JPH11506594A

JPH11506594A - 公衆交換電話ネットワークに移動性の属性を提供するための装置

Info

Publication number: JPH11506594A
Application number: JP9500346A
Authority: JP
Inventors: ボイエリド，ニルズ
Original assignee: テレフオンアクチーボラゲツトエルエムエリクソン（パブル）
Priority date: 1995-06-05
Filing date: 1996-06-04
Publication date: 1999-06-08
Also published as: CN1191658A; CA2223604A1; WO1996039786A3; EP0830795A2; WO1996039786A2; AU6021096A; CN1086901C; US5771465A

Abstract

(57)【要約】通信ネットワーク（１０）に移動性の属性を提供するためのシステムおよび方法であり、このシステムおよび方法はネットワークのアナログインターフェース（１４）に接続された１つ以上の加入者局（１７）および各々がネットワークの無線電話システム（２６）内で運用される１つ以上の無線加入者局（４６）が内線電話として機能できるようにする。本発明は固定された回線の外観を維持し、無線加入者局に対しネットワーク内の固定されたターミネーションをエミュレートする。

Description

【発明の詳細な説明】公衆交換電話ネットワークに移動性の属性を提供するための装置発明の背景発明の分野本発明は通信交換システムにおいて内線サービスを提供することに関し、より詳細には公衆交換電話ネットワークに移動性の属性（mobility adjunct）を提供する装置に関する。関連技術の沿革１本の加入者回線に２つ以上の内線電話の組を接続することにより、公衆交換電話ネットワーク（ＰＳＴＮ）内で定常的に内線電話サービスが提供されている。加入者回線に関連した番号に向けられた発呼により、この発呼を受けるよう内線電話の少なくとも１つがオフフック状態となるまで、内線電話の組内のすべての電話で呼び出し音が鳴る。加入者が発呼を望む際に、オフフック状態となった内線電話のうちのいずれかが加入者回線上の１つの電話であるかのように、この電話により発呼を開始できる。発信呼（出呼）または着信呼（入呼）のいずれかが回線で接続された後、オフフック状態となった内線電話のいずれかが発呼側に接続され、発呼側に接続された電話機のいずれかの間で通話を行うことができる。従来の内線電話の組は単一の加入者回線に有線接続または等価的な方法により接続しなければならない電話機によって構成されるので、従来の内線電話の組で得られる特徴は有線電話またはコードレス電話のような均等な装置によって得られる特徴に限られていた。この場合、コードレス電話は加入者回線に有線接続された基地局と無線通信するハンドセットから構成される。例えば内線電話として機能しながら物理的に移動またはローミングする内線電話の能力は有線電話の能力または内線電話として使用できるコードレス電話によって得られるローミング能力に限られている。このことは、内線電話の移動性は有線電話のコードの長さに限られるか、または加入者回線に有線接続されたコードレス電話のポータブルな基地局の無線カバー範囲に限られることを一般に意味している。これらの制限は真の内線電話として機能しながら内線電話の組の１つ以上が長距離にわたってローミングできるようにする特徴のような複数の特徴を提供することを阻害している。長距離のローミング能力は現在ではセルラーワイヤレス電話システムによって提供されている。広い地理的エリアにサービスする大規模なセルラー移動システムから、例えば１つのビジネス用工場またはオフィスのエリアにサービスできるローカルなワイヤレスシステムまでに及ぶ多くのタイプのセルラー無線システムがこれまで開発されている。基本的なセルラー電話システムは１つ以上の基地局と１つ以上の移動電話すなわちハンドセットから成る。移動電話すなわちハンドセットは電話の発呼をしたり、発呼を受信しながらシステムによってサービスされるエリアの周りを移動できる。このシステムによってカバーされるエリアは各基地局の送信能力およびシステム全体にわたるこれら基地局の数および位置によって決定される。現在ではＰＳＴＮの有線電話が属す内線電話の組のうちの１つとしてセルラーシステムの移動電話が機能できるようにする特徴はない。移動無線電話を有線電話に対する１つの内線電話として使用できるようにする装置を提供することには、明確な利点がある。本発明は内線電話と移動電話の双方の好ましい特徴を組み合わせるものであり、内線電話の一組のうちの１つ以上を真の内線電話として機能させながら長距離でローミングできるようにするものである。更に本発明は加入者が従来の電話と移動電話の双方に割り当てられる１つの加入者番号を有し、従来の電話または移動電話のいずれかでこの加入者番号に対してなされた発呼を受けることができるようにするものである。本発明はかかる装置を提供するものである。発明の概要従来技術の欠陥および欠点を克服するため、本発明は１つ以上の移動無線ハンドセットと１つ以上の有線電話とを共に内線電話として機能できるようにする、通信ネットワークで使用するための移動性の属性を含む装置を提供するものである。この装置は回線の外観を維持し、ハンドセットのためのネットワークにおいて固定されたターミネーションをエミュレートする。このシステムおよび方法は加入者に対して現在のすべてのサービスを維持しながら、ハンドセットの移動性の利点を提供できる。すなわち内線のハンドセットに対しローミングおよびハンドオーバーがサポートされる。従来の内線電話はこのタイプの移動性を提供するものではない。本発明の第１の特徴によれば、通信システム内で無線内線電話サービスを提供するための装置が提供される。この装置は通信システムのうちの１本以上の加入者回線に接続される移動性の属性を含む。この移動性の属性は通信トラフィックに対し１つ以上のタイムスロットを提供するＦＸ中継回線（FX-Trunk）を含む。この装置は更に加入者回線とＦＸ中継回線の１つ以上の専用タイムスロットとを接続するチャンネルバンクも含む。