JP2008219826A - 無線通信システム、無線端末および通信中再接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線端末50が、キーテレホンシステム内の基地局20から公衆回線網300に接続された通信相手80と通信中の状態にあったときに(シーケンスSQ1)、基地局20の圏外に移動したことをキーテレホンシステム内のPBX10が検知すると(シーケンスSQ2)、通信中の呼を保留状態にするとともに、保留を継続する制限時間を計時するためにタイマを起動して(シーケンスSQ3、SQ4)、通信相手80に保留中に設定したことを通知する(シーケンスSQ5)。公衆無線通信システムの圏内に移動した無線端末50が前記制限時間内に保留中の通信相手80との再接続要求をPBX10に要求してきた時点で(シーケンスSQ6)、通信相手80の保留状態を解除し(シーケンスSQ7)、通信中の状態に復帰する(シーケンスSQ8)。
【選択図】図2
Description
(2)前記第1の無線通信網は、通信圏外への移動により、前記無線端末の通信中の呼を保留状態に設定して、前記保留情報を登録する際に、当該呼の通信相手に対して、保留中である旨の保留メッセージ、または、保留音を送信するか、あるいは、当該呼を通信圏外へ転送中である旨のガイダンスを送信する上記(1)の無線通信システム。
(3)前記無線端末が前記第2の無線通信網を介して前記再接続要求を前記第1の無線通信網に対して送信する際に、前記再接続要求の旨を示す特番、あるいは、今まで通信中であって現在保留中の状態にある前記通信相手の電話番号、のいずれかを用いて再接続を要求する上記(1)または(2)の無線通信システム。
(4)前記第1の無線通信網は、通信圏外への移動により、前記無線端末の通信中の呼を保留状態に設定して、前記保留情報を登録した際に、保留状態を継続する制限時間としてあらかじめ定めた時間を計時するためにタイマを起動し、前記制限時間が経過するまでの間に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信を検知した場合、登録していた前記保留情報に基づいて、当該無線端末との通信呼として現在保留中の状態にある前記通信相手を当該無線端末と再接続し、登録していた前記保留情報を削除し、通信中の状態に設定する上記(3)の無線通信システム。
(5)前記第1の無線通信網は、現在保留中の状態にある前記通信相手を当該無線端末と再接続することに先立って、前記通信相手に対して、前記第1の無線通信網から前記第2の無線通信網への通信中ローミングを行う旨の通知メッセージを送信する上記(4)の無線通信システム。
(6)前記第1の無線通信網は、前記制限時間が経過するまでの間に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信がないことを検知した場合、当該無線端末との通信呼として現在保留中の状態にある前記通信相手との接続を切断するとともに、登録していた前記保留情報を削除する上記(4)または(5)の無線通信システム。
(7)前記第1の無線通信網は、前記通信相手との接続を切断することに先立って、前記通信相手に対して、前記無線端末が切断した旨を示す通知メッセージを送信する上記(6)の無線通信システム。
(8)前記第1の無線通信網は、前記制限時間が経過した後に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信を検知した際に、前記再接続要求が特番により通知された場合には、前記無線端末に対して、保留していた前記通信相手を既に切断した旨の通知メッセージを送信して切断するか、あるいは、前記通信相手の電話番号の入力を促す第2ダイヤルトーンを送信する上記(4)ないし(7)のいずれかの無線通信システム。
(9)前記第1の無線通信網は、前記制限時間が経過した後に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信を検知した際に、前記再接続要求が前記通信相手の電話番号により通知された場合には、前記通信相手への新たな着信要求として、前記通信相手に対して発呼する上記(4)ないし(7)のいずれかの無線通信システム。
(10)前記無線端末が、通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に当該通信中の呼の通信相手を通信メッセージ記録装置に接続替えすることを前記第1の無線通信網にあらかじめ登録していた場合、前記第1の無線通信網は、前記無線端末が通信中の状態で当該第1の無線通信網の通信圏外へ移動したことを検知した際に、前記無線端末と通信中の状態にある通信相手を、当該第1の無線通信網に設置されている前記通信メッセージ記録装置へ接続替えする上記(1)ないし(8)のいずれかの無線通信システム。
