JP2007102443A - 逆走警告システム、逆走警告システム用機器、および逆走警告方法 - Google Patents

逆走警告システム、逆走警告システム用機器、および逆走警告方法 Download PDF

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JP2007102443A JP2005290809A JP2005290809A JP2007102443A JP 2007102443 A JP2007102443 A JP 2007102443A JP 2005290809 A JP2005290809 A JP 2005290809A JP 2005290809 A JP2005290809 A JP 2005290809A JP 2007102443 A JP2007102443 A JP 2007102443A
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Abstract

【課題】自動車専用道路において逆走の恐れがある場合、能動的に警告を発することが
できる逆走警告システム、逆走警告システム用機器、逆走警告方法を提供すること。
【解決手段】高速道路YRのインターチェンジごとに設けられた路側装置10は、それ
ぞれが入口情報を常時無線により発信し、車載器20は、入口情報を所定の時間としての
約5秒間継続して受信すると、逆走を警告する音声を約30秒間継続して発生することか
ら、車載器20は、入口情報の継続受信によりインターチェンジIntへの進入を判断し
、逆走を音声により警告する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速道路などの自動車専用道路における逆走を警告するための逆走警告シス
テム、逆走警告システム用機器、および逆走警告方法に関する。
高速道路などの自動車専用道路が慢性的に抱えている問題として、料金所での通行料支
払いのための車両の一時停止に起因する渋滞と、自動車専用道路における本線で規定され
る進行方向とは逆の方向に走行してしまう、いわゆる「逆走」による事故が上げられる。
料金所における渋滞緩和および利便性向上のためには、ETC(Electronic Toll Coll
ection)システムの導入が進んでいる。例えば、特許文献1のETCシステムによれば、
当該システムのETC車載器を搭載した車両は、インターチェンジに設けられたETC専
用ゲートから高速道路の本線に進入し、目的地のインターチェンジのETC専用ゲートか
ら出ることにより、ノンストップで高速道路を利用することができる。
また、ETCシステムの利便性をさらに向上させるために、特許文献2のETC車載器
は、通行料金を音声で報知する。
他方、「逆走」の防止策は、逆走の起点となる自動車専用道路本線からの出口近傍など
に設けられた道路標識および案内標識による注意の喚起であり、運転者の識別能力を頼り
にしたものであった。
また、「逆走」に起因する事故の過半数は、65歳以上の高齢者によるものであるとの
統計結果が知られていた。
高齢者を識別する手段として、運転時に携帯している運転免許証を利用することが考え
られる。例えば、特許文献3の免許システムでは、免許証に運転者が保有している運転許
可情報を記憶したICタグを内蔵させている。
当該システムでは、例えば、当該免許証を携帯した運転者が小型船舶に乗り込んだ際に
、船舶の操縦室内に設置された読取装置が、無線により免許証から運転許可情報を読取り
、当該船舶を運転することが可能な有資格者と確認された場合には、船舶のエンジンの始
動が許可される。
また、読取装置による免許証の運転許可情報の読取りは、読取装置の発信電波強度の最
適化や、受信アンテナを複数設けることにより、船舶の操縦室内であれば、免許証がどこ
にあっても読取ることが可能であると記載されている。これは自動車に置き換えると、自
動車の運転席を含む車内全てに相当する。
この技術を利用して、例えば、特許文献3の免許システムにおける免許証のICタグに
運転者の年齢情報を記憶させて、高齢者を識別することも考えられている。
特開2003−187280号公報 特開2000−353258号公報 特開2001−291073号公報
しかしながら、運転者の識別能力に期待していた従来の標識による「逆走」対策では十
分ではなく、統計では、年々「逆走」による事故は増加しており、能動的に注意を喚起さ
せる警告システムが求められていた。
また、「逆走」をしてしまう確率の高い高齢者を識別するために、特許文献3の免許シ
ステムにおける免許証に運転者の年齢情報を記憶させたとしても、認証対象が、自動車の
車内のいずれかにある免許証となってしまうため、免許証を携帯した同乗者がいた場合、
同乗者の免許証を誤認証してしまう恐れがあり、確実な本人認証は困難であった。
このように、従来は、「逆走」に対して能動的に注意を喚起させる警告システムがない
という問題、および運転者(ハンドルを握る者)が高齢者であることを確実に識別すること
が困難であるという問題点があった。
上記課題を解決するために、本発明では、「逆走」の恐れがある場合、能動的に警告を
発することができる逆走警告システム、逆走警告システム用機器、および逆走警告方法を
提供することを第1の目的とする。
さらに、高齢者を含む「逆走」をする恐れが高い「リスク対象者」を確実に識別し、「
逆走」の恐れがある場合、能動的に警告を発することができる逆走警告システム用機器を
提供することを第2の目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の逆走警告システムによれば、自動車専用道路の出
入り口ごとに設けられ、専用道路への出入り口であることを示す入口情報を無線により送
信する路側装置と、車両に設置され、路側装置からの入口情報を受信する機器とを含んで
構成される専用道路における本線で規定される進行方向とは逆方向に走行する逆走を警告
する逆走警告システムであって、路側装置は、入口情報を出入り口における全ての入口お
よび出口を含む領域において常時発信し、機器は、音声を生成する音声合成部と、音声を
発するスピーカを含んで構成され、入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警
告する音声を発生することを特徴とする。
この構成によれば、機器は、入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告す
る音声を発生することから、入口情報の継続受信により専用道路への進入を検出すると、
逆走を音声により警告する。
逆走は、専用道路の出入り口にて専用道路本線に進入する際に本線からの退出路に誤進
入してしまう、または、出入り口の進入路から本線へ合流する際に左折すべきところを右
折してしまう、ことなどにより発生する。
よって、このような逆走の恐れがある専用道路への進入が検出されたときに、逆走の警
告を音声で知らしめることは、運転者への大きな注意喚起となり、逆走の防止に効果があ
る。