チャンネルバンク内ではこれら専用タイムスロットの各々が特定の加入者回線に割り当てられる。装置は専用タイムスロットと無線システムとを通信接続するＰＣＳコントローラを更に含む。このＰＣＳコントローラ内では専用タイムスロットの各々が無線電話システムの特定の無線加入者の局に割り当てられる。専用タイムスロットが割り当てられた無線加入者の局は、そのタイムスロットが同じように有線加入者局に割り当てられている加入者回線で機能する。この装置および１つ以上の有線加入者局を加入者回線に接続することにより、１つ以上の無線加入者局を含む一組の内線電話が得られる。この無線加入者局は内線電話の組内の移動性のサポートを行う。本発明の第２の特徴によれば、ＰＣＳコントローラは無線システム内の無線加入者局のうちの１つへの呼設定に使用される第１の電話番号とＦＸ中継回線の各専用タイムスロットとを関連付ける第１のデータテーブルを含む。チャンネルバンクにより専用タイムスロットが捕捉されると、呼設定が行われる。本発明の別の特徴によれば、ＰＣＳコントローラは第１および第３のデータテーブルを含む。この第２のデータテーブルは専用タイムスロットが割り当てられた各無線加入者局と第２の電話番号とを関連付ける。第３のデータテーブルは各無線加入者局の第２の電話番号と特定の無線加入者局に割り当てられたＦＸ中継回線の専用タイムスロットとを関連付ける。無線加入者局からのオフフック信号が受信されるとＰＣＳコントローラは第１および第３のデータテーブルを参照することにより、無線加入者局が割り当てられた加入者回線にＦＸ中継回線を通して呼設定を行う。本発明の第２の実施例では通信システム内で無線内線電話サービスを提供するための別の装置が提供される。この装置は通信システムの１本以上の加入者回線に接続される移動性の属性を含む。この移動性の属性は通信トラフィックに対し１つ以上のタイムスロットを提供するＦＸ中継回線を含む。この装置は更に加入者回線とＦＸ中継回線の１つ以上の専用タイムスロットとを接続するチャンネルバンクも含む。チャンネルバンク内ではこれら専用タイムスロットの各々が特定の加入者回線に割り当てられる。装置は専用タイムスロットと通信システムの中継回線とを通信接続する無線ゲートウェイを更に含む。この無線ゲートウェイ内では専用タイムスロットの各々は無線電話システムの特定の無線加入者局に割り当てられる。この無線電話システムはＰＣＳコントローラにより通信ネットワークに接続される。専用タイムスロットが割り当てられた無線加入者の局は、そのタイムスロットが同じように有線加入者局に割り当てられている加入者回線で機能する。この装置および１つ以上の有線加入者局を加入者回線に接続することにより、１つ以上の無線加入者局を含む一組の内線電話が得られる。この無線加入者局は内線電話の組内の移動性のサポートを行う。本発明の第２の実施例の別の特徴によれば、無線ゲートウェイはＦＸ中継回線の各専用タイムスロットと無線システム内で運用中の無線加入者のうちの１つへの通信システムの中継回線を通した呼設定に使用される第１の電話番号を関連付ける第１のデータテーブルを含む。チャンネルバンクによって専用タイムスロットが捕捉されると呼設定が行われる。本発明の第２の実施例の更に別の特徴によれば、ＰＣＳコントローラは第２のデータテーブルを含む。この第２のデータテーブルは専用タイムスロットに割り当てられた各無線加入者局と第２の電話番号とを関連付ける。この第２の電話番号は無線システム内で運用中の無線加入者局からのオフフック信号を受信した時に通信ネットワークを通した無線ゲートウェイへの呼設定に使用される。本発明の第２の実施例の更に別の特徴によれば、無線ゲートウェイは第３のデータテーブルを含む。この第３のデータテーブルは無線加入者局の第２の電話番号とＦＸ中継回線の専用タイムスロットとを関連付ける。通信システムの中継回線を通して無線ゲートウェイに対する呼設定に成功すると、無線ゲートウェイは無線加入者局からのオフフック信号を受信する。第３のデータテーブルは無線加入者局の第２の電話番号と無線加入者局に割り当てられた専用タイムスロットとを関連付ける。無線ゲートウェイは第３のデータテーブルを参照することにより無線加入者局が割り当てられた加入者回線にＦＸ中継回線を通して発呼を設定する。図面の簡単な説明本発明の次の詳細な説明を添付図面を参照しながら検討すれば、本発明の上記以外の態様、利点および新規な特徴が明らかとなろう。図１は、公衆交換電話ネットワークで実施される、本発明の第１の実施例を示すブロック図である。図２は、本発明の要旨により運用されるシステムにおける、チャンネルバンクを通る通話トラフィックの図である。図３は、発呼をアナログ内線インターフェースで受信した時にチャンネルバンクによって実行されるステップを示すフローチャートである。図４は、タイムスロットをＦＸ（外部交換局）中継回線入力端で捕捉した時のＰＣＳコントローラによって実行されるステップを示すフローチャートである。図５Ａ〜５Ｅは、本発明の要旨によりＰＣＳコントローラ内に記憶されるデータテーブルを示す。図６は、ハンドセットへの発呼の設定中に無線交換機および無線ポートによって実行されるステップを示すフローチャートである。図７は、ハンドセットがオフフック状態となる時にハンドセットで実行されるステップを示すフローチャートである。図８は、呼設定リクエストが受信された時に無線交換機によって実行されるステップを示すフローチャートである。図９は、通話設定リクエストを無線交換機から受信した時にＰＣＳコントローラによって実行されるステップを示すフローチャートである。図１０は、公衆交換電話ネットワークで実施される本発明の第２の実施例を示すブロック図である。図１１Ａおよび１１Ｂは、本発明の要旨により無線ゲートウェイ内に記憶されるデータテーブルを示す。発明の詳細な説明図１は、公衆交換データネットワーク（ＰＳＴＮ）１０における本発明の実現例を示すブロック図である。ＰＳＴＮ１０の現行の端局（ＥＯ）１２は加入者に有線サービスを提供する。このＥＯ１２はアナログ電話インターフェース１４により有線電話１７およびチャンネルバンク（ＣＢ）２０に接続されており、ＣＢ２０はＦＸ中継回線２４を介してＰＣＳコントローラ２２に接続されている。