JP5541282B2 - 無線基地局、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム - Google Patents

無線基地局、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば在圏する移動通信端末への着信又は当該移動通信端末からの発信を制御するフェムト無線基地局等の無線基地局、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラムが格納されたコンピュータ可読媒体に関する。
特定の場所、例えば電車、図書館、美術館、又は映画館等では、音声呼による通話をしないことを望まれており、携帯電話等の移動通信端末(以下、携帯電話という。)の電源を切るか、マナーモードに設定するよう呼びかけられている。しかし、携帯電話の電源を切った場合、着信があったとしても電源を再投入するまでは着信があったか否かが不明である。このため、重要な電話への対応が遅れることがあり、ビジネスユーザーにとっては特に問題である。
また、携帯電話をマナーモードに設定した場合、着信があると着信者は通話してしまう恐れがあり、その場合周囲の人に迷惑をかけることになる。従って、いずれの場合においても携帯電話のユーザにその設定が委ねられるため、確実に音声呼の着信を抑止することができない。
従って、従来、携帯電話システムにおいて、特定の場所での音声呼着信が抑止される機能が求められている。例えば、特許文献1に記載の基地局及び携帯通信端末においては、着信音又は通信が抑止されているエリアの基地局内に存在する端末に対し、端末への無音着信情報を送出する代理応答機能を有する基地局を構成している。また、無音着信情報を送出する基地局からの信号を受信したときに、振動・光、又は受光部への文字情報表示により報知着信する手段を携帯通信端末に設けている。
また、特許文献2には、移動体システムにおいて、特殊エリアをカバーする特殊基地局が、他の基地局及び上位装置と接続しない移動体通信システムが開示されている。この特許文献に記載の移動体通信システムは、上位装置と接続せず通信できない特殊基地局(スタンドアロン)を有し、この特殊基地局に在圏(位置登録)した移動局は、特殊基地局は上位装置と接続しないため、発着信サービスが停止される。また、特殊基地局に在圏(位置登録)している移動局が、通信を行いたい場合、移動局の操作により、特殊基地局への在圏を解除し、通常基地局に在圏することができる。この場合、移動局は、特殊基地局より受信したエリア特性コードを通常基地局へ通知する。エリア特性コードは、病院、電車、図書館などのエリアに応じ、メール発信を禁止したり、インターネットの接続を禁止したりと、各サービスの拒否が設定されているものである。通常基地局は、移動局からのエリア特性コードに基づいて、サービス制限の要否を判断する。
特開2001−045563号公報 特開2005−130212号公報
しかしながら、この特許文献1には、携帯通信端末にて無音着信情報を受信し、処理することができることが前提であるため、実現性に乏しい。その理由は、無音着信情報を処理する機能を有しない端末に対する考慮がなされておらず、基地局内に無音着信情報を処理する機能を有する端末とその機能を有しない端末とが混在した場合、当該サービスを提供することができないためである。
また、特許文献2においては、スタンドアロンの特殊基地局が必要となる。また、引例では、特殊基地局に在圏(位置登録)した移動局は、発着信サービスを一切提供されない。よって、緊急に連絡が取りたい場合などであっても、連絡を取ることができない。移動局所持者は、通信を行いたい場合に、通常基地局に切り替え、その上でサービス制限を実施しなければならず、基地局を切り替える必要があり、また、移動局からの操作及び情報を必要とするなど処理が煩雑である。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、移動通信端末の諸機能を変更することなく、特定の場所においてサービスを制限することができる無線基地局、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラムが格納されたコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
本発明にかかる無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出すると、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを上位装置に通知する信号処理手段と有する。
本発明にかかる無線通信システムは、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムであって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理手段とを有し、前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置を介して前記SMSメールサーバに通知し、前記SMSメールサーバは、前記制御信号に基づき前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う。
本発明にかかる無線通信システムは、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムであって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理手段とを有し、前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置に通知し、前記コアネットワーク装置は、前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知手段を有し、当該通知手段は、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末との間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理又は音声呼発信処理の中止を、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末に通知する。
本発明にかかる無線通信システムは、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムであって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信により、当該移動通信端末、前記無線基地局、前記ゲートウェイ及び前記コアネットワーク装置の間の通信を確立した後、自己の識別番号を前記コアネットワーク装置に送信する信号処理手段を有し、前記コアネットワーク装置は、在圏端末の音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止する強制サイレントモードを有する無線基地局の情報を有し、当該情報を参照して、前記識別番号を送信した無線基地局が強制サイレントモードの対象基地局であるか否かを判定する判定手段と、前記識別番号を送信した無線基地局が前記対象基地局である場合は、前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知手段とを有する。
本発明にかかる無線通信システムは、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムであって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信の検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、処理の中止と判定した場合に、前記在圏する移動通信端末は除き、前記コアネットワーク装置との間のみでデータリンクを確立させる信号処理手段とを有し、前記信号処理手段は、前記音声呼着信の中止を、前記コアネットワーク装置を介して発信側の端末へ通知する。
本発明にかかる無線通信システムは、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムであって、前記ゲートウェイは、前記無線基地局に在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理手段とを有し、前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した発着信番号情報を使用し、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う。
