JP3141167U - 逆走通報機能付き道路情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーキングエリアやサービスエリアあるいはインターチェンジの流出路に逆走車を検出するための検出手段を含む警告手段を設置する。
【解決手段】道路管理事務所等に設置されている中央制御装置3と通信回線を介して接続され遠隔制御によって道路情報を表示する道路情報表示装置において、通常の道路情報を表示する順走車用の表示面21と逆走車用の表示面22とを備えた警告手段2と、車両情報を取得して逆走車を検知する逆走車検知手段1と、前記順走車用の表示面において前記中央制御装置よりの道路情報を表示すると共に前記逆走車検知手段よりの逆走車検知信号を受信すると前記順走車用の表示面および逆走車用の表示面で逆走車に関する表示項目を表示する表示制御手段23〜29とから構成した逆走通報機能付き道路情報表示装置である。
【選択図】図3

Description

本考案は、高速道路や自動車専用道路(以下、単に自動車道と言う)において前記道路を進行方向とは逆方向に走行する車両(以下、単に逆走車と言う)を判定し、逆走車と進行方向に走行している車両(以下、単に順走車と言う)に対して通報を行う逆走通報機能付き道路情報表示装置に関する。
最近、自動車道、特に、地方の交通流の少ない自動車道において、高齢の運転者がパーキングエリア(以下、単にPAと言う)やサービスエリア(以下、単にSAと言う)あるいはインターチェンジから本線車道(以下、単に本線と言う)への流入路に入るべきところを本線からの流出路に進入して進行方向とは逆方向に走行するケースや本線の流入路から本線へ逆走行するなどのケースが増えている。また、近年は一般道路からETC(Electronic Toll Collection System)を介して本線に進入できるような、いわゆるスマートインターチェンジと呼ばれるPAやSAにあっては、流入路と流出路を間違えて流出路から本線に進入することが多発している。
そこで、前記逆走車に対して警報を発して逆走車の運転者に逆走していることを知らしめる装置が開発されている。その1つは、例えば、特開2003−044984号公報、特開2003−296880号公報であって、本線からの流出路に逆走車が進入した段階で逆走車の運転者と順走車の運転者に警告手段を介して警報を与えるものがある。
一方、自動車道の本線上を走行している逆走車に対して警告を発する装置としては、例えば、特開2007−172246号公報があり、進行方向に対して順走車用の警告手段と順走車用の警告手段とを所定距離(1〜3Km)間隔毎に設置すると共に逆走車用の警告手段と一体または警告手段の前方に設置した車両検知装置により逆走車を検知し、逆走車用の警告手段と順走車用の警告手段によって逆走車と順走車の運転者に対して警報を与えるものである。
特開2003−044984号公報 特開2003−296880号公報 特開2007−172246号公報
ところで、前記した流出路に警告手段を設置する装置にあっては、流出路から本線に逆走して進行するのを防止することは可能であるが、流入路から本線に進入した後、直ちにUターンして本線上を逆走するケースや、目的としたインターチェンジやPAやSAを通過したことに気がついてUターンして逆走するケースの場合には、前記した流出路だけの対策だけでは本線上で多発する重大事故を防止することができないといった問題があった。
また、PAやSAあるいはインターチェンジの流出路に逆走車を検出するための検出手段を含む警告手段を設置する場合、この流出路の総数は日本全国で2000箇所以上に上るために、新たに警告手段を設置する設備費用は多大なものになるといった問題が発生する。
さらに、本線上を走行している逆走車に対して警告を発する装置にあっては、逆走車と順走車に対して警告手段を個別に設置しなければならないため設備費用が莫大なものになると共に逆走車用と順走車用の警告手段を所定距離だけ離して個別設置し、かつ、順走車用の警告手段の手前で逆走車を検知するものであるために逆走の発生が逆走車を検知するための車両検知手段を通過した位置で発生した場合には逆走車と順走車の何れに対しても警報を与えることができないといった問題があった。
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、死亡事故等の重大事故に繋がる本線上を逆走する逆走車を検知すると1つの警告手段の裏面側で逆走車に対して逆走であることを警告すると共に表面側で順走車に対して逆走車が接近中であることを警告することで、逆走車と順走車との正面衝突による重大事故を防止する逆走通報機能付き道路情報表示装置を提供せんとするにある。