ＰＣＳコントローラ２２は統合サービスデジタルネットワークの基本レートインターフェース（ＰＲＩ）２８および３０を介して無線電話システム２６に対するインターフェースを行い、ＰＲＩ２８および３０はそれぞれ無線電話システム２６の無線交換機（ＲＥ）３２および３４に接続されている。ＲＥ３２および３４はそれぞれインターフェース３６および３８を介して無線ポート（ＲＰ）４０および４２に接続されている。各ＲＰ４０および４２は自己のカバーエリアを有する。ＰＲ４０および４２はシステム内で運用される無線加入者の局に対しそれぞれ無線インターフェース４４および４５となる。図１では移動ハンドセット（ＨＳ）４６はＲＰ４０のカバーエリアで運用され、無線インターフェース４４を通してＲＰ４０と通信しているように示されている。ＥＯ１２はデュアルトーンマルチ周波数／タッチトーン（ＤＴＭＦ）信号をサポートするＰＳＴＮ１０に対する任意のブランドおよびタイプの従来のアナログ電話セットのインターフェースでよい。有線電話機１７は従来の電話機でよい。有線電話１７の代わりに内線電話として使用できる任意のタイプの有線加入者局を使用できる。ＣＢ２０はブリッジ接続されたタップ（図示せず）によりアナログ電話インターフェース１４上の現在の加入者回線（図示せず）へ接続される。いくつかのハンドセットを内線電話として使用する場合、ＣＢ２０に多数の配線をブリッジ接続できる。ＦＸ中継回線２４はＰＣＳコントローラ２２とＣＢ２０との間をＴ１接続（１．５４４Ｍｂｐｓ）する。ＰＣＳコントローラ２２はＰ６Ｅソフトウェアパッケージまたは他の任意の適当な市販の等価的ソフトウェアを使用する、エリクソン社の２／ＡＸＥ１０の記憶プログラム制御交換システムでよい。このＰＣＳコントローラ２２は無線システム２６内で運用中の無線ハンドセットに対する認証、自動登録、登録抹消、ローミングおよびハンドオーバーをサポートする。これらの機能によりＨＳ４６はＰＣＳコントローラ２２により制御される無線システム２６のカバーエリア内の完全な移動性により動き回ることができる。これら機能の実現は当業者には一般的なものであり、よく理解されているので、これ以上詳細には説明しない。無線電話システム２６はＨＳ４６がＰＣＳコントローラ２２とインターフェースできるようにする任意のタイプの無線システムでよい。エリクソン社のネットワークシステムから利用できるＤＣＴ１９００、ＤＣＴ１８００またはビジネス用無線電話システムのような無線システムまたはこれらシステムの市販されている均等物を使用することにより、１つのＲＥ４０のカバーエリアから他のＲＥ４２へローミングするような機能を提供することによって、本発明の移動性の属性の可能な利点をフルに活用できる。無線加入者ＡにＨＳ４６と有線電話１７を含む内線電話の一組が割り当てられた次の例を参照することにより、本発明をより完全に理解できよう。本発明の新規な特徴により、加入者Ａに割り当てられた内線電話の組はあたかも同じ一般のアナログ加入者回線上の内線であるかのようにシステム内で機能できるようになる。ＨＳ４６を内線電話として使用する際には、無線システム２６によって提供されるすべての機能、例えば移動性およびローミングも得られる。上記のように内線電話の組を割り当てたことを参照して本発明について説明するが、任意の数の有線電話と無線ハンドセットの組み合わせをペアとしてまたは内線電話の３つ以上のセットとして割り当てることができることも理解できよう。例えば本発明の一実施例において２つの無線ハンドセットを内線電話として機能させることが可能である。本発明はＰＳＴＮ以外の通信システムでも実施できる。例えば本発明は公衆ブランチ交換機（ＰＢＸ）内でも実施できる。次に図２を参照する。この図は、本発明の要旨に従って運用されるシステム内のチャンネルバンクを通過する通話トラフィックの説明図である。図２ではブリッジ接続されたタップ２Ｘ（図示せず）によりＣＢ２０のアナログ入力／出力Ｉ／Ｏ１ににアナログインターフェース１４が接続されている。Ｉ／Ｏ２からＩ／Ｏ２４は同様に他のアナログインターフェースに接続でき、内線電話ペアを増設したい場合、別のＣＢをパラレルに増設することによって２５本以上の回線を処理できる。ＣＢ２０のＦＸ中継回線側はＰＣＳコントローラ２２への１，５４４ＭｂｐｓのＴ１配線を通し、ＦＸ中継回線２４によりＰＣＳコントローラ２２へ接続されている。ＦＸ中継回線２４は２４個のタイムスロット２７を使ってＰＣＳコントローラ２２へ（順方向へ）送信し、このコントローラから（逆方向に）受信する。タイムスロットの各々はＣＢ２０の２４のアナログ加入者のＩ／Ｏ２５の１つに対する信号を処理する。ＣＢ２０を通しＦＸ中継回線２４上の２４個のＦＸ中継回線タイムスロット２７のうちの専用タイムスロットにアナログ加入者回線のＩ／Ｏ２５の各々を接続できる。本発明によれば、ＰＣＳコントローラ２２のデータベース内に含まれる専用ＰＣＳコントローラ電話番号（ＤＮ）およびオフフック電話番号（オフフックＤＮ）に対し専用の２４個のタイムスロット２７のうちの各１つを割り当てる。無線システムでは特定のＨＳにＤＮおよびオフフックＤＮが割り当てられる。図２に示された実施例ではアナログＩ／Ｏ１にタイムスロットＴＳ１が割り当てられ、これによりＴＳ１はアナログインターフェース１４に割り当てられる。次にＨＳ４６に割り当てられた特定のＰＣＳコントローラＤＮおよびオフフックＤＮに対しタイムスロットＴＳ１が指定される。ＰＣＳコントローラ２２は有線電話１７およびＨＳ４６が内線電話として機能するようにＤＮおよびオフフックＤＮを使ってタイムスロットＴＳ１とＨＳ４６との間の信号の向きを定める。この操作には着信呼を受信したこと、またはＨＳ４６がオフフック状態になったことを含む。加入者Ａに向けられた着信呼がＰＳＴＮ１０内で受信されるとＥＯ１２は発呼をアナログ加入者回線１４へ転送する。アナログ無線内線電話１７が鳴る。この発呼はＣＢ２０のＩ／Ｏ１でも受信される。図３は、アナログ内線インターフェース入力端で発呼が受信された時にチャンネルバンクによって実行されるステップを示すフローチャートである。ステップ３００ではＣＢ２０は空き状態である。ステップ３００においてＣＢ２０はアナログ加入者インターフェース１４にてパワー呼び出しを検出する。次にＣＢ２０はステップ３０４へ移動する。