JPH10222710A - 自動料金徴収システム - Google Patents

自動料金徴収システム

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JPH10222710A
JPH10222710A JP9020718A JP2071897A JPH10222710A JP H10222710 A JPH10222710 A JP H10222710A JP 9020718 A JP9020718 A JP 9020718A JP 2071897 A JP2071897 A JP 2071897A JP H10222710 A JPH10222710 A JP H10222710A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金の自動徴収を行うことができない不適当
車両に対してマニュアルレーンへの誘導表示を行う場
合、路上に設けた誘導表示器にて個別の車両を対象とし
て誘導表示ができるようにする。 【解決手段】 料金の自動徴収を行うETCレーンとマ
ニュアルレーンが分岐する前の路上位置にて、いずれの
レーンに進むべきかの誘導表示を行う誘導システムを備
えている。この誘導システムにおいて、車両が車両検知
領域20に進入すると、車両通信領域21にて車載機と
通信を行い、その通信結果により、ETCレーンに進む
べきかマニュアルレーンに進むべきかを誘導表示器23
に誘導表示させる。ここで、誘導表示器23は、誘導表
示領域22にいる車両のみが目視可能となるように目視
範囲を制限した構成となっている。従って、通過車両が
多くても個別の車両を対象として誘導表示を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路等の料金
所において料金を自動徴収する自動料金徴収システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この自動料金徴収システムが導入される
初期の段階においては、料金所において、車両に搭載し
た無線通信機(以下、車載機という)と路上機との通信
により料金徴収が行われる自動料金支払い車線(以下、
ETCレーンという)と、従来通り料金収受員によって
料金徴収が行われる手動料金支払い車線(以下、マニュ
アルレーンという)の2車線が用意される。
【0003】従って、車載機を搭載した車両はETCレ
ーンに進み、車載機を搭載していない車両はマニュアル
レーンに進む必要がある。しかしながら、車載機の故障
あるいは残高不足などにより料金の自動徴収を行うこと
ができなくなっている場合、運転者がそれを知らずにE
TCレーンに進入すると、その車両は路上機により異常
と判断されるため、ETCレーンで停止させられ渋滞を
引き起こす原因となる。
【0004】このような問題に対処するため、特開平7
−21423号公報に示されるものにおいては、ETC
レーンとマニュアルレーンが分岐する前の路上位置に予
告用の路上機を設け、この予告用路上機と車載機とで通
信を行って、車載機の動作不良、ICカードの無効、あ
るいは残高不足などにより料金の自動徴収を行うことが
できない不適当車両であることを検出すると、車載機か
ら運転者にその旨の警告を行うとともに、路上に設けら
れた予告表示灯にてマニュアルレーンに誘導表示するよ
うにしたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に示されるものでは、予告表示灯にて誘導表示を行う
場合、通過車両が多いと、どの車両に対して誘導表示が
行われたのか識別しずらいという問題がある。また、車
載機側にて不適当車両である旨の警告を行う場合でも、
予告用路上機と車載機とで通信を行い、予告用路上機が
不適当車両であることを車載機側に送信して行うので、
車載機が搭載されていない車両に対しては警告を行うこ
とができず、また車載機が搭載されていてもその車載機
が予告用路上機と通信できない異常状態になっている場
合には警告を行うことができないという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みたもので、マニュ
アルレーンに進むべき車両に対しより適切に誘導を行え
るようにすることを目的とする。また、路上に設けた可
視表示手段にて個別の車両を対象としてマニュアルレー
ンへの誘導表示ができるようにすることを目的とする。
また、車載機が搭載されていない場合、あるいは車載機
が搭載されていてもその車載機が路上機と通信できない
異常状態になっている場合でも、マニュアルレーンへの
誘導を行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、料金の自動徴収
を行うことができない不適当車両をマニュアルレーン
(2)に誘導するための可視表示を行う可視表示手段
(23)を備え、この可視表示手段(23)は、特定領
域(22)にある車両に対して可視表示が目視できるよ
うに目視範囲を制限する手段(23b)を有することを
特徴としている。
【0008】従って、可視表示手段(23)の可視表示
