JP2016075970A - 逆走判断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地図データの参照を必須としなくても車両の逆走を判断することが可能な逆走判断装置の提供。
【解決手段】車両に搭載され、路側機から電波を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した電波に基づき、当該路側機が、休憩施設から退出して道路本線に合流するための退出路に設けられた退出路路側機であるか否かを判断する路側機判断手段(S3)と、前記車両が所定角度以上旋回したことを検出する旋回検出手段(S7)と、前記受信手段が電波を受信した路側機が退出路路側機であることを前記路側機判断手段が判断した後(S3:Y)、前記車両が所定角度以上旋回したことを前記旋回検出手段が検出したとき(S7:Y)、前記車両が逆走を始めたと判断する逆走判断手段(S11)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の逆走を判断する逆走判断装置に関する。
近年、車両が高速道路を逆走したことに起因する交通事故が発生しており、車両の逆走を判断して警告を行う構成が種々提案されている。例えば、GPS(Global PositioningSystem)を介して検出された車両の位置情報に対してマップマッチング処理して得られた道路上の車両位置の変化が、順走車両ではあり得ない変化となった場合、逆走と判断する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−167452号公報
ところが、特許文献1の構成は、地図データを参照することが必須となり、多くの場合、ETC(登録商標、Electronic Toll Collection)に対応した車載器(以下、ETC車載器ともいう)とナビゲーション装置とを組み合わせて実現される。また、ナビゲーション装置に記憶された地図データが古くて走行中の高速道路(有料道路も含む。)のデータが存在しない場合は、車両の逆走を判断できない場合もある。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、地図データの参照を必須としなくても車両の逆走を判断することが可能な逆走判断装置の提供を目的としている。
前記目的を達するためになされた本発明の逆走判断装置は、車両に搭載され、路側機から電波を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した電波に基づき、当該路側機が、休憩施設から退出して道路本線に合流するための退出路に設けられた退出路路側機であるか否かを判断する路側機判断手段と、前記車両が所定角度以上旋回したことを検出する旋回検出手段と、前記受信手段が電波を受信した路側機が退出路路側機であることを前記路側機判断手段が判断した後、前記車両が所定角度以上旋回したことを前記旋回検出手段が検出したとき、前記車両が逆走を始めたと判断する逆走判断手段と、を備えている。
受信手段は、車両に搭載され、路側機から電波を受信する。路側機判断手段は、受信手段が受信した電波に基づき、当該路側機が、休憩施設から退出して道路本線に合流するための退出路に設けられた退出路路側機であるか否かを判断する。一方、旋回検出手段は、前記車両が所定角度以上旋回したことを検出する。そして、受信手段が電波を受信した路側機が退出路路側機であることを路側機判断手段が判断した後、前記車両が所定角度以上旋回したことを旋回検出手段が検出したとき、逆走判断手段は、前記車両が逆走を始めたと判断する。
休憩施設から退出して道路本線に合流するための退出路を通って、当該退出路に設けられた退出路路側機の近傍を通過した車両は、通常、なだらかに道路本線に合流する。このため、退出路路側機の近傍を通過した後に車両が所定角度以上旋回した場合は、退出路を出た当該車両が道路本線を逆走したものとみなすことができる。前記構成によれば、そのような状態が生じたときに車両が逆走を始めたと逆走判断手段が判断することができる。このため、本発明によれば、地図データの参照を必須としなくても車両の逆走を判断することができる。