本発明にかかる無線通信方法は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出すると、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを上位装置に通知する信号処理工程とを有する。
本発明にかかる無線通信システムの無線通信方法は、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理工程とを有し、前記信号処理工程では、前記発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置を介して前記SMSメールサーバに通知し、前記SMSメールサーバは、前記制御信号に基づき前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う。
本発明にかかる無線通信システムの無線通信方法は、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手工程と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理工程とを有し、前記信号処理工程では、前記発着信番号取得工程で取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置に通知し、前記コアネットワーク装置は、前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知工程を有し、当該通知工程では、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末との間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理又は音声呼発信処理の中止を、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末に通知する。
本発明にかかる無線通信システムの無線通信方法は、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信により、当該移動通信端末、前記無線基地局、前記ゲートウェイ及び前記コアネットワーク装置の間の通信を確立した後、自己の識別番号を前記コアネットワーク装置に送信する信号処理工程を有し、前記コアネットワーク装置は、在圏端末の音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止する強制サイレントモードを有する無線基地局の情報を有し、当該情報を参照して、前記識別番号を送信した無線基地局が強制サイレントモードの対象基地局であるか否かを判定する判定工程と、前記識別番号を送信した無線基地局が前記対象基地局である場合は、前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知工程とを有する。
本発明にかかる無線通信システムの無線通信方法は、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信の検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、処理の中止と判定した場合に、前記在圏する移動通信端末は除き、前記コアネットワーク装置との間のみでデータリンクを確立させる信号処理工程とを有し、前記信号処理工程では、前記音声呼着信の中止を、前記コアネットワーク装置を介して発信側の端末へ通知する。
本発明にかかる無線通信システムの無線通信方法は、移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、前記ゲートウェイは、前記無線基地局に在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、判定情報を参照し、前記音声呼着信又は音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理工程とを有し、前記信号処理工程では、前記発着信番号取得手段が取得した発着信番号情報を使用し、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う。
また、本発明に係るコンピュータ可読媒体は、上述した無線通信制御処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明に係る無線基地局、無線通信システム、無線通信制御方法、及びプログラムが格納されたコンピュータ可読媒体によれば、移動通信端末の諸機能を変更することなく、特定の場所においてサービスを制限することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかる無線通信システムを示す図である 本発明の実施の形態にかかる無線通信システム200を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明に係る無線基地局を、フェムト無線基地局FAP(Femto Access Point)に適用する。そして、このフェムト無線基地局を特定の場所に設置し、圏内の移動通信端末の着信、圏内の移動端末からの発信(音声呼着信)を規制する。なお、以下の実施の形態においては、無線基地局をフェムト無線基地局として説明するが、特定の場所における移動通信端末の音声呼着信を規制することができれば、フェムト無線基地局に限るものではなく、例えばフェムト無線基地以外の超小型無線基地局等であってもよい。
フェムト無線基地局は、無線のカバーエリアが数10メートル程度の無線基地局であり、無線のカバーエリアが極めて狭いことを特徴としている。したがって、限定されたエリアでのみ音声呼着信の抑止が望まれる、映画館・図書館・美術館又は列車内などに、本願を適用したフェムト無線基地局を設置することにより、移動通信端末の諸機能を変更することなく、圏内の移動通信端末への各種サービスを制限することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる無線通信システムを示す図である。無線通信システム100は、移動通信端末UE(User Equipment)1との通信を行うフェムト無線基地局FAP2、フェムト無線基地局FAP2の上位装置であるコアネットワーク装置CN(Core Network)(移動交換局又はマクロ無線基地局ともいう。)4、フェムト無線基地局FAP2とコアネットワーク装置CN4との間を中継するフェムト無線基地局ゲートウェイGW(Gateway)3とを有する。コアネットワーク装置CN4は、例えば第3世代無線基地局である。ここでは、他の端末UE6が移動通信端末UE2に発信するか、移動通信端末UE2が他の端末UE6に発信し、他の端末UE6が無線基地局7を介して、移動通信端末UE1と通信を行う例について説明する。
フェムト無線基地局FAP2は、判定手段21aと信号処理手段25aとを有している。判定手段21aは、ある端末UE6から在圏する移動通信端末UE1への音声呼着信又は在圏する移動通信端末UE1からある端末UE6への音声呼発信を検出すると、判定情報を参照して、当該音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止するか否かを判定する。信号処理手段25aは、処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージ(制御信号)を上位装置であるコアネットワーク装置CN4へ通知する。ここで、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2が在圏する全ての端末の音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止することを強制サイレントモードということとする。
判定情報は、それぞれのフェムト無線基地局FAP2が有する情報であり、たとえば、上位装置の通信事業者により設定される。この判定情報により、在圏する端末の音声呼着信処理又は音声呼発信処理を抑止する(強制サイレントモード)とするか否かが設定される。判定手段21aは、例えば、コアネットワーク装置CN4から移動通信端末UE1への呼設定要求の完了や、信号処理手段25aからのコアネットワーク装置CN4へのデータリンクの確立要求をトリガ、自身の在圏端末を強制サイレントモードとする特殊無線基地局であるか否かを判定する。
信号処理手段25aは、SMS(Short Message Service)などのメッセージにより、音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止した旨や、発信者番号、着信者番号、その他、現在のエリアは、発着信が不可であるが、もっとも近い音声通話が可能なエリア情報などを合わせて知らせるようにしてもよい。