従って、本発明の逆走警告システムは、逆走の恐れがある場合、能動的に警告を発する
ことができる。よって、本発明の第1の目的を達成することができる。
前記目的を達成するために、本発明の逆走警告システム用機器によれば、自動車専用道
路の出入り口ごとに設けられ、専用道路への出入り口であることを示す入口情報を無線に
より送信する路側装置と、車両に設置され、路側装置からの入口情報を受信する機器とを
含んで構成される専用道路における本線で規定される進行方向とは逆の方向に走行する逆
走を警告する逆走警告システムにおける逆走警告システム用機器であって、機器は、音声
を生成する音声合成部と、音声を発するスピーカと、専用道路に進入したことを記憶する
記憶部とを含んで構成され、機器は、入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を
警告する音声を発生し、入口情報が途絶えると、記憶部に専用道路に進入したことを示す
進入フラグを立て、再度入口情報を所定の時間継続して受信した際には、逆走を警告する
音声を発することなく、進入フラグをクリアすることを特徴とする。
この構成によれば、機器は、入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告す
る音声を発生することから、入口情報の継続受信により専用道路への進入を検出すると、
逆走を音声により警告する。
さらに入口情報が途絶えると、記憶部に専用道路に進入したことを示す進入フラグを立
てることから、専用道路に進入したことが記憶される。
さらに、再度入口情報を所定の時間継続して受信した際には、逆走を警告する音声を発
することなく、進入フラグをクリアする。車両が専用道路に進入した後、再度受信する入
口情報は、専用道路を出る際の出口インターチェンジにおける入口情報である。また、逆
走は、専用道路に進入する際に発生する。
よって、機器は、専用道路を出る際には、逆走の心配がないことから、逆走の警告音声
を発しない。また、専用道路への進入記録をクリアすることから、次に、専用道路に入る
際には、逆走の警告がなされる。
従って、本発明の逆走警告システム用機器は、逆走の恐れがある場合、能動的に警告を
発することができる。よって、本発明の第1の目的を達成することができる。
本発明に係る逆走警告システム用機器によれば、機器が発生する音声には、逆走を警告
するための警告音および複数種類の定型文章の少なくとも1つが含まれていることが好ま
しい。
この構成によれば、機器が発生する逆走を警告する音声には、逆走を警告するための警
告音および複数種類の定型文章の少なくとも1つが含まれていることから、音により逆走
を注意することができる。
よって、本発明の逆走警告システム用機器は、逆走の恐れがある場合、音により逆走を
注意することができる。
本発明に係る逆走警告システム用機器によれば、機器は、無線によりデータを読み書き
可能なICタグを内蔵した運転免許証を収納するための収納部と、収納部に運転免許証が
セットされると、収納部にセットされた運転免許証のICタグが記憶している運転免許証
保有者の生年月日を含む免許情報を読取るためのリーダ部と、年月日を含む時間を計時す
る計時部と、を備え、免許情報と、計時部からの計時情報とから、当日の年齢を演算する
演算式が、記憶部に記憶され、機器は、記憶部の演算式により当日における運転免許証保
有者の年齢を算出し、算出された年齢が、一定の年齢以上であった場合、スピーカをオン
することが好ましい。
この構成によれば、リーダ部は、収納部にセットされた運転免許証のICタグが記憶し
ている運転免許証保有者の生年月日を含む免許情報を読出すことから、免許証を携帯した
同乗者がいた場合、同乗者の免許証を誤認証してしまう恐れがあった従来の免許証システ
ムとは異なり、本発明の機器は、同乗者の免許証を誤認識することなく、セットされた運
転免許証の情報を確実に読取る。
また、機器は、収納部に運転免許証がセットされると、リーダ部によりICタグから運
転免許証所有者の生年月日を読出し、記憶部の演算式により当日の年齢を算出し、算出さ
れた年齢が、一定の年齢に達しているか確認する。
これにより、公的な運転免許証の生年月日情報から、運転者の正確な年齢を割り出し、
高齢者年齢に達しているか正確に識別することができる。
さらに機器は、運転免許証から確認された年齢が、一定の年齢以上であった場合、スピ
ーカをオンすることから、運転者が高齢者だと識別された場合、音声による逆走の警告機
能を働かせる。
よって、本発明の逆走警告システム用機器は、高齢者を確実に識別し、逆走の恐れがあ
る場合、能動的に警告を発することができる。よって、本発明の第2の目的を達成するこ
とができる。
本発明に係る逆走警告システム用機器によれば、免許情報には、免許証保有者の逆走を
行うリスクが高いリスク対象者である場合にフラグが立てられるリスク情報が含まれ、機
器は、リスク情報を読出し、リスク情報にフラグが立っていた場合、スピーカをオンする
ことが好ましい。
この構成によれば、機器は、リーダ部によりICタグから運転免許証所有者の逆走を行
うリスクの有無を示すリスク情報を読出し、リスク情報にフラグが立っていた場合、スピ
ーカをオンする。
これにより、逆走をする恐れが高い「リスク対象者」を確実に識別することができる。
よって、本発明の逆走警告システム用機器は、「リスク対象者」を確実に識別し、逆走
の恐れがある場合、能動的に警告を発することができる。
本発明に係る逆走警告システム用機器によれば、機器は、専用道路において通行料金の
支払いに必要なクレジット情報を記憶した記録担体を着脱自在に設けられ、入口通行時に
は、路側装置からの入口情報を受信し、専用道路を走行した後、出口通行時には、出口の
入口情報の受信をトリガとして、少なくとも入口の入口情報、および記憶している車両の
種類を含む車両情報、並びにセットされている記録担体のクレジット情報を路側装置に無
線送信した後、さらに路側装置からの料金情報を受信する自動料金収受システムを備えた
逆走警告システム用機器であって、入口において入口情報を受信すると、専用道路におけ
る本線で規定される進行方向とは逆方向に走行する逆走を警告する音声を一定時間継続し
て発生し、出口において入口情報を受信した際には、逆走の音声警告は行わないことが好
ましい。
この構成によれば、機器は、入口ゲート通行時には、路側装置からの入口情報を受信し
、道路を走行した後、出口通行時には、出口の入口情報を受信することから、専用道路に
進入したこと、および専用道路を降りたことを区分けして識別することができる。
従って、本発明の逆走警告システム用機器は、逆走の恐れがある場合、能動的に警告を
発することができる。
本発明に係る逆走警告システム用機器によれば、自動料金収受システム用機器は、ET
C車載器であることが好ましい。
この構成によれば、機器は、自動車専用道路の自動料金収受システムであるETCシス
テムにおけるETC車載器であることから、通行料金の収受に加えて、逆走の恐れがある
場合、能動的に警告を発することができる。