第1実施形態のDSRC車載器の構成を示すブロック図である。 そのDSRC車載器における逆走警告処理を示すフローチャートである。 その逆走警告処理が実行されるサービスエリアの構成を示す模式図である。 その逆走警告処理の効果を模式的に示す説明図である。 第2実施形態における逆走警告処理を示すフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す第1実施形態の逆走判断装置としてのDSRC(Dedecated Short Range Communication:専用狭域通信)車載器1は、制御部10を中心に構成され、車両C1〜C6(図3参照)に搭載されて使用される。なお、このDSRC車載器1は、ETC車載器であってもよく、ETC車載器の機能に更に他の機能を併せ持った車載器であってもよい。制御部10は、CPU10A、ROM10B、RAM10C、NVRAM10Dを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。この制御部10には、無線部11、カード認証部12、入力操作部13、スピーカ14、表示部15、記憶部16、及び、加速度センサ17が接続されている。
無線部11は、道路上に設置される路側機SP(図3参照)との間でデータ通信を行うための構成である。なお、本実施形態において、路側機SPは、例えばITSスポット(登録商標、ITSはIntelligent Transport Systems の略)等のように、VICS(登録商標)等に係る道路交通情報やサービスエリアSAの案内等の各種情報を送信するものとする。
このような路側機SPは、例えば図3に示すような箇所に設けられる。図3の例では、1つの路側機SP1は、高速道路(有料道路を含む。)の本線MRからサービスエリアSA(パーキングエリアであってもよい。)へ侵入するための進入路SRの途中に設けられている。図3の例では、他の1つの路側機SP2は、サービスエリアSA内に一般の駐車区画P1とは別に設けられた情報受信用の駐車区画P2に設けられている。図3の例では、更に他の1つの路側機SP3は、サービスエリアSAから高速道路の本線MRへ退出するための退出路TRと本線MRとの合流地点に設けられている。
なお、路側機SP3は、退出路TRを通って本線MRに合流しようとしている車両C6に、DSRC車載器1に対するICカード20(後述する。)の装着忘れを警告するための情報を送信する路側機(退出路路側機の一例)である。路側機SP1は、進入路SRを介してサービスエリアSAに侵入する車両C1に各種情報を送信する。路側機SP2は情報取得用の駐車区画P2に駐車中の車両C3,C4に各種情報を送信する。
図1に戻って、無線部11は、それらの各情報を近接する路側機SPから受信する。カード認証部12には、カードコネクタ18が接続されている。カードコネクタ18は、クレジットカードやETCカードなどのICカード20を装着するためのものである。これにより、カード認証部12は、ICカード20との間でデータ授受を行うことが可能となる。なお、ICカード20は、カード認証部12との間でデータ授受を行うカード制御部21、及び、パスワード等の情報を記憶するカード記憶部22を有する。
入力操作部13は、例えば押しボタン式のスイッチ等によって構成される。スピーカ14は、ICカード20がカードコネクタ18に装着された場合や入力操作部13を介した操作があった場合に確認の音声出力を行うなど、DSRC車載器1の状態を音や音声によって報知する。また、スピーカ14は、路側機SP3から前記装着忘れを警告するための情報を無線部11が受信したとき、ICカード20の装着状態を音声により報知する。
表示部15は、液晶表示器などで構成され、スピーカ14と同様、DSRC車載器1の状態を予め定められた態様の表示によって報知する。記憶部16は、無線部11を介して受信したデータを一時的に記憶するための構成である。加速度センサ17は、車両Cに加わる横加速度を検出する。その横加速度に基づき、周知の処理によって車両Cの旋回状態を推定することができる。
[1−2.処理]
次に、このDSRC車載器1において制御部10が実行する逆走警告処理を説明する。なお、この処理は、DSRC車載器1の電源投入時に開始される。図2に示すように、この処理では、先ずS1(Sはステップを表す:以下同様)にて、路側機SPからの電波が無線部11及び記憶部16を介して受信される。なお、S1では、無線部11が路側機SPからの電波を受信していないときは処理はこのS1にて待機し、路側機SPから電波を受信すると処理はS3へ移行する。
S3では、S1にて受信された電波に基づき、その電波を発信した路側機SPがカード忘れ警告用の路側機SP3であるか否かが判断される。各路側機SPは、自身が提供するサービス種別を表すデータを、当該路側機SPに割り当てられたID及び道路交通情報等のコンテンツと共に電波として送信する。S3では、路側機SPから電波として受信されたデータに、当該路側機SPがカード忘れ警告のサービスを行う路側機であることを示すデータが含まれるか否かが判断される。このようなデータが含まれるか否かは、例えばETCシステムであれば、ETC車載器標準仕様で規定されている「ETC標準通信データ項目」に基づいて、制御部10において判断することができる。