ここで、本実施の形態にかかる無線通信システム100は、コアネットワーク装置CN4に接続されたSMSメールサーバ(図示せず)を有し、フェムト無線基地局FAP2からではなく、SMSメールサーバから移動通信端末UE1や、端末UE6にサービスが禁止されている旨のメッセージを送信するようにしてもよい。
次に、本実施の形態にかかる無線通信システム100の動作について簡単に説明する。
ある端末UE6がフェムト無線基地局FAP2のエリア圏内の移動通信端末UE1に対して音声呼の着信要求を行う。この場合、コアネットワーク装置CN4は移動通信端末UE1に対してページングを行うことで移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4との間で呼接続処理を開始する。呼接続処理中に、コアネットワーク装置CN4は、フェムト無線基地局FAP2に対してデータリンク確立要求を行う。このとき、フェムト無線基地局FAP2の判定手段21aは、自身が、その圏内の移動通信端末の音声呼着信を抑止する特殊無線基地局であるか否かを、判定情報に基づき判定する。自身が特殊無線基地局であると判定した場合には、フェムト無線基地局FAP2は、本要求を拒絶(Reject)することで呼接続処理を中断する。また、フェムト無線基地局FAP2は、呼設定要求メッセージから発信側及び着信側端末UEの電話番号を取得し、SMSメッセージにて強制サイレントモードである旨のメッセージを配信する。
本実施の形態においては、例えば、音声呼着信の抑止が望まれる場所にこのフェムト無線基地局FAP2を設置する。フェムト無線基地局FAP2は、強制サイレントモードへ設定する判定情報を保持する。このフェムト無線基地局FAP2の在圏端末UE1へ音声呼着信があった際に、判定情報に従い、フェムト無線基地局FAP2が呼接続処理中のデータリンク確立要求を拒絶する。このことにより、在圏端末の音声呼着信を抑止することができる。また、フェムト無線基地局FAP2は、SMSメッセージを配信する機能を有するため、SMSにより、発信側端末UE6及び着信側端末UE1のいずれか又は双方に、音音声呼着信処理を中断したことを通知することができる。すなわち、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図2は、本実施の形態にかかる無線通信システム200を示す図である。なお、以下の説明において、同一の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
図2に示すように、本実施の形態にかかる無線通信システム200は、フェムト無線基地局FAP2、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3、及びコアネットワーク装置CN4を有する。本実施の形態においては、移動通信端末UE1は、フェムト無線基地局FAP2の在圏端末として、また端末UE6は、フェムト無線基地局FAP2の在圏端末(移動通信端末UE1)に発信する端末、又は移動通信端末UE1からの着信を受ける端末として説明する。
さらに、フェムト無線基地局FAP2は、強制サイレントモード判定部21、SMSメッセージ配信処理部22、対UE送受信部23、対GW送受信部24、上位インターフェース制御信号処理部25、無線制御信号処理部26、及び発着信番号取得部27を有する。
以下、各装置及びブロックについて詳細に説明する。
移動通信端末UE1は、第3世代移動携帯電話(端末)であり、音声呼・SMSメッセージなどのユーザデータを送受信する送受信機能を有する。また、移動通信端末UE1とフェムト無線基地局FAP2との間において、無線信号リンクを確立する機能を有する。さらに、移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4と間において、上位レイヤの制御信号を処理する機能を有する。
フェムト無線基地局FAP2は、本実施の形態においては、家庭及び小規模オフィス向けのフェムト無線基地局とすることができる。そして、移動通信端末UE1とフェムト無線基地局FAP2との間において、無線信号リンクを確立する機能を有する。また、移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4との間の上位レイヤ制御信号を通過及び転送する機能を有する。さらに、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3へ移動通信端末UE1のアクセス可否に関する処理を行う機能を有する。
フェムト無線基地局ゲートウェイGW3は、フェムト無線基地局FAP2をコアネットワーク装置CN4と接続するためのゲートウェイである。フェムト無線基地局FAP2とコアネットワーク装置CN4との間を仲介し、制御信号及びユーザデータの転送を行う機能を有する。また、フェムト無線基地局FAP2からの移動通信端末UE1のアクセス可否に関する処理を行う機能を有する。
コアネットワーク装置CN4は、例えば第3世代移動交換網であり、他網の端末やSMSメールサーバと接続し、音声呼やSMSメッセージなどのユーザデータの中継を行う機能を有する。また、移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4との間において、上位レイヤの制御信号を処理する機能を有する。
次に、フェムト無線基地局FAP2の各ブロックについて説明する。先ず。強制サイレントモード判定部21は、フェムト無線基地局FAP2の在圏エリアにある移動通信端末を強制サイレントモードに設定するか否かの判定情報を有する。判定情報は、例えば、携帯電話事業者にが、事前に「動作」又は「非動作」の設定をするものとする。この強制サイレントモード判定部21は、上位インターフェース制御信号処理部25からの問い合わせに応じ、その判定結果、すなわち、強制サイレントモードに設定するか否かの情報を、上位インターフェース制御信号処理部25に通知する。
SMSメッセージ配信処理部22は、無線制御信号処理部26及び上位インターフェース制御信号処理部25を介して、移動通信端末UE1及びSMSメールサーバにSMSメッセージ配信処理を行う機能を有する。
対UE送受信部23は、フェムト無線基地局FAP2が移動通信端末UE1と通信するためのインターフェースを有し、移動通信端末UE1と無線制御信号処理部26との間で、データ送受信を中継する。
対GW送受信部24は、フェムト無線基地局FAP2がフェムト無線基地局ゲートウェイGW3と通信するためのインターフェースを有し、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3と上位インターフェース制御信号処理部25との間で、データ送受信を中継する。
上位インターフェース制御信号処理部25は、コアネットワーク装置CN4及びフェムト無線基地局ゲートウェイGW3からの上位インターフェース制御信号を処理する機能を有する。また、受信した上位インターフェース制御信号に含まれるメッセージの内容に応じて処理を行う。
無線制御信号処理部26は、移動通信端末UE1からの無線制御信号を処理する機能を有する。また、受信した無線制御信号に含まれるメッセージの内容に応じて処理を行う。
発着信番号取得部27は、上位インターフェース制御信号処理部25から転送された呼設定要求メッセージから、発着信番号を取得する機能を有する。また、発信側の端末UE6、及び着信側移動通信端末UE1の電話番号を保持する。
次に、本実施の形態にかかる動作について説明する。本実施の形態にかかる無線通信システム200は、他ネットワークの端末UE6から、フェムト無線基地局FAP2エリア圏内の移動通信端末UE1に対して、音声呼着信要求があった場合、以下の(1)〜(6)の手順で呼処理、及びSMSメッセージ配信を行う。図3は、本実施の形態にかかる動作を示すシーケンス図である。
(1)ページングにより、移動通信端末UE1を呼び出す。
(2)移動通信端末UE1とフェムト無線基地局FAP2との間において無線信号リンク(制御プレーン)を確立する。
(3)移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4との間において信号リンク(制御プレーン)を確立する。
(4)移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4との間において呼設定要求メッセージのやり取りを行う。
(5)移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4との間においてデータリンク(ユーザプレーン)の確立要求を拒絶(Reject)する。
(6)着信側の移動通信端末UE1、及び発信側の端末UE6に対し、SMSメッセージ配信処理する。