(11)前記無線端末が、通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に当該通信中の呼の通信相手をあらかじめ登録している通信端末に自動転送することを前記第1の無線通信網にあらかじめ登録していた場合、前記第1の無線通信網は、前記無線端末が通信中の状態で当該第1の無線通信網の通信圏外へ移動したことを検知した際に、前記無線端末と通信中の状態にある通信相手を、あらかじめ登録されている前記通信端末へ自動転送する上記(1)ないし(9)のいずれかの無線通信システム。
(12)前記第1の無線通信網がキーテレホンシステムであり、前記第2の無線通信網が公衆無線通信システムである上記(1)ないし(10)のいずれかの無線通信システム。
(13)互いに接続された第1の無線通信網と第2の無線通信網との双方を使用することが可能な無線端末において、通信相手と通信中の状態にあるときに、前記第1の無線通信網の通信圏外から移動して、前記第2の無線通信網の通信圏内に移動した際に、前記第2の無線通信網にアクセスして、前記第1の無線通信網に対して、特番を送信することにより、または、前記通信相手の電話番号を送信することにより、通信中の状態にあった前記通信相手との再接続を要求する再接続要求を行う無線端末。
(14)通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に通信中の状態にあった前記通信相手を通信メッセージ記録装置に接続替えすることを前記第1の無線通信網に登録する手段を備えている上記(13)の無線端末。
(15)通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に通信中の状態にあった前記通信相手をあらかじめ登録している通信端末に自動転送することを前記第1の無線通信網に登録する手段を備えている上記(13)または(14)の無線端末。
(16)携帯電話端末、PHS端末、携帯情報端末、または、携帯ノートPCのいずれかからなる上記(13)ないし(15)のいずれかの無線端末。
(17)第1の無線通信網と第2の無線通信網とを互いに接続した状態にして備えている無線通信システムにおける通信中再接続方法であって、前記第1、第2の無線通信網を使用することが可能な無線端末が、前記第1の無線通信網を使用して通信相手と通信中の状態にあったときに、当該無線端末が、前記第1の無線通信網の通信圏外に移動したことが検知された際に、前記第1の無線通信網は、通信中の呼を保留状態に設定するとともに、通信圏外に移動した当該無線端末の電話番号と通信相手の電話番号とを保留情報として登録し、前記無線端末が前記第2の無線通信網の通信圏内に移動して、前記第2の無線通信網を介して今まで通信中であった前記通信相手との再接続要求となる前記無線端末からの着信を前記第1の無線通信網が検知した際に、前記第1の無線通信網は、保留状態に設定していた前記通信相手との再接続を行い、通信中の状態に再設定する通信中再接続方法。
本発明の実施例の説明に先立って、まず、本発明の特徴について、その概要を説明する。本発明の無線通信システム、無線端末および通信中再接続方法の特徴は、第1の無線通信網例えばキーテレホンシステムなどの事業所専用の無線通信システムに収容された無線端末が、通信中の状態で、当該第1の無線通信網の通信圏外へ移動した場合であって、第2の無線通信網例えば公衆無線通信システムの圏内に移動した場合には、第2の無線通信システムの無線回線例えば公衆無線回線を使用して、ローミングすることを可能としている点にある。つまり、本発明の無線端末は、当該無線端末が属する第1の無線通信網例えばキーテレホンシステムなどの事業所専用の無線通信システムの他に、第2の無線通信網例えば公衆無線通信システムについても利用可能な端末であり、具体的には、例えば、PHS端末、FOMAなどの携帯電話端末、PDA端末などからなっている。
図1は、本発明による無線通信システムの構成の一例を示すシステム構成図であり、第1の無線通信網として事業所や店舗などに設置されるキーテレホンシステム100を、また、第2の無線通信網として公衆無線通信システム200を用いる場合を例にとって示している。ここで、図1の無線通信システムは、キーテレホンシステム100、公衆無線通信システム200、および、キーテレホンシステム100と公衆無線通信システム200との間に介在する公衆回線網(PSTN)300から構成される。
次に、図1に示す無線通信システムの動作例について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の一例である図1の無線通信システムの動作を説明するためのシーケンス図であり、事業所専用の無線通信網であるキーテレホンシステム100内にて利用される無線端末PS50が、キーテレホンシステム100の基地局CS20、構内交換機PBX10を経由して公衆回線網300に収容されている電話端末TEL3 80と通話中の状態にあった時に、無線端末PS50が基地局CS20の通信圏外の公衆無線通信システム200の通信圏内に移動してしまった場合の動作を説明している。