S1にて電波が受信された路側機SPがカード忘れ警告用の路側機SP3でない場合は(S3:N)、処理は前述のS1へ移行し、カード忘れ警告用の路側機SP3である場合は(S3:Y)、処理はS5へ移行する。S5では、制御部10が有する計時機能を用いて、Uターン検出タイマが設定される。このUターン検出タイマは、車両Cが路側機SP3から電波を受信してから当該車両Cが本線MRに合流し終えるのに十分な時間(例えば、10秒)を計時すると満了となる。
S5に続くS7では、加速度センサ17の検出信号に基づき、車両CがUターン、すなわち鋭角に旋回したか否かが判断される。通常は、退出路TRを通って本線MRへ合流する車両CはUターンしない。このため、通常はS7では否定判断され、処理はS9へ移行する。S9では、Uターンタイマが満了したか否かが判断される。Uターンタイマが満了していない場合は(S9:N)、処理は前述のS7へ移行し、Uターンタイマが満了すると(S9:Y)、処理は前述のS1へ移行する。すなわち、Uターンタイマが満了するまで(S9:N)、S7によるUターンの検出処理が繰り返され、Uターンが検出されることなく(S7:N)、Uターンタイマが満了すると(S9:Y)、処理は再びS1から実行される。
一方、Uターンタイマが満了するまでに(S9:N)、Uターンが検出されると(S7:Y)、処理はS11へ移行し、逆走警告がなされる。なお、S11における逆走警告は、スピーカ14又は表示部15の少なくともいずれか一方を駆動して警報を行う処理であってもよく、車両Cにおけるオーディオ、ナビゲーション装置等のスピーカ又は表示部等を駆動して警報を行う処理であってもよい。S11による逆走警告の実行後は、処理は前述のS1へ移行する。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態のDSRC車載器1によれば、以下の効果が得られる。
[1A]
例えば、図3に示す領域Aでは、通常、車両C6は、退出路TRを通って路側機PS3の近傍を通過した後、なだらかに本線MRに合流する。これに対して、領域Aで車両C6がUターンした場合は、図3に示すように車両C6が本線MRを逆走し始めたとみなすことができる。すなわち、図4(A)に示すように路側機SP3の近傍を順走方向に通過した車両C6が、Uターンタイマが満了する前に(S9:N)、図4(B)に示すようにUターンした場合(S7:Y)、車両C6が逆走を始めたとみなすことができる。本実施形態では、その場合、逆走警告がなされる(S11)。このため、車両C6の逆走による事故の発生を抑制することができる。
[1B]
また、本実施形態のDSRC車載器1は、路側機SP3がカード忘れ警告用の路側機であることを認識する一般的なDSRC車載器の構成に加えて、加速度センサ17を設けただけの構成で十分であり、地図データを参照する機能は必要がない。従って、逆走判断及び逆走警告を行うためのコストを良好に低減することができる。
[1C]
また、地図データを利用する場合は、地図データが古くサービスエリアSAの位置が地図にない場合などには正確に逆走を検出することが困難になるが、本実施形態では地図データを利用しないため、そのような問題が発生しない。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の逆走判断装置としてのDSRC車載器1は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、制御部10にて実行される逆走警告処理が以下の点において異なる。
[2−1.処理]
図5に示すように、第2実施形態における逆走警告処理は、DSRC車載器1の電源が投入されて処理が開始されたときに、S1の前にS0の処理が実行される点と、S5以降の処理が次のように変更された点において異なる。以下、相違点について説明する。
DSRC車載器1の電源が投入されて処理が開始されたとき、最初に実行されるS0の処理では、車両Cの停車時間(駐車時間であってもよい。)が検出され、RAM10Cに記録される。なお、この停車時間の検出は、DSRC車載器1の電源が前回落とされたときの時刻を別ルーチンによりNVRAM10Dに書き込んでおき、電源投入時の時刻と比較するなど、周知の処理によってなされる。なお、このS0の処理は、DSRC車載器1の電源が投入されて処理が開始されたときにのみ実行され、S3で否定判断された場合などには、第1実施形態の処理と同様に処理はS1へ移行する。
カード忘れ警告用の路側機の電波が受信され(S3:Y)、S5にてUターン検出タイマが設定されると、S0にて記録された停車時間が所定時間以上であるか否かがS6にて判断される。この所定時間は、前述のような逆走事故が発生しやすくなる閾値として適宜設定される。なお、この所定時間は、車種(事故率やドライバの年齢層,性別に関連)等に応じて異なる時間に設定されてもよい。そして、停車時間が所定時間未満である場合は(S6:N)、処理は前述のS7へ移行し、第1実施形態と同様の処理がなされる。
