JP5546523B2 - 鋼管杭の防食施工方法 - Google Patents

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本発明は、桟橋等の海洋構造物に用いられている鋼管杭の、飛沫帯、干満帯の腐食を防止するための防食施工方法に関し、特に、桟橋等の海洋構造物に用いられている鋼管杭の耐久性の長期化を図ることができる防食施工方法に関する。
海洋構造物の鋼管杭の飛沫帯や干満帯は腐食の進行が早いため、表面に防食テープを巻き、またはさらに合成樹脂等の保護シートで被覆する防食施工が行われている。
このような防食施工に関連して、例えば、特許文献1には、保護カバーを、ペトロラタム系防錆層が形成された鋼管杭または鋼管杭上の防食材周囲に巻き回し締め付け固定する鋼管杭の保護カバー取付構造が記載されており、特許文献1の保護カバー取付構造では、保護カバーの重ね合わせ部の外側端部が剛性高く構成され、重ね合わせ部に貫通させて端部を拡張させた係止具によって密着させられ鋼管杭に締め付け固定されている。
また、例えば、特許文献2には、鋼管杭にペトロラタム系の防食材を塗布又は貼り付け、防食材をプラスチック製又は金属製保護カバーにより保護カバーの端部がラップするようにラップ部を形成して巻き付け、締付け具により保護カバーを展圧しながら、ラップ部を固定具で仮止めした後、ラップ部に、湾曲した板状又はチャンネル状の長尺保護カバーの内側に封止材を予め塗布又は含浸しておいたものを展圧固定し、封止材を硬化させる鋼管杭の被覆防食方法が記載されている。
特開2005−113472号公報 特開2003−138592号公報
上述の特許文献1の記載の鋼管杭の保護カバー取付構造、特許文献2に記載の鋼管杭の被覆防食方法のように、桟橋等の海洋構造物に用いられている鋼管杭の防食方法は従来からあるものの、波浪により保護カバーが変形し、海水が浸入して、ペロトラタム系の防錆層(防食材)と海水とが接触することにより防錆層が摩耗(劣化)する。このように、海水との接触を長期に亘って回避することができないため、長期にわたり安定した防食性能を発揮することができないという問題点がある。
本発明者は鋭意検討し、上記課題を解決する方法を見出し、本発明を完成させた。
本発明は次の(1)〜(4)である。
(1)海洋構造物の鋼管杭の飛沫帯・干満帯の外周面に、防錆層、遮水層、プラスチック層および保護層を含む防食層を形成して防食する防食施工方法であって、前記鋼管杭の外周面に防錆層を密着させて形成する防錆層形成工程と、前記防錆層の外周面に遮水層を密着させて形成する遮水層形成工程と、前記遮水層の外周側に、前記鋼管杭の長手方向に所定の距離をあけて1対の帯状の厚肉部を設け、前記厚肉部を覆うように本体部を設けてプラスチック層を形成するプラスチック層形成工程と、前記プラスチック層の外周側に、前記プラスチック層の前記本体部を圧縮させつつ、保護層を形成する保護層形成工程とを備える防食施工方法。
(2)前記プラスチック層の前記厚肉部および前記本体部は、発泡部材で構成されており、前記厚肉部は前記本体部よりも発泡倍率が大きい上記(1)に記載の防食施工方法。
(3)前記厚肉部は、発泡倍率が350%〜700%であり、前記本体部は、発泡倍率が250〜400%である、上記(1)または(2)に記載の防食施工方法。
(4)前記プラスチック層の前記本体部は、厚さが3〜15mmであり、前記厚肉部は厚さが2mm以下である、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の防食施工方法。
本発明によれば、遮水層を設け、この遮水層上に形成されるプラスチック層に帯状の厚肉部を設けることにより、プラスチック層と遮水層との密着性を高くすることができ、防錆層と海水との接触を長期に亘って回避することができる。これにより、耐久性の長期化を図ることができる防食施工方法を提供することができる。
海洋構造物の鋼管杭の飛沫帯・干満帯に、本発明の防食施工方法を施した状態を示す概略図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1の要部断面図である。 プラスチック層の構成を示す概略断面図である。 (a)および(b)は、防食施工方法の工程の一部を示す概略断面図である。 実施例に用いた配置モデルを示す概略断面図である。 保護層形成後のプラスチック層と遮水層との密着状態の例を示す概略断面図である。 保護層形成後のプラスチック層と遮水層との密着状態の例を示す別の概略断面図である。 保護層形成後のプラスチック層と遮水層との密着状態の例を示すさらに別の概略断面図である。