なお、本実施の形態においては、端末UE6は、移動通信端末UE1と同じく、移動通信端末として説明するが。端末6は固定電話であってもよい。
第1に、ページング手順について説明する。コアネットワーク装置CN4は、他の端末UE6から移動通信端末UE1に音声呼着信要求があると、上位レイヤプロトコルで構成される制御信号(上位インターフェース制御信号)に音声呼着信メッセージを埋め込み、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3を介して、フェムト無線基地局FAP2へ送信する。フェムト無線基地局FAP2の上位インターフェース制御信号処理部25は、対GW送受信部24を介して上位インターフェース制御信号を受信する。そして、この上位インターフェース制御信号からページングメッセージを抽出し、無線制御信号処理部26へ転送する。無線制御信号処理部26は、無線制御信号に音声呼着信メッセージを埋め込み、対UE送受信部23を介して、フェムト無線基地局FAP2のエリア内の移動通信端末UE1に報知する(ステップST101)。なお、本手順は、フェムト無線基地局FAP2及びフェムト無線基地局ゲートウェイGW3を含む無線通信システムにおける一般的な手順である。
第2に、無線信号リンクの確立手順について説明する。音声呼着信メッセージを受信した移動通信端末UE1は、移動通信端末UE1とフェムト無線基地局FAP2の無線制御信号処理部26との間で信号のやり取りを行う。そして、移動通信端末UE1とフェムト無線基地局FAP2との間において、無線信号リンクを確立する(ステップST102)。本手順は、フェムト無線基地局FAP2及びフェムト無線基地局ゲートウェイGW3を含む無線通信システムにおける一般的な手順である。
第3に、信号リンクの確立手順について説明する。無線信号リンク確立後、移動通信端末UE1−フェムト無線基地局FAP2−フェムト無線基地局ゲートウェイGW3−コアネットワーク装置CN4間での制御信号のやり取りにより、信号リンクを確立する。これにより、移動通信端末UE1とコアネットワーク装置CN4の間で上位インターフェース制御信号の転送が可能になる(ステップST103)。また、信号リンクによる信号リンクの確立中、上位インターフェース制御信号処理部25は、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3へUE登録要求信号を送信する。本信号によりフェムト無線基地局FAP2の使用を試みた移動通信端末UE1に関するアクセスコントロールを行う(ステップST104)。なお、本手順は、フェムト無線基地局FAP2及びフェムト無線基地局ゲートウェイGW3を含む無線通信システムにおける一般的な手順である。
第4に、呼設定要求メッセージのやり取りについて説明する。信号リンク確立後、コアネットワーク装置CN4から移動通信端末UE1へ呼設定要求メッセージを送信する。呼設定要求メッセージは、フェムト無線基地局FAP2を通過する移動通信端末UE1乃至コアネットワーク装置CN4間の制御信号の1つである。この呼設定要求メッセージは、上位インターフェース制御信号に埋め込まれ、フェムト無線基地局FAP2の上位インターフェース制御信号処理部25で受信される(ステップST105)。
上位インターフェース制御信号処理部25は、受け取った上位インターフェース制御信号から制御信号を抽出し、無線制御信号処理部26へ転送する。なお、通常の上位インターフェース制御信号処理部25は、抽出した制御信号がどのような信号であるかの確認をしないが、本実施の形態においては、受信した無線信号が、呼設定要求メッセージであるか否かを判定する。ここで、呼設定要求メッセージであると判断した場合、抽出した制御信号(呼設定要求メッセージ)は、無線制御信号処理部26ではなく、発着信番号取得部27へ転送する(ステップST106)。
発着信番号取得部27は、上位インターフェース制御信号処理部25より転送された呼設定要求メッセージから、発着信番号を取得し、その情報を保持する。そして、発着信番号取得部27は、この呼設定要求メッセージを、無線制御信号処理部26へ転送する。無線制御信号処理部26は、この呼設定要求メッセージを無線制御信号に埋め込み、移動通信端末UE1に送信する(ステップST107)。
第5に、データリンクの確立手順について説明する。呼設定要求メッセージのやり取り後、コアネットワーク装置CN4からフェムト無線基地局FAP2へデータリンク確立要求メッセージを送信することを契機に、データリンクの確立を開始する。データリンク確立要求メッセージは、上位インターフェース制御信号に埋め込まれ、コアネットワーク装置CN4から上位インフェムト無線基地局FAP2のターフェース制御信号処理部25に送信される(ステップST108)。
ここで、本実施の形態にかかる上位インターフェース制御信号処理部25は、データリンク確立要求メッセージを受け取ると、強制サイレントモード判定部21にアクセスする。強制サイレントモード判定部21は、上述したように、フェムト無線基地局FAP2が、在圏端末を強制サイレントモードに設定するか否かを示す判定情報を有しており、在圏端末を強制サイレントモードに設定するか否かの判定を行う(ステップST109)。強制サイレントモード判定部21は、判定結果を、上位インターフェース制御信号処理部25に通知する。
上位インターフェース制御信号処理部25は、データリンク確立応答メッセージを上位インターフェース制御信号に埋め込み、コアネットワーク装置CN4に送信する。
第6に、SMSメッセージの配信手順について説明する。上位インターフェース制御信号処理部25は、発着信番号取得部27に保持されている発着信番号情報を取得する。また、SMSメッセージ配信処理部22へ、発着信番号情報の通知及びSMSメッセージ配信処理を要求する。SMSメッセージ配信処理部22は、発着信番号情報を元にSMSメッセージを生成する。SMSメッセージには、移動通信端末UE1が音声呼の着信が抑止されているエリア内におり、音声呼の着信処理が拒絶されたこと、発信者及び着信者の電話番号、音声通話が可能なエリアの情報などを含む。なお、このエリア情報は、例えば現在の半径20m以内は、通話が不可な領域であるが、そのエリア外であれば、音声通話が可能であるなどの情報である。
着信側移動通信端末UE1へのSMSメッセージの配信について説明する。先ず、生成したSMSメッセージを無線制御信号処理部26へ転送する。無線制御信号処理部26は、SMSメッセージを無線制御信号に埋め込み、着信側端末である移動通信端末UE1に直接送信する(ステップST110)。さらに、上位インターフェース制御信号処理部25判定情報が強制サイレントモードに設定すると設定されていた場合は、コアネットワーク装置CN4からのデータリンク確立要求に対し、データリンク確立応答メッセージを送る。このとき、上位インターフェース制御信号処理部25は、データリンク確立応答メッセージに、データリンクの確立を拒絶(Reject)するパラメータを含める。これにより、音声呼の呼接続処理を中止する(ステップST111)。
次に、発信側端末UE6へのSMSメッセージ配信について説明する。先ず、フェムト無線基地局FAP2−フェムト無線基地局ゲートウェイGW3−コアネットワーク装置CN4−SMSメールサーバ5の間において、信号リンク(制御プレーン)、及びデータリンク(ユーザプレーン)を確立する。そして、SMSメッセージに含まれる情報、すなわち移動通信端末UE1が音声呼の着信が抑止されているエリア内におり、音声呼の着信処理が拒絶されたこと、発信者及び着信者の電話番号、音声通話が可能なエリアの情報を、SMSメッセージ配信処理部22が上位インターフェース制御信号処理部25へ転送する。上位インターフェース制御信号処理部25は、その情報を上位インターフェース制御信号に埋め込み、SMSメールサーバへ送信する(ステップST112)。SMSメールサーバは、この情報を含むメッセージ(メール)を端末UE6に配信する。
本実施の形態にかかる無線通信システム200の効果について説明する。第1の効果は、フェムト無線基地局FAP2の無線信号が届くエリアにおいて、音声呼着信を抑止することができるので、特定の場所で在圏端末を強制サイレントモードとし周囲への迷惑を防止することができることである。音声呼着信を抑止する機能をフェムト無線基地局FAP2に設けることにより、移動通信端末UE1の諸機能を何ら変更することなく、フェムト無線基地局FAP2エリア内に存在する全ての移動通信端末UE1について、音声呼着信を抑止することができる。
第2の効果は、本実施の形態にかかる無線通信システム200の各装置の機能変更については、フェムト無線基地局FAP2のみでよいことである。端末UEは、本システムを適用するにあたって、特別な機能追加を必要としないため、移動通信端末UEの機能によらず、音声呼の着信を抑止することができる。