一方、停車時間が所定時間以上である場合は(S6:Y)、処理はS62へ移行する。S62では、Uターン検出感度が高感度に設定される。例えば、Uターンとみなされる旋回直径を大きく設定することで、Uターン検出感度が高感度に設定される。より具体的には、例えば、加速度センサ17が検出した横加速度の時間積分値が所定の閾値以上となったときにUターンがなされたとみなす制御の場合、前記閾値を小さく補正することでUターン検出感度が高感度に設定される。
S62に続くS67では、そのように高感度に設定されたパラメータに基づいて、Uターンが検出されたか否かが判断される。Uターンが検出されていない場合は(S67:N)、処理はS69へ移行し、Uターンタイマが満了したか否かが判断される。Uターンタイマが満了していない場合は(S69:N)、処理は前述のS67へ移行し、Uターンタイマが満了すると(S69:Y)、処理は前述のS1へ移行する。なお、S62にてなされた高感度への設定変更は、このS67,S69のループ処理の間だけ有効で、処理がS1へ移行した後は、設定は元に戻される。また、Uターンタイマが満了するまでに(S69:N)、Uターンが検出されると(S67:Y)、処理は前述のS71へ移行する。S71では、「急ハンドルを検出しました」等の案内がなされた後、逆走警告がなされ、処理はS1へ移行する。
[2−2.効果]
このように、サービスエリアSAにおける停車時間が長い方が(S6:Y)、前記停車時間が短い場合(S6:N)に比べて、Uターン検出感度が高く設定されると(S62)、第1実施形態の効果に加えて次のような効果が更に生じる。
[2A]
サービスエリアSAでドライバが長時間駐車して休憩した場合、車両Cからドライバが離れる時間が長くなる。すると、ドライバは、サービスエリアSAの入口の方向や自身が走行してきた方向を忘れやすくなる。そこで、サービスエリアSAにおける停車時間が長い場合に(S6:Y)、Uターン検出感度が高く設定され(S62)、逆走警告(S71)が実行されやすくすることで、車両Cの逆走を一層良好に抑制することができる。
なお、前記各実施形態において、無線部11が受信手段に、制御部10が路側機判断手段及び逆走判断装置及び停車時間取得手段及び調整手段に、制御部10及び加速度センサ17が旋回検出手段に、それぞれ相当する。また、制御部10における処理のうち、S3が路側機判断手段に、S7,S67が旋回検出手段に、S11,S71が逆走判断装置に、S0が停車時間取得手段に、S62が調整手段に、それぞれ相当する。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
[3A]前記各実施形態では、DSRC車載器1が内蔵した加速度センサ17を用いて車両CのUターンが検出されるが、これに限定されるものではない。例えば、加速度センサ等は車両C内の他の制御でも使用されているので、車載LANから取得される外部情報としての加速度情報が利用されてもよい。すなわち、DSRC車載器1にセンサがなくてもよい。また、DSRC車載器1にセンサを内蔵する場合及び外部情報を利用する場合のいずにおいても、加速度センサ17の代わりに、ヨー角度検出用のセンサや、車両の進行方向を検出する方位センサ等が使用されてもよい。
[3B]前記各実施形態では車両Cが鋭角に旋回(すなわち90°以上旋回)したとみなされる横加速度が検出された場合にUターンを検出したが、これに限定されるものではない。旋回角度の閾値は種々に変更することができる。また、旋回角度が第1の閾値を超えた場合に「急ハンドルを検出しました」等の案内がなされ、第1の閾値よりも大きい第2の閾値を旋回角度がこえた場合に逆走警告がなされてもよい。
[3C]前記各実施形態では、カード忘れ警告用の路側機SP3からの電波が受信されたときに(S3:Y)、S5以下の処理が実行されるが、これに限定されるものではない。例えば、退出路TRから本線MRに向かって車両Cが走行中であることを示唆する路側機が他に存在する場合は、その路側機からの電波が受信されたときにS5以下の処理が実行されてもよい。
[3D]前記各実施形態では、カード忘れ警告用の路側機SP3からの電波が受信されてから(S3:Y)Uターンタイマが満了するまでの間に(S9:N)Uターンが検出された場合に(S7:Y)逆走警告がなされるが(S11)、これに限定されるものではない。例えば、カード忘れ警告用の路側機SP3からの電波が受信されてから(S3:Y)、車両Cが所定距離走行するまでの間にUターンが検出された場合に、逆走警告がなされてもよい。また、カード忘れ警告用の路側機SP3からの電波が受信されてから(S3:Y)、次に他の路側機からの電波が受信されるまでの間にUターンが検出された場合に、逆走警告がなされてもよい。