本考案の逆走通報機能付き道路情報表示装置は前記した目的を達成せんとするもので、以下の通りである。
(1)道路管理事務所等に設置されている中央制御装置と通信回線を介して接続され遠隔制御によって道路情報を表示する道路情報表示装置において、通常の道路情報を表示する順走車用の表示面と逆走車用の表示面とを備えた警告手段と、車両情報を取得して逆走車を検知する逆走車検知手段と、前記順走車用の表示面において前記中央制御装置よりの道路情報を表示すると共に前記逆走車検知手段よりの逆走車検知信号を受信すると前記順走車用の表示面および逆走車用の表示面で逆走車に関する表示項目を表示する表示制御手段とから構成したことを特徴とする。
(2)は(1)において、前記逆走車検知手段は、逆走車の移動方向を判定する画像処理機能を備えていることを特徴とする。
(3)は(1)において、前記警告手段は、逆走車の検知信号を受信した時に表示する順走車と逆走車のための表示項目を記憶するメモリを備えていることを特徴とする。
(4)は(1)において前記警告手段は、複数の逆走車検知手段よりの逆走車が存在するとの検知信号が入力されると逆走車の位置と車速に応じた適切な表示項目を順走車用の表示面において表示することを特徴とする。
(5)は(1)において、前記警告手段が、逆走車用の表示面に閃光を発する閃光灯を備えていることを特徴とする。
(6)は(1)において前記警告手段が、逆走車用の表示面に単一指向性のスピーカを備えていることを特徴とする。
(7)は(1)において、前記警告手段は、逆走車検知信号が入力されると逆走車の進行方向の前方に位置する警告手段と中央制御装置に対して逆走車が存在するとの信号を送信することを特徴とする。
(8)は(1)において.前記警告手段は、順走車側の表示面において表示する表示項目の重要度を比較する判定手段と、重要度が高い表示項目の表示中において逆走車が存在するとの信号が入力された時には前記重要度の高い表示項目と逆走車に関する表示項目とを交互に表示することを特徴とする。
(9)は(1)において、前記警告手段は、短時間の連続した映像を常に新しい映像に書き換えながら一時記憶する映像記憶部と、前記逆走車検知手段の逆走車検知信号により上記映像記憶部に記憶された逆送車検知信号入力時の前後の映像を発生位置などの属性情報と共に保存する映像保存部とを備え、前記中央制御装置からの配信要求に応じて上記映像保存部で保存した保存映像をその属性情報と共に出力することを特徴とする。
本考案は前記したように、逆走車検知手段が逆走車を検知した信号を警告手段が受けると、該警告手段の両面に設けられた順走車用の表示面と逆走車用の表示面において逆走車が存在して危険であることを表示するようにしたので、逆走車と順走車の運転者に対して危険であることの報知が迅速に行え、また、設備の集約による機器の信頼性の向上が図れると共に設備費用の低減を図ることができる。
また、逆走車検知手段が逆走方向を判定する画像処理機能を備えることにより、カメラで撮影した映像を交通流や路面状態(積雪や凍結)および落下物等を検知するための画像として使用することができ、さらに、警告手段は順走車と逆走車のための表示項目をメモリが記憶していることで、逆走車を検知した時に瞬時に警告手段の両面において表示項目を表示して逆走車と順走車の運転者に速やかに知らしめることができる。
また、複数の逆走車検知手段よりの逆走車検知信号を入力して逆走車の位置と車速に応じた適切な表示項目を順走車用の表示面において表示することで、順走車の運転者は逆走車の位置やスピードなどを知って逆走車に対する準備を行うことができる。
さらに、逆走車用の表示面に閃光を発する閃光灯を備えことで、逆走事故の発生率の高い高齢運転者に対して注意喚起力を高めることができ、また、逆走車用の表示面に単一指向性のスピーカを備えことで、自動車道沿いの近隣住民に対して迷惑を掛けることなく逆走車の運転者に対してのみ「逆走・逆走」等のメッセージ(表示項目)や警告音を音声によって伝達することができる。
また、逆走車検知信号が入力されると逆走車の進行方向の前方に位置する警告手段と中央制御装置に対して逆走車が存在するとの信号を送信することで、隣接する警告手段に逆走車検知信号を伝達して適切な表示項目、例えば、「逆走車接近中注意」を表示することができ、かつ、中央制御装置を介して道路管理者に通報して迅速な対応を促すことができる。
さらに、順走車用の表示面において重要度の高い表示項目の表示中において逆走車が存在するとの信号が入力された時には前記重要度の高い表示項目と逆走車存在に関する表示項目との交互表示を行う、例えば、表示項目の「通行止」と「逆走車有」とを交互に行うことで、順走車の運転者に対して重要情報の表示の欠落を防止しながら逆走車に対する注意情報を与えることができる。