第3の効果は、音声呼着信があったことを通知することができることである。移動通信端末UE1に対するSMSメッセージ配信は許容するため、SMSメッセージにより、音声呼の着信あったこと、及び発信者の電話番号を通知することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。本実施の形態にかかる無線通信システムは、図3に示す第2の実施の形態のシーケンスにおけるSMSメッセージ配信工程のステップST111の代わりに、新しいSMSメッセージ配信工程ステップST201、ステップST202を有する。
フェムト無線基地局FAP2は、フェムト無線基地局FAP2−(フェムト無線基地局ゲートウェイGW3−コアネットワーク装置CN4)−SMSメールサーバ5間において、信号リンク(制御プレーン)及びデータリンク(ユーザプレーン)を確立する。そして、SMSメッセージに含める情報を上位インターフェース制御信号処理部25へ転送する。上位インターフェース制御信号処理部25は、その情報を上位インターフェース制御信号に埋め込み、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3及びコアネットワーク装置CN4を介してSMSメールサーバ5へ送信する(ステップST201)。SMSメールサーバは、受信した情報を元にSMSメッセージを生成し、着信側移動通信端末UE1へSMSメッセージを配信する(ステップST202)。
このように、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2は移動通信端末UE1(着信端末)へSMSメッセージを直接配信せず、メッセージ配信をSMSメールサーバ5より行う点で第2の実施の形態と異なる。これにより、本実施の形態にかかる無線通信システムは、SMSメッセージ信号処理部22が不要となる。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施形態について説明する。図5は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。本実施の形態にかかる無線通信システムは、図3に示す第2の実施の形態のシーケンスにおけるSMSメッセージ配信にかかるステップステップST111及びST112の代わりに、ステップST301乃至ステップST304を有する。
フェムト無線基地局FAP2の上位インターフェース制御信号処理部25は、本実施の形態においては、SMSメッセージを生成せず、音声呼着信抑止ネットワーク(NW)通知を行う。この音声呼着信抑止NW通知により、SMSメッセージに含める情報を、コアネットワーク装置CN4へ転送する(ステップST301)。また、コアネットワーク装置CN4は、音声呼着信抑止NW通知Nを受信すると、信号リンク(制御プレーン)及びデータリンク(ユーザプレーン)をSMSメールサーバ5との間で確立する。そして、着信側の移動通信端末UE1に送るSMSメッセージに含める情報をSMSメールサーバ5へ転送する(ステップS302)。SMSメールサーバ5は、受信した情報を元にSMSメッセージを生成し、着信側の移動通信端末UE1へそのMSメッセージを配信する(ステップST303)。
さらに、コアネットワーク装置CN4は、音声呼着信抑止NW通知を受信すると、発信側端末UE6とも信号リンク(制御プレーン)、及びデータリンク(ユーザプレーン)を確立する。そして、発信側端末UE6向けSMSメッセージに含める情報をSMSメールサーバ5へ転送する(ステップST304)。SMSメールサーバ5は、発信側の端末UE6にも、移動通信端末UE1が強制マナーモートとされている旨を通知する。
このように、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2がSMSメッセージ配信処理に関する機能を有することなく、コアネットワーク装置CN4がその機能を有する。これにより、本実施の形態にかかる無線通信システムは、SMSメッセージ信号処理部22が不要となる。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第5の実施の形態]
本発明の第5の実施形態について説明する。図6は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。本実施の形態にかかる無線通信システムは、図3に示す第2の実施の形態のシーケンスにおけるステップST105乃至ステップST112の代わりに、新たなステップST401乃至ステップST408を有している。
移動通信端末UE1は信号リンク確立要求メッセージをフェムト無線基地局FAP2へ送信する。本メッセージは無線制御信号に埋め込んで送信されるが、フェムト無線基地局FAP2乃至コアネットワーク装置CN4の間のコネクションの設定を要求する情報を含む。また、本手順は信号リンク確立手順(ステップST104)の一部である(ステップST401))。フェムト無線基地局FAP2の無線制御信号処理部26は、本メッセージを上位インターフェース制御信号処理部25へ転送する。上位インターフェース制御信号処理部25は、フェムト無線基地局FAP2乃至コアネットワーク装置CN4間のコネクション設定処理を開始し、上位インターフェース制御信号にUE認証要求メッセージを含めてコアネットワーク装置CN4へ送信する(ステップST402)。
ここで、本実施の形態にかかるUE認証要求メッセージには、SA(Service Area)識別情報が含まれている。SA識別情報は、携帯電話事業者により、FAPのセル毎に設定することができる。コアネットワーク装置CN4は、本情報により移動通信端末UE1が在圏するフェムト無線基地局FAP2を識別することができる。コアネットワーク装置CN4はSA識別情報とフェムト無線基地局FAP2が自己の在圏端末を強制サイレントモードに設定する特殊無線基地局であるか否かの情報(判定情報)とを参照し、これらを対応付けることで、移動通信端末UE1が特殊無線基地局に在圏(音声呼着信抑止NWに在圏)しているか否かを判定する(ステップST304)。
コアネットワーク装置CN4は、移動通信端末UE1が音声呼着信抑止NWに在圏していると判断すると、SMSメールサーバ5と、信号リンク(制御プレーン)、及びデータリンク(ユーザプレーン)を確立する。そして、着信側移動通信端末UE1向けSMSメッセージに含める情報をSMSメールサーバ5へ転送する(ステップST404)。SMSメールサーバ5は、受信した情報を元にSMSメッセージを生成し、着信側移動通信端末UE1へSMSメッセージを配信する(ステップST405)。また、コアネットワーク装置CN4は、発信側端末UE6に対しても同様に、信号リンク(制御プレーン)、及びデータリンク(ユーザプレーン)を確立し、発信側端末UE6向けのSMSメッセージに含める情報をSMSメールサーバ5へ転送する(ステップST408)。
このように、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2は強制サイレントモード判定に関わる機能及びSMSメッセージ配信処理に関わる機能を有することなく、代わりに、コアネットワーク装置CN4がその機能を有する。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第6の実施の形態]
本発明の第6の実施形態について説明する。図7は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。本実施の形態にかかる無線通信システムは、図3に示す第2の実施の形態のシーケンスにおけるステップST110乃至ST112の替わりに、ステップST501乃至ST504を有している。
フェムト無線基地局FAP2は、コアネットワーク装置CN4との間で信号のやり取りを行い、フェムト無線基地局FAP2乃至コアネットワーク装置CN4の間においてデータリンクを確立する(ステップST501)。フェムト無線基地局FAP2及びフェムト無線基地局ゲートウェイGW3を含む無線通信システムにおける一般的な手順では、移動通信端末UE1−フェムト無線基地局FAP2−フェムト無線基地局ゲートウェイGW3−コアネットワーク装置CN4の間で信号のやり取りを行い、移動通信端末UE1−フェムト無線基地局FAP2−フェムト無線基地局ゲートウェイGW3−コアネットワーク装置CN4間においてデータリンクを確立するが、本実施の形態においては、移動通信端末UE1は除き、フェムト無線基地局FAP2乃至コアネットワーク装置CN4間についてのみデータリンクを確立する。