前記目的を達成するために、本発明の有料道路における逆走警告方法によれば、自動車
専用道路の出入り口ごとに設けられ、専用道路への出入り口であることを示す入口情報を
発信する路側装置と、車両に設置され、路側装置からの入口情報を受信し、専用道路にお
ける本線で規定される進行方向とは逆方向に走行する逆走を音声により警告する機器とを
、含んで構成される逆走警告システムにより行われる逆走警告方法であって、路側装置が
出入り口における全ての入口および出口を含む領域に入口情報を常時発信する工程と、機
器による、入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告する音声を発生する工
程と、機器による、受信していた入口情報が途絶えると、専用道路に進入したことを記憶
する工程と、機器による、入口情報を再度所定の時間継続して受信した際には、逆走を警
告する音声を発することなく、専用道路への進入記憶をクリアする工程とを、含むことを
特徴とする。
この逆走警告方法によれば、路側装置が出入り口における全ての入口および出口を含む
領域に入口情報を常時発信する工程と、機器による、入口情報を所定の時間継続して受信
すると、逆走を警告する音声を発生する工程と、を含むことから、機器は、入口情報の継
続受信によりインターチェンジへの進入を検出すると、逆走を音声により警告する。
さらに機器による、受信していた入口情報が途絶えると専用道路に進入したことを記憶
する工程と、再度入口情報を所定の時間継続して受信した際には逆走を警告する音声を発
することなく専用道路への進入記憶をクリアする工程とを、含むことから、機器は、逆走
の恐れがない専用道路を出る際には、逆走の警告音声を発しない。また、専用道路の進入
記録をクリアすることから、次に、専用道路に入る際には、逆走の警告がなされる。
従って、本発明の逆走警告方法によれば、逆走の恐れがある場合、能動的に警告を発す
ることができる。よって、本発明の第1の目的を達成することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
《逆走警告システムの概要》
図1は、本発明の実施形態1における逆走警告システムの概要図である。ここでは、図
1を用いて逆走警告システムの概要について説明する。
逆走警告システム100は、自動車専用道路としての高速道路YRのインターチェンジ
Intごとに設置されている路側装置10と、車両Ca1に設置された当該システム用機
器である車載器20とから構成されている。
路側装置10は、高速道路YRのインターチェンジIntの略中央に位置する出口ゲー
トG3近傍に設置されている。インターチェンジIntには、高速道路YRの本線の上り
車線UR、および下り車線DRに進入するための入口ゲートG1,G2と、上り車線UR
、および下り車線DRから一般道路に出るための出口ゲートG3,G4,G5が設けられ
ている。
入口ゲートG1と、出口ゲートG4とは、ETCシステムに対応したゲートである。
入口ゲートG2では、通過する車両の車種に応じて、高速道路YRの通行料金を精算す
るための進入インターチェンジ情報などが入力された磁気カードが発行され、ETC車載
器を搭載していない通行車両は、当該ゲートで一時停止し、当該磁気カードを受け取る。
また、出口ゲートG3,G5では、高速道路YRから降りてきた車両が一時停止し、車
両の運転手と、当該ゲート内の事務員との間で、磁気カードおよび通行料金の収受が行わ
れる。
路側装置10は、インターチェンジIntの存在を示す入口情報を、各ゲートG1〜G
5を覆う範囲に、マイクロ波の狭域通信により常時発信している。通信に使用されるマイ
クロ波は、ETCシステムとの混信を防ぐため、5.8GHzとは異なる周波数域に設定
されている。
また、電波強度は、高速道路YRの上り車線UR、および下り車線DRを通行中の車両
の車載器20が、入口情報を受信することにより、誤作動することを防ぐように設定され
ている。
車載器20は、車両Ca1のダッシュボードに設置され、付属するアンテナ部21は、
フロントガラスの内側に取り付けられている。車載器20は、車両Ca1のシガーライタ
ソケットなどの電源端子から供給される電力により動作している。車載器20は、常時、
路側装置10からの入口情報を待ち受けている。なお、車載器20は、ダッシュボードに
設置されることに限定するものではなく、例えば、車両Ca1のオーディオ機器などが取
り付けられるコンソールに設置する構成であっても良い。
高速道路YRの本線である上り車線UR、および下り車線DRには、進入路Uin、お
よび進入路Dinから進入する。また、上り車線UR、および下り車線DRからインター
チェンジIntへ降りるときには、退出路Dout、および退出路Uoutから退出する

進入路Uin、および進入路Dinは、入口ゲートG1または、G2を通ってインター
チェンジIntへ進入して来る車両Ca1から見て、左側に並んで設けられている。この
レイアウトは、高速道路などの有料道路において共通しており、進入路および退出路の位
置関係を明確にするためのものである。
車載器20は、路側装置10からの入口情報を一定時間継続して受信すると、インター
チェンジIntへ進入した車両Ca1が、誤って退出路Dout、あるいは退出路Uou
tへ進入してしまう「逆走」を防止するための警告を発する。
《逆走警告システム用車載器の概略構成》
図2は、本発明の一実施形態における逆走警告システム用車載器の概略構成を示す図で
ある。ここでは、図2を中心に、適宜図1を交えながら逆走警告システム100における
車載器20の概略構成について説明する。
車載器20は、アンテナ部21、受信部22、復調部23、制御部24、表示部25、
記憶部27、計時部28、電源部29、インターフェイス部31、入出力部32、操作部
33、リーダ部34、収納部35、音声合成部38、スピーカ39などから構成されてい
る。
アンテナ部21は、マイクロ波を受信するための、例えば、マイクロストリップアンテ
ナなどの平面アンテナ素子と、受信部22へ接続する通信ケーブル(図示せず)などから
構成されている。なお、アンテナ部21は、車載器20と一体として構成されていても良
い。
受信部22および復調部23は、2つの構成部位により、例えば、スーパーヘテロダイ
ン方式による受信回路を構成している。当該受信回路は、アンテナ部21から入力する入
口情報を含む高周波信号に増幅、検波、復調などの処理を施す。また、復調部23には、
ADコンバータが含まれており、復調された検出信号を符号化し、制御部24へ送信する
制御部24は、液晶ドライバを内蔵したCPU(Central Processing Unit)であり、
車載器20の各部を制御する。
表示部25は、TN型のドットマトリクス表示の液晶パネルであり、制御部24からの
駆動信号により、車載器20の動作状態や、逆走を警告する文字などを表示する。また、
当該パネルには、白色および赤色切換え可能なバックライトが装備されており、夜間であ
っても明確に表示を視認することができる。なお、表示部は、液晶パネルに限定するもの
