JPH11205842A - 異移動体通信事業者網間のハンドオーバー方法、および、関門交換機 - Google Patents

異移動体通信事業者網間のハンドオーバー方法、および、関門交換機

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JPH11205842A
JPH11205842A JP10003957A JP395798A JPH11205842A JP H11205842 A JPH11205842 A JP H11205842A JP 10003957 A JP10003957 A JP 10003957A JP 395798 A JP395798 A JP 395798A JP H11205842 A JPH11205842 A JP H11205842A
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JP
Japan
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mobile communication
mobile
network
carrier network
communication carrier
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Application number
JP10003957A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Katagiri
亮一 片桐
Junji Uneki
純治 畝木
Akio Yasuda
明生 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • H04W36/144Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0033Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection with transfer of context information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/20Transfer of user or subscriber data

Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる移動体通信事業者網間のハンドオーバー
を可能とする。 【解決手段】第1の事業者網10の加入者である通話中
の移動機15が、第2の事業者網20のサービスエリア
内に移動する可能性がある場合に、関門交換機12は、
PSTN30を介して、関門交換機22に対して呼出し
をかけ続け、ロケーションレジスタ11は、移動機15
の加入者データを、ロケーションレジスタ21に対して
送出する。そして、通話中の移動機15が、第2の事業
者網20のサービスエリア内に実際に移動したときに、
関門交換機22は、移動機15との間の通話パスを確立
すると共に、関門交換機12からの呼出しに応答し、関
門交換機12は、移動交換機13との間の通話パスを切
断すると共に、通話相手との間の通話パスの接続先を、
関門交換機22との間の通話パスに切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信事業者
網におけるハンドオーバーに係り、特に、異移動体通信
事業者網間のハンドオーバーを実現することを可能とす
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信事業者網におけるハンドオー
バーに関する従来技術としては、特開平4−33679
0号公報に記載されているように、加入者が、自身が加
入している移動体通信事業者網(以下、「自事業者網」
と称す。)のサービスエリア内で、通話中のまま、自事
業者網が備えた無線基地局が形成している無線ゾーンか
ら、自事業者網が備えた別の無線基地局が形成している
無線ゾーンに移動した場合に、一連のハンドオーバーシ
ーケンスを行うことで、通話を継続する方法が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、加入者
が、自事業者網のサービスエリア内で無線ゾーンを移動
する場合は、ハンドオーバーを行うことが可能である
が、加入者が、異なる移動体通信事業者網のサービスエ
リアをまたいで無線ゾーンを移動する場合に、ハンドオ
ーバーを同様に行おうとしても、ハンドオーバーを行う
ために必要な加入者データが移動先の事業者網に存在し
ないこと等の問題があり、通話が切断されてしまうとい
う問題点があった。
【0004】すなわち、従来は、異移動体通信事業者網
間のハンドオーバーを行うことができないという問題点
があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、異移動体通信事
業者間のハンドオーバーを可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、専用線または公衆電話交換ネットワーク
を介して他移動体通信事業者網との間を接続する関門交
換機と、加入者である移動機に移動体通信サービスを提
供する移動体交換機および無線基地局と、加入者である
移動機の加入者データおよび位置データを保持するロケ
ーションレジスタとを備えた異なる2つの移動体通信事
業者網において、一方の移動体通信事業者網(以下、
「第1の移動体通信事業者網」と称す。)のサービスエ
リア内で通話中の移動機が、もう一方の移動体通信事業
者網(以下、「第2の移動体通信事業者網」と称す。)
のサービスエリア内に移動する可能性がある場合に、上
記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機と上記
第2の移動体通信事業者網が備えた関門交換機との間
で、ハンドオーバー用の通話パスを確保しておくと共
に、上記第1の移動体通信事業者網が備えたロケーショ
ンレジスタから上記第2の移動体通信事業者網が備えた
ロケーションレジスタに対して、該移動機の加入者デー
タをコピーするようにしている。
【0007】そして、上記移動機が、通話中のまま、上
記第2の移動体通信事業者網のサービスエリア内に移動
した場合に、確保しておいたハンドオーバー用の通話パ
スを通話状態にすると共に、該移動機が上記第1の移動
体通信事業者網で使用していた通話パスを切断して、上
記第2の移動体通信事業者網で新たに割当てた通話パス
に切替えるようにしている。
【0008】なお、上記第1の移動体通信事業者網が備
えた関門交換機が、上記第2の移動体通信事業者網が備
えた関門交換機に対して呼出しをかけ続けることで、上
記ハンドオーバー用の通話パスを確保しておくように
し、上記第2の移動体通信事業者網が備えた関門交換機
が、上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機