ステップ３０４にてＣＢ２０はＦＸ中継回線２４上のＰＣＳコントローラ２２の方向にアナログインターフェース１４と関連した専用タイムスロットＴＳ１の捕捉を開始する。ＣＢ２０は次にステップ３０６へ移動し、ＦＸ中継回線２４を通して、捕捉されたＴＳ１上のＨＳ４６に対する呼び出しを開始する。ＣＢ２０は呼び出しを続けながらステップ３０６で待機する。図４は、ＦＸ中継回線入力端でタイムスロットが捕捉された時に、本発明の要旨によりＰＣＳコントローラによって実行されるステップを示すフローチャートである。ステップ４００においてＰＣＳコントローラ２２はＦＸ中継回線２４上のタイムスロット２７のうちの空きタイムスロットをモニタ中である。ステップ４０２にてＰＣＳコントローラ２２はＴＳ１がＣＢ２０によって捕捉されたことを検出する。次にステップ４０４ではＰＣＳコントローラ２２がＰＣＳコントローラ２２のデータベース内に記憶されているＦＸ中継回線テーブルにアクセスすることにより、捕捉されたタイムスロットＴＳ１に関連したＤＮを識別する。図５ＡはＦＸ中継回線２４の各タイムスロットとＤＮとを関連付ける、ＰＣＳコントローラ内に記憶されているＦＸ中継回線テーブルを示す。このケースでは一例として、ＴＳ１がＤＮ１２３−４５６１に関連している。ステップ４０４にてＤＮを識別した後、プロセスはステップ４０６に移り、ＰＣＳコントローラ２２はデータベース内に記憶されたＤＮテーブルにアクセスすることによりＤＮ１２３−４５６１に関連したＨＳを識別する。図５Ｂは各ＤＮと特定のＨＳとを関連付けるＰＣＳコントローラに記憶されたＤＮテーブルを示す。ここで、上記例と連続させてＤＮ１２３−４５６１はＨＳ４６に関連している。ステップ４０６にてＤＮ１２３−４５６１に関連したＨＳをＨＳ４６と識別した後、ＰＣＳコントローラ２２はステップ４０８に移る。ステップ４０８でＰＣＳコントローラ２２はデータベース内に記憶されたＨＳテーブルにアクセスすることによりＨＳ４６の現在のＲＥロケーションを判断する。図５Ｃは各ＨＳと現在のＲＥロケーションとを関連付けるＰＣＳコントローラ２２に記憶されたＨＳテーブルを示す。この表はＨＳが移動するにつれ更新され、それらの登録ロケーションを変更する。ＰＣＳコントローラはＨＳテーブルから現在ＨＳ４６が位置するＲＥとしてＲＥ３２を識別する。ＰＣＳコントローラ２２はステップ４０８から４１０へ移り、ＲＥ３２へ割り込み発呼コマンドを送ることによりＰＲＩ２８、ＲＥ３２、インターフェース３６およびＲＰ４０を通してＨＳ４６への発呼を設定する。ＰＣＳコントローラ２２は次にステップ４１２に移り、着信呼状態となり、オフフック信号を待つ。次にＲＥ３２およびＲＰ４０はステップ４１２でＰＣＳコントローラ２２が待機する間、呼設定の制御を受ける。図６は、ＨＳへの呼設定中にＲＥおよびＲＰ内のソフトウェアによって実行されるステップを示すフローチャートである。ステップ６００ではＲＥ３２は空き状態である。ステップ６０２にてＲＥ３２はＰＲＩ２８を通しＰＣＳコントローラ２２からの割り込み発呼コマンドを受信する。ステップ６０２にて割り込み発呼コマンドを受信した後、ＲＥ３２はステップ６０４へ移り、インターフェース３６を通し、ＲＰ４０へ一斉送信アラート信号を送る。次にステップ６０６でＲＰ４０はアラート信号を一斉送信する。ＲＰ４０はアラート信号に対する応答を受信し、ステップ６０８でインターフェース３６を通し、ＲＥ３２へこの応答を送信する。ＲＥ３２はアラート信号に対する応答を受信し、次にステップ６１０へ移り、ＨＳ４６の認証を実行する。ステップ６１０におけるＨＳ４６の認証後、ＲＥ３２はステップ６１２へ移り、発呼に対しＨＳ４６へのチャンネルを割り当てる。次にＲＥ３２はステップ６１４へ移り、ＨＳ４６が発呼に応答したことを表示するオフフック信号を待つ。ステップ６１６においてＨＳ４６からのオフフック信号がＲＥソフトウェアによって受信される。ステップ６１６においてＨＳ４６からのオフフック信号を受信した後、ＲＥ３２はステップ６１８においてＰＲＩ２８を通してオフフック信号をＰＣＳコントローラ２２へ中継する。次に図４を参照する。次にプロセス制御はＰＣＳコントローラ２２へ戻される。ＰＣＳコントローラ２２は図４のステップ４１４においてＰＲＩ２８を通し、ＲＥ３６からのオフフック信号を受信する。次にＰＣＳコントローラ２２はステップ４１６へ移り、ＣＢ２０の方向にオフフック信号をＦＸ中継回線タイムスロットＴＳ１へ接続する。ステップ４１８においてＰＣＳコントローラ２２は話中状態となる。次にプロセスの制御はＣＢ２０へ戻される。再度図３を参照する。ＣＢ２０はまだ図３のステップ３０６の呼び出し状態にある。ＰＣＳコントローラ２２からのオフフック信号が受信される前にアナログ電話１７が応答した場合、ＣＢ２０はステップ３０８でアナログインターフェース１４を通してオフフック信号を受信し、ステップ３１０へ進み、純方向のタイムスロットＴＳ１の捕捉を停止する。最初にＰＣＳコントローラ２２からのオフフック信号が受信された場合、ＣＢ２０はステップ３１４において逆方向のＦＸ中継回線のタイムスロットＴＳ１でのタイムスロット信号上のオフフック信号を受信する。次にＣＢ２０はステップ３１６に移り、タイムスロットの捕捉を停止する。ＣＢ２０はステップ３１６からステップ３１８へ移り、アナログインターフェース１４上のオフフック信号を開始する。次に発呼が接続される。ＨＳ４６およびアナログ電話１７は次にこの発呼に対し内線電話の組として機能し、ＰＣコントローラ２２は内線の組に対し話中状態となる。次に図７を参照する。図７はＨＳ４６から発呼が開始された時のＨＳ４６内で実行されるステップを示すフローチャートである。ステップ７００においてＨＳ４６は空き状態である。ステップ７０２においてユーザーがオフフックすることにより発呼を開始する。ステップ７０２からステップ７０４に移り、ＲＥ３２に設定リクエストが送られる。この設定リクエストは無線システム２６に対し使用される特定タイプの無線システムで使用される手順に従って実行される。次にこの設定手順を示す。図８はＨＳ４６からの呼設定リクエストが受信された時にＲＥ３２内で実行されるステップを示すフローチャートである。ステップ８００においてＲＥ３２は空き状態であり、ステップ８０２においてＨＳ４６からの設定リクエストが受信される。