ではなく、数個のLEDにより、車載器20の動作状態を表示する構成であっても良い。
記憶部27は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM
(Ferroelectric Randam Access Memory)などの不揮発性のメモリにより構成されている
記憶部27には、受信した入口情報から、インターチェンジへの進入を検知し、スピー
カ39から逆走警告の音声を発生させる逆走警告プログラムなどの複数のプログラム、お
よび免許証41の生年月日情報と、計時部28の計時情報とから、当日の年齢を算出する
算出式が記憶され、また、複数の状態検出エリアが確保されている。
複数の状態検出エリアには、高速道路に進入したことを示す進入エリアが含まれている
。進入エリアにフラグが立っている場合は、高速道路に進入していることを示している。
計時部28は、リアルタイムクロックであり、外部電源81からの電力供給の有無に係
らず、内蔵するボタン電池などの二次電池(図示せず)を電源に、常時年月日を計時する

電源部29は、DC/DCコンバータを含んだ電源回路であり、車両Ca1(図1参照
)のシガーライタソケットなどの電源端子からの直流電圧を降圧し、車両器20の各部に
動作電力を供給する。
インターフェイス部31は、サウスブリッジであり、リーダ部34や、入出力部32の
コントローラなどを備えている。
入出力部32は、入出力ポートであり、車両Ca1のエンジンの始動を含む動作を制御
する制御部82と接続するために設けられている。当該入出力ポートと、車両Ca1の制
御部82とが接続することにより、車両Ca1のキーの挿入および引き抜き信号をトリガ
として、車載器20は、始動およびシャットダウンする。また、入出力部32から車両C
a1の制御部82へ、車両Ca1のエンジンの始動抑制信号を送信した場合、始動許可信
号が送信されるまでは、エンジンの始動を抑えることが可能となる。
操作部33は、車載器20の側面部に設けられ、車載器20の電源スイッチや、スピー
カ39の音量調整ボタンなど、車載器20の動作を制御するための複数のボタンから構成
されている。
リーダ部34は、電磁誘導方式による非接触式のICタグリーダであり、収納部35に
収納されている運転免許証である免許証41のICタグ42から情報を読取る。
収納部35は、免許証41を収納するためのトレイであり、車載器20の上面に設けら
れている。収納部35には、開閉自在な透明フタ36が付属しており、透明フタ36が閉
じた状態で、免許証41が収納されているかどうか確認することができる。
免許証41には、小型アンテナ(図示せず)を含むICタグ42が内蔵されており、リ
ーダ部34からの電磁誘導による起電力により、記憶している免許情報をリーダ部34と
の間で無線通信する。ICタグ42に記憶されている免許情報は、免許証保有者の氏名、
生年月日、免許の種別、リスク情報などのデータである。
リスク情報は、免許保有者の過去の事故履歴や、家族からの申請により、逆走などの事
故に繋がる行動を起こしやすい「リスク対象者」として、警察や交通安全協会などの公的
機関により、免許証発行時点でフラグが立てられている。
リーダ部34と、免許証41のICタグ42との間での無線通信は、135KHz、ま
たは、13.56MHzによる近距離通信であり、電波強度は、収納部35に収納された
免許証41のICタグ42と確実に通信でき、さらに、車載器20近傍以外のICタグを
認識しないように調整されている。
音声合成部38は、音声合成ICおよびアンプ(いずれも図示せず)を含んで構成され
、制御部24からの発音コマンドに従い、スピーカ39から音声を発生させる。音声合成
ICには、注意を喚起する警告音や、「高速道路に入ります。」「逆走に注意して下さい
。」などという複数の定型文章を表す音声データが記憶されている。音声合成ICは、制
御部24の発音コマンドに従い、これらの定型文章の音声データを順番にアナログ音声信
号に変換して出力する。また、音声合成部38は、スピーカ39のオンオフ制御も行う。
また、音声合成部38のアンプ音量のデフォルト設定は、走行中の車両Ca1において
高齢者が十分に聞き取ることが可能な音量に設定されている。
スピーカ39は、車両Ca1の走行時であっても室内で十分な音量を確保可能な出力を
持ったスピーカである。
《逆走警告処理の流れ》
図3は、本発明の逆走警告システム用車載器による逆走の警告処理の流れの一態様を示
したフローチャートである。ここでは、図3を中心に、適宜図1および図2を交えながら
車両Ca1に搭載された車載器20が、高速道路YRを利用する際における逆走の警告処
理の流れについて説明する。
高速道路YRのインターチェンジごとに設けられた路側装置10は、それぞれが入口情
報を常時無線により発信している。車両Ca1は、高速道路を利用する予定の運転者によ
りエンジンが始動されようとしている。また、車載器20の入出力部32は、車両Ca1
の制御部82と接続されている。
ステップS1では、入出力部32から車両Ca1のキー挿入信号を受信した制御部24
は、待機状態から起動し、各部を初期化する。また、記憶部27の逆走警告プログラムを
実行し、まず、入出力部32から、車両Ca1の制御部82へ始動抑制信号を送信する。
ステップS2では、制御部24は、リーダ部34により、免許情報を読取らせることに
より、免許証41がセットされているか確認する。読取りができた場合は、ステップS3
へ進む。読取りができない場合は、ステップS12へ進む。
ステップS3では、制御部24は、免許証41がセットされていることから、入出力部
32により、車両Ca1の制御部82へ始動許可信号を送信する。これにより車両Ca1
のエンジンが始動可能となる。
ステップS4では、制御部24は、読取った免許情報の生年月日から、免許保有者の年
齢を算出し、一定年齢(例えば、65歳)以上であるか確認する。一定年齢以上の高齢者
であった場合、ステップS5へ進む。高齢者ではなかった場合、ステップS13へ進む。
ステップS5では、制御部24は、音声合成部38により、スピーカ39をオンさせる
とともに、音量の設定をデフォルトとする。
ステップS6では、制御部24は、復調部23からの受信信号により、入口情報を受信
したか確認する。入口情報を受信した場合は、ステップS7へ進む。入口情報を受信しな
かった場合は、引き続き入口情報を待ち受ける。
ステップS7では、制御部24は、受信している入口情報を所定の時間としての3秒間
以上継続して受信したか確認する。所定の時間が経過している場合は、ステップS8へ進
む。所定の時間が経過していない場合は、ステップS6へ戻る。なお、ステップS6,S
7は、車両Ca1が、インターチェンジInt近傍を走行している際に、受信した入口情
報が、通りがかりにたまたま受信したものなのか、高速道路に進入するためにインターチ
ェンジIntに向かっているのか識別するために行われる。
ステップS8では、制御部24は、記憶部27の進入エリアにフラグが立っているか確
認する。フラグが立っている場合は、ステップS9へ進む。フラグが立っていない場合は