からの呼出しに応答することで、上記ハンドオーバー用
の通話パスを通話状態にするようにすることができる。
【0009】また、上記第1の移動体通信事業者網が備
えた関門交換機は、上記第2の移動体通信事業者網が備
えた関門交換機に対して呼出しをかけ続ける際に、それ
によって確保されるハンドオーバー用の通話パスを指定
するための情報である通話パス情報を、上記第2の移動
体通信事業者網が備えた関門交換機に対して送出するよ
うにし、上記第2の移動体通信事業者網が備えた関門交
換機は、上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交
換機からの呼出しに応答する際に、上記第1の移動体通
信事業者網が備えた関門交換機から送出された通話パス
情報を、上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交
換機に対して送出するようにすることができる。
【0010】さらに、上記移動機が、通話中のまま、上
記第2の移動体通信事業者網のサービスエリア内に移動
した場合に、上記第2の移動体通信事業者網が備えたロ
ケーションレジスタから上記第1の移動体通信事業者網
が備えたロケーションレジスタに対して、上記第2の移
動体通信事業者網で該移動機に一時的に割当てられた識
別番号であるローミング番号を通知するようにすること
ができる。
【0011】具体的には、本発明は、第1の態様とし
て、専用線または公衆電話交換ネットワークを介して他
移動体通信事業者網との間を接続する関門交換機と、加
入者である移動機に移動体通信サービスを提供する移動
体交換機および無線基地局と、加入者である移動機の加
入者データおよび位置データを保持するロケーションレ
ジスタとを備えた移動体通信事業者網で用いられる関門
交換機であって、自移動体通信事業者網のサービスエリ
ア内で通話中の移動機について、上記ロケーションレジ
スタが保持している該移動機の位置データから、該移動
機が他移動体通信事業者網のサービスエリア内に移動す
る可能性があるか否かを判定する判定手段と、自移動体
通信事業者網のサービスエリア内で通話中の移動機が、
他移動体通信事業者網のサービスエリア内に移動する可
能性があると判定された場合に、移動先となる可能性が
ある他移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対して
呼出しをかけ続ける呼出手段と、自移動体通信事業者網
のサービスエリア内で通話中の移動機が、他移動体通信
事業者網のサービスエリア内に移動する可能性があると
判定された場合に、該移動機の加入者データを、移動先
となる可能性がある他移動体通信事業者網が備えたロケ
ーションレジスタに対して送出するよう、上記ロケーシ
ョンレジスタを制御する加入者データ送出手段と、自移
動体通信事業者網のサービスエリア内で通話中の移動機
が、他移動体通信事業者網のサービスエリア内に移動
し、移動先となった他移動体通信事業者網が備えた関門
交換機から、上記呼出しに対する応答があった場合に、
該移動機がそれまで自移動体通信事業者網で使用してい
た通話パスを切断すると共に、該応答によって該他移動
体通信事業者網との間で新たに確立された通話パスに切
替える通話パス切替手段とを有することを特徴とした関
門交換機を提供している。
【0012】また、本発明は、第2の態様として、第1
の態様において、他移動体通信事業者網が備えた関門交
換機から呼出しがかけ続けられると共に、該他移動体通
信事業者網が備えたロケーションレジスタから上記ロケ
ーションレジスタに対して加入者データが送出された移
動機が、自移動体通信事業者網のサービスエリア内に移
動してきたことを検知した場合に、該他移動体通信事業
者網が備えた関門交換機からの呼出しに応答する応答手
段をさらに有することを特徴とした関門交換機を提供し
ている。
【0013】なお、第2の態様において、上記呼出手段
は、他移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対して
呼出しをかけ続ける際に、該他移動体通信事業者網が備
えた関門交換機との間の通話パスを確立し、確立した通
話パスを用いて呼出しをかけ続けると共に、確立した通
話パスを指定するための情報である通話パス情報を、該
他移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対して送出
するようにし、上記応答手段は、他移動体通信事業者網
が備えた関門交換機からの呼出しに応答する際に、該他
移動体通信事業者網が備えた関門交換機から送出された
通話パス情報を、該移動体通信事業者網が備えた関門交
換機に対して送出するようにすることができる。
【0014】また、第1の態様および第2の態様のいず
れにおいても、他移動体通信事業者網が備えた関門交換
機から呼出しがかけ続けられると共に、該他移動体通信
事業者網が備えたロケーションレジスタから上記ロケー
ションレジスタに対して加入者データが送出された移動
機が、自移動体通信事業者網のサービスエリア内に移動
してきたことを検知した場合に、一時的な識別番号であ
るローミング番号を該移動機に割当てると共に、割当て
たローミング番号を、該他移動体通信事業者網が備えた
ロケーションレジスタに対して送出するよう、上記ロケ
ーションレジスタを制御するローミング番号通知手段を
さらに有するようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について、図1〜図4を用いて説明する。
【0017】図1に、第1の実施形態が適用される網構
成の一例を示す。
【0018】図1の例では、移動体通信事業者網(以
下、「第1の事業者網」と称す。)10が、公衆電話交
換ネットワーク(PSTN)30,40に接続されてい
る。また、第1の事業者網10とは別の移動体通信事業
者網(以下、「第2の事業者網」と称す。)20が、P
STN30に接続されている。すなわち、第1の事業者
網10と第2の事業者網20とが、PSTN30を介し
て接続され、第2の事業者網20とPSTN40とが、
PSTN30および第1の事業者網10を介して接続さ
れている。
【0019】第1の事業者網10は、PSTN30,4
0との間を接続するための関門交換機12と、第1の事
業者網10のサービスエリア内に設置された移動交換機
13と、移動交換機13の配下に設置された無線基地局
14とを備え、第1の事業者網10の加入者である移動
機15に対して、移動体通信サービスを提供する。ま
た、第1の事業者網10は、第1の事業者網10の加入
者である移動機15の加入者データおよび認証データを
持ち、移動機15の位置データを登録するためのデータ
ベースとして、ロケーションレジスタ11を備えてい
る。
【0020】また、第2の事業者網20は、PSTN3
0との間を接続するための関門交換機22と、第2の事
業者網20のサービスエリア内に設置された移動交換機
23と、移動交換機23の配下に設置された無線基地局