ＲＥ３２は次にステップ８０４においてＲＰ４０およびインターフェース３６を介しＨＳ４６に認証コマンドを戻す。この認証は使用される無線システム２６の特定タイプに応じて決まる。ＨＳ４６は図７のステップ７０８にて認証コマンドを受信し、ステップ７１０にてＲＥ３２にこの認証応答を戻す。次にＲＥ３２は図８のステップ８０８にてこの認証応答を受信する。プロセスはステップ８０８からステップ８１０に移り、ここでＲＥ３２は発呼用のＲＦチャンネルを割り当てる。ＲＦチャンネルの割り当て後、ＲＥソフトウェアはステップ８２１へ移り、ＰＲＩ２８を介し、ＰＣＳコントローラ２２へ呼設定リクエストを送る。次に発呼開始プロセスはＰＣＳコントローラ２２へ移る。図９は呼設定リクエストが受信された時に無線交換機によって実行されるステップを示すフローチャートである。ステップ９００ではＰＣＳコントローラ２２は空き状態である。ステップ９０２にてＰＣＳコントローラ２２でＲＥ３２から送られた呼設定コマンドが受信される。次にプロセスはステップ９０４に移り、ＰＣＳコントローラ２２は呼設定によって接続されたＨＳ４６を識別する。ＨＳ４６の識別後、ＰＣＳコントローラ２２はデータベース内に記憶されたオフフックＨＳテーブルにアクセスすることによりオフフックＤＮを識別する。図５Ｅは各ハンドセットとオフフックＤＮとを関連付ける、ＰＣＳコントローラ２２内に記憶されたオフフックＨＳテーブルを示す。本例ではＨＳ４６にはオフフックＢＮ５５５−１２３４が関連している。次にＰＣＳコントローラ２２はオフフックＤＮを使ってＦＸ中継回線およびオフフックデータテーブル内のＨＳ４６に関連したＦＸ中継回線上のタイムスロットを識別する。図５Ｄは各オフフックＤＮとＦＸ中継回線上のタイムスロットとを関連付けるＰＣＳコントローラソフトウェア内に記憶されたオフフックＤＮテーブルを示す。上記例と続いて、オフフックＤＮ５５５−１２３４はＦＸ中継回線２４上のタイムスロット１に関連している。次にＰＣＳコントローラ２２はステップ９０８に移り、ＨＳ４６とＦＸ中継回線２４上のＴＳ１との接続を開始する。ＨＳ４６とＦＸ中継回線２４との接続後、ＰＣＳソフトウェアはステップ９１０に移り、ＦＸ中継回線２４上で逆方向にＴＳ１を捕捉する。ＰＣＳコントローラ２２は次にステップ９１２で発信呼状態となる。次にプロセスは図８に移り、ここでＲＥ３２はステップ８１４で発信呼状態となる。次にＦＸ中継回線２４、ＰＣＳコントローラ２２、ＲＥ３２、ＲＰおよび無線チャンネル４４を介してＨＳ４６でダイヤルトーンが受信される。次にユーザーは図７のステップ７１４でキーパッド入力を行うことができ、このキーパッド入力はステップ８１６でＲＥ３２に転送される。キーパッド入力の受信後、ＲＥ３２はステップ８１８へ移り、ここでキーパッド入力はＤＴＭＦに変換され、ＲＰＩ２８、ＰＣＳコントローラ２２、ＦＸ中継回線２４、ＣＢ２０およびアナログインターフェース１４を介して現在の端局ＥＯ１２に送られる。次にこの発呼はＥＯ１２によって処理され接続される。次にアナログ電話１７およびＨＳ４６は発信呼時に内線電話の組として機能する。本発明の第２の実施例では、無線内線ゲートウェイ（ＷＧＷ）を使ってＦＸ中継回線上の専用タイムスロットと無線ネットワーク内で運用中のＨＳ用の関連するＤＮ番号とを接続する機能を実行するように、内線電話サービスを実施する。このＷＧＷはＰ６Ｅソフトウェアパッケージまたは他の任意の適当な市販の均等ソフトウェアを使ったエリクソン社の２／ＡＸＥ１０の記憶プログラム制御交換システムでよい。図１０は公衆交換電話ネットワークで実施される本発明の第２の実施例を示すブロック図である。この第２の実施例はほぼ第１の実施例と同じように機能するが、着信呼時に専用タイムスロットとＨＳ用ＤＮとを関連付ける機能および発信呼時に特定のＨＳとオフフックＤＮを関連付ける機能がＰＣＳコントローラから除かれており、これら機能をＷＧＷで実行する点が異なっている。図１０においてＷＧＷ１０００はＦＸ中継回線１０１２を介してチャンネルバンク（ＣＤ）１００２に接続されており、次にＰＳＴＮ−中継回線１０１０を介してＰＳＴＮ１０１６に接続されている。ＣＢ１００２はアナログ電話インターフェース１０２４によりＰＳＴＮ１０１６の端局（ＥＯ）に接続されている。このアナログインターフェース１０２４には有線電話１０２２が接続されており、無線システム１００８を制御するＰＣＳコントローラ１００６がＰＳＴＮ−中継回線１０２０を介して従来通りＰＳＴＮ１０１６に接続されている。このＰＣＳコントローラ１００６はＰ６Ｅソフトウェアパッケージまたは他の任意の適当な市販の均等ソフトウェアを使ったエリクソン社の２／ＡＸＥ１０の記憶プログラム制御交換システムでよい。無線電話システム１００８は図１で説明した無線電話システム２６と同じものでよい。ＥＯ１０１８を構成するのに使用される機器は、デュアルトーンのマルチ周波数／タッチトーン（ＤＴＭＦ）信号をサポートするＰＳＴＮ１０１６に対する任意のブランドおよびタイプの従来のアナログ電話セットインターフェースでよい。有線電話１０２２は従来の電話でよい。ＣＢ１００２はブリッジ接続されたタップ（図示せず）によりアナログ電話インターフェース１０２４内の現在の加入者回線に接続される。多数のハンドセットを内線電話として使用できるようにするために、ＣＢ１００２にて多数の配線をブリッジ接続できる。ＣＢ１００２の反対側はＷＧＷ１０００に対するＴ１配線（１．５４４Ｍｂｐｓ）を通してＦＸ中継回線１０１２を使用する。図１０に示された第２の実施例は図１に示された実施例によって提供される内線サービスを同じ内線サービスを提供し、この場合、ＨＳ１０１４およびアナログ電話１０２２は内線電話として機能する。アナログインターフェース１０２４で発呼が受信されると、ＣＢ１００２はアナログインターフェース１０２４でパワー呼び出しを検出し、ＷＧＷ１０００に向かう順方向へのタイムスロットＴＳ１をＦＸ中継回線１０１２で捕捉する。ＷＧＷ１０００はＴＳ１の捕捉を認識する。次にＷＧＷ１０００はＦＸ中継回線テーブルにアクセスし、ＴＳ１に関連するＤＮを判断する。図１１ＡはＷＧＷのＦＸ中継回線テーブルを示すものである。本例ではＴＳ１はＤＮ５００−１２３− ４５６１に関連している。