、ステップS15へ進む。
ステップS9では、制御部24は、進入フラグが立っていることから、高速道路を退出
する際の入口情報であると判断し、音声合成部38により、スピーカ39をオフさせる。
ステップS10では、制御部24は、復調部23からの受信信号により、入口情報を受
信しているか確認する。入口情報を受信している場合は、入口情報が途絶えるまで受信を
継続する。入口情報を受信していない場合は、ステップS11へ進む。
ステップS11では、制御部24は、記憶部27の進入エリアのフラグをクリアし、ス
テップS6へ戻る。
続いて、ステップS2で、免許証41がセットされていない場合の処理について説明す
る。
ステップS12では、制御部24は、音声合成部38により、「免許証をセットして下
さい。」という音声を収納部35に免許証41がセットされるまで継続して出力させる。
また、表示部には、「免許証をセットして下さい。」という文字を点滅表示する。制御部
24は、収納部35に免許証41がセットされるまで、車両Ca1の制御部82への始動
抑制信号の送信を継続する。
続いて、ステップS4で、高齢者ではなかった場合の処理について説明する。
ステップS13では、制御部24は、読取った免許情報におけるリスク情報のフラグが
立っているか確認する。フラグが立っている場合は、ステップS5へ進む。フラグが立っ
ていない場合は、ステップS14へ進む。
ステップS14では、制御部24は、操作部33の操作により設定されている、スピー
カ39のオンオフ状態、および音量設定を有効とし、ステップS6へ進む。
続いて、ステップS8で、進入フラグが立っていない場合の処理について説明する。
ステップS15では、制御部24は、音声合成部38により、逆走を警告する音声を一
定時間としての約30秒間発生させる。逆走を警告する音声は、例えば、「高速道路に入
ります。」、「逆走に注意して下さい。」を2回繰り返した後、「本線に入る道は、左側
にあります。」などを30秒に達するまで繰り返し発生させる。
なお、車載器20の警告音声は、入口ゲートを通過する前において、入口情報を安定し
て受信したタイミング、具体的には、図1の車両Ca1の位置周辺から始まる。
ステップS16では、制御部24は、復調部23からの受信信号により、入口情報を受
信しているか確認する。入口情報を受信している場合は、入口情報が途絶えるまで受信を
継続する。入口情報を受信していない場合は、ステップS17へ進む。
ステップS17では、制御部24は、記憶部27の進入エリアにフラグを立て、ステッ
プS6へ戻る。
上述した通り、本実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)高速道路YRのインターチェンジごとに設けられた路側装置10は、それぞれが
入口情報を常時無線により発信し、車載器20は、入口情報を所定の時間としての約3秒
間以上継続して受信すると、逆走を警告する音声を一定時間継続して発生することから、
車載器20は、入口情報の継続受信によりインターチェンジIntへの進入を検出すると
、逆走を音声により警告する。
逆走は、インターチェンジIntにおける本線からの退出路Dout,Uoutへの誤
進入に起因しているため、インターチェンジIntへの進入が確認された時点で、逆走の
警告を音声で知らしめることは、運転者への大きな注意喚起となり、逆走の防止に効果が
ある。また、インターチェンジIntの進入路Uin,Dinから本線へ合流する際に左
折すべきところを右折してしまう逆走に対しても、大きな注意喚起となる。
従って、本発明の逆走警告システム100は、逆走の恐れがある場合、能動的に警告を
発することができる。
(2)車載器20は、入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告する音声
を一定時間継続して発生することから、入口情報の継続受信によりインターチェンジIn
tへの進入を検出すると、逆走を音声により警告する。
さらに入口情報が途絶えると、記憶部27の進入エリアに高速道路YRに進入したこと
を示す進入フラグを立てることから、高速道路YRに進入したことが記憶される。
さらに、入口情報を再度所定の時間継続して受信した際には、スピーカをオフし、逆走
を警告する音声を発することなく、進入フラグをクリアする。車両Ca1が高速道路YR
に進入した後、再度受信する入口情報は、高速道路YRを出る際のインターチェンジでの
入口情報である。逆走は、高速道路YRに進入する際に発生するため、高速道路を出ると
きには警告の必要はない。
よって、車載器20は、高速道路YRを出る際には、逆走の恐れがないことから逆走の
警告音声を発しない。また、高速道路YRへの進入記録をクリアすることから、次に、高
速道路YRに入る際には、逆走の警告がなされる。
従って、本発明の逆走警告システム100の車載器20は、逆走の恐れがある場合、能
動的に警告を発することができる。
(3)車載器20が発生する逆走を警告する音声には、高速道路に進入したこと、およ
び逆走に注意すること、並びに本線への入口は左側にあること、の意味合いを含む文章が
含まれていることから、高速道路YRにおける逆走の注意に加えて、より具体的に、どち
らに進めばよいかという指示をしている。
よって、本発明の車載器20は、逆走の恐れがある場合、単純な警告のみでなく、具体
的な指示も行うことができる。
(4)リーダ部34と、免許証41のICタグ42との間での無線通信の電波強度は、
収納部35に収納された免許証41のICタグ42と確実に通信でき、さらに、車載器2
0近傍以外のICタグを認識しないように調整されている。
よって、リーダ部34は、収納部35にセットされた免許証41以外の情報、例えば、
助手席に同乗している同乗者の免許証などを誤認識することなく、免許証41のICタグ
42が記憶している免許情報を正確に読取ることができる。
また、車載器20は、収納部35に免許証41がセットされると、リーダ部34により
ICタグ42から免許証所有者の生年月日を読出し、記憶部27の演算式により当日の年
齢を算出し、算出された年齢が、一定の年齢(例えば、65歳以上の高齢者年齢)に達し
ているか確認する。
これにより、公的な免許証41の生年月日情報から、運転者の正確な年齢を割り出し、
高齢者年齢に達しているか正確に識別することができる。
さらに車載器20は、免許証41から確認された年齢が、高齢者年齢以上であった場合
、スピーカ39をオンし、音量をデフォルトとすることから、運転者が高齢者だと識別さ
れた場合、音声による逆走の警告機能を働かせる。
従って、本発明の車載器20は、高齢者を確実に識別し、逆走の恐れがある場合、能動
的に警告を発することができる。
(5)車載器20は、リーダ部34により免許証41のICタグ42から免許証所有者
の逆走を行うリスクの有無を示すリスク情報を読出し、リスク情報にフラグが立っていた
場合、スピーカ39をオンし、音量をデフォルトとすることから、運転者がリスク対象者
であると識別された場合、音声による逆走の警告機能を働かせる。これにより、逆走をす