さらにまた、逆走発生時の前後における映像を保存する機能を備えたことにより、中央制御装置からの配信要求によって逆走発生時の映像を出力することができ、道路管理事務所において逆走の発生状況の詳細を知ることができる。
本考案は、警告手段の両面に設けられた順走車用の表示面と逆走車用の表示面において逆走車が存在して危険であることを表示するようにした逆走通報機能付き道路情報表示装置である。
以下、本考案に係る逆走通報機能付き道路情報表示装置の一実施例を図面と共に説明する。
図1は本考案の逆走通報機能付き道路情報表示装置を設置する自動車道(高速道路)におけるPAあるいはSA付近の平面図にして、順走車は右方向から左方向に走行し、また、順走車はパーキングエリアあるいはサービスエリアに寄るためには流出路から進入し、本線に戻るには流入路から進出することになる。
前記した図面ではPAあるいはSAを示しているがインターチェンジであっても本線への流出路、流入路が存在することから逆走する可能性があるので、本考案の逆走通報機能付き道路情報表示装置を設置することが望ましい。なお、PA、SAおよびインターチェンジのように流出路、流入路が存在する領域を以降、単にエリアと言う。また、図1において本線上に記載されているCは逆走車を示し、さらにGはETC車載機を搭載した車両のみが通行可能なゲートを示している。
1はエリアの近傍やエリアから本線に流入するため流入路の近傍に設置した逆走車を監視するための、例えば、500m間隔で設置されたサーバを備えたIPカメラ(以下、単にカメラという)にして、通常時において追越車線と走行車線および路側帯の全車線が撮影可能な画角にセットされている。また、サーバを備えていることによりネットワークを通じてカメラ制御による遠隔監視が行えるものである。
なお、カメラ1の設置台数としては後述する警告手段2が逆走車と順走車のそれぞれに対して100m程度手前の位置で運転者が目視可能であるため、警告手段2に取付けたカメラ監視による警告だけでも各車両に対する減速効果が望めるが、少なくとも逆走が起こる確率の高い所の流出路と流入路の前後2Km程度を新設または既設のカメラで監視することが望ましい。なお、図1において逆走車を監視するカメラ1を本線の一方向に向けて配置する場合を図示したが両方向に向けて配置し逆走車と順走車の動きを監視してもよい。
また、逆走車の検知方法としては、画角内の走行車線と追越車線上にそれぞれ平行する2つのウインドウを設けてウインドウ内の輝度値が同一輝度値となる方向を判別することで移動体の移動方向を検知可能であるが、逆走車の他の検知方法としては、車両どうしの差分による正負の極性の変化によって移動方向を判定したり(特許第2732860号)、夜間はヘッドライトの輝点の移動による極性の変化によって移動方向を判定し(特許第2018586号)、さらに、相互相関法を利用して車両を追跡することで移動方向を判定(特許第3181201号)してもよい。
なお、前記した逆走車の検知方法はカメラを使用して検知するものであるが、音波式(トップラーレーダ)、電磁式(ループコイル)および熱感知式(赤外センサ)等の手段を用いて検知してもよい。以下、これらの逆走車を検知する手段を総称して逆走車検知手段1と言う。
図2において、2は路側帯の外側に支柱を介して本線に張り出して設置された詳細を図3に示す警告手段にして、道路管理事務所に設置されている中央制御装置からの指令により順走車に対して各種の道路情報を表示する順走車用の表示面21と、該表示面21の裏面側において前記逆走車検知手段1が逆走車を検知したことの信号を受信すると逆走車の運転者に対して逆走していることを表示する逆走車用の表示面22とが一体的に形成されている。
前記表示面21には高輝度発光ダイオードがマトリックス状に配置され通常は道路情報を表示し、また逆走車が存在する場合には「逆走車接近中注意」や「逆走車接近中 駐車場に入れ」等の表示項目を逆走車の検知位置に応じて表示を行う表示板21aと、順走車を監視するカメラ21bと、赤色、黄色、赤色の発光ダイオードを点滅して注意を促す注意灯21cが取付けられている。
前記表示面22には高輝度発光ダイオードがマトリックス状に配置され通常は消灯状態となっており、逆走車を検知した時に「逆走・逆走」等の表示項目を赤色の発光ダイオードを点滅させることにより表示する表示板22aと大型の赤色キセノン灯等で離れた位置から視認可能な強力な閃光を発する閃光灯22bおよび「逆走中、停止せよ」等の音声を狭い範囲に放音する単一指向性スピーカ22cと、逆走車を検知するためのカメラ22dとが取付けられている。なお、表示板22bや閃光灯22bは逆走事故の多い高齢者を対象とするために表示面22の下方位置に配置されており、視野範囲の狭い高齢者が視認し易いように構成されている。
次に、図3に示す本考案の逆走通報機能付き道路情報表示装置の回路構成について説明する。