24とを備え、第2の事業者網20の加入者である移動
機(図示せず。)に対して、移動体通信サービスを提供
する。また、第2の事業者網20は、第2の事業者網2
0の加入者である移動機の加入者データおよび認証デー
タを持ち、移動機の位置データを登録するためのデータ
ベースとして、ロケーションレジスタ21を備えてい
る。
【0021】図1では、第1の事業者網10のサービス
エリア内に位置する移動機15と、PSTN40の加入
者である相手端末41とが、「無線基地局14−移動交
換機13−関門交換機12−PSTN40」というルー
トで、通話中である例を示している。
【0022】従来は、第1の事業者網10の加入者であ
る移動機15が、相手端末41と通話中のまま、第2の
事業者網20のサービスエリア内に移動した場合には、
ハンドオーバーを行うことができなかったので、通話を
継続することができなかったが、第1の実施形態は、移
動機15が、相手端末41と通話中のまま、第2の事業
者網20のサービスエリア内に移動した場合に、「無線
基地局14−移動交換機13−関門交換機12−PST
N40」というルートから、「無線基地局24−移動交
換機23−関門交換機22−PSTN30−関門交換機
12−PSTN40」というルートに切り替えることに
より、移動機15についてのハンドオーバーを実現し、
移動機15と相手端末41との間の通話を継続すること
ができるようにしている。すなわち、第1の実施形態
は、異事業者網間のハンドオーバーを可能とするもので
ある。
【0023】なお、図1の例では、説明を簡素化するた
めに、第1の事業者網10および第2の事業者網20の
サービスエリア内に、各々、1つの移動交換機13,2
3が設置され、各移動交換機13,23の配下に、各
々、1つの無線基地局14,24が設置された構成を示
しているが、複数の移動交換機および無線基地局が配置
された構成であってもよい。
【0024】図2に、1つの移動交換機および複数の無
線基地局が配置された構成とした場合の、第1の事業者
網10および第2の事業者網20のサービスエリアの一
例を示す。
【0025】図2の例では、第1の事業者網10のサー
ビスエリアが、第1の事業者網10が備えた無線基地局
14a〜14fが各々形成している無線ゾーン16a〜
16fから構成され、第2の事業者網20のサービスエ
リアが、第2の事業者網20が備えた無線基地局24a
〜24fが各々形成している無線ゾーン26a〜26f
から構成されている。
【0026】例えば、第1の事業者網10の加入者であ
る移動機15が、相手端末41と通話中のまま、無線ゾ
ーン16a内から無線ゾーン16d内に移動した場合
に、第1の実施形態においては、従来と同様に、「無線
基地局14a−移動交換機13−関門交換機12−PS
TN40」というルートから、「無線基地局14d−移
動交換機13−関門交換機12−PSTN40」という
ルートに切り替えることにより、移動機15についての
ハンドオーバーを実現し、移動機15と相手端末41と
の間の通話を継続するようにする。
【0027】また、例えば、第1の事業者網10の加入
者である移動機15が、相手端末41と通話中のまま、
無線ゾーン16d内から無線ゾーン26b内に移動した
場合に、第1の実施形態においては、従来とは異なり、
「無線基地局14d−移動交換機13−関門交換機12
−PSTN40」というルートから、「無線基地局24
b−移動交換機23−関門交換機22−PSTN30−
関門交換機12−PSTN40」というルートに切り替
えることにより、移動機15についてのハンドオーバー
を実現し、移動機15と相手端末41との間の通話を継
続するようにする。
【0028】以下、第1の実施形態における異業者網間
のハンドオーバー時の動作について、図3のシーケンス
図を用いて説明する。
【0029】第1の事業者網10において、関門交換機
12は、第1の事業者網10の加入者である移動機15
が、「無線基地局14−移動交換機13−関門交換機1
2−PSTN40」というルートで、相手端末41と通
話中(301)の状態にあるとき、この移動機15が、他
事業者網(ここでは、第2の事業者網20)のサービス
エリア内に移動する可能性がある場合には、第2の事業
者網20が備えた関門交換機22との間を接続している
PSTN30との間の通話パスを確立(302)する。
【0030】なお、関門交換機12は、移動機15の位
置データに基づいて、移動機15が第2の事業者網20
のサービスエリア内に移動する可能性があるか否かを判
断する。
【0031】具体的には、関門交換機12は、図4に示
すように、第1の事業者網10が備えた無線基地局14
のうちの、他事業者網のサービスエリアに隣接する無線
ゾーンを形成している無線基地局14の識別情報401
と、該他事業者網の識別情報402とを対応付けて記述
したテーブルを参照し、例えば、移動機15の位置デー
タから、移動機15が、図2に示した無線ゾーン16d
に位置している旨が分かった場合に、無線ゾーン16d
を形成している無線基地局14dの識別情報が、第2の
事業者網20の識別情報と対応付けられて、本テーブル
に記述されているので、移動機15が第2の事業者網2
0のサービスエリア内に移動する可能性があると判断す
ることができる。
【0032】なお、本テーブルは、関門交換機12の内
部の記憶装置に記憶されているようにしても、ロケーシ
ョンレジスタ11に記憶されているようにしてもよい。
【0033】図3に戻って、続いて、この後予期される
ハンドオーバーのシーケンスをすばやく完了するため
に、ロケーションレジスタ11は、関門交換機12の制
御に従って、移動機15の移動先となる可能性があるサ
ービスエリア内で移動体通信サービスを提供している第
2の事業者網20が備えたロケーションレジスタ21に
対して、移動機15の加入者データ(303)を送出して
おく。
【0034】続いて、関門交換機12は、第2の事業者
網20が備えた関門交換機22に対して呼出しをかけ続
ける。実際には、関門交換機12は、PSTN30に対
して呼出し(304)をかけ続け、これを受けたPSTN
30が、第2の事業者網20が備えた関門交換機22と
の間の通話パスを確立すると共に(305)、第2の事業
者網20が備えた関門交換機22に対して呼出し(30
6)をかけ続ける。なお、関門交換機12は、呼出しを
行う際に、PSTN30との間で確立された通話パスを
指定するための情報である通話パス情報を、関門交換機
22に対して送出する。
【0035】さて、移動機15が、実際に、無線ゾーン
16d内から、第2の事業者網20のサービスエリアを
構成する無線ゾーン26b内に移動すると、移動機15
から無線基地局24bに対して、位置登録要求(307)
が送出される。この位置登録要求(307)は、無線基地
局24bおよび移動交換機23を介して、関門交換機2
2に到達(308,309)する。
【0036】この位置登録要求(309)を受信した関門
交換機22は、移動機15の認証データを取得するため
に、ロケーションレジスタ21に対して、認証情報読出