に対し目視範囲を制限しているので個々の車両を対象と
して誘導表示を行うことができる。この誘導表示として
は、請求項2に記載した発明のように、ETCレーン
(1)に誘導する誘導表示も行うようにすれば、いずれ
の車線に進むべきかをより適切に表示することができ
る。
【0009】この場合、請求項3に記載した文字表示お
よび/又は請求項4に記載した表示色にて、マニュアル
レーン(2)への誘導表示とETCレーン(1)への誘
導表示を、容易に識別させることができる。請求項6に
記載の発明においては、車両が料金所に到達する前の所
定位置になったとき、この車両に車載機(30)が搭載
されていないことを検出すると、マニュアルレーン
(2)に進むべきことを運転者に知らせる手段(80、
90)を備えたことを特徴としている。
【0010】従って、車載機を搭載していない車両の場
合、マニュアルレーンに進むべきことを運転者にいち早
く知らせることができる。請求項7に記載の発明におい
ては、車両が料金所に到達する前の所定位置になったと
き、車載機(30)と無線で通信を行い、車載機(3
0)が路上機(51)と通信できない異常状態を検出す
ると、マニュアルレーン(2)に進むべきことを運転者
に知らせる手段(80、90)を備えたことを特徴とし
ている。
【0011】従って、車載機を搭載していても車載機が
路上機と通信できない異常状態になっているときには、
マニュアルレーンに進むべきことを運転者にいち早く知
らせることができる。なお、請求項6、7に記載の発明
において、車両が料金所に到達する前の所定位置になっ
たか否かは、請求項8に記載の発明のように、現在位置
検出手段(70)にて検出された車両の現在位置に基づ
いて判定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1に料金所での自動料金徴収システ
ムの構成を示す。図に示すように、料金所には、車両に
搭載した車載機と路上機との通信により料金徴収が行わ
れるETCレーン1と、従来通り料金収受員によって料
金徴収が行われるマニュアルレーン2が設けられてい
る。
【0013】ETCレーン1には、その進入路から順
に、車種判別装置3、ナンバープレート読取用の監視カ
メラ4、通信入口側車両検知装置5、路上機のアンテナ
6、通信出口側車両検知装置7、料金表示器8、ゲート
入口側検知装置9、整理券発行機10、ゲート出口側検
知装置11、監視カメラ12が設置されている。このE
TCレーン1に進む車両に対し、まず車種判別装置3に
て車種判別が行われ、次に監視カメラ4を用いてナンバ
ープレートの読み取りが行われる。そして、これらの情
報を基に、路上機と車載機間で通信が行われて料金の自
動徴収が行われる。車両検知装置5、7は、車載機との
通信を行うタイミングをとるために設けられ、車両検知
装置9、11は、ゲートの開閉タイミングをとるために
設けられている。なお、自動徴収できない車両がETC
レーン1に進入した場合には、整理券発行機10にて整
理券が発行され事務所に進むべき旨の処理がなされる。
【0014】本実施形態にかかる自動料金徴収システム
においては、ETCレーン1とマニュアルレーン2が分
岐する前の路上位置にて、いずれのレーンに進むべきか
の誘導を行う誘導システムを備えている。図2に、その
誘導システムを示す。車両が車両検知領域20に進入す
ると、車両通信領域21にて車載機と通信を行い、その
通信結果により、ETCレーン1に進むべきかマニュア
ルレーン2に進むべきかを誘導表示器23に誘導表示さ
せる。なお、誘導表示器23は、後述するように、誘導
表示領域22にいる車両に対してのみ目視できるように
目視範囲を制限した構成となっている。また、誘導表示
器23を通過した車両に対し、進むべきレーンを認識さ
せるための看板24が設置されている。
【0015】図3に、誘導システムのブロック構成を示
す。この誘導システムは、車両検知装置24、誘導用路
上機25、および誘導表示器23を備えている。車両検
知装置24は、光シャッタ24aと車両検知制御器24
bから構成されており、光シャッタ24aから通過車両
に光ビームを照射し、その反射光に基づいて車両検知領
域20にいる車両の検知を行う。
【0016】誘導用路上機25は、アンテナ25aと誘
導用路上制御器25bから構成されており、通信領域2
1にいる車両に搭載された車載機と通信を行い、その通
信結果により、誘導表示器23に誘導表示を行わせる。
図4に、車載機の構成を示す。車載機30は、路上機と
通信を行うためのアンテナ31と、通信を制御する送受
信回路32と、ICカード36の残高や車載機30の異
常等の情報を使用者に通知するための液晶表示装置(L
CD)33およびそのドライバ34と、使用者の注意を
喚起するためにブザー音を発生するブザー35と、残高
等の情報を記憶するICカード36と、上述した各構成
部を制御する車載機制御装置37を有している。車載機
制御装置37は、この車載機30のID情報などを記憶
するメモリを有している。また、この車載機30は、電
源である電池37と、及びそれをレギュレートする電源
供給回路39を備えており、電源供給回路39から各構