図3は道路情報表示装置の1つである警告手段2のブロック回路であって、11 〜1nは前記した警告手段2における表示面22に取付けられたカメラや本線に沿って配置されたカメラ、21,22は前記した警告手段2の順走車用の表示面と逆走車用の表示面、3は道路管理事務所に設置されている中央制御装置である。
また、警告手段2内には前記カメラ11 〜1nよりの本線上を走行している自動車を撮影した映像信号が入力される映像信号入力部23と、順走車用の表示面21と逆走車用の表示面22で表示するための表示項目や閃光灯22bを点滅させる信号および単一指向性スピーカ22cより音声を放音するための音声信号を出力する出力部24と、隣接する警告手段2に逆走車が存在するとの信号を出力すると共に中央制御装置3よりの順走車用の表示面21で表示する道路情報が入力され、かつ、逆走車が存在するとの情報を中央制御装置3に対して出力する伝送部25が設けられている。
また、警告手段2内には上記の映像信号入力部23に入力し圧縮した短時間の映像を入力し常に新しい映像に書き換えながら記憶する映像記憶部26と後述する逆走車検知信号により上記映像記憶部26に記憶した逆走発生時前後の映像を保存する映像保存部27、および、逆走車を検知した時に表示面21,22で表示するための情報や後述するCPU29を制御するための制御プログラムと逆走に関する表示項目および画像処理による判定結果としての逆走車検知データ(発生日時・発生位置など)を記憶するメモリ28が含まれている。
次に、CPU29は逆走車を画像処理によって検知する処理を行う画像処理部29aと、逆走車を検知した時において表示面21で表示していた表示項目の優先度の判定を行い、該判定において優先度が高い表示項目が表示中と判定された場合に該優先度の高い表示項目と逆走車検知に関する表示項目とを交互に表示する処理を行う重要項目判定処理部29bと、表示面21,22に表示する表示項目を選択して表示面の表示制御を行う表示制御処理部29cと、前記伝送部25の通信を制御するための通信制御処理部29dおよび上記の逆走車検知判定により上記映像記憶部26における逆走発生時前後の映像を読取り映像保存部27にカメラ1の設置位置情報と共に保存する処理を行う映像保存処理部29eとから構成されている。
次に、前記した構成に基づいて動作を図4のフローチャートと共に説明する。逆走車検知用のプログラムがスタートすると、各カメラで撮影された映像信号が映像信号入力部23に入力される(ステップS1)。該映像信号部23に映像信号が入力されると画像処理部29aによって各フレーム画像に対して逆走車の検知処理を実行する(ステップS2)。
そして、逆走車の検知処理において逆走車が存在するか否かの判断が行われる(ステップS3)。そして、ステップS3の判断において逆走車が存在するとの判断が行われると、表示制御処理部29cよりの出力により表示面22の表示板22aにおいて「逆走・逆走」等の赤色の発光ダイオードを点滅させる表示が実行されると共に閃光灯21bの点滅閃光を実行し、かつ、単一指向性スピーカ21cから「逆走中、停止せよ」等の音声放音を実行する(ステップS4)。
なお、このとき、伝送部25から中央制御装置3に対して逆走車の検知を通報すると共に、自動または手動による映像信号の配信要求を受信することにより映像保存部28に保存した映像をその属性情報と共に中央制御装置に配信する。
一方、順走車用の表示面21の表示板21aにおいて順走車用の表示が行われているか否かの判断が行われ(ステップS5)、表示が行われていないと判断すると表示板21aにおいて「逆走車接近中注意」の情報を表示する(ステップS6)。前記ステップS5の判断において表示板21aにおける表示が行われていると判断すると、表示板21aで表示されている情報が重要項目、例えば「5Km先 事故通行止」が含まれているかを重要項目判定処理部29bにより判断する(ステップS7)。
そして、ステップS7の判断において前記重要項目が含まれていないと判断した場合には、ステップS6で説明した逆走車が存在するとの情報である「逆走車接近中注意」の表示項目を表示板21aで表示する。また、ステップS7の判断において重要項目の表示中であると判断した場合には、前記重要項目である「5Km先 事故通行止」と「逆走車接近中注意」との情報を交互に表示する(ステップS8)。
そして、ステップS6およびステップS8の表示中において、逆走車が退避したとの情報が中央制御装置3から入力された時や、予め設定された時間、例えば、逆走車が走行し退避するまでの時間が経験から判断できる時間が経過した後には、表示板21a,22aでの逆走車が存在した時の表示項目の表示を停止させて全ての動作は終了する(ステップS9)。