要求(310)を送出する。
【0037】ロケーションレジスタ21は、移動機15
の認証データを自身が持っていないので、他のロケーシ
ョンレジスタ(ここでは、ロケーションレジスタ11)
に対して、網間認証情報読出要求(311)を送出する。
【0038】ロケーションレジスタ11は、網間認証情
報読出要求(311)を受信すると、移動機15の認証デ
ータを自身が持っているので、網間認証情報読出応答
(312)を返送することで、該網間認証情報読出要求
(311)によって要求されている認証データ(移動機1
5の認証データ)を、ロケーションレジスタ21に対し
て通知する。
【0039】ロケーションレジスタ21は、網間認証情
報読出応答(312)を受信すると、認証情報読出応答
(313)を返送することで、関門交換機22から受信し
た認証情報読出要求(310)によって要求されている認
証データ(移動機15の認証データ)を、関門交換機2
2に対して通知する。この認証情報読出応答(313)
は、関門交換機22から移動交換機23に対して、位置
登録要求(309)に対する認証情報読出応答(314)と
して送出される。
【0040】そこで、移動交換機23は、この認証情報
読出応答(314)を受信すると、移動機15から認証デ
ータを取得するために、無線基地局24bを介して、認
証要求(315,316)を、移動機15に対して送出
し、無線基地局24bを介して、認証応答(317,3
18)を受信することで、移動機15から認証データを
取得する。そして、移動交換機23は、ロケーションレ
ジスタ21から取得した移動機15の認証データと、移
動機15から取得した認証データとを比較し、両者が一
致した場合に、移動機15から送出された位置登録要求
(307,308)を受付け、関門交換機22を介して、
ロケーションレジスタ21に対して、位置登録指示(3
19,320)を送出する。
【0041】ロケーションレジスタ21は、位置登録指
示(320)を受信すると、移動機15の識別情報と、移
動機15が位置している無線ゾーン26bを形成してい
る無線基地局24bの識別情報とを対応付けて記憶する
ことで、移動機15の位置データを登録する。
【0042】そして、ロケーションレジスタ21は、関
門交換機22の制御に従って、ローミング番号を移動機
15に割当て、ロケーションレジスタ11に対して、割
当てたローミング番号(321)を通知する。ロケーショ
ンレジスタ11は、ロケーションレジスタ21から通知
されたローミング番号(321)を、移動機15の加入者
データに書き込んでおく。なお、ローミング番号および
その使用方法については後述する。
【0043】一方、関門交換機22は、位置登録指示
(319)を受信すると、移動体交換機23との間の通話
パスおよび無線基地局24bとの間の通話パスを確立
(322,323)すると共に、関門交換機12からPS
TN30を介してかけられ続けている呼出し(304,
306)に対して応答(324)することで、関門交換機
12との間の通話パスを通話状態に導く。なお、関門交
換機22は、応答(324)を行う際に、関門交換機12
からPSTN30を介して送出された通話パス情報を、
関門交換機12に対して送出する。
【0044】関門交換機12は、関門交換機22からの
応答(324)を受信すると、相手端末41との間の通話
パス(「関門交換機12−PSTN40」というルート
の通話パス)と、応答時に送出されてきた通話パス情報
によって指定される通話パス(「関門交換機12−PS
TN30−関門交換機22」というルートの通話パス)
とが接続されるよう、通話パスを切替える。
【0045】ここで、「関門交換機22−移動交換機2
3−無線基地局24b」というルートの通話パスは、関
門交換機22によって確立されているので、移動機15
は、「無線基地局24b−移動交換機23−関門交換機
22−PSTN30−関門交換機12−PSTN40」
というルートで、相手端末41との間の通話を継続(3
26)することが可能となる。
【0046】なお、関門交換機12は、関門交換機22
からの応答(324)を受信すると、第1の事業者網10
で移動機15が使用していた通話パス(「関門交換機1
2−移動交換機13−無線基地局14d」というルート
の通話パス)を切断(327)する。
【0047】以上、第1の実施形態における異業者網間
のハンドオーバー時の動作について、図3のシーケンス
図を用いて説明した。
【0048】ここで、ローミング番号およびその使用方
法について簡単に説明しておく。
【0049】ローミング番号は、PHS(パーソナルハ
ンディホンシステム)において、他事業者網の加入者で
ある移動機を自事業者網で識別可能とするために、該移
動機に一時的に割当てる識別番号であり、このローミン
グ番号によって、他事業者網の加入者である移動機への
着信が可能となる。
【0050】従来のPHSにおいては、ローミング番号
の割当ておよび通知を、移動機から位置登録要求が送出
されてきたときに、該移動機の認証と共に行っていた
が、第1の実施形態においては、通話中の移動機15に
ついては、ハンドオーバー時にローミング番号の割当て
および通知を行っておくようにしている。そこで、図3
のシーケンス図におけるローミング番号(321)の通知
は、第1の事業者網10および第2の事業者網20がP
HSである場合に行われるものである。
【0051】これにより、相手端末41と通話中の移動
機15が第2の事業者網20のサービスエリア内に移動
してきた場合には、改めてローミング番号通知のための
手順を踏む必要がないので、移動機15が相手端末41
との通話を終了後に、直ちに、第2の事業者網20のサ
ービスエリア内で移動機15への着信が可能となる。
【0052】なお、第1の事業者網10において、ロケ
ーションレジスタ11は、ロケーションレジスタ21か
ら通知されたローミング番号(321)を、移動機15の
加入者データに書き込んでおき、移動交換機23は、移
動機15への着信があると、移動機15の識別番号の代
わりに、このローミング番号(321)を用いて、第2の
事業者網20のサービスエリア内に位置している移動機
15への着信をルーチングする。
【0053】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、第1の事業者網10の加入者である移動機15
が、相手端末41と通話中のまま、第2の事業者網20
のサービスエリア内に移動した場合でも、PSTN30
を介して、第1の事業者網10が備えた関門交換機12
と、第2の事業者網20が備えた関門交換機22との間
の通話パスを確立するようにしているので、移動機15
についてのハンドオーバーを行うことができる。すなわ
ち、第1の実施形態によれば、異事業者網間であって
も、通話中の移動機15についてのハンドオーバーを行
うことができる。
【0054】特に、通話中の移動機15が移動する可能
性がある段階で、移動先となる可能性がある第2の事業
者網20が備えた関門交換機22に対して、呼出しがか
けられ続けるような状態を保つようにしているので、実