ＷＧＷ１０００はＰＳＴＮ１００４を通し、ＰＳＴＮ −中継回線１０１０を通してＤＮ５００−１２３−４５６１に対する発呼を設定する。ＰＳＴＮ１０１６は呼設定を受信し、ＰＣＳコントローラ１００６および無線システム１００８によるＰＳＴＮ中継回線１０２０を介したＨＳ１０１４への発呼を開始する。ＨＳ１０１４が応答のためオフフック状態となると、ＰＳＴＮ中継回線１０１０を通してＰＳＴＮ１０１６によりＷＧＷ１０００にオフフック信号が転送される。このオフフック信号がＰＳＴＮ１０１６から受信されるとＷＧＷ１０００はＰＳＴＮ−中継回線１０１０をＦＸ中継回線１０１２にスルー接続し、ＦＸ中継回線１０１２のＴＳ１上のオフフック信号をＣＢ１００２へ送る。ＣＢ１００２は第１の実施例で説明したようにＴＳ１の捕捉を停止し、オフフック信号をアナログ電話インターフェース１０２４へ切り替える。次にＨＳ１０１４は発呼に接続され、電話１０２２およびＨＳ１０１４は内線電話として機能する。ユーザーがＨＳ１０１４からの呼設定リクエストを開始すると、ＰＣＳコントローラ１００６はＰＣＳコントローラ１００６のデータベース内に記憶されているオフフックＨＳ−テーブルにアクセスすることにより、フフックＤＮ番号として使用されているＰＳＴＮ１００４のＤＮ番号へ、無線システム１００８から受信された呼設定リクエストをルーティングする。このオフフックＤＮ番号はＰＳＴＮ１００４を通ってＷＧＷ１０００に到達し、本発明の第１の実施例の場合のようにＰＣＳコントローラ内の内部アドレスとしては使用されない。オフフックＨＳテーブルにアクセスする別の方法として、ＨＳ１０１４はメモリ内にオフフックＤＮを含み、オフフック状態となった時にＰＳＴＮ１０１６を通してＷＧＷ１０００に呼設定をリクエストできる。ＷＧＷ１０００がＰＳＴＮ中継回線１０１０上の上記別の手段のいずれかにより行われる発呼を受信すると、受信されたオフフックＤＮ番号はＷＧＷ１０００のデータベース内に含まれているオフフックＤＮテーブル内でインデックスとして使用され、発呼をＦＸ中継回線１０１２上のＴＳ１に接続するかどうかを判断する。図１１ＢはＷＧＷに含まれるＤＮテーブルを示す。本例ではオフフックのＤＮ５８３−５５５−１２３４はＦＸ中継回線１０１２およびＦＸ中継回線１０１２のＴＳ１に関連している。次にＷＧＷ１０００はＣＢ１００２に向かう逆方向にＦＸ中継回線１０１２のＴＳ１に捕捉信号を送る。次にＣＢ１００２はＴＳ１をアナログインターフェース１０２４へ接続し、ＷＧＷ１０００でオフフック信号が受信される。次にＷＧＷ１０００は順方向のＴＳ１をＰＳＴＮ−中継回線上のタイムスロットとスルーコネクトし、ＨＳ４６は第１の実施例で説明したようにダイヤルトーンを受信する。次にＨＳ４６はＨＳ４６および有線電話１０２２が内線電話として機能する状態で発呼を開始できる。上記のように本発明は移動無線電話を内線電話として使用できるようにする装置を提供するものである。当業者であれば本発明は無線電話システムを実現できるすべてのタイプの通信ネットワークに対する用途を有し、本発明の多数の変形が可能であることが明らかであろう。従って、これまでの説明から本発明の作動および構造が明らかとなったと考える。このシステムおよび方法を特定の実施例として示し、説明したが、請求の範囲に記載した本発明の要旨および範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更を行うことができることが容易に明らかとなろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年６月１２日【補正内容】９．前記無線ゲートウェイが、前記専用タイムスロットの各々と１つ以上の第１の電話番号のうちの１つとを関連付ける第１のデータベースを含み、前記第１の電話番号の各々が前記ＰＳＴＮ中継回線を通して前記無線加入者局のうちの１つに対する呼設定に使用される、請求項７記載のシステム。１０．前記ＰＣＳコントローラが前記第２の加入者局の各々と１つ以上の第２の電話番号のうちの１つとを関連づける第２のデータテーブルを含み、前記第２の電話番号の各々が前記無線加入者局のうちの１つからの呼設定に使用され、前記無線ゲートウェイが更に前記第２の電話番号の各々と前記専用タイムスロットのうちの１つとを関連づける第３のデータテーブルを含み、前記専用タイムスロットの各々が前記無線加入者局のうちの１つからの呼設定に使用される、請求項９記載のシステム。１１．各々が前記加入者回線の１つに接続された１つ以上の有線加入者局を更に含み、前記無線加入者局の少なくとも１つおよび前記有線加入者のうちの少なくとも１つが、一組の内線電話として機能する、請求項７記載のシステム。１２．前記無線電話システムが、各々が前記ＰＣＳコントローラに接続された１つ以上の無線交換機と、各々が前記無線交換機の１つ以上に接続され、所定のカバーエリアを有し、このカバーエリア内に位置する前記無線加入者局の交換機に対する無線インターフェースとなる１つ以上の無線ポートとを備えた、請求項７記載のシステム。１８．前記チャンネルバンクにおいて、逆方向の前記専用タイムスロット上の前記第１のオフフック信号を受信する工程と、順方向の前記タイムスロットの捕捉を終了する工程と、前記アナログインターフェース上の前記第１のオフフック信号を開始する工程とを更に含む、請求項１７記載の方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．１つ以上の加入者回線を含む通信ネットワークにおいて、前記加入者回線に接続された通信インターフェースと、無線電話システムと、該無線電話システム内で運用される１つ以上の無線加入者局と、前記通信インターフェースと前記無線電話システムとの間に接続され、前記通信インターフェースと前記無線電話システムとの間の通信接続を行うＰＣＳコントローラとを備え、前記無線加入者局の各々が前記加入者回線のうちの１つに関連する、移動性の属性を提供するためのシステム。２．前記通信インターフェースが前記ＰＳコントローラに接続され、通信トラフィックのための１つ以上のタイムスロットを提供するＦＸ中継回線と、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線との間に接続され、前記加入者回線の各々と前記ＦＸ中継回線の前記タイムスロットのうちの１つ以上の専用タイムスロットとを通信接続するチャンネルバンクとを含み、前記通信インターフェースと前記無線電話システムとの間の前記通信接続が、前記専用タイムスロットと前記無線電話システムとの接続を含む、請求項１記載のシステム。