また、前記逆走車を検知した信号によって動作した警告手段2と隣接する警告手段(逆走車が進行する方向の警告手段)に対して通信制御処理部27dを介して伝送部25から伝送されるので、前記警告手段2よりの情報である逆走車の速度および位置から表示板21aにおいて「逆走車が何Km先 接近中」等の表示項目を表示することで、逆走車より離れた位置の順走車の運転者が前もって対応することができる。
さらに、PAやSAにETC搭載機を搭載した車両のみが入出することのできるスマートインターチェンジの流出路手前の200mに流出路用の警告手段2を新設した場合(図1)について説明したが、既設の道路情報表示装置に逆走車用の警告手段を追加すると共に制御手段を改造して前記した機能を追加することも考えられる。
本考案に係る逆走通報機能付き道路情報表示装置を設置する自動車道におけるパーキングエリア(PA)あるいはサービスエリア(SA)付近の平面図である。 (a)は警告手段の正面図、(b)は背面図である。 警告手段内に組み込まれている回路ブロック図である。 回路ブロックの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 逆走車検知手段(IPカメラ)
2 警告手段
21 順走車用の表示面
22 逆走車用の表示面
23 画像入力部
24 出力部
25 伝送部
26 映像記憶部
27 映像保存部
28 メモリ
29 CPU
3 中央制御装置

Claims (9)

  1. 道路管理事務所等に設置されている中央制御装置と通信回線を介して接続され遠隔制御によって道路情報を表示する道路情報表示装置において、
    通常の道路情報を表示する順走車用の表示面と逆走車用の表示面とを備えた警告手段と、
    車両情報を取得して逆走車を検知する逆走車検知手段と、
    前記順走車用の表示面において前記中央制御装置よりの道路情報を表示すると共に前記逆走車検知手段よりの逆走車検知信号を受信すると前記順走車用の表示面および逆走車用の表示面で逆走車に関する表示項目を表示する表示制御手段と、
    から構成したことを特徴とする逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  2. 前記逆走車検知手段は、逆走車の移動方向を判定する画像処理機能を備えていることを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  3. 前記警告手段は、逆走車の検知信号を受信した時に表示する順走車と逆走車のための表示項目を記憶するメモリを備えていることを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  4. 前記警告手段は、複数の位置に設置された逆走車検知手段よりの逆走車検知信号が入力されると逆走車の位置と車速に応じた適切な表示項目を順走車用の表示面において表示することを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  5. 前記警告手段が、逆走車用の表示面に閃光を発する閃光灯を備えていることを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  6. 前記警告手段が、逆走車用の表示面に単一指向性のスピーカを備えていることを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  7. 前記警告手段は、逆走車検知信号が入力されると逆走車の進行方向の前方に位置する警告手段と中央制御装置に対して逆走車が存在するとの信号を送信することを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  8. 前記警告手段は、順走車側の表示面において表示する表示項目の重要度を比較する判定手段と、重要度が高い表示項目の表示中において逆走車が存在するとの信号が入力された時には前記重要度の高い表示項目と逆走車に関する表示項目とを交互に表示することを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
  9. 前記警告手段は、短時間の連続した映像を常に新しい映像に書き換えながら一時記憶する映像記憶部と、前記逆走車検知手段の逆走車検知信号により上記映像記憶部に記憶された逆送車検知信号入力時の前後の映像を発生位置などの属性情報と共に保存する映像保存部とを備え、前記中央制御装置からの配信要求に応じて上記映像保存部で保存した保存映像をその属性情報と共に出力することを特徴とする請求項1記載の逆走通報機能付き道路情報表示装置。
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