フェムト無線基地局FAP2はデータリンク確立応答メッセージを上位インターフェース制御信号に埋め込み、コアネットワーク装置CN4に送信するが、そのメッセージには、データリンクの確立を成功(Successful)とするパラメータを含める(ステップST502)。データリンクの確立をもって音声通話が可能になる(ステップST503)。フェムト無線基地局FAP2は、音声呼の着信処理が拒絶(Reject)されたこと、発信者及び着信者の電話番号、音声通話が可能なエリアの情報などを、発信側の端末UE6へ、SMSメッセージではなく、音声メッセージにより通知する(ステップST504)。
このように、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2は移動通信端末UE1−フェムト無線基地局FAP2間でデータリンクを確立せずに、フェムト無線基地局FAP2乃至コアネットワーク装置CN4間でデータリンクを確立する。また、フェムト無線基地局FAP2は発信側移動通信端末UE1にSMSメッセージではなく、音声メッセージにより強制サイレントモードである旨を通知することができる。このように、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第7の実施の形態]
本発明の第7の実施形態について説明する。図8は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。本実施の形態にかかる無線通信システムは、図3に示す第2の実施の形態のシーケンスにおけるステップST106乃至ST112の替わりに、ステップST606乃至ST612を有している。
本実施の形態においては、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3が、発着信番号取得処理(ステップST606)、及び強制サイレントモード判定処理(ステップST609)に関する機能を有する。そして、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3が、呼設定要求(ステップST105)、呼設定要求(ステップST607)、データリンク確立要求(ステップST608)、SMSメッセージ配信(ステップST610)、データリック確立応答(Reject)(ステップST611)、発信側移動通信端末UE1向けSMS配信処理(ステップST612)に関するメッセージ処理を行う。フェムト無線基地局ゲートウェイGW3の構成は、通常のゲートウェイの構成に、強制サイレントモード判定部21、SMSメッセージ配信処理部22、及び発着信番号取得部27などの諸機能を持たせるように構成すればよい。
このように、本実施の形態においては、第2の実施の形態においてフェムト無線基地局FAP2が行っていた各処理を、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3が行う。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第8の実施の形態]
本発明の第8の実施形態について説明する。図9は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。本実施の形態にかかる無線通信システムは、図3に示す第2の実施の形態のシーケンスにおけるステップST108乃至SR112の替わりに、ステップST708乃至ST711を有している。
本実施の形態においては、呼設定要求信号処理を行った後、フェムト無線基地局FAP2は、強制サイレントモード判定(ステップST708)を実施する。その後、フェムト無線基地局FAP2は、着信側移動通信端末UE1に対し、SMSメッセージを配信し(ステップST709)、次に、発信側端末UE6に対しSMSの配信制御を行い(ステップST710)、最後に、コアネットワーク装置CN4に対し、信号リンク開放要求(ステップST711)を行う。
このように、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2は、コアネットワーク装置CN4からのデータリンク確立要求をトリガに強制サイレントモード判定を行うのではなく、コアネットワーク装置CN4からの呼設定要求処理の完了をトリガに、強制サイレントモード判定を行う。そして、フェムト無線基地局FAP2がSMS配信及び信号リンク開放要求を行う。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
[第9の実施の形態]
本発明の第9の実施形態について説明する。図10は、本実施の形態にかかる無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図10は、本実施の形態にかかる無線通信システムにおけるフェムト無線基地局FAP2のエリア圏内の移動通信端末UE1が、他ネットワークの端末UE6に対して、音声呼発信を行う場合のシーケンス図を示す。
移動通信端末UE1はフェムト無線基地局FAP2との間で無線信号リンクを確立し(ステップST801)、移動通信端末UE1−フェムト無線基地局FAP2−フェムト無線基地局ゲートウェイGW3−コアネットワーク装置CN4間での制御信号のやり取りにより、信号リンクを確立する(ステップST802)。また、信号リンクの確立中、フェムト無線基地局FAP2はフェムト無線基地局ゲートウェイGW3へUE登録要求信号を送信する。この信号によりフェムト無線基地局FAP2の使用を試みた移動通信端末UE1に関するアクセスコントロールを行う(ステップST803)。なお、これらの工程は、フェムト無線基地局FAP2及びフェムト無線基地局ゲートウェイGW33を含む無線通信システムにおいて一般的な手順である。
信号リンク確立後、移動通信端末UE1からコアネットワーク装置CN4へ呼設定要求メッセージを送信するが(ステップST804)、フェムト無線基地局FAP2は、呼設定要求メッセージより発着信番号を取得し、その情報を保持する(ステップST805)。また、フェムト無線基地局FAP2は、呼設定要求メッセージをコアネットワーク装置CN4に転送する(ステップST806)。呼設定要求メッセージのやり取り後、コアネットワーク装置CN4からフェムト無線基地局FAP2へデータリンク確立要求メッセージを送信することを契機に、データリンクの確立を開始する(ステップST807)。
本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2が強制サイレントモードを実施する基地局として設定されていた場合(ステップST808)、フェムト無線基地局FAP2は、発着信番号情報を元にSMSメッセージを生成する。このSMSメッセージには、移動通信端末UE1が音声呼の着信が抑止されているエリア内におり、音声呼の着信処理が拒絶されたこと、発信者及び着信者の電話番号、並びに音声通話が可能なエリアの情報などを含め、発信側端末である移動通信端末UE1に直接送信する(ステップST809)。その後、フェムト無線基地局FAP2は、データリンク確立応答メッセージを上位インターフェース制御信号に埋め込み、コアネットワーク装置CN4に送信する。このデータリンク確立応答メッセージには、データリンクの確立を拒絶(Reject)するパラメータを含め、音声呼の呼接続処理を中止させる(ステップST810)。
このように、本実施の形態においては、フェムト無線基地局FAP2は、その圏内の移動通信端末UE1への音声呼着信を抑止するものではなく、その圏内の移動通信端末UE1からの音声呼発信を抑止する。またフェムト無線基地局FAP2は、発信側移動通信端末UE1にSMSメッセージを配信する。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、移動通信端末UE1の諸機能は何ら変更することなく、特定の場所において音声呼着信を抑止し、移動通信端末UE1を強制サイレントモードとすることができる。
なお、第3、4の実施の形態のように、SMSメールサーバからSMSメッセージを送るようにしてもよい。また、発信者側の移動通信端末UE1のみではなく、着信先の端末に対し、テキスト又は音声によりメッセージを送るようにしてもよい。さらに、第5実施の形態のように、コアネットワーク装置CN4にSA識別情報を送り、コアネットワーク装置CN4が、強制モード判定やSMSメッセージの送信などを行うようにしてもよい。さらにまた、第7実施の形態のように、フェムト無線基地局ゲートウェイGW3が、強制サイレントモード判定やSMSメッセージ送信などを行うようにしてもよい。また、第8実施の形態のように、呼設定要求処理の完了をトリガに強制サイレントモード判定を行ってもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上述の実施の形態においては、基本的には、特殊基地局圏内の移動通信端末を強制サイレントモードに設定し、発信、着信を制限するものとして説明したが、強制サイレントモード圏内にいる旨の通知メールのみ許容し、その他のメールは送受信できないように規制したり、インターネットを使用できないように規制したり等、その他のサービスを規制するものとしてもよい。