３．前記ＰＣＳコントローラが更に、前記専用タイムスロットの各々と１つ以上の第１の電話番号のうちの１つとを関連付ける第１のデータベースを含み、前記第１の電話番号の各々が前記無線加入者局のうちの１つに対する呼設定に使用される、請求項２記載のシステム。４．前記ＰＣＳコントローラが更に、前記無線加入者局の各々と１つ以上の第２の電話番号のうちの１つとを関連付ける第２のデータベースを含み、前記第２の電話番号の各々が前記無線加入者局のうちの１つからの呼設定に使用され、更に前記第２の電話番号の各々と前記専用タイムスロットのうちの１つとを関連付ける第３のデータテーブルを備え、前記専用タイムスロットの各々が前記無線加入者局のうちの１つからの呼設定に使用される請求項３記載のシステム。５．各々が前記加入者回線の１つに接続された１つ以上の有線加入者局を更に含み、前記無線加入者局の少なくとも１つおよび前記有線加入者のうちの少なくとも１つが、一組の内線電話として機能する、請求項１記載のシステム。６．前記無線電話システムが、各々が前記ＰＣＳコントローラに接続された１つ以上の無線交換機と、各々が前記無線交換機の１つ以上に接続され、所定のカバーエリアを有し、このカバーエリア内に位置する前記無線加入者局の交換機に対する無線インターフェースとなる１つ以上の無線ポートとを備えた、請求項１記載のシステム。７．１つ以上の加入者回線を含む通信ネットワークにおいて、前記通信ネットワークに接続されたＰＣＳコントローラと、該ＰＣＳコントローラに接続された無線電話システムと、前記無線電話システム内で運用される１つ以上の無線加入者局と、前記通信ネットワークに接続された第１の通信インターフェースと、前記通信ネットワークに接続された第２の通信インターフェースと、前記第１の通信インターフェースと前記第２の通信インターフェースとの間に接続され、前記第１の通信インターフェースと前記無線電話システムとの間を通信接続する無線ゲートウェイとを備え、前記無線加入者局の各々が前記加入者回線のうちの１つに関連する、移動性の属性を提供するためのシステム。８．前記通信インターフェースが前記無線ゲートウェイに接続され、通信トラフィックのための１つ以上のタイムスロットを提供するＦＸ中継回線と、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線との間に接続され、前記加入者回線の各々と前記ＦＸ中継回線の前記タイムスロットのうちの１つ以上の専用タイムスロットとを通信接続するチャンネルバンクとを含み、前記第２通信インターフェースがＰＳＴＮ中継回線を含み、更に前記通信インターフェースと前記無線電話システムとの間の前記通信接続が、前記専用タイムスロットと前記無線電話システムとの接続を含む、請求項７記載のシステム。９．前記無線ゲートウェイが、前記専用タイムスロットの各々と１つ以上の第１の電話番号のうちの１つとを関連付ける第１のデータベースを含み、前記第１の電話番号の各々が前記ＰＳＴＮ中継回線を通して前記無線加入者局のうちの１つに対する呼設定に使用される、請求項６記載のシステム。１０．前記ＰＣＳコントローラが前記第２の加入者局の各々と１つ以上の第２の電話番号のうちの１つとを関連づける第２のデータテーブルを含み、前記第２の電話番号の各々が前記無線加入者局のうちの１つからの呼設定に使用され、前記無線ゲートウェイが更に前記第２の電話番号の各々と前記専用タイムスロットのうちの１つとを関連づける第３のデータテーブルを含み、前記専用タイムスロットの各々が前記無線加入者局のうちの１つからの呼設定に使用される、請求項９記載のシステム。１１．各々が前記加入者回線の１つに接続された１つ以上の有線加入者局を更に含み、前記無線加入者局の少なくとも１つおよび前記有線加入者のうちの少なくとも１つが、一組の内線電話として機能する、請求項７記載のシステム。１２．前記無線電話システムが、各々が前記ＰＣＳコントローラに接続された１つ以上の無線交換機と、各々が前記無線交換機の１つ以上に接続され、所定のカバーエリアを有し、このカバーエリア内に位置する前記無線加入者局の交換機に対する無線インターフェースとなる１つ以上の無線ポートとを備えた、請求項７記載のシステム。１３．端局に接続された加入者回線と、データトラフィックのための１つ以上のタイムスロットを順方向および逆方向に提供するＦＸ中継回線と、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線との間に接続され、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線の前記１つ以上のタイムスロットのうちの専用タイムスロットとを通信接続数チャンネルバンクと、無線電話システムと該無線電話システム内で運用される無線加入者局と、前記ＦＸ中継回線と前記無線電話システムとの間に接続されたＰＣＳコントローラとを含む通信ネットワークにおいて、前記加入者回線上の発呼を受信する工程と、前記チャンネルバンクにおいて前記ＦＸ中継回線の前記専用タイムスロットを順方向に捕捉する工程と、前記ＰＣＳコントローラにおいて順方向の前記専用タイムスロットの捕捉を検出する工程と、前記ＰＣＳコントローラの第１のデータベース内に含まれたＦＸ中継回線テーブルにアクセスし、前記タイムスロットに関連した電話番号を識別する工程と、前記ＰＣＳコントローラの第２のデータベース内に含まれたＤＮテーブルにアクセスし、前記無線加入者局を前記電話番号に関連したものと識別する工程と、前記ＰＣＳコントローラの第３のデータベース内に含まれたＨＳテーブルにアクセスし、前記無線加入者局が登録されている無線交換機を識別する工程と、前記ＰＣＳコントローラから前記無線電話システムを通り、前記無線加入者局に対する呼設定を開始する工程と、前記ＰＣＳコントローラにおいて前記第２の加入者局からの第１のオフフック信号を受信し、前記第１のオフフック信号を前記専用タイムスロットに接続する工程と、前記ＦＸ中継回線上で前記ＰＣＳコントローラから前記チャンネルバンクへの逆方向の前記専用タイムスロットで前記第１のオフフック信号を送信する工程とを備えた、前記通信システムに移動性の属性を提供するための方法。