際に移動機15が移動したときには、通話が一時的に途
切れることなく、即座に通話を継続することができる。
【0055】また、第1の実施形態によれば、図3のシ
ーケンス図に示したように、第1の事業者網10が備え
た関門交換機12と、第2の事業者網20が備えた関門
交換機22との間の通話パスを通話状態に導く前に、移
動機15の加入者データを、ロケーションレジスタ11
からロケーションレジスタ21にコピーしておくように
しているので、移動中のハンドオーバーシーケンスを簡
素化することができ、通話が途切れない速度でハンドオ
ーバーを行うことが可能である。
【0056】また、第1の実施形態によれば、移動機1
5が通話中である限り、ロケーションレジスタ11,2
1の双方に、移動機15の加入者データが存在すること
となるので、移動機15が、第1の事業者網10のサー
ビスエリア内と第2の事業者網20のサービスエリア内
とを何度往復しても、迅速なハンドオーバーを行うこと
ができる。
【0057】また、第1の実施形態によれば、ハンドオ
ーバーを行う際に、ローミングの手順も踏んでいるの
で、通話終了後に、改めてローミングの手順を踏む必要
がない。
【0058】(第2の実施形態)ところで、上述した第
1の実施形態においては、第1の事業者網10が備えた
関門交換機12と、第2の事業者網20が備えた関門交
換機22とが、PSTN30を介して接続されていた
が、専用線で接続されているようにすることもでき、以
下、そのような網構成とした場合の実施形態を、第2の
実施形態として、図5および図6を用いて説明する。
【0059】図5に、第2の実施形態が適用される網構
成の一例を示す。
【0060】図5の例では、第1の事業者網10が、P
STN40に接続されている。また、第1の事業者網1
0と第2の事業者網20とが、専用線50を介して接続
されている。すなわち、第2の事業者網20は、第1の
事業者網10を介して、PSTN40と接続されてい
る。
【0061】第1の事業者網10は、PSTN30およ
び第2の事業者網20との間を接続するための関門交換
機12と、第1の事業者網10のサービスエリア内に設
置された移動交換機13と、移動交換機13の配下に設
置された無線基地局14とを備え、第1の事業者網10
の加入者である移動機15に対して、移動体通信サービ
スを提供する。また、第1の事業者網10は、第1の事
業者網10の加入者である移動機15の加入者データお
よび認証データを持ち、移動機15の位置データを登録
するためのデータベースとして、ロケーションレジスタ
11を備えている。
【0062】また、第2の事業者網20は、第1の事業
者網10との間を接続するための関門交換機22と、第
2の事業者網20のサービスエリア内に設置された移動
交換機23と、移動交換機23の配下に設置された無線
基地局24とを備え、第2の事業者網20の加入者であ
る移動機(図示せず。)に対して、移動体通信サービス
を提供する。また、第2の事業者網20は、第2の事業
者網20の加入者である移動機の加入者データおよび認
証データを持ち、移動機の位置データを登録するための
データベースとして、ロケーションレジスタ21を備え
ている。
【0063】図5では、第1の事業者網10のサービス
エリア内に位置する移動機15と、PSTN40の加入
者である相手端末41とが、「無線基地局14−移動交
換機13−関門交換機12−PSTN40」というルー
トで、通話中である例を示している。
【0064】従来は、第1の事業者網10の加入者であ
る移動機15が、相手端末41と通話中のまま、第2の
事業者網20のサービスエリア内に移動した場合には、
ハンドオーバーを行うことができなかったので、通話を
継続することができなかったが、第2の実施形態も、上
述した第1の実施形態と同様に、移動機15が、相手端
末41と通話中のまま、第2の事業者網20のサービス
エリア内に移動した場合に、「無線基地局14−移動交
換機13−関門交換機12−PSTN40」というルー
トから、「無線基地局24−移動交換機23−関門交換
機22−関門交換機12−PSTN40」というルート
に切り替えることにより、移動機15についてのハンド
オーバーを実現し、移動機15と相手端末41との間の
通話を継続することができるようにしている。すなわ
ち、第2の実施形態も、上述した第1の実施形態と同様
に、異事業者網間のハンドオーバーを可能とするもので
ある。
【0065】なお、図5の例でも、図1の例と同様に、
説明を簡素化するために、第1の事業者網10および第
2の事業者網20のサービスエリア内に、各々、1つの
移動交換機13,23が設置され、各移動交換機13,
23の配下に、各々、1つの無線基地局14,24が設
置された構成を示しているが、複数の移動交換機および
無線基地局が配置された構成であってもよい。
【0066】また、第1の事業者網10および第2の事
業者網20のサービスエリアの一例は、図2に示した通
りである。
【0067】以下、第2の実施形態における異業者網間
のハンドオーバー時の動作について、図6のシーケンス
図を用いて説明する。
【0068】第1の事業者網10において、関門交換機
12は、第1の事業者網10の加入者である移動機15
が、「無線基地局14−移動交換機13−関門交換機1
2−PSTN40」というルートで、相手端末41と通
話中(601)の状態にあるとき、この移動機15が、他
事業者網(ここでは、第2の事業者網20)のサービス
エリア内に移動する可能性がある場合には、第2の事業
者網20が備えた関門交換機22との間の通話パスを確
立(602)する。
【0069】なお、関門交換機12は、上述した第1の
実施形態で説明したように、移動機15が第2の事業者
網20のサービスエリア内に移動する可能性があるか否
かを判断する。また、ここでも、上述した第1の実施形
態と同様に、移動機15が、図2に示した無線ゾーン1
6dに位置しており、第2の事業者網20のサービスエ
リア内に移動する可能性がある場合を例にして説明す
る。
【0070】続いて、この後予期されるハンドオーバー
のシーケンスをすばやく完了するために、ロケーション
レジスタ11は、関門交換機12の制御に従って、移動
機15の移動先となる可能性があるサービスエリア内で
移動体通信サービスを提供している第2の事業者網20
が備えたロケーションレジスタ21に対して、移動機1
5の加入者データ(603)を送出しておく。
【0071】続いて、関門交換機12は、第2の事業者
網20が備えた関門交換機22に対して呼出し(604)
をかけ続ける。
【0072】なお、第2の実施形態においては、関門交
換機12と関門交換機22との間が専用線50を介して
直接接続されているので、関門交換機12は、関門交換
機22との間で確立された通話パスを認識することが可
能となることから、上述した第1の実施形態とは異な
り、呼出しを行う際に、関門交換機22との間で確立さ
れた通話パスを指定するための情報である通話パス情報
を、関門交換機22に対して送出する必要はない。ただ