例えば、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
この出願は、2009年6月26日に出願された日本出願特願2009−152266を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 移動通信端末UE
2 フェムト無線基地局FAP
3 フェムト無線基地局ゲートウェイGW
4 コアネットワーク装置CN
5 SMSメールサーバ
6 端末UE
7 無線基地局
21 強制サイレントモード判定部
21a 判定手段
22 SMSメッセージ配信処理部
23 対UE送受信部
24 対GW送受信部
25 上位インターフェース制御信号処理部
25a 信号処理手段
26 無線制御信号処理部
27 発着信番号取得部
100 無線通信システム
200 無線通信システム

Claims (34)

  1. 在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出すると、判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを上位装置に通知する信号処理手段とを有し
    前記判定手段は、コアネットワーク装置から前記移動通信端末への呼設定要求の完了をトリガに前記判定を実行する、無線基地局。
  2. 在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出すると、判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを上位装置に通知する信号処理手段と有し、
    前記判定手段は、前記信号処理手段からのコアネットワーク装置へのデータリンクの確立要求をトリガに前記判定を実行する、無線基地局。
  3. 前記無線基地局は、超小型無線基地局である請求項1又は2記載の無線基地局。
  4. 前記無線基地局は、フェムト無線基地局である請求項1乃至3のいずれか1項記載の無線基地局。
  5. 前記上位装置は、第3世代無線基地局を含む請求項1乃至のいずれか1項記載の無線基地局。
  6. 前記上位装置は、第3世代無線基地局と、当該第3世代無線基地局と接続されたSMSメールサーバとを含む請求項1乃至のいずれか1項記載の無線基地局。
  7. 前記判定情報は、前記上位装置の通信事業者により、前記音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止させるか否かが設定されたものである請求項1乃至のいずれか1項記載の無線基地局。
  8. 前記上位装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、
    発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を使用し、音声呼の着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末及び/又は発信者の端末に通知するメッセージ配信処理手段とを更に有する請求項1乃至のいずれか1項記載の無線基地局。
  9. 前記メッセージ配信処理手段は、発信者電話番号を着信のあった前記移動通信端末に通知する請求項記載の無線基地局。
  10. 前記メッセージ配信処理手段は、着信者電話番号を発信者の端末に通知する請求項又は記載の無線基地局。
  11. 前記メッセージ配信処理手段は、音声通話が可能なエリア情報を前記在圏する移動通信端末及び/又は発信者の端末に通知する請求項8乃至10のいずれか1項記載の無線基地局。
  12. 前記上位装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段を更に有し、
    前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を前記上位装置に通知する請求項1乃至11のいずれか1項記載の無線基地局。
  13. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、
    在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、
    判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理手段とを有し、
    前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置を介して前記SMSメールサーバに通知し、
    前記SMSメールサーバは、前記制御信号に基づき、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う、無線通信システム。
  14. 前記無線基地局は超極小無線基地局であり、前記コアネットワーク装置は第3世代無線基地局である請求項13記載の無線通信システム。
  15. 前記SMSメールサーバは、音声通話が可能なエリアの情報を、着信のあった前記移動通信端末に通知する請求項13又は14記載の無線通信システム。
  16. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、
    在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、
    判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理手段とを有し、
    前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置に通知し、
    前記コアネットワーク装置は、
    前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知手段を有し、
    当該通知手段は、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末との間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記前記音声呼着信処理の中止を在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を前記在圏する移動通信端末へ発信した端末に通知する発信側SMS配信制御を行う、無線通信システム。
  17. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信により、当該移動通信端末、前記無線基地局、前記ゲートウェイ及び前記コアネットワーク装置の間の通信を確立した後、自己の識別番号を前記コアネットワーク装置に送信する信号処理手段を有し、
    前記コアネットワーク装置は、
    在圏端末の音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止する強制サイレントモードを有する無線基地局の情報を有し、当該情報を参照して、前記識別番号を送信した無線基地局が強制サイレントモードの対象基地局であるか否かを判定する判定手段と、
    前記識別番号を送信した無線基地局が前記対象基地局である場合は、前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知手段とを有する無線通信システム。
  18. 前記コアネットワーク装置の前記通知手段は、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末との間で通信を確立し、前記SMSメールサーバを介して、前記前記音声呼着信処理の中止を在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を前記在圏する移動通信端末へ発信した端末に通知する発信側SMS配信制御を行う、請求項17記載の無線通信システム。
  19. 前記SMSメールサーバは、音声通話が可能なエリアの情報を、着信のあった前記移動通信端末に通知する請求項17又は18記載の無線通信システム。
  20. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、
    在圏する移動通信端末への音声呼着信の検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、
    判定情報を参照し、音声メッセージを通知するか否かを判定する判定手段と、
    処理の中止と判定した場合に、前記在圏する移動通信端末は除き、前記コアネットワーク装置との間のみでデータリンクを確立させる信号処理手段とを有し、