１４．前記チャンネルバンクにおいて、逆方向の前記専用タイムスロット上の前記第１のオフフック信号を受信する工程と、順方向の前記専用タイムスロットの捕捉を終了する工程と、前記アナログインターフェース上の前記第１のオフフック信号を開始する工程とを更に含む、請求項１３記載の方法。１５．前記通信ネットワークが前記加入者回線に接続された有線加入者局を更に含む、請求項１３記載の方法であって、前記チャンネルバンクにおいて前記加入者回線上の前記有線加入者局からの第２のオフフック信号を受信する工程と、順方向の前記専用タイムスロットの捕捉を終了する工程を更に含む方法。１６．端局に接続された加入者回線と、データトラフィックのための１つ以上のタイムスロットを順方向および逆方向に提供するＦＸ中継回線と、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線との間に接続され、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線の前記１つ以上のタイムスロットのうちの専用タイムスロットとを通信接続数チャンネルバンクと、無線電話システムと該無線電話システム内で運用される無線加入者局と、前記ＦＸ中継回線と前記無線電話システムとの間に接続されたＰＣＳコントローラとを含む通信ネットワークにおいて、前記ＰＣＳコントローラにおいて前記無線加入者局からのオフフック信号を受信する工程と、前記ＰＣＳコントローラのデータベース内に含まれるオフフックＨＳテーブルにアクセスし、前記無線加入者局に関連したオフフック電話番号を識別する工程と、前記ＰＣＳコントローラのデータベース内に含まれるオフフックＤＮテーブルにアクセスし、前記オフフックＤＮ番号に関連した前記専用タイムスロットを識別する工程と、前記無線加入者局と前記ＦＸ中継回線との間の接続を開始し、前記ＰＣＳコントローラにおいて逆方向の前記専用タイムスロットを捕捉する工程と、前記チャンネルバンクにおいて前記オフフック信号を前記加入者回線に切り替える工程と、前記無線加入者局においてダイヤルトーンを受信する工程とを備えた、前記通信システムに移動性の属性を提供するためのシステム。１７．端局に接続された加入者回線と、無線電話システムと、該無線電話システム内で運用される無線加入者局と前記無線電話システムを前記通信ネットワークに接続するＰＣＳコントローラと、データトラフィックに対する１つ以上のタイムスロットを順方向および逆方向に提供するＦＸ中継回線と、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線との間に接続され、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線の前記１つ以上のタイムスロットの専用タイムスロットとを通信接続するチャンネルバンクと、前記ＦＸ中継回線と前記ネットワークのＰＳＴＮ中継回線との間に接続された無線ゲートウェイとを備えた通信ネットワークにおいて、前記加入者回線上の発呼を受信する工程と、前記チャンネルバンクにおいて前記ＦＸ中継回線の前記専用タイムスロットを順方向に捕捉する工程と、前記無線ゲートウェイにおいて順方向の前記専用タイムスロットの捕捉を検出する工程と、前記ワイヤレスゲートウェイのデータベース内に含まれたＦＸ中継回線テーブルにアクセスし、前記無線電話システム内の前記無線加入者局に関連し、前記専用タイムスロットに関連する電話番号を識別する工程と、前記ＰＳＴＮ中継回線上の前記無線ゲートウェイから前記電話番号への発呼を開始する工程と、前記ワイヤレスゲートウェイにおいて前記無線加入者局からの第１のオフフック信号を受信し、前記オフフック信号を前記専用タイムスロットに接続する工程と、前記無線ゲートウェイから前記チャンネルバンクへの逆方向の前記専用タイムスロットで前記第１のオフフック信号を送信する工程とを備えた、移動性の属性を提供する方法。１８．前記チャンネルバンクにおいて、逆方向の前記専用タイムスロット上の前記第１のオフフック信号を受信する工程と、順方向の前記タイムスロットの捕捉を終了する工程と、前記アナログインターフェース上の前記第１のオフフック信号を開始する工程とを更に含む、請求項１８記載の方法。１９．前記通信ネットワークが前記加入者回線に接続された有線加入者局を更に含む、請求項１８記載の方法であって、前記チャンネルバンクにおいて前記加入者回線上の前記有線加入者局からの第２のオフフック信号を受信する工程と、順方向の前記専用タイムスロットの捕捉を終了する工程を更に含む方法。２０．端局に接続された加入者回線と、無線電話システムと、該無線電話システム内で運用される無線加入者局と前記無線電話システムを前記通信ネットワークに接続するＰＣＳコントローラと、データトラフィックに対する１つ以上のタイムスロットを順方向および逆方向に提供するＦＸ中継回線と、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線との間に接続され、前記加入者回線と前記ＦＸ中継回線の前記１つ以上のタイムスロットの専用タイムスロットとを通信接続するチャンネルバンクと、前記ＦＸ中継回線と前記ネットワークのＰＳＴＮ中継回線との間に接続された無線ゲートウェイとを備えた通信ネットワークにおいて、前記ＰＣＳコントローラにおいて前記第２加入者局からのオフフック信号を受信する工程と、前記ＰＣＳコントローラのデータベース内に含まれるオフフックＨＳテーブルにアクセスし、前記第２局に関連したオフフック電話番号を識別する工程と、前記ＷＧＷにおいて前記第２加入者局から前記オフフック電話番号の発呼を受信する工程と、前記ＷＧＷのデータベース内に含まれるオフフックＤＮテーブルにアクセスし、前記オフフック電話番号に関連した前記タイムスロットを識別する工程と、前記ＷＧＷにおいて前記ＦＸ中継回線に前記発呼を接続する工程と、前記ＷＧＷにおいて逆方向の前記タイムスロットを捕捉する工程と、前記第２の加入者局においてダイヤルトーンを受信する工程とを備えた、移動性の属性を提供する方法。