し、シーケンスに統一性を持たせるために、上述した第
1の実施形態と同様に、通話パス情報を送出するように
することはかまわない。
【0073】さて、移動機15が、実際に、無線ゾーン
16d内から、第2の事業者網20のサービスエリアを
構成する無線ゾーン26b内に移動すると、移動機15
から無線基地局24bに対して、位置登録要求(605)
が送出される。この位置登録要求(605)は、無線基地
局24bおよび移動交換機23を介して、関門交換機2
2に到達(606,607)する。
【0074】この位置登録要求(607)を受信した関門
交換機22は、移動機15の認証データを取得するため
に、ロケーションレジスタ21に対して、認証情報読出
要求(608)を送出する。
【0075】ロケーションレジスタ21は、移動機15
の認証データを自身が持っていないので、他のロケーシ
ョンレジスタ(ここでは、ロケーションレジスタ11)
に対して、網間認証情報読出要求(609)を送出する。
【0076】ロケーションレジスタ11は、網間認証情
報読出要求(609)を受信すると、移動機15の認証デ
ータを自身が持っているので、網間認証情報読出応答
(610)を返送することで、該網間認証情報読出要求
(609)によって要求されている認証データ(移動機1
5の認証データ)を、ロケーションレジスタ21に対し
て通知する。
【0077】ロケーションレジスタ21は、網間認証情
報読出応答(610)を受信すると、認証情報読出応答
(611)を返送することで、関門交換機22から受信し
た認証情報読出要求(608)によって要求されている認
証データ(移動機15の認証データ)を、関門交換機2
2に対して通知する。この認証情報読出応答(611)
は、関門交換機22から移動交換機23に対して、位置
登録要求(607)に対する認証情報読出応答(612)と
して送出される。
【0078】そこで、移動交換機23は、この認証情報
読出応答(612)を受信すると、移動機15から認証デ
ータを取得するために、無線基地局24bを介して、認
証要求(613,614)を、移動機15に対して送出
し、無線基地局24bを介して、認証応答(615,6
16)を受信することで、移動機15から認証データを
取得する。そして、移動交換機23は、ロケーションレ
ジスタ21から取得した移動機15の認証データと、移
動機15から取得した認証データとを比較し、両者が一
致した場合に、移動機15から送出された位置登録要求
(605,606)を受付け、関門交換機22を介して、
ロケーションレジスタ21に対して、位置登録指示(6
17,618)を送出する。
【0079】ロケーションレジスタ21は、位置登録指
示(618)を受信すると、移動機15の識別情報と、移
動機15が位置している無線ゾーン26bを形成してい
る無線基地局24bの識別情報とを対応付けて記憶する
ことで、移動機15の位置データを登録する。
【0080】そして、ロケーションレジスタ21は、関
門交換機22の制御に従って、ローミング番号を移動機
15に割当て、ロケーションレジスタ11に対して、割
当てたローミング番号(619)を通知する。ロケーショ
ンレジスタ11は、ロケーションレジスタ21から通知
されたローミング番号(619)を、移動機15の加入者
データに書き込んでおく。なお、ローミング番号および
その使用方法については、上述した第1の実施形態で説
明した通りである。
【0081】一方、関門交換機22は、位置登録指示
(617)を受信すると、移動体交換機23との間の通話
パスおよび無線基地局24bとの間の通話パスを確立
(620,621)すると共に、関門交換機12からかけ
られ続けている呼出し(604)に対して応答(622)す
ることで、関門交換機12との間の通話パスを通話状態
に導く。
【0082】関門交換機12は、関門交換機22からの
応答(622)を受信すると、相手端末41との間の通話
パス(「関門交換機12−PSTN40」というルート
の通話パス)と、関門交換機22との間の通話パス
(「関門交換機12−関門交換機22」というルートの
通話パス)とが接続されるよう、通話パスを切替える。
【0083】ここで、「関門交換機22−移動交換機2
3−無線基地局24b」というルートの通話パスは、関
門交換機22によって確立されているので、移動機15
は、「無線基地局24b−移動交換機23−関門交換機
22−関門交換機12−PSTN40」というルート
で、相手端末41との間の通話を継続(623)すること
が可能となる。
【0084】なお、関門交換機12は、関門交換機22
からの応答(622)を受信すると、第1の事業者網10
で移動機15が使用していた通話パス(「関門交換機1
2−移動交換機13−無線基地局14d」というルート
の通話パス)を切断(624)する。
【0085】以上、第2の実施形態における異業者網間
のハンドオーバー時の動作について、図6のシーケンス
図を用いて説明した。
【0086】以上説明したように、第2の実施形態によ
れば、第1の事業者網10の加入者である移動機15
が、相手端末41と通話中のまま、第2の事業者網20
のサービスエリア内に移動した場合でも、専用線50を
介して、第1の事業者網10が備えた関門交換機12
と、第2の事業者網20が備えた関門交換機22との間
の通話パスを確立するようにしているので、移動機15
についてのハンドオーバーを行うことができる。すなわ
ち、第2の実施形態によれば、異事業者網間であって
も、通話中の移動機15についてのハンドオーバーを行
うことができる。
【0087】特に、通話中の移動機15が移動する可能
性がある段階で、移動先となる可能性がある第2の事業
者網20が備えた関門交換機22に対して、呼出しがか
けられ続けるような状態を保つようにしているので、実
際に移動機15が移動したときには、通話が一時的に途
切れることなく、即座に通話を継続することができる。
【0088】また、第2の実施形態によれば、図6のシ
ーケンス図に示したように、第1の事業者網10が備え
た関門交換機12と、第2の事業者網20が備えた関門
交換機22との間の通話パスを通話状態に導く前に、移
動機15の加入者データを、ロケーションレジスタ11
からロケーションレジスタ21にコピーしておくように
しているので、移動中のハンドオーバーシーケンスを簡
素化することができ、通話が途切れない速度でハンドオ
ーバーを行うことが可能である。
【0089】また、第2の実施形態によれば、移動機1
5が通話中である限り、ロケーションレジスタ11,2
1の双方に、移動機15の加入者データが存在すること
となるので、移動機15が、第1の事業者網10のサー
ビスエリア内と第2の事業者網20のサービスエリア内
とを何度往復しても、迅速なハンドオーバーを行うこと
ができる。
【0090】また、第2の実施形態によれば、ハンドオ
ーバーを行う際に、ローミングの手順も踏んでいるの
で、通話終了後に、改めてローミングの手順を踏む必要
がない。
【0091】なお、第1の実施形態および第2の実施形
態のいずれにおいても、第1の事業者網10のサービス