る恐れが高い「リスク対象者」を確実に識別することができる。
よって、本発明の車載器20は、高齢者を含む「リスク対象者」を確実に識別し、逆走
の恐れがある場合、能動的に警告を発することができる。
(6)制御部24は、収納部35に免許証41がセットされるまで、車両Ca1の制御
部82への始動抑制信号の送信を継続することから、免許証41がセットされるまで、車
両Ca1のエンジンを始動できない。
従って、本発明の車載器20は、高齢者およびリスク対象者に対して、確実に逆走の警
告を行うことができる。また、高齢者やリスク対象者以外の一般者に対しても免許証を携
帯する習慣を付けさせることができる。
(実施形態2)
《料金自動収受システムの概要》
ここでは、本発明の実施形態2における料金自動収受システムに対応した逆走警告シス
テム用機器について説明する。図4は、料金自動収受システムの一例であるETCシステ
ムの概要図であり、ETCシステムに対応した入口ゲートG1(図1参照)を拡大したも
のである。まず、ETCシステム200の概要について説明する。
ETCシステム200は、路側装置210と、車両Ca2のダッシュボードに搭載され
たETC車載器220などから構成されている。また、ETC車載器220を搭載してい
ない車両が入口ゲートG2を通過しようとすると、路側装置210により検知され、遮断
機211が降りる仕組みとなっている。
なお、出口ゲートG4も、進行方向は逆になるが、図4と同様の構成を有している。
ETCシステム200は、高速道路YRにおける料金所の渋滞緩和および利便性向上の
ための通行料金の自動収受システムである。
具体的には、ETCシステム200に対応するETC車載器220を搭載した車両Ca
2が、入口ゲートG1、および出口ゲートG4(図1参照)を通過する際に、ETC車載
器220と、ETC路側装置210との間で、通行料金の支払いに関する無線通信を行う
ことにより、当該車両はノンストップで高速道路YRを通行することができる。
ETC車載器220と、ETC路側装置210との間で行われる無線通信は、約5.8
GHzのマイクロ波が使用されている。当該無線通信は、狭域通信であり、入口ゲートG
1、および出口ゲートG4ごとに、各ETC路側装置と、通過する車両のETC車載器と
の間で、行われる。
ETC車載器220には、クレジット情報が記憶された記憶担体であるETCカード2
21が挿入され、また、スピーカ222が内蔵されている。ETC車載器220は、高速
道路YRへの進入を検出すると、内蔵するスピーカ222から逆走を警告する音声を発生
する。
《ETC車載器の概略構成》
図5は、本発明の一実施形態におけるETC車載器の概略構成図である。ここでは、図
5を用いて、ETC車載器220の概略構成について説明する。
ETC車載器220は、一般に用いられているETC車載器に、逆走を音声により警告
する逆走警告サブルーチンプログラム、および付随する音声データを追加したものである
ETC車載器220は、アンテナ部231、RF部232、MAC制御部233、制御
部234、表示部235、記憶部237、計時部238、電源部239、操作部241、
カードソケット部242、SAM部243、音声合成部245、スピーカ222などから
構成されている。
アンテナ部231は、マイクロ波を受信するための、例えば、マイクロストリップアン
テナなどの平面アンテナ素子であり、ETC車載器220の天面に内蔵されている。なお
、通信ケーブル(図示せず)を用いてアンテナ部231を、ETC車載器220とは、別
体とする構成であっても良い。
RF部232は、マイクロ波の送受信回路であり、アンテナ部231を送信用アンテナ
、または、受信用アンテナに切替えて、路側装置210との間で無線通信を行う。
MAC制御部233は、メディアアクセスコントローラであり、路側装置210との間
で送受信されるパケットデータの伝送制御を行う。
制御部234は、液晶ドライバを内蔵したCPUであり、ETC車載器220の各部を
制御する。
表示部235は、TN型のドットマトリクス表示の液晶パネルであり、制御部234か
らの駆動信号により、通行料金の表示や、逆走を警告する文字などを表示する。また、当
該液晶パネルには、白色および赤色に色調切換え可能なバックライトが装備されており、
夜間であっても明確に表示を視認することができる。
記憶部237は、マスクROMや、フラッシュメモリ、FeRAMなどの不揮発性のメ
モリにより構成されている。
記憶部237には、入口ゲート通行時には、路側装置からの入口情報を受信し、高速道
路を走行した後、出口ゲート通行時には、出口ゲートの入口情報の受信をトリガとして、
入口ゲートの入口情報、および記憶している車両の種類を含む車両情報、並びにセットさ
れているETCカードのクレジット情報などを路側装置に無線送信した後、さらに路側装
置からの料金情報を受信するなどの通行料金の収受を行うためのETCプログラムを含む
複数のプログラム、および付属するデータなどが記憶されている。
また、複数のプログラムには、ETCプログラムのサブルーチンプログラムとして、逆
走を音声により警告する逆走警告サブルーチンが含まれている。
計時部238は、リアルタイムクロックであり、外部電源81からの電力供給の有無に
係らず、内蔵するボタン電池などの二次電池(図示せず)を電源に、常時年月日を計時す
る。
電源部239は、DC/DCコンバータを含んだ電源回路であり、車両Ca2(図4)
のシガーライタソケットなどの電源端子からの直流電圧を降圧し、車両器220の各部に
動作電力を供給する。
操作部241は、ETC車載器220の側面部に設けられ、ETC車載器220の電源
スイッチや、スピーカ222の音量調整ボタンなど、ETC車載器220の動作を制御す
るための複数のボタンから構成されている。
カードソケット242は、ETCカード221を着脱するためのカードソケットであり
、ETCカード221が挿入されている。
SAM部243は、セキュリティ確保のための暗号化処理部であり、ETCカード22
1のクレジット情報などを暗号化する。
音声合成部245は、音声合成ICおよびアンプ(いずれも図示せず)を含んで構成さ
れ、制御部234からの発音コマンドに従い、スピーカ222から音声を発生させる。音
声合成ICには、注意を喚起する警告音や、「高速道路に入ります。」「逆走に注意して
下さい。」などという複数の定型文章を表す音声データが記憶されている。音声合成IC
は、制御部234の発音コマンドに従い、これらの定型文章の音声データを順番にアナロ
グ音声信号に変換して出力する。なお、通行料金を音声により告げるための音声データを
記憶していても良い。
また、音声合成部245は、スピーカ222のオンオフ制御も行う。
また、音声合成部245のアンプ音量のデフォルト設定は、走行中の車両Ca2におい
て高齢者が十分に聞き取ることが可能な大きめの音量に設定されている。
スピーカ222は、車両Ca2の走行時であっても室内で十分な音量を確保可能な出力
を持ったスピーカである。
《逆走警告処理の流れ》
図6は、本発明のETC車載器による逆走の警告処理の流れの一態様を示したフローチ