本発明について説明する。
本発明は、海洋構造物の鋼管杭の飛沫帯・干満帯の外周面に、防錆層、遮水層、プラスチック層および保護層を含む防食層を形成して防食する防食施工方法であって、前記鋼管杭の外周面に防錆層を密着させて形成する防錆層形成工程と、前記防錆層の外周面に遮水層を密着させて形成する遮水層形成工程と、前記遮水層の外周側に、前記鋼管杭の長手方向に所定の距離をあけて1対の帯状の厚肉部を設け、前記厚肉部を覆うように本体部を設けてプラスチック層を形成するプラスチック層形成工程と、前記プラスチック層の外周側に、前記プラスチック層の前記本体部を圧縮させつつ、保護層を形成する保護層形成工程とを備える防食施工方法である。
このような本発明によれば、防錆層と海水との接触を長期に亘って回避することができ、耐久性の長期化を図ることができる。
本発明の防食施工方法を施した後の鋼管杭(防食被覆体)の具体例を図1〜図4を用いて説明する。
図1は、海洋構造物の鋼管杭の飛沫帯・干満帯に、本発明の防食施工方法を施した状態を示す概略図であり、図2は、図1におけるA−A線断面図であり、図3は、図1の要部断面図であり、図4は、プラスチック層の構成を示す概略断面図である。なお、後述する図5以降も含め、各図における各部分の大きさ等は、実際とは異なる場合がある。
図1、図3に示すように、鋼管杭1の外周面であって受け台30の上に防食層10が設置されている。この受け台30は、防食層10のずれを止めるためのものであり、断面略L字形状をしており、通常、鋼管杭1の干満帯よりも下方に設けられる。そして、受け台30の端部に防食層10との隙間を覆うようにシール部32が形成されている。また、防食層10の上側端部にもシール部32が形成されている。シール部32は、例えば、エポキシ樹脂が用いられる。鋼管杭1の直径は、例えば、100〜10,000mmであり、1,800〜10,000mmであってもよい。
図2および図4に示すように、鋼管杭1の外周面に密着するように防錆層3が形成されている。防錆層3の外周面に密着するように遮水層4が形成されている。この遮水層4の外周面に密着するようにプラスチック層5が形成されており、その外周面に密着するように保護層7が形成されている。防食層10は、防錆層3、遮水層4、プラスチック層5および保護層7により構成される。
遮水層4は、防錆層3と海水との接触を抑制するためのものであり、例えば、厚さ100μm程度のプラスチックシートである。
プラスチック層5は、図4に示すように、本体部50と、本体部50の両端部に設けられる帯状の厚肉部52とを有し、プラスチック層5は端部が厚肉化されている。そして、厚肉部52が遮水層4の側に配置される。なお、図4の上下方向が鋼管杭1の長手方向に相当する。
本体部50と厚肉部52は、発泡部材で構成されており、厚肉部52は本体部50よりも発泡倍率が大きいことが好ましい。プラスチック層5の遮水層4に対する密着性が向上するからである。発泡部材としては、特に限定されるものではないが、例えば、連続発泡ポリエチレンシートが用いられる。
ここで、発泡倍率とは、発泡がない状態の体積を100%とし、この発泡がない状態の体積に対する、発泡を含む状態の体積の比率で規定されるものである。このため、例えば、発泡倍率が200%とは、発泡がない状態と同じ体積分の空気が入っている状態のことである。なお、発泡倍率が大きい程、縮ませることができる。発泡倍率が小さ過ぎる場合には、鋼材の凹凸(溶接ビード等)により生じる遮水層4の凹凸に対して追従し難くなり、十分な密着性が得られない。一方、発泡倍率が大き過ぎる場合、プラスチック層4の反発力がなくなり、遮水層4を押さえにくくなり、遮水層4による防錆層3のシール性が低下する恐れがある。
本体部50は発泡倍率が250〜400%であることが好ましく、この場合、厚肉部52は発泡倍率が350%〜700%であることが好ましい。これにより、厚肉部52と遮水層4との密着性をより高めることができ、防錆層3への海水の浸入をより抑制することができる。なお、厚肉部52の発泡倍率は、好ましくは400%〜600%である。
