図4】上記の実施の形態の進路案内処理のフローチャ
ート。
ート。
【図5】本発明の第2の実施の形態の経路誘導制御部の
機能構成を示すブロック図。
機能構成を示すブロック図。
【図6】上記の実施の形態の進路案内処理のフローチャ
ート。
ート。
1 経路誘導装置 2 GPSアンテナ 3 地図情報記憶装置 4 情報提示部 4A 表示器 4B スピーカー 5 ナビゲーションユニット 6 自動料金収受(ETC)システム用車載機器 7 入力端子 8 経路誘導制御部 9 路側アンテナ 15 自車位置検出部 16 有料道路走行判別部 17 出口料金所到達距離算出部 18,18′ 進路案内禁止判断部 19 経路誘導処理部
Claims (3)
- 【請求項1】 自車位置と推奨経路とを地図上に重ねて
表示し、かつ自車の進路を該当地点よりも手前で提示す
る進路提示手段を備えた経路誘導装置にあって、 自車位置を検出する自車位置検出手段と、 有料道路を走行中であることを判別する有料道路走行判
別手段と、 前記自車位置から前記推奨経路上にある有料道路の出口
料金所までの距離を算出する出口料金所到達距離算出手
段と、 有料道路走行中に、前記推奨経路上にある有料道路の出
口料金所より所定距離だけ手前の位置よりもさらに手前
を走行している時には、前記進路提示手段による当該有
料道路の出口料金所より先の進路提示を禁止する料金所
先進路提示禁止手段とを備えて成ることを特徴とする経
路誘導装置。 - 【請求項2】 前記料金所先進路提示禁止手段は、前記
推奨経路上にある有料道路の出口料金所より手前の所定
距離として、自動料金収受システムの事前予告用路側ア
ンテナの設置規定距離を用いることを特徴とする請求項
1に記載の経路誘導装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の経路誘導装置におい
て、 自動料金収受システム用車載機器側からの情報提示中を
知らせる信号の入力端子と、 前記推奨経路上にある有料道路の出口料金所から所定距
離範囲内を走行中に、前記入力端子に前記自動料金収受
システム用車載機器側からの情報提示中を知らせる信号
が入力されなければ、前記料金所先進路提示禁止手段に
よる当該有料道路の出口料金所より先の進路提示禁止を
解除する進路提示禁止解除手段とを備えて成る請求項2
に記載の経路誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159465A JPH11351893A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 経路誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159465A JPH11351893A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 経路誘導装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351893A true JPH11351893A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15694368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10159465A Pending JPH11351893A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 経路誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11351893A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006119083A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Alpine Electronics Inc | 車載用ナビゲーション装置 |
US7047888B2 (en) * | 2002-08-21 | 2006-05-23 | Bryan Richards | Transit system |
JP2011170687A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Japan Radio Co Ltd | Etc車載器 |
CN102176009A (zh) * | 2011-01-24 | 2011-09-07 | 北京北大千方科技有限公司 | 一种基于微波测距的天线定位方法和装置 |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP10159465A patent/JPH11351893A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7047888B2 (en) * | 2002-08-21 | 2006-05-23 | Bryan Richards | Transit system |
JP2006119083A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Alpine Electronics Inc | 車載用ナビゲーション装置 |
JP4481144B2 (ja) * | 2004-10-25 | 2010-06-16 | アルパイン株式会社 | 車載用ナビゲーション装置 |
JP2011170687A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Japan Radio Co Ltd | Etc車載器 |
CN102176009A (zh) * | 2011-01-24 | 2011-09-07 | 北京北大千方科技有限公司 | 一种基于微波测距的天线定位方法和装置 |
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