成部に電源を供給する。この車載機30自体の構成は従
来のものと同様である。
【0017】図5に、上述した誘導システムの誘導処理
を示す。車両検知装置24は、車両検知領域20に車両
を検知したか否かを判定する(ステップ101)。そし
て、車両が検知されると、その車両に対し誘導用路上機
25は、以下の処理を行う。まず、車載機30と通信を
行う(ステップ102)。車載機30は、その通信によ
り起動され、車載機30自身に異常があるか否かを自己
診断する。そして、誘導用路上機25は、車載機30と
の通信処理において、車載機30と通信が正常にできた
か否かを判定する(ステップ103)。通信が正常にで
きた場合は、次に、車載機30からの自己診断結果によ
り車載機30が正常か否かを判定する(ステップ10
4)。車載機30が正常である場合には、車載機30の
LCD33にETCレーンを表示させる指示を車載機3
0に送信し(ステップ105)、誘導表示器23にET
Cレーンを誘導表示させる(ステップ106)。
【0018】しかし、車載機30からの自己診断結果に
より車載機30が異常であることをステップ104にて
判定したときは、車載機30との通信は可能であるの
で、車載機30にETCレーンを表示させる指示を送信
し(ステップ107)、誘導表示器23にマニュアルレ
ーンを誘導表示させる(ステップ108)。また、車両
が車載機30を搭載していなく通信ができない場合、車
載機30の通信機能が異常で通信ができない場合、車載
機30との通信で異常があった場合など、車載機30と
の通信が正常にできなかった場合には、ステップ103
からステップ108に進み、誘導表示器23にマニュア
ルレーンを誘導表示させる。
【0019】従って、車載機30に異常がある場合ある
いは車載機30との通信が不能の場合など、料金の自動
徴収を行うことができない不適当車両に対しては、少な
くとも誘導表示器23にてマニュアルレーンへの誘導表
示が行われる。なお、図5中に示していないが、車載機
30が正常であっても残高不足などにより料金の自動徴
収を行えなくなっている場合には、マニュアルレーンへ
の誘導を行うようにする。
【0020】上記した誘導用路上機25は、車載機30
との通信により車載機30のID情報などを得ることが
できるので、図3に示すように、誘導用路上機25から
料金所コンピュータ40に通過車両のID情報などを送
信し、各レーンにどのようなID情報を持つ車載機30
が通過するかの予測情報を与えることができる。なお、
料金所コンピュータ40は、ETCレーン1に設けられ
た図1に示す各構成要素からなるETCレーン制御器5
0を制御するとともに、マニュアルレーン2におけるマ
ニュアルレーン制御器(レジなど)60を制御する。な
お、ETCレーン制御器50には、アンテナ6により車
載機30と通信を行って料金の自動徴収を行う路上機5
1が含まれている。
【0021】本実施形態においては、上述した誘導表示
器23を、誘導表示領域22にいる車両に対してのみ誘
導表示が見える構成としている。図6に、誘導表示器2
3の外観構成を示す。誘導表示器23は、誘導表示を行
う電光表示パネル23aと、この電光表示パネル23a
の前面に設けられて光路範囲を制限する光路制限板23
bから構成されている。
【0022】この光路制限板23bを設けることによ
り、図7に示すように、電光表示パネル23aから光の
進む範囲が制限され、車両が誘導表示領域22を通過す
るときにのみ電光表示パネル23aの表示を目視するこ
とができる。すなわち、車両が誘導表示領域22より遠
方にある場合には、図8(a)に示すように、光路制限
板23bにより電光表示パネル23aの表示を見ること
ができないが、車両が誘導表示領域22に入ると、図8
(b)、(c)に示すように、電光表示パネル23aの
表示を見ることができる。
【0023】なお、図8(b)は、ETCレーンへの誘
導表示を行う場合の表示例で、電光表示パネル23aに
は「ETCレーンへ」という文字が表示され、色表示部
231には緑色表示が行われる。また、図8(c)は、
マニュアルレーンへの誘導表示を行う場合の表示例で、
電光表示パネル23aには「マニュアルレーンへ」とい
う文字が表示され、色表示部232には赤色表示が行わ
れる。
【0024】このように文字表示に色表示を加えること
によって、誘導表示の識別を容易にすることができる。
この場合、文字表示自体の色を変えるようにしてもよ
く、また色表示のみにて誘導表示を行うようにしてもよ
い。また、文字も上記したものと異なるものを用いても
よい。例えば、「ETCレーンへ」、「マニュアルレー
ンへ」という文字を、単に「ETC」、「チケット」と
いうようにしてもよい。
【0025】従って、上述したように、誘導表示器23
に光路制限板23bを設けて目視範囲を制限することに
より、通過車両が多い場合であっても、個別の車両を対
象として誘導表示を行うことができる。なお、誘導表示
器23の光路制限を行う場合、光路制限を行う機構を内
蔵した誘導表示器を用いるようにしてもよい。 (第2実施形態)第1実施形態では、料金所に設けた誘