    前記信号処理手段は、前記音声呼着信の中止を、前記コアネットワーク装置を介して発信側の端末へ通知する無線通信システム。
  21. 前記信号処理手段は、データリンクの確立の完了を知らせるパラメータを含むデータリンク確立応答メッセージを、上位インターフェース制御信号に埋め込み、前記コアネットワーク装置に送信する請求項20記載の無線通信システム。
  22. 前記無線基地局は、前記音声呼着信の中止を、前記コアネットワーク装置を介して音声により前記発信側の端末へ通知する請求項20又は21記載の無線通信システム。
  23. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムであって、
    前記ゲートウェイは、
    前記無線基地局に在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得手段と、
    判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手段と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理手段とを有し、
    前記信号処理手段は、前記発着信番号取得手段が取得した発着信番号情報を使用し、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う、無線通信システム。
  24. 前記判定手段は、前記コアネットワーク装置から前記移動通信端末への呼設定要求の完了をトリガに前記判定を実行する請求項20乃至23のいずれか1項記載の無線システム。
  25. 前記判定手段は、前記信号処理手段からの前記コアネットワーク装置へのデータリンクの確立要求をトリガに前記判定を実行する請求項20乃至23のいずれか1項記載の無線システム。
  26. 前記ゲートウェイは、音声通話が可能なエリアの情報を、着信のあった前記移動通信端末に通知する請求項23記載の無線通信システム。
  27. 在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出すると、判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを上位装置に通知する信号処理工程とを有し、
    前記判定工程は、前記上位装置から前記移動通信端末への呼設定要求の完了、又は信号処理手段からのコアネットワーク装置へのデータリンクの確立要求をトリガに行われる、無線通信方法。
  28. 前記上位装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、
    着信番号取得工程で取得した前記発着信番号を使用し、音声呼の着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末及び/又は発信者の端末に通知するメッセージ配信処理工程とを更に有する請求項27に記載の無線通信方法。
  29. 前記上位装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程を更に有し、
    前記信号処理工程は、前記発着信番号取得工程が取得した前記発着信番号を前記上位装置に通知する請求項27又は28のいずれか1項記載の無線通信方法。
  30. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、
    前記無線基地局は、
    在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、
    判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定手工程と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理工程とを有し、
    前記信号処理工程では、前記発着信番号取得工程で取得した前記発着信番号を含む制御信号を前記コアネットワーク装置に通知し、
    前記コアネットワーク装置は、
    前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理又は音声呼発信処理の中止を、着信のあった前記移動通信端末及び/又は発信者の端末に通知する通知工程を有し、
    当該通知工程では、前記在圏する移動通信端末へ発信した端末又は在圏する移動通信端末からの着信を受けた端末との間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う無線通信システムの無線通信方法。
  31. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイ、及び前記コアネットワーク装置に接続されたSMSメールサーバを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、
    前記無線基地局は、在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信により、当該移動通信端末、前記無線基地局、前記ゲートウェイ及び前記コアネットワーク装置の間の通信を確立した後、自己の識別番号を前記コアネットワーク装置に送信する信号処理工程を有し、
    前記コアネットワーク装置は、
    在圏端末の音声呼着信処理又は音声呼発信処理を中止する強制サイレントモードを有する無線基地局の情報を有し、当該情報を参照して、前記識別番号を送信した無線基地局が強制サイレントモードの対象基地局であるか否かを判定する判定工程と、
    前記識別番号を送信した無線基地局が前記対象基地局である場合は、前記SMSメールサーバとの間で通信を確立し、当該SMSメールサーバを介して、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う通知工程とを有する無線通信システムの無線通信方法。
  32. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、
    前記無線基地局は、
    在圏する移動通信端末への音声呼着信の検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、
    判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、
    処理の中止と判定した場合に、前記在圏する移動通信端末は除き、前記コアネットワーク装置との間のみでデータリンクを確立させる信号処理工程とを有し、
    前記信号処理工程では、前記音声呼着信の中止を、前記コアネットワーク装置を介して発信側の端末へ通知する無線通信システムの無線通信方法。
  33. 移動通信端末との通信を行う無線基地局、当該無線基地局の上位装置であるコアネットワーク装置、前記無線基地局と前記コアネットワーク装置との間を中継するゲートウェイを備えた無線通信システムの無線通信方法であって、
    前記ゲートウェイは、
    前記無線基地局に在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出後、前記コアネットワーク装置からの呼設定要求信号より発着信番号情報を取得する発着信番号取得工程と、
    判定情報を参照し、音声メッセージを通知するか否かを判定する判定工程と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを前記コアネットワーク装置に通知する信号処理工程とを有し、
    前記信号処理工程では、発着信番号取得手段が取得した発着信番号情報を使用し、前記音声呼着信処理の中止を着信のあった前記移動通信端末に通知する着信側SMS配信制御、及び/又は前記音声呼発信処理の中止を発信者の端末に通知する発信側SMS配信制御を行う、無線通信システムの無線通信方法。
  34. 所定の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    在圏する移動通信端末への音声呼着信又は在圏する移動通信端末からの音声呼発信を検出すると、判定情報を参照し、前記音声呼着信及び音声呼発信の処理を中止するか否かを判定する判定工程と、
    処理の中止と判定した場合に判定結果を含むメッセージを上位装置に通知する信号処理工程と、をコンピュータに実行させ、
    前記判定工程は、前記上位装置から前記移動通信端末への呼設定要求の完了、又は信号処理手段からのコアネットワーク装置へのデータリンクの確立要求をトリガに行われる、プログラム。
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