エリア内で通話中の移動機15が、第2の事業者網20
のサービスエリア内に移動しなかった場合には、関門交
換機12は、関門交換機22に対する呼出しを停止す
る。第2の事業者網20のサービスエリア内に移動しな
かった場合としては、第1の事業者網10のサービスエ
リア内で通話中の移動機15が、該サービスエリアを構
成する無線ゾーンをまたがずに、通話を終了した場合、
および、第1の事業者網10のサービスエリア内で通話
中の移動機15が、該サービスエリアを構成する他の無
線ゾーン内に移動した場合が考えられる。
【0092】ところで、呼出し時および応答時に送出さ
れる通話パス情報は、関門交換機12,22間の制御チ
ャネルを用いて送出されるようにすることができ、この
制御チャネルは、PSTN30がISDN網である場合
(または、専用線50がISDN回線である場合)に
は、Dchであるようにすることができる。
【0093】この場合、関門交換機12,22は、Dc
hを終端するDch終端回路を有する通話パス情報送受
信部を備えるようにし、該Dch終端回路は、一般的な
ISDNインタフェースを有する加入者回路から構成さ
れるようにする。
【0094】また、通話パス情報の送出に用いられる制
御チャネルは、PSTN30がISDN網でない場合
(または、専用線50がディジタル回線でない場合)に
は、PB信号であるようにすることができる。
【0095】この場合、関門交換機12,22は、PB
信号発信機およびPB信号受信機を有する通話パス情報
送受信部を備えるようにし、例えば、関門交換機12
が、関門交換機22に対して通話パス情報を送信すると
きには、PB信号発信機を用いて、関門交換機22のP
B信号受信機に対してPB信号を送信し、逆に、関門交
換機22から通話パス情報を受信するときには、PB信
号受信機を用いて、関門交換機22のPB信号発信機か
ら送信されたPB信号を受信するようにする。
【0096】また、通話パス情報の送出に用いられる制
御チャネルは、PSTN30がISDN網でない場合
(または、専用線50がディジタル回線でない場合)に
は、MF信号であるようにすることができる。
【0097】この場合、関門交換機12,22は、MF
信号発信機およびMF信号受信機を有する通話パス情報
送受信部を備えるようにし、例えば、関門交換機12
が、関門交換機22に対して通話パス情報を送信すると
きには、MF信号発信機を用いて、関門交換機22のM
F信号受信機に対してMF信号を送信し、逆に、関門交
換機22から通話パス情報を受信するときには、MF信
号受信機を用いて、関門交換機22のMF信号発信機か
ら送信されたMF信号を受信するようにする。
【0098】実際には、接続される関門交換機のリソー
スに応じて、Dch,PB信号,MF信号のいずれかを
用いることを可能とするために、関門交換機12,22
が備える通話チャネル情報送受信部は、Dch終端回
路,PB信号発信機,PB信号受信機,MF信号発信
機,MF信号受信機の全てを有するようにすることもで
き、このようにした場合の構成例を、図7に示す。
【0099】図7において、701はDch終端回路、
702はPB信号発信機、703はPB信号受信機、7
04はMF信号発信機、705はMF信号受信機であ
る。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる2つの事業者網が、互いにハンドオーバーを行う
旨を契約していれば、一方の事業者網の加入者である移
動機が、通話中のまま、該事業者網のサービスエリア内
から、もう一方の事業者網のサービスエリア内に移動し
た場合でも、該移動機についてのハンドオーバーを実現
し、通話を継続することが可能となる。
【0101】従って、異事業者網間の境目となるような
場所でも、通話が切断されることがなくなるので、加入
者へのサービス性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態が適用される網構成の一例を示
す説明図。
【図2】第1の事業者網および第2の事業者網のサービ
スエリアの一例を示す説明図。
【図3】第1の実施形態における異業者網間のハンドオ
ーバー時の動作を示すシーケンス図。
【図4】関門交換機が内部の記憶装置に記憶しているテ
ーブルの一例を示す説明図。
【図5】第2の実施形態が適用される網構成の一例を示
す説明図。
【図6】第2の実施形態における異業者網間のハンドオ
ーバー時の動作を示すシーケンス図。
【図7】関門交換機の通話チャネル情報送受信部の構成
例を示す説明図。
【符号の説明】
10…第1の事業者網、20…第2の事業者網、30,
40…公衆電話交換ネットワーク(PSTN)、50…
専用線、11,12…ロケーションレジスタ、21,2
2…関門交換機、13,23…移動交換機、14,24
…無線基地局、15…移動機、16,26…無線ゾー
ン、41…相手端末、701…Dch終端回路、702
…PB信号発信機、703…PB信号受信機、704…
MF信号発信機、705…MF信号受信機。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】専用線または公衆電話交換ネットワークを
    介して他移動体通信事業者網との間を接続する関門交換
    機と、加入者である移動機に移動体通信サービスを提供
    する移動体交換機および無線基地局と、加入者である移
    動機の加入者データおよび位置データを保持するロケー
    ションレジスタとを備えた異なる2つの移動体通信事業
    者網間でハンドオーバーを行う方法であって、 一方の移動体通信事業者網(以下、「第1の移動体通信
    事業者網」と称す。)のサービスエリア内で通話中の移
    動機が、もう一方の移動体通信事業者網(以下、「第2
    の移動体通信事業者網」と称す。)のサービスエリア内
    に移動する可能性がある場合に、上記第1の移動体通信
    事業者網が備えた関門交換機と上記第2の移動体通信事
    業者網が備えた関門交換機との間で、ハンドオーバー用
    の通話パスを確保しておくと共に、上記第1の移動体通
    信事業者網が備えたロケーションレジスタから上記第2
    の移動体通信事業者網が備えたロケーションレジスタに
    対して、該移動機の加入者データをコピーし、 上記移動機が、通話中のまま、上記第2の移動体通信事
    業者網のサービスエリア内に移動した場合に、確保して
    おいたハンドオーバー用の通話パスを通話状態にすると
    共に、該移動機が上記第1の移動体通信事業者網で使用
    していた通話パスを切断して、上記第2の移動体通信事
    業者網で新たに確立した通話パスに切替えることを特徴
    とする異移動体通信事業者網間のハンドオーバー方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の異移動体通信事業者網間の
    ハンドオーバー方法であって、 上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機が、