導システムを用いて誘導を行うものを示したが、それに
加えて料金所に入る手前で運転者に誘導表示を行うよう
にすることもできる。
【0026】このため、本実施形態では、図9に示すよ
うに、車両の現在位置を検出するGPSなどを用いた現
在位置検出装置90と、車両が料金所に入る手前、例え
ば高速道路の本線から料金所に入るランプウェイに車両
がいることを検出し、ディスプレイ90に誘導表示を行
わせる制御装置80とを備えている。また、車載機30
は、例えばフロントガラスの車室内側の位置などに取り
付けられるため、車載機30と制御装置80は、無線、
例えば光通信を用いて信号伝達を行うようにしている。
このため、車載機30は、光通信駆動回路301および
受発光素子302を備えており、制御装置80も同様の
光通信機構を備えている。
【0027】図10に、制御装置90の誘導処理を示
す。この制御装置90は、高速道路における各料金所の
座標データおよび料金所を画像表示させるデータなどを
記憶しており、現在位置検出装置70にて検出された現
在位置と料金所の座標とから、車両がいずれかの料金所
に至るランプウェイに入ったか否かを判定する(ステッ
プ201)。
【0028】車両がランプウェイに入ったことを判定す
ると、制御装置90は車載機30と通信を行い、この車
両に車載機30が搭載されているか否かを判定する(ス
テップ202)。車載機30が搭載されていない場合に
は、ディスプレイ90にマニュアルレーンへの誘導表示
を行わせる(ステップ206)。この場合の誘導表示例
を図11に示す。
【0029】また、車両に車載機30が搭載されている
場合には、車載機30を起動して自己診断を行わせる
(ステップ203)。この自己診断により、車載機30
が例えば電池不足あるいは車載機制御装置37の異常な
どにより路上機51と通信できない異常状態にあること
を判定すると、ステップ204からステップ206に進
み、ディスプレイ90にマニュアルレーンへの誘導表示
を行わせる。また、自己診断結果がOKの場合には、デ
ィスプレイ90にETCレーンへの誘導表示を行わせる
(ステップ205)。
【0030】上記した構成によれば、車両が料金所手前
のランプウェイに入ったときに、車両に車載機30が搭
載されていないこと、あるいは車載機30が路上機51
と通信を行えない状態にあることを検出すると、ディス
プレイ90にマニュアルレーンへの誘導表示を行わせ、
また、車両に搭載された車載機30が路上機51と正常
に通信を行うことができる場合には、ディスプレイ90
にETCレーンへの誘導表示を行わせる。従って、料金
所に入る手前で、いずれのレーンに進むべきかを運転者
に知らせることができる。
【0031】なお、車載機30が路上機51と正常に通
信を行うことができる場合であっても残高不足の場合に
は、路上機51は料金料徴収を行うことができないた
め、ディスプレイ90にマニュアルレーンへの誘導表示
を行わせる。また、車両が料金所に到達する前の所定位
置になったことを料金所の座標と車両の現在位置とを用
いて判定するものを示したが、制御装置90が高速道路
に関する地図データを有している場合には、その地図デ
ータを用いて車両がランプウェイにはいったことを判定
するようにしてもよい。この場合、現在位置検出装置7
0、制御装置80、ディスプレイ90は、地図表示など
を行うナビゲーション装置として用いるものであっても
よい。さらに、ランプウェイに設置された通信機との通
信により車両が料金所に到達する前の所定位置になった
ことを検出するようにしてもよい。
【0032】また、上記した第1、第2実施形態におい
て、車載機30のLCD33あるいはディスプレイ90
を用いて、車両の運転者に対する誘導報知を行うものを
示したが、その報知手段としては、音声を用いて行うも
のであってもよい。さらに、上述した説明においては、
高速道路の料金所について説明したが、高速道路の入口
側においてもETCレーンとマニュアルレーンの誘導表
示を行うようにするのが好ましい。また、本発明は、出
口側で料金を支払う高速道路に限らず、入口で料金を支
払う有料道路にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す料金所での自動料
金徴収システムの概念構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す自動料金徴収シス
テムにおける誘導システムの構成図である。
【図3】図2に示す誘導システムのブロック構成を示す
図である。
【図4】車載機の構成を示すブロック構成図である。
【図5】図3に示す誘導システムの処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】誘導表示器23の外観構成を示す図である。
【図7】誘導表示器23による目視制限を説明するため
の説明図である。
【図8】誘導表示器23の表示状態を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態にかかる車両側の車載機
などの構成を示す図である。
【図10】図9に示す制御装置80の処理を示すフロー