無線端末PS50が通話中の状態にある時に、第1の無線通信網例えばキーテレホンシステム100の圏外に移動したとしても、無線端末PS50が通信可能な第2の無線通信網例えば公衆無線通信システム200のサービスエリアの圏内へ移動することによって、今まで通話中であった通話相手を切断することなく、通話を継続することができる。
前述の実施例では、第1の無線通信網がキーテレホンシステム100、第2の無線通信網が公衆無線通信システムの場合について説明したが、本発明はかかる場合に限るものではない。例えば、第1、第2の無線通信網が、それぞれで互いに異なる通信事業者によって運用されている無線通信システムであっても良いし、異なる事業者の専用無線通信システムであっても良い。
11 呼制御部
12 タイマ
13 管理テーブル
50 無線端末PS
60 電話端末TEL1
70 携帯電話端末TEL2
80 電話端末TEL3
20,30,… 基地局CS
100 キーテレホンシステム
200 公衆無線通信システム
300 公衆回線網(PSTN)
Claims (17)
- 第1の無線通信網と第2の無線通信網とを互いに接続した状態にして備えている無線通信システムにおいて、前記第1、第2の無線通信網を使用することが可能な無線端末が、前記第1の無線通信網を使用して通信相手と通信中の状態にあったときに、当該無線端末が、前記第1の無線通信網の通信圏外に移動したことが検知された際に、前記第1の無線通信網は、通信中の呼を保留状態に設定するとともに、通信圏外に移動した当該無線端末の電話番号と通信相手の電話番号とを保留情報として登録し、前記無線端末が前記第2の無線通信網の通信圏内に移動して、前記第2の無線通信網を介して今まで通信中であった前記通信相手との再接続要求となる前記無線端末からの着信を前記第1の無線通信網が検知した際に、前記第1の無線通信網は、保留状態に設定していた前記通信相手との再接続を行い、通信中の状態に再設定することを特徴とする無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、通信圏外への移動により、前記無線端末の通信中の呼を保留状態に設定して、前記保留情報を登録する際に、当該呼の通信相手に対して、保留中である旨の保留メッセージ、または、保留音を送信するか、あるいは、当該呼を通信圏外へ転送中である旨のガイダンスを送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記無線端末が前記第2の無線通信網を介して前記再接続要求を前記第1の無線通信網に対して送信する際に、前記再接続要求の旨を示す特番、あるいは、今まで通信中であって現在保留中の状態にある前記通信相手の電話番号、のいずれかを用いて再接続を要求することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、通信圏外への移動により、前記無線端末の通信中の呼を保留状態に設定して、前記保留情報を登録した際に、保留状態を継続する制限時間としてあらかじめ定めた時間を計時するためにタイマを起動し、前記制限時間が経過するまでの間に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信を検知した場合、登録していた前記保留情報に基づいて、当該無線端末との通信呼として現在保留中の状態にある前記通信相手を当該無線端末と再接続し、登録していた前記保留情報を削除し、通信中の状態に設定することを特徴と請求項3に記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、現在保留中の状態にある前記通信相手を当該無線端末と再接続することに先立って、前記通信相手に対して、前記第1の無線通信網から前記第2の無線通信網への通信中ローミングを行う旨の通知メッセージを送信することを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、前記制限時間が経過するまでの間に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信がないことを検知した場合、当該無線端末との通信呼として現在保留中の状態にある前記通信相手との接続を切断するとともに、登録していた前記保留情報を削除することを特徴とする請求項4または5に記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、前記通信相手との接続を切断することに先立って、前記通信相手に対して、前記無線端末が切断した旨を示す通知メッセージを送信することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、前記制限時間が経過した後に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