ャートである。ここでは、図6を中心に、適宜図1、図4、図5を交えながら車両Ca2
に搭載されたETC車載器220が、高速道路YRを通過する際における逆走の警告処理
の流れについて説明する。
ETC車載器220は、車両Ca2の始動にともない起動し、ETCプログラムを実行
する。ETCプログラムにおいては、高速道路YRの入口ゲートG1を通過した際の入口
情報と、高速道路を通行し、異なるインターチェンジのETC対応の出口ゲートを通過す
る際の入口情報とは、区分けされている。
逆走警告サブルーチンは、ETCプログラムの実行中は常時駐在しており、高速道路Y
Rの入口ゲートG1を通過した際の入口情報をトリガとして実行される。
車両Ca2は、高速道路YRを通行するために、インターチェンジIntの入口ゲート
G1に向かって走行している。
ステップS21では、制御部234は、MAC制御部233からの検出信号により、入
口ゲートG1を通過した際の入口情報を受信したか確認する。入口ゲートの入口情報を受
信した場合には、ステップS22へ進む。入口ゲートの入口情報を受信しなかった場合に
は、引き続き、入口ゲートの入口情報を待ち受ける。
ステップS22では、制御部234は、音声合成部245により、逆走を警告する音声
を一定時間としての約20秒間発生させた後、ステップS21へ戻り、入口ゲートの入口
情報を待ち受ける。
逆走を警告する音声は、「高速道路に入ります。」、「逆走に注意して下さい。」を1
回発生した後、「本線に入る道は、左側にあります。」などを20秒に達するまで繰り返
し発生させる。
なお、実施形態1の車載器20では、30秒間であった警告音声が、ETC車載器22
0では、20秒間となっている理由は、ETC車載器220の場合、警告音声の開始点は
、入口ゲートを通過したタイミングとなるため、入口ゲートに近づいた段階で既に警告音
声を発生し始めている車載器20よりも、警告音声の開始点が遅いためである。
上述した通り、本実施形態によれば前記実施形態1の効果(1)〜(3)に加えて以下
の効果が得られる。
(2−1)ETC車載器220は、入口ゲートの入口情報を受信すると、逆走を警告す
る音声を一定時間継続して発生し、出口ゲートの入口情報を受信した際には、逆走の音声
警告は行わないことから、逆走の恐れがあるインターチェンジへの進入時に、逆走を警告
し、逆走の必要がない出口ゲートでは、警告を行わない。
従って、本発明のETC車載器220は、逆走の恐れがある場合、能動的に警告を発す
ることができる。
(2−2)ETC車載器220は、一般に用いられているETC車載器に、逆走を音声
により警告する逆走警告サブルーチンプログラム、および付随する音声データを追加した
ものであることから、既存のETC車載器にソフトウエアを追加するだけで、逆走の警告
機能を盛り込むことができる。
従って、本発明によれば、逆走の恐れがあるときに、逆走の警告を発するETC車載器
220を、簡便に提供することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良
などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図2を用いて説明する。前記実施形態1において、路側装置10および車載器20の送
受信部に、無線LANの技術を用いても良い。
IEEE802.11a, IEEE802.11b, IEEE802.11gに代表される無線LANを応用した製品は、
市場に多数供給されており、これらの無線通信の送信器および受信器を路側装置10およ
び車載器20に流用することにより、安価かつ簡便に逆走警告システムを構築することが
できる。
(変形例2)
図1を用いて説明する。前記実施形態1において、路側装置10を高速道路YRのサー
ビスエリアやパーキングエリア(いずれも図示せず)の入口および出口近傍ごとに設置す
る構成であっても良い。
逆走は、インターチェンジにて本線に進入する際に本線からの退出路に誤進入してしま
うパターンの他に、サービスエリアやパーキングエリアから本線へ合流する際に当該エリ
アへの進入路に誤進入してしまう、若しくは、サービスエリアやパーキングエリアから本
線への合流の際に左折すべきところを右折してしまう、ことによっても発生する。
この構成によれば、車載器20は、サービスエリアやパーキングエリアから高速道路Y
Rの上り車線UR、または下り車線DRへの進入を検出すると、逆走を音声により警告す
る。
従って、インターチェンジのみでなく、サービスエリアやパーキングエリアからの自動
車専用道路の本線への誤進入による逆走も警告することができる。
(変形例3)
図5と、図2を用いて説明する。前記実施形態2において、ETC車載器220は、図
5の構成に、車載器20のリーダ部34および収納部35を加えた構成としても良い。
この構成によれば、ETC車載器220は、さらにリーダ部および収納部を備えること
から、免許証の免許情報により、高齢者およびリスク対象者を識別することができる。
従って、ETC車載器220は、識別した高齢者およびリスク対象者に対しては、確実
に逆走の警告を行うことができる。
前記各実施形態および変形例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とと
もに記載する。
自動車専用道路の各出入り口に設置された専用の入口および出口ゲートごとに設けられ
、少なくとも前記専用道路への出入り口であることを示す入口情報を、前記出入り口ゲー
トを通過する車両に無線により送信する路側装置と、通行料金の支払いに必要なクレジッ
ト情報を記憶した記録担体を着脱自在に設けられ、前記入口ゲート通行時には、前記路側
装置からの前記入口情報を受信し、前記専用道路を走行した後、前記出口ゲート通行時に
は、前記出口ゲートの入口情報の受信をトリガとして、少なくとも前記入口ゲートの入口
情報、および記憶している車両の種類を含む車両情報、並びにセットされている記録担体
のクレジット情報を前記路側装置に無線送信した後、さらに前記路側装置からの通行料金
情報を受信する車両に設置された車載器と、を含んで構成される自動料金収受システムの
車載器であって、前記車載器は、音声を生成する音声合成部と、音声を発するスピーカと
、を含んで構成され、前記入口ゲートにおいて前記入口情報を受信すると、前記専用道路
における本線で規定される進行方向とは逆の方向に走行する逆走を警告する音声を発生し
、前記出口ゲートにおいて前記入口情報を受信した際には、前記逆走の音声警告は行わな
いことを特徴とする自動料金収受システムの車載器。
この構成によれば、車載器は、入口ゲートにおいて入口情報を受信すると、逆走を警告
する音声を発生し、出口ゲートにおいて入口情報を受信した際には、逆走の音声警告は行
わないことから、逆走の恐れがある専用道路の本線への進入時に、逆走を警告し、逆走の
心配がない出口ゲートでは、警告を行わない。
従って、本発明における自動料金収受システムの車載器は、逆走の恐れがある場合、能
動的に警告を発することができる。