チャートである。
【図11】図9に示すディスプレイ90の表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1…ETCレーン、2…マニュアルレーン、6…路上機
のアンテナ、23…誘導表示器、23a…表示パネル、
23b…光路制限板、51…路上機、70…現在位置検
出装置、80…制御装置、90…ディスプレイ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動料金支払い車線(1)と手動料金支
    払い車線(2)を有する有料道路の料金所において、車
    両に搭載された車載機(30)と、前記自動料金支払い
    車線(1)に配置された路上機(51)間で通信を行
    い、料金を自動徴収する自動料金徴収システムにおい
    て、 車両が前記自動料金支払い車線(1)に入る前の路上位
    置に設置され、前記料金の自動徴収を行うことができな
    い不適当車両を前記手動料金支払い車線(2)に誘導す
    るための可視表示を行う可視表示手段(23)を備え、 前記可視表示手段(23)は、特定領域(22)にある
    車両に対して前記可視表示が目視できるように目視範囲
    を制限する手段(23b)を有することを特徴とする自
    動料金徴収システム。
  2. 【請求項2】 前記可視表示手段(23)は、前記料金
    の自動徴収を行うことができる車両に対しては前記自動
    料金支払い車線(1)に誘導するための可視表示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動料金徴収システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記手動料金支払い車線(2)に誘導す
    る可視表示と前記自動料金支払い車線(1)に誘導する
    可視表示は、文字によって識別可能になっていることを
    特徴とする請求項2に記載の自動料金徴収システム。
  4. 【請求項4】 前記手動料金支払い車線(2)に誘導す
    る可視表示と前記自動料金支払い車線(1)に誘導する
    可視表示は、表示色によって識別可能になっていること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の自動料金徴収シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記可視表示手段(23)は、前記可視
    表示を行う表示パネル(23a)を有し、前記目視範囲
    を制限する手段は、前記表示パネル(23a)の前面に
    設けられ前記表示パネル(23a)からの光の進む範囲
    を制限して前記目視範囲の制限を行う光路制限板(23
    b)を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1つに記載の自動料金徴収システム。
  6. 【請求項6】 自動料金支払い車線(1)と手動料金支
    払い車線(2)を有する有料道路の料金所において、車
    両に搭載された車載機(30)と、前記自動料金支払い
    車線(1)に配置された路上機(51)間で通信を行
    い、料金を自動徴収する自動料金徴収システムにおい
    て、 前記車両は、この車両が前記料金所に到達する前の所定
    位置になったとき、この車両に前記車載機(30)が搭
    載されていないことを検出すると、前記料金所において
    前記手動料金支払い車線(2)に進むべきことを前記車
    両の運転者に知らせる手段(80、90)を有すること
    を特徴とする自動料金徴収システム。
  7. 【請求項7】 自動料金支払い車線(1)と手動料金支
    払い車線(2)を有する有料道路の料金所において、車
    両に搭載された車載機(30)と、前記自動料金支払い
    車線(1)に配置された路上機(51)間で通信を行
    い、料金を自動徴収する自動料金徴収システムにおい
    て、 前記車両は、この車両が前記料金所に到達する前の所定
    位置になったとき、この車両に搭載された車載機(3
    0)と無線で通信を行い、前記車載機(30)が前記路
    上機(51)と通信できない異常状態を検出すると、前
    記料金所において前記手動料金支払い車線(2)に進む
    べきことを前記車両の運転者に知らせる手段(80、9
    0)を有することを特徴とする自動料金徴収システム。
  8. 【請求項8】 前記車両の現在位置を検出する現在位置
    検出手段(70)を備え、前記運転者に知らせる手段
    (80、90)は、前記現在位置検出手段(70)にて
    検出された現在位置に基づいて前記車両が前記料金所に
    到達する前の所定位置になったことを判定する手段(2
    01)を有することを特徴とする請求項6又は7に記載
    の自動料金徴収システム。
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