[3E]前記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、前記各実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、前記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、前記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の前記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[3F]上述した逆走判断装置(DSRC車載器1)の他、当該逆走判断装置を構成要素とするシステム、当該逆走判断装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、制御方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
[3G]前記実施形態では、本発明の逆走判断装置を構成する各手段をDSRC車載器1として車両に搭載したが、これに限るものではない。例えば、前記各実施形態における処理を実行するための構成の一部は、車両の外部にあるクラウドコンピュータ等によって実現されてもよい。
[3H]本発明の逆走判断装置は、逆走を判断するだけで警告はしなくてもよい。例えば、スマートフォンに所定のアプリ(アプリケーションソフト)がインストールされた場合に、当該スマートフォンが逆走判断装置としての車載器等における逆走判断結果を検出して、当該スマートフォンが警報音等を発生してもよい。
1…DSRC車載器 10…制御部 10A…CPU
10B…ROM 10C…RAM 10D…NVRAM
11…無線部 12…カード認証部 13…入力操作部
14…スピーカ 15…表示部 16…記憶部
17…加速度センサ 18…カードコネクタ 20…ICカード
C1,C2,C3,C4,C5,C6…車両 MR…本線
PS1,PS2,PS3…路側機 SA…サービスエリア
SR…進入路 TR…退出路

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、路側機から電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した電波に基づき、当該路側機が、休憩施設から退出して道路本線に合流するための退出路に設けられた退出路路側機であるか否かを判断する路側機判断手段と、
    前記車両が所定角度以上旋回したことを検出する旋回検出手段と、
    前記受信手段が電波を受信した路側機が退出路路側機であることを前記路側機判断手段が判断した後、前記車両が所定角度以上旋回したことを前記旋回検出手段が検出したとき、前記車両が逆走を始めたと判断する逆走判断手段と、
    を備えたことを特徴とする逆走判断装置。
  2. 請求項1に記載の逆走判断装置であって、
    前記所定角度は90°であることを特徴とする逆走判断装置。
  3. 請求項1又は2に記載の逆走判断装置であって、
    前記受信手段は、ICカードを装着可能な車載器に設けられ、
    前記退出路路側機は、前記車載器への前記ICカードの装着忘れを警告するための電波を送信することを特徴とする逆走判断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の逆走判断装置であって、
    前記逆走判断手段は、前記受信手段が電波を受信した路側機が退出路路側機であることを前記路側機判断手段が判断した後、所定時間以内に前記車両が前記所定角度以上旋回したことを前記旋回検出手段が検出したとき、前記車両が逆走を始めたと判断することを特徴とする逆走判断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の逆走判断装置であって、
    前記旋回検出手段は、前記車両が前記所定角度以上旋回したことを検出する検出しやすさが調整可能に構成され、
    前記車両の休憩施設における停車時間を取得する停車時間取得手段と、
    前記停車時間取得手段に取得された停車時間が短い場合に比べて、前記取得された停車時間が長い方が、前記旋回検出手段が前記所定角度以上旋回したことを検出しやすくなるように、前記旋回検出手段を調整する調整手段と、
    を更に備えたことを特徴とする逆走判断装置。
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