信を検知した際に、前記再接続要求が特番により通知された場合には、前記無線端末に対して、保留していた前記通信相手を既に切断した旨の通知メッセージを送信して切断するか、あるいは、前記通信相手の電話番号の入力を促す第2ダイヤルトーンを送信することを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網は、前記制限時間が経過した後に、前記無線端末からの前記再接続要求の着信を検知した際に、前記再接続要求が前記通信相手の電話番号により通知された場合には、前記通信相手への新たな着信要求として、前記通信相手に対して発呼することを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記無線端末が、通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に当該通信中の呼の通信相手を通信メッセージ記録装置に接続替えすることを前記第1の無線通信網にあらかじめ登録していた場合、前記第1の無線通信網は、前記無線端末が通信中の状態で当該第1の無線通信網の通信圏外へ移動したことを検知した際に、前記無線端末と通信中の状態にある通信相手を、当該第1の無線通信網に設置されている前記通信メッセージ記録装置へ接続替えすることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記無線端末が、通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に当該通信中の呼の通信相手をあらかじめ登録している通信端末に自動転送することを前記第1の無線通信網にあらかじめ登録していた場合、前記第1の無線通信網は、前記無線端末が通信中の状態で当該第1の無線通信網の通信圏外へ移動したことを検知した際に、前記無線端末と通信中の状態にある通信相手を、あらかじめ登録されている前記通信端末へ自動転送することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信網がキーテレホンシステムであり、前記第2の無線通信網が公衆無線通信システムであることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の無線通信システム。
- 互いに接続された第1の無線通信網と第2の無線通信網との双方を使用することが可能な無線端末において、通信相手と通信中の状態にあるときに、前記第1の無線通信網の通信圏外から移動して、前記第2の無線通信網の通信圏内に移動した際に、前記第2の無線通信網にアクセスして、前記第1の無線通信網に対して、特番を送信することにより、または、前記通信相手の電話番号を送信することにより、通信中の状態にあった前記通信相手との再接続を要求する再接続要求を行うことを特徴とする無線端末。
- 通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に通信中の状態にあった前記通信相手を通信メッセージ記録装置に接続替えすることを前記第1の無線通信網に登録する手段を備えていることを特徴とする請求項13に記載の無線端末。
- 通信中の状態で前記第1の無線通信網の通信圏外へ移動した際に通信中の状態にあった前記通信相手をあらかじめ登録している通信端末に自動転送することを前記第1の無線通信網に登録する手段を備えていることを特徴とする請求項13または14に記載の無線端末。
- 携帯電話端末、PHS端末、携帯情報端末、または、携帯ノートPCのいずれかからなることを特徴とする請求項13ないし15のいずれかに記載の無線端末。
- 第1の無線通信網と第2の無線通信網とを互いに接続した状態にして備えている無線通信システムにおける通信中再接続方法であって、前記第1、第2の無線通信網を使用することが可能な無線端末が、前記第1の無線通信網を使用して通信相手と通信中の状態にあったときに、当該無線端末が、前記第1の無線通信網の通信圏外に移動したことが検知された際に、前記第1の無線通信網は、通信中の呼を保留状態に設定するとともに、通信圏外に移動した当該無線端末の電話番号と通信相手の電話番号とを保留情報として登録し、前記無線端末が前記第2の無線通信網の通信圏内に移動して、前記第2の無線通信網を介して今まで通信中であった前記通信相手との再接続要求となる前記無線端末からの着信を前記第1の無線通信網が検知した際に、前記第1の無線通信網は、保留状態に設定していた前記通信相手との再接続を行い、通信中の状態に再設定することを特徴とする通信中再接続方法。
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JPH08317457A (ja) | 移動体通信における着信不能検出方法 |
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