    上記第2の移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対
    して呼出しをかけ続けることで、上記ハンドオーバー用
    の通話パスを確保しておき、 上記第2の移動体通信事業者網が備えた関門交換機が、
    上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機から
    の呼出しに応答することで、上記ハンドオーバー用の通
    話パスを通話状態にすることを特徴とする異移動体通信
    事業者網間のハンドオーバー方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の異移動体通信事業者網間の
    ハンドオーバー方法であって、 上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機は、
    上記第2の移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対
    して呼出しをかけ続ける際に、それによって確保される
    ハンドオーバー用の通話パスを指定するための情報であ
    る通話パス情報を、上記第2の移動体通信事業者網が備
    えた関門交換機に対して送出し、 上記第2の移動体通信事業者網が備えた関門交換機は、
    上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機から
    の呼出しに応答する際に、上記第1の移動体通信事業者
    網が備えた関門交換機から送出された通話パス情報を、
    上記第1の移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対
    して送出することを特徴とする異移動体通信事業者網間
    のハンドオーバー方法。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の異移動体通信
    事業者網間のハンドオーバー方法であって、 上記移動機が、通話中のまま、上記第2の移動体通信事
    業者網のサービスエリア内に移動した場合に、上記第2
    の移動体通信事業者網が備えたロケーションレジスタか
    ら上記第1の移動体通信事業者網が備えたロケーション
    レジスタに対して、上記第2の移動体通信事業者網で該
    移動機に一時的に割当てられた識別番号であるローミン
    グ番号を通知することを特徴とする異移動体通信事業者
    網間のハンドオーバー方法。
  5. 【請求項5】専用線または公衆電交換ネットワークを介
    して他移動体通信事業者網との間を接続する関門交換機
    と、加入者である移動機に移動体通信サービスを提供す
    る移動体交換機および無線基地局と、加入者である移動
    機の加入者データおよび位置データを保持するロケーシ
    ョンレジスタとを備えた移動体通信事業者網で用いられ
    る関門交換機であって、 自移動体通信事業者網のサービスエリア内で通話中の移
    動機について、上記ロケーションレジスタが保持してい
    る該移動機の位置データから、該移動機が他移動体通信
    事業者網のサービスエリア内に移動する可能性があるか
    否かを判定する判定手段と、 自移動体通信事業者網のサービスエリア内で通話中の移
    動機が、他移動体通信事業者網のサービスエリア内に移
    動する可能性があると判定された場合に、移動先となる
    可能性がある他移動体通信事業者網が備えた関門交換機
    に対して呼出しをかけ続ける呼出手段と、 自移動体通信事業者網のサービスエリア内で通話中の移
    動機が、他移動体通信事業者網のサービスエリア内に移
    動する可能性があると判定された場合に、該移動機の加
    入者データを、移動先となる可能性がある他移動体通信
    事業者網が備えたロケーションレジスタに対して送出す
    るよう、上記ロケーションレジスタを制御する加入者デ
    ータ送出手段と、 自移動体通信事業者網のサービスエリア内で通話中の移
    動機が、他移動体通信事業者網のサービスエリア内に移
    動し、移動先となった他移動体通信事業者網が備えた関
    門交換機から、上記呼出しに対する応答があった場合
    に、該移動機がそれまで自移動体通信事業者網で使用し
    ていた通話パスを切断すると共に、該応答によって該他
    移動体通信事業者網との間で新たに確立された通話パス
    に切替える通話パス切替手段とを有することを特徴とす
    る関門交換機。
  6. 【請求項6】請求項5記載の関門交換機であって、 他移動体通信事業者網が備えた関門交換機から呼出しが
    かけ続けられると共に、該他移動体通信事業者網が備え
    たロケーションレジスタから上記ロケーションレジスタ
    に対して加入者データが送出された移動機が、自移動体
    通信事業者網のサービスエリア内に移動してきたことを
    検知した場合に、該他移動体通信事業者網が備えた関門
    交換機からの呼出しに応答する応答手段をさらに有する
    ことを特徴とする関門交換機。
  7. 【請求項7】請求項6記載の関門交換機であって、 上記呼出手段は、 他移動体通信事業者網が備えた関門交換機に対して呼出
    しをかけ続ける際に、該他移動体通信事業者網が備えた
    関門交換機との間の通話パスを確立し、確立した通話パ
    スを用いて呼出しをかけ続けると共に、確立した通話パ
    スを指定するための情報である通話パス情報を、該他移
    動体通信事業者網が備えた関門交換機に対して送出し、 上記応答手段は、 他移動体通信事業者網が備えた関門交換機からの呼出し
    に応答する際に、該他移動体通信事業者網が備えた関門
    交換機から送出された通話パス情報を、該移動体通信事
    業者網が備えた関門交換機に対して送出することを特徴
    とする関門交換機。
  8. 【請求項8】請求項5,6または7記載の関門交換機で
    あって、 他移動体通信事業者網が備えた関門交換機から呼出しが
    かけ続けられると共に、該他移動体通信事業者網が備え
    たロケーションレジスタから上記ロケーションレジスタ
    に対して加入者データが送出された移動機が、自移動体
    通信事業者網のサービスエリア内に移動してきたことを
    検知した場合に、一時的な識別番号であるローミング番
    号を該移動機に割当てると共に、割当てたローミング番
    号を、該他移動体通信事業者網が備えたロケーションレ
    ジスタに対して送出するよう、上記ロケーションレジス
    タを制御するローミング番号通知手段をさらに有するこ
    とを特徴とする関門交換機。
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