実施形態1における逆走警告システムの概要図。 逆走警告システム用車載器の概略構成図。 逆走警告システム用車載器による逆走の警告処理の流れを示したフローチャート。 実施形態2におけるETCシステムの概要図。 ETC車載器の概略構成図。 ETC車載器による逆走の警告処理の流れを示したフローチャート。
符号の説明
10…路側装置、20…車載器、21…アンテナ部、22…受信部、23…復調部、2
4…制御部、25…表示部、27…記憶部、28…計時部、29…電源部、34…リーダ
部、35…収納部、38…音声合成部、39…スピーカ、41…運転免許証、42…IC
タグ、100…逆走警告システム、200…ETCシステム、210…ETC路側装置、
220…ETC車載器、221…ETCカード、222…スピーカ、231…アンテナ部
、232…RF部、233…MAC制御部、234…制御部、235…表示部、237…
記憶部、238…計時部、239…電源部、242…カードソケット、243…SAM部
、245…音声合成部、YR…専用道路としての高速道路、UR…上り車線、DR…下り
車線、Uin,Din…進入路、Uout,Dout…退出路、G1,G2…入口ゲート
、G3〜G5…出口ゲート、Int…インターチェンジ、Ca1,Ca2…車両。

Claims (8)

  1. 自動車専用道路の出入り口ごとに設けられ、前記専用道路への出入り口であることを示
    す入口情報を無線により送信する路側装置と、車両に設置され、前記路側装置からの前記
    入口情報を受信する機器とを含んで構成される前記専用道路における本線で規定される進
    行方向とは逆方向に走行する逆走を警告する逆走警告システムであって、
    前記路側装置は、前記入口情報を前記出入り口における全ての入口および出口を含む領
    域において常時発信し、
    前記機器は、音声を生成する音声合成部と、音声を発するスピーカを含んで構成され、
    前記入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告する音声を発生することを特
    徴とする逆走警告システム。
  2. 自動車専用道路の出入り口ごとに設けられ、前記専用道路への出入り口であることを示
    す入口情報を無線により送信する路側装置と、車両に設置され、前記路側装置からの前記
    入口情報を受信する機器とを含んで構成される前記専用道路における本線で規定される進
    行方向とは逆の方向に走行する逆走を警告する逆走警告システムにおける逆走警告システ
    ム用機器であって、
    前記機器は、音声を生成する音声合成部と、音声を発するスピーカと、前記専用道路に
    進入したことを記憶する記憶部とを含んで構成され、
    前記機器は、前記入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告する音声を発
    生し、前記入口情報が途絶えると、前記記憶部に前記専用道路に進入したことを示す進入
    フラグを立て、再度前記入口情報を所定の時間継続して受信した際には、前記逆走を警告
    する音声を発することなく、前記進入フラグをクリアすることを特徴とする逆走警告シス
    テム用機器。
  3. 前記機器が発生する音声には、逆走を警告するための警告音および複数種類の定型文章
    の少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項2に記載の逆走警告システム用
    機器。
  4. 前記機器は、無線によりデータを読み書き可能なICタグを内蔵した運転免許証を収納
    するための収納部と、前記収納部に前記運転免許証がセットされると、前記収納部にセッ
    トされた前記運転免許証のICタグが記憶している前記運転免許証保有者の生年月日を含
    む免許情報を読取るためのリーダ部と、年月日を含む時間を計時する計時部と、を備え、
    前記免許情報と、前記計時部からの計時情報とから、当日の年齢を演算する演算式が、
    前記記憶部に記憶され、
    前記機器は、前記記憶部の演算式により当日における前記運転免許証保有者の年齢を算
    出し、算出された年齢が、一定の年齢以上であった場合、前記スピーカをオンすることを
    特徴とする請求項2または3に記載の逆走警告システム用機器。
  5. 前記免許情報には、免許証保有者の逆走を行うリスクが高いリスク対象者である場合に
    フラグが立てられるリスク情報が含まれ、
    前記機器は、前記リスク情報を読出し、前記リスク情報にフラグが立っていた場合、前
    記スピーカをオンすることを特徴とする請求項4に記載の逆走警告システム用機器。
  6. 前記機器は、前記専用道路において通行料金の支払いに必要なクレジット情報を記憶し
    た記録担体を着脱自在に設けられ、前記入口通行時には、前記路側装置からの前記入口情
    報を受信し、前記専用道路を走行した後、前記出口通行時には、前記出口の入口情報の受
    信をトリガとして、少なくとも前記入口の入口情報、および記憶している車両の種類を含
    む車両情報、並びにセットされている記録担体のクレジット情報を前記路側装置に無線送
    信した後、さらに前記路側装置からの料金情報を受信する自動料金収受システムを備えた
    逆走警告システム用機器であって、
    前記入口において前記入口情報を受信すると、前記専用道路における本線で規定される
    進行方向とは逆方向に走行する逆走を警告する音声を一定時間継続して発生し、前記出口
    において前記入口情報を受信した際には、前記逆走の音声警告は行わないことを特徴とす
    る請求項2〜5のいずれか一項に記載の逆走警告システム用機器。
  7. 前記自動料金収受システム用機器は、ETC車載器であることを特徴とする請求項6に
    記載の逆走警告システム用機器。
  8. 自動車専用道路の出入り口ごとに設けられ、前記専用道路への出入り口であることを示
    す入口情報を発信する路側装置と、
    車両に設置され、前記路側装置からの前記入口情報を受信し、前記専用道路における本
    線で規定される進行方向とは逆方向に走行する逆走を音声により警告する機器とを、含ん
    で構成される逆走警告システムにより行われる逆走警告方法であって、
    前記路側装置が前記出入り口における全ての入口および出口を含む領域に前記入口情報
    を常時発信する工程と、
    前記機器による、前記入口情報を所定の時間継続して受信すると、逆走を警告する音声
    を発生する工程と、
    前記機器による、受信していた前記入口情報が途絶えると、前記専用道路に進入したこ
    とを記憶する工程と、
    前記機器による、前記入口情報を再度所定の時間継続して受信した際には、前記逆走を
    警告する音声を発することなく、前記専用道路への進入記憶をクリアする工程とを、含む
    ことを特徴とする逆走警告方法。
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