図4に示す本体部50の厚さTは、例えば、3〜15mmであることが好ましく、4〜8mmであることが好ましく、6mm程度であることがさらに好ましい。また、厚肉部52の厚さtは2mm以下であることが好ましい。これにより、厚肉部52と遮水層4との密着性をさらに一層高めることができ、防錆層3への海水の浸入をさらに一層抑制することができる。厚肉部52の厚さは、好ましくは、1〜2mmである。
なお、厚肉部52の厚さが0.5〜1.5mmのとき、厚肉部52の発泡倍率は350%〜450%であることが好ましい。また、厚肉部52の厚さが1.5〜2mmのとき、厚肉部52の発泡倍率は550%〜650%であることが好ましい。
保護層7は、防錆層3、遮水層4およびプラスチック層5を波浪等から保護する機能を有し、かつプラスチック層5を内側(鋼管杭1側)へ向かって圧縮するとともに、加圧した状態を保持する機能を有するものである。図2に示すように、保護層7は、薄板70の両端部に主面に垂直な方向にフランジ部72が形成されており、このフランジ部72には鋼管杭1の長手方向に所定の間隔をあけて、図示しない複数の穴が形成されている。この穴にボルト20を通し、ボルト20にナット22を螺合させて締め付けることにより、プラスチック層5を圧縮するとともに、その状態を維持しつつ保護層7を設けている。
なお、フランジ部72において、ボルト20、ナット22を設ける位置および数は、特に限定されるものではない。また、図2には保護層7を、鋼管杭1の外周において1個所で止める構成を示したが、これに限定されるものではなく、複数であってもよい。
保護層7は、フランジ部72を設ける構成としたが、上述の機能を発揮することができれば、その構成は、特にこれに限定されるものではなく、例えば、特開平9−302701号公報に開示のサヤ管タイプのものであってよく、特開2005−113472号公報、特開2003−138592号公報に開示されているものであってもよい。なお、フランジ部72は、折り曲げて形成してもよく、また接合して形成してもよい。
本発明の防錆層形成工程について説明する。
本発明の防錆層形成工程では、鋼管杭1の外周面に密着するように防錆層3を形成する。
防錆層3は、特に限定されず、例えば、従来公知のものを用いることができる。例えば、市販の防錆剤(ペトロラタム、酸化重合樹脂、エポキシ樹脂など)を含浸した帯状の布を用いることができ、これを鋼管杭の外周面に巻き付けることで防錆層を形成することができる。また、例えば、ペトロラタムシートの表面にペトロラタムペーストを塗り、ペトロラタムペーストが内側になるように、ペトロラタムシートを鋼管杭の表面に張り付けることで防食層3を形成することができる。
防錆層3の形成に先だって、例えば、鋼管杭の表面付着物を除去し、スクレーパやワイヤブラシ、機械ブラシ、グラインダーのような手工具および動力工具(例えば、オートジゼル、エアーグラインダー、サンドブラスト)等で素地調整することが好ましい。
本発明の遮水層形成工程について説明する。
本発明の遮水層形成工程では、例えば、プラスチックシートを防錆層3の外周面に密着するように巻きつけて遮水層4を形成する。この遮水層4により、防錆層3と海水との接触が抑制される。
本発明のプラスチック層形成工程について説明する。
本発明のプラスチック層形成工程では、遮水層4の外周側に、鋼管杭1の長手方向に所定の距離をあけて1対の帯状の厚肉部52を配置し、厚肉部52を覆うように、板状の本体部50を設けてプラスチック層5を形成する。このようにして、図4に示すプラスチック層5が形成される。
本発明の保護層形成工程について説明する。
本発明の保護層形成工程では、プラスチック層5の外周側に、プラスチック層5の本体部50を圧縮させつつ、保護層7を形成する。
具体的には、図5(a)に示すように、プラスチック層5の本体部50の外周面に保護層7となる薄板70を配置する。このとき、本体部50の厚さはTである。次に、薄板70を、図2に示すようにボルト20、ナット22を螺合して本体部50を締め付け、本体部50を圧縮しつつ、保護層7を形成する。この場合、図5(b)に示すように、本体部50を締め付け厚さがTcとなるまで圧縮するとともに、保護層7によってプラスチック層5を内側へ向かって加圧した状態を保持する。プラスチック層5は、上述のように本体部50よりも厚肉部52の方が発泡倍率が高く、遮水層4に追従性よく密着する。
なお、保護層7による本体部50の圧縮の程度は、本体部50の厚さの比率Tc/Tで、50%〜80%が好ましい。
保護層7として用いる薄板70は、耐食性金属からなることが好ましい。耐食性金属の種類は特に限定されない。例えば、耐食性金属として、チタン、チタン合金、ステンレスが挙げられ、チタンまたはチタン合金であることが好ましい。これ以外にも、前述の薄板70として、FRP、PE(ポリエチレン)を用いることができる。
保護層7に用いられる薄板の板厚も特に限定されないが0.3〜3.0mmが好ましく、0.6〜1.5mmがより好ましく、0.6〜1.0mmがさらに好ましい。軽量であり施工時の取扱いが容易だからである。
薄板の周方向の長さも特に限定されないが1,000〜3,000mmが好ましく、1,500〜2,500mmがより好ましい。
また、薄板は周方向や鋼管杭の縦方向に2以上を接合したものであってもよい。
本発明においては、防錆層3上に遮水層4を設け、厚肉部52を有するプラスチック層5を遮水層4上に設けることにより、厚肉部52と遮水層4との密着性を高めることができ、波の影響で図1に示すシール部32が壊れても、遮水層4を厚肉部52が抑え込んでいるので、遮水層4の機能(防錆層3との海水の接触の抑制)を維持し、防錆層3と海水との接触を長期に亘って抑制することができる。これにより、耐久性の長期化を図ることができる。
本発明はこのように構成されるものであることが好ましい。ただし、本発明は上記実施形態に限定されない。
海洋構造物の鋼管杭の外周面に、本発明の防食施工方法を施し、その密着状態を評価した。以下に具体的に説明する。
本実施例では、図6に示すプラスチック層5の配置モデル100を用いた。なお、図6に示す配置モデル100は、図2に示す保護層10と同様の配置構成とした。このため、その詳細な説明は省略する。
なお、本実施例では、プラスチック層5の本体部50の厚さTを6mmとした。厚肉部52については、厚さを1mm、2mm、3mmとし、さらに各厚さにおいて発泡倍率を変えたものを用いた。また、本体部50の発泡倍率は300%である。
保護層7により、圧縮後の厚さTcが3〜5mmとなるように保護層7の形成時にプラスチック層5の本体部50を加圧して圧縮した。
保護層7形成後のプラスチック層5と遮水層4との密着状態を評価した。その結果を第1表の試験結果の欄に示す。
なお、第1表に示す「シール状態」の欄の「加圧、シール良好」とは図7に示す状態のことであり、本体部50よりも厚肉部52の方が遮水層4への面圧が高い状態である。「本体際で隙間発生」とは図8に示す状態のことであり、本体部50と厚肉部52との接触部分に隙間40が生じている状態である。「加圧不足、シール不良」とは図9に示す状態のことであり、本体部50の方が厚肉部52よりも遮水層4への面圧が高く、プラスチック層5と遮水層4との界面Bの加圧が不足している状態である。
Figure 0005546523
第1表に示すように、厚さが1mmでは発泡倍率が400%であるとき、厚さが2mmでは発泡倍率が600%であるとき、シールが良好な状態であった。
1 鋼管杭
3 防錆層
4 遮水層
5 プラスチック層
7 保護層
10 防食層
30 受け台
32 シール
50 本体部
52 厚肉部
70 薄板
72 フランジ部

Claims (4)

  1. 海洋構造物の鋼管杭の飛沫帯・干満帯の外周面に、防錆層、遮水層、プラスチック層および保護層を含む防食層を形成して防食する防食施工方法であって、
    前記鋼管杭の外周面に防錆層を密着させて形成する防錆層形成工程と、
    前記防錆層の外周面に遮水層を密着させて形成する遮水層形成工程と、
    前記遮水層の外周側に、前記鋼管杭の長手方向に所定の距離をあけて1対の帯状の厚肉部を設け、前記厚肉部を覆うように本体部を設けてプラスチック層を形成するプラスチック層形成工程と、
    前記プラスチック層の外周側に、前記プラスチック層の前記本体部を圧縮させつつ、保護層を形成する保護層形成工程とを備える防食施工方法。
  2. 前記プラスチック層の前記厚肉部および前記本体部は、発泡部材で構成されており、
    前記厚肉部は前記本体部よりも発泡倍率が大きい請求項1に記載の防食施工法。
  3. 前記厚肉部は、発泡倍率が350%〜700%であり、前記本体部は、発泡倍率が250〜400%である請求項1または2に記載の防食施工法。
  4. 前記プラスチック層の前記本体部は、厚さが3〜15mmであり、前記厚肉部は厚さが2mm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の防食施工方法。

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